JP6562199B2 - 予後調査支援システム、サーバ、予後調査支援方法及びプログラム - Google Patents

予後調査支援システム、サーバ、予後調査支援方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、予後調査支援システム、サーバ、予後調査支援方法及びプログラムに関する。
急病人やケガ人など、救急車で搬送されるべき傷病者が発生した場合、消防指令センターに連絡が入り、消防指令センターは、傷病者のもとへ救急隊員を派遣する。そして、傷病者のもとへ到着した救急隊員は、傷病者に応急処置を施すと共に、救急車によって傷病者を病院へ搬送する。その際、救急隊員は、例えば、出場隊員の氏名及び所属等の情報、出動時刻、現着時刻、帰署時刻等の時刻情報、覚知情報、発生場所情報等の発生情報、搬送者の氏名、住所、年齢、呼吸回数、脈拍回数、血圧、心電図データなどのバイタルデータ、搬送時の心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)、傷病者の頭部、頸部、胸部、腹部などの観察結果、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの処置情報等の搬送者に関する搬送者情報を、報告書に記録する。その報告書は、搬送先の医療機関により、搬送者の処置に用いられる。
例えば、特許文献1には、主サーバが、救急隊員により端末コンピュータに入力された患者データと、病院の位置、空きベッド情報、担当医師の手空き状況、専門科目等の各病院の病院情報等を用いて患者の搬送先を決定する救急支援システムが記載されている。
国際公開2013/065113号公報
ところで、消防法により、地方公共団体における消防は国(消防庁)に年1回、心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)で搬送された搬送者について予後の情報(予後調査)を報告することが義務付けられている。そして、この予後調査の確認は、従来、消防から医療機関に、電話、メール、郵送等で確認し、それらの情報を集計して、年1回、1年分のデータを抽出して国(消防庁)に送付していた。
しかしながら、この業務は多くの搬送者情報の中から、心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)で搬送された搬送者の案件を選別し、搬送先の医療機関に問い合わせるため、多くの時間と労力を必要としていた。
また、予後調査を依頼される医療機関でも、確認しなければならない予後調査の対象者の情報を、容易に把握することはできない。
また、上記特許文献1の発明は、患者の搬送先を決定するものであり、予後調査に関する処理を行うものではない。
そこで、本発明は、消防及び医療機関の予後調査にかかる労力を軽減する予後調査支援システム、サーバ、予後調査支援方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の予後調査支援システムは、救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、医療機関の医療機関端末と、搬送者情報のうち予後調査に該当する案件の情報を、前記医療機関端末に送信する医療機関サーバとを有し、前記医療機関サーバは、前記医療機関端末との間で情報の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段を介して受信したユーザ識別情報を照合する照合手段と、前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する検索手段と、前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を前記送受信手段を介して、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信する予後調査一覧情報生成手段とを有し、前記医療機関端末は、前記医療機関サーバとの間で情報の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段を介して、ユーザ識別情報を前記医療機関サーバに送信し、認証を行う認証手段と、前記送受信手段を介して前記予後調査一覧情報を受信し、前記予後調査一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧を表示する表示手段とを有する。
本発明の医療機関サーバは、搬送者情報のうち予後調査に該当する案件の情報を、権限ある医療機関端末に送信する医療機関サーバであって、救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、前記医療機関端末との間で情報の送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段を介して受信したユーザ識別情報を照合する照合手段と、前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する検索手段と、前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を前記送受信手段を介して、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信する予後調査一覧情報生成手段とを有する。
本発明の予後調査支援方法は、救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、医療機関の医療機関端末と、医療機関サーバとを有するシステムにおける予後調査支援方法であって、前記医療機関端末は、ユーザ識別情報を前記医療機関サーバに送信し、前記医療機関サーバは、受信したユーザ識別情報を照合し、前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索し、前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信し、前記医療機関端末は、前記予後調査一覧情報を受信し、前記予後調査一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧を表示する。
本発明のプログラムは、救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと通信可能な医療機関サーバのプログラムであって、受信したユーザ識別情報を照合する処理と、前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する処理と、前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成する処理と、前記予後調査一覧情報を、前記ユーザ識別情報を送信した医療機関端末に送信する処理とを医療機関サーバに実行させる。
本発明によれば、消防及び医療機関の予後調査にかかる労力を軽減することができる。
図1は本発明の実施形態に係る予後調査支援システムの概要を示すブロック図である。 図2は本発明の他の実施形態に係る予後調査支援システムの概要を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る予後調査支援システムの具体的な構成を示すブロック図である。 図4は本発明の実施形態に係る消防DB100に記憶される搬送者情報の一例を示す図である。 図5は本発明の実施形態に係る医療機関端末に表示される予後調査の一覧画面の一例を示す図である。 図6は本発明の実施形態に係る医療機関端末に表示される予後調査の入力画面の一例を示す図である。 図7は本発明の実施形態に係るプログラムで動作するコンピュータシステムの構成の一例を示す図である。
本発明の概要を説明する。
従来、予後調査は、消防から電話、メール、郵送等で医療機関に依頼し、医療機関ではその依頼に基づいて、予後調査を作成していた。しかし、依頼する消防側も、依頼される医療機関も多くの手間と時間を消費している。
そこで、本発明は、消防側から電話、メール、郵送等で医療機関に依頼することなく、医療機関の医師等が医療機関の端末で、入力しなければならない予後調査の一覧が表示されることを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る予後調査支援システムの概要を示すブロック図である。具体的には、本発明は、医療機関データベース1と、医療機関の医療機関端末2と、医療機関サーバ3とを有する予後調査支援システムである。
医療機関データベース1は、救急移動体(例えば、救急車や救急ヘリコプター)で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の搬送者の心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest、以下、CPAと記載する)の有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納されている。ここで、搬送者情報とは、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報以外にも、例えば、出場隊員の氏名及び所属等の情報、出動時刻、現着時刻、帰署時刻等の時刻情報、覚知情報、発生場所情報等の発生情報、搬送者の氏名、住所、年齢、呼吸回数、脈拍回数、血圧、心電図データなどのバイタルデータ、傷病者の頭部、頸部、胸部、腹部などの観察結果、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの処置情報等の搬送時の情報のみならず、医療機関での処置、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))等の予後調査に関する情報、予後調査の入力の有無の情報等を含んでも良い。
医療機関端末2は、例えば、各医療機関に設置される端末であり、医療機関サーバ3と、通信回線を介して接続されている。そして、予後調査の入力権限を有するユーザ(主に医師)のユーザ識別情報(ユーザID)により、医療機関サーバ3にログインする機能を有する。通常、ひとつの医療機関には、複数のユーザ識別情報が割り当てられているが、ひとつの医療機関に、ひとつのユーザ識別情報が割り当てられていても良い。そして、各ユーザは、予後調査の入力権限を有する各ユーザ識別情報により、医療機関端末2を用いて医療機関サーバ3にログイン可能である。例えば、図1の例では、医療機関AにはユーザID1,ユーザID2が割り当てられ、医療機関BにはユーザID3,ユーザID4が割り当てられ、医療機関CにはユーザID5が割り当てられている。そして、医療機関Aのユーザは、医療機関端末2を用いてユーザID1,ユーザID2のいずれかにより、医療機関サーバ3にログインする。同様に、医療機関Bのユーザは、医療機関端末2を用いてユーザID3,ユーザID4のいずれかにより、医療機関サーバ3にログインする。同様に、医療機関Cのユーザは、医療機関端末2を用いてユーザID5により、医療機関サーバ3にログインする。
医療機関端末2は、医療機関サーバ3との間で情報の送受信を行う送受信部21と、送受信部21を介して、ユーザ識別情報を医療機関サーバ3に送信し、認証を行う認証部22と、送受信手段21を介して、医療機関サーバ3から一覧情報を受信し、一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧の表示を制御する表示部23とを有する。
医療機関サーバ3は、医療機関データベース1の搬送者情報のうち予後調査に該当する案件の情報を、医療機関端末2に送信するサーバである。医療機関サーバ3は、医療機関端末2との間で情報の送受信を行う送受信部31と、ユーザ識別情報を照合する照合部32と、照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時にCPAであり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する検索部33と、検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、予後調査一覧情報を、ユーザ識別情報を送信した医療機関端末2に送信する予後調査一覧情報生成部34とを有する。
医療機関サーバ3の照合部32は、予後調査の入力権限を有するユーザのユーザ識別情報を記憶しており、医療機関端末2からのユーザ識別情報を照合する。例えば、図1の例では、照合部32は、医療機関AとユーザID1,ユーザID2とが対応し、医療機関BとユーザID3,ユーザID4とが対応し、医療機関CとユーザID5とが対応していることを記憶している。
医療機関サーバ3の検索部33は、照合部32の照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時にCPAであり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件(以下、予後調査検索条件と記載する)に該当する搬送者情報を、医療機関データベース1から検索する。尚、予後調査検索条件として、上述した条件に加えて、搬送後から所定期間(例えば、搬送者の収容日から24時間後、1週間後、1ヶ月後、1年後等の期間)に、予後調査が入力されていない案件であることの条件を加えるようにしても良い。また、予後調査検索条件は、これらに限られず、更に追加しても良い。
医療機関サーバ3の一覧情報生成部34は、検索部33の検索結果に基づいて、予後調査の入力が必要な案件を一覧にした一覧情報を生成する。この一覧情報は、医療機関データベース1に格納されている搬送者情報のうち予後調査検索条件に該当する搬送者情報のうちと、搬送者の収容先の医療機関名、収容日時、搬送者の年齢及び性別等の情報から、予後調査の案件の一覧情報を生成する。そして、この一覧情報は、ユーザ識別情報を送信した医療機関端末2に送信される。
次に、上記のように構成された予後調査支援システムの動作を、図1を用いて説明する。
まず、予後調査の入力権限を有するユーザ(例えば、医師)は、医療機関端末2の認証部22を用いて、自己のユーザ識別情報により、医療機関サーバ3にログインする(Step100)。
医療機関サーバ3の照合部32は、医療機関端末2から送信されてきたユーザ識別情報と記憶しているユーザ識別情報と照合する(Step101)。照合結果が適切である場合、医療機関サーバ3の検索部33は、ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時にCPAであり、予後調査に関する情報が未入力である予後調査検索条件に該当する搬送者情報を、医療機関データベース1から検索する(Step102)。
医療機関サーバ3の一覧情報生成部34は、検索部33の検索結果に基づいて、予後調査を入力する必要のある案件を一覧にした一覧情報を生成する(Step103)。そして、一覧情報を、医療機関端末に送信する(Step104)。
医療機関端末2の表示部23は、受信した一覧情報に基づいて、予後調査が必要な案件を表示する(Step105)。
このように、構成された予後調査支援システムによれば、消防側は、電話、メール、郵送等で医療機関に依頼する必要がなく、医療機関の医師等も所望の時間に、入力しなければならない予後調査の一覧を把握することができる。
更なる本発明の態様について説明する。図2は本発明の実施形態に係る他の予後調査支援システムの概要を示すブロック図である。
更なる本発明の態様は、上記の構成に加え、医療機関サーバ3は、医療機関端末2において表示された予後調査の入力案件一覧から選択された案件に対応した搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成する予後調査入力情報生成部35と、医療機関端末2において予後調査情報が入力された案件について、医療機関データベース1の搬送者情報を更新する医療機関データベース更新手段36とを有する。
予後調査入力情報生成部35が生成する予後調査入力情報は、例えば、搬送者の搬送ID、予後調査の入力完了の有無、1か月後の生存、死亡等の情報、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))等の予後調査に関する情報等を入力するための情報である。
医療機関端末2は、表示される予後調査の入力案件の一覧から、予後調査を入力する案件を選択したり、予後調査情報を入力する入力部24を有する。入力部24は、例えば、キーボードや、マウス等で操作されるユーザインターフェイスである。
更に、消防サーバ4と、消防データベース5と、連携サーバ6とを設ける。消防サーバ4と消防データベース5とは、予後調査が報告される消防側に設けられるものである。そして、連携サーバ6は、医療機関サーバ3と消防サーバ4とのゲートウェイの役割を行う。
尚、消防データベース5に格納されている搬送者情報は、医療機関データベース1に格納されている搬送者情報と同一ものであるが、一部が異なっていても良い。
消防サーバ4は、送受信部41と、予後調査情報により、消防データベース5の搬送者情報を更新する更新部42とを有する。
送受信部41は、医療機関サーバ3を介して、又は、医療機関端末2により、入力された予後調査情報を受信する。
更新部42は、連携サーバ6を介して受信した予後調査情報を用いて、消防データベース5に格納されている搬送者情報を更新する。
次に、上述した構成の予後調査支援システムの動作を説明する。
ユーザは、医療機関端末2に表示された予後調査の案件一覧から所望の案件を、入力部24により選択する(Step200)。選択された案件情報は、医療機関サーバ3に送信される(Step201)。
医療機関サーバ3では、選択された案件について、予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成する(Step202)。そして、予後調査入力情報を、医療端末2に送信する(Step203)。
医療端末2では、入力部24により、予後調査入力情報に基づいて、予後調査情報を入力する(Step204)。そして、予後調査情報を、医療機関サーバ3に送信する(Step205)。
医療機関サーバ3は、受信した予後調査情報により、医療機関データベース1の搬送者情報を更新する(Step206)。
連携サーバ6は、医療機関サーバ3を介して医療機関データベース1から更新された搬送者情報を取得し、取得した予後調査情報を、消防サーバ4に送信する(Step207)。
消防サーバ4は、受信した予後調査情報により、消防データベース5の搬送者情報を更新する(Step208)。
これにより、医療機関データベース1の搬送者情報に、予後調査の情報が更新され、予後調査のペーパーレス化が図れる。また、消防側の端末からも消防サーバ4を介して、予後調査の情報が閲覧することができ、更に、その情報を出力することができるようにすれば、より、一層のペーパーレス化が図れる。
次に、具体的な実施の形態を説明する。
図3は本発明の実施形態に係る予後調査システムの具体的な構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る予後調査支援システムは、救急隊員が使用する携帯端末50と、消防機関のデータベース(消防DB)100と、消防機関の消防端末150と、消防機関の消防サーバ200と、医療機関のデータベース(医療機関DB)300と、医療機関サーバ400と、各医療機関の医療機関端末250と、ゲートウェイサーバ600とを備える。消防サーバ200と医療機関サーバ400とは、ゲートウェイサーバ600を介して接続されている。消防サーバ200と携帯端末50とは、通信網602及びゲートウェイサーバ600を介して接続されている。
携帯端末50は、救急移動体内で使用されるタブレット端末、ノートパソコン等である。尚、救急移動体は、代表的なものとして救急車があるが、これに限られず、例えば、救急用ヘリコプター等でも良い。そして、携帯端末50は、救急隊員による入力操作に応じて、搬送者情報の入力画面を表示し、通信網602から、ゲートウェイサーバ600を介して、入力された搬送者情報を消防サーバ200に送信する。
消防DB100は、救急移動体により搬送された搬送者に関する搬送者情報を記憶する。消防DB100に記憶される搬送者情報を図4に例示する。搬送者情報は、例えば、搬送ID、搬送者の年齢と性別、収容医療機関、収容日時、CPA(心肺停止)の有無等の搬送時の情報のみならず、予後調査入力完了フラグ、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態、1年後の状態、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))、心肺再開の日時、死亡日時、ICU(Intensive Care Unit:集中治療室)の入室の有無、転院先病院名等の予後調査に関する情報等のデータ項目を含む。
ここで、搬送IDは、搬送者情報を識別するためのIDである。また、CPA(心肺停止)有無は、搬送時の搬送者の心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)の有無に関する情報である。
尚、消防DB100に記憶されている搬送者情報は、ゲートウェイサーバ600を介して、医療サーバに送信され、医療機関DB300が更新される。結果として、消防DB100に記憶されている搬送者情報と医療機関DB300に記憶されている搬送者情報とは、基本的には同様な内容となる。
消防端末150は、消防機関に設置される端末であり、予後調査閲覧要求部151と、表示部152とを備える。
予後調査閲覧要求部151は、予後調査が入力済み又は未入力の案件を指定するための入力画面を表示し、入力済み又は未入力の案件の予後調査の閲覧を消防サーバ200に送信する。例えば、予後調査が入力済みの案件や、予後調査が未入力の案件等の検索条件を指定し、消防サーバ200に送信し、消防サーバ200が消防DB100の搬送者情報を検索して、該当する予後調査情報の一覧を消防端末150に送信して表示させ、その一覧表示画面において、所望の予後調査を操作者に選択させるようにする。
消防サーバ200は、搬送者情報登録部201と、消防DB更新部202と、予後調査結果取得部203とを備える。消防サーバ200は、消防DB100と、消防端末150とゲートウェイサーバ600とに接続される。
搬送者情報登録部201は、ゲートウェイサーバ600を介して、携帯端末50から受信した搬送者情報を消防DB100に登録する。尚、消防DB100に登録された搬送者情報は、ゲートウェイサーバ600により、医療サーバ400に送信され、医療機関DB300にも登録される。このとき、医療サーバ400には、搬送者情報の一部のデータ項目(搬送IDを含む)の値(情報)のみを送信するようにしてもよい。
消防DB更新部202は、ゲートウェイサーバ600から送信される予後調査情報を受信し、消防DB100の搬送者情報のうち該当する搬送者情報の予後調査の項目(例えば、予後調査入力完了フラグ、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態、1年後の状態、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))、心肺再開の日時、死亡日時、ICU(Intensive Care Unit:集中治療室)の入室の有無、転院先病院名等の予後調査に関する情報)を更新する。
予後調査結果取得部203は、予後調査閲覧要求部151からの予後調査案件の閲覧要求に応答して、消防DB100から予後調査に関する情報を出力する。例えば、閲覧要求が入力済みの予後調査の案件である場合、消防DB100において該当する搬送者情報の「予後調査入力完了フラグ」のデータ項目に、入力完了フラグに”1”が設定されている搬送者情報の項目のうち、予後調査に関係する項目、例えば、搬送ID、搬送者の年齢と性別、収容医療機関、収容日時、CPA(心肺停止)有無、予後調査入力完了フラグ、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態、1年後の状態、医療機関での処置、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))、心肺再開の日時、死亡日時等の予後調査に関する情報等を取得し、消防端末150に送信する。
医療機関端末250は、各医療機関に設置され、医師により操作される端末であり、認証部251と、表示部252と、予後調査入力部253とを備える。尚、医療機関端末250は、通信網601を介して医療機関サーバ400と接続されているが、通信網601を介さずに、医療機関サーバ400と直接接続されていても良い。
認証部251は、入力されたユーザ識別情報を医療機関サーバ400に送信し、認証を行う。通常、ひとつの医療機関には、複数のユーザ識別情報が割り当てられているが、ひとつの医療機関に、ひとつのユーザ識別情報が割り当てられている場合であっても良い。そして、各ユーザは、その予後調査の入力権限を有する各ユーザ識別情報により、医療機関端末250を用いて医療機関サーバ400にログイン可能である。
表示部252は、医療機関サーバ400から一覧情報を受信し、一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧を表示したり、予後調査の入力画面を表示したりする。
予後調査入力部253は、医療機関DB300に予後調査の対象事案として記憶されている搬送者情報について、医師による予後調査の入力を受け付け、入力された予後調査の情報を医療機関サーバ400に送信する。
医療機関DB300は、搬送者情報を記憶する。医療機関DB300には消防DB100と同じ案件(同じ搬送ID)の搬送者情報が記憶される。
医療機関サーバ400は、搬送者情報登録部401と、照合部402と、検索部403と、予後調査一覧情報生成部404と、予後調査入力情報生成部405と、医療機関DB更新部406とを備える。医療機関サーバ400は、ゲートウェイサーバ600と、医療機関DB300とに接続されている。また、通信網601を介して、医療機関端末250と接続されている。
搬送者情報登録部401は、ゲートウェイサーバ600から受信した搬送者情報を医療機関DB300に登録する。
照合部402は、予後調査の入力権限を有するユーザのユーザ識別情報を記憶しており、医療機関端末250からのユーザ識別情報を照合する。例えば、照合部402は、医療機関Aのユーザ識別情報、医療機関Bのユーザ識別情報、医療機関Cのユーザ識別情報を記憶している。
検索部403は、照合部402の照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先(収容先)とし、搬送者が搬送時にCPAであり、予後調査に関する情報が未入力である予後調査検索条件に該当する搬送者情報を、医療機関DB300から検索する。
一覧情報生成部404は、検索部403の検索結果に基づいて、予後調査の入力が必要な案件を一覧にした一覧情報を生成する。この一覧情報は、医療機関DB300に格納されている予後調査検索条件に該当する搬送者情報のうち、搬送者の収容先の医療機関名、収容日時、搬送者の年齢及び性別等の情報から、予後調査の案件の一覧情報を生成する。そして、この一覧情報は、ユーザ識別情報を送信した医療機関端末250に送信される。
予後調査入力情報生成部405は、医療機関端末250において表示された予後調査の入力案件一覧から選択された案件に対応した搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成する。
医療機関DB更新部406は、医療機関端末250において予後調査情報が入力された案件について、医療機関DB300の搬送者情報を更新する。
次に、上述の構成の予後調査支援システムにおける処理動作を説明する。
まず、救急隊員により携帯端末50から搬送者情報が入力され、入力された搬送者情報は消防サーバ200に送信される。消防サーバ200の搬送者情報登録部201は、携帯端末50からの搬送者情報を、消防DB100に登録する。ゲートウェイサーバ600は、消防DB100に登録された搬送者情報を、医療機関サーバ400に送信する。そして、医療機関サーバ400の搬送者情報登録部401は、ゲートウェイサーバ600から受信した搬送者情報を医療機関DB300に登録する。これにより、消防DB100及び医療機関DB300に搬送者情報が登録されることになる。
次に、所定の期間の経過後、予後調査の入力権限を有するユーザ(例えば、医師)は、医療機関端末250の認証部251を用いて、自己のユーザ識別情報により、医療機関サーバ400にログインする。
医療機関サーバ400の照合部402は、医療機関端末250から送信されてきたユーザ識別情報と記憶しているユーザ識別情報と照合する。照合結果が適切である場合、検索部403は、ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時にCPAであり、予後調査に関する情報が未入力である予後調査検索条件に該当する搬送者情報を、医療機関DB300から検索する。続いて、一覧情報生成部404は、検索部403の検索結果に基づいて、予後調査を入力する必要のある案件を一覧にした一覧情報を生成する。そして、一覧情報を、医療機関端末250に送信する。
医療機関端末250の表示部252は、受信した一覧情報に基づいて、予後調査が必要な案件を表示する。図5に、表示部252に表示される予後調査の一覧画面の一例を示す。一覧画面には、搬送IDと、収容医療機関名と、搬送者の年齢及び性別、収容日が表示され、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態、又は、1年後の状態の予後調査を入力する選択のチェックボタンが表示されている。
次に、ユーザは、医療機関端末250の表示部252に表示された予後調査の案件一覧から所望の案件を、予後調査入力部253により選択する。選択された案件情報は、医療機関サーバ400に送信される。
医療機関サーバ400の予後調査入力情報生成部405では、選択された案件について、予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成する。例えば、予後調査入力情報生成部405は、該当案件の予後調査に関係する項目、例えば、搬送ID、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態(生存の有無)、1年後の状態、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))、集中治療室入室の有無、心肺再開の日時、死亡日時、転院先病院名等の予後調査に関する情報を入力するための予後調査入力情報を生成する。そして、予後調査入力情報を、医療端末250に送信する。
医療端末250の表示部252は、受信した予後調査入力情報に基づいて、予後調査の入力画面を表示する。図6に、表示部252に表示される予後調査の入力画面の一例を示す。入力画面には、搬送ID、24時間後の状態、1週間後の状態、1ヶ月後の状態(生存の有無)、1年後の状態、搬送者の心肺蘇生が成功した場合のその後の生活の質に関する情報(例えば、脳機能カテゴリー(CPC:Cerebral Performance Categories)や全身機能カテゴリー(OPC:Overall Performance Categories))、心肺再開の日時、集中治療室入室の有無、死亡日時、転院先病院名等の予後調査を入力するための情報が表示されている。
ユーザは、予後調査入力部253により、予後調査入力画面の項目に対して、予後調査情報を入力する。そして、入力された予後調査情報は、医療機関サーバ400に送信される。
医療機関サーバ400の医療機関DB更新部406は、医療機関端末250から送信されてきた予後調査情報に基づいて、医療機関DB300の搬送者情報を更新する。また、ゲートウェイサーバ600は、その更新された搬送者情報(予後調査情報)を、消防サーバ200にも送信する。そして、消防サーバ200の消防DB更新部202は、ゲートウェイサーバ600からの搬送者情報(予後調査情報)により、消防DB100の搬送者情報を更新する。
このようにして、医療機関DB300の搬送者情報と消防DB100の搬送者情報とは同期し、予後調査情報が消防DB100の搬送者情報にも反映される。これにより、消防端末150の予後調査閲覧要求部151は、消防DB100の搬送者情報の予後調査入力済みの有無により、予後調査が入力された案件の予後調査の内容や、予後調査が入力されていない案件の閲覧を要求することができ、それらの内容を表示部152に表示することができる。また、消防DB100に格納されている予後調査の情報を用いて、国に報告する報告書を作成したり、予後調査の統計を作成することも可能である。
本発明によれば、予後調査情報のペーパーレス化(電子化)、医療機関と消防とでの予後調査報告情報を共有化することができ、予後調査報告業務の効率化がはかることができ、消防及び医療機関の予後調査にかかる労力を軽減することができる。
尚、上述した実施の形態では、各部をハードウェアで構成したが、上述した動作の処理を情報処理装置(CPU)に行わせるプログラムによっても構成できる。図7は本発明の実施形態に係るプログラムで動作するコンピュータシステムの構成の一例を示す図である。
例えば、医療機関サーバ400は、図7に示す如く、メモリ500と、CPU501と、出力部502と、入力部503と、通信部504とから構成されるコンピュータシステムによって実現可能である。この場合、メモリ500には、上述した搬送者情報登録部401と、照合部402と、検索部403と、予後調査一覧情報生成部404と、予後調査入力情報生成部405と、医療機関DB更新部406とに対応する処理を行うプログラムが格納されている。そして、CPU501がメモリ500に格納されているプログラムを実行することで、搬送者情報登録部401と、照合部402と、検索部403と、予後調査一覧情報生成部404と、予後調査入力情報生成部405と、医療機関DB更新部406との機能が実現される。消防サーバ200も同様である。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
1 医療機関データベース
2 医療機関端末
3 医療機関サーバ
4 消防サーバ
5 消防データベース
21 送受信部
22 認証部
23 表示部
31 送受信部
32 照合部
33 検索部
34 予後調査一覧情報生成部
41 送受信部
42 更新部
50 携帯端末
100 消防DB
150 消防端末
151 予後調査閲覧要求部
152 表示部
200 消防サーバ
201 搬送者情報登録部
202 消防DB更新部
203 予後調査結果取得部
250 医療機関端末
251 認証部
252 表示部
253 予後調査入力部
300 医療機関DB
400 医療機関サーバ
401 搬送者情報登録部
402 照合部
403 検索部
404 予後調査一覧情報生成部
405 予後調査入力情報生成部
406 医療機関DB更新部

Claims (9)

  1. 救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、
    医療機関の医療機関端末と、
    搬送者情報のうち予後調査に該当する案件の情報を、前記医療機関端末に送信する医療機関サーバと
    を有し、
    前記医療機関サーバは、
    前記医療機関端末との間で情報の送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段を介して受信したユーザ識別情報を照合する照合手段と、
    前記照合の結果が前記予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する検索手段と、
    前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を前記送受信手段を介して、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信する予後調査一覧情報生成手段と
    前記医療機関端末において前記予後調査一覧情報から選択された予後調査の案件の搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成し、前記送受信手段を介して前記医療機関端末に送信する予後調査入力情報生成手段と、
    前記医療機関端末において前記予後調査入力情報を用いて予後調査情報が入力された案件について、前記医療機関データベースの搬送者情報を更新する医療機関データベース更新手段と、
    消防データベースに格納されている前記搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報のうち予後調査が入力された案件を更新するために用いられる前記予後調査情報を、前記消防データベースを更新する消防サーバに送信する送信手段と
    を有し、
    前記医療機関端末は、
    前記医療機関サーバとの間で情報の送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段を介して、ユーザ識別情報を前記医療機関サーバに送信し、認証を行う認証手段と、
    前記送受信手段を介して前記予後調査一覧情報を受信し、前記予後調査一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧を表示する表示手段と
    表示される予後調査の入力案件の一覧から、予後調査を入力する案件を選択する選択手段と、
    前記選択された案件の予後調査入力情報に基づいて、予後調査に関する情報の入力画面を表示する予後調査入力画面表示手段と、
    前記入力画面に基づいて、予後調査情報を入力する手段と
    を有する予後調査支援システム。
  2. 前記検索条件に、搬送後から所定期間内に、予後調査が入力されていない案件である条件を加える
    請求項に記載の予後調査支援システム。
  3. 消防データベースと、消防サーバとを有し、
    前記消防データベースは、前記医療機関データベースに格納されている搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報が格納されており、
    前記消防サーバは、
    前記予後調査情報を受信し、前記医療機関データベースに格納されている対応する緊急搬送者情報を更新する更新手段と、
    予後調査情報の閲覧要求に応答して、前記消防データベースの救急搬送者情報から予後調査情報を出力する出力手段と
    を有する
    請求項1又は請求項2に記載の予後調査支援システム。
  4. 搬送者情報のうち予後調査に該当する案件の情報を、権限ある医療機関端末に送信する医療機関サーバであって、
    救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、
    前記医療機関端末との間で情報の送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段を介して受信したユーザ識別情報を照合する照合手段と、
    前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、
    前記医療機関データベースから検索する検索手段と、
    前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を前記送受信手段を介して、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信する予後調査一覧情報生成手段と
    前記医療機関端末において前記予後調査一覧情報から選択された予後調査の案件の搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成し、前記送受信手段を介して前記医療機関端末に送信する予後調査入力情報生成手段と、
    前記医療機関端末において前記予後調査入力情報を用いて予後調査情報が入力された案件について、前記医療機関データベースの搬送者情報を更新する医療機関データベース更新手段と、
    消防データベースに格納されている前記搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報のうち予後調査が入力された案件を更新するために用いられる前記予後調査情報を、前記消防データベースを更新する消防サーバに送信する送信手段と
    を有する医療機関サーバ。
  5. 前記検索条件に、搬送後から所定期間内に、予後調査が入力されていない案件である条件を加える
    請求項に記載の医療機関サーバ。
  6. 救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと、医療機関の医療機関端末と、医療機関サーバとを有するシステムにおける予後調査支援方法であって、
    前記医療機関端末は、ユーザ識別情報を前記医療機関サーバに送信し、
    前記医療機関サーバは、受信したユーザ識別情報を照合し、前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索し、前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成し、前記予後調査一覧情報を、前記ユーザ識別情報を送信した前記医療機関端末に送信し、
    前記医療機関端末は、前記予後調査一覧情報を受信し、前記予後調査一覧情報に基づいて、予後調査の入力案件の一覧を表示し、表示される予後調査の入力案件の一覧から、予後調査を入力する案件を選択し、
    前記医療機関サーバは、前記医療機関端末において選択された予後調査の案件の搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成し、前記医療機関端末に送信し、
    前記医療機関端末は、前記予後調査入力情報に基づいて、予後調査に関する情報の入力画面を表示し、予後調査情報を入力し、
    前記医療機関サーバは、前記医療機関端末において予後調査情報が入力された案件について、前記医療機関データベースの搬送者情報を更新し、消防データベースに格納されている前記搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報のうち予後調査が入力された案件を更新するために用いられる前記予後調査情報を、前記消防データベースを更新する消防サーバに送信する
    予後調査支援方法。
  7. 前記検索条件に、搬送後から所定期間内に、予後調査が入力されていない案件である条件を加える
    請求項に記載の予後調査支援方法。
  8. 消防データベースと、消防サーバとを有し、
    前記消防データベースは、前記医療機関データベースに格納されている搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報が格納されており、
    前記消防サーバは、前記予後調査情報を受信し、前記医療機関データベースに格納されている対応する緊急搬送者情報を更新し、
    前記消防サーバは、予後調査情報の閲覧要求に応答して、前記消防データベースの救急搬送者情報から予後調査情報を出力する
    請求項6又は請求項7に記載の予後調査支援方法。
  9. 救急移動体で搬送された搬送者に関する情報であって、搬送者の搬送先の医療機関と、搬送時の前記搬送者のCPAの有無に関する情報と、予後調査に関する情報の入力の有無に関する情報とを少なくとも含む搬送者情報が格納された医療機関データベースと通信可能な医療機関サーバのプログラムであって、
    受信したユーザ識別情報を照合する処理と、
    前記照合の結果が予後調査の入力権限を有する場合、前記ユーザ識別情報に対応付けられた医療機関を搬送先とし、搬送者が搬送時に心肺停止状態(CPA: Cardio pulmonary arrest)であり、予後調査に関する情報が未入力である検索条件に該当する搬送者情報を、前記医療機関データベースから検索する処理と、
    前記検索結果に基づいて、予後調査の入力案件の予後調査一覧情報を生成する処理と、
    前記予後調査一覧情報を、前記ユーザ識別情報を送信した医療機関端末に送信する処理と
    前記医療機関端末において前記予後調査一覧情報から選択された予後調査の案件の搬送者情報から予後調査の入力に必要な予後調査入力情報を生成し、前記医療機関端末に送信する処理と、
    前記医療機関端末において前記予後調査入力情報を用いて予後調査情報が入力された案件について、前記医療機関データベースの搬送者情報を更新する処理と、
    消防データベースに格納されている前記搬送者情報を少なくとも含む救急搬送者情報のうち予後調査が入力された案件を更新するために用いられる前記予後調査情報を、前記消防データベースを更新する消防サーバに送信する処理と
    を医療機関サーバに実行させるプログラム。
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