JP6565887B2 - 低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法および低降伏比角形鋼管の製造方法 - Google Patents
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Description
前記鋼素材を、質量%で、C:0.07〜0.20%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.015%以下、Al:0.01〜0.06%、N:0.006%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼素材とし、
前記熱延工程が、前記鋼素材を加熱温度:1100〜1300℃に加熱した後、該加熱された鋼素材に粗圧延終了温度:1150〜950℃とする粗圧延を施し、仕上圧延開始温度:1100〜850℃、仕上圧延終了温度:900〜750℃とする仕上圧延を施し熱延板とする工程であって、前記粗圧延の各パス間および/または前記粗圧延終了後前記仕上圧延開始前に、両面を冷却開始から冷却停止までの平均冷却速度が30℃/s以上となる冷却速度で冷却停止温度:600℃以下まで冷却した後、復熱させる仕上圧延前冷却工程を有し、
前記熱延後冷却工程が、前記熱延板を板厚中心温度で冷却開始から冷却停止までの平均冷却速度が4〜25℃/sとなる冷却速度で冷却停止温度:580℃以下まで冷却を施す工程であり、
前記巻取工程が、巻取温度:580℃以下で巻取り、その後放冷する工程であることを特徴とする低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。
Cは、固溶強化により鋼板の強度を増加させるとともに、第二相の一つであるパーライトの形成に寄与する元素である。所望の引張特性、靭性、さらに所望の鋼板組織を確保するためには、0.07%以上の含有を必要とする。一方、0.20%を超える含有は、角形鋼管の現場溶接時(例えば、角形鋼管同士の溶接時)にマルテンサイト組織が生成し溶接割れの原因となる懸念がある。このため、Cは0.07〜0.20%の範囲に限定した。Cは、好ましくはC:0.09〜0.18%である。
Mnは、固溶強化を介して鋼板の強度を増加させる元素であり、所望の鋼板強度を確保するために、0.3%以上の含有を必要とする。0.3%未満の含有では、フェライト変態開始温度の上昇を招き、組織が過度に粗大化しやすい。一方、2.0%を超えて含有すると、中心偏析部の硬度が上昇し、角形鋼管の現場溶接時の割れの原因となる懸念がある。このため、Mnは0.3〜2.0%の範囲に限定した。Mnは、好ましくは0.3〜1.6%、より好ましくは0.3〜1.4%である。
Pは、フェライト粒界に偏析して、靭性を低下させる作用を有する元素であり、本発明では、不純物としてできるだけ低減することが望ましいが、過度の低減は、精錬コストの高騰を招くため、0.002%以上とすることが好ましい。なお、0.03%までは許容できる。このため、Pは0.03%以下に限定した。Pは、好ましくは0.025%以下である。
Sは、鋼中では硫化物として存在し、本発明の組成範囲であれば、主としてMnSとして存在する。MnSは、熱延工程で薄く延伸され、延性、靭性に悪影響を及ぼすため、本発明ではできるだけ低減することが望ましい。しかし、過度の低減は、精錬コストの高騰を招くため、0.0002%以上とすることが好ましい。なお、0.015%までは許容できる。このため、Sは0.015%以下に限定した。Sは、好ましくは0.010%以下である。
Alは、脱酸剤として作用するとともに、AlNとしてNを固定する作用を有する元素である。このような効果を得るためには、0.01%以上の含有を必要とする。0.01%未満では、Si無添加の場合に脱酸力が不足し、酸化物系介在物が増加し、鋼板の清浄度が低下する。一方、0.06%を超える含有は、固溶Al量が増加し、角形鋼管の長手溶接時(角形鋼管の製造時の溶接時)に、特に大気中での溶接の場合に、溶接部に酸化物を形成させる危険性が高くなり、角形鋼管溶接部の靭性が低下する。このため、Alは0.01〜0.06%に限定した。Alは、好ましくは0.02〜0.05%である。
Nは、転位の運動を強固に固着することで靭性を低下させる作用を有する元素であり、本発明では、不純物としてできるだけ低減することが望ましいが、0.006%までは許容できる。このため、Nは0.006%以下に限定した。Nは、好ましくは0.005%以下である。
Siは、固溶強化で鋼板の強度増加に寄与する元素であり、所望の鋼板強度を確保するために、必要に応じて含有できる。このような効果を得るためには、0.01%を超えて含有することが望ましいが、0.4%以上の含有は、鋼板表面に赤スケールと称するファイアライトが形成しやすくなり、表面の外観性状が低下する場合が多くなる。このため、含有する場合には、0.4%未満とすることが好ましい。なお、特にSiを添加しない場合は、Siは不可避的不純物として、そのレベルは0.01%以下である。
Nb、Ti、Vはいずれも、鋼中で微細な炭化物、窒化物を形成し、析出強化を通じて鋼の強度向上に寄与する元素である。含有すれば鋼管成形後の降伏比が高くなる傾向となる。このため、本発明では、含有しないことが望ましいが、角形鋼管の降伏比が90%以下となるような範囲であれば、強度を調整する目的で含有してもよい。範囲はそれぞれ、Nb:0.04%以下、Ti:0.02%以下、V:0.10%以下である。
Bは、冷却過程のフェライト変態を遅延させ、低温変態フェライト、すなわち、アシュキュラーフェライト相の形成を促進し、鋼板強度を増加させる作用を有する元素であり、Bの含有は、鋼板の降伏比、したがって角形鋼管の降伏比を増加させる。このため、本発明では、角形鋼管の降伏比が90%以下となるような範囲であれば、強度を調整する目的で必要に応じて含有できる。このような範囲はB:0.008%以下である。Bは、好ましくは0.0001〜0.0015%、さらに好ましくは0.0003〜0.0008%である。
鋼素材の加熱温度が1100℃未満では、被圧延材の変形抵抗が大きくなりすぎて、粗圧延機、仕上圧延機の耐荷重、圧延トルクの不足が生じ、圧延が困難となる。一方、1300℃を超えると、オーステナイト結晶粒が粗大化し、粗圧延、仕上圧延でオーステナイト粒の加工・再結晶を繰返しても、細粒化することが困難となり、所望の熱延鋼板の平均結晶粒径を確保することが困難となる。このため、鋼素材の加熱温度は1100〜1300℃であり、好ましくは1100〜1280℃である。また、圧延機の耐荷重、圧延トルクに余裕がある場合には、1100℃以下Ar3変態点以上の範囲の加熱温度を選択してもよい。鋼素材の厚さは、通常用いられる200〜350mm程度でよく、特に限定されない。
加熱された鋼素材は、粗圧延により、オーステナイト粒が加工、再結晶されて微細化する。粗圧延終了温度が950℃未満では、粗圧延機の耐荷重、圧延トルクの不足が生じやすくなる。一方、1150℃を超えて高温となると、オーステナイト粒が粗大化し、その後に仕上圧延を施しても、平均結晶粒径:20μm以下という所望の平均結晶粒径を確保することが困難となる。このため、粗圧延終了温度は950〜1150℃の範囲に限定する。この粗圧延終了温度範囲は、鋼素材の加熱温度、粗圧延のパス間での滞留、鋼素材厚さ等を調整することにより達成できる。なお、圧延機の耐荷重、圧延トルクに余裕がある場合には、粗圧延終了温度の下限を、Ar3変態点+100℃以上としてもよい。粗圧延が終了した段階での厚さ(シートバー等の厚さ)は、仕上圧延で、所望の製品厚さの製品板(熱延鋼板)とすることができればよく、特に限定する必要はないが、32〜60mm程度が適当である。
仕上圧延では、圧延加工−再結晶が繰り返され、オーステナイト(γ)粒の微細化が進行する。仕上圧延開始温度(仕上圧延入側温度)が低くなると、圧延加工により導入される加工歪が残存しやすくなり、γ粒の微細化を達成しやすい。仕上圧延開始温度(仕上圧延入側温度)が、850℃未満では、仕上圧延機内で鋼板表面近傍の温度がAr3変態点以下となりフェライトが生成する危険性が増大する。生成したフェライトは、その後の仕上圧延加工により圧延方向に伸長したフェライト粒となり、加工性低下の原因となる。一方、仕上圧延開始温度(仕上圧延入側温度)が、1100℃を超えて高温となると、上記した仕上圧延によるγ粒の微細化効果が低減し、平均結晶粒径:20μm以下の所望の熱延鋼板の平均結晶粒径を確保することが困難となる。このため、仕上圧延開始温度は1100〜850℃の範囲に限定する。仕上圧延開始温度は、好ましくは1050〜850℃である。
仕上圧延終了温度(仕上圧延出側温度)が900℃を超えて高温となると、仕上圧延時に付加される加工歪が不足し、γ粒の微細化が達成されず、したがって、平均結晶粒径:20μm以下の所望の熱延鋼板の平均結晶粒径を確保することが困難となる。一方、仕上圧延終了温度(仕上圧延出側温度)が750℃未満では、仕上圧延機内で鋼板表面近傍の温度がAr3変態点以下となり、圧延方向に伸長したフェライト粒が形成され、フェライト粒が混粒となり、加工性が低下する危険性が増大する。このため、仕上圧延終了温度(仕上圧延出側温度)は900〜750℃の範囲に限定する。仕上圧延終了温度は、好ましくは850〜750℃である。
(1)引張試験
得られた熱延鋼板から、引張方向が圧延方向となるように、JIS5号引張試験片を採取し、JIS Z 2241の規定に準拠して引張試験を実施し、降伏強さYS、引張強さTSを測定し、(降伏強さ)/(引張強さ)×100(%)で定義される降伏比YR(%)を算出した。
(2)シャルピー衝撃試験
得られた熱延鋼板の板厚1/2t位置から、試験片長手方向が圧延方向となるように、Vノッチ試験片を採取し、JIS Z 2242の規定に準拠して、試験温度:−20℃で、シャルピー衝撃試験を実施し、吸収エネルギー(J)を求めた。なお、試験片本数は各3本とし、その平均値を算出した。
(3)角形鋼管引張試験
得られた角形鋼管平坦部から、引張方向が管長手方向となるように、JIS5号引張試験片を採取し、JIS Z 2241の規定に準拠して引張試験を実施し、降伏強さYS、引張強さTSを測定し、(降伏強さ)/(引張強さ)×100(%)で定義される降伏比YR(%)を算出した。
(4)角形鋼管衝撃試験
得られた角形鋼管平坦部の板厚1/4t位置から、試験片長手方向が管長手方向となるように、Vノッチ試験片を採取し、JIS Z 2242の規定に準拠して、試験温度:0℃で、シャルピー衝撃試験を実施し、吸収エネルギー(J)を求めた。なお、試験片本数は各3本の平均値とした。
Claims (6)
- 鋼素材に、熱延工程、熱延後冷却工程および巻取工程をこの順に施して、熱延鋼板とするにあたり、
前記鋼素材を、質量%で、C:0.07〜0.20%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.015%以下、Al:0.01〜0.06%、N:0.006%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼素材とし、
前記熱延工程が、前記鋼素材を加熱温度:1100〜1300℃に加熱した後、該加熱された鋼素材に粗圧延終了温度:1150〜950℃とする粗圧延を施し、仕上圧延開始温度:1100〜850℃、仕上圧延終了温度:900〜750℃とする仕上圧延を施し熱延板とする工程であって、前記粗圧延の各パス間および/または前記粗圧延終了後前記仕上圧延開始前に、両面を冷却開始から冷却停止までの平均冷却速度が30℃/s以上となる冷却速度で冷却停止温度:600℃以下まで冷却した後、復熱させる仕上圧延前冷却工程を有し、
前記熱延後冷却工程が、前記熱延板を板厚中心温度で冷却開始から冷却停止までの平均冷却速度が4〜25℃/sとなる冷却速度で冷却停止温度:580℃以下まで冷却を施す工程であり、
前記巻取工程が、巻取温度:580℃以下で巻取り、その後放冷する工程であることを特徴とする低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。 - 前記鋼素材が、前記成分組成に加えてさらに、質量%で、Si:0.4%未満を含有することを特徴とする請求項1に記載の低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。
- 前記鋼素材が、前記成分組成に加えてさらに、質量%で、Nb:0.04%以下、Ti:0.02%以下およびV:0.10%以下から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。
- 前記鋼素材が前記成分組成に加えてさらに、質量%で、B:0.008%以下を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。
- 熱延鋼板の板厚が25mm超であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の低降伏比角形鋼管用熱延鋼板の製造方法で得られた熱延鋼板を冷間でロール成形することにより角形鋼管を得ることを特徴とする低降伏比角形鋼管の製造方法。
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