JP6564150B1 - 自転車用チャイルドシートカバー - Google Patents

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【課題】チャイルドシートに着座した子供の頭部の周囲により広い空間を確保しつつ、自転車から取り外して、容易に比較的コンパクトな状態で収納することが可能な自転車用チャイルドシートを提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る自転車用チャイルドシートカバーは、自転車100に設けられるチャイルドシート200を上から覆う態様で、自転車100及びチャイルドシート200の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられる自転車用チャイルドシートカバーであって、チャイルドシート200の左側方、後方、及び右側方を一体として覆う頭部カバー部10を備え、頭部カバー部10は、チャイルドシート200の外面に沿ってチャイルドシート200の左側方と右側方との間に亘って延在するカバーシート11と、カバーシート11の外縁の全周に亘って設けられる閉ループ状の弾性変形可能なフレーム部材12とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、自転車用チャイルドシートカバーに関する。
従来、比較的低年齢の子供(例えば、幼児等)を乗せる自転車用チャイルドシートに着座する子供を風雨から守る自転車用チャイルドシートカバーが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1,2では、自転車用チャイルドシートカバーの本体の形状を保持し易い構造を採用し、チャイルドシートに着座した子供の頭部の周囲に相対的に広い空間を形成している。
特開2014−129052号公報 特開2015−217835号公報
しかしながら、特許文献1,2等のように、子供の頭部の周囲に広い空間を形成すると、形状を保持するための構造等に起因し、自転車から取り外しても、例えば、容易に折りたたむ等することができず、コンパクトに収納することができない可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、チャイルドシートに着座した子供の頭部の周囲により広い空間を確保しつつ、自転車から取り外して、容易に比較的コンパクトな状態で収納することが可能な自転車用チャイルドシートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施態様において、
自転車に設けられるチャイルドシートを上から覆う態様で、前記自転車及び前記チャイルドシートの少なくとも一方に着脱可能に取り付けられる自転車用チャイルドシートカバーであって、
前記チャイルドシートの左側方、後方、及び右側方を一体として覆う頭部カバー部を備え、
前記頭部カバー部は、前記チャイルドシートの外面に沿って前記チャイルドシートの左側方から後方を経て右側方までの間に亘って曲面状に延在するカバーシートと、前記カバーシートの外縁の全周に亘って設けられる閉ループ状の弾性変形可能なフレーム部材とを含む、
自転車用チャイルドシートカバーが提供される。


本実施形態によれば、チャイルドシートの外面に沿って左側方と右側方との間に亘って延在する頭部カバー部のサイズが適宜調整され、且つ、その外縁に設けられるフレーム部材が形状を保持することによって、自転車用チャイルドシートカバーは、チャイルドシートに着座する子供の頭部の前方及び上方の居住空間を適切に確保することができる。また、頭部カバー部の外縁に設けられるフレーム部材は、弾性変形可能であるため、ユーザは、例えば、ポップアップテント等のように曲げたりねじったりながら、自転車用チャイルドシートカバーをコンパクトに折りたたむことができる。よって、自転車用チャイルドシートカバーは、チャイルドシートに着座した子供の頭部の周囲により広い空間を確保しつつ、ユーザが自転車から取り外して容易に比較的コンパクトな状態で収納することができる。
本実施の形態によれば、チャイルドシートに着座した子供の頭部の周囲により広い空間を確保しつつ、自転車から取り外して、容易に比較的コンパクトな状態で収納することが可能な自転車用チャイルドシートを提供することができる。
チャイルドシートカバーの一例を概略的に示す斜視図である。 チャイルドシートカバーの一例を概略的に示す左側面図、背面図、及び平面図である。 チャイルドシートカバーの折りたたみ方法の一例を説明する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[チャイルドシートカバーの構成]
最初に、図1、図2を参照し、本実施形態に係るチャイルドシートカバー1の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るチャイルドシートカバー1の一例を示す斜視図である。具体的には、図1(a)は、自転車100に取付られたチャイルドシートカバー1の一例を前方左側から見た斜視図であり、図1(b)は、自転車100に取付られたチャイルドシートカバー1を後方左側から見た斜視図である。図2は、本実施形態に係るチャイルドシートカバー1の一例を示す左側面図(図2(a))、背面図(図2(b))、及び平面図(図2(c))である。
尚、本明細書における前、後、左、右、上、及び下の方向に関する記載は、チャイルドシートカバー1が直接或いはチャイルドシート200を介して間接的に取り付けられる自転車100の前、後、左、右、上、及び下に対応する(図1、図2参照)。
チャイルドシートカバー1(自転車用チャイルドシートカバーの一例)は、自転車100の前部に設けられるチャイルドシート200を覆う態様で、自転車100及びチャイルドシート200の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられる。つまり、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200が取り付けられる自転車100に取り付けられてもよいし、チャイルドシート200に取り付けられてもよいし、自転車100とチャイルドシート200の双方に固定点が設けられる態様で、取り付けられてもよい。
チャイルドシートカバー1は、頭部カバー部10と、側面カバー部20と、上前面カバー部30と、前スカート部40と、後スカート部50を含む。
頭部カバー部10は、チャイルドシート200における乗員の頭部に対応する部位の左側方、後方、及び右側方を一体として覆う。頭部カバー部10は、カバーシート11と、フレーム部材12と、背面補強部材13と、取付部14と、通気口15と、通気口カバー16を含む。
カバーシート11は、チャイルドシート200の背もたれ部分の外面に沿って、チャイルドシート200の左側方と右側方との間に亘って延在する。カバーシート11は、例えば、防水加工或いは撥水加工が施された、綿、ナイロン等の繊維生地(以下、単に「繊維生地」)製であってよい。カバーシート11は、左側方及び右側方の前端部が曲線形状を有すると共に、その外縁には、フレーム部材12が設けられる。これにより、頭部カバー部10の形状保持性を向上させることができる。そのため、チャイルドシート200に着座する子供の頭部の周囲の空間を適切に確保することができる。また、カバーシート11の前端縁の位置及び上端縁の位置が適宜設定される、つまり、カバーシート11の前後の長さ及び上下の高さが適宜設定されることによって、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200に着座する子供の頭部の前方及び上方の空間を十分に確保することができ、子供が感じる圧迫感を緩和(抑制)することができる。
フレーム部材12は、例えば、弾性変形可能な(換言すれば、可撓性を有する)金属製或いは樹脂製の線材である。フレーム部材12は、例えば、カバーシート11の外縁を内側に織り込んで構成される袋部分に内包される態様で保持されてよい。これにより、フレーム部材12は、頭部カバー部10の形状保持性(つまり、自立性)を確保しつつ、弾性変形による頭部カバー部10の形状自由度を向上させることができる。そのため、例えば、ユーザは、例えば、ポップアップテント等のように曲げたりねじったりながら、頭部カバー部10を含むチャイルドシートカバー1全体をコンパクトに折りたたむことができる。
また、図2(a)に示すように、カバーシート11及びフレーム部材12等を構成要素とする頭部カバー部10は、側面視で、チャイルドシート200の背もたれ部分の傾斜に沿う方向(以下、単に「傾斜方向」)L1に略垂直な斜め上方向(以下、単に、「垂直方向」)L2に延在している。このとき、頭部カバー部10は、側面視で、垂直方向L2の先端位置Pが傾斜方向L1に沿う上下の端部の中央よりも上側になるように設定されている(図中の矢印A参照)。これにより、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200に着座する子供の目線の高さに相当する高さ位置の前後方向の空間を相対的に広く確保することができる。人の目は、頭部の相対的に高い位置にあるからである。また、先端位置Pを相対的に高く設定できるため、側面視で、頭部カバー部10(カバーシート11)の前端下部の面積を削減することができる。よって、後述の側面カバー部20(上部カバーシート21)の上端位置をより高い位置に設定できるため、チャイルドシート200に着座した子供は、側面カバー部20の透明部分(上部カバーシート21)を通じた視界をより確保し易くなり、子供の圧迫感を更に緩和(抑制)することができる。
背面補強部材13(補強部材の一例)は、カバーシート11におけるチャイルドシート200の後方(具体的には、チャイルドシート200の背もたれ)を覆う部分において、カバーシート11の上端縁と下端縁との間を接続する態様で設けられる。背面補強部材13は、カバーシート11よりも相対的に硬い部材(例えば、カバーシートよりも厚手のナイロン部材)で構成される。これにより、頭部カバー部10の形状保持性を更に向上させることができる。また、背面補強部材13は、折り曲げ可能な折り曲げ部13aを有する。これにより、チャイルドシートカバー1は、頭部カバー部10の形状保持性と、頭部カバー部10を容易に折りたたみ可能な構造とを両立させることができる。
例えば、図3は、チャイルドシートカバー1の折りたたみ方法の一例を説明する図である。
図3に示すように、ユーザは、チャイルドシートカバー1を自転車100(チャイルドシート200)から取り外した場合、折り曲げ部13aを基準にして、頭部カバー部10の後部を折り曲げる。これにより、ユーザは、カバーシート11の上端縁と下端縁との間、つまり、上端縁のフレーム部材12の部分と、下端縁のフレーム部材12の部分との間の距離を相対的に近づけることができる。そのため、ユーザは、閉ループ状のフレーム部材12の間が相対的に近接した部位を中心に曲げたりねじったりしながら、頭部カバー部10をコンパクトに折りたたむことができる。
そして、ユーザは、頭部カバー部10以外の柔軟性の高い側面カバー部20、上前面カバー部30、前スカート部40、及び後スカート部50を折りたたまれた頭部カバー部10に合わせて適宜折りたたむ。
このように、チャイルドシートカバー1は、頭部カバー部10のフレーム部材12及び折り曲げ部13aの作用によって、容易に比較的コンパクトな状態に折りたたみ可能な構造を実現することができる。
尚、折り曲げ部13aは、2つ以上設けられてもよい。
図1及び図2に戻り、取付部14は、チャイルドシートカバー1をチャイルドシート200、具体的には、チャイルドシート200の背面(即ち、背もたれの裏側)に取り付けるために用いられる。取付部14は、例えば、背面補強部材13の上下中央部に設けられる上下に長い長円状の孔の外縁の全周に亘る雌型留め具である。この場合、チャイルドシート200側の被取付部は、雌型留め具の孔に挿し込み可能な凸部を有し、該凸部が略挿し込み方向を中心軸として回動可能な雄型のひねり留め具であってよい。
尚、チャイルドシートカバー1は、取付部14に加えて、取付部14よりも前側に他の取付部(以下、「前側取付部」)を有してよい。前側取付部は、例えば、頭部カバー部10や側面カバー部20の内面から延設されるベルト部と、その先端に設けられるサイドリリース式或いはフロントリリース式の雄型バックルであってよい。この場合、この雄型バックルは、例えば、チャイルドシート200の着座する子供が把持する部分等に予め取り付けられる、同じ形式の雌型バックルに固定されることで、チャイルドシートカバー1がチャイルドシート200に固定される。
通気口15は、カバーシート11におけるチャイルドシート200の後方(具体的には、チャイルドシート200の背もたれ)を覆う部分において、カバーシート11の上端縁に設けられ、カバーシート11のチャイルドシートカバー1の内部と外部との間での空気の入れ替えに用いられる。通気口15は、単純に開放されているだけの態様でもよいし、チャイルドシートカバー1の内部への雨や虫等の異物の侵入を防止するため、メッシュ生地で覆う態様であってもよい。
通気口カバー16は、通気口15の後方を覆う態様で設けられる。これにより、通気口15から雨や虫等の異物が混入しにくくすることができる。また、通気口カバー16は、その上端部だけがカバーシート11に固定されている。これにより、通気口カバー16の下端部や左右の端部と、カバーシート11との間には、空気が流れる隙間が生じ易くなる。そのため、通気口カバー16は、通気口15によるチャイルドシートカバー1の内部と外部との間の空気の入れ替え機能を担保しつつ、通気口15からチャイルドシートカバーの内部への異物の混入を抑制することができる。
側面カバー部20は、頭部カバー部10の下方に隣接する態様で、チャイルドシート200の左右の側方を覆う。側面カバー部20は、上部カバーシート21と、下部カバーシート22を含む。
上部カバーシート21は、例えば、透明なポリウレタン樹脂製やPVC(PolyVinyl Chloride:ポリ塩化ビニル)製であってよい。これにより、チャイルドシートカバー1で覆われたチャイルドシート200に着座する子供は、左右の側面カバー部20を通じて、チャイルドシートカバー1の外側(自転車100の左側方及び右側方)を視認することができる。そのため、チャイルドシートカバー1は、子供への圧迫感等を抑制(緩和)することができる。
下部カバーシート22は、例えば、防水加工或いは撥水加工が施された繊維生地製であってよい。
上前面カバー部30は、チャイルドシート200の上方及び前方を覆う態様で設けられる。上前面カバー部30は、図2(a)に示すように、側面視で、頭部カバー部10及び側面カバー部20の形状に沿うように、頭部カバー部10及び側面カバー部20に取り付けられる。上前面カバー部30は、上部カバーシート31と、下部カバーシート32を含む。
上部カバーシート31は、例えば、その大部分(具体的には、外縁以外の部分)が、透明なPVC製であってよい。これにより、チャイルドシートカバー1で覆われたチャイルドシート200に着座する子供は、上前面カバー部30を通じて、チャイルドシートカバー1の外側(自転車100の上方及び前方)を視認することができる。そのため、チャイルドシートカバー1は、子供への圧迫感等を抑制することができる。
下部カバーシート32は、例えば、防水加工或いは撥水加工が施された繊維生地製であってよい。
上前面カバー部30は、そのチャイルドシート200の上方を覆う部分が、頭部カバー部10の上端部、つまり、カバーシート11の上端縁に取り付けられる(固定される)。また、上前面カバー部30は、そのチャイルドシート200の前方を覆う部分(即ち、図2(a)に示すように、前下がりに傾斜する部分)の左右が側面カバー部20と線ファスナ33により着脱可能に取り付けられる。これにより、上前面カバー部30は、その上端部を支点にして上下に開閉可能な構造を実現できる。そのため、ユーザは、上前面カバー部30のチャイルドシート200の前方を覆う部分を開放状態にすることで、チャイルドシートカバー1を自転車100に取り付けた状態で、子供を容易にチャイルドシート200に乗せることができる。
また、上前面カバー部30は、前スカート部40との間に取付構造(例えば、線ファスナ等)を有さない態様であってよい。これにより、上前面カバー部30と前スカート部40との間の隙間を空気が流れ易くなり、チャイルドシートカバー1の内部と外部との間の空気の入れ替えを促進させることができる。また、上前面カバー部30は、その下端(即ち、下部カバーシート32の下端)の位置が前スカート部40の上端部よりも下になっており、前スカート部40の前に被る態様であってよい。これにより、チャイルドシートカバー1は、上前面カバー部30と前スカート部40との間の前後の隙間を通じて、チャイルドシートカバー1の内部と外部との間の喚起機能を実現しつつ、雨水や虫等の異物の侵入を抑制することができる。
尚、上前面カバー部30は、チャイルドシート200の上方を覆う(つまり、頭部カバー部10(カバーシート11)の上端縁に取り付けられる)上面カバー部と、チャイルドシート200の前方を覆う(つまり、側面カバー部20に取り付けられる)前面カバー部とに分割されてもよい。
前スカート部40は、チャイルドシート200に着座する子供の足元部分を前方及び側方から覆うように設けられる。これにより、チャイルドシート200に着座する子供の足元が雨水等で濡れてしまう事態を抑制できる。具体的には、前スカート部40は、左右の側面カバー部20の下端に取付られてよい。また、前スカート部40は、上述の如く、上前面カバー部30との間の取付構造(例えば、線ファスナ等)を有さない態様であってもよい。これにより、前スカート部40の前に被る態様の上前面カバー部30と前スカート部40との間の隙間を空気が流れ易くなり、チャイルドシートカバー1の内部と外部との間の空気の入れ替えを促進させることができる。
後スカート部50は、チャイルドシート200に着座する子供の足元部分を後方及び側方から覆うように設けられる。これにより、チャイルドシート200に着座する子供の足元が雨水等で濡れてしまう事態を抑制できる。また、前スカート部40及び後スカート部50に分離されているため、自転車100のハンドルと、チャイルドシートカバー1におけるチャイルドシート200に着座する子供の足元部分を後方及び側方から覆う部分との間の干渉を抑制することができる。
[作用]
次に、本実施形態に係るチャイルドシートカバー1の作用について説明する。
本実施形態では、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200の左側方、後方、及び右側方を一体として覆う頭部カバー部10を備える。そして、頭部カバー部10は、チャイルドシート200の外面に沿ってチャイルドシート200の左側方と右側方との間に亘って延在するカバーシート11と、カバーシート11の外縁の全周に亘って設けられる閉ループ状の弾性変形可能なフレーム部材12とを含む。
これにより、チャイルドシート200の外面に沿って左側方と右側方との間に亘って延在する頭部カバー部10のサイズが適宜調整され、且つ、その外縁に設けられるフレーム部材12が形状を保持することによって、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200に着座する子供の頭部の前方及び上方の居住空間を適切に確保することができる。また、頭部カバー部10の外縁に設けられるフレーム部材12は、弾性変形可能であるため、ユーザは、例えば、ポップアップテント等のように曲げたりねじったりながら、チャイルドシートカバー1をコンパクトに折りたたむことができる。よって、チャイルドシートカバー1は、チャイルドシート200に着座した子供の頭部の周囲により広い空間を確保しつつ、ユーザが自転車から取り外して容易に比較的コンパクトな状態で収納することができる。
また、本実施形態では、カバーシート11におけるチャイルドシート200の後方を覆う部分には、カバーシート11の上端縁と下端縁との間を接続する相対的に硬い背面補強部材13が設けられてよい。そして、背面補強部材13は、カバーシート11の上端縁と下端縁との間で少なくとも一つ折り曲げ可能な折り曲げ部13aを含む。
これにより、チャイルドシートカバー1は、背面補強部材13の作用により、頭部カバー部10の形状保持性を更に向上させつつ、折り曲げ部13aの作用により、チャイルドシートカバー1(頭部カバー部10)を容易に折りたたみ可能な構造を実現することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、チャイルドシート200は、自転車100のハンドルを前後方向に跨ぐ態様で設けられるタイプ(所謂、備え付けタイプ)であったが、当然の如く、自転車100のハンドルの後方に取付られるタイプ(所謂、後付けタイプ)であってもよい。この場合、チャイルドシートカバー1の前スカート部40及び後スカート部50は、一体構造であってもよい。前スカート部40及び後スカート部50の間に自転車100のハンドルが存在しないからである。
また、上述した実施形態において、チャイルドシートカバー1は、自転車100の前部に設けられるチャイルドシート200を覆う態様で取り付けられるが、自転車100の後部に設けられるチャイルドシートを覆う態様で取り付けられてもよい。この場合、自転車100の後部に設けられるチャイルドシートは、自転車100の前部に設けられるチャイルドシート200よりも適用年齢が高いため、その上下方向の寸法は、比較的大きく設定されてよい。
1 チャイルドシートカバー(自転車用チャイルドシートカバー)
10 頭部カバー部
11 カバーシート
12 フレーム部材
13 背面補強部材(補強部材)
13a 折り曲げ部
20 側面カバー部
30 上前面カバー部
40 前スカート部
50 後スカート部
100 自転車
200 チャイルドシート

Claims (2)

  1. 自転車に設けられるチャイルドシートを上から覆う態様で、前記自転車及び前記チャイルドシートの少なくとも一方に着脱可能に取り付けられる自転車用チャイルドシートカバーであって、
    前記チャイルドシートの左側方、後方、及び右側方を一体として覆う頭部カバー部を備え、
    前記頭部カバー部は、前記チャイルドシートの外面に沿って前記チャイルドシートの左側方から後方を経て右側方までの間に亘って曲面状に延在するカバーシートと、前記カバーシートの外縁の全周に亘って設けられる閉ループ状の弾性変形可能なフレーム部材とを含む、
    自転車用チャイルドシートカバー。
  2. 前記カバーシートにおける前記チャイルドシートの後方を覆う部分には、前記カバーシートの上端縁と下端縁との間を接続する相対的に硬い補強部材が設けられ、
    前記補強部材は、前記カバーシートの上端縁と下端縁との間で少なくとも一つ折り曲げ可能な折り曲げ部を含む、
    請求項1に記載の自転車用チャイルドシートカバー。
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