JP6555197B2 - 希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法 - Google Patents
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工程1.出発原料として、希土類酸化物粉末と鉄粉末との混合物、もしくは、該混合物に希土類鉄複合酸化物、酸化鉄から選ばれる少なくとも一種をさらに含む混合物を調製する工程。
工程2.前記工程1で得られた混合物に金属カルシウムを所定量加え不活性ガス中にて還元拡散処理する工程。
工程3.工程2で得られた処理物に対し、水素ガスと不活性ガス、又は水素ガスと窒素ガスのいずれかの混合ガスを供給し、該混合ガスの水素分圧が0.10以上0.80以下である混合ガスを供給しながら窒化温度の400℃以上500℃以下に達するまで昇温した後に、アンモニアガスにより窒化する工程。
工程4.前記工程3で得られた窒化処理物を水中に投入して湿式処理し崩壊させ磁石粗粉末として回収し、得られた磁石粗粉末を解砕処理し、解砕処理粉末を得る。
まず、本発明の製造方法を適用する希土類−鉄−窒素系合金について説明する。
本発明の希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法について、工程順に説明する。
(1)工程1:原料粉末の混合処理工程
まず、希土類−鉄−窒素系磁石原料として、希土類酸化物粉末と鉄粉末との混合物、もしくは該混合物に希土類鉄複合酸化物、酸化鉄から選ばれる少なくとも一種をさらに含む混合物を出発原料として調製する。
次に上記工程1により得られた混合原料粉末にさらに金属カルシウムを混合して、不活性ガス雰囲気中、所定の温度で熱処理し、還元拡散法でTh2Zn17型結晶構造を有する希土類−鉄系母合金を得る。
窒化処理工程では、まず雰囲気ガスの不活性ガスを排出してから昇温を開始する。本発明において、最も重要な工程の条件として、昇温時の雰囲気ガスについては、水素ガスと不活性ガスとの混合ガス又は水素ガスと窒素ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとして供給し、この雰囲気ガス中の水素分圧が0.10以上0.80以下とした混合ガスを供給しながら窒化温度の400℃以上500℃以下に達するまで昇温する。混合ガス中の水素分圧は0.10以上0.80以下の範囲とすることが好ましく、0.30以上0.60以下の範囲がより望ましい。窒化処理工程の初期の昇温時の雰囲気ガス中の水素分圧を上記範囲とすることにより、水素吸収による反応容器内の圧力低下を緩和して内圧を一定にさせることで、圧力低下による酸素流入を防止し、その後の安定した窒化反応とすることができる。水素分圧が0.10未満であると水素吸収がきわめて遅く、昇温速度が小さいため、昇温時間がきわめて長くなり、ガスの使用量は非常に多くコストが嵩むこととなる。また、水素分圧が0.80を超えると水素が過剰に存在するため、吸収反応が一気に進行して反応容器内の圧力低下が起こるほか、粒子内への水素拡散にバラツキが生じてしまい、その後のアンモニアガスによる窒化反応において、粒子内の窒素濃度が均一にならなくなり、合金粉末中の窒素量が3.30質量%以上3.50質量%以下の範囲にならず、磁石特性の飽和磁化と保磁力が低下する。
工程4では、工程3により得られた窒化後の処理生成物をまず湿式処理し、そのあとで解砕して、希土類−鉄−窒素系合金粉末を得る。まず、湿式処理について説明する。窒化後の処理生成物に含まれている還元剤成分の副生成物(酸化カルシウムや窒化カルシウムなど)を希土類−鉄−窒素系合金粉末から分離除去する。窒化終了後の磁石粉末に対して湿式処理を行うのは、前述したとおり、窒化する前に、反応生成物を湿式処理すると、この湿式処理過程で母合金表面が酸化されて窒化の度合いをばらつかせるからである。
(1)磁気特性(飽和磁化、保磁力、角形性)
合金粉末の磁気特性は、日本ボンド磁石工業協会、ボンド磁石試験方法ガイドブック、BM−2002、BM−2005に準じて、1600A/mの配向磁界をかけてステアリン酸中で希土類−鉄−窒素系磁石粉末を配向させ試料を作製し、4000kA/mの磁界で着磁して測定した。磁石合金粉末の比重を7.67g/cm3とし、反磁場補正をせずに最大磁界1200kA/mの振動試料型磁力計を用いて、飽和磁化(4πIm、単位T)、保磁力(iHc、単位kA/m)、角形性(Hk、単位kA/m)を測定した。なお、Hkは、減磁曲線の角形性を表し、第二象限において、磁化4πIが残留磁化4πIrの90%の値を取るときの減磁界の大きさである。
解砕前の希土類−鉄−窒素系合金粉末の粒子表面、形状を走査型電子顕微鏡(SEM:株式会社日立製作所製、S−800)で観察した。
XRDによる粉末X線回折装置(XRD:マックサイエンス社製、型式:M03XHF)を用いて、測定したデータをもとに化合物の同定を行い、それら化合物の存在比率についてリートベルト解析を使用し、半定量値を算出することで、各化合物の割合を求めた。
出発原料粉末として、反応晶析法で製造された、平均粒子径が0.7μmの酸化鉄Fe2O3粉末(純度99%)100.0gと、平均粒子径が2.8μmの酸化サマリウムSm2O3粉末(純度99.5%)31.8gを秤量し、次に500mlのポリ容器中にて秤量した酸化鉄を純水130gに分散させスラリー化し、さらに酸化サマリウムを投入し、これにSUJ2製の直径5/32インチの金属ボールを追加して20時間ボールミル混合を行った。その後、ポリ容器からスラリーを排出し、金属ボールと分離した後、定置式真空凍結乾燥器にて40℃設定で20時間乾燥して混合粉末を得た。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.50の窒素−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にしてSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末の組成は、Smが23.2質量%であり、窒素については10点測定した結果、窒素濃度は、3.38質量%(最小値)から3.43質量%(最大値)であった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化についても負圧になるほどの圧力変動は認められなかった。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.15のAr−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にして行うことでSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末の組成は、Smが23.3質量%であり、窒素については10点測定した結果、窒素濃度は、3.33質量%(最小値)から3.38質量%(最大値)であった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化についても負圧になるほどの圧力変動は認められなかった。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.77のAr−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にして行うことでSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末の組成は、Smが23.2質量%であり、窒素については10点測定した結果、窒素濃度は、3.35質量%(最小値)から3.48質量%(最大値)であった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化についても負圧になるほどの圧力変動は認められなかった。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.05のAr−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にして行うことでSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末の組成は、Smが23.2質量%であり、窒素については10点測定した結果、窒素濃度は、3.32質量%(最小値)ら3.36質量%(最大値)であった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化については負圧になるほどの圧力変動は認められず、実施例1と同様に良好な特性であったが、実施例1と比べて窒化処理工程で供給したガスが総流量で2.1倍も必要としたためコスト高になる結果であった。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.85のAr−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にして行うことでSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末組成は、Smが23.4質量%であり、窒素濃度は10点測定した結果、3.28質量%(最小値)から3.67質量%(最大値)となり、ばらつきが大きかった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化については負圧になるほどの急激な圧力低下が見られ、排気側から大気が混入したことが分かった。
実施例1の条件の還元熱処理しArガスを流通しながら冷却した後、Arガスを水素分圧が0.50のアンモニア−水素混合ガスに切り替えて昇温した以外は、実施例1と同様にして行うことでSm−Fe−N合金粉末を得た。得られた合金粉末は、実施例1同様に1次粒子および1次粒子同士が焼結した、ブドウ状の2次粒子が観察された。得られた合金粉末組成は、Smが23.1質量%であり、窒素濃度は10点測定した結果、3.34質量%(最小値)から3.53質量%(最大値)となり、ばらつきが大きかった。窒化工程における昇温時の反応容器の内圧変化については負圧になるほどの急激な圧力低下が見られ、排気側から大気が混入したことが分かった。
Claims (5)
- 希土類酸化物粉末を出発原料とする還元拡散法による希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法であって、
以下の工程1乃至工程4を含むことを特徴とする希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法。
工程1.出発原料として、希土類酸化物粉末と酸化鉄粉末との混合物を調整し、該混合物を加熱して還元物とする工程。
工程2.前記工程1で得られた還元物に金属カルシウムを所定量加え不活性ガス中にて還元拡散処理する工程。
工程3.工程2で得られた処理物に対し、水素ガスと不活性ガス、又は水素ガスと窒素ガスのいずれかの混合ガスを供給し、該混合ガスの水素分圧が0.10以上0.80以下である混合ガスを供給しながら窒化温度の400℃以上500℃以下に達するまで昇温した後に、アンモニアガスにより窒化する工程。
工程4.前記工程3で得られた窒化処理物を水中に投入して湿式処理し崩壊させ磁石粗粉末として回収し、得られた磁石粗粉末を解砕処理し、解砕処理粉末を得る。 - 前記工程1の出発原料の酸化鉄粉末は、平均粒子径が3μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法。
- 前記工程2の金属カルシウムは、平均粒子径が4メッシュ以下であり、酸化物を全て還元するのに必要となる金属カルシウム量を1当量としたときに、1.5〜3.0当量使用することを特徴とする請求項1に記載の希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法。
- 前記工程4の解砕処理粉末の窒素濃度は3.30質量%以上3.50質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法。
- 前記合金粉末がSm−Fe−Nであることを特徴とする請求項1に記載の希土類−鉄−窒素系合金粉末の製造方法。
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