JP6565191B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨処理装置に関するものである。
一般的に、硬貨の入出金が可能な硬貨処理装置においては、硬貨投入口から投入された硬貨が硬貨繰り出し部によって一枚ずつ入金搬送路に繰り出され、入金搬送路によって硬貨認識部に搬送され、硬貨認識部によって金種が認識される。硬貨認識部によって異常であると判断された硬貨は、リジェクト硬貨返却部に搬送される。一方、硬貨認識部によって正常であると判断された硬貨は、硬貨選別部によって金種別に振り分けられ、金種別硬貨一時貯留部によって一時的に貯留される。
リジェクト硬貨返却部に搬送された硬貨は、利用者によって回収される。一方、金種別硬貨一時貯留部によって一時的に貯留された硬貨は、利用者の操作に応じて硬貨返却箱に返却されるか、金種別出金ホッパ部に収納されるかが決定される。上記したような硬貨処理装置は、様々な文献によって開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−145488号公報
しかしながら、硬貨処理装置には粘着物が付着した硬貨(以下、単に「粘着媒体」とも言う。)が入金される場合がある。かかる場合、粘着媒体は硬貨認識部によって正常であると認識されてしまう可能性があるが、粘着物が付着していない正常な硬貨とは異なった動きを示す可能性がある。そのため、粘着媒体を容易に取り除くことが可能な技術が求められる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、粘着媒体を容易に取り除くことが可能な技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨を搬送する搬送路と、前記搬送路における搬送面との隙間が前記硬貨の厚みよりも狭くなるような位置に設けられた弾性部材と、前記搬送路における搬送面を搬送される前記硬貨を検出可能な第1のセンサと、前記第1のセンサが検出可能な前記硬貨の位置よりも前記搬送路の下流側を搬送される前記硬貨を検出可能な第2のセンサと、前記硬貨が前記第1のセンサによって検出されてから所定の許容時間内に前記第2のセンサによって検出されない場合、所定の動作を制御する制御部と、を備え、前記弾性部材は、板バネを有し、前記板バネは、第1の板バネおよび第2の板バネを有し、前記第1の板バネと前記第2の板バネとは、二枚重ね構造を形成し、前記第1の板バネは、前記硬貨に対して第1の押圧を与え、前記第2の板バネは、前記硬貨に対して前記第1の押圧よりも大きな第2の押圧を与える、硬貨処理装置が提供される。
前記所定の動作は、前記硬貨処理装置の動作を停止させる動作を含んでよい。
前記所定の動作は、前記硬貨処理装置の利用者に対して所定の障害発生通知を行う動作を含んでよい。
前記弾性部材は、粘着物が付着されていない硬貨と接触する場合、前記第1のセンサによって検出されてから前記許容時間内に前記第2のセンサによって検出される程度の押圧を前記硬貨に与えてよい。
前記弾性部材は、前記硬貨に付着された粘着物と接触する場合、前記第1のセンサによって検出されてから前記許容時間内に前記第2のセンサによって検出されない程度の押圧を前記硬貨に与えてよい。
前記弾性部材は、入金搬送路に設けられてよい。
前記搬送路における前記搬送面は、前記弾性部材と前記硬貨との接触位置の下に設けられた異物除去孔を有してよい。
前記硬貨処理装置は、前記搬送路における前記搬送面との隙間が前記硬貨の厚みよりも広くなるような位置に設けられ、前記硬貨がある程度を超えて変形している場合に前記搬送路によって搬送される前記硬貨を停止させる変形媒体除去ガイドを有してよい。
以上説明したように本発明によれば、粘着媒体を容易に取り除くことが可能となる。
本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の内部構成の一例を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係る硬貨処理装置の内部構成の一例を示す概略左側面図である。 一般的な入金搬送路を示す概略断面図である。 一般的な入金搬送路を示す概略平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路を示す概略断面図である。 同実施形態に係る入金搬送路を示す概略平面図である。 粘着媒体の概略平面図である。 粘着媒体の概略断面図である。 粘着媒体が存在する入金搬送路を示す概略平面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路を示す概略断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路を示す概略断面図である。 同実施形態に係る入金搬送路を示す概略平面図である。 硬貨に接触する前後における第1の板バネおよび第2の板バネの状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路を示す概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路を示す概略平面図である。 異物除去孔に異物Nが落下する前後の状態を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路を示す概略断面図である。 同実施形態に係る入金搬送路を示す概略平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(1.硬貨処理装置の構成)
図1および図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置10の構成(本発明の各実施形態に係る硬貨処理装置10に共通する構成)の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置10の内部構成の一例を示す概略正面図である。また、図2は、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置10の内部構成の一例を示す概略左側面図である。
硬貨処理装置10は、店舗などに設置されたレジスタで取り扱われる硬貨を管理する。例えば、硬貨処理装置10は、店舗の係員などがレジスタから運んできた硬貨の入金処理や計数処理を行う。また、硬貨処理装置10は、レジスタで使用する釣銭準備金としての硬貨の出金や両替などでの硬貨の出金処理を行う。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置10は、硬貨投入部20と、リジェクト硬貨返却部50と、金種別硬貨一時貯留部61と、硬貨返却箱62と、金種別出金ホッパ70と、搬送ゲート72と、硬貨出金部80と、硬貨回収庫84と、制御部90とを有する。また、硬貨投入部20は、硬貨投入口21と、硬貨繰り出し部22と、入金搬送路30と、硬貨認識部40と、硬貨選別部56とを有する。以下、これらの各構成について説明する。
硬貨投入口21は、投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨投入口21は、硬貨処理装置10の上方、かつ、前面側に位置してよい。硬貨投入口21は、複数の硬貨が一括して投入され易いように、広く開口している。硬貨投入口21に投入された硬貨Cは、硬貨繰り出し部22に落下する。硬貨繰り出し部22は、硬貨投入口21の下方に位置し、硬貨投入口21から落下した硬貨Cを一枚ずつ入金搬送路30に繰り出す。入金搬送路30は、硬貨繰り出し部22によって繰り出された硬貨Cを硬貨認識部40に搬送する。
硬貨認識部40は、入金搬送路30によって搬送された硬貨Cの真偽および金種などを一枚ずつ判別する。例えば、硬貨認識部40は、硬貨Cを認識するセンサを有し、センサによって検知された硬貨Cの特徴を抽出し、抽出した硬貨Cの特徴に基づいて、硬貨Cの真偽および金種などを判別する。
硬貨選別部56は、判別結果に基づいて硬貨Cを搬送する。例えば、硬貨選別部56は、硬貨認識部40によって正常ではないと判別された硬貨Cを、リジェクト硬貨返却部50に送る。一方、硬貨選別部56は、硬貨認識部40によって正常であると判別された硬貨Cを、保留部61a〜61fに送る。
リジェクト硬貨返却部50は、硬貨認識部40によって正常ではないと判別された硬貨Cを収納する。図2を参照すると、正常ではないと判別された硬貨Cを硬貨選別部56からリジェクト硬貨返却部50へ導くためのリジェクトシュートが配置(図2に示す矢印Rのルートで配置)されている。リジェクト硬貨返却部50は、硬貨処理装置10の前面に開閉可能な扉51を有し、扉51が開いているときに、利用者はリジェクト硬貨返却部50を装置外へ引き出し可能である。
金種別硬貨一時貯留部61は、硬貨認識部40によって正常であると判別された硬貨Cを金種別に一時的に収納する。金種別硬貨一時貯留部61は、金種別の保留部61a〜61fを含む。図2を参照すると、硬貨認識部40によって正常であると判別された硬貨Cを保留部61a〜61fへ導くシュートQが設けられている。金種別硬貨一時貯留部61によって収納された硬貨Cは、利用者の操作に応じて、硬貨返却箱62に返却され、または、金種別出金ホッパ70に収納される。
硬貨返却箱62は、利用者に返却される硬貨Cを金種別に収納する。具体的には、硬貨返却箱62は、金種別硬貨一時貯留部61が硬貨処理装置10の背面から正面を見て右方向(紙面上方から図1を見て左方向)に移動する際に、図1に示す矢印Hのルートで金種別硬貨一時貯留部61から落下する硬貨Cを収納する。硬貨返却箱62は、利用者によって硬貨処理装置10の正面から装置外へ引き出し可能になっている。
金種別出金ホッパ70は、入金された硬貨Cを金種別に収納する。金種別出金ホッパ70は、上部に、金種別硬貨一時貯留部61から落下する硬貨Cが通過する開口を有する。このため、金種別出金ホッパ70は、金種別硬貨一時貯留部61が硬貨処理装置10の背面から正面を見て左方向(紙面上方から図1を見て右方向)に移動する際に、金種別硬貨一時貯留部61から図1の矢印Sで示すルートで落下する硬貨Cを収納する。金種別出金ホッパ70によって硬貨Cが収納されると、硬貨処理装置10において保有している現金額が確定する。
金種別出金ホッパ70は、図2に示すように、金種別の保留部61a〜61fに対応するように直線状に並べられた金種別ホッパ71a〜71fによって構成されている。金種別ホッパ71a〜71fは、それぞれ、500円、100円、50円、10円、5円および1円硬貨のいずれかの1種類の硬貨を収納可能であってよい。また、金種別ホッパ71a〜71fは、それぞれ装置本体に対して着脱可能に装着されている。出金処理の際、利用者によって金種別に硬貨の枚数が指定されると、金種別出金ホッパ70は、指定された枚数の硬貨を金種別に一枚ずつ硬貨出金部80に繰り出す。
搬送ゲート72は、金種別ホッパ71a〜71fそれぞれに対して設けられ、金種別ホッパ71a〜71fから繰り出された硬貨Cの搬送ルートを分岐する。具体的には、搬送ゲート72は、金種別ホッパ71a〜71fから繰り出された硬貨Cの搬送ルートを、図1の矢印Tで示すルートと矢印Uで示すルートとに分岐する。
硬貨出金部80は、金種別出金ホッパ70から繰り出された硬貨Cを収納することが可能である。硬貨出金部80は、装置本体に対して着脱可能に設けられていてよい。例えば、硬貨出金部80は、図1の矢印Tで示すルートで金種別出金ホッパ70から落下する硬貨Cを収納する。また、硬貨出金部80は、金種別に硬貨Cを収納する複数の小箱を有してもよい。
硬貨回収庫84は、利用者によって回収される硬貨を収納する。例えば、硬貨回収庫84には、搬送ゲート72により矢印Uのルートで搬送された硬貨が収納される。
制御部90は、硬貨処理装置10の動作全体を制御する。より具体的には、制御部90は、硬貨の入金処理や出金処理を行う際に、硬貨処理装置10の各構成要素の動作を制御する。例えば、硬貨処理装置10は、硬貨処理装置10の動作全体を制御するためのプログラムや各種のデータを記憶する記憶部を備えており、制御部90は、当該記憶部によって記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現され得る。
なお、硬貨処理装置10の硬貨投入部20は、開閉可能なカバーを有している。そのため、硬貨入金中に障害が発生した場合には、利用者が硬貨投入部20のカバーを開き、カバーが開いた箇所からジャム硬貨を取り除くことによって容易に硬貨処理装置10を復旧させることが可能となっている。
(2.一般的な入金搬送路の詳細構成)
以上、本発明の実施形態に係る硬貨処理装置10の構成の一例について説明した。続いて、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの詳細構成を説明する前に、図3を参照しながら、一般的な入金搬送路30#の詳細構成について説明する。図3は、一般的な入金搬送路30#を示す概略断面図である。図4は、一般的な入金搬送路30#を示す概略平面図である。
図3および図4に示すように、一般的な入金搬送路30#は、搬送路310と、搬送ベルト320と、プーリ331と、プーリ332と、搬送検知対向センサ351と、搬送検知対向センサ352とを有している。
搬送ベルト320は、搬送路310における搬送面とで挟んだ状態で回転することによって、硬貨Cを搬送方向Dへ搬送する。搬送ベルト320は、プーリ331およびプーリ332によって帳架され、プーリ331およびプーリ332の回転に連動して回転する。プーリ331およびプーリ332は、図示しないベルト駆動部の駆動力を受けて回転する。
搬送検知対向センサ351は、搬送路310における搬送面を搬送される硬貨Cを検出可能なセンサである。例えば、搬送検知対向センサ351は、搬送路310における搬送面の入口付近を搬送される硬貨Cを検出可能な位置に設けられる。しかし、搬送検知対向センサ351が設けられる位置は限定されない。
図3には、搬送検知対向センサ351のうち、発光側から発せられた光(光軸361を軸とした光)の受光側による受光量が閾値を下回ることによって硬貨Cを検出する例が示されている。しかし、搬送検知対向センサ351は、硬貨Cを検出可能な何らかのセンサ(第1のセンサ)であればよい。例えば、搬送検知対向センサ351の代わりに、磁気センサが用いられてもよい。
搬送検知対向センサ352は、搬送路310における搬送面を搬送される硬貨Cを検出可能なセンサである。搬送検知対向センサ352は、搬送検知対向センサ351が検出可能な硬貨Cの位置よりも搬送路310の下流側を搬送される硬貨Cを検出可能である。例えば、搬送検知対向センサ352は、搬送路310における搬送面の出口付近を搬送される硬貨Cを検出可能な位置に設けられる。しかし、搬送検知対向センサ352が設けられる位置は限定されない。
図3には、搬送検知対向センサ352のうち、発光側から発せられた光(光軸362を軸とした光)の受光側による受光量が閾値を下回ることによって硬貨Cを検出する例が示されている。しかし、搬送検知対向センサ352は、硬貨Cを検出可能な何らかのセンサ(第2のセンサ)であればよい。例えば、搬送検知対向センサ352の代わりに、磁気センサが用いられてもよい。
(3.第1の実施形態に係る入金搬送路の詳細構成)
続いて、本発明の第1の実施形態について説明する。本発明の第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の全体構成は、図1および図2を参照しながら既に説明した通りである。以下では、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの詳細構成を説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aを示す概略断面図である。図6は、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aを示す概略平面図である。
なお、以下の説明において、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの構成要素のうち、一般的な入金搬送路30#の構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの構成要素のうち、一般的な入金搬送路30#の構成要素と異なる構成要素について主に説明する。
図5に示すように、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aは、搬送路310における搬送面との隙間Wが硬貨Cの厚みよりも狭くなるような位置(硬貨Cの種類が複数存在する場合には、複数種類のうち厚みが最小となる種類の硬貨の厚みよりも狭くなるような位置)に弾性部材370を有している。弾性部材370は、入金搬送路30Aから取り外し可能に構成されていてもよい。図5および図6に示すように、弾性部材370はバネ(例えば、板バネ)であってよいが、弾性部材370は、後に説明するようにバネ以外の物質(例えば、ゴムなど)であってもよい。
図7は、粘着媒体の概略平面図であり、図8は、粘着媒体の概略断面図である。図7および図8に示すように、硬貨Cと硬貨Cに付着した粘着物Heとによって粘着媒体が構成されている。なお、粘着物Heは、接着剤が片面または両面に塗られた粘着テープ(以下、「粘着テープ」とも言う。)であってもよいし、粘着テープが剥がされた後に硬貨Cに残る接着剤であってもよいし、他の物質であってもよい。
図9は、粘着媒体が存在する入金搬送路30Aを示す概略平面図である。図9に示すように、硬貨Cに付着した粘着物Heが弾性部材370に直接的に接触する場合には、硬貨Cが直接的に弾性部材370に接触する場合と比較して、搬送方向Dとは逆向きに弾性部材370からより大きな摩擦力を受ける。したがって、硬貨Cに付着した粘着物Heが弾性部材370に直接的に接触する場合には、粘着媒体の搬送が停止される(または、より大きく遅延される)。
例えば、弾性部材370は、粘着物Heが付着されていない硬貨と接触する場合、搬送検知対向センサ351によって検出されてから許容時間内に搬送検知対向センサ352によって検出される程度の押圧(搬送方向Dとは逆向きの摩擦力)を硬貨Cに与える。一方、弾性部材370は、硬貨Cに付着された粘着物Heと接触する場合、搬送検知対向センサ351によって検出されてから許容時間内に搬送検知対向センサ352によって検出されない程度の押圧(搬送方向Dとは逆向きの摩擦力)を硬貨Cに与える。
このとき、制御部90は、硬貨Cが搬送検知対向センサ351によって検出されてから許容時間内に搬送検知対向センサ352によって検出されない場合、所定の動作を制御するようにしてよい。そうすれば、粘着媒体の搬送が停止され、または、より大きく遅延された場合に、自動的に所定の動作が実行される。
所定の動作は特に限定されないが、硬貨処理装置10の動作を停止させる動作を含んでもよい。また、所定の動作は、搬送路310による硬貨Cの搬送を停止させる動作の代わりに、または、追加的に、硬貨処理装置10の利用者に対して所定の障害発生通知を行う動作(図示しない表示部に所定の警告メッセージを表示させる動作、図示しないスピーカから所定の警告音を発生させる動作など)を含んでもよい。所定の警告メッセージは、ジャム硬貨を除去して硬貨処理装置10を復旧させるガイダンスを含んでよい。
以上に説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、粘着媒体を容易に取り除くことが可能となる。なお、以上においては、入金搬送路30Aが弾性部材370を有する例を説明したが、弾性部材370が設けられる位置は特に限定されない。しかし、弾性部材370は、金種別硬貨一時貯留部61よりも上流に設けられるとよい(例えば、第1の実施形態のように入金搬送路30Aに設けられるとよい)。
弾性部材370がこのような位置に設けられれば、金種別硬貨一時貯留部61の内部の残留媒体検知センサの検知範囲外に粘着媒体が貼り付くことによって生じる残留硬貨枚数の違算を回避することが可能となる。また、粘着媒体が金種別硬貨一時貯留部61に到達してから障害を発生させた場合には、粘着媒体を取り除くのが困難になることが予想される。しかし、弾性部材370がこのような位置に設けられれば、利用者が硬貨投入部20のカバーを開いて粘着媒体を容易に取り除くことが可能である。また、粘着媒体を取り除くために要する時間が短縮されるため、硬貨処理装置10の休止時間を短縮することが可能となる。
(4.第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路の詳細構成)
続いて、本発明の第1の実施形態の変形例について説明する。本発明の第1の実施形態の変形例に係る硬貨処理装置10の全体構成は、図1および図2を参照しながら既に説明した通りである。以下では、本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路30A’の詳細構成を説明する。図10は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路30A’を示す概略断面図である。
なお、以下の説明において、本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路30A’の構成要素のうち、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路30A’の構成要素のうち、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの構成要素と異なる構成要素について主に説明する。
図10に示すように、本発明の第1の実施形態の変形例に係る入金搬送路30A’は、弾性部材の例として、弾性部材371aと剛体物371bとの組み合わせを有している。この例のように、少なくとも一部に弾性部材を含む物質は、上記した本発明の第1の実施形態に係る弾性部材に含まれ得る。図10には、弾性部材371aの例として、バネが示されているが、弾性部材371aは、バネ以外の物質(例えば、ゴムなど)であってもよい。
(5.第2の実施形態に係る入金搬送路の詳細構成)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態に係る硬貨処理装置10の全体構成は、図1および図2を参照しながら既に説明した通りである。以下では、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの詳細構成を説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bを示す概略断面図である。図12は、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bを示す概略平面図である。
なお、以下の説明において、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素のうち、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Aの構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素のうち、本発明の第1の実施形態に係る入金搬送路30Cの構成要素と異なる構成要素について主に説明する。
図11および図12に示すように、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bは、硬貨Cに対して第1の押圧を与える第1の板バネ371と、硬貨Cに対して第1の押圧よりも大きな第2の押圧を与える第2の板バネ372とを有している。そして、図11および図12に示すように、第1の板バネ371と第2の板バネ372とは、二枚重ね構造を形成している。第1の押圧および第2の押圧それぞれの絶対的な大きさは、特に限定されない。また、第1の板バネ371および第2の板バネ372は、入金搬送路30Bから取り外し可能に構成されていてもよい。
図13は、硬貨Cに接触する前後における第1の板バネ371および第2の板バネ372の状態を示す図である。図13に示すように、第1の板バネ371は、より小さい押圧を硬貨Cに与えるため(より薄いため)、硬貨Cに接触すると硬貨Cの形状に追従して撓む。これによって第1の板バネ371と硬貨Cとの接触面積が得られやすくなり、硬貨Cに対して与えられる押圧力(搬送方向Dとは逆向きの摩擦力)が得られる可能性が高まる。
一方、第2の板バネ372は、より大きい押圧を硬貨Cに与えるため、硬貨Cの搬送を停止させる(または、より大きく遅延される)。したがって、第1の板バネ371と第2の板バネ372とが、二枚重ね構造を形成することによって、粘着媒体の搬送を停止させる(または、遅延させる)可能性を高めることが可能となる。これによって、粘着媒体をより確実に検出することが可能となるため、粘着媒体を容易に取り除く可能性を高めることができる。
(6.第3の実施形態に係る入金搬送路の詳細構成)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態に係る硬貨処理装置10の全体構成は、図1および図2を参照しながら既に説明した通りである。以下では、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cの詳細構成を説明する。図14は、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cを示す概略断面図である。図15は、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cを示す概略平面図である。
なお、以下の説明において、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cの構成要素のうち、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cの構成要素のうち、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素と異なる構成要素について主に説明する。
図14および図15に示すように、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cは、第1の板バネ371と硬貨Cとの接触位置の下に設けられた異物除去孔390を有する。図14および図15に示された例においては、異物除去孔390の形状は矩形であるが、異物除去孔390の形状は特に限定されない。また、異物除去孔390のサイズも、特に限定されない。
図16は、異物除去孔390に異物Nが落下する前後の状態を示す図である。図16に示すように、硬貨Cの上に乗った状態で搬送された異物Nは、第1の板バネ371によって押圧されることによって、硬貨Cの上から異物除去孔390に落下する。なお、図16には、異物Nがクリップである場合が例として示されているが、異物Nはクリップに限定されず、硬貨C以外の物質であればよい。
本発明の第3の実施形態によれば、硬貨Cの上に乗った状態で搬送された異物Nを除去することが可能となる。これによって、異物Nによって障害が発生される可能性を低減することが可能となる。なお、本発明の第3の実施形態は、本発明の第1の実施形態にも適用することが可能である。かかる場合、本発明の第3の実施形態に係る入金搬送路30Cは、弾性部材370と硬貨Cとの接触位置の下に設けられた異物除去孔390を有していればよい。
(7.第4の実施形態に係る入金搬送路の詳細構成)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の第4の実施形態に係る硬貨処理装置10の全体構成は、図1および図2を参照しながら既に説明した通りである。以下では、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dの詳細構成を説明する。図17は、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dを示す概略断面図である。図18は、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dを示す概略平面図である。
なお、以下の説明において、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dの構成要素のうち、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素と共通する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dの構成要素のうち、本発明の第2の実施形態に係る入金搬送路30Bの構成要素と異なる構成要素について主に説明する。
図17および図18に示すように、本発明の第4の実施形態に係る入金搬送路30Dは、変形媒体除去ガイド381を有する。変形媒体除去ガイド381は、搬送路310における搬送面との隙間が硬貨Cの厚みよりも広くなるような位置に設けられ、硬貨Cがある程度を超えて変形している場合に搬送路310によって搬送される硬貨を停止させる。
図17および図18に示された例においては、変形媒体除去ガイド381の形状は矩形であるが、変形媒体除去ガイド381の形状は特に限定されない。また、変形媒体除去ガイド381のサイズも、特に限定されない。また、図17および図18に示された例においては、第1の板バネ371より上流に変形媒体除去ガイド381が設けられているが、変形媒体除去ガイド381が設けられる位置も特に限定されない。
本発明の第4の実施形態によれば、ある程度を超えて変形している硬貨Cの搬送を停止させることが可能となる。これによって、ある程度を超えて変形している硬貨Cによって障害が発生される可能性を低減することが可能となる。なお、本発明の第4の実施形態は、本発明の第1の実施形態にも適用することが可能である。
(8.硬貨処理装置の動作)
次に、各実施形態に係る硬貨処理装置10による硬貨の入金処理および計数処理の動作例について説明する。ここで、硬貨の入金処理および計数処理の動作は、制御部90が、図示しない記憶部によって記憶されたプログラムを実行することによって実現され得る。なお、以下に説明する動作例は、硬貨の入金処理および計数処理の動作の一例に過ぎない。したがって、硬貨の入金処理および計数処理は、以下に説明する動作例に限定されない。
まず、利用者が硬貨投入口21に硬貨Cを投入すると、投入された硬貨Cは硬貨繰り出し部22に落下する。制御部90は、落下した硬貨Cを一枚ずつ分離して繰り出すように硬貨繰り出し部22を制御する。次に、制御部90は、硬貨繰り出し部22によって繰り出された硬貨Cを搬送するように入金搬送路30を制御する。
入金搬送路30において粘着媒体が検出された場合には、制御部90は、上記したように所定の動作を制御する。その後、粘着媒体が利用者によって取り除かれて、硬貨処理装置10が復旧される。一方、制御部90は、粘着媒体が検出されない場合には、硬貨認識部40に硬貨Cを搬送するように入金搬送路30を制御する。
続いて、制御部90は、搬送された硬貨Cの真偽および金種などを判別するように硬貨認識部40を制御し、判別した硬貨Cを搬送するように硬貨認識部40を制御する。制御部90は、硬貨認識部40により正常ではないと判別された硬貨Cをリジェクト硬貨返却部50へ落下させる。一方で、制御部90は、硬貨認識部40により正常であると判別された硬貨Cを、金種別硬貨一時貯留部61のうち硬貨Cの金種に対応する保留部61a〜61fへ落下させる。
続いて、制御部90は、保留部61a〜61fのいずれかの硬貨集積量(または硬貨集積枚数)が、所定の設定量(設定枚数)に達した場合、または、硬貨認識部40の内部の硬貨が無くなった場合には、硬貨認識部40の動作を停止させる。その後、制御部90は、硬貨認識部40における硬貨Cの搬送動作、硬貨認識部40による硬貨Cの判別動作が終了してから、一旦処理を終了させる。
その後、制御部90は、図示しない表示部に、計数結果に基づく金種別の金額や合計金額などを表示させる。図示しない表示部を見た利用者は、現在の処理が入金処理の場合には、表示画面中の操作ボタンにより硬貨の収納の可否を選択して入力する。
利用者によって収納可の入力が行われた場合、制御部90が、金種別硬貨一時貯留部61を矢印Sで示す方向に移動させると、金種別硬貨一時貯留部61に集積された硬貨Cは、矢印Sで示すルートで落下して、金種別ホッパ71a〜71fに金種別に収納される。
一方、利用者によって収納否(すなわち、収納の取り消し)の入力が行われた場合、または、現在の処理が計数処理の場合、制御部90が、金種別硬貨一時貯留部61を矢印Hで示す方向に移動させると、金種別硬貨一時貯留部61に集積された硬貨Cは、矢印Hで示すルートで落下して、硬貨返却箱62に収納される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、例えば、硬貨処理装置10の動作全体を制御するための制御部90は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、硬貨処理装置10に内蔵されたCPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
10 硬貨処理装置
20 硬貨投入部
21 硬貨投入口
22 硬貨繰り出し部
30(30A、30A’30B〜30D) 入金搬送路
310 搬送路
320 搬送ベルト
331 プーリ
332 プーリ
351 搬送検知対向センサ(第1のセンサ)
352 搬送検知対向センサ(第2のセンサ)
361 光軸
362 光軸
370 弾性部材
371 第1の板バネ
371a 弾性部材
371b 剛体物
372 第2の板バネ
381 変形媒体除去ガイド
390 異物除去孔
40 硬貨認識部
50 リジェクト硬貨返却部
51 扉
56 硬貨選別部
61 金種別硬貨一時貯留部
61a 保留部
62 硬貨返却箱
70 金種別出金ホッパ
71a 金種別ホッパ
72 搬送ゲート
80 硬貨出金部
84 硬貨回収庫
90 制御部
N 異物
C 硬貨
W 隙間
He 粘着物

Claims (8)

  1. 硬貨を搬送する搬送路と、
    前記搬送路における搬送面との隙間が前記硬貨の厚みよりも狭くなるような位置に設けられた弾性部材と、
    前記搬送路における搬送面を搬送される前記硬貨を検出可能な第1のセンサと、
    前記第1のセンサが検出可能な前記硬貨の位置よりも前記搬送路の下流側を搬送される前記硬貨を検出可能な第2のセンサと、
    前記硬貨が前記第1のセンサによって検出されてから所定の許容時間内に前記第2のセンサによって検出されない場合、所定の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記弾性部材は、板バネを有し、
    前記板バネは、第1の板バネおよび第2の板バネを有し、
    前記第1の板バネと前記第2の板バネとは、二枚重ね構造を形成し、
    前記第1の板バネは、前記硬貨に対して第1の押圧を与え、
    前記第2の板バネは、前記硬貨に対して前記第1の押圧よりも大きな第2の押圧を与える、
    硬貨処理装置。
  2. 前記所定の動作は、前記硬貨処理装置の動作を停止させる動作を含む、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記所定の動作は、前記硬貨処理装置の利用者に対して所定の障害発生通知を行う動作を含む、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  4. 前記弾性部材は、粘着物が付着されていない硬貨と接触する場合、前記第1のセンサによって検出されてから前記許容時間内に前記第2のセンサによって検出される程度の押圧を前記硬貨に与える、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  5. 前記弾性部材は、前記硬貨に付着された粘着物と接触する場合、前記第1のセンサによって検出されてから前記許容時間内に前記第2のセンサによって検出されない程度の押圧を前記硬貨に与える、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  6. 前記弾性部材は、入金搬送路に設けられる、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  7. 前記搬送路における前記搬送面は、
    前記弾性部材と前記硬貨との接触位置の下に設けられた異物除去孔を有する、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
  8. 前記硬貨処理装置は、
    前記搬送路における前記搬送面との隙間が前記硬貨の厚みよりも広くなるような位置に設けられ、前記硬貨がある程度を超えて変形している場合に前記搬送路によって搬送される前記硬貨を停止させる変形媒体除去ガイドを有する、
    請求項1に記載の硬貨処理装置。
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