JP6558153B2 - 制振構造 - Google Patents

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本発明は、架構に設けられている一方の部材と他方の部材との間に摩擦ダンパーが備えられている制振構造に関する。
架構に設けられている一方の部材と他方の部材との間に摩擦ダンパーが備えられている制振構造としては、たとえば、柱梁架構が備えるブレースに摩擦ダンパーが組み込まれた制振構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この制振構造に組み込まれている摩擦ダンパー101は、図6に示すように、架構102に設けられているブレース103の分断された一対のブレース分断片103a、103bに掛け渡されて設けられている。摩擦ダンパー101は、図8(a)に示すように、架け渡し方向に配置される第一板材104と、第一板材104の一方の面側に重合される第二板材105と、第一板材104の他方の面側に重合される第三板材106と、を有し、第一板材104の一方の端部が一方の部材としての一方のブレース分断片103aに締結され、第二板材105は他方の部材としての他方のブレース分断片103bとの間に掛け渡された連結部材107を介して他方のブレース分断片103bに締結され、第三板材106は第二板材105との間に介在されたフィラープレート108とともに第二板材105に締結され、第一板材104、第二板材105、第三板材106が重合された部分は互いに対面方向に押圧されつつ、第一板材104と第二板材105及び第三板材106とが架け渡し方向に相対移動可能に接合されている。
特開2000−352113号公報
近年、大地震に備えて、より制振効果が高い摩擦ダンパーが求められている。図8(a)に示すような摩擦ダンパー103では、第一板材104と第二板材105及び第三板材106とが対向する面積を広くすることにより、より高い制振効果が得られる。このため、ブレース101の全長におけるより広い範囲において第一板材104と第二板材105及び第三板材106とを対向させる必要がある。上記のような摩擦ダンパー101を備えた制振構造は、第二板材105と第三板材106とがフィラープレート108を介して締結されているフィラー締結部101aと、他方のブレース分断片103bと連結部材107とが締結されている他方側締結部101bと、連結部材107と第二板材105とが締結されている連結締結部101cと、一方のブレース分断片103aと第一板材104とが締結されている一方側締結部101dと、を有している。このため、限られたブレース103の範囲内において締結部101a、101b、101c、101dが占める領域が大きくなり、第一板材104と第二板材105及び第三板材106とが対向する面積が狭められてしまうという課題がある。また、締結部101a、101b、101c、101dが多いため締結するためのボルト及びナットの数が多くなり重量やコストが嵩むという課題がある。
また、第一板材104と第二板材105及び第三板材106とが対向する面積を広くした場合には、図7、図8(b)に示すように他方側締結部101b及び一方側締結部101dを架構102により近い位置に配置しなければならない。このとき、架構102をなす柱102aや梁102bと交差するように設けられているブレース103の端部は、柱102aや梁102bと鋭角をなすように配置されるため他方側締結部101b及び一方側締結部101dの周囲の空間が狭く締結作業が困難になるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その主な目的は、より制振効果が高く施工が容易で、かつ、より軽量で安価な摩擦ダンパーを備えた制振構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の制振構造は、
架構に設けられた一方の部材と他方の部材との間に摩擦ダンパーが備えられている制振構造であって、
前記摩擦ダンパーは、
前記一方の部材側に設けられた第一板材と、
前記他方の部材に直接締結されている固定板材と、
前記第一板材と前記固定板材との一方の面側にて掛け渡され前記固定板材に締結されている第二板材と、
前記第一板材と前記固定板材との他方の面側にて掛け渡されており前記固定板材に前記第二板材とともに締結されている第三板材と、
前記第一板材と前記第二板材及び前記第三板材とを相対移動可能に押圧している押圧部材と、
を有することを特徴とする制振構造である。
このような制振構造によれば、第二板材及び前記第三板材が第一板材との間に掛け渡されている固定板材が、他方の部材に直接締結されているので、固定板材と他方の部材とを連結するためだけの部材を必要としない。このため、固定板材と他方の部材とが締結されている領域を狭くすることが可能であり、第一板材と第二板材及び前記第三板材とが対向している領域を広くすることにより、制振効果がより高い摩擦ダンパーを提供することが可能である。また、連結するためだけの部材を用いないため、第一板材と第二板材及び第三板材とが対向している領域を広くしつつも、固定板材と他方の部材との締結部を架構から離れた位置に配置することが可能である。このため、固定板材と他方の部材とを容易に締結することが可能である。このため、より制振効果が高く施工が容易な摩擦ダンパーを備えた制振構造を提供することが可能である。
かかる制振構造であって、
前記固定板材は、
前記第二板材と前記第三板材との間隔より薄い板材でなり前記他方の部材と前記第二板材及び前記第三板材とを連結している連結板材と、
前記連結板材と前記第二板材との間及び前記連結板材と前記第三板材との間のうちの少なくとも一方に介装されている介装板材と、
を有することが望ましい。
このような制振構造によれば、固定板材として、第二板材と第三板材と他方の部材とを連結するための薄い板材でなる連結板材と、薄い板材でなる連結板材と第二板材または連結板材と第三板材との間に介装される介装板材を用いることにより、固定板材を単一の板材で形成する場合より連結板材及び介装板材を薄くすることが可能であり、全体として固定板材を小さくすることにより重量及びコストを低減することが可能である。
かかる制振構造であって、
前記他方の部材と前記固定板材とを締結している第一締結部と、
前記第三板材を前記第二板材とともに前記固定板材に締結している第二締結部と、
を有することが望ましい。
このような制振構造によれば、第二板材と第三板材とを第一締結部と第二締結部とだけで固定板材に固定することが可能である。このため、締結部が少なく、締結部が占める領域が小さくなるので、第一板材と第二板材及び第三板材とが対向している領域を容易に広げることが可能であり、また、締結するための部材が少なくなるので重量やコストを低減することが可能である。
かかる制振構造であって、
前記一方の部材と前記他方の部材とは、前記架構を構成する架構構成部材と交差する姿勢にて設けられていることが望ましい。
このような制振構造によれば、一方の部材及び他方の部材は架構構成部材に対して鋭角をなすように配置される。この場合であっても、第一板材と第二板材及び第三板材とが対向する領域を広くしつつも、一方の部材及び他方の部材との締結部を架構から離れた位置に配置することができるので、一方の部材及び他方の部材との間に容易に摩擦ダンパーを備えることが可能である。
本発明によれば、より制振効果が高く施工が容易で、かつ、より軽量で安価な摩擦ダンパーを備えた制振構造を提供することが可能である。
本発明に係る制振構造を示す図である。 図1におけるA部の拡大図である。 本発明に係る制振構造の第一変形例を示す図である。 本発明に係る制振構造の第二変形例を示す図である。 図4におけるB部の拡大図である。 従来の制振構造を示す図である。 従来の制振構造における課題を説明するための図である。 図8(a)は、図6におけるC部の拡大図であり、図8(b)は、図7におけるD部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に係る制振構造を示す図であり、図2は、図1におけるA部の拡大図である。
本実施形態においては、建物の柱梁架構に摩擦ダンパーが組み込まれた制振構造を例に挙げて説明する。
図1に示すように、摩擦ダンパー1は、H型鋼でなる柱梁架構2の左右に一対配置されたブレース3にそれぞれ組み込まれている。より具体的には、各ブレース3は、柱梁架構2に係る上梁2aの端部たる仕口部2bと下梁2cの中央部2dとを結ぶ線分を架け渡し方向として、これらに架け渡されている。すなわち、各ブレース3は、柱梁架構2を構成する架構構成部材としての柱2f及び梁2a、2cと交差する姿勢にて設けられ、柱2f及び梁2a、2cと鋭角をなしている。
また、各ブレース3は、それぞれ、架け渡し方向の適宜位置で互いに間隔を隔てるように分断されて、互いに相対移動可能である。ブレース3の分断された一方のブレース分断片3aと他方のブレース分断片3bとの間に摩擦ダンパー1が介在されている。すなわち、摩擦ダンパー1は、ブレース3毎に設けられている。
図1の例では、摩擦ダンパー1は、ブレース分断片3a、3bのウエブ3aw、3bwとフランジ3af、3bfにおけるウエブ3aw、3bwを挟んで両側とにそれぞれ設けられているが、その構造は同じなので、以下では、フランジ3af、3bfの片側に設置された摩擦ダンパー1を例に挙げて説明する。
図2に示すように、摩擦ダンパー1は、柱梁架構2に設けられた一方の部材としての、分断された一方のブレース分断片3aにボルトとナットとにより一体に締結された第一板材4と、柱梁架構2を構成する他方の部材としての、分断された他方のブレース分断片3bにボルトとナットとにより一体に締結された固定板材としてのフィラープレート5と、フィラープレート5にボルトとナットとにより一体に締結され、フィラープレート5に対し他方のブレース分断片3bと同じ側にて第一板材4に掛け渡された第二板材6と、フィラープレート5にボルトとナットとにより一体に締結され、フィラープレート5に対し一方のブレース分断片3aと同じ側にて第一板材4に掛け渡された第三板材7と、第一板材4、第二板材6及び第三板材7を互いに押圧させつつ所定値以上の外力により第一板材4と第二板材6及び第三板材7とを相対移動可能に押圧する押圧部材9と、を有している。ここで、フィラープレート5の厚みは、第一板材4の厚み、すなわち第二板材6と第三板材7との間隔と等しい厚みに設定されている。また、他方のブレース分断片3bとフィラープレート5とがボルトとナットとにより一体に締結された締結部が第一締結部1aに相当し、フィラープレート5と第二板材6及び第三板材7とがボルトとナットとにより一体に締結された締結部が第二締結部1bに相当する。
第一板材4、第二板材6及び第三板材7の圧接は、適宜な押圧部材9によりなされ、ここでは、押圧部材9として、高力ボルト9a及びこれに螺合するナット9bと、第一板材4、第二板材6及び第三板材7に互いに押圧力を付勢する皿ばね9cとが用いられている。すなわち、第一板材4にはブレース3が掛け渡されている方向に沿う第一貫通長孔が、第二板材6には第二貫通孔が、第三板材7には第三貫通孔が、それぞれ板厚方向に貫通形成されている。そして、第一貫通長孔、第二貫通孔及び第三貫通孔には串刺し状に挿通された高力ボルト9aに積層された皿ばね9cが挿通され、高力ボルト9aの先端部にナット9bが螺合されている。
第一板材4が第二板材6と第三板材7との間に挟まれた状態で、高力ボルト9aとナット9bとの螺合により押圧されるとともに皿ばね9cが圧縮され、当該螺合に伴って高力ボルト9aには引っ張りの軸力が生じている。よって、この軸力を反力として圧接力が、第一板材4、第二板材6及び第三板材7に作用し、これにより、摩擦力が生じる。この各摩擦力が柱梁架構2の振動の減衰力として作用する。
本実施形態の制振構造によれば、第二板材6と第三板材7が掛け渡されているフィラープレート5が、柱梁架構2の他方のブレース分断片3bにボルトとナットにより直接締結されているので、フィラープレート5と他方のブレース分断片3bとを連結するためだけの部材を必要としない。
より具体的には、図6〜図8に示した従来の摩擦ダンパー101を備えた制振構造は、他方のブレース分断片103bと第二板材105とを連結するための連結部材107と、第二板材6と第三板材7との間に介装されるフィラープレート108とを有しており、それらを締結するフィラー締結部101a、他方側締結部101b、連結締結部101cを有していた。一方、本実施形態の摩擦ダンパー1を備えた制振構造は、第二板材6と第三板材7との間に介装されたフィラープレート5が他方のブレース分断片3bにボルトとナットとにより直接締結されている。このため、従来2つの部材であった連結部材107とフィラープレート108をフィラープレート5のみにしたことにより、部材を減らすことが可能となった。
部材が減ることにより、従来は、第二板材105及び第三板材106を他方の分断片103bに固定するためにフィラー締結部101a、他方側締結部101b、連結締結部101cという3つの締結部を有していたが、本実施形態では、第一締結部1aと第二締結部1bという2つの締結部にて固定することが可能となった。このため、ブレース3において締結部1a、1bが占める領域、すなわち第二板材6及び第三板材7と他方のブレース分断片3bとを締結する領域を、従来の制振構造より狭くすることが可能である。そして、第一板材4と第二板材6及び第三板材7とが対向する領域を広くすることにより、制振効果がより高い摩擦ダンパー1を提供することが可能である。また、連結するためだけの部材を用いないため、第一板材4と第二板材6及び第三板材7とが対向する領域を広くしつつも、フィラープレート5と他方のブレース分断片3bとの締結部を柱梁架構2の仕口部2bから離れた位置に配置することが可能である。
特に、ブレース3は、柱梁架構2を構成する柱2f及び梁2a、2cに対して交差する姿勢、すなわち柱2f及び梁2a、2cに対して斜めに設けられているので、摩擦ダンパー1が固定される一方のブレース分断片3a及び他方のブレース分断片3bは、柱2fまたは梁2a、2cと鋭角をなしている。このため、一方のブレース分断片3a及び他方のブレース分断片3bと摩擦ダンパー1との締結部が柱2f及び梁2a、2cに近づくと取り付け作業が困難であるが、本実施形態の制振構造によれば、フィラープレート5と他方のブレース分断片3bとの第一締結部1a、及び、第一板材4と一方のブレース分断片3aとの締結部1cを柱2fまたは梁2a、2cから離した位置に配置できるため、一方のブレース分断片3a及び他方のブレース分断片3bとの間に容易に摩擦ダンパー1取り付けることが可能である。このため、フィラープレート5と他方のブレース分断片3bとを容易に締結することが可能である。
さらに、従来の制振構造にて用いた連結部材107とフィラープレート108とを一体としたフィラープレート5としたことにより部材を減らし、更に締結部を減らすことにより使用するボルト・ナットの数も低減することができるので重量及びコストを低減することが可能である。このため、より制振効果が高く施工が容易で、かつ、より軽量で安価な摩擦ダンパー1を備えた制振構造を提供することが可能である。
上記実施形態においては、第二板材6と第三板材7とに第一板材4とともに挟まれる固定板材を、第二板材6と第三板材7との間隔と同じ厚みをなす1枚のフィラープレート5とした例について説明したが、これに限るものではない。図3は、本発明に係る制振構造の第一変形例を示す図である。例えば、図3に示すように、固定板材が、他方のブレース分断片3bと第二板材6とを連結する連結板材5aと、連結板材5aと第三板材7との間にて連結板材5aと重ねられ、第二板材6と第三板材7との間に介装される介装板材としてのフィラープレート5bとの2枚の板材により構成されていても構わない。この場合には、連結板材5aとフィラープレート5bを重ねた厚みが第一板材4の厚み、すなわち第二板材6と第三板材7との間隔と等しくなるように構成されている。すなわち、フィラープレート5bは、連結板材5aの厚みと第二板材6と第三板材7との間隔との差により生じる空隙を埋めている。このとき、フィラープレート5bを、連結板材5aの両面に配置して、連結板材5aと第二板材6及び第三板材7との間に各々設けても構わない。
このような場合には、連結板材5aとフィラープレート5bとで構成することにより、単一の部材でなるフィラープレート5の場合より、構成する連結板材5aとフィラープレート5bとの厚みを薄くすることができるとともにフィラープレート5bのサイズを小さくすることができるので、軽量化が図れるとともにコストを低減することが可能である。
また、上記実施形態においては、摩擦ダンパー1の第一板材4が一枚で構成された例について説明したが、これに限らず、第一板材4を複数枚備えた構成であっても構わない。図4は、本発明に係る制振構造の第二変形例を示す図であり、図5は、図4におけるB部の拡大図である。例えば、図4、図5は、第一板材4を複数枚備えた場合の一例として2枚の第一板材4を有する摩擦ダンパー10を備えた例を示している。
よって、この構成によれば、第一板材4が一枚で構成された場合よりも、これにより生じうる摩擦力を増大させることができる。
また、図4、図5における第一板材4の枚数は、何等上述の2枚に限るものではなく、三枚以上であっても良い。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 摩擦ダンパー
1a 第一締結部
1b 第二締結部
1c 締結部
2 柱梁架構
2a 上梁(架構構成部材)
2b 仕口部
2c 下梁(架構構成部材)
2d 中央部
2f 柱(架構構成部材)
3 ブレース
3a 一方のブレース分断片(一方の部材)
3af フランジ
3aw ウエブ
3b 他方のブレース分断片(他方の部材)
3bf フランジ
3bw ウエブ
4 第一板材
5 フィラープレート(固定板材)
5a 連結板材
5b フィラープレート(介装板材)
6 第二板材
7 第三板材
9 締結部材
9a 高力ボルト
9b ナット
9c 皿ばね
10 摩擦ダンパー
101 摩擦ダンパー
101a フィラー締結部
101b 他方側締結部
101c 連結締結部
101d 一方側締結部
102 架構
103 ブレース
103a 一方のブレース分断片
103b 他方のブレース分断片
104 第一板材
105 第二板材
106 第三板材
107 連結部材

Claims (4)

  1. 架構に設けられた一方の部材と他方の部材との間に摩擦ダンパーが備えられている制振構造であって、
    前記摩擦ダンパーは、
    前記一方の部材側に設けられた第一板材と、
    前記他方の部材に直接締結されている固定板材と、
    前記第一板材と前記固定板材との一方の面側にて掛け渡され前記固定板材に締結されている第二板材と、
    前記第一板材と前記固定板材との他方の面側にて掛け渡されており前記固定板材に前記第二板材とともに締結されている第三板材と、
    前記第一板材と前記第二板材及び前記第三板材とを相対移動可能に押圧している押圧部材と、
    を有することを特徴とする制振構造。
  2. 請求項1に記載の制振構造であって、
    前記固定板材は、
    前記第二板材と前記第三板材との間隔より薄い板材でなり前記他方の部材と前記第二板材及び前記第三板材とを連結している連結板材と、
    前記連結板材と前記第二板材との間及び前記連結板材と前記第三板材との間のうちの少なくとも一方に介装されている介装板材と、
    を有することを特徴とする制振構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制振構造であって、
    前記他方の部材と前記固定板材とを締結している第一締結部と、
    前記第三板材を前記第二板材とともに前記固定板材に締結している第二締結部と、
    を有することを特徴とする制振構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の制振構造であって、
    前記一方の部材と前記他方の部材とは、前記架構を構成する架構構成部材と交差する姿勢にて設けられていることを特徴とする制振構造。
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