JP2006252146A - 印刷設定方法、印刷設定装置、プリンタ及び印刷設定プログラム - Google Patents

印刷設定方法、印刷設定装置、プリンタ及び印刷設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減する印刷設定方法、印刷設定装置、プリンタ及び印刷設定プログラムを提供する。
【解決手段】 印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定段階と、前記事前設定段階で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定段階と、前記データ群指定段階で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定段階と、を含むことを特徴とする印刷設定方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷設定方法、印刷設定装置、プリンタ及び印刷設定プログラムに関する。
従来の印刷条件の設定方法では、ユーザは印刷対象データを指定し、次に当該印刷対象データの印刷部数を指定するという2つの操作を行っている。印刷対象データが複数ある場合は、ユーザは上述した2つの操作を印刷対象データの数だけ繰り返している。
従来の印刷条件の設定方法によると、複数の印刷対象データを同一部数印刷させる場合、印刷部数が同一であるにもかかわらずユーザは印刷対象データの数だけ印刷部数の指定を繰り返さなければならない。このためユーザは操作回数が増え、設定に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて創作されたものであって、複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減する印刷設定方法、印刷設定装置、プリンタ及び印刷設定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷設定方法は、印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定段階と、前記事前設定段階で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定段階と、前記データ群指定段階で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定段階と、を含む。本発明によると、印刷対象データ群に事前設定段階で指定された同一の印刷条件が設定されるので、印刷対象データがいくつあってもユーザは印刷条件の指定を一度だけ行えばよい。このため、複数の印刷対象データを同一の印刷条件で印刷させる場合、ユーザは同一の印刷条件の設定を印刷対象データの数だけ繰り返す必要がなく、操作回数が低減される。よって本発明によると、複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減できる。
さらに本発明に係る印刷設定方法では、前記設定段階で各前記印刷対象データに設定された前記事前設定条件と各前記印刷対象データのパスとをDPOFファイルに格納するDPOF設定段階を更に含む。本発明によると、印刷を実行する手段を備えない装置でも印刷対象データの指定と印刷条件の指定とが行える。
さらに本発明に係る印刷設定方法では、前記データ群指定段階で前記印刷対象データ群の指定を受け付けている途中で印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件で前記事前設定条件を変更する設定変更段階を更に含み、前記設定段階は、前記設定変更段階で前記事前設定条件が変更される前に指定された印刷対象データ群には変更前の前記事前設定条件を設定し、変更された後に指定された印刷対象データ群には変更後の前記事前設定条件を設定する。
さらに本発明に係る印刷設定方法では、各前記印刷対象データに設定された前記事前設定条件を個別に変更する個別変更段階を更に含む。本発明によると、各印刷対象データに設定された事前設定条件を、設定後に個別に変更できる。
さらに本発明に係る印刷設定方法では、前記データ群指定段階において、データに対応するオブジェクトを画面に表示し、表示した前記オブジェクトの指定を受け付けることで前記印刷対象データ群を構成する前記印刷対象データの指定を受け付け、前記印刷対象データに設定されている前記事前設定条件を前記印刷対象データに対応する前記オブジェクトに対応付けて前記画面に表示する設定条件表示段階を更に含む。本発明によると、どのデータを印刷対象データとして指定したかを確認できる上、当該オブジェクトに対応する印刷対象データに設定されている事前設定条件を容易に確認できる。
さらに本発明に係る印刷設定方法では、前記印刷条件は、印刷部数である。本発明によると、複数の印刷対象データに同一の印刷部数を設定するための操作回数を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷設定装置は、印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定手段と、前記事前設定手段で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定手段と、前記データ群指定手段で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定手段と、を備える。本発明によると、複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタは、請求項7に記載の印刷設定装置と、前記印刷設定装置で設定された前記事前設定条件に基づいて前記印刷対象データを印刷する印刷手段と、を備える。本発明によると、複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷設定プログラムは、印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定手段と、前記事前設定手段で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定手段と、前記データ群指定手段で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定手段としてコンピュータを機能させる。本発明によると、複数の印刷対象データに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の実施の形態を複数の実施例に基づいて説明する。
(第一実施例)
図2は、本発明の第一実施例に係る印刷設定装置としてのディジタルスチルカメラ(DSC)1のハードウェア構成を示すブロック図である。
光学系10は、レンズ10a、絞り10b等で構成されている。光学系10はイメージセンサ11の受光面に被写体の光学像を結像させる。
イメージセンサ11は、2次元空間に離散的に配置された受光セルとCCD(Charge Coupled Device)などの電荷転送素子とを備えたエリアイメージセンサである。イメージセンサ11は光学系10により結像される光学像を光電変換して得られる電荷を受光セル毎に一定時間蓄積し、受光セル毎の受光量に応じた電気信号を出力する。受光面にC(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)及びG(Green)の4色の補色フィルタ、又はR(Red)、G(Green)及びB(Blue)の原色フィルタを設けることによりカラー画像を形成することが可能になる。イメージセンサ11の露光量は、絞り10bのF値や光学系10とイメージセンサ11の間に設けられる図示しないメカニカルシャッタの開放時間とで決定される。尚、イメージセンサ11の露光時間はイメージセンサ11の電荷蓄積時間自体を電気的に制御することによって調整してもよい。
アナログフロントエンド(AFE)部12は、イメージセンサ11から出力される電気信号を量子化してディジタル信号に変換する。AFE部12は、具体的には例えば、出力される電気信号に含まれる雑音の低減処理、ゲインの調整による電気信号のレベル調整処理、量子化処理等を行う。
ディジタル画像処理部13は、AFE部12から出力されたディジタル信号に対し、画像形成処理、ホワイトバランス補正、γ補正、色空間変換等を施し、各画素についてR、G、Bの階調値や、Y、Cb、Crの階調値などを表す画像データを作成する。また、ディジタル画像処理部13は画像データを縮小し、縮小された画像(以下「縮小画像」という。)を出力する。縮小画像の画像サイズは制御部19によって設定される。例えば、画像データをLCD18a(図5参照)の画面に表示する場合、LCD18aの画面サイズまで画像データを縮小して表示する。もちろん、これ以外のサイズに縮小することも可能である。生成された縮小画像は、元の画像データとともに外部記憶部14によってリムーバブルメモリ15にEXIF(Exchangeable Image File Format)形式のファイル(以下「EXIFファイル」という。)に格納されて出力される。なお、画像データを縮小する処理は、CPU19aにおいて実行されるプログラムにより実行されてもよい。
事前設定手段、データ群指定手段、設定変更手段、個別変更手段および設定条件表示手段としての表示部18は、ディスプレイコントローラ、LCD18aなどを備える。表示部18は制御部19によって制御され、撮像モードでは電子ビューファインダとして機能し、再生モードでは撮影された画像データを表示するモニタとして機能する。また、表示部18は、印刷条件を指定したり印刷対象データを指定したりするための各種の画面を表示する。
DPOF設定手段としての外部記憶部14は、リムーバブルメモリ15が挿入されるカードスロット、カードスロットに挿入されたリムーバブルメモリ15が脱着自在に接続される接続端子、メモリコントローラなどを備える。外部記憶部14は制御部19によって制御され、DPOFファイルやEXIFファイルをリムーバブルメモリ15に書き込む処理やリムーバブルメモリ15からEXIFファイルを読み込む処理などを行う。リムーバブルメモリ15は電源が切れても記憶内容が失われないフラッシュメモリなどのような不揮発性メモリである。
事前設定手段、データ群指定手段、設定変更手段、および個別変更手段としての操作部17は、撮像モードや再生モードなどのモードを設定するスイッチ、シャッタボタン、LCD18aに表示される各種のメニューを操作するための十字キー17a(図5参照)、メニューの表示項目に応じて機能が変化する押しボタン17b及び17c(図5参照)などを備える。
インタフェース(I/F)部16は、USB、Bluetoothなどの通信規格に準拠して構成され、通信ケーブルを介してプリンタなどに接続される。
制御部19は、CPU19a、フラッシュメモリ19c、及びRAM19bを備える。CPU19aはフラッシュメモリ19cに記憶されているコンピュータプログラムを実行することによりDSC1の全体を制御する。また、CPU19aはフラッシュメモリ19cに記憶されている印刷設定プログラムを実行することで事前設定手段、データ群指定手段、設定手段、DPOF設定手段、個別変更手段、設定変更手段および設定条件表示手段としても機能する。フラッシュメモリ19cは、各種のプログラムやデータなどを記憶するメモリであり、RAM19bは各種のプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。これら各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリ15等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。
次に、DPOFファイルについて説明する。
図3は、DPOFファイルのファイル構造を示す模式図である。DPOFファイルは、事前設定データを記録するファイルフォーマットの一つとして規格化されたフォーマットである。DPOFをサポートすると、印刷手段を備えないディジタルカメラにおいて印刷対象データとする画像ファイル(EXIFファイル)の指定や印刷部数の指定などが可能である。DPOFファイルの一つである自動プリントファイル(AUTOPRINT.MRK)は、ヘッダ部[HDR]、及び一つ以上のジョブ記述部[JOB]から構成される。ヘッダ部[HDR]にはDPOFのバージョン情報などが記録される。ジョブ記述部[JOB]は画像ファイル毎に作成される。ジョブ記述部[JOB]には印刷部数、画像ファイルのパス、DPOFで規定されている他の情報などが記録される。印刷時には自動プリントファイルからパスと印刷部数とを読み込むことで、印刷対象データや印刷部数の設定が不要になる。
次に、印刷設定プログラムについて説明する。
図4は、印刷設定プログラムの論理的な構成を示すブロック図である。
事前設定モジュール31は、制御部19を事前設定手段および設定変更手段として機能させるモジュールである。事前設定モジュール31は、図5(A)に示す事前設定画面41を表示部18に表示する。事前設定画面41において印刷部数欄41aは印刷部数を指定するための入力フィールドである。ユーザは操作部17を操作して印刷部数欄41aに印刷部数に応じた数字を入力し、[OK]ボタン17cを押下することで印刷部数を指定する。[OK]ボタン17cが押下されると、事前設定モジュール31は指定された印刷部数をRAM19bに記憶する。これにより印刷部数が事前設定条件として事前設定される。また、事前設定モジュール31は、データ群指定モジュール32が印刷対象データ群の指定を受け付けている途中で実行されると、既に設定されている事前設定条件を、指定された印刷部数で上書きする。この結果、事前設定条件が変更される。
データ群指定モジュール32は、制御部19をデータ群指定手段、個別変更手段および設定条件表示手段として機能させるモジュールである。データ群指定モジュール32は、具体的には例えば図5(B)に示すデータ群指定画面42を表示して印刷対象データの指定を受け付ける。データ群指定画面42にはリムーバブルメモリ15に記録されている各EXIFファイルに格納されている縮小画像が、EXIFファイルの名前順、あるいは撮像日時順などの所定の順で一画像ずつ表示される。縮小画像は特許請求の範囲に記載の「オブジェクト」に相当する。ユーザは十字キー17aの右端、左端を押下することにより、表示される縮小画像を変更することができる。例えば右端が押下されると、データ群指定モジュール32は次のEXIFファイルに格納されている縮小画像を表示する。同様に左端が押下されたときは前のEXIFファイルに格納されている縮小画像を表示する。これによりユーザは目的の縮小画像を表示させることができる。データ群指定モジュール32は、縮小画像を表示している状態でユーザにより[OK]ボタン17cが押下されると、そのとき表示している縮小画像を格納しているEXIFファイルを印刷対象データとして受け付ける。具体的には、データ群指定モジュール32は、[OK]ボタン17cが押下されると当該EXIFファイルのパスと事前設定条件として設定されている印刷部数とを関連付けて設定モジュール33に出力する。設定モジュール33にパスと印刷部数とを出力すると当該EXIFファイルに当該印刷部数が設定される。データ群指定モジュール32は、印刷部数が設定されると、当該縮小画像を格納しているEXIFファイルに設定された印刷部数を当該縮小画像の右上に表示する。右上の印刷部数の表示は、印刷対象データとして指定されたEXIFファイルに格納されている縮小画像が表示されるとそれに伴って表示される。例えば十字キー17aの右端を押下して縮小画面を遡って表示させると、印刷対象データに指定されたEXIFファイルに対応する縮小画像には右上に当該EXIFファイルに設定されている印刷部数が表示される。これによりユーザは後でどのEXIFファイルを印刷対象データに指定したかを印刷部数の表示の有無によって確認することができる上、設定した印刷部数を確認することができる。
また、右上の印刷部数は、十字キー17aの上端、及び下端を押下することによって増減することができる。データ群指定モジュール32は、印刷部数が増減されると、表示中の縮小画像を格納しているEXIFファイルのパスと、増減された印刷部数とを関連付けて設定モジュール33に出力する。なお、本実施例では縮小画像を一つずつ順に表示する場合を例に説明するが、表示方法はこれに限られるものではなく、例えば縮小画像を一覧表示してもよい。
設定モジュール33は、制御部19を設定手段および設定変更手段として機能させるモジュールであって、印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の印刷部数を設定するモジュールである。設定モジュール33は、データ群指定モジュール32からEXIFファイルのパスと事前設定条件として設定されている印刷部数とが出力されると、当該パスと印刷部数とを関連付けてRAM19bに記憶する。すなわち、第一実施例において「印刷対象データに事前設定条件を設定する」とは、EXIFファイルのパスと当該パスに関連付けられている印刷部数とを関連付けてRAM19bに記憶することをいう。データ群指定画面42で縮小画像を表示して[OK]ボタン17cを押下すると、当該縮小画像を格納しているEXIFファイルに、事前設定されている印刷部数が設定される。従って、複数のEXIFファイルを同一部数印刷する場合であってもユーザは印刷部数を設定する操作を一度だけ行えばよく、各EXIFファイルに同一の印刷条件を設定するための操作回数を低減できる。また、設定モジュール33は、EXIFファイルのパスと、増減された印刷部数とが出力されると、当該パスに関連付けてRAM19bに記憶した印刷部数を、増減された印刷部数で更新する。
DPOF設定モジュール34は、制御部19をDPOF設定手段として機能させるモジュールである。DPOF設定モジュール34は、データ群指定画面42で所定の操作が行われると、またはデータ群指定画面42から[キャンセル]ボタン17bで戻った後の事前設定画面41で[OK]ボタン17cが押下されると、設定モジュール33がRAM19bに記憶させた各EXIFファイルのパスについて、当該パス、当該パスに関連付けられてRAM19bに記憶されている印刷部数、及びDPOFで規定されている他の情報からなる一つのジョブ記述部[JOB]をDPOFファイルに一括して書き込む。
次に、印刷設定の処理の流れについて説明する。
図6は印刷設定の処理の流れを示すフローチャートであり、図1は印刷設定における画面遷移図である。
事前設定段階および設定変更段階としてのS105では、制御部19は事前設定画面41を表示し、事前設定条件としての印刷部数の指定を受け付ける。
S110では、既に事前設定条件が設定されているか否かを判定する。既に設定されていればS115に進み、設定されていなければS120に進む。S110を初めて実行する場合はまだ設定されていないのでS120に進む。
DPOF設定段階としてのS115の処理の説明は後述する。
事前設定段階および設定変更段階としてのS120では、制御部19は受け付けた印刷部数を事前設定条件としてRAM19bに記憶する。
データ群指定段階としてのS125では、制御部19はデータ群指定画面42を表示し、印刷対象データの指定を受け付ける。ユーザは前述したように十字キー17aを操作し、印刷したいEXIFファイルに格納されている縮小画像を表示させ、[OK]ボタン17cを押下する。
設定段階、個別変更段階および設定条件表示段階としてのS130では、制御部19は当該縮小画像を格納しているEXIFファイルのパスと事前設定されている印刷部数とを関連付けてRAM19bに記憶するとともに、縮小画像上の右上に印刷部数を表示する。ユーザは[OK]ボタン17cを押下した後に当該EXIFファイルの印刷部数を変更したい場合は、十字キー17aの上端、又は下端を押下して印刷部数を変更し、[OK]ボタン17cを押下する。[OK]ボタン17cが押下されると、制御部19は、当該EXIFファイルに設定されている印刷部数を十字キー17aの押下に応じた印刷部数に変更する。
S135では、制御部19はユーザの操作を判定する。ユーザは処理を終了したければ処理を終了するための所定の操作を行い、また、次あるいは前の縮小画像を表示させたければ十字キー17aの右端、左端を押下する。事前設定条件を変更したい場合は[キャンセル]ボタン17bを押下する。制御部19は、終了を指示する操作が行われた場合はS140に進む。十字キー17aの右端、左端が押下された場合はS125に戻る。[キャンセル]ボタン17bが押下された場合はS105に戻る。
ここでS115の処理について説明する。[キャンセル]ボタン17bが押下されてS105に戻り、戻ったS105において事前設定画面41で[OK]ボタン17cが押下されると、制御部19は既に事前設定条件が設定されているのでS110で事前設定条件の変更と判定し、S115に進む。S115では、制御部19はリムーバブルメモリ15にDPOFファイルを生成する。次に、制御部19はRAM19bに記憶されている各EXIFファイルのパスについてジョブ記述部[JOB]をDPOFファイルに一括して書き込む。なお、既にDPOFファイルが生成済みであり、そのDPOFファイルに既に同じパスが存在する場合は、上書きで書き込むものとする。次に制御部19は、S120、S125に進んでデータ群指定画面42に戻る。戻った後のデータ群指定画面42には[キャンセル]ボタン17bが押下されたときに表示していた縮小画像を表示してもよいし、最初の縮小画像に戻って表示してもよい。
DPOF設定段階としてのS140では、制御部19は、リムーバブルメモリ15にDPOFファイルを生成する。なお、S115で既にDPOFファイルを生成していれば生成は不要である。次に、制御部19は、RAM19bに記憶されている各EXIFファイルのパスについて、当該パス、当該パスに関連付けられてRAM19bに記憶されている印刷部数、及びDPOFで規定されている他の情報からなるジョブ記述部[JOB]をDPOFファイルに一括して書き込む。
次に、上述した処理の結果について説明する。
図7は、上述した処理を実行した後のDPOFファイルの一例を示す模式図である。図示する例は、印刷部数に3を事前設定して2つのEXIFファイルを指定し、その後にデータ群指定画面42で[キャンセル]ボタン17bを押下して事前設定画面41に戻り、印刷部数を1に変更して3つのEXIFファイルを指定した例である。図示するように、事前設定画面41で印刷部数を指定された一つ以上のEXIFファイル(印刷対象データ群)、あるいは印刷部数を変更した後に指定された一つ以上のEXIFファイル(印刷対象データ群)には、同一の印刷部数が設定される。
以上説明した本発明の一実施例にかかるDSC1によると、事前設定段階としてのS105で印刷部数を指定すると、印刷対象データ群にS105で指定された同一の印刷部数が設定されるので、印刷対象データがいくつあってもユーザは印刷部数の指定を一度だけ行えばよい。このため、複数の印刷対象データを同一の印刷部数分印刷させる場合であっても、ユーザは同一の印刷部数の設定を印刷対象データの数だけ繰り返す必要がなく、ユーザは複数の印刷対象データに同一の印刷部数を設定するための操作回数を低減できる。
なお、本実施例ではジョブ記述部[JOB]を一括して書き込んでいるが、EXIFファイルが指定される毎、すなわちデータ群指定画面42で[OK]ボタン17cが押下される毎に書き込んでもよい。
また、本実施例では印刷設定装置としてディジタルカメラを例に説明したが、印刷設定装置は、画像ビューア、複合機、パーソナルコンピュータなどでもよい。
また、本実施例では印刷部数とEXIFファイルのパスとをDPOFファイルに格納する場合を例に説明したが、必ずしもDPOFファイルに格納する必要はない。例えば印刷設定装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)をプリンタに接続し、データ群指定画面42で[OK]ボタン17cが押下されたら、PCはそのとき表示している縮小画像に対応するEXIFファイルに格納されている画像データに基づいて印刷データを生成し、プリンタを制御して当該印刷データを印刷部数分印刷させてもよい。
また、本実施例ではEXIFファイルを印刷対象データとして指定する場合を例に説明したが、印刷対象データは他のフォーマットの画像データでもよいし、画像データ以外のデータであってもよい。
また、本実施例では、事前設定条件を変更すると変更後の事前設定条件は変更後に指定されたEXIFファイルにしか設定されないが、変更前に印刷対象データとして指定され、変更前の事前設定条件が既に設定されているEXIFファイルの事前設定条件を、変更後の事前設定条件で一括して更新するようにしてもよい。
(第二実施例)
図8(A)は、本発明の第二実施例に係るプリンタ2の外観を示す斜視図である。プリンタ2はパーソナルコンピュータ等による制御を必要とせず、画像データを単独で印刷可能な所謂スタンドアロン型プリンタである。図示するようにプリンタ2のハウジング51には操作部52、LCD53、カードスロット54などが設けられている。
事前設定手段、データ群指定手段、設定変更手段、および個別変更手段としての操作部52は、[決定]ボタン、[キャンセル]ボタン、[印刷]ボタンなどの各種の操作ボタンを備えている。
図8(B)は、プリンタ2のハードウェア構成を示すブロック図である。
事前設定手段、データ群指定手段、設定変更手段、個別変更手段および設定条件表示手段としての表示部55は、ディスプレイコントローラ、LCD53などを備える。表示部55は制御部56によって制御され、印刷条件や印刷対象データを指定するための画面などを表示する。LCD53の画面には種々の設定を行うためのメニューが表示され、表示されたメニューは上述した各種の操作ボタンによって操作される。
設定手段としての外部記憶部57は、リムーバブルメモリ58が挿入されるカードスロット54、カードスロット54に挿入されたリムーバブルメモリ58が脱着自在に接続される接続端子、メモリコントローラなどを備える。
印刷手段としての画像処理部59は、外部記憶部57で読み込まれワークメモリ56cに記憶された画像データに基づいて印刷データを作成するASICである。画像処理部59は、具体的には例えばJPEG規格で圧縮されている画像データの伸張、伸張された画像データの色空間の変換、ガンマ補正、カラーバランス調整、シャープネス調整、コントラスト調整、画像データの解像度を印刷解像度に変換する解像度変換、画像データを2値化する2値化処理、2値化された画像データをプリンタエンジンに転送すべき順序に並べ替えて印刷データを生成するインターレース処理などを制御部56と協働して実行する。尚、これらの処理を制御部56と画像処理部59とのいずれで行うかは適宜選択し得る設計事項である。
印刷手段としてのプリンタエンジン60は、画像処理部59で生成された印刷データに基づいて紙等の印刷媒体に画像を印刷する。プリンタエンジン60は印字ヘッドを搭載するキャリッジ、キャリッジを往復移動させる駆動機構、印刷媒体を搬送する搬送機構などで構成され、それらは制御部56によって制御される。キャリッジには印字ヘッドの他に印字ヘッドが吐出するインクを蓄える複数のインクタンクが色毎に搭載されている。尚、プリンタエンジン60は例えばレーザ方式やドットインパクト方式で画像を印刷するものであってもよい。
制御部56は、CPU56a、フラッシュメモリ56b、及びワークメモリ56cを備える。CPU56aはフラッシュメモリ56bに記憶されているプログラムを実行してプリンタ2の全体を制御する。また、CPU56aはフラッシュメモリ56bに記憶されている印刷設定プログラムを実行することで事前設定手段、データ群指定手段、設定手段、DPOF設定手段、個別変更手段、設定変更手段および設定条件表示手段としても機能する。フラッシュメモリ56bは各種のプログラムやデータを記憶しているメモリであり、ワークメモリ56cは各種のプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。これら各種のプログラムやデータは所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリ58等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。
次に、第二実施例の印刷部数設定画面について説明する。
図9は、第二実施例の印刷部数設定画面70を示す模式図である。図示するように印刷部数設定画面70には、「印刷部数」に加えて「用紙サイズ」、「用紙種類」、「印刷品質」も指定できる。「印刷部数」、「用紙サイズ」、「用紙種類」および「印刷品質」は、特許請求の範囲に記載の印刷条件に相当する。
次に、プリンタ2の作動について説明する。
プリンタ2は、印刷部数設定画面70で所定の操作、具体的には例えば[印刷]ボタンが押下されると、DPOFファイルにジョブ記述部[JOB]を一括して書き込むのではなく、ワークメモリ56cに記憶されているパスで特定される各EXIFファイルを、当該EXIFファイルに設定されている事前設定条件に基づいて印刷する。
第二実施例はその他の点において第一実施例と実質的に同一である。
本発明の第一実施例に係る画面遷移図。 本発明の第一実施例に係る印刷設定装置のブロック図。 DPOFファイルのファイル構造を示す模式図。 本発明の第一実施例に係る印刷設定プログラムのブロック図。 (A)及び(B)は本発明の第一実施例に係る画面の模式図。 本発明の第一実施例に係るフローチャート。 本発明の第一実施例に係る処理の実行後のDPOFファイルの模式図。 (A)は本発明の第二実施例に係るプリンタの斜視図、(B)はそのブロック図。 本発明の第二実施例に係る画面の模式図。
符号の説明
1 ディジタルスチルカメラ(印刷設定装置)、2 プリンタ、14 外部記憶部(設定手段)、17 操作部(事前設定手段、データ群指定手段)、18 表示部(事前設定手段、データ群指定手段)、19 制御部(事前設定手段、データ群指定手段、設定手段)、52 操作部(事前設定手段、データ群指定手段)、55 表示部(事前設定手段、データ群指定手段)、56 制御部(事前設定手段、データ群指定手段、設定手段)、57 外部記憶部(DPOF設定手段)、59 画像処理部(印刷手段)、60 プリンタエンジン(印刷手段)

Claims (9)

  1. 印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定段階と、
    前記事前設定段階で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定段階と、
    前記データ群指定段階で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定段階と、
    を含むことを特徴とする印刷設定方法。
  2. 前記設定段階で各前記印刷対象データに設定された前記事前設定条件と各前記印刷対象データのパスとをDPOFファイルに格納するDPOF設定段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷設定方法。
  3. 前記データ群指定段階で前記印刷対象データ群の指定を受け付けている途中で印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件で前記事前設定条件を変更する設定変更段階を更に含み、
    前記設定段階は、前記設定変更段階で前記事前設定条件が変更される前に指定された印刷対象データ群には変更前の前記事前設定条件を設定し、変更された後に指定された印刷対象データ群には変更後の前記事前設定条件を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷設定方法。
  4. 各前記印刷対象データに設定された前記事前設定条件を個別に変更する個別変更段階を更に含むことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の印刷設定方法。
  5. 前記データ群指定段階において、データに対応するオブジェクトを画面に表示し、表示した前記オブジェクトの指定を受け付けることで前記印刷対象データ群を構成する前記印刷対象データの指定を受け付け、
    前記印刷対象データに設定されている前記事前設定条件を前記印刷対象データに対応する前記オブジェクトに対応付けて前記画面に表示する設定条件表示段階を更に含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の印刷設定方法。
  6. 前記印刷条件は、印刷部数であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の印刷設定方法。
  7. 印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定手段と、
    前記事前設定手段で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定手段と、
    前記データ群指定手段で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする印刷設定装置。
  8. 請求項7に記載の印刷設定装置と、
    前記印刷設定装置で設定された前記事前設定条件に基づいて前記印刷対象データを印刷する印刷手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  9. 印刷条件の指定を受け付け、受け付けた前記印刷条件を事前設定条件として設定する事前設定手段と、
    前記事前設定手段で前記事前設定条件が設定された後に印刷対象データ群の指定を受け付けるデータ群指定手段と、
    前記データ群指定手段で指定された前記印刷対象データ群を構成する各印刷対象データに同一の前記事前設定条件を設定する設定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする印刷設定プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016139272A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 キヤノン株式会社 情報処理装置、制御方法及びプログラム

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