JP6558045B2 - 吸着装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明をシート状の絶縁体を搬送する搬送装置に装備される吸着装置に具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図3に示すように、搬送装置30は、搬送対象物としてのセパレータ20を載置するための第1載置部31と、第1載置部31に載置されているセパレータ20を保持して搬送する搬送部40と、搬送部40を制御する制御部50と、セパレータ20を載置するための第2載置部32と、を有する。搬送装置30は、セパレータ20を搬送元である第1載置部31から搬送先である第2載置部32へ搬送するための装置である。
(1)吸着装置11は、シート状の絶縁体を吸着する吸着装置であって、吸引孔13が形成された基体12の吸着側面に、複数の弾性変形可能なリブ14a,14bが吸引孔13の周りに沿って延びるように、かつ二重以上の環状に形成されている。最も外側に形成されたリブ14aは円筒状(無端状)に形成され、リブ14aより内側に形成されたリブ14bは、吸引孔13から基体12の外周側に向かう方向において隣り合うリブ14b間及びリブ14bとリブ14aとの間に形成される溝部15が連通するように形成されている。基体12には、溝部15内に突出し、かつリブ14a,14bの非変形状態では先端がリブ14a,14bの先端より基体12側に位置し、シート状の絶縁体を吸着するときにはシート状の絶縁体と接触可能に金属接触子17が設けられている。したがって、シート状の絶縁体を吸着するときに、絶縁体が均一な平面状態でなくとも吸引を良好に行うことができるとともに、絶縁体に帯電した静電気を吸着時に除去することができる。
次に、第2の実施形態を図5にしたがって説明する。この実施形態では、基体12の形状が円板状ではなく矩形状である点が第1の実施形態と大きく異なっている。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
○ この明細書で「環状」とは、第1の実施形態のように、リブ14a,14bが同心円状に配置された場合、あるいは第2の実施形態のように、矩形環状(四角環状)の内側の環状部と外側の環状部とが相似形の場合に限らず、渦巻き状(スクロール状)の場合も含む。例えば、図6に示すように、矩形環状のリブ14aの内側に、リブ14bがスクロール状に配置されてもよい。この構成では、中央に形成された吸引孔13に作用する吸引力は、スクロール状に配置されたリブ14bに案内されて、リブ14aとリブ14bとの間の溝部15まで及ぶ。
○ 金属接触子17は、先端側が曲がった形状に限らず、真っ直ぐに延びる形状であってもよい。
○ 蓄電装置の電極21がセパレータ20に包まれている構成としては、電極21が袋状のセパレータ20に収容された構成に限らない。例えば、セパレータ20がシートを二つ折りにして形成され、かつシートの折り曲げ部と反対側の辺が接合されたものや、2枚のシートが対向する2辺で接合されたセパレータ20に収容されていてもよい。
○ シート状の絶縁体は、電極21を包んだセパレータ20に限らず、例えば、電極以外の平板状の部材を包んだり収容したりした樹脂製の包装材や、単なる樹脂シートであってもよい。
○ 基体12の形状は平面円形や矩形に限らない。例えば、三角形や五角形、あるいは矩形以外の四角形などの多角形であってもよい。また、楕円形や他の曲線で囲まれた図形であってもよい。
○ 隣り合う溝部15が連通するようにスリット16を設ける代わりに、リブ14bに孔を形成してもよい。
○ 全てのリブ14a,14bが一定の幅で形成される代わりに、リブ14aとリブ14bとを異なる幅で形成してもよい。また、複数のリブ14bの中に幅が異なるリブ14bを設けてもよい。
(1)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の吸着装置を備えた搬送装置。
Claims (4)
- シート状の絶縁体を吸着する吸着装置であって、
吸引孔が形成された基体の吸着側面に、複数の弾性変形可能なリブが前記吸引孔の周りに沿って延びるように、かつ二重以上の環状に形成され、
最も外側に形成されたリブは無端状に形成され、
前記最も外側に形成されたリブより内側に形成されたリブは、前記吸引孔から前記基体の外周側に向かう方向において隣り合うリブ間及び前記最も外側に形成されたリブとの間に形成される溝部が連通するように形成され、
前記基体には、前記溝部内に突出し、かつ前記リブの非変形状態では先端が前記リブの先端より前記基体側に位置し、前記絶縁体を吸着するときには前記絶縁体と接触可能に金属接触子が設けられており、
前記金属接触子は、先端側が曲がっていることを特徴とする吸着装置。 - 前記金属接触子は、幅方向が前記溝部の長手方向と交差し、真空吸着時における空気の流れの進行方向に向かって凸となるように設けられている請求項1に記載の吸着装置。
- 前記絶縁体は、蓄電装置の電極を包んだセパレータである請求項1又は請求項2に記載の吸着装置。
- シート状の絶縁体を吸着する吸着装置であって、
吸引孔が形成された基体の吸着側面に、複数の弾性変形可能なリブが前記吸引孔の周りに沿って延びるように、かつ二重以上の環状に形成され、
最も外側に形成されたリブは無端状に形成され、
前記最も外側に形成されたリブより内側に形成されたリブは、前記吸引孔から前記基体の外周側に向かう方向において隣り合うリブ間及び前記最も外側に形成されたリブとの間に形成される溝部が連通するように形成され、
前記基体には、前記溝部内に突出し、かつ前記リブの非変形状態では先端が前記リブの先端より前記基体側に位置し、前記絶縁体を吸着するときには前記絶縁体と接触可能に金属接触子が設けられており、
前記金属接触子は、幅方向が前記溝部の長手方向と交差し、真空吸着時における空気の流れの進行方向に向かって凸となるように設けられていることを特徴とする吸着装置。
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JP2015086883A JP6558045B2 (ja) | 2015-04-21 | 2015-04-21 | 吸着装置 |
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