JP6567868B2 - 羽根駆動装置、及びシャッタ装置、並びに撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光が通過する経路に出入りする羽根を駆動する羽根駆動装置、及びこの羽根駆動装置を備えたシャッタ装置、並びに羽根駆動装置を備えた撮像装置に関する。
カメラ用レンズシャッタとしては、シャッタ羽根が撮影レンズの近接位置に配置され、円形の撮影光路用開口をシャッタ羽根によって開閉する構造が知られている(特許文献1参照)。この特許文献1のカメラ用羽根駆動機構では、主地板に長孔が設けられ、その長孔内を回転子の出力ピンが往復動作して、その出力ピンに係合したシャッタ羽根が主地板上を往復動作し、シャッタ羽根の閉じ作動又は開き作動の各終了段階においてシャッタ羽根を羽根ストッパに当接させて静止させる構造を有する。
特開2005−24640号公報
上記特許文献1のようなカメラ用羽根駆動装置では、主地板に設けられた長孔の端部に出力ピンを当接させる構造であるため、その当接時の衝撃がシャッタ羽根に伝達されてシャッタ羽根の動作が安定しない、いわゆるバウンド動作が発生してしまう。
本発明は、バウンド動作を低減した羽根駆動を実現できる羽根駆動装置及びシャッタ装置並びに撮像装置を提供する。
本発明の羽根駆動装置は、光が通過する開口部を形成する開口形成部材と、前記開口部に出入りする羽根と、前記羽根を駆動する羽根駆動手段と、を備え、前記羽根駆動手段は、前記羽根と係合する係合部を有する係合動作部を所定の範囲内で往復動作させて前記羽根を前記開口部に出入りさせ、さらに、前記係合部が往復動作する往動及び復動のそれぞれの折り返し時のみにおいて当接する当接端部を有する可動部材と、前記可動部材の移動を案内する案内部と、前記係合部が当接した際の前記可動部材の移動を停止させるストッパと、を有し、前記可動部材が、前記係合部からの当接力を受けて前記案内部に案内されて移動する際に、前記案内部は、前記可動部材を前記ストッパへ向けて直線移動するように案内することを特徴とする。
かかる本発明の態様によれば、係合動作部が可動部材に接触したときに可動部材も一時的に移動し、係合動作部に加わる衝撃がその動作停止前に緩和されるため、バウンド動作が低減される。
また、上記本発明では、前記当接端部は、前記係合部の移動方向に対して傾斜した傾斜部であることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、当接端部が傾斜部であるため、係合部が当接端部に当接した際に、係合動作部に加わる衝撃を更に緩和されるため、バウンド動作が有効に低減される。
また、上記本発明では、前記可動部材は、前記係合動作部の前記係合部が挿入され、且つ前記当接端部を形成する貫通孔が設けられた板状部材であることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、係合動作部の係合部が板状部材の貫通孔に当接し、そのとき板状部材がスライド移動するため、係合動作部に加わる衝撃を緩和できる。
また、上記本発明では、前記係合動作部の前記係合部が挿入配置され、前記係合部の移動方向において前記貫通孔よりも実質的に大きい孔である挿入孔が前記開口形成部材に設けられ、前記可動部材は、前記貫通孔が前記挿入孔に対して連通するように前記開口形成部材上に配置され、前記可動部材の両端部は、前記係合部の移動方向における前記挿入孔の開口周縁部に重畳していることを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、往復動作する係合動作部の係合部が、開口形成部材に形成された挿入孔の端部に当接することなく、可動部材の貫通孔の端部に当接され、係合動作部に加わる衝撃がその動作停止前に緩和されるため、バウンド動作が低減される。
また、上記本発明では、前記開口形成部材のうち前記羽根が走行する側の一方面とは反対の他方面側には、前記係合動作部を回動させる駆動手段が配置され、前記ストッパは、前記開口形成部材の前記他方面に設けられ、前記可動部材は、前記開口形成部材の前記他方面と前記駆動手段との間に配置されたことを特徴とする。
かかる本発明の態様によれば、羽根の走行と可動部材の移動との物理的な干渉が防止される。
また、上記本発明では、前記可動部材は、前記開口形成部材の前記他方面に設けられた凹部内に配置され、前記ストッパは、前記凹部の内壁で形成されたことを特徴としてもよい。
かかる本発明の態様によれば、可動部材を開口形成部材の凹部内に配置することで、小型化を図ることができる。
なお、本発明では、上述した羽根駆動装置を備えたシャッタ装置、又は上述した羽根駆動装置を備えた撮像装置についても広く適用可能である。
かかる本発明の態様によれば、羽根(シャッタ羽根)に対するバウンド動作の影響を低減し、高品質な撮影を可能とするシャッタ装置、カメラ等の撮像装置を実現できる。
本発明によれば、バウンド動作を低減した羽根駆動を実現できる羽根駆動装置及びシャッタ装置並びに撮像装置を実現できる。
本発明の実施形態1に係る光量調節装置(羽根駆動装置)の分解斜視図。 図1の光量調節装置の主要部分を示す外観平面図。 図2の光量調節装置の展開断面図(A−A断面)。 図2の光量調節装置の展開断面図(B−B断面)。 図1のシャッタ羽根が開動作で開口部を開状態とした平面図。 図1のシャッタ羽根が閉動作で開口部を閉状態とした平面図。 可動部材と地板の関係を示す詳細図。 図1のシャッタ羽根が開動作で開口部を開状態としたときの可動部材、ロータ駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 駆動ピンが可動部材の開き側の当接端部に当接した状態の可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 駆動ピンが可動部材の閉じ側の当接端部に当接した状態の可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 図1のシャッタ羽根が閉動作で開口部を閉状態としたときの可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 本発明の他の実施形態に係る光量調節装置(羽根駆動装置)における可動部材と駆動ピンの当接部に傾きを持たせた際のシャッタ羽根が開動作で開口部を開状態としたときの当接部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 本発明の他の実施形態に係る光量調節装置(羽根駆動装置)における可動部材と駆動ピンの当接部に傾きを持たせた際の駆動ピンが可動部材の開き側の当接端部に当接した状態の可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 本発明の他の実施形態に係る光量調節装置(羽根駆動装置)における可動部材と駆動ピンの当接部に傾きを持たせた際の駆動ピンが可動部材の閉じ側の当接端部に当接した状態の可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。 本発明の他の実施形態に係る光量調節装置(羽根駆動装置)における可動部材と駆動ピンの当接部に傾きを持たせた際のシャッタ羽根が閉動作で開口部を閉状態とした可動部材、駆動ピン、地板、シャッタ羽根の関係を示す詳細図。
本発明の羽根駆動装置は、光が通過する開口部に対して羽根を高精度又は安定的に出入りさせるべく、羽根と係合して羽根に動力伝達するための係合動作部の一部を一時的に可動部材に当接させ、その衝撃で可動部材を所定の可動域内で作動させる構成とし、可動部材の移動によって係合動作部に加わる衝撃を緩和し、羽根又は係合動作部のバウンド動作を低減するものである。
より詳細には、光が通過する開口部を形成する開口形成部材と、開口部に出入りする羽根と、羽根を駆動する羽根駆動手段と、を備えた羽根駆動装置に関する。羽根駆動手段は、羽根と係合する係合部を有する係合動作部を所定の範囲内で往復動作させ、開口部を通過する光を調節するときに、係合動作部からの動力を受けて羽根を開口部に出入りさせる。
このような構成の羽根駆動装置には、往復動作する係合動作部の係合部が折り返し時において当接する当接端部を有する可動部材が、係合部からの当接力を受けて移動自在に設けられる。
そして、本発明の羽根駆動装置では、係合動作部の係合部が可動部材に当接した際の可動部材の移動をストッパによって停止させ、その移動停止した可動部材における当接端部が、折り返し時における係合動作部の停止位置を実質的に規定する。
つまり、本発明において、上述した可動部材は、係合動作部が当接するとこれに連動することから、係合動作部に加わる衝撃を一時的に緩和(吸収)、すなわち、係合動作部の移動速度を減速させる可動型のブレーキ部材(衝撃吸収部材)となり、その後、その移動範囲を制限するストッパに当接して移動停止することから、最終的に係合動作部を受け止めて係合動作部の動作を停止させるための部材となる。そのため、ストッパを設けた位置、より具体的には、可動部材がストッパに接触して動作停止した位置での当接端部が、往復動作する係合動作部の折り返し位置(例えば、メカ的な端部/メカ端)を定める。
このような本発明の羽根駆動装置によれば、係合動作部が可動部材に接触したときに可動部材も一時的に移動し、係合動作部に加わる衝撃がその動作停止前に実質的に緩和されるため、羽根に伝わるバウンド動作を有効に低減できる。
なお、このような可動部材は、係合動作部の係合部が当接する当接端部を有するが、その当接端部は、係合部の当接方向に対して傾斜した傾斜部とするのがよい。これにより、係合動作部の係合部が可動部材の当接端部(傾斜部)に当接して、そのときの衝撃が実質的に受け流されるため、例えば、傾斜部の傾斜角度等によって、係合動作部の係合部が可動部材に当接した際の衝撃度合いを調整できる。このとき、可動部材は、その可動方向を一方向とするため、例えば、ガイド壁やレール壁などの案内部を使って移動方向を制限するのがよい。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係るカメラ用シャッタ装置の一実施形態の全体を示すものである。このカメラ用シャッタ装置は、図示するように、露光用の開口部10aが形成された地板(開口形成部材)10、および、この地板10の開口部10aに連通する開口部30aを有する押え板(開口形成部材)30と、開口部10a,30aとの間に出入りするシャッタ羽根20と、シャッタ羽根20を駆動する電磁駆動源としての電磁アクチュエータ40を備えている。なお、地板10と押え板30とは、ビス31a,31b,31cによって固定される。
地板10の一方面側には、図1に示すように、露光用の開口部10a、第1及び第2シャッタ羽根21,22を支持する支軸10b,10c、第1及び第2シャッタ羽根21,22が開きまたは閉じ側に移動する際に所定以上の移動を規制する規制部材としてストッパ10d,10e,10f,10gが形成されている。一方、この地板10の他方面側には、電磁アクチュエータ40が配置される。この電磁アクチュエータ40は、ビス45a,45bによって地板10に固定される。
電磁アクチュエータ40は、図1に示すように、N極およびS極に着磁されかつ所定の角度範囲を回転自在に支持されたロータ41と、励磁用のコイル42と、磁気回路を形成するヨーク43、等により形成されている。ロータ41には、回転中心とは非同軸位置においてシャッタ羽根21,22に連結される駆動ピン41aが一体的に形成されている。
第1及び第2シャッタ羽根21,22は、図1、図5、図6に示すように、羽根の基端部側が重畳され、詳細は後述するが電磁アクチュエータ40と接続されて、ほぼ同時に可動するように構成されている。このような第1シャッタ羽根21、第2シャッタ羽根22には、各々円孔21a,22aと長孔21b,22bが形成されている。
円孔21a,22aには地板10の支軸10b,10cが挿入され、第1シャッタ羽根21、第2シャッタ羽根22は回転自在に支持されている。長孔21b,22bには、電磁アクチュエータ40が有するロータ41の駆動ピン41aが挿入されている。
すなわち、ロータ41が回転することにより、第1及び第2シャッタ羽根21,22は、例えば、本実施形態では、図5に示す待機位置から図6に示すように閉じ動作に至り、再び待機位置に戻るように、お互いに近接および離隔するように回動して、両者の協働作業により開口部10a,30aを開放(全開)及び閉鎖(全閉)するようになっている。
また、図2に示す全開位置の状態から、電磁アクチュエータ40のコイル42に駆動パルス信号が通電されると、この通電によりロータ41が回転する。すると、駆動ピン41aが回動し、長孔21bを介して第1シャッタ羽根21が回動され、駆動ピン41aは長孔21bの縁を沿うように回動する。同時に、長孔22bを介して第2シャッタ羽根22も回動され、駆動ピン41aは長孔22bの縁を沿うように回動する。
次に、回動駆動の動作開始から停止までの流れを説明する。図9、図10に示すように第1及び第2シャッタ羽根21,22が開口部10a,30aを開放及び閉鎖する過程において、これら第1及び第2シャッタ羽根21,22に動力を伝達するロータ41の駆動ピン41aが、可動部材46に対して一時的に当接するよう構成されている。
詳細には、可動部材46は、地板10のうち他方面側、すなわち、電磁アクチュエータ40が配置された面側に設けられている。そして、この可動部材46は、例えば、本実施形態では板状部材から形成され、その厚さ方向に貫通する貫通孔46を有する。この貫通孔46には、上述した駆動ピン41aが挿入される。
これにより、電磁アクチュエータ40の駆動によりロータ41が回動し、その回動動作の過程で、駆動ピン41aが貫通孔46aの端部(当接端部46a,46b)に当接する。詳細には、可動部材46は、図9、図10に示すように閉じ動作の際は駆動ピン41aと閉じ側の当接端部46aと当接し、開き動作の際は駆動ピン41aと開き側の当接端部46bと当接する構成となっている。
また、図7に示すように当接部材46は地板10のガイド部10k,10m,10n,10p内に配置されており、可動部材46の側面である摺動部A 46e、摺動部B 46fと摺動する構成になっている。すなわち、可動部材46は、上記地板10のガイド部10k等に沿って一方向に可動する。したがって、駆動ピン41aが当接端部46a,46bと当接すると、可動部材46がガイド部10k等に沿って移動する。
これらの構成により、駆動ピン41aが当接した可動部材46は、図8、図11に示すように、地板10のガイド部10k,10m,10n,10pと可動部材46の側面である摺動部A 46e、摺動部B 46fに沿って、駆動ピン41aからの動力を受けて直線移動する。
例えば、羽根閉じ動作では地板10に設置されたストッパ10h、羽根開き動作では図4に示すようにヨーク押え部材44にされたストッパ44aに可動部材46の閉じ側端部46c、開き側端部46dがそれぞれ当接することで、可動部材46及びロータ41が停止し、係合している第1及び第2シャッタ羽根21,22も同時期に停止する。
つまり、可動部材46が上記ストッパ10h,44aに当接する位置が、駆動ピン41aの往復動作に伴う実質的な停止位置となるが、その停止直前に、可動部材46に対する駆動ピン41aの当接によって可動部材46が可動することになる。なお、本実施形態では、可動部材46の当接先を地板10に設けられたストッパ10hと、ヨーク押え部材44のストッパ44aとしたが、これに限定されず、地板10に2つのストッパを設けて可動部材46を当接させてもよいし、地板10に別途係合する部材に可動部材46を当接させてもよい。
そのため、駆動ピン41aの移動速度は、可動部材46への当接、及び可動部材46の移動によって、一時的に減速する。すなわち、可動部材46は、駆動ピン41aに対する可動型のブレーキ部材となる。なお、本実施形態では、可動部材46と駆動ピン41aとの接触箇所は、上記可動部材46の当接端部46a,46bのみとしている。
このように、本実施形態では、可動部材46をシャッタ羽根21等とロータ41との間に介在させて、その可動範囲及び可動負荷を調整することにより、露光用の開口部10aを第1シャッタ羽根21等が閉じるスピード(シャッタスピード)に影響を及ぼすことなく、ロータ41の駆動速度を可動部材46によって制御することが可能となる。
特に、本実施形態では、可動部材46が駆動ピン41aの折り返し動作時のみに作用するため、バウンド動作を制御しながら、駆動ピン41aの折り返し後の動作に作用することがないため、シャッタスピードを低下させることがない。したがって、第1及び第2シャッタ羽根21,22に伝わるバウンド動作を大幅に低減でき、第1及び第2シャッタ羽根21,22を高精度又は安定的に動作させることができる。これによって、第1及び第2シャッタ羽根21,22を用いた光量調節を高精度に実現できる。
なお、本実施形態では、可動部材46を地板10のガイド部10k,10m,10n,10pに対して摺接させるため、そのときの摩擦力によっても、減速制御することが可能となる。なお、可動部材46を地板10の各ガイド部10k等に圧入すれば、その圧入力によって減速の程度を調整できる。
また、本実施形態では、ロータ41の駆動ピン41aと係合した第1及び第2シャッタ羽根21,22にも同様の減速効果があることから、可動部材46によって第1及び第2シャッタ羽根21,22の速度制御にも有効である。
さらに、本実施形態では、可動部材46を直線的に移動させるように構成したので、無駄なスペースを使用せずに減速機構を設けることができる。
以上説明したように、本実施形態の光量調整装置によれば、第1及び第2シャッタ羽根21,22の往復動作をさせる過程において、その折返しの時の反動を可動部材46によって低減できるため、バウンド動作を低減できる他、物理的な衝撃に伴う破壊、破損等を防止することにもなり、光量調整装置の高耐久化、長寿命化を図ることもできる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて詳細に説明したが、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではない。例えば、図12,図13,図14,図15に示すように、ロータ41の駆動ピン41aと可動部材46の閉じ側当接部46a、開き側当接部46bが当接する際の角度を変更することにより、駆動ピン41aが当接した際の衝撃力を分散させて、更なる減速効果を向上させてもよい。
10 地板
10a 開口部
10b、10c 支軸
10d、10e、10f、10g ストッパ
10h 当接部材ストッパ
10i ロータ回転軸
10j 穴
10k、10m、10n、10p 圧入部
10q、10r、10s、10t スラスト押さえ
21 第1シャッタ羽根
21a 円孔
21b 長孔
21c 稜線
21d 閉じストッパ縁部
21e 開きストッパ縁部
22 第2シャッタ羽根
22a 円孔
22b 長孔
22c 稜線
22d 閉じストッパ縁部
22e 開きストッパ縁部
30 押え部材
30a 開口部
31a ビス1
31b ビス2
31c ビス3
40 電磁アクチュエータ
41 ロータ
41a 駆動ピン
41b 穴
42 コイル
43 ヨーク
44 ヨーク押え部材
44a 当接部材ストッパ
45a ビス1
45b ビス2
46 当接部材
46a 閉じ側当接部
46b 開き側当接部
46c 閉じ側端部
46d 開き側端部
46e 摺動部A
46f 摺動部B

Claims (8)

  1. 光が通過する開口部を形成する開口形成部材と、
    前記開口部に出入りする羽根と、
    前記羽根を駆動する羽根駆動手段と、を備え、
    前記羽根駆動手段は、前記羽根と係合する係合部を有する係合動作部を所定の範囲内で往復動作させて前記羽根を前記開口部に出入りさせ、
    さらに、前記係合部が往復動作する往動及び復動のそれぞれの折り返し時のみにおいて当接する当接端部を有する可動部材と、
    前記可動部材の移動を案内する案内部と、
    前記係合部が当接した際の前記可動部材の移動を停止させるストッパと、
    を有し、
    前記可動部材が、前記係合部からの当接力を受けて前記案内部に案内されて移動する際に、前記案内部は、前記可動部材を前記ストッパへ向けて直線移動するように案内することを特徴とする羽根駆動装置。
  2. 前記当接端部は、前記係合部の移動方向に対して傾斜した傾斜部であることを特徴とする請求項に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記可動部材は、前記係合動作部の前記係合部が挿入され、且つ前記当接端部を形成する貫通孔が設けられた板状部材であることを特徴とする請求項1または2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記係合動作部の前記係合部が挿入配置され、前記係合部の移動方向において前記貫通孔よりも実質的に大きい孔である挿入孔が前記開口形成部材に設けられ、
    前記可動部材は、前記貫通孔が前記挿入孔に対して連通するように前記開口形成部材上に配置され、前記可動部材の両端部は、前記係合部の移動方向における前記挿入孔の開口周縁部に重畳していることを特徴とする請求項に記載の羽根駆動装置。
  5. 前記開口形成部材のうち前記羽根が走行する側の一方面とは反対の他方面側には、前記係合動作部を回動させる駆動手段が配置され、
    前記ストッパは、前記開口形成部材の前記他方面に設けられ、
    前記可動部材は、前記開口形成部材の前記他方面と前記駆動手段との間に配置されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の羽根駆動装置。
  6. 前記可動部材は、前記開口形成部材の前記他方面に設けられた凹部内に配置され、
    前記ストッパは、前記凹部の内壁で形成されたことを特徴とする請求項に記載の羽根駆動装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備えたことを特徴とするシャッタ装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
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