JP6561850B2 - 電池パックの搭載構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックの搭載構造に関する。
従来、電池パックの搭載構造は、例えば特開2014−226957号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2014−226957号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、水平方向からずれた方向から荷重が加わると電池パックが荷重入力側と反対側を支点として回転する。そのため、電池パックのロアケースとアッパーケースのシール部が変形するという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、水平方向からずれた方向から外力が加えられた場合にも電池パックを保護することができる電池パックの搭載構造を提供することである。
この電池パックの搭載構造は、電池パックを車室外に搭載する構造であって、ボデーと、ボデー下部に搭載される電池パックとを備え、電池パックは、ロアケースおよびアッパーケースを有し、これらが嵌合しており、ロアケースとアッパーケースの嵌合部はシールされており、ボデーおよびロアケースは衝撃吸収材を有し、ボデー側の衝撃吸収材とロアケースの衝撃吸収材とが対向しており、その対向した部分に凹凸が形成されている。
このように構成された電池パックの搭載構造では、ボデーの衝撃吸収材とロアケースの衝撃吸収材とが対向した部分に凹凸が形成されている。その結果、水平方向からずれた方向から衝撃が加わったとしても、ボデーの衝撃吸収材の凹凸と、ロアケースの衝撃吸収材の凹凸とが噛み合う。その結果、電池パックが回転することを防止できる。そして、アッパーケースとロアケースとのシール部を保護することができる。
本発明によれば、外部から荷重が加えられた場合にも電池パックのアッパーケースとロアケースとのシール部を保護することができる電池パックの搭載構造を提供することができる。
実施の形態に係るボデーの平面図である。 図1に示すII−II線に沿った断面図である。 図2中のIIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 比較例に係るボデーの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
図1は、実施の形態に係るボデーの平面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。図3は、図2中のIIIで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。
図1から3で示すように、電池パックの搭載構造1は、ボデー30と、ボデー下部に搭載された電池パック300とを有する。ボデー30は、フロアパネル100、フロアパネル100の側面に設けられたロッカー120、フロアパネル100から下方に突出した突出部110,130およびロッカー120に締結されたボデーEA(Energy Absorption)材200とを備える。ボデー30は、電池パック300の上方向(図2の「UP」方向)に位置する。
ボデー30の右側(図2の「RH」側)のみ図2では詳細に示している。ボデーEA材200とロッカー120とは締結部121により締結されている。電池パック300は車両に搭載されている。当該車両は電池パック300を搭載するものであればよい。例えば、当該車両として、HV(hybrid vehicle)またはEV(Electric Vehicle)がある。
ボデーEA材200はボデー30の外周部分に設けられており、側突時には、側方から矢印500で示す方向の荷重が加えられる。なお、矢印500で示す方向の荷重は必ずしも水平方向から加えられるものではなく、水平方向からずれた方向から加えられることがある。
電池パック300はフロアパネル100側に位置するアッパーケース310、アッパーケース310に嵌合するロアケース320およびアッパーケース310およびロアケース320の間に封止される電池パックモジュール330を有する。
アッパーケース310とロアケース320との嵌合面はシール部311である。シール部材により嵌合面がシールされている。
ロアケース320の端部にはロアケースEA部321が設けられている。ロアケースEA部321は、側突時に変形する。ロアケースEA部321が変形することで衝撃を吸収する。
ロアケース320とフロアパネル100の突出部130が締結部131により締結されている。ロアケース320とフロアパネル100の突出部110が締結部111により締結されている。
図3における領域Aは、電池パック300を変形させない領域である。これに対して、領域Aより外側のロアケースEA部321およびボデーEA材200は側突時に変形する。ロアケースEA部321およびボデーEA材200は変形しやすいように、たとえば中空材料で構成される。
ボデーEA材200には凹部202が設けられている。ロアケースEA部321には凸部322が設けられている。これとは反対に、ボデーEA材200に凸部が設けられ、ロアケースEA部321に凹部が設けられてもよい。さらに、ボデーEA材200には凹部および凸部が設けられ、ロアケースEA部321には凸部および凹部が設けられていてもよい。
側突時には、矢印500で示す方向、または水平方向からずれた方向からボデーEA材200に荷重が加えられる。この荷重はボデーEA材200を押圧し、ボデーEA材200はロアケースEA部321に近づく方向に変形する。変形時には、凹部202に凸部322が噛み合う。その結果、仮に水平方向からずれた方向から荷重が加えられた場合であっても、ロアケースEA部321が締結部111を中心として回転することを防止できる。
すなわち、実施の形態に従った、電池パック300を車室外に搭載する構造は、ボデー30と、ボデー30下部に搭載される電池パック300とを備える。電池パック300は、ロアケース320およびアッパーケース310を有し、これらが嵌合している。ロアケース320とアッパーケース310の嵌合部はシールされている。ボデー30およびロアケース320はボデーEA材200およびロアケースEA部321を有する。ボデーEA材200とロアケースEA部321とが対向しており、その対向した部分に凹部202および凸部322が形成されている。
図4は、比較例に係るボデーの断面図である。図4を参照して、比較例に係るボデー30に矢印510で示す方向の荷重が加えられた場合には、ボデーEA材200およびロアケースEA部321は変形する。しかし、ボデーEA材200およびロアケースEA部321に凹凸が設けられていないため、ロアケースEA部321およびボデーEA材200が嵌合することがない。比較例では、ボデーEA材200が変形すると、ボデーEA材200からロアケースEA部321へ入る荷重方向が安定しない。そのため、電池パック300は矢印Rで示す方向に締結部111を中心として回転する。その結果、電池パック300がボデー30から落下し、シール部311に影響を与える。
これに対して、実施の形態に従った構造では、ボデーEA材200とロアケースEA部321とに凹部202および凸部322を設けている。側突時には、これらが噛み合う。その結果、水平方向からずれた方向から荷重が加えられた場合でもこの荷重が水平方向の荷重に補正される。その結果、ロアケースEA部321を意図した方向に変形させる。その結果、シール部311に影響をおよぼざない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 電池パックの搭載構造、30 ボデー、100 フロアパネル、110,130 突出部、111,121,131 締結部、120 ロッカー、200 ボデーEA材、202 凹部、300 電池パック、310 アッパーケース、311 シール部、320 ロアケース、321 ロアケースEA部、322 凸部、330 電池パックモジュール。

Claims (1)

  1. 電池パックを車室外に搭載する構造であって、
    ボデーと、
    前記ボデー下部に搭載される電池パックとを備え、
    前記電池パックは、
    ロアケースと、
    前記ロアケースに嵌合したアッパーケースと、
    前記ロアケースと前記アッパーケースの嵌合部に設けられたシール部材とを有し
    前記ボデーは、ボデー衝撃吸収材を有し、
    前記ロアケースは、前記ボデー衝撃吸収材と対向する位置に設けられたロアケース衝撃吸収部を有し、
    前記ボデー衝撃吸収材と前記ロアケース衝撃吸収部とが対向した部分に凹凸が形成されており、
    前記アッパーケースは、前記ロアケース衝撃吸収部に嵌合しており、
    前記シール部材は、前記アッパーケースと前記ロアケース衝撃吸収部との嵌合部に設けられている、電池パックの搭載構造。
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