JP6563767B2 - 業務支援システム、遠隔装置、携帯端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1には、異常が検知された警備対象を監視するセンサの検知状態などを警備員が所持する携帯端末から確認できるようにして、警備対象へ向かっている警備員がある程度現場の状況を把握できるようにすることが記載されている。
本発明は、携帯端末装置による業務情報の伝達を効率化しつつ、業務情報を第三者が覗き見る危険を低減することを目的とする。
携帯端末装置は、携帯端末装置を所持する利用者の状態を判定する状態判定部と、判定された利用者の状態を示す利用者状態情報を遠隔装置へ送信し、遠隔装置から業務情報を含んだ送信情報を受信する第1通信部と、送信情報を表示する表示部を備える。
遠隔装置は、利用者状態情報に基づき、第三者の立ち入りが制限される所定の被管理領域内に利用者がいるか否かを判定する環境判定部と、利用者が被管理領域内にいる場合に業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する送信情報を生成し、利用者が被管理領域内にいない場合に業務情報をプル型の配信形態で配信する送信情報を生成する送信情報生成部と、送信情報を携帯端末装置へ送信する第2通信部を備える。
携帯端末装置は、被管理領域として車両内に利用者がいると状態判定部が判定した場合、受信した送信情報に含まれる業務情報を音声情報として出力する音声出力部を備えてもよい。
(第1実施形態)
本発明の実施形態に係る業務支援システムの一例として、所定の監視区域に警備装置を設置することにより人手を介さずに監視区域を監視する警備業務支援システムを説明する。この警備業務支援システムでは、監視区域に発生した異常を警備装置により検知して、異常発生時には異常に対処する対処員を監視区域に派遣し、警備業務に関する業務情報を対処員が所持する携帯端末装置を介して伝達する。
ただし、本発明の業務支援システムは、このような警備業務支援システムに限定されるものではなく、業務に携わる携帯端末装置の利用者に、この携帯端末装置を介して業務情報を伝達する業務支援システムに広く適用可能である。
図1を参照する。警備業務支援システム1は、監視対象である監視区域2に設置され異常を検知するセンサ4と、センサ4に接続される警備装置7と、監視センタ9に設置され通信回線8を通じて警備装置7に接続されるセンタ装置10を備える。警備業務支援システム1は、センタ装置10を監視する管制員11からの対処指示により、監視区域2へ向かう対処員12a〜12cによってそれぞれ所持される携帯端末装置13a〜13cを備える。
以下、対処員12a〜12cを総称して「対処員12」と表記することがある。携帯端末装置13a〜13cを総称して「携帯端末装置13」と表記することがある。
センサ4は、例えば開閉部の開閉を検知するマグネットセンサ、受光した赤外線の光量変化に基づいて探知範囲の侵入者等の有無を検知する赤外線センサであってよい。また、センサ4は、例えば撮像画像と予め記憶された正常時の画像との差分に基づいて撮像範囲の侵入者等の有無を検知する画像センサであってもよい。センサ4は、監視区域2内に発生した異常を検知すると「検知信号」を警備装置7へ送信する。
第三者の立ち入りが制限される自社施設14や自社車両15の中に対処員12がいる場合、対処員12が業務情報を確認するために携帯端末装置13で業務情報を表示しても、業務情報に含まれる警備上の情報を第三者に覗き見される虞は少ない。
このため、自社施設14や自社車両15の中にいる対処員12に対処指示を行う場合には、業務情報の一覧性にすぐれたプッシュ型の配信形態で業務情報を携帯端末装置13へ配信し、業務情報の伝達の効率を向上する。
プッシュ型の配信形態で業務情報を配信する場合、センタ装置10は、業務情報を配信する送信情報として、業務情報を含む「第1送信情報」を携帯端末装置13へ送信する。
第1指示通知23には、第1送信情報に含まれる業務情報が表示される業務情報表示欄24が設けられる。例えば、業務情報は、対処員12への指示が、監視区域2に発生した異常に対処する「異常対処指示」であり、監視区域2の警備業務の顧客の識別コードが「0123456」であり、異常対処を行う監視区域2が「△△ビル」であることを警備上の情報として含む。
このため、被管理領域外にいる対処員12に対処指示を行う場合には、不用意に業務情報が表示されにくいプル型の配信形態で業務情報を携帯端末装置13へ配信する。
プル型の配信形態で業務情報を配信する場合、センタ装置10は、業務情報を配信する送信情報として「第2送信情報」及び「第3送信情報」を携帯端末装置13へ送信することによって業務情報を配信する。
図3の(a)を参照する。第三者により携帯端末装置13の画面表示を覗き見される虞を解消できない状態で、指示表示画面28を閲覧せずにメニュー画面20を操作したい場合には、「後で確認」ボタン27の押下操作によって第2指示通知25の表示を止めることができる。
一方で、自社施設内に対処員12がいる状態でもなく自社車両にて移動中でもない場合、対処員状態が、被管理領域外に対処員12がいる状態であると判定される。
また、携帯端末装置13は、被管理領域に設置された無線機器との間の近距離通信によって、対処員12が被管理領域内にいるか否かを判定してもよい。例えば、携帯端末装置13は、被管理領域に設置されたRFID(Radio Frequency IDentification)タグから発信される識別信号を受信することによって、対処員12が被管理領域にいるかの否かを判定してもよい。
支援情報は、検出された異常に対処する際に必要な機材を対処員12の携行品として指定する携行品情報を含んでもよい。
(警備装置の構成)
図5を参照して警備装置7の構成を説明する。警備装置7は、入出力インタフェース40と、記憶部41と、通信回路42と、制御部43を備える。入出力インタフェース40は、センサ4に接続され、異常を検知したセンサ4からの検知信号を受信する。
記憶部41は、不揮発性メモリ又はハードディスクドライブ装置を備えてもよい。記憶部41には、制御部43により実行されるプログラム、プログラムの実行に必要なデータが記憶される。
通信回路42は、通信回線8を経由してセンタ装置10との有線通信又は無線通信を行うための回路である。
異常検知部44は、警備装置7の動作モードが警備セットモードである間に、入出力インタフェース40を介してセンサ4から検知信号を受信すると、通信回路42を介して異常を知らせる異常信号をセンタ装置10へ送信する。また、異常検知部44は、警備装置7自身やセンサ4の異常の発生を検知した場合にも異常を知らせる異常信号をセンタ装置10へ送信する。
次に、図6を参照して携帯端末装置13の構成を説明する。携帯端末装置13として、スマートフォンや携帯電話を採用可能である。ただし携帯端末装置13はこれらに限定されるものではない。携帯端末装置13は、携帯可能であり、センタ装置10との通信機能、及び情報処理機能を有し、アプリケーションプログラムを記憶してこれらの機能を実現することができる他の装置でもよい。
携帯端末装置13は、操作部50と、表示部51と、記憶部52と、音声出力部53と、通信回路54と、制御部55を備える。
表示部51は、表示手段として機能し、制御部55の制御によって各種の情報の表示を行う。表示部51には、例えば図2の(a)に示すメニュー画面20、図2の(b)に示す第1指示通知23、図3の(a)に示す第2指示通知25、図3の(b)に示す指示表示画面28、及び図4に示す行動入力画面30が表示されてよい。
制御部55により実行されるコンピュータプログラムは、機械可読記録媒体に記録されて、図示しない媒体読取装置により読み取られて記憶部52にインストールされてもよい。また、このコンピュータプログラムは、通信回路54を介して通信回線8からダウンロードされ、記憶部52にインストールされてもよい。
通信回路54は、有線又は無線の通信インタフェースを備え、コネクタ又はアンテナを介して通信回線8に接続される。
また例えば、状態判定部57が対処員状態を判定すると、通信処理部56は、判定された対処員状態を示す対処員状態情報をセンタ装置10へ送信するための処理を行う。
また、例えば状態判定部57は、携帯端末装置13が備える図示しないGPS受信機の測位結果に基づいて対処員状態を判定する。また、例えば状態判定部57は、監視区域2に設置された無線機器との間の近距離通信の結果に基づいて対処員状態を判定する。
次に、図7を参照してセンタ装置10の構成を説明する。センタ装置10は、例えば監視センタ9に設置された1又は複数のコンピュータで構成されている。センタ装置10は、操作部70と、表示部71と、記憶部72と、通信回路73と、制御部74を備える。
操作部70は、情報入力手段として機能し、センタ装置10を構成するコンピュータに含まれるキーボード、マウス、タッチペン、タッチパッド又はトラックボールや、表示部71の表示画面に設けられたタッチパネルなどを備えていてよい。
操作部70は、管制員11によるセンタ装置10への操作入力を受け付けるために使用される。例えば、操作部70は、異常発生時に対処員12による対処指示する対処指示操作を受け付ける。
記憶部72は、例えば、ROM及びRAMを備える。記憶部72は、不揮発性メモリ又はハードディスクドライブ装置を備えてもよい。記憶部72には、制御部74により実行されるコンピュータプログラム、及びコンピュータプログラムの実行に必要なデータが記憶される。
通信回路73は、有線又は無線の通信インタフェースを備え、コネクタ又はアンテナを介して通信回線8に接続される。
制御部74は、通信処理部75と、環境判定部76と、送信情報生成部77を備える。制御部74は、プロセッサ及びその周辺回路を備えており、記憶部72に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、以下に説明する通信処理部75と、環境判定部76と、送信情報生成部77の処理を実施する。
送信情報生成部77は、業務情報自体を含んだ第3送信情報を生成し記憶部72に格納するとともに、生成した第3送信情報(すなわち業務情報自体)の送信を要求する業務情報送信要求のための識別情報を生成する。
一方で、送信情報生成部77は、対処員12が被管理領域内にいないと環境判定部76が判定した場合、プル型の配信形態で業務情報を配信する送信情報として、第3送信情報の送信を要求する業務情報送信要求の識別情報を含んだ第2送信情報を生成する。通信処理部75は、生成された第2送信情報を携帯端末装置13へ送信する。
次に、図8を参照してプッシュ型の配信形態で対処指示を知らせる業務情報を配信する際の第1実施形態の警備業務支援システムの動作の全体を説明する。
ステップS1において携帯端末装置13は、対処員状態を判定する。ステップS2において携帯端末装置13は、判定した対処員状態を示す対処員状態情報をセンタ装置10へ送信する。センタ装置10は、受信した対処員状態情報を記憶部72に格納する。
ステップS6においてセンタ装置10は、対処指示を指示する業務情報を配信するための第3送信情報を生成する。ステップS7においてセンタ装置10は、記憶部72に格納した対処員状態情報に基づき対処員12の対処員状態を確認する。すなわちセンタ装置10は、対処員12が被管理領域内にいるか否かを判定する。
ステップS10において携帯端末装置13は、第1送信情報に含まれる業務情報を含んだ第1指示通知23を表示部51に表示する。
対処員12が被管理領域外にいる場合には、ステップS27においてセンタ装置10は、対処指示を指示する業務情報をプル型の配信形態で配信するための送信情報として、ステップS25で生成した第3送信情報の送信要求の識別情報を含んだ第2送信情報を作成する。ステップS28においてセンタ装置10は、第2送信情報を携帯端末装置13へ送信する。ステップS29において携帯端末装置13は、業務情報の要求操作手段26の表示を含んだ第2指示通知25を表示部51に表示する。
なお、ステップS27の動作はセンタ装置10の送信情報生成部77の動作に相当する。ステップS28及びS32の動作はセンタ装置10の通信処理部75の動作に相当する。ステップS29〜S30及びステップS33の動作は携帯端末装置13の表示制御部58の動作に相当する。
次に、図10を参照して第1実施形態に係るセンタ装置10が業務情報を配信する際の処理について説明する。
ステップS40において送信情報生成部77は、送信すべき業務情報があるか否かを判定する。送信すべき業務情報がある場合(ステップS40:Y)に処理はステップS41へ進む。送信すべき業務情報がない場合(ステップS40:N)に処理は終了する。
ステップS42において環境判定部76は、携帯端末装置13から受信して記憶部72に格納された対処員状態情報を確認する。ステップS43において環境判定部76は、対処員状態情報に基づいて、対処員12が被管理領域内にいるか否かを判定する。
ステップS44において送信情報生成部77は、業務情報をプッシュ型の配信形態で配信するための送信情報として業務情報自体を含んだ第1送信情報を作成する。送信情報生成部77は、第1送信情報に加えてステップS41で生成した第3送信情報の送信要求の識別情報を含んだ第2送信情報を作成してもよい。ステップS45において通信処理部75は、第1送信情報を携帯端末装置13へ送信する。
ステップS46において送信情報生成部77は、プル型の配信形態で配信するための送信情報として第3送信情報の送信要求の識別情報を含んだ第2送信情報を作成する。ステップS47において通信処理部75は、第2送信情報を携帯端末装置13へ送信する。その後に処理は終了する。
(1)センタ装置10の送信情報生成部77は、対処員12が被管理領域内にいる場合に業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する送信情報を生成し、対処員12が被管理領域内にいない場合に業務情報をプル型の配信形態で配信する送信情報を生成する。このため、携帯端末装置による業務情報の伝達を効率化しつつ、業務情報を第三者が覗き見る危険を低減できる。
次に、第2実施形態を説明する。第2実施形態の警備装置7、センタ装置10及び携帯端末装置13は、図5〜図7を参照して説明した第2実施形態の警備装置7、センタ装置10及び携帯端末装置13と同様の構成を有する。したがって、以下の説明では、第1実施形態と異なる構成及び機能を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成及び機能の説明を省略する。
プッシュ型の提示形態とは、携帯端末装置13を所持する対処員12の能動的な動作の有無に関わらず、業務情報を携帯端末装置13にて提示する提示形態を意味する。例えばプッシュ型の提示形態は、携帯端末装置13を所持する対処員12の能動的な携帯端末装置13の操作に関わらず、業務情報を携帯端末装置13にて提示する提示形態である。
また、プル型の配信形態とは、携帯端末装置13を所持する対処員12の能動的な動作に応答して、業務情報を携帯端末装置13にて提示する提示形態を意味する。例えばプル型の配信形態は、携帯端末装置13を所持する対処員12の能動的な携帯端末装置13の操作に応答して、業務情報を携帯端末装置13にて提示する提示形態である。
通信処理部75は、業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する送信情報と、業務情報をプル型の配信形態で配信する送信情報の両方を携帯端末装置13へ送信する。携帯端末装置13の表示制御部58は、対処員12が被管理領域内にいる場合にプッシュ型の提示形態で対処員12に業務情報を提示し、対処員12が被管理領域内にいない場合にプル型の提示形態で対処員12に業務情報を提示する。
対処員12が被管理領域内にいると状態判定部57が判定した場合、携帯端末装置13の表示制御部58は、図2の(b)に示すように、業務情報を含んだ第1指示通知23をメニュー画面20上に自動的にポップアップ表示する。以上により、業務情報はプッシュ型の提示形態で対処員12に提示される。
なお、携帯端末装置13の通信処理部56は、特許請求の範囲に記載の情報受信部の一例である。携帯端末装置13の表示制御部58は提示形態制御部の一例である。
次に、図11を参照してプッシュ型の提示形態で対処指示を知らせる業務情報を提示する際の第2実施形態の警備業務支援システムの動作の全体を説明する。
ステップS50〜S52の動作は、図8に示すステップS3〜S5の動作と同様である。ステップS53においてセンタ装置10は、対処員12が被管理領域内にいるか否かに関わらず、業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する第1送信情報と、業務情報をプル型の配信形態で配信する第2送信情報及び第3送信情報の両方を生成する。ステップS54においてセンタ装置10は、対処員12が被管理領域内にいるか否かに関わらず、第1送信情報と第2送信情報の両方を携帯端末装置13へ送信する。
なお、ステップS53の動作はセンタ装置10の送信情報生成部77の動作に相当する。ステップS54の動作はセンタ装置10の通信処理部75の動作に相当する。ステップS55の動作は、携帯端末装置13の状態判定部57の動作に相当する。ステップS56の動作は、携帯端末装置13の表示制御部58の動作に相当する。
対処員12が被管理領域内にいない場合には、ステップS66において携帯端末装置13は、業務情報の要求操作手段26の表示を含んだ第2指示通知25を表示部51に表示する。ステップS67〜S70の動作は、図9に示すステップS30〜S33の動作と同様である。
なお、ステップS66の動作は携帯端末装置13の表示制御部58の動作に相当する。
次に、図13を参照して第2実施形態に係る携帯端末装置13が業務情報を提示する際の処理について説明する。
ステップS80において通信処理部56は、第1送信情報及び第2送信情報をセンタ装置10から受信する。ステップS81において状態判定部57は、携帯端末装置13を所持する対処員12の対処員状態を判定する。ステップS82において状態判定部57は、対処員12が被管理領域内にいるか否かを判定する。対処員12が被管理領域内にいる場合(ステップS82:Y)に処理はステップS83へ進む。対処員12が被管理領域内にいない場合(ステップS82:N)に処理はステップS84へ進む。
ステップS84において表示制御部58は、業務情報の要求操作手段26の表示を含んだ第2指示通知25を表示部51に表示する。ステップS85において表示制御部58は、操作部50が要求操作手段26の操作入力を受け付けたか否かを判定する。操作部50が要求操作手段26の操作入力を受け付けた場合(ステップS85:Y)に処理はステップS86へ進む。操作部50が要求操作手段26の操作入力を受け付けていない場合(ステップS85:N)に処理はステップS85に戻る。
携帯端末装置13の表示制御部58は、対処員12が被管理領域内にいる場合にプッシュ型の提示形態で対処員12に業務情報を提示し、対処員12が被管理領域内にいない場合にプル型の提示形態で対処員12に業務情報を提示する。
このため、携帯端末装置による業務情報の伝達を効率化しつつ、業務情報を第三者が覗き見る危険を低減できる。
変形例に係るセンタ装置10の送信情報生成部77は、配信すべき業務情報が存在する場合、対処員12が被管理領域内にいるか否かに関わらず第1送信情報のみを生成してもよい。通信処理部75は、対処員12が被管理領域内にいるか否かに関わらず第1送信情報のみを携帯端末装置13へ送信してもよい。
Claims (7)
- 携帯端末装置と、前記携帯端末装置と通信する遠隔装置と、を備える業務支援システムであって、
前記携帯端末装置は、
前記携帯端末装置を所持する利用者の状態を判定する状態判定部と、
判定された前記利用者の状態を示す利用者状態情報を前記遠隔装置へ送信し、前記遠隔装置から業務情報を含んだ送信情報を受信する第1通信部と、
前記送信情報を表示する表示部と、
を備え、
前記遠隔装置は、
前記利用者状態情報に基づき、第三者の立ち入りが制限される所定の被管理領域内に前記利用者がいるか否かを判定する環境判定部と、
前記利用者が前記被管理領域内にいる場合に前記業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する前記送信情報を生成し、前記利用者が前記被管理領域内にいない場合に前記業務情報をプル型の配信形態で配信する前記送信情報を生成する送信情報生成部と、
前記送信情報を前記携帯端末装置へ送信する第2通信部と、
を備えることを特徴とする業務支援システム。 - 前記携帯端末装置は、前記業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する前記送信情報を受信した場合、受信した前記送信情報に含まれる前記業務情報を音声情報として出力する音声出力部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の業務支援システム。
- 前記携帯端末装置は、前記被管理領域として車両内に前記利用者がいると前記状態判定部が判定した場合、受信した前記送信情報に含まれる前記業務情報を音声情報として出力する音声出力部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の業務支援システム。
- 前記業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する前記送信情報は、前記業務情報を含んだ第1送信情報であり、
前記業務情報をプル型の配信形態で配信する前記送信情報は、
前記業務情報を含まず、前記業務情報の送信要求のための識別情報を含む第2送信情報と、
前記携帯端末装置における操作に応じて送信される前記識別情報を含んだ前記送信要求を前記遠隔装置が受信した場合に送信され且つ前記業務情報を含んだ第3送信情報と、を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の業務支援システム。 - 携帯端末装置と通信する遠隔装置であって、
前記携帯端末装置を所持する利用者が、第三者の立ち入りが制限される所定の被管理領域内にいるか否かを判定する環境判定部と、
前記利用者が前記被管理領域内にいる場合に業務情報をプッシュ型の配信形態で配信する送信情報を生成し、前記利用者が前記被管理領域内にいない場合に前記業務情報をプル型の配信形態で配信する前記送信情報を生成する送信情報生成部と、
前記送信情報を前記携帯端末装置へ送信する情報送信部と、
を備えることを特徴とする遠隔装置。 - 遠隔装置と通信する携帯端末装置であって、
第三者の立ち入りが制限される所定の被管理領域内に前記携帯端末装置を所持する利用者がいるか否かを判定する状態判定部と、
前記遠隔装置から業務情報を含んだ送信情報を受信する情報受信部と、
前記利用者が前記被管理領域内にいる場合にプッシュ型の提示形態で前記利用者に前記業務情報を提示し、前記利用者が前記被管理領域内にいない場合にプル型の提示形態で前記利用者に前記業務情報を提示する提示形態制御部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 携帯端末装置における情報提示を制御するためのプログラムであって、
前記携帯端末装置に、
第三者の立ち入りが制限される所定の被管理領域内に前記携帯端末装置を所持する利用者がいるか否かを判定する処理と、
遠隔装置から業務情報を含んだ送信情報を受信する処理と、
前記利用者が前記被管理領域内にいる場合にプッシュ型の提示形態で前記利用者に前記業務情報を提示し、前記利用者が前記被管理領域内にいない場合にプル型の提示形態で前記利用者に前記業務情報を提示する処理と、
を実行させる命令を含むことを特徴とするプログラム。
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