JP6562911B2 - 重大疾患リスクのリスク共有のためのパラメトリックドローダウンシステムおよびそれに対応する方法 - Google Patents

重大疾患リスクのリスク共有のためのパラメトリックドローダウンシステムおよびそれに対応する方法 Download PDF

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Description

本発明は、重大疾患保険システムによってリスクエクスポージャ構成部分のための動的な自給自足リスク保障を提供することによって、可変数のリスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有を提供するための重大疾患保険システムに関する。特に、本発明は、患者データフロー経路においてトリガする自動化イベント駆動型システムに関する。
今日、生命および傷害分野における多数の態様に関する著しいリスクエクスポージャが存在する。あらゆる種類の物、個人、機関および/または法人としてのリスクエクスポーズドユニットは、特定の損失やイベントのリスクに対する防衛および保障のために多くの形態の能動的および受動的リスク管理に必然的に直面する。従来技術において、そのような損失のリスクに対処するための1つの方法は、複数のリスクエクスポーズドエンティティによる損失のリスクを専用プーリングエンティティへ移転しプールすることに基づく。要するにこれは、特定のリスクに晒される関連ユニットのリソースをプールすることによって、このプーリングユニットまたはエンティティに損失のリスクを効率的に配分することによって実行され得る。ユニットの1つが、移転されたリスクに関するイベントの発生に見舞われた場合、プーリングエンティティは、プールされたリソースから影響を受けたユニットにリソースを移転することによって、イベントによって生じる損失や被害を直接的に防ぐ。リソースのプーリングは、所定の額のリソース、例えばリスクの移転のために支払われる支払金または掛け金を、リソースプーリングシステムと交換することによって実現され得る。これは、その所定の額のリソースが、損失のリスクを想定する他のユニットと交換されることを意味する。
生体に関して特有のリスクは、生命損失および関連して起こり得る損失のリスク、すなわちその個人の死亡の結果生じる損失に基づく。そのようなリスクは従来、いわゆる生命保険システムによって対処される。生命保険契約によって提供される利益に関する損失を管理するために、リスク移転を可能にするためにプーリングエンティティによって大量の情報が収集および管理されなければならない。例えば死亡証明書、または健康/健康補助に関する条件やサービスの医療提供者証明書など適切な証拠書類が確認、記録、および分析されなければならない。生命保険方式はリスクが移転されるユニットの死亡によってトリガされるという事実により、1つの重要な問題が生じる。しかし、死亡に至るイベントの結果として死亡より前に発生する損失によって金融資産が脅かされるので、問題は多くの場合、それより前に個人に生じる。これは主に、個人が、不可避的にその個人の死に至り得る悪性癌など末期疾患の可能性があるものを患う場合である。通常、患者は、医療費または交通費や追加の暖房費用など他の関連費用が増加するにも関わらず、彼らの月々の資金的ニーズを満たすために必要な金銭を稼ぐ能力は減少するということに直面する。これは、例えば子供に私立学校を辞めさせる、住居を売る、破産申告をするなど、多くの犠牲を払わなくてはならない必要性を招き得る。これら資金的懸念事項の全てがかえって彼らの健康状態に影響を及ぼした。回復が遅くなり、どのみち不良な健康状態をストレスが更に悪化させる。
解決策として、そのような「重大疾患」をカバーするリソースプーリングシステムが開発され、ここでは、保険業者の観点から見た場合保険契約者であるリスクエクスポーズドユニットが、既定の移転リスクテーブルに記載される重大疾患の1つと診断された場合、保険業者によって操作されるリソースプーリングユニットが現金一時払いを提供する。リソースプーリングシステムの動作は、定期収入を支払うように構築されてもよく、支払いは、例えば心臓バイパス手術の施術など外科的処置を受ける保険契約者にも利益をもたらし得る。通常、そのようなシステムは、疾患が最初に診断された時点からリスクエクスポーズドユニットが最短数日間生存すること(いわゆる生存期間)が必要である。生存期間は可変であるが、最も一般的に用いられる生存期間は14日間である。オーストラリア市場では、生存期間は8〜14日間に設定される。しかし、例えば、(例えば特定の生命保険商品に関する)前払いに基づく補償金に関連するシステムなどのシステムや独立型商品も知られている。リスク移転に関して定められるような条件は通常、いつ重大疾患の診断が有効であるとみなされたかを判定するための基準を提供する、適用される特定の所定のトリガや規則を含む。生存期間に関する条件もまた、その病気や疾患の治療や例えば心筋梗塞の場合における心電図の変化など診断を裏付ける名称特異的検査を専門とする医師によって診断が行われる必要があることを規定するパラメータを定義し得る。多くの市場において、病気や疾患の多くに関するトリガパラメータは規格化されているので、通常、リソースプーリングシステムは同じ定義を用いることになる(独立型商品および加速性重大疾患システムを参照)。重大疾患の定義の規格化は、リスクエクスポーズドユニットの補償範囲の明確性の向上、および様々なリソースプーリングシステムの中でのリスク移転に関する条件の相互比較性の向上を含む多くの目的を果たす。そのような条件は多くの場合、リスク移転をカバーする保険契約において定義される。例えば英国では、英国保険協会(ABI)が、一般的な重大疾患に関する複数の標準定義を含む最良事例の声明を出している。従来技術は、現金一時払い方法以外の、重大疾患リスク移転の別の方法も提供する。これらの重大疾患保険システムは、保険契約証書に明記されるような治療過程ごとの特定の金額を上限として高いランクの病院の選択グループにおける治療および専門医への料金を含む、保険契約者の保険契約証書によってカバーされる重症かつ生命に関わる疾患に関する治療費について(例えば「キャッシュレスサービス」(“tiers payant”)システムのように)直接医療従事者に支払うことができ、かつ顧客へも支払いを移転する。
従来技術において、重大疾患は通常、重大疾患リスク移転によってカバーされ、それらは心臓発作、癌、脳卒中、および冠動脈バイパス手術である。カバーされ得る他の疾患の例は、アルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を含む。従来技術によって提供されるようなリスク移転システムの問題の1つとして、疾患の発生率は経時的に変化(すなわち、増減)し、また、診断および治療は経時的に改善し、10年前は重症とみなされたいくつかの疾患をカバーするための資金的ニーズは今日ではもはや必要とみなされないという事実がある。同様に、現在カバーされる疾患のいくつかは、今から10年そこらのうちにもはやカバーされる必要がなくなるかもしれない。そのような変化する状況に従来技術を適応させることは非常に難しい。診断時およびその後の経済的困難は治療過程を経て増加していき、それらは現行のシステムによってほとんど満たされることができないという事実が明らかである。更に、従来技術のシステムの動作は、これらのシステムを十分に自動化することができないために高レベルの人的資源を必要とする。したがって、プールされたリソースの多くがリスク移転を管理するためにリソースプーリングシステム自体に用いられるので、リスクエクスポーズドユニットにとってリスク移転が高価なものになる。最後に、医療の進歩により多くの患者はもはや死亡せず、心臓発作、脳卒中、および癌の治療を受けた後に数年間生存するという事実により、別の問題が生じる。長い生存期間により、そのような既に一度重大疾患を患った個人は、第2のまたは派生的な重大疾患の発生のリスクに晒され続ける。実際、それらの患者の健康状態は重大疾患の第1の発生によって既に弱くなっているため、一般的にリスクは減少しない。重大疾患とは従来、死亡に至ることを意味するので、第2の疾患や更に重症な疾患を患う可能性があるそのような個人に関するリスクはリソースプーリングシステムによってもはやカバーされない。したがって、患者は、第1の重大疾患の発症を乗り越えたが、少なくとも経済的に2度目を乗り越えられないだろう。
最新技術では、米国特許第8,452,620 B1号は、集団訴訟活動によって生じるリスクのパラメトリック指標値を決定するためのシステムを開示し、そのリスクは、そのような申し立てを受ける被保険者および補償範囲を提供する保険業者の金融エクスポージャに相関付けられる。パラメトリック指標は、指標に関する訴訟活動の種類、範囲、タイミングを定義するパラメータのセット、および潜在的な訴訟エクスポージャによってどのように指標値が決定されるかの詳細によって決定される。更に、米国特許第2002194099 A1号は、プロキシアセット媒体を管理するための方法、および、所定の基準に準拠する入出金にリンクされる複数のプロキシアセット分担を分散、管理、および維持するプロキシアセットセットを定義することによってプロキシアセットを実現するための手段を開示する。
本発明の目的は、重大疾患保険システムによってリスクエクスポージャ構成部分のための動的な自給自足リスク保障を提供することによる、可変数のリスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有のためのシステムおよび方法を提供することである。自動化リソースプーリングシステムとして実現される重大疾患保険システムは、その技術的手段により全自動化かつ自己適合型/自己保持型であるものとし、重大疾患リスク(CI)に関するリスク移転のためのリスク移転すなわち保険技術においてサービス提供者によって用いられ得る技術的リスク移転基準を提供するものである。本発明の更なる目的は、重大疾患リスク移転に関する保険業界の複雑な関連動作を技術的に捕捉、処理、および自動化する方法を提供する。別の目的は、そのような動作を技術的手段に基づいて同期させ調整することである。標準的なアプローチとは対照的に、リソースプーリングシステムは、技術的手段、プロセスフロー、およびプロセス制御/動作に基づいて所望の技術ベース繰り返し精度を有する再現可能な動作をもたらすものである。
本発明によると、これらの目的は、特に独立請求項の特徴によって実現される。加えて、従属項および関連する説明により更に有利な実施形態が得られる。
本発明によると、可変数のリスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有に関する上記目的は、特に、リソースプーリングシステムによってリスクエクスポージャ構成部分のための動的な自給自足リスク保障を提供することによって実現され、リスクエクスポージャ構成部分は、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクおよびリソースのプーリングのための支払いを受け取り記憶するように構成される複数の支払い受取りモジュールによってリソースプーリングシステムに接続され、リソースプーリングシステムは、リスクエクスポージャ構成部分から受け取られ記憶された支払いに基づいて特定のリスクエクスポージャ構成部分のためのリスク保障を提供するために患者データフロー経路においてトリガする重大疾患トリガを備えるイベント駆動型コアエンジンを備え、プール化リスクエクスポージャ構成部分の総リスクは、重大疾患の診断に関するリスクエクスポージャに関連する各プール化リスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスク寄与を備え、重大疾患は、所定の重大疾患検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、検索可能な重大疾患の1つであるというリスクエクスポージャ構成部分の第1の診断への結果として発生し、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路における重大疾患の発生のトリガが生じると、リソースプーリングシステムによって対応するトリガフラグが設定され、この対応するトリガフラグにパラメトリックドローダウン支払い移転が割り当てられ、重大疾患に関連する損失は、リソースプーリングシステムによって、それぞれのトリガフラグに基づいて、かつリスクエクスポージャ構成部分から受け取られ記憶された支払いパラメータに基づいて、リソースプーリングシステムからリスクエクスポージャ構成部分へのパラメトリックドローダウン移転によって明確にカバーされ、第1のパラメトリック支払いは重大疾患の発生をトリガすることによって移転され、第2のパラメトリック支払いは急性治療期のトリガによって移転され、第3のパラメトリック支払いは末期予後データにリンクされる回復期のトリガによって移転される。重大疾患トリガは例えば、患者データフロー経路における心臓発作および/または癌および/または脳卒中および/または冠動脈バイパス手術を示す測定パラメータの発生をトリガするためのトリガを備えてよい。更に、重大疾患トリガは、患者データフロー経路におけるアルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を示す測定パラメータの発生をトリガするためのトリガを備えてよい。実施形態変形例として、第1のパラメトリック支払いのみが、例えば、悪性癌および/または非浸潤性乳管癌(DCIS)の小規模発生および/または早期前立腺癌の重大疾患を示す測定パラメータの発生のトリガによって移転されるという点において技術的に実現され得ることが提供され得る。更に、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータは、コアエンジンによる重大疾患トリガによって患者データフロー経路においてトリガされ得る。実施形態変形例として、第2のパラメトリック支払いのみが、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータのトリガによって移転されることが規定される。末期予後データに関連する回復期パラメータは、例えば、コアエンジンの重大疾患トリガによって患者データフロー経路においてトリガされ得る。更なる実施形態変形例として、第3のパラメトリック支払いのみが、回復期パラメータおよび/または末期予後パラメータのトリガによって移転され得る。更なる変形例として、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路の重大疾患データは、例えば、リスクエクスポージャ構成部分に自動化サポートを提供する自動化従業員援助システム(EAP、すなわち従業員援助プログラム)に更に転送され得る。代替または追加として、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路の重大疾患データは、例えば、自動化または少なくとも半自動化CABアクションをアクティブ化するために変更質問委員会(CAB)の警告システムへ転送され得る。患者データフロー経路は例えば少なくとも周期的におよび/または所定の時間フレームや期間内に患者データフロー経路の患者測定パラメータを捕捉することによってリソースプーリングシステムによって監視されることもまた有利であり得る。最後に、患者データフロー経路は、例えば、関連測定システムから送信される患者データフロー経路の患者測定パラメータをトリガするという点においてリソースプーリングシステムによって動的に監視され得る。本発明はとりわけ、重大疾患の診断時における、治療が進むとともにより深刻になるだろう経済的困難に関する顧客ニーズを満たすための技術的手段をシステムが提供するという利点を有する。したがって、本発明に係る自動化リソースプーリングシステムによって、多くの人々が患う癌の脅威および関連影響が対処され得る。システムは更に、システムの安全な動作を可能にするために従来の重大疾患システムよりも少ない支払いで十分であるという利点を有する。支払いは癌患者の情報経路における特定のトリガに応じて移転されるので、システムの動作面に関しては、オペレータおよびカバーされるリスクユニットには明白である。システムは、リスク移転によって承認または定義される、例えば14、21、または28日間の適応可能な生存期間を提供することができる。システムは更に、ドローダウン支払い動作または所定の支払い動作に基づく自動化システムの技術的実装を提供することができる。システムはまた、例えば(i)質問のセットを伴う引受け、(ii)入/出引受け、(iii)既存疾患除外(PECE)の包含または除外および/またはリスク移転の関連問題を伴う関連疾患除外などの様々な引受けオプションをサポートし得る技術的手段も提供する。PECE問題は、リソースプーリングシステムが多くの場合、従業員に重大疾患が診断された場合、定義された疾患の1つと診断され、あるいは記載の外科的処置の1つを受けた従業員(または、リスク移転に備えられる場合、従業員の配偶者や子供)に一時払いの給付金を提供するために、雇用者によって安全規定をもたらすために必要とされるという事実に基づく。しかし、多くのシステムは、個人が、リスク移転が有効になる前に被保険疾患を患った場合(これは既存疾患除外として知られる)、または、例えば個人が、リスク移転が有効になる前に高血圧を患い、またリスク移転が有効になった後に脳卒中を患ったことが知られているなど、個人が被保険疾患のもとの請求につながる疾患を患ったために、リスク移転を引き受けることができない。システムの別の利点は、支払いがリスク移転ユニットまたは消費者/顧客に直接移転されるという事実である。したがって、システムは、独立フィナンシャルアドバイザー(IFA)によって提案する重大疾患保険を向上させることができる。IFAは、財政的問題について顧客に公平なアドバイスを与える、どの金融機関にも雇用されていない人であるが、商品の販売に対する手数料が受け取られ得る。とりわけIFAサービスは、消費者に対して完全に費用透明性をもって行われる。しかし、当業者には、システムが追加のトリガレベル、すなわち本明細書に例示的に開示された3つのレベルよりも多くを備えてよいということも明らかである。
1つの実施形態変形例において、可変数のリスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有に関する上記目的は、特に、リソースプーリングシステムに基づく重大疾患保険システムによってリスクエクスポージャ構成部分のための動的な自給自足リスク保障を提供することによって実現され、リスク関連構成部分データはリソースプーリングシステムのアセンブリモジュールによって処理され、リスク関連構成部分データに基づいて、1または複数のプール化リスクエクスポージャ構成部分について上記リスクエクスポージャの見込みがアセンブリモジュールによって提供され、リスクエクスポージャ構成部分は、複数の支払い受取りモジュールによってリソースプーリングシステムに接続され、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクのプーリングのための支払いデータは支払いデータストアによって受け取られ記憶され、リソースプーリングシステムは、リスクエクスポージャ構成部分から受け取られ記憶された支払いに基づいて特定のリスクエクスポージャ構成部分のためのリスク保障を提供するために、イベント駆動型コアエンジンの重大疾患トリガによって患者データフロー経路をトリガし、重大疾患の第1の診断に関する各プール化リスクエクスポージャ構成部分の第1のリスク寄与は、各プール化リスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャに関連付けられ、プール化リスクエクスポージャ構成部分の総リスクがリソースプーリングシステムによって決定され、重大疾患は所定の重大疾患検索テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、検索可能な重大疾患のいずれか1つによるリスクエクスポージャ構成部分の第1の診断の結果として発生し、重大疾患の第2のおよび/または連続的なリスク寄与診断に関するプール化リスクエクスポージャ構成部分の各々の第1のリスク寄与は、各プール化リスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャに関連付けられ、プール化リスクエクスポージャ構成部分の総リスクがリソースプーリングシステムによって決定され、重大疾患は所定の重大疾患検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、検索可能な重大疾患のいずれか1つによるリスクエクスポージャ構成部分の第2のおよび/または連続的な診断の結果として発生し、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路において第1または第2のまたは連続的な重大疾患の発生がトリガされると、リソースプーリングシステムによって対応するトリガフラグが設定され、この対応するトリガフラグにパラメトリックドローダウン支払い移転が割り当てられ、第1または第2のまたは連続的な重大疾患に関連する損失は、リソースプーリングシステムによって、それぞれのトリガフラグに基づいて、かつリスクエクスポージャ構成部分から受け取られ記憶された支払いパラメータに基づいて、リソースプーリングシステムからリスクエクスポージャ構成部分へのパラメトリックドローダウン移転によって明確にカバーされ、第1のパラメトリック支払いは重大疾患の発生のトリガによって移転され、第2のパラメトリック支払いは急性治療期のトリガによって移転され、第3のパラメトリック支払いは末期予後データに関連付けられる回復期をトリガすることによって移転される。この実施形態変形例は、重大疾患の複数の発生をトリガし、移転する能力を更に提供し、それらのリスクをシステムによってカバーすることができるという点において、追加の利点を有する。
1つの実施形態変形例において、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクのプーリングのための支払いの受取りおよび事前調整された記憶は、プール化リスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャの見込みおよび/または総リスクに基づいて動的に決定される。この実施形態変形例はとりわけ、リソースプーリングシステムの動作が、例えばプール化リスク構成部分の変化する人口条件や変化する年齢分布などのような、変化するプール化リスクの条件に動的に適合され得るという利点を有する。更なる利点は、リスクエクスポージャ構成部分の支払いの大きさが直接的に総プール化リスクに関連するので、システムが様々な環境、場所、または国で操作される場合、手動の適合を必要としない点である。
別の実施形態変形例において、プール化リスクエクスポージャ構成部分の数は、リソースプーリングシステムによって、リソースプーリングシステムによってカバーされる非共変発生リスクが所与の時点で総プール化リスクエクスポージャ構成部分の比較的小さい割合にしか影響を及ぼさない範囲に動的に適合される。この変形例はとりわけ、システムの動作および経済的安定性が向上し得るという利点を有する。
更なる実施形態変形例において、重大疾患トリガは、診断または治療における改善を示す診断または治療状態および/または重大疾患状態に関する時間相関発生率データに基づいて、動作モジュールによって動的に適合される。この変形例はとりわけ、診断または治療における改善がシステムによって動的に捕捉され、プール化リスクエクスポージャ構成部分の総リスクに基づいてシステムの全体動作に動的に影響するという利点を有する。
また別の実施形態変形例において、第1、第2、および第3のパラメトリック支払いは、リスク関連構成部分データおよび/またはリスク関連構成部分データに基づく1または複数のプール化リスクエクスポージャ構成部分に関するリスクエクスポージャの見込みに少なくとも基づいて決定される所定の総支払い額によってレベル付けされ、第1のパラメトリック支払いは上記総支払い額の30%を上限として移転され、第2のパラメトリック支払いは上記総支払い額の50%を上限として移転され、第3のパラメトリック支払いは、上記総支払い額から実際の第1のパラメトリック支払いおよび第2のパラメトリック支払いを引くことによって与えられる残余分を上限として移転される。所定の総支払いは、例えば50,000ドルから最大500,000ドル、または総移転リスクに関する他の任意の額およびリスクエクスポージャ構成部分の周期的支払いの金額など任意の適切な一時払い額にレベル付けされ得る。システムの実現の実施形態変形例として、重大疾患トリガは、例えば、多次元トリガチャネルを備えてよく、上記トリガフラグの各々は、重大疾患の発生パラメータをトリガする第1のトリガレベル、急性治療期パラメータをトリガする第2のトリガレベル、および末期予後データに関連付けられる回復期パラメータをトリガする第3のトリガレベルを備える第1次元トリガチャネルに割り当てられ、かつ、上記トリガフラグの各々は、少なくとも第2のまたはより高い次元のトリガチャネルに割り当てられ、第1次元トリガチャネルの第1、第2、および/または第3のトリガレベルに基づく追加のトリガ段階を備える。更なる変形例として、重大疾患トリガはまた多次元トリガチャネルを備えてよく、前記トリガフラグの各々は、重大疾患の発生パラメータのトリガに関する第1のトリガレベル、急性治療期パラメータのトリガに関する第2のトリガレベル、および末期予後データに関連付けられる回復期パラメータのトリガに関する第3のトリガレベルを備えるトリガチャネルの第1次元に割り当てられ、かつ上記トリガフラグの各々は、発生した重大疾患の進行測定パラメータの第1段階においてトリガする第1のトリガレベル、および発生した重大疾患の進行測定パラメータのより高い段階においてトリガする1または複数のより高いトリガレベルを備えるトリガチャネルの第2次元に割り当てられる。この変形例はとりわけ、第1、第2、または第3のトリガレベル、すなわちトリガの様々な段階に依存するドローダウン支払いまたは所定の金額の支払いが、システムによってトリガされるように重大疾患の段階に依存する総額の適合された支払いを可能にするという利点を有する。
1つの実施形態変形例において、複数の支払い受取りモジュールを介したリスクエクスポージャ構成部分からリソースプーリングシステムへの周期的支払いは、リソースプーリングシステムの監視モジュールによって要求され、リスクエクスポージャ構成部分のためのリスク移転すなわち保障は、監視モジュールによって周期的支払いが検出できなくなると、監視モジュールによって中断される。変形例として、周期的支払い移転に関する要求は、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路において重大疾患を示すインジケータの発生がトリガされると、監視モジュールによって自動的に中断または放棄され得る。これらの実施形態変形例はとりわけ、システムが、監視動作、特にプールされたリソースに関する動作の更なる自動化を可能にするという利点を有する。
更なる実施形態変形例において、重大疾患トリガによってリスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路において重大疾患を示すインジケータの発生のトリガが生じると、リソースプーリングシステムの独立検証重大疾患トリガがアクティブ化され、独立検証重大疾患トリガは、リスクエクスポージャ構成部分における重大疾患の発生を検証するために一次患者データフロー経路から独立した測定パラメータを有する別の患者データフロー経路における重大疾患に関するインジケータの発生に関して更にトリガする。変形例として、パラメトリックドローダウン支払い移転は、リスクエクスポージャ構成部分における重大疾患の発生が独立検証重大疾患トリガによって検証された場合のみ対応するトリガフラグに割り当てられる。これらの実施形態変形例はとりわけ、システムの動作および経済的安定性がこのように向上し得るという利点を有する。更に、システムは、詐欺および偽造による被害を受けにくくなる。
上述したようなシステム、および対応する方法に加えて、本発明は、提案される方法を制御システムが実行するような方法で制御システムの1または複数のプロセッサを制御するためのコンピュータプログラムコード手段を含むコンピュータプログラム製品にも関し、また、特に、プロセッサのためのコンピュータプログラムコード手段を中に含むコンピュータ読取可能媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。
本発明は、図面を参照することによって、例により更に詳しく説明される。
リスクエクスポージャ構成部分21、22、23のための動的な自給自足リスク保障を提供することによる、可変数のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23の重大疾患リスクのリスク共有のための本発明に係るリソースプーリングシステム1に基づいて典型的なパラメトリックイベント駆動型重大疾患保険システムを模式的に示すブロック図である。リソースプーリングシステム1は、リスク関連構成部分データ211、221、231を処理し、1または複数のプール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23に関する上記リスクエクスポージャの見込み212、222、232を提供するためのアセンブリモジュール5を備え、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23は、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23からのそれらのリスクのプーリングのための支払い214、224、234を受け取り記憶する6ように構成される複数の支払い受取りモジュール4によってリソースプーリングシステム1に接続され、リソースプーリングシステム1は、特定のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23のためのリスク保障を提供するために患者データフロー経路213、223、233をトリガする重大疾患トリガ31、32、33を備えるイベント駆動型コアエンジン3を備える。患者データフロー経路213、223、233は、患者データフロー経路213、223、233の患者測定パラメータが捕捉されるという点でリソースプーリングシステムによって監視され、患者データフロー経路213、223、233は、関連測定システムから送信される患者データフロー経路213、223、233の患者測定パラメータに関して動的に監視およびトリガされる。 リソースプーリングシステムの典型的なトリガ段階を模式的に示すブロック図であり、参照番号1001は例えば悪性癌などの重大疾患のトリガに割り当てられる。参照番号1002は、例えば手術、化学療法、放射線治療、または薬の投薬などといった治療期のトリガを指す。参照番号1003は、回復期のトリガや、末期疾患および/またはアフターケア期のトリガを指す。最後に、参照番号1004は、追加のサポートサービスのトリガを指す。参照番号1004は、コアエンジンモジュール3の重大疾患トリガ31、32、33に対する追加のトリガ段階の例を示す。 リスクエクスポージャ構成部分において重大疾患をトリガするとリソースプーリングシステムによって提供され得るような典型的な支払いドローダウンを模式的に示す図である。 リスクエクスポージャ構成部分21、22、23の重大疾患に関するリスクエクスポージャの典型的なパラメータ化を模式的に示すブロック図である。参照番号520は、重大疾患の第1の発生に関する第1のリスク寄与511、521、531を少なくとも備える特定のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23の総移転リスクを示す。それは更に、重大疾患の第2の発生に関連する第2のリスク寄与512、522、532を備える。またそれは、第3の513、523、533およびその後の後続する51i、52i、53iリスク寄与を備えてよく、すなわちこの場合「i」はi番目のリスク分散を示す。
図1は、重大疾患リスク(critical illness risks)のリスク共有のためのパラメトリックイベント駆動型リソースプーリングシステム1の実施形態の可能な実装に関するアーキテクチャを模式的に示す。図1において、参照番号1は、リスクエクスポージャ構成部分(risk exposure components)21、22、23・・・のリスク共有のためのリソースプーリングシステムを指す。リソースプーリングシステム1は、可変数のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、すなわちそれが意味する人物や個人のための動的な自給自足リスク保障および対応するリスク保障体制を提供する。システム1は、少なくとも1つのプロセッサおよび関連メモリモジュールを含む。システム1はまた、1または複数のディスプレイユニット、および例えばキーボードおよび/またはコンピュータマウスなどのグラフィカルポインティングデバイスといった動作要素も含んでよい。リソースプーリングシステム1は、重大疾患リスク(CI)に関するリスク移転のためのリスク移転すなわち保険技術の分野においてサービス提供者によって用いられ得る電子的手段を備える技術的デバイスである。本発明は、保険業界の複雑な関連動作を技術的に捕捉、処理、および自動化しようと努める。他の態様は、そのような動作を技術的手段に基づいて同期させ調整することである。標準的なアプローチとは対照的に、リソースプーリングシステムは、技術手段、プロセスフロー、およびプロセス制御/動作に全面的に基づくので、所望の技術的な繰り返しの正確さを有する再現可能な動作をも実現する。
リソースプーリングシステム1は、リスク関連構成部分データ211、221、231を処理し、リスク関連構成部分データ211、221、231に基づいて、1または複数のプール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などに関する上記リスクエクスポージャの見込み212、222、232を提供するためのアセンブリモジュール5を備える。リソースプーリングシステム1は、複数の(しかし少なくとも1つの)支払い受取りモジュール4を介して重大疾患リスク移転を提供するために開発および実装される技術プラットフォームとして実装され得る。リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などは、支払いデータストア6にリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・からのそれらのリスクのプーリングのための支払い214、224、234を受け取り記憶するように構成される複数の支払い受取りモジュール4によってリソースプーリングシステム1に接続される。支払いの記憶は、構成部分固有の支払いパラメータを移転および記憶することによって実現され得る。支払い額は、プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23全体の総リスクに基づいて、リソースプーリングシステム1によって動的に決定され得る。リソースのプーリングのために、リソースプーリングシステム1は、複数の支払い受取りモジュール2によるリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などからリソースプーリングシステム1への周期的支払い移転を要求する監視モジュール8を備えてよく、監視モジュール8によって周期的移転が検出できなくなると、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・のためのリスク保障が監視モジュール8によって中断される。1つの実施形態変形例において、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の患者データフロー経路において重大疾患を示すインジケータ71、72、73の発生1001がトリガ31されると、周期的支払い移転に関する要求は、監視モジュール8によって自動的に中断または放棄される(waived)。
図1にも模式的に示すように、リソースプーリングシステム1は、リスク関連構成部分データを捕捉するためのデータ記憶モジュール、および複数の機能モジュール、すなわち例えば支払い受取りモジュール4、トリガ31、32、33を有するコアエンジン3、アセンブリモジュール5または動作モジュール30を含む。機能モジュールは、システム1のプロセッサあるいは関連自動システムに固定してまたは取り外し可能に接続された、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されるプログラム済みソフトウェアモジュールとして少なくとも部分的に実装され得る。しかし当業者は、機能モジュールが、ハードウェアコンポーネント、ユニット、および/または適切に実装されたモジュールによって全体が実装されてもよいことを理解する。図1に示すように、システム1は、例えばテレコミュニケーションネットワークなどのネットワークを介して支払い受取りモジュール4に接続され得る。ネットワークは、有線または無線ネットワーク、例えばインターネット、GSMネットワーク(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション)、UMTSネットワーク(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)および/またはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)、および/または専用ポイントツーポイント通信回線を含んでよい。いずれの場合も、本システムに関する技術的電子マネースキームは、スキームのセキュリティを脅かすもの、特に偽造の脅威を防止し、阻止し、検出するために十分な技術的、組織的、かつ手続型の予防手段を備える。リソースプーリングシステム1は、電子マネー移転および例えば電子ネットワークを介して1または複数の関連する支払い受取りモジュール4によって開始される電子マネー移転および関連付けのために必要な全ての技術的手段を更に備える。金銭パラメータは、電子的にのみ交換され得る、例えば電子通貨、電子マネー、電子キャッシュ、電子通貨、デジタルマネー、デジタルキャッシュ、デジタル貨幣、またはサイバー貨幣など可能な全ての電子振込可能手段に基づいてよい。支払いデータストア6は、プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23の1つに関連する金銭パラメータを関連付けおよび記憶するための手段を提供する。本発明は、例えばコンピュータネットワークやテレコミュニケーションネットワーク、および/またはインターネットおよびデジタルのストアド・バリュー・システム(stored value systems)など上述したネットワークの使用を含んでよい。電子資金移転(EFT)、口座振込、デジタル金貨、および仮想通貨は、電子マネーの更なる例である。また、移転は、金融暗号法および同等の技術などの技術を含んでよい。金銭パラメータの取引に関して、あらゆる課金を争ったり無効にしたりする技術的可能性を伴わないハード電子通貨(hard electronic currency)が用いられることが好ましい。リソースプーリングシステム1は、例えば非可逆取引をサポートする。この構成の利点は、支払い争議を解決する必要がないことにより電子通貨システムの動作費用が大幅に低減されることである。またこの方法は、電子通貨取引を即座に決済することが可能であり、システム1に対して瞬時に資金を利用可能にすることができる。これは、ハード電子通貨の使用は、現金取引により類似することを意味する。しかし、例えば72時間の「決済時間」を有する支払いの逆転が可能な通貨のようなソフト電子通貨(soft electronic currency)などの使用も考えられる。電子金銭パラメータ交換の方法は、例えば支払い受取りモジュール4など、本発明のリソースプーリングシステム1に関する全ての関連システムおよびモジュールに適用される。リソースプーリングシステム1への金銭パラメータ移転は、支払い受取りモジュール4によって、あるいはリソースプーリングシステム1の要求時に開始され得る。
リソースプーリングシステム1は、割り当てられたリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の患者データフロー経路213、223、233において構成部分固有の測定パラメータをトリガするための重大疾患トリガ31、32、33を備えるイベント駆動型コアエンジン3を備える。患者データフロー経路213、223、233は、例えばリソースプーリングシステム1によって監視されてよく、患者データフロー経路213、223、233の患者関連測定パラメータを少なくとも周期的に、および/または所定の期間内に捕捉する。患者データフロー経路213、223、233は、例えば、関連測定システムから送信される患者データフロー経路213、223、233の患者測定パラメータをトリガすることによって、リソースプーリングシステム1によって動的に監視されてもよい。該当するリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の動的に記録された測定パラメータを備える患者データフロー経路213、223、233をトリガすると、システム1は、重大疾患の発生を検出し、特定のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・のための適切に適合された段階的なリスク保障を提供するために重大疾患の経過における様々な段階を動的に監視することができる。そのようなリスク保障体制は、関連するリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・から受け取り記憶された支払い214、224、234に基づき、および/または、プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・全ての移転された重大疾患リスク全体に基づいてリソースプーリングシステム1の総リスクに関連する。
図2は、起こり得るトリガ段階を有するブロック図を示し、図において参照番号1001は例えば癌などの重大疾患のトリガに割り当てられ、参照番号1002は例えば手術、化学療法、放射線治療、または投薬管理などの治療期のトリガを指し、参照番号1003は回復期のトリガまたは末期疾患および/またはアフターケア期のトリガを指し、参照番号1004は、追加のサポートサービスのトリガを指す。参照番号1004は、コアエンジンモジュール3の重大疾患トリガ31、32、33に対する追加のトリガ段階の例を示す。重大疾患トリガ31、32、33は、例えば、患者データフロー経路213、223、233における心臓発作および/または癌および/または脳卒中および/または冠動脈バイパス手術を示す測定パラメータの発生1001をトリガするためのトリガ31を備えてよい。更に、重大疾患トリガ31、32、33は、患者データフロー経路213、223、233におけるアルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を示す測定パラメータの発生1001をトリガするためのトリガ31を備えてよい。重大疾患の発生の多くの場合は通常、予想され得るように、心臓発作、脳卒中、および癌に関する。患者データフロー経路213、223、233において重大疾患が検出され得る個人21、22、23の平均年齢は、±41歳であるが、これは、診断および他の医療手段の進歩に依存する。これらの統計は、統計が維持される全ての国に共通である。しかし、特に癌の症例に関して、重大疾患の発生数の増加が観察されることが大きな懸念事項である。多くの国では、観察されるこの増加は50%を上回り、いくつかの国では80%にも上る。進化した診断装置による初期診断は、これらの数字にある程度貢献し得る。したがって、リソースプーリングシステム1の正常な動作を保証するために、トリガテーブル7に記憶された重大疾患のトリガパラメータ71、72、73の定義は、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23における変化するリスクの監視に基づいて動的に適合され得る。特に、トリガパラメータ71、72、73は、地域特定、国特定、および/または総プールリスク特定であってよく、適合または変更される。新たな重大疾患71、72、73が追加されてよく、一方で、より良い治療または他の変化した環境条件によって他の重大疾患がリソースプーリングシステム1によって重大疾患のトリガ可能リストから削除されてよい。1つの実施形態変形例において、重大疾患トリガ31、32、33は、診断や治療における改善を示す診断または治療状態および/または重大疾患状態の時間相関発生率(time-correlated incidence)デートに基づいて、動作モジュール30によって動的に適合され得る。
トリガ31、32、33の適合に加えて、その結果リスクエクスポージャ構成部分21、22、23により要求される支払いの金額がリソースプーリングシステム1によって調整され得る。したがって、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・からのそれらのリスクのプーリングのための支払い214、224、234の受取りおよび上述した記憶6は、プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の総リスク50および/またはリスクエクスポージャの見込みに基づいて動的に決定され得る。リソースプーリングシステム1の動作および機能セキュリティを更に高めるために、プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の数は、リソースプーリングシステム1によって、リソースプーリングシステム1によってカバーされる非共変発生リスクが所与の時点で総プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の比較的小さい割合にしか影響を及ぼさない範囲に動的に適合され得る。
プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の総リスク50は、重大疾患の第1の診断に関するリスクエクスポージャに関連する各プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の第1のリスク寄与(risk contribution)511、521、531を備える。カバーされる重大疾患のトリガパラメータ71、72、73は、それぞれ重大疾患パラメータ71、72、73として例えば重大疾患71、72、73の適切に構成されたハッシュテーブルなど所定の検索可能テーブル7内に備えられ記憶される。重大疾患損失は、検索可能な重大疾患の1つに関してリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の第1の診断への結果として発生する。すなわち、リソースプーリングシステム1のプール化リソースによってカバーされるリスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の見込まれるニーズは、複雑な薬の投薬や措置を必要とする重大疾患の発生のリスクにリンクされる。
プール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23、・・・の総リスク50は、第2のおよび/または連続的な重大疾患に関するリスクエクスポージャに関連する、少なくとも第2のリスク寄与512、522、523および/または第3のまたは追加の連続的リスク寄与513/521/・・・51i/52i/53i、すなわち最大i番目のリスク寄与を備える。第2のリスク寄与512、522、523および/または第3または追加の連続的リスク寄与513/521/・・・51i/52i/53iをトリガするための重大疾患71、72、73は、第1のリスク寄与の場合と同じであり、所定の重大疾患パラメータ71、72、73の検索可能テーブル7内に備えられる。
図4は、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23の重大疾患に関するリスクエクスポージャの典型的なパラメータ化を有するブロック図を示す。参照番号520は、重大疾患の第1の発生に関する第1のリスク寄与511、521、531を少なくとも備える特定のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23の総移転リスクを示す。重大疾患の第2の発生に関する第2のリスク寄与512、522、532が更に備えられる。第3の513、523、533および後続の51i、52i、53iリスク寄与も備えられてよく、すなわち「i」はi番目のリスク分散を指す。
リスクエクスポージャ構成部分21、22、23の患者データフロー経路213、223、233における第1または第2のまたは連続的な重大疾患71、72、73の発生をトリガすると、すなわち、第1または第2のまたは連続的な重大疾患71、72、73の発生のトリガが患者データフロー経路213、223、233において実施されると、リソースプーリングシステム1によって対応するトリガフラグが設定され、この対応するトリガフラグに支払いのパラメトリックドローダウンまたは所定の移転(parametric draw-down or predefined transfer)が割り当てられる。第1または第2のまたは連続的な重大疾患71、72、73に関連する損失は、リソースプーリングシステム1によって、それぞれのトリガフラグに基づいて、かつリスクエクスポージャ構成部分21、22、23から受け取られ記憶された支払いパラメータ214、224、234に基づいて、パラメトリックドローダウンまたはリソースプーリングシステム1からリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などへの所定の移転によって明確にカバーされる。支払い受取りモジュール4は、入力デバイスとして、1または複数のデータ処理ユニット、ディスプレイ、および例えばキーボードおよび/またはコンピュータマウスや別のポインティングデバイスなどの他の動作要素を備えてよい。上述したように、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23に関する支払いの受取り動作は、支払いデータストア6に記憶された構成部分固有の支払いパラメータに基づいて監視される。例えば支払い受取りモジュール4ならびにコアエンジン3およびアセンブリモジュール5などリソースプーリングシステム1の様々な構成部分は、信号送信のためにネットワークを介して接続され得る。ネットワークは、例えば有線または無線ネットワークなどのテレコミュニケーションネットワーク、例えばインターネット、GSMネットワーク(グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション)、UMTSネットワーク(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)および/またはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)、公衆交換電話網(PSTN)および/または専用ポイントツーポイント通信回線を備えてよい。支払い受取りモジュール4および/またはコアエンジン3およびアセンブリモジュール5は、送信規格やプロトコルを順守するテレコミュニケーションネットワークに接続するための複数のインタフェースも備えてよい。実施形態変形例として、支払い受取りモジュール4は、リソースプーリングシステム1に対する外付けデバイスとして実装されてもよく、例えば保護されたデータ送信路によって信号送信のためのネットワークを介してリスク移転サービスを提供する。
第1のパラメトリック支払い211は、コアエンジン3の重大疾患トリガ31によって重大疾患71、72、73の発生1001をトリガし、それによって関連する患者データフロー経路213、223、233における特定のリスクエクスポージャ構成部分21、22、23の測定パラメータをトリガすることによって移転される。リソースプーリングシステム1およびシステムの他の構成部分と類似して、コアエンジン3は、下地電子コンポーネント、ステアリング符号、および、例えば適切な信号発生モジュールまたは様々なモジュール、デバイスなどの間の適切な信号発生によって電子的にインタラクトする他のモジュールなどのインタラクティングインタフェースデバイスに基づいて実装される。例えば第1のパラメトリック支払いは、悪性癌および/または非浸潤性乳管癌(DCIS)の小規模発生(incidence)および/または早期前立腺癌の重大疾患71、72、73を示す測定パラメータの発生1001をトリガ31することによって移転され得る。
第2のパラメトリック支払い212は、コアエンジン3の重大疾患トリガ32によって急性治療期1002の開始を示す患者データフロー経路213、223、233における測定パラメータをトリガすることによって移転される。例えば、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータ1002は、コアエンジン3の重大疾患トリガ32によって患者データフロー経路213、223、233においてトリガされ得る。例えば第2のパラメトリック支払いのみが、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータ1002をトリガ32することによって移転され得る。最後に、第3のパラメトリック支払い213は、コアエンジン3による重大疾患トリガ33によって、末期予後データにリンクされた回復期1003の開始を示す患者データフロー経路213、223、233における測定パラメータをトリガすることによって移転される。例えば、末期予後データにリンクまたは関連付けされる回復期パラメータ1003は、コアエンジン3による重大疾患トリガ33によって患者データフロー経路213、223、233においてトリガされる。変形例として、第3のパラメトリック支払いのみが、回復期パラメータおよび/または末期予後パラメータ1003をトリガ33することによって移転することができる。
このように、トリガ1001が実施されると、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23の患者データフロー経路213、223、233における第1の重大疾患71、72、73の発生、あらゆる関連損失は、リソースプーリングシステム1によって、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23から受け取り記憶された支払い214、224、234に基づいて、リソースプーリングシステム1からリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などへのパラメトリック診断支払い2001をトリガすることによってカバーされ、トリガ1002が実施されると、関連損失の患者データフロー経路213、223、233における急性治療期の発生は、リソースプーリングシステム1によって、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23から受け取られ記憶された支払い214、224、234に基づいて、リソースプーリングシステム1からリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などへパラメトリック治療期支払い2002を移転することによってカバーされ、トリガ1003が実施されると、患者データフロー経路における末期予後データにリンクされた回復期の発生および関連損失は、リソースプーリングシステムによって、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23から受け取られ記憶された支払い214、224、234に基づいて、リソースプーリングシステム1からリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などへパラメトリック回復期支払い2003を移転することによってカバーされる。第1、第2、および第3のパラメトリック支払いは、例えば、リスク関連構成部分データ211、221、231および/またはリスク関連構成部分データ211、221、231に基づく1または複数のプール化リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などのリスクエクスポージャの見込みに少なくとも基づいて決定される所定の総支払い額によってレベル付けされ(leveled)てよく、第1のパラメトリック支払いは、上記総支払い額の30%を上限として移転され、第2のパラメトリック支払いは、上記総支払い額の50%を上限として移転され、第3のパラメトリック支払いは、上記総支払い額から実際の第1のパラメトリック支払いおよび第2のパラメトリック支払いを引くことによって与えられる残余分を上限として移転される。そのような、リスクエクスポージャ構成部分における重大疾患のトリガというイベントが生じるとリソースプーリングシステム1によって提供され得るような典型的な支払いドローダウンが図3に示される。
更なる技術的変形例として、重大疾患トリガ31、32、33は、多次元トリガチャネルを備える。前記トリガフラグの各々は、重大疾患71、72、73の発生パラメータ1001においてトリガ31する第1のトリガレベル、急性治療期パラメータ1002においてトリガ32する第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクまたは関連付けされる回復期パラメータ1003においてトリガ33する第3のトリガレベルを備える第1次元トリガチャネルに割り当てられ、かつ前記トリガフラグの各々は、少なくとも第2次元またはより高次元のトリガチャネルに割り当てられ、第1次元トリガチャネルの第1、第2、および/または第3のトリガレベルに基づく追加のトリガ段階を備える。重大疾患トリガ31、32、33は、例えば多次元トリガチャネルを備えてよく、この場合、上記トリガフラグの各々は、重大疾患71、72、73の発生パラメータ1001においてトリガ31する第1のトリガレベル、急性治療期パラメータ1002においてトリガ32する第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクされる回復期パラメータ1003においてトリガ33する第3のトリガレベルを備えるトリガチャネルの第1次元に割り当てられ、かつ前記トリガフラグの各々は、重大疾患71、72、73に関する発生1001の進行測定パラメータの第1段階においてトリガ31する第1のトリガレベル、および発生した重大疾患71、72、73の進行測定パラメータのより高い段階においてトリガ32、33、・・・する1または複数のより高いトリガレベルを備えるトリガチャネルの第2次元に割り当てられる。
更に、リソースプーリングシステム1は、重大疾患71、72、73の発生をトリガした後、関連するリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などの患者データフロー経路213、223、233における重大疾患データを、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などに自動化サポートを提供する自動化従業員援助システム(EAP、すなわち従業員援助プログラム)へ転送するように実現され得る。同様に、コアエンジン3による重大疾患トリガ31によって重大疾患71、72、73の発生をトリガすることによって、関連するリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などの患者データフロー経路213、223、233における重大疾患データは、自動化または少なくとも半自動化CABアクションをアクティブ化するために変更質問委員会(CAB)の警告システムに転送され得る。
最終的に、更に具体的に具現化された変形例において、リソースプーリングシステム1の独立検証重大疾患トリガは、重大疾患トリガ31によってリスクエクスポージャ構成部分21、22、23などの患者データフロー経路213、223、233における重大疾患71、72、73のインジケータの発生1001をトリガするイベントでアクティブ化されてよく、その場合、独立検証重大疾患トリガは更に、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などにおける重大疾患71、72、73の発生1001を検証するために一次患者データフロー経路213、223、233から独立した測定パラメータを有する別の患者データフロー経路215、225、235における重大疾患71、72、73の発生1001インジケータに関してトリガする。変形例として、リスクエクスポージャ構成部分21、22、23などにおける重大疾患71、72、73の発生1001が独立検証重大疾患トリガによって検証された場合のみ、パラメトリックドローダウンまたは所定の支払い移転が対応するトリガフラグに割り当てられる。
1 リソースプーリングシステム/重大疾患保険システム
21、22、23 リスクエクスポージャ構成部分
211、221、231 リスク関連構成部分データ
212、222、232 プール化リスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャの見込み
213、223、233 患者データフロー経路
214、224、234 記憶された支払いパラメータ
215、225、235 別の患者データフロー経路
3 コアエンジン
30 動作モジュール
31、32、33 重大疾患トリガ
4 支払い受取りモジュール
5 アセンブリモジュール
50 総リスク
511、521、531 第1のリスク寄与
512、522、532 第2のリスク寄与
513、523、533 第3のリスク寄与
51i、52i、53i i番目のリスク寄与
6 支払いデータストア
7 重大疾患パラメータを有するトリガテーブル
71、72、73 重大疾患パラメータ
8 監視モジュール
1001 重大疾患の診断期
1002 治療期(手術、化学療法/放射線治療/投薬)
1003 回復期および/または末期疾患期および/またはアフターケア期
1004 追加サポートサービス
2001、2002、2003 システム1からリスクエクスポージャユニット21、22、23へのパラメトリック支払い移転

Claims (37)

  1. 自動化リソースプーリングシステムによってリスクエクスポージャ構成部分に動的な自給自足リスク保障を提供することによる、可変数の前記リスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有のための前記自動化リソースプーリングシステムに基づく完全に自動化された自己適合性のパラメトリックイベント駆動型重大疾患リスク移転システムであって、前記リスクエクスポージャ構成部分は、支払いデータストアによって前記リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクおよびリソースのプーリングのための支払いを受け取り及び記憶するように構成される複数の支払い受取りモジュールによって前記自動化リソースプーリングシステムに接続され、前記支払いは、電子ネットワークを通じて支払い受け取りモジュールにより電子マネー移転によって構成部分固有支払いパラメータに基づいて移転可能であり且つ記憶可能であり、前記自動化リソースプーリングシステムは、前記リスクエクスポージャ構成部分からの受け取られ及び記憶された支払いに基づいて特定のリスクエクスポージャ構成部分にリスク保障を提供するために患者データフロー経路においてトリガされる重大疾患トリガを備えるイベント駆動型コアエンジンを備え、
    プールされた前記リスクエクスポージャ構成部分の総リスクは、重大疾患の診断に関してリスクエクスポージャに関連付けられる各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスク寄与を備え、前記重大疾患のトリガパラメータは重大疾患の所定の検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによる、前記重大疾患の1つを有するリスクエクスポージャ構成部分の前記診断の結果を示す患者測定パラメータと検索可能な前記重大疾患の発生要件を示す前記重大疾患のトリガパラメータと比較し、前記患者測定パラメータが前記重大疾患のトリガパラメータの発生要件を満たす及び/又は前記重大疾患のトリガパラメータの値を超えるかを判定することにより発生することと、
    前記イベント駆動型コアエンジンの前記重大疾患トリガは、診断または治療における改善を示す診断または治療状態および/または重大疾患状態に関する時間相関発生率データに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの動作モジュールによって動的に適合され、該動作モジュールは、診断又は治療における時間に相関付けられた改善を動的に捕捉し、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記総リスクに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの全体的な動作を動的に適合することと、
    前記構成部分固有支払いパラメータに基づく電子的な支払い移転は、プールされた前記リスクエクスポージャ構成部分全体の前記総リスクにより発生する支払いが前記自給自足リスク保障を維持できる範囲内に収まるように前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に決定及び適合され、前記自動化リソースプーリングシステムの動作は、少なくとも、変化する人口条件及び/又は変化する年齢分布及び/又は変化する環境及び/又は国特有の条件に対して動的に適合されることと、
    前記自動化リソースプーリングシステムは、リスク関連構成部分データを処理し、該処理されたリスク関連構成部分データに基づいて前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の1または複数に関する前記リスクエクスポージャの見込みを提供するためのアセンブリモジュールを備え、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクの前記プーリングのための支払いの前記受取りおよび記憶は、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記リスクエクスポージャの前記見込みおよび/または総リスクに基づいて動的に決定することができることと、
    前記患者データフロー経路は、少なくとも周期的におよび/または所定の時間フレーム内に、関連測定システムから送信される前記患者データフロー経路の前記患者測定パラメータのトリガにより、前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に監視され、前記自動化リソースプーリングシステムによって、重大疾患の前記所定の検索可能テーブル内に含まれる所定の重大疾患のうちの1つの発生を検出し、該検出された重大疾患の進行中の異なる段階を動的に監視し、前記トリガされた測定パラメータは、関連するリスクエクスポージャ構成部分に動的に記録されることと、
    リスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路における重大疾患の発生がトリガされる場合、対応するトリガフラグが前記自動化リソースプーリングシステムによって設定され、支払いのパラメトリックドローダウン移転が前記対応するトリガフラグに割り当てられ、前記重大疾患に関連する損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによって、それぞれのトリガフラグに基づいて、及びリスクエクスポージャ構成部分からの受け取られ及び記憶された支払いパラメータに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムから前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分へのパラメトリックドローダウン移転によって明確にカバーされることと、
    第1のパラメトリック支払い、前記重大疾患の前記発生トリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第2のパラメトリック支払い、急性治療期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第3のパラメトリック支払い、末期予後データにリンクされる回復期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、ドローダウン支払い移転は、前記自動化リソースプーリングシステムによってトリガされた場合に、適用されるトリガの異なる段階に応じた第1、第2、又は第3のトリガレベルに依存しており、前記重大疾患の段階に応じて総額のうちの動的に適合された支払いを与え、自己適合性及び段階的なリスク保障が、特定のリスクエクスポージャに与えられることとを特徴とするシステム。
  2. 前記重大疾患トリガは、前記患者データフロー経路における心臓発作および/または癌および/または脳卒中および/または冠動脈バイパス手術を示す測定パラメータの前記発生をトリガするためのトリガを備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記重大疾患トリガは、前記患者データフロー経路におけるアルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を示す測定パラメータの前記発生をトリガするためのトリガを更に備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 自動化リソースプーリングシステムによってリスクエクスポージャ構成部分に動的な自給自足リスク保障を提供することによる、可変数の前記リスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有のための前記自動化リソースプーリングシステムに基づく完全に自動化された自己適合性のパラメトリックイベント駆動型重大疾患リスク移転システムであって、前記リスクエクスポージャ構成部分は、支払いデータストアによって前記リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクおよびリソースのプーリングのための支払いを受け取り及び記憶するように構成される複数の支払い受取りモジュールによって前記自動化リソースプーリングシステムに接続され、前記支払いは、電子ネットワークを通じて支払い受け取りモジュールにより電子マネー移転によって構成部分固有支払いパラメータに基づいて移転可能であり且つ記憶可能であり、前記自動化リソースプーリングシステムは、前記リスクエクスポージャ構成部分からの受け取られ及び記憶された支払いに基づいて特定のリスクエクスポージャ構成部分にリスク保障を提供するために患者データフロー経路においてトリガされる重大疾患トリガを備えるイベント駆動型コアエンジンを備え、
    プールされた前記リスクエクスポージャ構成部分の総リスクは、重大疾患の第1の診断に関してリスクエクスポージャに関連付けられる各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の第1のリスク寄与を備え、前記重大疾患のトリガパラメータは、重大疾患の所定の検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによる、前記重大疾患の1つを有するリスクエクスポージャ構成部分の前記第1の診断の結果を示す第1の患者測定パラメータと検索可能な前記重大疾患の発生要件を示す前記重大疾患のトリガパラメータと比較し、前記第1の患者測定パラメータが前記重大疾患のトリガパラメータの発生要件を満たす及び/又は前記重大疾患のトリガパラメータの値を超えるかを判定することにより発生することと、
    前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の総リスクは、第2のおよび/または連続的な重大疾患に関するリスクエクスポージャに関連する少なくとも第2のおよび/または連続的なリスク寄与を備え、前記重大疾患のトリガパラメータは、前記所定の検索可能テーブルの重大疾患パラメータ内に備えられ、重大疾患損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによる、前記重大疾患の1つを有するリスクエクスポージャ構成部分の前記第2のおよび/または連続的な診断の結果を示す第2の患者測定パラメータと検索可能な前記重大疾患の発生要件を示す前記重大疾患のトリガパラメータと比較し、第2の患者測定パラメータが前記重大疾患のトリガパラメータの発生要件を満たす及び/又は前記重大疾患のトリガパラメータの値を超えるかを判定することにより発生することと、
    前記イベント駆動型コアエンジンの前記重大疾患トリガは、診断または治療における改善を示す診断または治療状態および/または重大疾患状態に関する時間相関発生率データに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの動作モジュールによって動的に適合され、該動作モジュールは、診断又は治療における時間に相関付けられた改善を動的に捕捉し、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記総リスクに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの全体的な動作を動的に適合することと、
    前記構成部分固有支払いパラメータに基づく電子的な支払い移転は、プールされた前記リスクエクスポージャ構成部分全体の前記総リスクによる発生する支払いが前記自給自足リスク保障を維持できる範囲内に収まるように前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に決定及び適合され、前記自動化リソースプーリングシステムの動作は、少なくとも、変化する人口条件及び/又は変化する年齢分布及び/又は変化する環境及び/又は国特有の条件に対して動的に適合されることと、
    前記自動化リソースプーリングシステムは、リスク関連構成部分データを処理し、該処理されたリスク関連構成部分データに基づいて前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の1または複数に関する前記リスクエクスポージャの見込みを提供するためのアセンブリモジュールを備え、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクの前記プーリングのための支払いの前記受取りおよび記憶は、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記リスクエクスポージャの前記見込みおよび/または総リスクに基づいて動的に決定することができることと、
    前記患者データフロー経路は、少なくとも周期的におよび/または所定の時間フレーム内に、関連測定システムから送信される前記患者データフロー経路の前記患者測定パラメータのトリガにより、前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に監視され、前記自動化リソースプーリングシステムによって、重大疾患の前記所定の検索可能テーブル内に含まれる所定の重大疾患のうちの1つの発生を検出し、該検出された重大疾患の進行中の異なる段階を動的に監視し、前記トリガされた測定パラメータは、関連するリスクエクスポージャ構成部分に動的に記録されることと、
    リスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路における第1または第2のまたは連続的な重大疾患の発生がトリガされる場合、対応するトリガフラグが前記自動化リソースプーリングシステムによって設定され、支払いのパラメトリックドローダウン移転が前記対応するトリガフラグに割り当てられ、前記第1または第2のまたは連続的な重大疾患に関連する損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによって、それぞれのトリガフラグに基づいて、及びリスクエクスポージャ構成部分からの受け取られ及び記憶された支払いパラメータに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムから前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分への支払いの前記パラメトリックドローダウン移転によって明確にカバーされることと、
    第1のパラメトリック支払い、前記重大疾患の前記発生トリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第2のパラメトリック支払い、急性治療期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第3のパラメトリック支払い、末期予後データにリンクされる回復期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、ドローダウン支払い移転は、前記自動化リソースプーリングシステムによってトリガされた場合に、適用されるトリガの異なる段階に応じた第1、第2、又は第3のトリガレベルに依存しており、前記重大疾患の段階に応じて総額のうちの動的に適合された支払いを与え、自己適合性及び段階的なリスク保障が、特定のリスクエクスポージャに与えられることとを特徴とするシステム。
  5. 前記重大疾患トリガは、前記患者データフロー経路における心臓発作および/または癌および/または脳卒中および/または冠動脈バイパス手術を示す測定パラメータの前記発生をトリガするためのトリガを備える、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記重大疾患トリガは、前記患者データフロー経路におけるアルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を示す測定パラメータの前記発生をトリガするためのトリガを更に備える、請求項5に記載のシステム。
  7. プールされるリスクエクスポージャ構成部分の数は、前記自動化リソースプーリングシステムによって、前記自動化リソースプーリングシステムによりカバーされる非共変発生リスクが所与の時点で前記の総計のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の比較的小さい割合にしか影響を及ぼさない範囲に動的に適合可能である、請求項4〜6の1項に記載のシステム。
  8. 前記第1のパラメトリック支払いのみが、悪性癌および/または非浸潤性乳管癌のより少量の発生および/または早期前立腺癌の前記重大疾患を示す測定パラメータの前記発生のトリガによって移転される、請求項4〜7の1項に記載のシステム。
  9. 前記重大疾患トリガは、前記患者データフロー経路における手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータをトリガするトリガを更に備える、請求項4〜7の1項に記載のシステム。
  10. 前記第2のパラメトリック支払いのみが、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータをトリガすることによって移転される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記重大疾患トリガは、患者データフロー経路における末期予後データに関連付けまたはリンクされる回復期パラメータをトリガするトリガを更に備える、請求項4〜10の1項に記載のシステム。
  12. 前記第3のパラメトリック支払いが、回復期パラメータおよび/または末期予後パラメータのトリガによってのみ移転される、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記第1および第2および第3のパラメトリック支払いは、リスク関連構成部分データおよび/または前記リスク関連構成部分データに基づく前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の1または複数に関する前記リスクエクスポージャの見込みに少なくとも基づいて決定される所定の総支払い合計によってレベル付けされ、前記第1のパラメトリック支払いは前記総支払い合計の30%を最大で移転され、前記第2のパラメトリック支払いは前記総支払い合計の50%を最大で移転され、前記第3のパラメトリック支払いは、前記総支払い合計から実際の前記第1のパラメトリック支払いおよび前記第2のパラメトリック支払いを引くことによって与えられる残余分を最大で移転される、請求項4〜12の1項に記載のシステム。
  14. 前記重大疾患トリガは多次元トリガチャネルを備え、前記トリガフラグの各々は、前記重大疾患の発生パラメータに対してトリガする第1のトリガレベル、急性治療期パラメータに対してトリガする第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクされる回復期パラメータに対してトリガする第3のトリガレベルを備える第1次元トリガチャネルに割り当てられ、前記トリガフラグの各々は、少なくとも第2のまたはより高い次元のトリガチャネルに割り当てられ、前記第1次元トリガチャネルの前記第1、第2、および/または第3のトリガレベルに基づく追加のトリガ段階を備える、請求項4〜13の1項に記載のシステム。
  15. 前記重大疾患トリガは多次元トリガチャネルを備え、前記トリガフラグの各々は、前記重大疾患の発生パラメータに対してトリガする第1のトリガレベル、急性治療期パラメータに対してトリガする第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクされる回復期パラメータに対してトリガする第3のトリガレベルを備えるトリガチャネルの第1次元に割り当てられ、前記トリガフラグの各々は、前記発生した重大疾患の進行測定パラメータの第1段階に対してトリガする第1のトリガレベル、および前記発生した重大疾患の進行測定パラメータのより高い段階に対してトリガする1つ以上のより高いトリガレベルを備えるトリガチャネルの第2次元に割り当てられる、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記自動化リソースプーリングシステムは、複数の支払い受取りモジュールによる前記リスクエクスポージャ構成部分から前記自動化リソースプーリングシステムへの周期的支払い移転を要求する監視モジュールを備え、前記リスクエクスポージャ構成部分のための前記リスク保障は、前記監視モジュールによって前記周期的支払い移転が検出できなくなると、前記監視モジュールによって中断される、請求項4〜15の1項に記載のシステム。
  17. 周期的支払い移転の前記要求は、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路において重大疾患のインジケータの前記発生がトリガされると、前記監視モジュールによって中断または放棄される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記自動化リソースプーリングシステムは独立検証重大疾患トリガを備え、前記独立検証重大疾患トリガは、前記重大疾患トリガによってリスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路における重大疾患のインジケータの前記発生のトリガのイベントにおいてアクティブ化され、更に、前記リスクエクスポージャ構成部分における前記重大疾患の前記発生を検証するように一次患者データフロー経路から独立した測定パラメータを有する別の患者データフロー経路における重大疾患のインジケータの前記発生に関するトリガである、請求項4〜17の1項に記載のシステム。
  19. 支払いの前記パラメトリックドローダウン移転は、前記リスクエクスポージャ構成部分における前記重大疾患の前記発生が前記独立検証重大疾患トリガによって検証される場合、前記対応するトリガフラグに対してのみ割り当てられる、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記リスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路の重大疾患データは、前記リスクエクスポージャ構成部分に自動化サポートを提供する自動化従業員援助システム(EAP:従業員援助プログラム)に転送される、請求項4〜19の1項に記載のシステム。
  21. 自動化リソースプーリングシステムによってリスクエクスポージャ構成部分に動的な自給自足リスク保障を提供することによる、可変数の前記リスクエクスポージャ構成部分の重大疾患リスクのリスク共有のための前記自動化リソースプーリングシステムに基づく完全に自動化された自己適合性のパラメトリックイベント駆動型重大疾患リスク移転の方法であって、前記リスクエクスポージャ構成部分は、複数の支払い受取りモジュールによって前記自動化リソースプーリングシステムに接続され、支払いデータは、前記リスクエクスポージャ構成部分からそれらのリスクのプーリングのために支払いデータストアによって受け取られ及び記憶され、前記支払いは、電子ネットワークを通じて支払い受け取りモジュールにより電子マネー移転によって構成部分固有支払いパラメータに基づいて移転可能であり且つ記憶可能であり、前記自動化リソースプーリングシステムは、前記リスクエクスポージャ構成部分から受け取られ及び記憶された支払いに基づいて特定のリスクエクスポージャ構成部分にリスク保障を提供するために、イベント駆動型コアエンジンの重大疾患トリガによって患者データフロー経路でトリガされ、
    重大疾患の第1の診断に関する各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の第1のリスク寄与は、前記自動化リソースプーリングシステムによって各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャおよび前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の総リスクに関連付けられ、前記重大疾患のトリガパラメータは重大疾患の所定の検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによる、前記重大疾患の1つを有するリスクエクスポージャ構成部分の前記第1の診断の結果を示す第1の患者測定パラメータと検索可能な前記重大疾患の発生要件を示す前記重大疾患のトリガパラメータと比較し、前記第1の患者測定パラメータが前記重大疾患のトリガパラメータの発生要件を満たす及び/又は前記重大疾患のトリガパラメータの値を超えるかを判定することにより発生することと、
    重大疾患の第2のおよび/または連続的なリスク寄与診断に関する各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の第2のおよび/または連続的なリスク寄与は、前記自動化リソースプーリングシステムによって各々のプールされたリスクエクスポージャ構成部分のリスクエクスポージャおよび前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記総リスクに関連付けられ、前記重大疾患のトリガパラメータは、重大疾患の前記所定の検索可能テーブル内に備えられ、重大疾患損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによる、前記重大疾患の1つを有するリスクエクスポージャ構成部分の前記第2のおよび/または連続的な診断の結果を示す第2の患者測定パラメータと検索可能な前記重大疾患の発生要件を示す前記重大疾患のトリガパラメータと比較し、前記第2の患者測定パラメータが前記重大疾患のトリガパラメータの発生要件を満たす及び/又は前記重大疾患のトリガパラメータの値を超えるかを判定することにより発生することと、
    前記イベント駆動型コアエンジンの前記重大疾患トリガは、診断または治療における改善を示す診断または治療状態および/または重大疾患状態に関する時間相関発生率データに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの動作モジュールによって動的に適合され、該動作モジュールは、診断又は治療における時間に相関付けられた改善を動的に捕捉し、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記総リスクに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムの全体的な動作を動的に適合することと、
    前記構成部分固有支払いパラメータに基づく電子的な支払い移転は、プールされた前記リスクエクスポージャ構成部分全体の前記総リスクにより発生する支払いが前記自給自足リスク保障を維持できる範囲内に収まるように前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に決定及び適合され、前記自動化リソースプーリングシステムの動作は、少なくとも、変化する人口条件及び/又は変化する年齢分布及び/又は変化する環境及び/又は国特有の条件に対して動的に適合されることと、
    リスク関連構成部分データが前記自動化リソースプーリングシステムのアセンブリモジュールによって処理され、該処理されたリスク関連構成部分データに基づいて、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の1または複数に関して前記リスクエクスポージャの見込みが前記アセンブリモジュールによって提供され、リスクエクスポージャ構成部分からのそれらのリスクの前記プーリングのための支払いの前記受取りおよび記憶は、前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の前記リスクエクスポージャの前記見込みおよび/または総リスクに基づいて動的に決定することができることと、
    前記患者データフロー経路は、少なくとも周期的におよび/または所定の時間フレーム内に、関連測定システムから送信される前記患者データフロー経路の患者測定パラメータのトリガにより、前記自動化リソースプーリングシステムによって動的に監視され、前記自動化リソースプーリングシステムによって、重大疾患の前記所定の検索可能テーブル内に含まれる所定の重大疾患のうちの1つの発生を検出し、該検出された重大疾患の進行中の異なる段階を動的に監視し、前記トリガされた測定パラメータは、関連するリスクエクスポージャ構成部分に動的に記録されることと、
    リスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路における第1または第2のまたは連続的な重大疾患の発生がトリガされる場合、対応するトリガフラグが前記自動化リソースプーリングシステムによって設定され、支払いのパラメトリックドローダウン移転が前記対応するトリガフラグに割り当てられ、前記第1または第2のまたは連続的な重大疾患に関連する損失は、前記自動化リソースプーリングシステムによって、それぞれのトリガフラグに基づいて、及びリスクエクスポージャ構成部分からの受け取られ及び記憶された支払いパラメータに基づいて、前記自動化リソースプーリングシステムから前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分への前記パラメトリックドローダウン移転によって明確にカバーされることと、
    第1のパラメトリック支払い、前記重大疾患の発生トリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第2のパラメトリック支払い、急性治療期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、第3のパラメトリック支払い、末期予後データにリンクされる回復期の開始がトリガされることにより、前記自動化リソースプーリングシステムにより前記電子ネットワークを介して前記リスクエクスポージャ構成部分に移転され、ドローダウン支払い移転は、前記自動化リソースプーリングシステムによってトリガされた場合に、適用されるトリガの異なる段階に応じた第1、第2、又は第3のトリガレベルに依存しており、前記重大疾患の段階に応じて総額のうちの動的に適合された支払いを与え、自己適合性及び段階的なリスク保障が、特定のリスクエクスポージャに与えられることとを特徴とする方法。
  22. 心臓発作および/または癌および/または脳卒中および/または冠動脈バイパス手術を示す測定パラメータの前記発生は、前記コアエンジンの重大疾患トリガによって前記患者データフロー経路においてトリガされる、請求項21に記載の方法。
  23. アルツハイマー病、失明、難聴、腎不全、主要臓器移植、多発性硬化症、輸血によってまたは手術中に感染したHIV/AIDS、パーキンソン病、手足のまひ、末期疾患を示す測定パラメータの前記発生は、前記コアエンジンの重大疾患トリガによって前記患者データフロー経路においてトリガされる、請求項21〜22の1項に記載の方法。
  24. プールされるリスクエクスポージャ構成部分の数は、前記自動化リソースプーリングシステムによって、前記自動化リソースプーリングシステムによってカバーされる非共変発生リスクが所与の時点で前記の総計のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の比較的小さい割合にしか影響を及ぼさない範囲に動的に適合される、請求項21〜22の1項に記載の方法。
  25. 前記第1のパラメトリック支払いが、悪性癌および/または非浸潤性乳管癌のより小さい発生および/または早期前立腺癌の前記重大疾患を示す測定パラメータの前記発生のトリガによってのみ移転される、請求項21〜24の1項に記載の方法。
  26. 手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータは、前記コアエンジンの重大疾患トリガによって前記患者データフロー経路においてトリガされる、請求項21〜25の1項に記載の方法。
  27. 前記第2のパラメトリック支払いが、手術および/または化学療法および/または放射線治療および/または再建手術を示す急性治療期パラメータのトリガによってのみ移転される、請求項26に記載の方法。
  28. 末期予後データにリンクされる回復期パラメータは、前記コアエンジンの重大疾患トリガによって患者データフロー経路においてトリガされる、請求項21〜27の1項に記載の方法。
  29. 前記第3のパラメトリック支払いが、回復期パラメータおよび/または末期予後パラメータのトリガによってのみ移転される、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1、第2、および第3のパラメトリック支払いは、リスク関連構成部分データおよび/または前記リスク関連構成部分データに基づく前記のプールされたリスクエクスポージャ構成部分の1または複数に関する前記リスクエクスポージャの見込みに少なくとも基づいて決定される所定の総支払い合計によってレベル付けされ、前記第1のパラメトリック支払いは前記総支払い合計の30%を最大で移転され、前記第2のパラメトリック支払いは前記総支払い合計の50%を最大で移転され、前記第3のパラメトリック支払いは、前記総支払い合計から実際の前記第1のパラメトリック支払いおよび前記第2のパラメトリック支払いを引くことによって与えられる残余分を最大で移転される、請求項21〜29の1項に記載の方法。
  31. 前記重大疾患トリガは多次元トリガチャネルを備え、前記トリガフラグの各々は、前記重大疾患の発生パラメータに対してトリガする第1のトリガレベル、急性治療期パラメータに対してトリガする第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクされる回復期パラメータに対してトリガする第3のトリガレベルを備える第1次元トリガチャネルに割り当てられ、前記トリガフラグの各々は、少なくとも第2のまたはより高い次元のトリガチャネルに割り当てられ、前記第1次元トリガチャネルの前記第1、第2、および/または第3のトリガレベルに基づく追加のトリガ段階を備える、請求項21〜30の1項に記載の方法。
  32. 前記重大疾患トリガは多次元トリガチャネルを備え、前記トリガフラグの各々は、前記重大疾患の発生パラメータに対してトリガする第1のトリガレベル、急性治療期パラメータに対してトリガする第2のトリガレベル、および末期予後データにリンクされる回復期パラメータに対してトリガする第3のトリガレベルを備えるトリガチャネルの第1次元に割り当てられ、前記トリガフラグの各々は、前記発生した重大疾患の進行測定パラメータの第1段階に対してトリガする第1のトリガレベル、および前記発生した重大疾患の進行測定パラメータのより高い段階に対してトリガする1つ以上のより高いトリガレベルを備えるトリガチャネルの第2次元に割り当てられる、請求項31に記載の方法。
  33. 複数の支払い受取りモジュールを介した前記リスクエクスポージャ構成部分から前記自動化リソースプーリングシステムへの周期的支払い移転は、前記自動化リソースプーリングシステムの監視モジュールによって要求され、前記リスクエクスポージャ構成部分のためのリスク移転または保障は、前記監視モジュールによって前記周期的支払い移転が検出できなくなると、前記監視モジュールによって中断される、請求項21〜32の1項に記載の方法。
  34. 周期的支払い移転に関する前記要求は、リスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路において重大疾患のインジケータの前記発生がトリガされると、前記監視モジュールによって中断または放棄される、請求項33に記載の方法。
  35. 前記自動化リソースプーリングシステムの独立検証重大疾患トリガは、前記重大疾患トリガによってリスクエクスポージャ構成部分の患者データフロー経路における重大疾患のインジケータの前記発生をトリガする場合にアクティブ化され、前記独立検証重大疾患トリガは更に、前記リスクエクスポージャ構成部分における前記重大疾患の前記発生を検証するように一次患者データフロー経路から独立した測定パラメータを有する別の患者データフロー経路における重大疾患のインジケータの発生に関するトリガである、請求項21〜34の1項に記載の方法。
  36. 支払いの前記パラメトリックドローダウン移転は、前記リスクエクスポージャ構成部分における前記重大疾患の前記発生が前記独立検証重大疾患トリガによって検証される場合、前記対応するトリガフラグにのみ割り当てられる、請求項35に記載の方法。
  37. 前記リスクエクスポージャ構成部分の前記患者データフロー経路の重大疾患データは、前記リスクエクスポージャ構成部分に自動化サポートを提供する自動化従業員援助システム(EAP:従業員援助プログラム)へ転送される、請求項21〜36の1項に記載の方法。
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