JP6669982B2 - 事後検証支援システム、医療機関サーバ、消防サーバ、事後検証支援方法及びプログラム - Google Patents

事後検証支援システム、医療機関サーバ、消防サーバ、事後検証支援方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、事後検証支援システム、医療機関サーバ、消防サーバ、事後検証支援方法及びプログラムに関する。
急病人やケガ人など、救急車で搬送されるべき傷病者が発生した場合、消防指令センターに連絡が入り、消防指令センターは、傷病者のもとへ救急隊員を派遣する。そして、傷病者のもとへ到着した救急隊員は、傷病者に応急処置を施すと共に、救急車によって傷病者を病院へ搬送する。
搬送された傷病者の救命率や予後の向上等のため、救急業務の事後検証が行われている。事後検証では、検証対象となる事案について、消防機関からメディカルコントロール協議会等の検証機関に検証に必要な書類(救急搬送記録票や現場写真等)が郵送され、検証機関が、検証医が所属する医療機関に検証を依頼し、検証を担当した医療機関は検証結果の書類を消防機関に郵送するという手続きが取られていた。
例えば、特許文献1には、主サーバが、救急隊員により端末コンピュータに入力された患者データと、病院の位置、空きベッド情報、担当医師の手空き状況、専門科目等の各病院の病院情報等を用いて患者の搬送先を決定する救急支援システムが記載されている。
国際公開2013/065113号公報
事後検証の検証結果のフィードバックは救急隊員にとって救急業務の改善、スキルアップを図るために非常に重要である。しかし、紙媒体のやり取りによる手続きでは、消防機関側で事後検証を依頼してから検証結果を得るまでに長時間を要していた。また、検証結果等の情報の保管や管理も煩雑であった。
また、上記特許文献1の発明は、患者の搬送先を決定するものであり、事後検証に関する処理を行うものではない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、救急業務の事後検証の効率化を図る事後検証支援システム、医療機関サーバ、消防サーバ、事後検証支援方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の事後検証支援システムは、消防データベースと消防サーバと医療機関データベースと医療機関サーバと医療機関端末とを備える事後検証支援システムであって、前記消防データベースには、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶され、前記消防サーバは、前記消防データベースに記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を前記医療機関サーバに通知する事後検証通知手段を備え、前記医療機関データベースには、前記消防データベースに記憶された搬送者情報が記憶され、前記医療機関サーバは、前記消防サーバから事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、前記医療機関データベースにおいて該当する搬送者情報に、事後検証の対象事案である旨を設定する事後検証受付手段を備え、前記医療機関端末は、前記医療機関データベースにおいて事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、検証情報の入力を受け付け、入力された検証情報を前記医療機関サーバに送信する検証情報入力手段を備え、前記医療機関サーバは、前記医療機関端末から受信した検証情報を前記医療機関データベースに格納する検証情報記憶手段をさらに備え、前記消防サーバは、前記医療機関データベースに格納された検証情報に基づいて前記消防データベースの搬送者情報を更新する搬送者情報更新手段をさらに備える事後検証支援システムである。
本発明の医療機関サーバは、消防サーバから事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶される医療機関データベースにおいて該当する搬送者情報に、事後検証の対象事案である旨を設定する事後検証受付手段と、前記医療機関データベースにおいて事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、医療機関端末より入力された検証情報を受信して前記医療機関データベースに格納する検証結果送信手段とを備える医療機関サーバである。
本発明の消防サーバは、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶される消防データベースに記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を医療機関サーバに通知する事後検証通知手段と、医療機関データベースに格納された検証情報に基づいて、前記消防データベースの搬送者情報を更新する搬送者情報更新手段とを備える消防サーバである。
本発明の事後検証支援方法は、消防データベースと消防サーバと医療機関データベースと医療機関サーバと医療機関端末とを備えるシステムにおける事後検証支援方法であって、前記消防データベースには、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶され、前記消防サーバは、前記消防データベースに記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を前記医療機関サーバに通知し、前記医療機関データベースには、前記消防データベースに記憶された搬送者情報が記憶され、前記医療機関サーバは、前記消防サーバから事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、前記医療機関データベースにおいて該当する搬送者情報に、事後検証の対象事案である旨を設定し、前記医療機関端末は、前記医療機関データベースにおいて事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、検証情報の入力を受け付け、入力された検証情報を前記医療機関サーバに送信し、前記医療機関サーバは、前記医療機関端末から受信した検証情報を前記医療機関データベースに格納し、前記消防機関サーバは、前記医療機関データベースに格納された検証情報に基づいて前記消防データベースの搬送者情報を更新する事後検証支援方法である。
本発明のプログラムは、コンピュータに、消防サーバから事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶される医療機関データベースにおいて該当する搬送者情報に、事後検証の対象事案である旨を設定する事後検証受付処理、前記医療機関データベースにおいて事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、医療機関端末より入力された検証情報を受信して前記医療機関データベースに格納する処理を実行させるプログラムである。
本発明のプログラムは、コンピュータに、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶される消防データベースに記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を医療機関サーバに通知する事後検証通知処理、医療機関データベースに格納された検証情報に基づいて、前記消防データベースの搬送者情報を更新する搬送者情報更新処理を実行させるプログラムである。
本発明は、救急業務の事後検証の効率化を図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る事後検証支援システムの概要を示すブロック図である。 図2は本発明の実施形態に係る事後検証支援システムの具体的な構成を示すブロック図である。 図3は搬送者情報を例示する図である。 図4は検証結果の入力対象の搬送者情報の選択を受け付ける場合の医療機関端末の一覧表示画面を例示する図である。 図5は検証医による検証結果等の入力を受け付ける場合の医療機関端末の表示画面を例示する図である。 図6は本発明の実施形態に係る事後検証システムにおいて、事後検証の対象事案の情報が医療機関DBに登録される処理を説明するためのシーケンス図である。 図7は本発明の実施形態に係る事後検証支援システムにおいて、事後検証の検証結果が消防DBに登録される処理を説明するためのシーケンス図である。 図8は本発明の実施形態に係るプログラムで動作するコンピュータシステム構成の一例を示す図である。
本発明の概要を説明する。
従来、救急業務の事後検証については、消防機関から検証機関に、検証に必要な書類を送付し、検証機関が搬送者の症状に応じて、担当する検証医が所属する医療機関に検証を依頼し、検証を担当した医療機関は検証結果を消防機関に書類で送付するという手続きが取られていた。
しかし、紙媒体のやり取りによる手続きでは、消防機関側で事後検証を依頼してから検証結果を得るまでに長時間を要していた。また、検証結果等の情報の保管や管理も煩雑で難しかった。
そこで、本発明は、事後検証に関する処理の効率化を図ることを目的として発明されたものである。本発明により、救急隊の救急業務の改善、スキルアップを図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る事後検証システムの概要を示すブロック図である。
本発明の事後検証システムは、消防機関のデータベース(消防DB)10と、消防機関の消防サーバ20と、医療機関のデータベース(医療機関DB)30と、医療機関サーバ40と、各医療機関の医療機関端末50とを備える事後検証支援システムである。これらは通信網により接続されている。
消防DB10は、救急車等の救急移動体により搬送された傷病者に関する搬送者情報を記憶する。搬送者情報は、例えば、救急移動体で搬送される傷病者に関する情報であり、救急移動体内で使用可能な携帯端末に救急隊員が入力した情報に基づいて作成され、消防サーバ20に送信される。
消防サーバ20は、事後検証通知部21を備える。事後検証通知部21は、消防DB10に記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を医療機関サーバ40に通知する。事後検証の対象事案の指定は、例えば消防機関に設置された端末から入力され、消防サーバ20に送信される。事後検証通知部21は、消防DB10の搬送者情報のうち、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報について、検証対象である旨を記憶するとともにその搬送者情報を医療機関サーバ40に通知する。
医療機関DB30は搬送者情報を記憶する。医療機関DB30と消防DB10には、同じ案件の搬送者情報が記憶される。消防DB10に登録された搬送者情報は消防サーバ20と医療機関サーバ40を介して医療機関DB30に格納される。消防サーバ20は、医療機関サーバ40に搬送者情報を送信するとき、一部のデータ項目の値を送信するようにしてもよい。これにより、消防機関が有する搬送者情報のうち、医療機関にとって必要なデータ項目の情報のみを渡すことができる。
医療機関サーバ40は、事後検証受付部41を備える。事後検証受付部41は、消防サーバ20から、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、医療機関DB30において該当する搬送者情報に、事後検証の対象事案である旨を設定する。
医療機関端末50は、各医療機関にそれぞれ設置された端末であり、検証結果入力部51を備える。検証結果入力部51は、医療機関DB30において事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、検証医による検証情報の入力を受け付け、入力された検証情報を医療機関サーバ40に送信する。
また、医療機関サーバ40は、医療機関端末50から受信した検証情報を医療機関DB30に格納する検証情報記憶部42をさらに備える。
また、消防サーバ20は、医療機関DB30に格納された検証情報に基づいて消防DB10の搬送者情報を更新する搬送者情報更新部22をさらに備える。消防DB10に記憶された検証結果は消防機関の端末から消防サーバ20を介して閲覧することができる。
なお、消防サーバ20に接続されたゲートウェイサーバが、消防サーバ20と医療機関サーバ40との間でデータの連携を取るための処理を行うようにしてもよい。例えば、ゲートウェイサーバが医療機関DB30に格納された検証情報を医療機関サーバ40に要求して取得し、消防サーバ20に渡すようにしてもよい。また、上記のようなゲートウェイサーバを設けずに、消防サーバ20が、医療機関DB30に格納された検証情報を医療機関サーバ40に直接要求して取得するようにしてもよい。
このように構成された事後検証支援システムによれば、検証業務のペーパレス化(電子化)や、医療機関と消防救急隊での情報共有が可能となり、救急業務の効率化を図ることができる。さらに、救急隊が医師の所見を確認することができるため、救急隊の救急業務の改善、スキルアップを図ることができる。
次に、具体的な実施の形態を説明する。
図2は本発明の実施形態に係る事後検証システムの具体的な構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る事後検証支援システムは、救急隊員が使用する携帯端末60と、消防機関のデータベース(消防DB)100と、消防機関の消防端末150と、消防機関の消防サーバ200と、医療機関のデータベース(医療機関DB)300と、医療機関サーバ400と、各医療機関の医療機関端末250と、GW(ゲートウェイ)サーバ110とを備える。
携帯端末60は、救急移動体内で使用されるタブレット端末、ノートパソコン等である。携帯端末60は、通信網130を介してGWサーバ110に接続される。尚、救急移動体は、代表的なものとして救急車があるが、これに限られず、例えば、救急用ヘリコプター等でも良い。そして、携帯端末60は、救急隊員による入力操作に応じて、搬送者情報の入力画面を表示し、入力された搬送者情報をGWサーバ110を介して消防サーバ200に送信する。
消防DB100は、救急移動体により搬送された傷病者に関する搬送者情報を記憶する。消防DB100に記憶される搬送者情報を図3に例示する。搬送者情報は、例えば、搬送ID、搬送者の年齢と性別、収容医療機関、収容日時、CPA(Cardio pulmonary arrest:心肺停止)有無、予後情報、検証フラグ、検証医所属医療機関、検証医氏名、検証日時、検証情報、検証結果入力完了フラグ等のデータ項目を含む。ここで、搬送IDは、搬送者情報を識別するためのIDである。検証フラグとは、事後検証の対象事案であるか否かを示す情報である。また、検証情報は、所定の項目について検証医が検証した結果を示す情報である。検証情報は、例えば、「観察」、「判断」、「処置」、「医療機関選定」、「検証医所見」等の項目を含む。これらのうち、「観察」、「判断」、「処置」、「医療機関選定」の項目については、標準(適切であった、活動基準どおり、特許事項なし)であるか否か、署等で確認が必要か(活動基準どおりか要確認、事例研究に取り上げるまでに至らないが円滑な救急活動を目標に本部または署で症例を確認する)、事例研究等を考慮するか(推奨事例、稀・参考症例など、今後の救急活動に活用できる症例で、各隊に周知する必要のあるもの)、要改善か(救急活動にかかわる検討事項がみられた)、を示す値がそれぞれ設定される。
消防端末150は、消防機関に設置される端末であり、事後検証指定部151と、検証結果表示部152とを備える。
事後検証指定部151は、事後検証の対象事案を指定するための入力画面を表示し、検証対象として担当者により指定された事案の情報を消防サーバ200に送信する。事後検証の対象事案の指定では、例えば、搬送者情報に含まれるデータ項目のうち、操作者により入力されたデータ項目の値を検索キーとして消防サーバ200に送信し、消防サーバ200が消防DB100の搬送者情報を検索して、該当する搬送者情報の一覧を消防端末150に送信して表示させ、その一覧表示画面において検証対象を操作者に選択させるようにしてもよい。
検証結果表示部152は、検証医による検証結果を消防サーバ200に要求して表示する。例えば、消防サーバ200が消防端末150からの要求に応じて、消防DB100の搬送者情報のうち、検証結果入力完了フラグが”1”(検証結果が入力済み)に設定されている搬送者情報の一覧を消防端末150に送信して表示させ、その一覧表示画面において検証結果の表示対象を操作者に選択させるようにしてもよい。
消防サーバ200は、搬送者情報登録部201と、事後検証通知部202と、搬送者情報更新部203とを備える。
搬送者情報登録部201は、GWサーバ110を介して携帯端末60から受信した搬送者情報を消防DB100に登録する。また、搬送者情報登録部201は、消防DB100に登録した搬送者情報をGWサーバ110を介して医療サーバ400に送信して、医療機関DB300にも登録させる。このとき、医療サーバ400には、搬送者情報の一部のデータ項目(搬送IDを含む)の値を送信するようにしてもよい。
事後検証通知部202は、消防端末150の要求に応じて、消防DB100に記憶された搬送者情報のうち、事後検証の対象事案の指定を受け付け、消防DB100において該当する搬送者情報の検証フラグを”1”(対象事案である)に設定する。また、対象事案として指定された搬送者情報をGWサーバを110介して医療機関サーバ400に通知する。この通知では、対象事案の搬送ID等を送信してもよい。
搬送者情報更新部203は、GWサーバ110が医療機関サーバ400から取得した検証情報を受信し、消防DB100において該当する搬送者情報の検証情報を、受信した検証情報で更新し、さらに、検証結果入力完了フラグに”1”(入力済)を設定する。
医療機関端末250は、各医療機関に設置され、医師により操作される端末であり、検証結果入力部251を備える。
検証結果入力部251は、医療機関DB300に事後検証の対象事案として記憶されている搬送者情報について、検証医による検証情報の入力を受け付け、入力された検証情報を医療機関サーバ400に送信する。例えば、検証医が医療機関端末250からに検証用のユーザIDでログインすると、医療機関サーバ400が消防DB100の搬送者情報のうち、検証フラグが”1”(対象事案である)に設定されている搬送者情報の一覧を医療機関端末250に送信して表示させ、その一覧表示画面において、検証結果の入力対象の搬送者情報を操作者に選択させるようにしてもよい。検証結果の入力対象の搬送者情報の選択を受け付ける場合の医療機関端末250の一覧表示画面を図4に例示する。また、操作者に選択された検証結果の入力対象の搬送者情報について、検証情報等の入力を受け付ける場合の医療機関端末250の表示画面を図5に例示する。
医療機関DB300は、搬送者情報を記憶する。医療機関DB300には消防DB100と同じ案件(同じ搬送ID)の搬送者情報が記憶される。
医療機関サーバ400は、搬送者情報登録部401と、事後検証受付部402と、検証情報記憶部403とを備える。
搬送者情報登録部401は、GWサーバ110を介して消防サーバ200から受信した搬送者情報を医療機関DB300に登録する。
事後検証受付部402は、GWサーバ110を介して消防サーバ200から事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、医療機関DB300において、受信した通知が示す搬送者情報の検証フラグを”1”(対象事案である)に設定する。
検証情報記憶部403は、医療機関端末250に入力された検証情報等を受信して医療機関DB300に格納する。また、GWサーバ110からの要求に応じて、医療機関DB300に格納した検証情報等をGWサーバ110に送信する。
GWサーバ110は、消防機関のデータベース(消防DB100)と医療機関のデータベース(医療機関DB300)とのデータを連携させるための処理を行う。
次に、本実施形態の事後検証支援システムにおいて、事後検証の対象事案の情報が医療機関DB300に登録される処理を図6を参照して説明する。図6は本発明の実施形態に係る事後検証システムにおいて、事後検証の対象事案の情報が医療機関DB300に登録される処理を説明するためのシーケンス図である。
消防端末150は、担当者による入力操作に応じて、事後検証の対象事案を指定するための入力画面を表示し、事後検証の対象事案を指定する入力を受け付けて、入力された情報を消防サーバ200に送信する(S1、S2)。
消防サーバ200は、対象事案を指定する情報を受信すると、消防DB100において、消防端末150から指定された対象事案の搬送者情報の検証フラグに対象事案である旨を設定する(S3)。また、消防サーバ200は、事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を通知する情報をGWサーバ110を介して医療機関サーバ400に送信する(S4)。
医療機関サーバ400は、医療機関DB300において、消防サーバ200から通知された搬送者情報の検証フラグに対象事案である旨を設定する(S5)。
これにより、事後検証の対象事案の情報が医療機関DB300に登録される。
次に、本実施形態の事後検証支援システムにおいて、事後検証の検証結果が消防DB100に登録される処理を図7を参照して説明する。図7は本発明の実施形態に係る事後検証支援システムにおいて、事後検証の検証結果が消防DB200に登録される処理を説明するためのシーケンス図である。
医療機関端末250は、検証医による入力操作に応じて、事後検証の検証結果を入力する搬送者情報を指定するための入力画面(図4参照)を表示し、検証医により指定された搬送者情報について検証結果を入力するための入力画面(図5参照)を表示し、検証情報の入力を受け付ける(S11)。そして、医療機関端末250は、入力された検証情報を搬送ID等の情報等とともに医療機関サーバ400に送信する(S12)。
医療機関サーバ400は、検証情報等の情報を医療機関端末250から受信すると、医療機関DB300において該当する搬送者情報に、受信した検証情報等を設定して記憶する(S13)。
GWサーバ110は、所定のタイミングで、医療機関サーバ400に検証情報を要求して取得し、取得した検証情報等を消防サーバ200に送信する(S14、S15)。
消防サーバ200は、消防DB100において該当する搬送者情報を、受信した検証情報果等に基づいて更新する(S16)。
これにより、事後検証の検証結果が消防DB100に登録され、消防端末150から消防サーバ200を介して閲覧や印刷等することができる。
本発明によれば、検証業務をペーパレス化し、医療機関と消防救急隊での情報共有を可能とするため、救急業務の効率化を図ることができる。さらに、救急隊が検証医による検証結果を確認することができるため、救急隊の救急業務の改善、スキルアップを図ることができる。
なお、医療機関サーバ400が消防DB100に格納された検証情報等のデータを用いて事後検証に関する種々の統計処理や分析処理を行うようにしてもよい。例えば、検証項目の「要改善」にチェックされた事案の搬送者情報を抽出し、所定の項目のデータ値について統計をとる等して、主にどのような事案が「要改善」にチェックされているかを分析してもよい。
尚、上述した実施の形態では、各部をハードウェアで構成したが、上述した動作の処理を情報処理装置(CPU)に行わせるプログラムによっても構成できる。図8は本発明の実施形態に係るプログラムで動作するコンピュータシステム構成の一例を示す図である。
例えば、医療機関サーバ400は、図8に示す如く、メモリ500と、CPU501と、出力部502と、入力部503と、通信部504とから構成されるコンピュータシステムによって実現可能である。この場合、メモリ500には、上述した搬送者情報登録部401と、事後検証受付部402と、検証情報記憶部403とに対応する処理を行うプログラムが格納されている。そして、CPU501がメモリ500に格納されているプログラムを実行することで、搬送者情報登録部401と、事後検証受付部402と、検証情報記憶部403との機能が実現される。消防サーバ200も同様である。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
10、100 消防データベース(消防DB)
20、200 消防サーバ
30、300 医療機関データベース(医療機関DB)
40、400 医療機関サーバ
50、250 医療機関端末
60 携帯端末
21 事後検証通知部
22 搬送者情報更新部
41 事後検証受付部
42 検証情報記憶部
51 検証結果入力部
60 携帯端末
110 GWサーバ
150 消防端末
151 事後検証指定部
152 検証結果表示部
201 搬送者情報登録部
202 事後検証通知部
203 検証結果取得部
251 検証結果入力部
401 搬送者情報登録部
402 事後検証受付部
403 検証情報記憶部

Claims (3)

  1. 消防データベースと消防サーバと医療機関データベースと医療機関サーバと医療機関端末とを備える事後検証支援システムであって、
    前記消防データベースには、救急搬送された搬送者に関する搬送者情報が記憶され、
    前記消防サーバは、前記消防データベースに記憶された搬送者情報のうち、救急業務の事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を前記医療機関サーバに通知する事後検証通知手段を備え、
    前記医療機関データベースには、前記消防データベースに記憶された搬送者情報が記憶され、
    前記医療機関サーバは、前記消防サーバから事後検証の対象事案として指定された搬送者情報を示す通知を受けて、前記医療機関データベースにおいて該当する搬送者情報に、救急業務の事後検証の対象事案である旨を設定する事後検証受付手段を備え、
    前記医療機関端末は、前記医療機関データベースにおいて救急業務の事後検証の対象事案である旨が設定されている搬送者情報について、救急活動に関して検証医が検証した結果を示す検証情報の入力を受け付け、入力された検証情報を前記医療機関サーバに送信する検証情報入力手段を備え、
    前記医療機関サーバは、前記医療機関端末から受信した検証情報を前記医療機関データベースに格納する検証情報記憶手段をさらに備え、
    前記消防サーバは、前記医療機関データベースに格納された検証情報に基づいて前記消防データベースの搬送者情報を更新する搬送者情報更新手段をさらに備え
    前記医療機関サーバは、前記消防データベースに格納された検証情報のデータを用いて、救急活動の改善が必要である旨が設定された搬送者情報を抽出して分析する
    事後検証支援システム。
  2. 消防端末をさらに有し、
    前記消防サーバは、前記消防端末からの要求に応じて、前記消防データベースに記憶されている検証情報を読み出して前記消防端末に送信する
    請求項1に記載の事後検証支援システム。
  3. 前記消防データベースに記憶される搬送者情報は、救急移動体内で使用可能な携帯端末により、救急移動体で搬送される傷病者について入力された情報に基づいて作成されたものである
    請求項1又は請求項2に記載の事後検証支援システム。
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