JP6566648B2 - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本願発明は、情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
設定情報(プリントチケットや画像情報(例えば、画像のExif情報や、画像補正結果情報等)に記載された設定項目の設定内容は、状況に応じて適宜変更が可能である。以下の文献において、プリントチケットの設定項目の設定内容を変更する技術が開示されている。
特開2005−228148号公報
しかしながら、従来の技術では、複数の設定情報(例えば複数のプリントチケット)の設定項目の設定内容を変更する場合、ユーザが手動でそれぞれの設定情報に対し、個別に編集を行なう必要があるため、多くの手間を要するという課題がある。
そこで、本願発明は、複数の設定情報の設定項目の設定内容を、一括で変更することができる情報処理装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
そこで、上記目的を達成するために、本願発明の情報処理装置は、
複数の設定情報のうちいずれかの設定情報の選択をユーザから受け付ける第1受付手段と、
前記選択された設定情報の少なくとも1つの設定項目のうちいずれかの設定項目の選択を前記ユーザから受け付ける第2受付手段と、
前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を変更するための指示を前記ユーザから受け付ける第3受付手段と、
前記選択された設定項目に対応する条件を満たす、前記選択された設定情報以外の設定情報を、前記ユーザから選択を受け付けること無しに特定する特定手段と、
前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容と、前記特定手段により特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を、前記指示が受け付けられたことに基づいて変更する変更手段と、を有し、
前記設定情報は、プリントチケット又は画像情報であり、
前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する関係性を有する設定情報であり、
前記関係性は、ある設定情報を親とし、親の情報に基づいて発行された設定情報を子として定義する関係である親子関係であり、
前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する親子関係に属する設定情報であることを含むことを特徴とする。
本願発明によれば、各設定情報の設定項目の設定内容を個別に編集する必要がなくなり、効率的に編集を行うことができる。
実施形態におけるラボシステムの例 実施形態における商材の例 実施形態における設定項目の例 実施形態における個別にプリントチケットを編集する方法のUIの例 実施形態における装置の構成の例 a実施形態の印刷設定変更システムの構成の例、b実施形態の印刷設定変更システムおよび印刷管理システムの構成の例 実施形態における変更適用規則の例 実施形態における変更適用規則の例 ユースケース1におけるプリントチケットの例 ユースケース2におけるプリントチケットの例 ユースケース3におけるプリントチケットの例 ユースケース4におけるプリントチケットの例 実施形態におけるプリントチケットのグループ化の例 実施形態におけるプリントチケットの親子関係の設定の例 変更適用規則に関する補足説明図 実施形態におけるプリントチケット編集処理のフローチャート 実施形態における情報処理装置のフローチャートの例 実施形態における情報処理装置のフローチャートの例
以下に図面を参照して、本願発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本願発明については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本願発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
(第1実施形態)
図1から図18を用いて、本実施形態に係る情報処理装置について説明する。なお、本願発明において、設定情報としてプリントチケットを例示しているが、これに限定されず、画像情報等にも本願発明を適用可能である。更に、情報処理装置として、商業印刷用ラボシステムにおけるプリントチケットを変更可能なコンピュータを例示しているが、これに限定されず、設定情報を変更可能な情報処理装置であれば本願発明を適用可能である。例えば、情報処理装置として、携帯端末、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど種々のものを適用可能である。
まず、本実施形態を適用した商業印刷用ラボシステムについて説明する。図1に示すように、商業印刷用ラボシステムは一般に、入稿101、プリプレス102、プレス(印刷)103、ポストプレス(後工程)104、出荷105、等の工程を行う。プリントオンデマンドによる商業印刷用ラボシステムは、フォトブックやカレンダー、ポスター等、多様な種類やサイズの商材を少量ずつ印刷することが可能である。なお、商材とは、上述したような複数の工程を経て作成された印刷物である。
これらの商材の中には、以下に示すような多様な製本方法により作成されるものもある。例えば、本身と表紙を糊付けして製本する方法を一般に無線綴じと呼ぶ。また、両面印刷した印刷物を中央で折り、ステイプル止めする方法を一般に中綴じと呼ぶ。また、印刷した印刷物の端を穴開けし、リング止めする方法を一般にリング綴じと呼ぶ。また、無線綴じに類似した体裁で、印刷物を貼りつけ製本する方法もある。これには、印刷物をページ毎にそれぞれ貼りつける方法と、印刷物を中央で折り、見開きページとして貼りつける方法がある。更に、例えば、表紙をハードカバーとする方法、ソフトカバーとする方法がある。更に、図2に示すように、製本工程を考慮し、断裁位置を示すトンボや、製本工程中の紛失を防ぐための商材IDをバーコードとして印刷する方法がある。
このような多様な方法によって商材は作成されるため、商材の印刷の仕様情報を示す印刷設定は、商材毎に多様に設定される。更に、商材によって部数指定、解像度、メディア種類等が異なる場合は印刷設定が更に多様になる。そのため、印刷設定は、例えば、図3に示すような多様な設定項目が考えられる。
これらの印刷設定をXML形式で記載した形態をプリントチケットと呼ぶ。プリントチケットは、例えば、商材毎に発行される。商業印刷用ラボシステムでは、顧客によって入稿されたコンテンツデータをプリントチケットに記載された印刷設定に応じて印刷することで、商材を作成する。このように印刷設定をプリントチケットとしてあらかじめ設定しておくことで、ユーザは、印刷毎に新たに印刷設定を設定する必要がなくなり、利便性が向上する。
なお、プリントチケットに記載された印刷設定は、商業印刷用ラボシステムにおける印刷状況に応じて変更することができる。印刷設定を変更する場合、以下のような編集方法を利用できる。
一つ目は、XML形式のプリントチケットをテキストエディタで表示して、印刷設定を変更する方法である。この方法は、変更の自由度が高い一方、編集間違いを起こす可能性がある。
二つ目は、図4に示すように、編集用のアプリケーションを用意し、アプリケーションが表示するUI上で印刷設定を変更する方法である。この方法は、編集間違いの可能性は低減できる一方、複数の類似した商材の印刷設定をまとめて変更することはできない。
三つ目は、全商材の印刷設定を管理し、俯瞰しながら印刷設定を編集する方法である。この方法は、複数の類似した商材の印刷設定をまとめて変更することが可能である。一方、例えば、ポストプレス(後工程)104における都合によりある商材の出力サイズを変更する場合、その商材に対して発行された全てのプリントチケットに対して出力サイズの設定内容の変更を行う必要がある。つまり、全商材の中から該商材をピックアップする工程と、その全ての商材のプリントチケットに対して出力サイズの設定内容の変更を実施する工程が必要となる。
次に、本実施形態の情報処理装置と、情報処理装置と通信可能な通信装置の構成について図5のブロック図を参照して説明する。また、本実施形態では以下の構成を例に記載するが、本実施形態はプリントチケットを変更可能な情報処理装置に関して適用可能なものであり、特にこの図のとおりに機能を限定するものではない。
情報処理装置1は、入力インタフェース11、CPU12、ROM13、外部記憶装置14、RAM15、出力インタフェース16、表示部17、入出力インタフェース19等を有する。
ROM13には初期化プログラムが入っており、外部記憶装置14には、オペレーティングシステム(以降OS)141があり、OS141には印刷制御を司る印刷サービスプログラム1411が入っている。更に外部記憶装置14には、ユーザに印刷実行を提供するアプリケーション142、画像形成装置2が解釈可能な印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成プログラム143が保存されている。また、外部記憶装置14には、生成された印刷ジョブを、入出力インタフェース19を介して画像形成装置2との間で情報を送受信する情報送受信制御プログラム144等の各種プログラムやOS、これらのプログラムが使用する各種情報が保存されている。CPU12が、各種プログラムに基づき処理を実行することによって、情報処理装置1の機能及び後述するフローチャートの処理が実現される。なお、以下では説明の簡略化のため、CPU12ではなく、プログラムが処理を行う様に説明を行う。
画像形成装置2は、入出力インタフェース21、RAM22、プリントエンジン23、ROM24、CPU25、表示部26等を有する。入出力インタフェース21は、情報処理装置1の入出力インタフェース19に接続してある。接続インタフェースは、例えば、USB、LAN等であるが、これらに限定されない。接続インタフェースを介し、画像形成装置2と情報処理装置1は相互に通信する。なお、通信は無線通信でダイレクトに通信しても良いし、有線ネットワーク上に設置したアクセスポイントを介して通信しても良い。通信方式としては、例えば、Wi−Fi(WirelessFidelity)やBluetooth(登録商標)や、NFC(Near Field Communication;ISO/IEC IS 18092)等が挙げられる。
RAM22は、CPU25の主メモリとワークメモリとして用いられ、受信した印刷ジョブを一旦保存するための受信バッファや各種の情報を保存する。プリントエンジン23は、RAM22に保存された情報に基づき印刷を行う。
ROM24には各種の制御プログラムや各制御プログラムが使用する情報が入っており、CPU25は、これらの制御プログラムに従って画像形成装置2の各部を制御する。
ここでは、例として情報処理装置1と画像形成装置2との処理分担を上記のように示したが、特にこの分担形態に限らず他の形態であってもよい。
本実施形態の情報処理装置の行う処理について、図6aのブロック図を参照して説明する。印刷設定変更システム601は、情報処理装置1内のシステムである。印刷設定変更システム601は、指示受付部602、変更適用規則保持部603、設定変更部604、関係性保持部605、プリントチケット保持部606、コンテンツデータ607等を有する。
まず、ユーザは、プリントチケットの設定項目の設定内容を変更するための指示を情報処理装置1に対し入力する。入力された指示を指示受付部602が受け付けると、設定変更部604は、変更適用規則保持部603が持つ変更適用規則を参照し、変更が指示された設定項目に対応する情報を取得する。図7は、変更適用規則の一例である。変更適用規則とは、設定項目に対して、設定項目の設定内容の変更に関する情報を一義に設定したものである。変更適用規則には、例えば、それぞれの設定項目に対して、変更するプリントチケットの条件、適用する変更方法等がそれぞれ一義に設定される。なお、変更適用規則に設定される情報は、これらに限定されず、適宜変更、追加が可能である。また、変更適用規則の設定は、例えば、専用のUIを表示し、プルダウンメニュー等を用いて設定する情報をユーザに選択させることで行っても良いし、所定の設定をあらかじめテーブル化しておき、その設定のいずれかをユーザに選択させることで行っても良い。
本実施形態においては、変更するプリントチケットの条件として、グループに関する条件及び設定内容に関する条件が設定される。この場合、それぞれの条件を満たすプリントチケットが、変更するプリントチケットとして特定される。なお、変更するプリントチケットの条件は、適宜変更、追加が可能である。例えば、図7において、出力サイズの変更を全てのプリントチケットに対して適用したい場合は、適用範囲を「同一グループ」から「全プリントチケット」に変更すれば良い。このように、変更適用規則を参照することで、設定変更部604は、変更が指示された設定項目に対応して、変更するプリントチケットの条件、適用する変更方法の情報等を取得することができる。
その後、設定変更部604は、変更が指示された設定項目、変更適用規則から取得した情報及び関係性保持部628を参照して、プリントチケット保持部619が持つプリントチケットから、変更するプリントチケットを特定する。関係性保持部628とは、プリントチケットの関係性を設定及び管理する機能である。プリントチケットの関係性は、例えば、プリントチケットにグループを設定することで設定される。本実施形態では、同様のグループ属性が設定されたプリントチケットの集合を1つのグループとして扱う。グループ属性とは、例えば、プリントチケットに記載可能なID情報であるが、これに限定されず、例えば、プリントチケットの名前や番号等が利用できる。また、プリントチケットの関係性の設定は、これらのグループ属性をプリントチケットに新たに付加することで行っても良いし、プリントチケットが有する既存の情報を管理することで行っても良い。例えば、プリントチケットが名前の情報をあらかじめ有していた場合、同様の名前の情報を有するプリントチケットを一つのグループとするように関係性保持部628又は後述のデータベースが管理しても良い。また、プリントチケットの関係性の設定及び管理は、前述のプリントチケットの編集方法を利用して行われても良いし、印刷設定変更システム601外部のデータベースを利用して行われても良い。データベースとして、例えば、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS:Relational Database Management System)を利用できる。本実施形態では、RDBMSとして、MySQL、PostgreSQL、SQL Server、Oracle、Accessなど、さまざまな種類のものを利用できるが、これらに限定されない。なお、データベースを利用する場合、どのようなデータ構造のテーブルを作成するかを設定する必要がある。この時、例えば、図15に示すようなER図(Entry Relationship Diagram)を設定する。idは、各プリントチケットに対し連続的に発番される番号であり、ER図のテーブルの行を一意に識別するためのテーブル属性である。nameは、各プリントチケットにより作成可能な商材名に対応するテーブル属性である。groupidは、プリントチケットのグループ属性を識別するためのIDに対応するテーブル属性である。また、INTやVARCHARはテーブル属性のデータ型を表す。データ型によって、テーブル属性がどのような値を取り得るのかが定義される。設定変更部604は、関係性保持部628又は前述のデータベースから前記グループ属性や管理された関係性の情報を取得することでグループを識別し、変更するプリントチケットを特定する。
なお、本願発明において、プリントチケットに設定する関係性として、前述したグループだけでなく、例えば、親子関係なども設定可能である。親子関係は、例えば、所定のプリントチケットを変更及び複製したときに、元のプリントチケットを親、変更及び複製したプリントチケットを子として定義される。このような関係性を設定することで、親子関係に関する条件を変更適用規則に設定できる。よって、例えば、所定の親子関係に属するプリントチケットを特定するという手法や、変更が指示されたプリントチケットの下に紐づく所定の世代までのプリントチケットを特定するという手法も本実施形態に適用可能となる。また、変更が指示されたプリントチケットが子である場合、子の世代のプリントチケットのみ特定し、親のプリントチケットのプリントチケットは特定しないといった手法も本実施形態に適用可能となる。また、特定したいプリントチケット数が既定されている場合等、その数に応じて何世代まで特定するかを可変とする手法も本実施形態に適用可能となる。これらの手法を適用することにより、変更を適用するデータ数をユーザが任意に限定して抽出することができる。
なお、親子関係は、例えば、プリントチケットに親子関係を示すID情報を設定することによって設定される。また、プリントチケットの親子関係の設定及び管理は、グレープの設定と同様、前述のプリントチケットの編集方法を利用して行われても良いし、前述の印刷設定変更システム601外部のデータベースを利用して行われても良い。なお、データベースを利用する場合、例えば、図16に示すようなER図を設定する。ここで、parentidとは、あるデータがどのデータに紐づけられているかを示しているテーブル属性である。設定変更部604は、関係性保持部628又は前述のデータベースから親子関係を示す情報や管理された関係性の情報を取得することで親子関係を識別し、変更するプリントチケットを特定する。
その後、設定変更部604は、変更適用規則から取得した適用する変更方法の情報を用い、適用する変更方法を特定する。その後、特定した変更方法に基づいて、特定したプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する。
印刷設定変更システム601は、印刷設定の設定内容の変更のための指示を受け付け可能であると共に、コンテンツデータの印刷指示を受け付け可能である。印刷設定変更システム601が印刷指示を受け付けると、印刷ジョブ発行部609が、コンテンツデータ607と印刷指示に応じたプリントチケットを組にした印刷ジョブ610を発行する。この際、プリントチケットは、ジョブ名や顧客情報などの他のデータと共にジョブチケットとして発行されても良い。なお、コンテンツデータ607とは、ネットワークやメディア媒体等を介して印刷設定変更システム601に入稿され、商業用印刷ラボシステムによって印刷されるためのデータである。コンテンツデータ607に対しては、必要に応じて、画像形成装置2に対応するフォーマットや解像度への変換や、バーコードやトンボ付加などの処理が実行される。その後、印刷ジョブ610は、ネットワーク503等を介して画像形成装置2に送信される。画像形成装置2が印刷ジョブ610を受信すると、画像処理部612は、印刷ジョブ610内のプリントチケットに記載された印刷設定に応じて印刷処理を実行し、印刷物613が出力される。
なお、本実施形態の情報処理装置において、図6bに示すように、印刷設定変更システムとは別に印刷管理システム614が存在してもいい。印刷管理システム614は、I/F616、印刷管理部617、印刷処理部618等を有する。ここで、I/F616は、コンテンツデータ615の入稿を受け付けるためのユーザインターフェースであるが、更に上位のシステムからのI/F API層であってもよい。
この場合、入力されたコンテンツデータ615は、I/F616を介して印刷管理部617に伝達される。印刷管理部617は各商材の印刷設定の情報をプリントチケット保持部619内に管理している。印刷管理部617は、入稿されたコンテンツデータ615とプリントチケットを組にして印刷ジョブ620を生成し、印刷処理部618に伝達する。印刷処理部618は、印刷管理部617が受け付けた印刷ジョブ620をキューイングし、画像形成装置2へ送信する。
なお、本実施形態における印刷設定変更システムおよび印刷管理システムは、1台の情報処理装置内に存在してもよいし、印刷設定変更システムと印刷管理システムが別の情報処理装置内に分散して存在してもよい。
このように、本実施形態は、プリントチケットの設定項目の設定内容の変更が指示されると、変更適用規則を参照することで、変更を適用すべきプリントチケットと適用すべき変更内容を自動的に特定し、変更適用規則に準じた変更処理を実行することができる。
次に、第1実施形態に係る情報処理装置1の処理のフローチャートについて、図17を用いて説明する。なお、ここでは、前述の印刷設定変更システム及び印刷管理システムの持つ機能の処理はCPU12が行うものとして説明する。
まず、ステップS1701において、CPU12は、ユーザからプリントチケットの印刷設定の設定内容の変更が指示されたか否かを判定する。このとき、ユーザは、変更するプリントチケットや設定項目、変更内容等を情報処理装置1に指示する。ステップS1701の判定の結果、変更が指示されたと判定された場合、処理はステップS1702に進み、変更が指示されなかったと判定された場合、処理は最初に戻る。
ステップS1702では、CPU12は、変更が指示された設定項目を確認する。その後、処理はステップS1703に進む。
ステップS1703では、CPU12は、変更適用規則を参照して、変更が指示された設定項目に対応する、変更するプリントチケットの条件の情報を取得する。なお、変更適用規則に、該情報の設定がされていない場合には、CPU12は、該情報を取得できない。
ステップS1704では、CPU12は、変更するプリントチケットの条件の情報をステップS1703で取得できたか否かを判定する。ステップS1704の判定の結果、該情報を取得できたと判定された場合、処理はステップS1705に進み、該情報を取得できなかったと判定された場合、処理はステップS1711に進む。
ステップS1705では、CPU12は、ステップS1703で取得した情報を用い、変更するプリントチケットを特定する。
ステップS1706では、CPU12は、ステップS1705で特定したプリントチケットのうち、変更が指示されたプリントチケット以外に変更するプリントチケットがあるか否かを判定する。ステップS1706の判定の結果、該プリントチケットがあると判定された場合、処理はステップS1707に進み、該プリントチケットがないと判定された場合、処理はステップS1711に進む。
ステップS1707では、CPU12は、変更適用規則を参照して、変更が指示された設定項目に対応する変更方法の情報を取得する。なお、変更適用規則に、該情報の設定がされていない場合には、CPU12は、該情報を取得できない。
ステップS1708では、CPU12は、変更が指示された設定項目に基づいた変更方法の情報をステップS1707で取得できたか否かを判定する。ステップS1708の判定の結果、該情報を取得できたと判定された場合、処理はステップS1709に進み、該情報を取得できなかったと判定された場合、処理はステップS1711に進む。
ステップS1709では、CPU12は、ステップS1707で取得した情報を用い、ステップS1705で特定したプリントチケットに適用する変更方法を特定する。
ステップS1710では、CPU12は、ステップS1709で特定した変更方法に基づいて、変更が指示されたプリントチケット及びステップS1705で特定したプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する。
ステップS1711では、CPU12は、印刷設定の変更指示に基づいて、変更が指示されたプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する。
本実施形態は、このような構成とすることで、変更を適用するプリントチケットと適用する変更方法を自動的に特定し、複数のプリントチケットの印刷設定の設定内容を一括で、且つ適切に変更することができる。そのため、ユーザは、プリントチケットの印刷設定の設定内容を個別に変更する必要がなくなり、効率的に変更を行うことができる。また、本実施形態では、変更を指示されたプリントチケットの設定項目に対応して、変更を適用するプリントチケットと適用する変更内容があらかじめ一義に定められているため、ユーザがプリントチケットの編集間違いを起こす可能性を低減することができる。
なお、本願発明は、各実施形態の効果を実現できれば、各実施形態のフローチャートの処理の順番を入れ替えても良いし、その全ての処理を実行しなくても良いし、処理の内容を変更しても良い。例えば、本実施形態では、CPU12は、ステップS1703とステップS1707を同時に行うことで変更適用規則から同時に複数の情報を取得し、その後、取得した情報に基づいた処理を順次行うような構成としても良い。また、例えば、CPU12は、ステップS1701の後に、変更が指示されたプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する処理を行い、ステップS1710では、ステップS1705で特定したプリントチケットのみ変更するような構成としても良い。
本実施形態における処理を以下のユースケースを例として詳しく説明する。なお、以下のユースケースでは、変更適用規則として、図7に示す規則を用いるものとする。
<ユースケース1:作業色空間の変更>
ここでは、商業用ラボシステムのワークフローの変更に伴い商材の作業色空間を変更する場合を想定し、プリントチケットの作業色空間の設定項目の設定内容を変更する処理を図9を用いて説明する。
本ユースケースでは、プリントチケット保持部606は、6種類の商材のプリントチケットで構成されるプリントチケット群901を保持しているものとする。プリントチケット群901の作業色空間は、sRGBに設定されているものとする。
ここでは、プリントチケット9011の作業色空間の設定項目をsRGBからAdobeRGBに変更する場合を考える。指示受付部602が変更指示を受け付けると、設定変更部604に指示を送信する。その後、設定変更部604は、変更が指示された設定項目を確認し(ステップS1702)、変更適用規則から、変更が指示された設定項目が作業色空間の場合に対応する、変更するプリントチケットの条件の情報を取得する(ステップS1703)。本ユースケースでは、変更するプリントチケットの候補は、全てのプリントチケットである。また、変更するプリントチケットの設定内容の条件は、変更が指示されたプリントチケットの設定項目の設定内容と同一での設定内容であることである。そのため、本ユースケースでは、変更するプリントチケットは、プリントチケット群901のうち全てのプリントチケットとなる。指示受付部602は、それらのプリントチケットを特定する(ステップS1705)。
その後、設定変更部604は、変更適用規則から、変更が指示された設定項目が作業色空間の場合に対応する、適用する変更方法の情報を取得する(ステップS1707)。本ユースケースでは、適用する変更方法は、特定されたプリントチケットの設定項目の設定内容を一括で変更する変更方法となる。その後、設定変更部604は、その変更方法を特定する(ステップS1709)。
その後、特定された変更方法に基づいて、特定されたプリントチケットを変更する(ステップS1710)。本ユースケースでは、プリントチケット群901うち全てのプリントチケットの作業色空間の設定項目の設定内容が、sRGBからAdobeRGBに一括で変更され、変更結果902に示すようになる。
このように、本実施形態では、所定のプリントチケットに対し変更指示を行った場合、複数のプリントチケットに対し、当該変更指示に基づく変更をすることができる。
<ユースケース2:ロール紙幅の変更>
ここでは、10inchのロール紙の在庫切れ等の理由で、12inchロール紙を代用する場合を想定し、ロール紙幅の設定項目の設定内容を変更する処理を図10を用いて説明する。
本ユースケースでは、プリントチケット保持部606は、6種類の商材のプリントチケットで構成されるプリントチケット群1001を保持しているものとする。プリントチケット群1001のロール紙幅の設定項目は、通常、各商材のプリントチケット毎に異なる。
ここでは、プリントチケット10011のロール紙幅の設定項目を10inchから12inchに変更する場合を考える。このとき、プリントチケット10011のメディアの設定項目は光沢用紙Aである。
指示受付部602が変更指示を受け付けると、設定変更部604に指示を送信する。その後、関係性保持部605は、変更が指示された設定項目を確認し(ステップS1702)、変更適用規則から、変更が指示された設定項目がロール紙幅の場合に対応する、変更するプリントチケットの条件の情報を取得する(ステップS1703)。本ユースケースでは、変更するプリントチケットの候補は、全てのプリントチケットである。また、変更するプリントチケットの設定内容の条件は、変更が指示されたプリントチケットのメディアとロール紙幅のそれぞれの設定項目の設定内容と同一の設定内容であることである。そのため、本ユースケースでは、変更するプリントチケットは、プリントチケット群1101のうち、メディアの設定項目の設定内容が光沢用紙A且つロール紙幅の設定項目の設定内容が10inchとなっている全てのプリントチケットとなる。設定変更部604は、それらのプリントチケットを特定する(ステップS1705)。
その後、設定変更部604は、変更適用規則から、変更が指示された設定項目がロール紙幅の場合に対応する、適用する変更方法の情報を取得する(ステップS1707)。本ユースケースでは、適用する変更方法は、特定されたプリントチケットの設定項目の設定内容を一括で変更する処理となる。その後、設定変更部604は、適用する変更方法を特定する(ステップS1709)。
その後、特定された変更方法に基づいて、特定されたプリントチケットを変更する(ステップS1710)。ここでは、プリントチケット10011及び10014のロール紙幅の設定項目の設定内容が、10inchから12inchに一括で変更され、変更結果1002に示すようになる。
このように、本実施形態では、変更するプリントチケットの設定内容の条件として、複数の設定項目の設定内容に基づいた条件を設定することで、状況に応じて変更するプリントチケットの範囲を絞り込むことができる。
<ユースケース3:出力サイズの変更>
ここでは、ポストプレス(後工程)104の都合により商材のトンボ幅等を変更する場合を想定し、印刷サイズの設定項目の設定内容を変更する処理を図11を用いて説明する。
本ユースケースでは、プリントチケット保持部606は、6種類の商材のプリントチケットで構成されるプリントチケット群1101を保持しているものとする。プリントチケット群1101の印刷サイズの設定項目は、通常、各商材のプリントチケット毎に異なる。
ここでは、プリントチケット11011の印刷サイズの設定項目を、縦と横それぞれ10mm増やす場合を考える。指示受付部602が変更指示を受け付けると、設定変更部604に指示を送信する。その後、設定変更部604は、変更が指示された設定項目を確認し(ステップS1702)、変更適用規則から、変更が指示された設定項目が印刷サイズの場合に対応する、変更するプリントチケットの条件の情報を取得する(ステップS1703)。本ユースケースでは、変更するプリントチケットのグループの条件は、変更が指示されたプリントチケットと同一のグループであることである。また、変更するプリントチケットの設定内容の条件はない。そのため、本ユースケースでは、変更するプリントチケットは、プリントチケット群1101のうち、変更が指示されたプリントチケットと同一のグループに属する全てのプリントチケットとなる。設定変更部604は、それらのプリントチケットを特定する(ステップS1705)。
続いて、設定変更部604は、変更適用規則から、変更が指示された設定項目が印刷サイズの場合に対応する、適用する変更方法の情報を取得する(ステップS1707)。本ユースケースでは、適用する変更方法は、特定されたプリントチケットの設定項目の設定内容を一律で増減する変更方法となる。その後、設定変更部604が、その変更方法を特定する(ステップS1709)。
その後、特定された変更方法に基づいて、特定されたプリントチケットを変更する(ステップS1710)。本ユースケースでは、プリントチケット11011、11012及び11013の印刷サイズの設定項目の設定内容が、縦と横それぞれ一律で10mm増え、変更結果1102に示すような設定項目になる。
このように、本実施形態では、グループとしてプリントチケットの関係性を設定し、変更するプリントチケットの特定に該関係性を利用することで、状況に応じて変更するプリントチケットを絞り込むことができる。更に、本実施形態では、複数のプリントチケットの設定項目の設定内容を、一律で同じ内容に変更するだけでなく、一律で同じ数値増減させるような変更方法も適用可能である。
なお、本実施形態では、変更するプリントチケットを特定する際、設定変更部604は、変更するプリントチケットのグループ及び設定内容に関する条件を参照しているが、これに限定されない。例えば、設定変更部604は、変更するプリントチケットのグループと変更するプリントチケットの設定項目に関する条件のうち、どちらかのみを参照する構成としても良いし、他の条件を参照する構成としても良い。
また、本実施形態では、変更するプリントチケットのグループが、全てのグループである場合と変更が指示されたプリントチケットと同一のグループである場合を説明したが、これに限定されない。例えば、変更が指示されたプリントチケットのグループだけでなく、該グループと似た印刷設定を有するグループ内のプリントチケットの設定項目の設定内容を変更するユースケースがある。このようなユースケースに対応するため、変更適用規則には、変更するプリントチケットのグループとして、複数のグループを設定しても良い。
(第2実施形態)
第1実施形態では、変更が指示された設定項目に対応してプリントチケットを特定し、該プリントチケットに対して、変更が指示された設定項目に対応した変更をする例について説明した。第2実施形態では、変更が指示された設定項目に対応してプリントチケットを特定し、該プリントチケットを複製した後、複製したプリントチケットに対して変更が指示された設定項目に対応した変更をする例について説明する。なお、本実施形態では、複製元のプリントチケットを既存チケット、複製後のプリントチケットを新規チケットという。
本実施形態では、図8に示すように、変更適用規則には、設定項目に対して、プリントチケットの複製に関する情報を設定する。なお、本実施形態では、変更適用規則には、プリントチケットの複製に関する情報として、プリントチケットを複製するか否かの情報と、新規チケットに関係性を設定するか否かの情報を設定している。このような構成とすることで、複製後のプリントチケットに自動で適切な関係性を設定することが可能となる。設定変更部604は、変更適用規則を参照することで、変更が指示された設定項目に応じて、プリントチケットの複製に関する情報を取得することができる。
第2実施形態に係る情報処理装置1の処理のフローチャートについて、図18を用いて説明する。なお、ここでは、前述の印刷設定変更システム及び印刷管理システムの持つ機能の処理はCPU12が行うものとして説明する。図18の処理は、ステップS1801からステップS1811までは、図17のステップS1701からステップS1711に対応するものと同様であるので説明を省略する。
ステップS1812では、CPU12は、変更適用規則を参照して、プリントチケットの複製に関する情報を取得する。なお、複製に関する情報の取得には、変更適用規則を参照することを必要としない構成としても良い。例えば、ユーザからプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する指示を受け付ける際に、プリントチケットを複製するか否かを問うUI等を表示し、ユーザからの該UIへの入力を参照することによって、複製に関する情報を取得しても良い。このような構成とすることで、設定項目の変更毎にプリントチケットを複製するか否かを設定でき、プリントチケットの不要な複製を防止することができる。
ステップS1813では、CPU12は、ステップS1812で取得したプリントチケットの複製に関する情報に基づいて、プリントチケットを複製するか否かを判定する。ステップS1813の判定の結果、プリントチケットを複製すると判定された場合、処理はステップS1814に進み、プリントチケットを複製しないと判定された場合、処理はステップS1810に進む。なお、このとき、ステップS1812でプリントチケットの複製に関する情報を取得できなかった場合は、プリントチケットを複製しないと判定する。
ステップS1814では、CPU12は、ステップS1812で取得したプリントチケットの複製に関する情報に基づいて、ステップS1805で特定したプリントチケットを複製し新規チケットを作成する。なお、この時、CPU12は、関係性を新規チケットに設定しても良い。例えば、CPU12は、グループIDを新規チケットに付加することで、新規チケットをグループ化しても良い。このような構成とすることで、既存チケットと新規チケットに対し、同一又は類似の関係性を自動で設定することができる。更に、新規チケットに関係性を設定する場合は、既存チケットと同じ関係性を付与する場合と、新規に関係性を付与する場合をユーザが選択可能とする構成としても良い。例えば、新規チケットに既存チケットと同様のグループIDを付与しても良いし、新規にグループIDを付与しても良い。同様のグループIDを付与することで、新規チケットを新たに既存チケットのグループに加えることができる。一方、別のグループIDを付与し、それぞれを別のグループとすることで、新規チケット作成後に更に既存チケットをベースに第三のプリントチケットを複製しようとした場合に、新規チケットが既存チケットと一緒に複製されてしまうことを防止できる。
ステップS1815では、CPU12は、ステップS1809にて特定した変更方法に基づいて、ステップS1814で複製したプリントチケットの設定項目の情報を変更する。
本実施形態は、このような構成とすることで、所定のプリントチケットをベースとした新たなプリントチケットを一括で作成することができる。そのため、ユーザは、所定のプリントチケットをベースとした新たなプリントチケットを個別に作成する必要がなくなり、効率的にプリントチケットの作成を行うことができる。
なお、本願発明は、各実施形態の効果を実現できれば、各実施形態のフローチャートの処理の順番を入れ替えても良いし、その全ての処理を実行しなくても良いし、処理の内容を変更しても良い。例えば、変更適用規則において、変更内容の項目にプリントチケットの複製の情報を含むようにすることで、プリントチケットの複製の情報を変更方法に関する情報と一緒にステップS1807で取得し、ステップS1812は行わない構成としても良い。
本実施形態における処理を以下のユースケースを例として詳しく説明する。なお、以下のユースケースでは、変更適用規則として、図8に示すものを用いるものとする。
<ユースケース4:商材の追加>
ここでは、使用するメディアが光沢用紙Aである商材のプリントチケットに加えて、使用するメディアが半光沢用紙Bである商材のプリントチケットを追加する場合を想定し、印刷サイズの設定項目の設定内容を変更する処理を図12を用いて説明する。
本ユースケースでは、プリントチケット保持部606は、6種類の商材のプリントチケットで構成されるプリントチケット群1201を保持しているものとする。プリントチケット群1201のメディアの設定項目は、通常、各商材のプリントチケット毎に異なる。
ここでは、プリントチケット12011のメディアの設定項目を、光沢用紙Aから半光沢用紙Bに変更したものを追加する場合を考える。指示受付部602が変更指示を受け付けると、設定変更部604に指示を送信する。その後、設定変更部604は、変更が指示された設定項目を確認し(ステップS1802)、変更適用規則から、変更が指示された設定項目がメディアの場合に対応する、変更するプリントチケットの条件の情報を取得する(ステップS1803)。本ユースケースでは、変更するプリントチケットのグループの条件は、変更が指示されたプリントチケットと同一のグループであることである。また、変更するプリントチケットの設定内容の条件は、変更が指示されたプリントチケットの設定項目の設定内容と同一の設定内容であることである。そのため、本ユースケースでは、変更するプリントチケットは、プリントチケット群1201のうち全てのプリントチケットとなる。設定変更部604は、それらのプリントチケットを特定する(ステップS1805)。
続いて、設定変更部604は、変更適用規則から、変更が指示された設定項目がメディアの場合に対応する、適用する変更方法の情報を取得する(ステップS1807)。本ユースケースでは、適用する変更方法は、特定されたプリントチケットの設定項目の設定内容を一括で変更する変更方法となる。その後、設定変更部604が、その変更方法を特定する(ステップS1809)。
続いて、設定変更部604は、変更適用規則から、変更が指示された設定項目がメディアの場合に対応する、プリントチケットの複製に関する情報を取得する(ステップS1812)。本ユースケースでは、プリントチケットの複製を行い、且つ複製後のプリントチケットには、複製元のプリントチケットとは別のグループIDを付加する複製方法となる。その後、設定変更部604が、その複製方法を特定する。
その後、特定された複製方法に基づいて、特定されたプリントチケットを複製する(ステップS1814)。本ユースケースでは、プリントチケット群1201内のプリントチケット全てが、それぞれ複製される。更に、本実施形態では、この時、複製後のプリントチケットに、複製元のプリントチケットとは別のグループIDが付加される。
その後、特定された変更方法に基づいて、複製したプリントチケットの設定項目の設定内容を変更する(ステップS1815)。本ユースケースでは、複製後のプリントチケット群1201内のプリントチケット全てのメディアの設定項目の設定内容が、光沢用紙Aから半光沢用紙Bに一括で変更され、変更結果1202に示すようなプリントチケット群が作成される。
このように、本実施形態では、プリントチケットの設定項目の設定内容を変更する際に、プリントチケットを複製するか否かを設定可能とすることで、プリントチケットの設定項目の情報の変更だけでなく、プリントチケットの複製も一括で行うことができる。
このとき、複製と同時にプリントチケットに関係性が設定されることで、本願発明の利便性はより高くなる。ここで、関係性の重要性について説明する。本願発明を適用し、複数のプリントチケットを一括で変更する際には、多くの場合、変更が指示されたプリントチケットと同一の商材のプリントチケットを特定する必要がある。同一の商材のプリントチケットの特定には、設定項目を参照して特定する方法が考えられるが、それを特定するための設定項目は多数あり、その全ての設定項目を条件にプリントチケットを特定するロジックは煩雑となる。また、プリントチケットを特定するための設定項目の全てが一致している場合でも、それらが変更が指示されたプリントチケットと同一の商材のプリントチケットであるとは限らない。そのため、本願発明では、プリントチケットの関係性を設定し、プリントチケットの特定を容易にすることが肝要となる。本実施形態では、複製後のプリントチケットに関係性を自動で設定することで、その後の本願発明の利用が簡便になる。
そこで、本実施形態における新規チケットへの関係性の付与について詳しく説明する。プリントチケットを作成する方法は、主として、
・既存チケットをベースにせず新規チケットを作成
・既存チケットをベースに新規チケットを作成(個別)
・既存チケットをベースに新規チケットを作成(複数を一括)
の3つの方法がある。本実施形態に該当するのは、「既存チケットをベースに新規チケットを作成」の方法である。
図13に示すように、商材Aのプリントチケット13011、商材Bのプリントチケット13012のように商材毎に1つのプリントチケットが存在するとする。ここでは、プリントチケット13011をベースとして、新規チケットを作成する場合を考える。作成したプリントチケット13013は、ベースとしたプリントチケットのグループID情報:Aをプリントチケット内に持つ。更に、プリントチケット13011又はプリントチケット13013のプリントチケットをベースとして新規チケットを作成すると、作成されたプリントチケット13014又はプリントチケット13015は、ベースとしたプリントチケットのグループID情報:Aを持つ。こうして、既存チケットと同様のグループID情報を新規チケットに付加することで、既存チケットのグループに新規チケットを加えることができる。
また、グループでなく、親子関係を設定する場合は、図14に示すようになる。プリントチケット14011をベースとして作成したプリントチケット14013は、親子関係を示す情報として、親子関係ID情報:Aともに、親データID:14011をプリントチケット内に持つ。親データIDは、例えば、ベースとしたプリントチケットの識別情報であり、本説明では識別情報としてプリントチケットの番号を適用しているが、これに限定されない。なお、親子関係ID情報がいずれの親子関係に属するプリントチケットであるかを示し、親データIDが、どのプリントチケットをベースとして作成したプリントチケットであるかを示している。更に、プリントチケット14011及びプリントチケット14013をベースとして新規チケットを作成すると、作成されたプリントチケット14014は、親子関係ID情報:Aと親データID:14011を持ち、プリントチケット14015は親子関係ID情報:Aと親データID:14013を持つ。こうして、親子関係を示すID情報を新規チケットに付加することで、所定の親子関係を持つプリントチケットを特定することができる。なお、親データIDには、どのプリントチケットの子として作成されたプリントチケットであるかを示す情報だけでなく、何代目の子であるかを示す情報等を加えても良い。
このように、本実施形態では、複製後のプリントチケットに、複製前のプリントチケットに応じた関係性を自動で付与できる。そのため、ユーザはプリントチケットに個別に関係性を付与する必要がなくなり、効率的にプリントチケットの関係性を設定することができる。
(その他の実施形態)
本願発明は、設定情報として、プリントチケットを例示したが、これに限定されず、例えば、画像のExif情報や、画像補正結果情報等であっても良い。この場合、例えば、Exif情報の設定項目のうち解像度を選択して、その設定情報を変更したとき、撮影月の設定情報が1月である画像のExif情報を特定し、それらの画像のExif情報の解像度の設定情報を一律で変更するようなユースケースが考えられる。
本願発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (18)

  1. 複数の設定情報のうちいずれかの設定情報の選択をユーザから受け付ける第1受付手段と、
    前記選択された設定情報の少なくとも1つの設定項目のうちいずれかの設定項目の選択を前記ユーザから受け付ける第2受付手段と、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を変更するための指示を前記ユーザから受け付ける第3受付手段と、
    前記選択された設定項目に対応する条件を満たす、前記選択された設定情報以外の設定情報を、前記ユーザから選択を受け付けること無しに特定する特定手段と、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容と、前記特定手段により特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を、前記指示が受け付けられたことに基づいて変更する変更手段と、を有し、
    前記設定情報は、プリントチケット又は画像情報であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する関係性を有する設定情報であり、
    前記関係性は、ある設定情報を親とし、親の情報に基づいて発行された設定情報を子として定義する関係である親子関係であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する親子関係に属する設定情報であることを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 情報処理装置の制御方法であって、
    複数の設定情報のうちいずれかの設定情報の選択をユーザから受け付ける第1受付ステップと、
    前記選択された設定情報の少なくとも1つの設定項目のうちいずれかの設定項目の選択を前記ユーザから受け付ける第2受付ステップと、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を変更するための指示を前記ユーザから受け付ける第3受付ステップと、
    前記選択された設定項目に対応する条件を満たす、前記選択された設定情報以外の設定情報を、前記ユーザから選択を受け付けること無しに特定する特定ステップと、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容と、前記特定ステップにより特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を、前記指示が受け付けられたことに基づいて変更する変更ステップと、を有し、
    前記設定情報は、プリントチケット又は画像情報であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する関係性を有する設定情報であり、
    前記関係性は、ある設定情報を親とし、親の情報に基づいて発行された設定情報を子として定義する関係である親子関係であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する親子関係に属する設定情報であることを含むことを特徴とする制御方法。
  3. 情報処理装置のコンピュータに、
    複数の設定情報のうちいずれかの設定情報の選択をユーザから受け付ける第1受付ステップと、
    前記選択された設定情報の少なくとも1つの設定項目のうちいずれかの設定項目の選択を前記ユーザから受け付ける第2受付ステップと、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を変更するための指示を前記ユーザから受け付ける第3受付ステップと、
    前記複数の設定情報のうち、前記選択された設定項目に対応する少なくとも1つの条件を満たす、前記選択された設定情報以外の設定情報を、前記ユーザから選択を受け付けること無しに特定する特定ステップと、
    前記選択された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容と、前記特定ステップにより特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を、前記指示が受け付けられたことに基づいて変更する変更ステップと、を実行させ、
    前記設定情報は、プリントチケット又は画像情報であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する関係性を有する設定情報であり、
    前記関係性は、ある設定情報を親とし、親の情報に基づいて発行された設定情報を子として定義する関係である親子関係であり、
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する親子関係に属する設定情報であることを含むことを特徴とするプログラム。
  4. 前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応する設定内容を有する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記関係性は、1つ以上の設定情報の集合として定義する関係であるグループを含み
    前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定項目に対応するグループに属する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  6. 前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定情報と同一のグループに属する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定情報と同一の親子関係に属する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定情報と同一の親子関係に属する設定情報であって、且つ、前記親子関係の所定の世代に属する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 前記特定ステップは、前記選択された設定情報が子である場合、前記選択された設定情報の親の設定情報は特定しないことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 前記設定情報に付加されている前記関係性を示す情報によって、前記設定情報の前記関係性が設定されることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 前記少なくとも1つの条件は、前記選択された設定情報の少なくとも1つの設定項目の設定内容と同一の設定内容を有する設定情報であることを含むことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  12. 前記変更ステップは、前記選択された設定項目に対応する変更を行うことを特徴とする請求項3乃至11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記変更ステップは、前記選択された設定情報の前記選択された前記設定項目の設定内容と前記特定ステップにより特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容をそれぞれ同一の情報に変更することを特徴とする請求項3乃至12のいずれか一項に記載のプログラム。
  14. 前記変更ステップは、前記選択された設定情報の前記選択された前記設定項目の設定内容と前記特定ステップにより特定された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容をそれぞれ同一の数値増減することを特徴とする請求項3乃至13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記特定ステップにより特定された設定情報を複製する複製ステップを更に有し、
    前記変更ステップは、前記複製ステップにより複製された設定情報の前記選択された設定項目の設定内容を変更することを特徴とする請求項3乃至14のいずれか一項に記載のプログラム。
  16. 前記複製ステップにより複製された設定情報に、複製元の設定情報に対応する関係性を設定する設定ステップをさらに有することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記設定ステップは、前記複製ステップにより複製された設定情報に、複製元の設定情報の関係性と同一又は別の関係性を設定することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記設定項目は、前記設定情報によって印刷される印刷物の色空間、前記印刷物の幅、前記印刷物のサイズ、前記印刷物のメディア種類、前記印刷物の解像度、前記印刷物の部数のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項3乃至17のいずれか一項に記載のプログラム。
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