JP6565643B2 - 画像形成システム、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置を備える画像形成システム、およびそれに関連する技術に関する。
外部端末を用いて画像形成装置を遠隔操作する技術が存在する。
たとえば、特許文献1においては、画像形成装置から外部端末へと操作画面データ自体(ビットマップ画像データ等)をそのまま送信して当該操作画面を外部端末の表示部に表示するとともに、当該操作画面内での操作位置情報(押下位置情報等)を送受信して操作画面内における操作入力を受け付ける技術が示されている。いわゆるリモート接続による遠隔操作技術である。
また、ユーザ認証を伴わずに画像形成装置が利用されている場合には、画像形成装置のウエブブラウザの終了に応じて、ウエブブラウザとウエブサーバとのデータ授受に用いられたクッキー情報を破棄する技術も存在する。
たとえば、特許文献2においては、画像形成装置の認証モードがユーザ認証無効モード(認証処理を実行しないモード)である場合においてウエブブラウザが起動されているときには、クッキー情報が当該ウエブブラウザ管理下の設定情報データベース(クッキー記憶領域)に格納される。そして、ウエブブラウザの終了指示が受け付けられると、当該クッキー記憶領域内に格納されているクッキー情報が破棄(削除)される。これによれば、ユーザ認証を伴わずに画像形成装置を利用したユーザの個人情報の漏洩などのセキュリティリスクを低減することが可能である。
特開平05−122424号公報 特開2011−206962号公報
ここにおいて、ユーザ認証を伴わずに外部端末を用いて画像形成装置を遠隔操作し、画像形成装置のウエブブラウザを利用することが考えられる。
たとえば、ユーザ認証を伴わずに外部端末を用いて画像形成装置が遠隔操作され、画像形成装置のウエブブラウザの起動指示が外部端末から受け付けられると、画像形成装置は、当該ウエブブラウザを画像形成装置にて起動する。そして、画像形成装置のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスが行われ、ウエブサーバからウエブページが取得される。画像形成装置は、当該ウエブページに関するブラウザ画面データを外部端末に送信し、ブラウザ画面が外部端末にて表示される。画像形成装置のウエブブラウザ管理下のクッキー記憶領域には、画像形成装置のウエブブラウザとウエブサーバとのデータ授受に応じてクッキー情報が格納され、当該ウエブブラウザの終了指示が外部端末から受け付けられると、当該クッキー情報が当該クッキー記憶領域から削除される。
しかしながら、ウエブブラウザの動作中に画像形成装置内のクッキー記憶領域に格納されたクッキー情報が、ウエブブラウザの終了に応答して削除されてしまうと、ウエブブラウザが再び起動された場合に、当該ウエブブラウザは、前回の起動時におけるクッキー情報を利用することができない。そのため、外部端末のユーザが、たとえば画像形成装置の遠隔操作によるウエブブラウザの利用時にアクセスしてログインしていたウエブサイトに再びアクセスする場合、当該ユーザは、ログイン情報を再び入力することを要し、ユーザの利便性が低下する。
また、ウエブブラウザの終了に応答してクッキー記憶領域内のクッキー情報が削除される場合に限らず、たとえば、ウエブブラウザを用いてブラウザ画面に表示されたウエブページの閲覧履歴情報がウエブブラウザの終了に応答してウエブブラウザ管理下の閲覧履歴記憶領域から削除される場合にも、ユーザの利便性が低下することがある。具体的には、外部端末を用いた画像形成装置の遠隔操作によるウエブブラウザ利用時に閲覧していたウエブページの閲覧履歴情報がウエブブラウザの終了に応答して当該閲覧履歴記憶領域から削除されると、外部端末のユーザはウエブサイトの閲覧履歴から所望のウエブサイトに直接的に(簡単に)アクセスすることができず、ユーザの利便性が低下する。
このように、ウエブブラウザの動作中にウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納された情報がウエブブラウザの終了に応答して削除されてしまうと、所定記憶領域に格納された情報を利用できないことに起因して、ユーザの利便性の低下などの問題が生じ得る。
そこで、本願発明は、ウエブブラウザの利用時に当該ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納された情報が当該ウエブブラウザの利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、当該情報を再利用することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成システムであって、画像形成装置と、前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末と、を備え、前記画像形成装置は、前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第1の通信制御手段と、前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、を有し、前記外部端末は、前記画像形成装置との間で各種情報の授受を行う第2の通信制御手段、を有し、前記画像形成装置の前記管理手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ウエブブラウザの動作中に前記所定記憶領域に格納された前記ブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記所定記憶領域から削除し、前記外部端末の前記第2の通信制御手段は、前記画像形成装置から前記ブラウザ利用情報を受信するとともに前記ブラウザ利用情報を前記外部端末内に格納し、前記画像形成装置の前記第1の通信制御手段は、前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ブラウザ利用情報の返却要求を前記外部端末に送信し、前記外部端末の前記第2の通信制御手段は、前記返却要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記ブラウザ利用情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置の前記管理手段は、前記返却要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記ブラウザ利用情報を前記所定記憶領域に再び格納することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成システムにおいて、前記管理手段は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記所定記憶領域に再格納された前記ブラウザ利用情報を利用することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る画像形成システムにおいて、前記外部端末は、前記外部端末のウエブブラウザの動作を制御するブラウザ制御手段、をさらに有し、前記外部端末の前記ブラウザ制御手段は、前記外部端末の前記ウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記画像形成装置から受信されて前記外部端末内に格納された前記ブラウザ利用情報を利用することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記ブラウザ利用情報は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザとウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられるクッキー情報であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記ブラウザ利用情報は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザを用いて表示されたウエブページの閲覧履歴情報であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記ブラウザ利用情報は、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータであることを特徴とする。
請求項7の発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末との間で、各種情報の授受を行う通信制御手段と、前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、を備え、前記管理手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ウエブブラウザの動作中に前記所定記憶領域に格納された前記ブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記所定記憶領域から削除し、前記通信制御手段は、前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ブラウザ利用情報の返却要求を前記外部端末に送信し、前記管理手段は、前記返却要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記ブラウザ利用情報を前記所定記憶領域に再び格納することを特徴とする。
請求項8の発明は、画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末に内蔵されたコンピュータに、a)前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記画像形成装置のウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了を前記画像形成装置に対して指示するステップと、b)前記ウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記ウエブブラウザの動作中に前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されていたブラウザ利用情報を、前記画像形成装置から受信して前記外部端末内に格納するステップと、c)前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置を遠隔操作して前記ウエブブラウザの起動を前記画像形成装置に対して指示するステップと、d)前記ブラウザ利用情報の返却要求であって前記ステップc)における前記ウエブブラウザの起動指示に応答して前記画像形成装置から送信されてきた返却要求を、前記画像形成装置から受信するステップと、e)前記返却要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記ブラウザ利用情報を前記画像形成装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項9の発明は、画像形成システムであって、複数の画像形成装置と、前記複数の画像形成装置を個別に遠隔操作することが可能な外部端末と、を備え、前記複数の画像形成装置のうちの一の装置である第1の画像形成装置は、前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第1の通信制御手段と、前記第1の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報であって前記第1の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納される第1のブラウザ利用情報を管理する第1の管理手段と、を有し、前記複数の画像形成装置のうち前記第1の画像形成装置とは別の装置である第2の画像形成装置は、前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第2の通信制御手段と、前記第2の画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザによって利用される第2のブラウザ利用情報であって前記第2の画像形成装置内且つ前記第2のウエブブラウザ管理下の第2の所定記憶領域に格納される第2のブラウザ利用情報を管理する第2の管理手段と、を有し、前記外部端末は、前記複数の画像形成装置との間で各種情報の授受を行うことが可能な第3の通信制御手段、を有し、前記第1の画像形成装置の前記第1の管理手段は、前記外部端末を用いて前記第1の画像形成装置が遠隔操作され前記第1のウエブブラウザが前記第1の画像形成装置にて動作している際に、前記第1のウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記第1のウエブブラウザの動作中に前記第1の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記第1の所定記憶領域から削除し、前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記第1の画像形成装置から前記第1のブラウザ利用情報を受信するとともに前記第1のブラウザ利用情報を前記外部端末内に格納し、前記第2の画像形成装置の前記第2の通信制御手段は、前記第1の画像形成装置の遠隔操作の終了後において、前記外部端末を用いて前記第2の画像形成装置が遠隔操作され前記第2のウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、ブラウザ利用情報の送信要求を前記外部端末に送信し、前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記送信要求に応答して、前記外部端末に格納されている前記第1のブラウザ利用情報を前記第2の画像形成装置に送信し、前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記送信要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として前記第2の所定記憶領域に格納することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明に係る画像形成システムにおいて、前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記第2の画像形成装置の前記第2のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記第2の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として利用することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10の発明に係る画像形成システムにおいて、前記第2の画像形成装置は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式であるか否か、を判定する判定手段、をさらに有し、前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式であると判定される場合に、前記ウエブアクセスに際して、前記第2の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として利用することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9または請求項10の発明に係る画像形成システムにおいて、前記外部端末は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用不可能な形式である場合、前記第1のブラウザ利用情報の形式を、前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式に変更する形式変更手段、をさらに有し、前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用不可能である場合、前記形式変更手段によってその形式が変更された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2の画像形成装置に送信することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項9から請求項12のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記外部端末は、前記外部端末のウエブブラウザの動作を制御するブラウザ制御手段、をさらに有し、前記外部端末の前記ブラウザ制御手段は、前記外部端末のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記第1の画像形成装置から受信されて前記外部端末内に格納された前記第1のブラウザ利用情報を利用することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項9から請求項13のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記第1のブラウザ利用情報は、前記第1の画像形成装置の前記第1のウエブブラウザとウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられるクッキー情報であることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項9から請求項13のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記第1のブラウザ利用情報は、前記第1の画像形成装置の前記第1のウエブブラウザを用いて表示されたウエブページの閲覧履歴情報であることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項9から請求項13のいずれかの発明に係る画像形成システムにおいて、前記第1のブラウザ利用情報は、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータであることを特徴とする。
請求項17の発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末との間で、各種情報の授受を行う通信制御手段と、前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、を備え、前記外部端末には、前記画像形成装置とは別の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報が、当該別の画像形成装置から受信されて格納され、前記第1のブラウザ利用情報は、前記外部端末を用いて当該別の画像形成装置が遠隔操作され前記第1のウエブブラウザが前記別の画像形成装置にて動作している際に、前記別の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納されていた情報であり、前記通信制御手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され、前記画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、ブラウザ利用情報の送信要求を前記外部端末に送信し、前記管理手段は、前記送信要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報として、前記画像形成装置内且つ前記第2のウエブブラウザ管理下の第2の所定記憶領域に格納することを特徴とする。
請求項18の発明は、複数の画像形成装置を個別に遠隔操作することが可能な外部端末に内蔵されたコンピュータに、a)前記外部端末を用いて前記複数の画像形成装置のうちの一の装置である第1の画像形成装置が遠隔操作され前記第1の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザが前記第1の画像形成装置にて動作している際に、前記第1のウエブブラウザの終了を前記第1の画像形成装置に対して指示するステップと、b)前記第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報であって前記第1のウエブブラウザの動作中に前記第1の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納されていた第1のブラウザ利用情報を、前記第1の画像形成装置から受信して前記外部端末内に格納するステップと、c)前記第1のウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記第1の画像形成装置とは別の装置である第2の画像形成装置を遠隔操作して前記第2の画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザの起動を前記第2の画像形成装置に対して指示するステップと、d)ブラウザ利用情報の送信要求であって前記ステップc)における前記第2のウエブブラウザの起動指示に応答して前記第2の画像形成装置から送信されてきた送信要求を、前記第2の画像形成装置から受信するステップと、e)前記送信要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記第1のブラウザ利用情報を前記第2の画像形成装置に送信するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1から請求項18に記載の発明によれば、ウエブブラウザの利用時に当該ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納された情報が当該ウエブブラウザの利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、当該情報を再利用することが可能である。
特に、請求項1から請求項8に記載の発明によれば、外部端末を用いて画像形成装置が遠隔操作されウエブブラウザが画像形成装置にて動作している際に、ウエブブラウザの終了指示が受け付けられると、ウエブブラウザの動作中に当該ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、外部端末に送信されるとともに当該所定記憶領域から削除される。その後、当該ウエブブラウザの起動指示が外部端末から受け付けられると、外部端末に送信されたブラウザ利用情報が、当該外部端末から取得されて当該所定記憶領域に再び格納される。したがって、ウエブブラウザの利用時に当該ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が当該ウエブブラウザの利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、その後ウエブブラウザが再び利用される際に、当該ブラウザ利用情報を再利用することが可能である。
また、特に、請求項9から請求項18に記載の発明によれば、第2の画像形成装置のウエブブラウザの起動指示が受け付けられると、第1の画像形成装置のウエブブラウザに関するブラウザ利用情報が、外部端末から取得されて当該第2の画像形成装置のウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納される。したがって、第1の画像形成装置のウエブブラウザの利用時に当該ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が当該ウエブブラウザの利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、その後第2の画像形成装置のウエブブラウザが利用される際に、当該ブラウザ利用情報を当該第2の画像形成装置のウエブブラウザを用いて再利用することが可能である。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置(MFP)の機能ブロックを示す図である。 外部端末の概略構成を示す機能ブロック図である。 画像形成システムにおける動作等の概略を示す図である。 ログイン画面を示す図である。 メニュー画面を示す図である。 ブラウザ画面を示す図である。 クッキー記憶領域を示す概念図である。 MFPの動作を示すフローチャートである。 外部端末の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成システムの動作等の概略を示す図である。 第2実施形態の第2の変形例に係る外部端末の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成概要>
図1は、本発明に係る画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10(10a)と外部端末50とを備える。なお、ここでは、外部端末50は1人のユーザのみによって利用される。
画像形成装置10と外部端末50とは、ネットワーク(通信ネットワーク)108を介して互いに接続される。ネットワーク108は、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、ネットワーク108に対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。たとえば、画像形成装置10はネットワーク108に対して有線接続され、外部端末50はネットワーク108に対して無線接続される。
画像形成システム1においては、画像形成装置10(詳細には画像形成装置10のタッチパネル25)に対する各種操作を外部端末50を用いて行うことが可能である。すなわち、外部端末50は、画像形成装置10を遠隔操作(リモート操作)することが可能である。なお、この画像形成システム1は、外部端末50を用いて画像形成装置10の遠隔操作を行う遠隔操作システムなどとも表現される。
外部端末50を用いた画像形成装置10の遠隔操作においては、画像形成装置10の操作画面に係る画面データ(画像データ)が画像形成装置10から外部端末50へと送信され、当該操作画面(画像形成装置10の操作画面と同様の内容を有する画面)が外部端末50のタッチパネル75に表示される。そして、外部端末50に表示された操作画面に対するユーザからの操作入力に応じて、操作入力情報(たとえば押下位置情報)が外部端末50から画像形成装置10へと送信される。画像形成装置10においては、当該操作入力情報に基づく処理が実行され、処理結果に対応する新たな操作画面(次の操作画面)の画面データが外部端末50へと送信される。
このように、外部端末50を用いた画像形成装置10の遠隔操作においては、外部端末50と画像形成装置10との間で、操作画面データ(遠隔操作画面データ)の授受と操作入力情報の授受とが繰り返される。
また、この画像形成装置10は、ユーザ認証を伴わない利用を許容しており、画像形成装置10の利用には、ユーザ認証を伴う利用と、ユーザ認証を伴わない利用とが存在する。
図5は、ログイン画面510を示す図である。外部端末50を用いた画像形成装置10の遠隔操作が開始されると、当該ログイン画面510に係る画面データが画像形成装置10から外部端末50へと送信され、当該ログイン画面510が外部端末50のタッチパネル75に表示される。図5に示すように、当該ログイン画面510には、ユーザ識別情報(ここではユーザIDおよびパスワード)の入力欄とログインボタン511とが設けられている。
たとえば、ログイン画面510(図5)において、外部端末50のユーザ(たとえばユーザU1)が、ユーザ識別情報(ユーザIDおよびパスワード)を入力してログインボタン511を押下すると、ユーザ認証を伴う画像形成装置10(10a)の利用(遠隔操作による利用)が開始される。具体的には、ユーザによって入力されたユーザ識別情報が外部端末50から画像形成装置10(10a)に送信され、画像形成装置10(10a)は、外部端末50からのユーザ識別情報に基づきユーザ認証を行う。そして、当該ユーザ認証が成功すると、外部端末50のユーザ(ここではユーザU1)がログインユーザ(プライベートユーザ)として特定され、ログインユーザU1による画像形成装置10(10a)の利用(遠隔操作による利用)が開始される。
一方、ログイン画面510(図5)において、外部端末50のユーザが、ユーザ識別情報を入力せずにログインボタン511(のみ)を押下すると、画像形成装置10(10a)は、ユーザ認証を行わず、画像形成装置10(10a)の利用者(外部端末50のユーザ)を特定しない。そして、ユーザ認証を伴わない(非特定ユーザによる)画像形成装置10(10a)の利用(遠隔操作による利用)が開始される。
また、この画像形成装置10は、「パブリックユーザ」(「ゲストユーザ」とも称される)による画像形成装置10の利用をも許容している。
たとえば、外部端末50のユーザが、パブリックユーザ向けに予め設定されたユーザ識別情報(たとえばユーザID「guest」および所定のパスワード)をログイン画面510(図5)にて入力してログインボタン511を押下すると、画像形成装置10は、外部端末50のユーザを「パブリックユーザ」として特定する。そして、「パブリックユーザ」による画像形成装置10(10a)の利用(遠隔操作による利用)が開始される。
また、この画像形成装置10は、画像形成装置10のウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域(ここではクッキー記憶領域80)を有しており、当該所定記憶領域(クッキー記憶領域80)には、ウエブブラウザ7によって利用されるブラウザ利用情報(ここではクッキー(Cookie)情報)が格納される(図8も参照)。
図8に示すように、クッキー記憶領域80には、ウエブブラウザ7によって利用されるクッキー情報の記憶領域81〜86が設けられている。
記憶領域81〜85は、特定ユーザ(「非パブリックユーザ」あるいは「プライベートユーザ」とも称する)(ここではユーザU1〜U5)用のクッキー記憶領域(各特定ユーザ向けに個別に割り当てられた記憶領域)である。外部端末50のユーザが自身のユーザ識別情報を入力して画像形成装置10にログインすると、当該ユーザはプライベートユーザとして認証される。プライベートユーザによって画像形成装置10が利用されている場合、ウエブブラウザ7は、プライベートユーザとして特定されたユーザ用の記憶領域を、ウエブサーバとのデータ授受に用いるクッキー情報の格納先として利用する。たとえば、ユーザ認証を伴って外部端末50のユーザ(たとえばユーザU1)がウエブブラウザ7を用いてウエブサーバにウエブアクセスすると、ウエブブラウザ7は、ウエブサーバとのデータ授受に際してクッキー情報をユーザU1用の記憶領域81(図8)に格納する。なお、ウエブブラウザ7によって特定ユーザ用の記憶領域81〜85に格納されたクッキー情報は、当該ウエブブラウザ7の終了の際には破棄されず、(所定期間(たとえば数十日)に亘って)当該記憶領域81〜85にて保持される。
また、記憶領域86は、パブリックユーザ用の記憶領域(パブリックユーザ向けに割り当てられた記憶領域)である。外部端末50のユーザが、プライベートユーザとして認証されずに画像形成装置10を利用している場合、ウエブブラウザ7は、(プライベートユーザ用の記憶領域ではなく、)パブリックユーザ用の記憶領域86(図8)を、ウエブサーバとのデータ授受に用いるクッキー情報の格納先として利用する。たとえば、或るユーザ(たとえばユーザU1)が、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いて画像形成装置10を遠隔操作し、ウエブブラウザ7を用いてウエブサーバにウエブアクセスすると、ウエブブラウザ7は、クッキー情報を、(ユーザU1用の記憶領域81ではなく)パブリックユーザ用の記憶領域86(図8)に格納する。また、別のユーザ(たとえばユーザU2)が、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いて画像形成装置10を遠隔操作し、ウエブブラウザ7を用いてウエブサーバにウエブアクセスする場合にも、ウエブブラウザ7は、クッキー情報を、(ユーザU2用の記憶領域82ではなく)パブリックユーザ用の記憶領域86に格納する。このように、クッキー記憶領域86は、プライベートユーザとして認証されずに画像形成装置10を利用する複数ユーザによって共用される。
<1−2.画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置10(10a)の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6、ウエブブラウザ7およびコントローラ(制御部)9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像あるいはスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(たとえば、外部端末50)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部4は、各種データを送信する送信部4aと各種データを受信する受信部4bとを有する。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、各操作画面の画像データ等を記憶する。また、格納部5は、ウエブブラウザ7の管理下の所定記憶領域(ここではクッキー記憶領域80)を有する。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの操作入力を受け付けることが可能である。
ウエブブラウザ7は、ウエブサーバとの間で通信(詳細にはHTTP通信)を行う処理部である。ウエブブラウザ7は、その動作中(起動中)において、ウエブサーバとの間でのデータ授受に用いるクッキー情報を、MFP10内且つウエブブラウザ7管理下のクッキー記憶領域80(図8参照)に格納する。
コントローラ(制御部)9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM(登録商標))内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介してMFP10にインストールされてもよい。あるいは、当該プログラムは、ネットワーク108等を経由してダウンロードされてMFP10にインストールされるようにしてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、当該プログラムの実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13と管理部14と判定部15とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(外部端末50等)との間の通信動作を通信部4等と協働して制御する処理部である。通信制御部11は、各種データの送信動作を制御する送信制御部と各種データの受信動作を制御する受信制御部とを有する。たとえば、ユーザ認証を伴わずに外部端末50によるMFP10の遠隔操作が行われている場合、通信制御部11は、ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられると、ウエブブラウザ7の動作中にウエブサーバとの通信に伴ってクッキー記憶領域86(図8)に格納されたクッキー情報を、外部端末50に移動(送信)する。また、ウエブブラウザ7の終了後に当該ウエブブラウザ7の起動指示が当該外部端末50から再び受け付けられると、通信制御部11は、外部端末50に移動させたクッキー情報の返却要求(送信要求)を外部端末50に送信するとともに、当該クッキー情報を外部端末50から取得(受信)する。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対する操作入力動作を制御する制御部である。たとえば、入力制御部12は、タッチパネル25に表示された操作画面に対する操作入力を受け付ける動作を制御する。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、MFP10を操作するための操作画面等をタッチパネル25に表示させる。
管理部(ブラウザ管理部)14は、MFP10のウエブブラウザ7の動作を制御するとともに、MFP10のウエブブラウザ7によって利用されるブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)を管理する処理部である。たとえば、管理部14は、外部端末50を用いてMFP10が遠隔操作されウエブブラウザ7がMFP10にて動作している際に、当該ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられると、クッキー記憶領域86に格納されているクッキー情報を、外部端末50に送信させるとともに当該クッキー記憶領域86から削除(破棄)する。
判定部15は、各種の判定動作を制御する処理部である。
<1−3.外部端末の構成>
次に、外部端末50の構成について説明する。
外部端末(携帯端末)50は、他の装置との間でのネットワーク通信が可能な携帯式の情報入出力端末装置である。ここでは、外部端末50として、タブレット型端末を例示する。ただし、これに限定されず、外部端末50は、スマートフォンなどであってもよい。
図3は外部端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
外部端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ(制御部)59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、外部端末50は、所望の相手先(MFP10等)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部54は、各種データを送信する送信部54aと各種データを受信する受信部54bとを有する。たとえば、受信部54bは、操作画面(遠隔操作用の操作画面)の表示用画像(詳細にはその画像データ)等をMFP10から受信し、送信部54aは、タッチパネル75に表示された操作画面に対する操作入力の情報(タッチ座標情報等)をMFP10に送信する。また、送信部54aは、操作画面に対する操作者からの操作入力(文字入力等)に関する情報である操作入力情報(入力文字列情報等)をMFP10に送信する。また、受信部54bは、当該操作入力に対応する新たな操作画面(次の操作画面)の表示用画像(詳細にはその画像データ)等をMFP10から受信する。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成される。格納部55には、MFP10から送信されてきた各種の画像データ(たとえば操作画面の表示用画像の画像データ)が一時的に格納される。また、格納部55には、MFP10から送信されてきたブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)もが格納される。
操作部56は、外部端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。この外部端末50においては、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成されたタッチパネル75(図1参照)が設けられている。具体的には、図1に示すように、略板状の外部端末50の正面側において、その周縁部(枠部)を除くほぼ全面にわたってタッチパネル75が設けられている。このタッチパネル75は、操作入力部56aの一部としても機能するとともに、表示部56bの一部としても機能する。タッチパネル75には、タッチパネル25の操作画面と同様の操作画面が遠隔操作画面(MFP10を遠隔操作するための画面)として表示される。
図3のコントローラ(制御部)59は、外部端末50に内蔵され、外部端末50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のプログラムを実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介して外部端末50にインストールされてもよい。あるいは、当該プログラムは、ネットワーク108等を経由してインストールされて外部端末50にインストールされるようにしてもよい。
具体的には、コントローラ59は、当該プログラム等の実行により、通信制御部61と入力制御部62と表示制御部63と判定部64とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、MFP10等との通信動作を制御する処理部である。たとえば、通信制御部61は、操作入力情報(タッチパネル75に表示された操作画面に対する操作者からの操作入力に関する情報)をMFP10に送信する。また、通信制御部61は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)をMFP10から受信して格納部55に格納するとともに、当該ブラウザ利用情報(クッキー情報)の送信要求に応答して当該ブラウザ利用情報をMFP10に送信する。
入力制御部62は、操作入力部56a(タッチパネル75等)に対する操作入力動作等を制御する制御部である。
表示制御部63は、表示部56b(タッチパネル75等)における表示動作を制御する処理部である。
判定部64は、各種の判定動作を制御する処理部である。たとえば、判定部64は、ブラウザ利用情報(たとえばクッキー情報)が外部端末50内に格納されているか否かを判定する。
<1−4.動作>
図4は、画像形成システム1における動作等の概略を示す図である。
この実施形態では、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いてMFP10(10a)が遠隔操作されウエブブラウザ7がMFP10にて動作している際に、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられると、ウエブブラウザ7の動作中にクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報が、外部端末50に移動される。その後、ウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50から受け付けられると、MFP10は、外部端末50に移動させていたクッキー情報を当該外部端末50から取得し、クッキー記憶領域86に再び格納する。端的に言えば、MFP10(10a)は、ウエブブラウザ7の終了に際してクッキー記憶領域86内のクッキー情報を外部端末50に一旦預け(退避し)、ウエブブラウザ7の再度の起動に際して、当該クッキー情報を外部端末50から取得してクッキー記憶領域86に再び格納する。
図9は、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いてMFP10がユーザにより遠隔操作されている場合においてウエブブラウザ7の起動指示が受け付けられた後のMFP10の動作を示すフローチャートである。以下、図9等を参照しつつ説明する。
なお、ここでは、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いてMFP10が遠隔操作される場合に以下の動作が行われる態様を例示するが、これに限定されず、たとえば外部端末50を用いてMFP10がパブリックユーザによって遠隔操作される場合にも、以下の動作が行われる。すなわち、プライベートユーザとして認証されずに外部端末50を用いてMFP10がユーザにより遠隔操作される場合に、以下の動作が行われる。
また、以下では、ユーザ認証を伴わずに外部端末50を用いたMFP10の遠隔操作が開始された後における動作を、ウエブブラウザ7の初回起動時の動作と2回目以降の起動時の動作とに分けて説明する。
<ウエブブラウザ7の初回起動時>
上述のように、外部端末50を用いたMFP10の遠隔操作が開始されると、ログイン画面510に係る画面データがMFP10から外部端末50へと送信され、当該ログイン画面510が外部端末50のタッチパネル75に表示される(図5参照)。当該ログイン画面510において、外部端末50のユーザが、ユーザ識別情報を入力せずにログインボタン511(のみ)を押下すると、ユーザ認証を伴わないMFP10の利用(遠隔操作による利用)が開始される。ユーザ認証を伴わないMFP10の遠隔操作が開始されると、メニュー画面520に係る画面データがMFP10から外部端末50へと送信され、当該メニュー画面520が外部端末50のタッチパネル75に表示される(図6参照)。そして、当該メニュー画面520においてウエブブラウザ7の起動を指示する起動指示ボタン521(図6)が押下されると、外部端末50は、MFP10のウエブブラウザ7の起動を当該MFP10に対して指示する。具体的には、ウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50からMFP10に送信される。MFP10においては、ウエブブラウザ7の起動指示(起動操作)が外部端末50から受け付けられた旨が判定され、図9の処理が開始される。
ステップS11においては、MFP10は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の送信要求(返却要求)を外部端末50に送信し、ステップS12において、MFP10は、当該送信要求に応答してブラウザ利用情報(クッキー情報)が外部端末50から受信されたか否か、を判定する。なお、ステップS11〜S13の処理については、後述の「2回目以降のウエブブラウザ7の起動時」において説明する。ここでは、ウエブブラウザ7の起動指示が初めて受け付けられ、処理はステップS11,S12を経てステップS14へと進む。
ステップS14においては、MFP10(管理部14)は、(ウエブブラウザ7の起動指示に応答して)ウエブブラウザ7を起動する。ウエブブラウザ7がMFP10にて起動されると、ブラウザ画面530に係る画面データがMFP10から外部端末50へと送信され、当該ブラウザ画面530が外部端末50のタッチパネル75に表示される(図7参照)。
図7は、ウエブブラウザ7を用いて表示されるブラウザ画面530を示す図である。当該ブラウザ画面530には、ウエブブラウザ7によってウエブサーバから取得されたウエブページ(ウエブコンテンツ)が表示されるとともに、当該ウエブページのURL(Uniform Resource Locator)等が表示される。また、当該ブラウザ画面530には、ウエブブラウザ7の終了を指示する「閉じる」ボタン531等もが表示されている。
ステップS15においては、ブラウザ画面530に対するユーザ操作に応じて、ウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域にブラウザ利用情報が格納される。具体的には、ブラウザ画面530に対するユーザ操作に応じて、ウエブブラウザ7とウエブサーバとの間でデータ授受が行われ、当該データ授受に応答してクッキー情報がMFP10内のクッキー記憶領域86(図8)に格納される。
より詳細には、外部端末50のユーザがウエブブラウザ7を用いてウエブサーバにアクセスすると、当該ウエブサーバからウエブブラウザ7へとクッキー情報の格納要求が送信され、ウエブブラウザ7は、当該格納要求に応答してクッキー情報をクッキー記憶領域86に格納する。たとえば、ユーザがウエブブラウザ7を用いて或るウエブサイトにログインすると、ログイン情報の格納要求がウエブサイトからウエブブラウザ7へと送信され、ウエブブラウザ7は、当該ログイン情報が書き込まれたクッキー情報をクッキー記憶領域86(図8)に格納する。
このようなクッキー情報の格納処理(書込処理)は、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられるまで繰り返される。
ステップS16においては、MFP10(判定部15)は、ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられたか否か、を判定する。たとえば、ブラウザ画面530(図7)内の「閉じる」ボタン531が押下されると(ブラウザ画面530を閉じる操作が受け付けられると)、外部端末50は、ウエブブラウザ7の終了をMFP10に対して指示する。具体的には、当該ウエブブラウザ7の終了指示をMFP10に送信する。そして、MFP10においては、ウエブブラウザ7の終了指示(終了操作)が外部端末50から受け付けられた旨が判定され、処理はステップS17へと進む。
ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられた旨がステップS16にて判定されると、MFP10(管理部14)は、ウエブブラウザ7の動作中に所定記憶領域(ここではクッキー記憶領域86(図8))に格納されたブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)を外部端末50に移動させる。具体的には、管理部14は、クッキー記憶領域80内のパブリックユーザ用の記憶領域86に格納されているクッキー情報を、通信制御部11を用いて外部端末50に送信させるとともに、当該記憶領域86から削除(破棄)する。
そして、MFP10(管理部14)は、MFP10のウエブブラウザ7の動作を終了する(ステップS18)。
外部端末50は、当該クッキー情報をMFP10から受信すると、外部端末50内(詳細には格納部55)に格納する。
MFP10においてウエブブラウザ7が終了されると、メニュー画面520に係る画面データがMFP10から外部端末50へと送信され、ブラウザ画面530に代えて当該メニュー画面520が外部端末50のタッチパネル75に再び表示される(図6参照)。
このように、ウエブブラウザ7の動作中にウエブサーバとの通信に伴ってMFP10内のクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報が、ウエブブラウザ7の終了指示に応答して外部端末50へと移動され、外部端末50に格納される。
<2回目以降のウエブブラウザ7の起動時>
次に、ウエブブラウザ7の終了後において、外部端末50のユーザがMFP10(10a)からログアウトせずに(MFP10aを引き続き遠隔操作して)、ウエブブラウザ7の起動指示を再び行った場合について説明する。なお、図10は、外部端末50の動作を示すフローチャートである。図10においては、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の送信要求(返却要求)の受信に関する外部端末50の動作が示されている。
具体的には、メニュー画面520(図6参照)にてウエブブラウザ7の起動指示ボタン521が再び押下されると、外部端末50は、MFP10のウエブブラウザ7の起動をMFP10に対して指示する。詳細には、当該ウエブブラウザ7の起動指示をMFP10に送信する。ウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50から再び受け付けられると、MFP10(通信制御部11)は、ブラウザ利用情報(クッキー情報)の送信要求(返却要求)を外部端末50に送信する(ステップS11)。
外部端末50(通信制御部61および判定部64)は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の送信要求(返却要求)をMFP10から受信する(ステップS51)と、ブラウザ利用情報が外部端末50内に格納されているか否かを判定する(ステップS52)。そして、ブラウザ利用情報(クッキー情報)が外部端末50内に格納されている旨がステップS52にて判定されると、外部端末50(通信制御部61)は、外部端末50内のブラウザ利用情報(クッキー情報)をMFP10に送信する(ステップS53)。
MFP10(管理部14)は、返却要求に応答して外部端末50から送信されてきたブラウザ利用情報(クッキー情報)を、所定記憶領域(クッキー記憶領域86(図8))に再び格納する(ステップS13)。
そして、MFP10(管理部14)は、ウエブブラウザ7をMFP10にて起動し(ステップS14)、ウエブブラウザ7によるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、MFP10内の所定記憶領域(クッキー記憶領域86)に再格納されたブラウザ利用情報(クッキー情報)を利用する。具体的には、前回のウエブブラウザ7利用時(動作中)に当該ウエブブラウザ7とウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられたクッキー情報が、今回のウエブブラウザ7利用時に再び利用される。たとえば、外部端末50のユーザが、前回のウエブブラウザ7の利用時にアクセスしてログインしていたウエブサイトに再びアクセスする場合、当該クッキー情報に書き込まれているログイン情報がウエブサーバへと送信される。そして、当該ウエブサイトにおいて、ユーザによるログイン操作等が省略される。
その後、ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられる(ステップS16)と、MFP10(管理部14)は、クッキー記憶領域86(図8)に格納されているクッキー情報を外部端末50に(再び)移動し(ステップS17)、ウエブブラウザ7を終了する(ステップS18)。
以上のように、第1実施形態に係る動作では、外部端末50を用いてMFP10が遠隔操作されウエブブラウザ7がMFP10にて動作している際に、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられると、ウエブブラウザ7の動作中に所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、外部端末50に送信されるとともに当該所定記憶領域から削除される。その後、当該ウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50から再び受け付けられると、外部端末50に送信されたブラウザ利用情報が、外部端末50から取得されて当該所定記憶領域に再び格納される。すなわち、ウエブブラウザ7の動作中に所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、ウエブブラウザ7の終了指示に応答して外部端末50に一旦移動(退避)され、ウエブブラウザ7の再度の利用に際して外部端末50から取得されて当該所定記憶領域に再び格納される。したがって、ウエブブラウザ7の利用時に所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が当該ウエブブラウザ7の利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、その後ウエブブラウザ7が再び利用される際に、過去のウエブブラウザ7利用時におけるブラウザ利用情報を再利用することが可能である。
詳細には、ウエブブラウザ7の動作中にクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報が、ウエブブラウザ7の終了指示に応答して外部端末50に一旦移動され、ウエブブラウザ7の再度の利用に際して外部端末50から取得されて当該クッキー記憶領域86に再び格納される。そのため、ウエブブラウザ7は、過去にアクセスしたウエブサイトに再びアクセスする際に、過去のアクセス時に利用されたクッキー情報を再び利用することができる。特に、クッキー情報にログイン情報が含まれている場合には、ログイン(ユーザ認証)を要するウエブサイトへの再アクセスに際して当該クッキー情報によってログイン処理が自動的に行われることによって、外部端末50のユーザは、ログイン操作を再び行うことを要さず、ユーザの利便性の低下を回避することが可能である。
また、ウエブブラウザ7の動作中に所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、ユーザの外部端末50(MFP10を遠隔操作している外部端末50)に移動される。そして、ウエブブラウザ7の終了後に再びウエブブラウザ7が起動されると、当該外部端末50からブラウザ利用情報が取得される。端的に言えば、MFP10は、MFP10のウエブブラウザ7を利用したユーザの外部端末50にブラウザ利用情報を一旦移動させ、次回のウエブブラウザ7利用時にその外部端末50からブラウザ利用情報を取得する。そのため、前回のウエブブラウザ7の利用ユーザと同じユーザによってMFP10のウエブブラウザ7が利用される。したがって、MFP10は、プライベートユーザを特定せずとも、ウエブブラウザ7を利用したユーザの個人情報の漏洩等のセキュリティリスクを低減することが可能である。
なお、上記第1実施形態では、ブラウザ画面530(図7)内の「閉じる」ボタン531が押下されると、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられた旨が判定される態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、ブラウザ画面530内の指示ボタン532〜536(図7)のいずれかが押下された場合にも、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられた旨が判定されるようにしてもよい。
具体的には、図7に示すように、ブラウザ画面530には、ウエブブラウザ7とは異なる機能を利用するためのボタン532〜536もが表示されている。ボタン532は、MFP10のスキャン機能におけるスキャン設定画面を表示する表示指示ボタンであり、ボタン533は、MFP10のコピー機能におけるコピー設定画面を表示する表示指示ボタンである。また、スタートボタン534は、MFP10の各種機能(コピー機能、スキャン機能等)の動作の開始を指示する指示ボタンであり、ストップボタン535は、当該各種機能の動作の一時停止を指示する指示ボタンであり、リセットボタン536は、各種機能における設定済の設定内容を初期設定内容へと戻す指示ボタンである。
当該ブラウザ画面530において指示ボタン532〜536のいずれかが押下されると、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられた旨がステップS16にて判定され、所定記憶領域内のブラウザ利用情報が外部端末50へと送信される(ステップS17)。そして、MFP10は、ウエブブラウザ7を、フォアグラウンド状態からバックグラウンド状態へと移行して一旦終了する(ステップS18)。ウエブブラウザ7がバックグラウンド状態へと移行されると、押下された指示ボタンに対応する画面に係る画面データがMFP10から外部端末50に送信され、外部端末50における表示画面が当該ブラウザ画面530から新たな操作画面へと遷移する。たとえば、ブラウザ画面530において指示ボタン532が押下されると、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられた旨がステップS16にて判定され、所定記憶領域内のブラウザ利用情報が外部端末50へと送信される(ステップS17)。そして、ウエブブラウザ7は(一旦)終了し(フォアグラウンド状態からバックグラウンド状態へと遷移し)(ステップS18)、ブラウザ画面530に代えてスキャン設定画面(不図示)が外部端末50のタッチパネル75に表示される。
また、上記第1実施形態では、外部端末50のユーザがMFP10からログアウトせずにウエブブラウザ7の起動指示を再び行った場合に、外部端末50に移動させたブラウザ利用情報が外部端末50からMFP10に送信されて所定記憶領域に再格納される態様を例示した。しかしながら、本願発明はこれに限定されない。たとえば、外部端末50のユーザがMFP10からログアウトした後、MFP10の遠隔操作によって当該MFP10に再びログインしてウエブブラウザ7の起動指示を行った場合に、外部端末50に移動させたブラウザ利用情報が外部端末50からMFP10に送信されて所定記憶領域に再格納されるようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、外部端末50内に格納されたブラウザ利用情報が、当該ブラウザ利用情報の送信元MFPに返却される態様を例示した。
この第2実施形態では、外部端末50に格納されたブラウザ利用情報が、当該ブラウザ利用情報の送信元MFPとは異なる(別の)MFP10に送信される態様を例示する。
図11は、第2実施形態に係る画像形成システム1の動作等の概略を示す図である。図11に示すように、この第2実施形態では、まず、外部端末50を用いてMFP10aが遠隔操作され、MFP10aのウエブブラウザ7が利用される。そして、MFP10aのウエブブラウザ7の動作中にMFP10a内の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、当該ウエブブラウザ7の終了に応答してMFP10aから外部端末50へと送信されて外部端末50内に格納される。その後、外部端末50を用いてMFP10bが遠隔操作され、MFP10bのウエブブラウザ7の起動に際して当該ブラウザ利用情報(MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報)が外部端末50からMFP10bへと送信される。そして、外部端末50から送信されてきたブラウザ利用情報が、MFP10b内の所定記憶領域に格納され、当該MFP10bのウエブブラウザ7によって利用される。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に図9および図10の各処理がそれぞれ行われる。
まず、外部端末50によるMFP10aの遠隔操作が行われ、MFP10aのウエブブラウザ7の動作中にウエブサーバとの通信に伴ってMFP10a内の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、外部端末50に送信されて外部端末50内に格納される。
具体的には、プライベートユーザとして認証されずに外部端末50を用いてMFP10aがユーザによって遠隔操作され、外部端末50のユーザは、遠隔操作中においてMFP10aのウエブブラウザ7を用いて或るウエブサイトにアクセスする。そして、MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報が、MFP10a内且つMFP10aのウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域に格納される(ステップS15)。たとえば、MFP10aのウエブブラウザ7とウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられるクッキー情報が、MFP10aのクッキー記憶領域86(図8)に格納される。
その後、当該遠隔操作中において、当該ウエブブラウザ7の終了指示が外部端末50から受け付けられると、MFP10aは、第1実施形態と同様にして、当該ウエブブラウザ7の動作中にMFP10a内の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報を、外部端末50に移動する(ステップS17)。具体的には、MFP10aのウエブブラウザ7の動作中にMFP10aのクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報が、ウエブブラウザ7の終了に際して外部端末50に送信されるとともに当該クッキー記憶領域86から削除される。
外部端末50は、MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報(たとえばクッキー情報)をMFP10a(送信元MFP)から受信するとともに、当該ブラウザ利用情報(クッキー情報)を外部端末50内に格納する。そして、外部端末50のユーザは、MFP10aの遠隔操作を終了する。
つぎに、外部端末50によるMFP10aの遠隔操作の終了後にMFP10bの遠隔操作が行われ、外部端末50内に格納されているブラウザ利用情報が、MFP10bに送信される。
具体的には、MFP10aの遠隔操作の終了後において、プライベートユーザとして認証されずに外部端末50を用いてMFP10b(MFP10aとは別のMFP10)がユーザによって遠隔操作され、MFP10bのウエブブラウザ7の起動がMFP10bに対して指示される。詳細には、外部端末50は、MFP10bのウエブブラウザ7の起動指示をMFP10bに送信する。
MFP10bのウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50から受け付けられると、MFP10bの通信制御部11は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の送信要求を外部端末50に送信する(ステップS11)。
外部端末50は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の送信要求をMFP10bから受信する(ステップS51)と、当該送信要求に応答して、外部端末50内に格納されているブラウザ利用情報(MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報)をMFP10bに送信する(ステップS53)。
MFP10bの管理部14は、ブラウザ利用情報(クッキー情報)が外部端末50から受信される(ステップS12)と、当該ブラウザ利用情報をMFP10b内の所定記憶領域(ここではクッキー記憶領域86(図8))に格納する(ステップS13)。換言すれば、MFP10bは、MFP10aのウエブブラウザ7によって利用され得るブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)を、MFP10bのウエブブラウザにされ得るブラウザ利用情報(クッキー情報)として、MFP10bのウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域(クッキー記憶領域86)に格納する。
その後、MFP10bにおいては、MFP10bのウエブブラウザ7が起動され(ステップS14)、MFP10b(管理部14)は、当該ウエブブラウザ7によるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、外部端末50から受信されてMFP10bの所定記憶領域内に格納されたブラウザ利用情報を利用する。たとえば、MFP10bのクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報(MFP10aのウエブブラウザ7とウエブサーバとの間でのデータ授受に利用されたクッキー情報)が、MFP10bとウエブサーバとの間でのデータ授受に(再び)利用される。
ここにおいて、外部端末50は、外部端末50内のブラウザ利用情報(MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報)をそのままMFP10bに送信する。そして、MFP10bの管理部14は、外部端末50から受信されたブラウザ利用情報の形式(データ形式)がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、当該ブラウザ利用情報を、MFP10b内の所定記憶領域に格納する。その後、当該ウエブブラウザ7によるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、MFP10bのウエブブラウザ7によって当該ブラウザ利用情報が利用される。具体的には、MFP10b(判定部15)は、外部端末50から受信されたブラウザ利用情報の形式(フォーマット)がMFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に適した形式(MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に用いられる形式として予め指定された形式)であるか否か、を判定する。そして、外部端末50からのブラウザ利用情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、MFP10bは、当該ブラウザ利用情報を、MFP10b内の所定記憶領域に格納するとともに、MFP10bのウエブブラウザ7によって利用されるブラウザ利用情報として利用する。一方、当該ブラウザ利用情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7にて利用不可能な形式である場合、MFP10b(管理部14)は、外部端末50から受信されたブラウザ利用情報をMFP10b内の所定記憶領域に格納せずに破棄する。これによれば、MFP10bのウエブブラウザ7において利用可能なブラウザ利用情報のみがMFP10b内の所定記憶領域に格納されるので、MFP10bは、当該所定記憶領域を有効に活用することが可能である。
このように、第2実施形態においては、MFP10bのウエブブラウザ7の起動指示が外部端末50から受け付けられると、MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報が、外部端末50から取得されてMFP10bのウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域に格納される(ステップS13)。そのため、MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報が、MFP10bのウエブブラウザ7を用いて再び利用される。したがって、MFP10aのウエブブラウザ7の利用時に当該ウエブブラウザ7管理下の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が当該ウエブブラウザ7の利用終了時に当該所定記憶領域から削除される場合であっても、その後MFP10bのウエブブラウザ7が利用される際に、MFP10aでの過去のウエブブラウザ7利用時におけるブラウザ利用情報を再利用することが可能である。
詳細には、MFP10aのウエブブラウザ7の動作中にMFP10a内のクッキー記憶領域86に格納されたクッキー情報が、外部端末50を介してMFP10b内のクッキー記憶領域86に格納される。そのため、MFP10aのウエブブラウザ7がアクセスしていたウエブサイトにMFP10bのウエブブラウザ7がアクセスする際、MFP10aでの過去のアクセス時に利用されたクッキー情報がMFP10bのウエブブラウザ7によって利用される。したがって、外部端末50のユーザは、たとえばMFP10bのウエブブラウザ7を初めて利用する場合であってもログイン操作等を行うことを要さず、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
また、MFP10aのウエブブラウザ7の動作中にMFP10a内の所定記憶領域に格納されたブラウザ利用情報が、ユーザの外部端末50(MFP10aを遠隔操作している外部端末50)に移動される。その後、当該外部端末50を用いてMFP10bのウエブブラウザ7が起動されると、当該外部端末50からブラウザ利用情報(MFP10aのウエブブラウザ7に関するブラウザ利用情報)が取得される。端的に言えば、MFP10aのウエブブラウザ7を利用したユーザの外部端末50にブラウザ利用情報が移動され、MFP10bのウエブブラウザ7の利用時にその外部端末50からブラウザ利用情報が取得される。そのため、MFP10aのウエブブラウザ7の利用ユーザと同じユーザによってMFP10bのウエブブラウザ7が利用される。したがって、MFP10は、プライベートユーザを特定せずとも、他のMFP10のウエブブラウザ7を利用したユーザの個人情報の漏洩等のセキュリティリスクを低減することが可能である。
<第2実施形態の第1の変形例>
なお、上記第2実施形態では、外部端末50から受信されたブラウザ利用情報の形式が、MFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、当該ブラウザ利用情報がMFP10bのウエブブラウザ7によって利用される態様を例示した。しかしながら、本願発明はこれに限定されない。たとえば、外部端末50に格納されているブラウザ利用情報の形式が、MFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、当該ブラウザ利用情報が、外部端末50から受信されてMFP10bのウエブブラウザ7によって利用されるようにしてもよい。
具体的には、MFP10bは、外部端末50に格納されているブラウザ利用情報の形式を、当該外部端末50に問い合わせて取得する。そして、外部端末50に格納されているブラウザ利用情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、当該ブラウザ利用情報が、外部端末50から受信されMFP10b内の所定記憶領域に格納される(ステップS13)。
このように、外部端末50に格納されているブラウザ利用情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である場合に、当該ブラウザ利用情報が、外部端末50から受信されるようにしてもよい。これによれば、MFP10bのウエブブラウザ7において利用不可能な形式のブラウザ利用情報は外部端末50からMFP10bへと送信されないので、無用なデータ授受に起因してMFP10bと外部端末50との間における通信負荷が増大すること、を回避することが可能である。
<第2実施形態の第2の変形例>
また、上記第2実施形態では、外部端末50が、外部端末50内に格納されているブラウザ利用情報をそのままMFP10bに送信する態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、外部端末50が、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類を考慮した上で、外部端末50内に格納されているブラウザ利用情報をMFP10bに送信するようにしてもよい。
図12は、第2実施形態の第2の変形例に係る外部端末50の動作を示すフローチャートである。
具体的には、ステップS11(図9)において、MFP10(ここではMFP10b)は、ブラウザ利用情報の送信要求と、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に関する情報(ブラウザ種類情報)とを外部端末50に送信する。
外部端末50は、ブラウザ利用情報の送信要求とブラウザ種類情報とをMFP10bから受信する(ステップS61)と、ブラウザ利用情報が外部端末50内に格納されているか否か、を判定する(ステップS62)。
そして、ブラウザ利用情報が外部端末50内に格納されているとステップS62にて判定されると、外部端末50(判定部64)は、外部端末50内のブラウザ利用情報(MFP10aのウエブブラウザ7で利用されたブラウザ利用情報)の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式であるか否か、をさらに判定する(ステップS63)。ここでは、当該事項は、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に基づいて判定される。具体的には、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に適した形式のブラウザ利用情報が外部端末50内に格納されているか否か、が判定され、その判定結果に基づいて、MFP10aのウエブブラウザ7で利用されたブラウザ利用情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式であるか否か、が判定される。なお、外部端末50は、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に適した形式(MFP10bのウエブブラウザ7が利用可能なブラウザ利用情報の形式)を予め知得している。
より詳細には、外部端末50内のクッキー情報の形式(フォーマット)がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である旨がステップS63にて判定される場合、外部端末50は、当該クッキー情報をそのまま(形式を変更せずに)MFP10bに送信する(ステップS64)。たとえば、MFP10aのウエブブラウザ7のブラウザ種類とMFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類とが同一である場合、外部端末50内のクッキー情報の形式(フォーマット)がMFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式である旨がステップS63にて判定される。そして、外部端末50は、MFP10aから受信されたクッキー情報をそのまま(形式を変更せずに)MFP10bに送信する(ステップS64)。
一方、外部端末50内のクッキー情報の形式(フォーマット)がMFP10bのウエブブラウザ7において利用不可能な形式である旨がステップS63にて判定される場合、外部端末50は、外部端末50内のクッキー情報の形式を、MFP10bのウエブブラウザ7において利用可能な形式に変更(変換)する。そして、外部端末50は、その形式が変更されたクッキー情報をMFP10bに送信する。なお、外部端末50は、ブラウザ利用情報(ここではクッキー情報)の形式を変更(変換)することが可能な形式変更部を有している。たとえば、MFP10aのウエブブラウザ7のブラウザ種類とMFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類とが異なる場合、外部端末50内のクッキー情報の形式がMFP10bのウエブブラウザ7において利用不可能な形式である旨がステップS63にて判定される。そして、外部端末50は、MFP10aから受信されたクッキー情報の形式(フォーマット)を、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に適した形式に変更(変換)し、形式変更後のクッキー情報をMFP10bに送信する(ステップS65)。
このように、ブラウザ種類の形式に起因して、外部端末50に格納されているブラウザ利用情報をMFP10bのウエブブラウザ7が利用できない場合には、MFP10bのウエブブラウザ7のブラウザ種類に適した形式に変更されたブラウザ利用情報が外部端末50からMFP10bに送信されてもよい。
<3.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態等において、外部端末50のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、MFP10から受信されて外部端末50内に格納されたブラウザ利用情報が外部端末50のウエブブラウザによって利用されてもよい。
具体的には、MFP10(10a)のウエブブラウザ7におけるブラウザ利用情報が外部端末50に格納されている場合において、ユーザが、外部端末50のウエブブラウザを起動させると、外部端末50内のブラウザ利用情報が、外部端末50のウエブブラウザによって利用される。なお、この外部端末50は、外部端末50のウエブブラウザの動作を制御するブラウザ制御部を有している。
たとえば、外部端末50のユーザが、MFP10(10a)のウエブブラウザ7の利用時にアクセスしてログインしていたウエブサイトに、外部端末50のウエブブラウザを用いてウエブアクセスする場合、外部端末50(ブラウザ制御部)は、外部端末50に格納されているクッキー情報(MFP10aから受信されたクッキー情報)を利用する。具体的には、当該クッキー情報に書き込まれているログイン情報が外部端末50のウエブブラウザ7からウエブサーバへと送信され、ユーザによるログイン操作等が省略される。このように、MFP10(10a)から受信されたブラウザ利用情報が、外部端末50のウエブブラウザによって利用されてもよい。
また、上記各実施形態等においては、ブラウザ利用情報がクッキー情報である態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、当該ブラウザ利用情報は、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータであってもよい。
ここにおいて、HTML(HyperText Markup Language)5規格のウエブストレージは、ウエブサーバから送信されてきたデータをウエブブラウザ7側(すなわちMFP10内)の所定記憶領域に格納する機能である。当該ウエブストレージにおいては、クッキー情報よりも比較的大きな容量の様々なデータ(たとえば画像データ)もがウエブサーバから取得されて当該所定記憶領域に格納される。
このように、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータが当該ブラウザ利用情報として利用されてもよい。
あるいは、当該ブラウザ利用情報は、ウエブブラウザ7を用いて表示されたウエブページの閲覧履歴情報であってもよい。
具体的には、MFP10(10a)のウエブブラウザ7の動作中においては、当該ウエブブラウザ7を用いてブラウザ画面に表示されたウエブページの閲覧履歴情報は、MFP10(10a)内且つウエブブラウザ7管理下の閲覧履歴記憶領域に格納される。
その後、ウエブブラウザ7の終了指示が受け付けられる(ステップS16)と、ウエブブラウザ7の動作中に閲覧履歴記憶領域に格納された閲覧履歴情報が、MFP10aから外部端末50へと送信されて(ステップS17)外部端末50内に格納される。
さらに、第1実施形態と同様に外部端末50がMFP10aに対してウエブブラウザ7の起動を指示すると、当該閲覧履歴情報の送信要求がMFP10aから外部端末50へと送信(ステップS11)されればよい。そして、外部端末50内に格納されている閲覧履歴情報が、当該送信要求に応答して外部端末50からMFP10aに送信され(ステップS53)、MFP10a内の当該閲覧履歴記憶領域に再び格納(ステップS13)されればよい。
あるいは、第2実施形態と同様に外部端末50がMFP10bに対してウエブブラウザ7の起動を指示すると、当該閲覧履歴情報の送信要求がMFP10bから外部端末50へと送信(ステップS11)されればよい。そして、外部端末50内に格納されている閲覧履歴情報(MFP10aのウエブブラウザ7における閲覧履歴情報)が、当該送信要求に応答して外部端末50からMFP10bに送信され(ステップS53)、MFP10b内且つMFP10bのウエブブラウザ7管理下の閲覧履歴記憶領域に格納(ステップS13)されればよい。
1 画像形成システム
10,10a,10b MFP(画像形成装置)
50 外部端末
80〜86 クッキー記憶領域

Claims (18)

  1. 画像形成システムであって、
    画像形成装置と、
    前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第1の通信制御手段と、
    前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、
    を有し、
    前記外部端末は、
    前記画像形成装置との間で各種情報の授受を行う第2の通信制御手段、
    を有し、
    前記画像形成装置の前記管理手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ウエブブラウザの動作中に前記所定記憶領域に格納された前記ブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記所定記憶領域から削除し、
    前記外部端末の前記第2の通信制御手段は、前記画像形成装置から前記ブラウザ利用情報を受信するとともに前記ブラウザ利用情報を前記外部端末内に格納し、
    前記画像形成装置の前記第1の通信制御手段は、前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ブラウザ利用情報の返却要求を前記外部端末に送信し、
    前記外部端末の前記第2の通信制御手段は、前記返却要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記ブラウザ利用情報を前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置の前記管理手段は、前記返却要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記ブラウザ利用情報を前記所定記憶領域に再び格納することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記管理手段は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記所定記憶領域に再格納された前記ブラウザ利用情報を利用することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記外部端末は、
    前記外部端末のウエブブラウザの動作を制御するブラウザ制御手段、
    をさらに有し、
    前記外部端末の前記ブラウザ制御手段は、前記外部端末の前記ウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記画像形成装置から受信されて前記外部端末内に格納された前記ブラウザ利用情報を利用することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記ブラウザ利用情報は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザとウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられるクッキー情報であることを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記ブラウザ利用情報は、前記画像形成装置の前記ウエブブラウザを用いて表示されたウエブページの閲覧履歴情報であることを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記ブラウザ利用情報は、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータであることを特徴とする画像形成システム。
  7. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末との間で、各種情報の授受を行う通信制御手段と、
    前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、
    を備え、
    前記管理手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ウエブブラウザの動作中に前記所定記憶領域に格納された前記ブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記所定記憶領域から削除し、
    前記通信制御手段は、前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記ウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、前記ブラウザ利用情報の返却要求を前記外部端末に送信し、
    前記管理手段は、前記返却要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記ブラウザ利用情報を前記所定記憶領域に再び格納することを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され前記画像形成装置のウエブブラウザが前記画像形成装置にて動作している際に、前記ウエブブラウザの終了を前記画像形成装置に対して指示するステップと、
    b)前記ウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記ウエブブラウザの動作中に前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されていたブラウザ利用情報を、前記画像形成装置から受信して前記外部端末内に格納するステップと、
    c)前記ウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記画像形成装置を遠隔操作して前記ウエブブラウザの起動を前記画像形成装置に対して指示するステップと、
    d)前記ブラウザ利用情報の返却要求であって前記ステップc)における前記ウエブブラウザの起動指示に応答して前記画像形成装置から送信されてきた返却要求を、前記画像形成装置から受信するステップと、
    e)前記返却要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記ブラウザ利用情報を前記画像形成装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  9. 画像形成システムであって、
    複数の画像形成装置と、
    前記複数の画像形成装置を個別に遠隔操作することが可能な外部端末と、
    を備え、
    前記複数の画像形成装置のうちの一の装置である第1の画像形成装置は、
    前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第1の通信制御手段と、
    前記第1の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報であって前記第1の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納される第1のブラウザ利用情報を管理する第1の管理手段と、
    を有し、
    前記複数の画像形成装置のうち前記第1の画像形成装置とは別の装置である第2の画像形成装置は、
    前記外部端末との間で各種情報の授受を行う第2の通信制御手段と、
    前記第2の画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザによって利用される第2のブラウザ利用情報であって前記第2の画像形成装置内且つ前記第2のウエブブラウザ管理下の第2の所定記憶領域に格納される第2のブラウザ利用情報を管理する第2の管理手段と、
    を有し、
    前記外部端末は、
    前記複数の画像形成装置との間で各種情報の授受を行うことが可能な第3の通信制御手段、
    を有し、
    前記第1の画像形成装置の前記第1の管理手段は、前記外部端末を用いて前記第1の画像形成装置が遠隔操作され前記第1のウエブブラウザが前記第1の画像形成装置にて動作している際に、前記第1のウエブブラウザの終了指示が前記外部端末から受け付けられると、前記第1のウエブブラウザの動作中に前記第1の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記外部端末に送信させるとともに前記第1の所定記憶領域から削除し、
    前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記第1の画像形成装置から前記第1のブラウザ利用情報を受信するとともに前記第1のブラウザ利用情報を前記外部端末内に格納し、
    前記第2の画像形成装置の前記第2の通信制御手段は、前記第1の画像形成装置の遠隔操作の終了後において、前記外部端末を用いて前記第2の画像形成装置が遠隔操作され前記第2のウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、ブラウザ利用情報の送信要求を前記外部端末に送信し、
    前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記送信要求に応答して、前記外部端末に格納されている前記第1のブラウザ利用情報を前記第2の画像形成装置に送信し、
    前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記送信要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として前記第2の所定記憶領域に格納することを特徴とする画像形成システム。
  10. 請求項9に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記第2の画像形成装置の前記第2のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記第2の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として利用することを特徴とする画像形成システム。
  11. 請求項10に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式であるか否か、を判定する判定手段、
    をさらに有し、
    前記第2の画像形成装置の前記第2の管理手段は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式であると判定される場合に、前記ウエブアクセスに際して、前記第2の所定記憶領域に格納された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のブラウザ利用情報として利用することを特徴とする画像形成システム。
  12. 請求項9または請求項10に記載の画像形成システムにおいて、
    前記外部端末は、
    前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用不可能な形式である場合、前記第1のブラウザ利用情報の形式を、前記第2のウエブブラウザにおいて利用可能な形式に変更する形式変更手段、
    をさらに有し、
    前記外部端末の前記第3の通信制御手段は、前記第1のブラウザ利用情報の形式が前記第2のウエブブラウザにおいて利用不可能である場合、前記形式変更手段によってその形式が変更された前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2の画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  13. 請求項9から請求項12のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記外部端末は、
    前記外部端末のウエブブラウザの動作を制御するブラウザ制御手段、
    をさらに有し、
    前記外部端末の前記ブラウザ制御手段は、前記外部端末のウエブブラウザによるウエブサーバへのウエブアクセスに際して、前記第1の画像形成装置から受信されて前記外部端末内に格納された前記第1のブラウザ利用情報を利用することを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項9から請求項13のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1のブラウザ利用情報は、前記第1の画像形成装置の前記第1のウエブブラウザとウエブサーバとの間でのデータ授受に用いられるクッキー情報であることを特徴とする画像形成システム。
  15. 請求項9から請求項13のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1のブラウザ利用情報は、前記第1の画像形成装置の前記第1のウエブブラウザを用いて表示されたウエブページの閲覧履歴情報であることを特徴とする画像形成システム。
  16. 請求項9から請求項13のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1のブラウザ利用情報は、HTML5規格のウエブストレージを利用して格納されたデータであることを特徴とする画像形成システム。
  17. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置を遠隔操作することが可能な外部端末との間で、各種情報の授受を行う通信制御手段と、
    前記画像形成装置のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報であって前記画像形成装置内且つ前記ウエブブラウザ管理下の所定記憶領域に格納されるブラウザ利用情報を管理する管理手段と、
    を備え、
    前記外部端末には、前記画像形成装置とは別の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報が、当該別の画像形成装置から受信されて格納され、
    前記第1のブラウザ利用情報は、前記外部端末を用いて当該別の画像形成装置が遠隔操作され前記第1のウエブブラウザが前記別の画像形成装置にて動作している際に、前記別の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納されていた情報であり、
    前記通信制御手段は、前記外部端末を用いて前記画像形成装置が遠隔操作され、前記画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザの起動指示が前記外部端末から受け付けられると、ブラウザ利用情報の送信要求を前記外部端末に送信し、
    前記管理手段は、前記送信要求に応答して前記外部端末から送信されてきた前記第1のブラウザ利用情報を、前記第2のウエブブラウザによって利用されるブラウザ利用情報として、前記画像形成装置内且つ前記第2のウエブブラウザ管理下の第2の所定記憶領域に格納することを特徴とする画像形成装置。
  18. 複数の画像形成装置を個別に遠隔操作することが可能な外部端末に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記外部端末を用いて前記複数の画像形成装置のうちの一の装置である第1の画像形成装置が遠隔操作され前記第1の画像形成装置のウエブブラウザである第1のウエブブラウザが前記第1の画像形成装置にて動作している際に、前記第1のウエブブラウザの終了を前記第1の画像形成装置に対して指示するステップと、
    b)前記第1のウエブブラウザによって利用される第1のブラウザ利用情報であって前記第1のウエブブラウザの動作中に前記第1の画像形成装置内且つ前記第1のウエブブラウザ管理下の第1の所定記憶領域に格納されていた第1のブラウザ利用情報を、前記第1の画像形成装置から受信して前記外部端末内に格納するステップと、
    c)前記第1のウエブブラウザの終了後において、前記外部端末を用いて前記第1の画像形成装置とは別の装置である第2の画像形成装置を遠隔操作して前記第2の画像形成装置のウエブブラウザである第2のウエブブラウザの起動を前記第2の画像形成装置に対して指示するステップと、
    d)ブラウザ利用情報の送信要求であって前記ステップc)における前記第2のウエブブラウザの起動指示に応答して前記第2の画像形成装置から送信されてきた送信要求を、前記第2の画像形成装置から受信するステップと、
    e)前記送信要求に応答して、前記外部端末内に格納されている前記第1のブラウザ利用情報を前記第2の画像形成装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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