JP6554993B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、現金自動預払機等の自動取引装置に関し、特に、装置内に引出し可能に収納されたユニットと装置との位置調整機構を備えた自動取引装置に関する。
従来の現金自動預払機の位置調整機構は、装置内に引出し可能に収納された硬貨ユニットと装置に設けられた支持部材との間の硬貨ユニットの一方の側板に、引出し方向に傾斜する長穴を形成したストッパ部材を設け、ストッパ部材の傾斜する長穴に挿通させたネジによりストッパ部材を硬貨ユニットの側面に締結して硬貨ユニットの硬貨受け皿と、装置の投入口との位置合せを行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−79069号公報(段落0011−0013、第2図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、ストッパ部材の傾斜する長穴に挿通させたネジによりストッパ部材を硬貨ユニットの一方の側面に締結して位置合せを行っているため、位置合せの際に、ストッパ部材を引出し方向に移動させると、別に設けたロック機構のロックレバーの爪部と、爪部が係合する係合穴との位置がストッパ部材を移動させた分だけ移動してしまうため、装置とユニットとの位置合せを行う場合に、位置調整機構とロック機構の2箇所の部位で調整作業を行うことが必要になり、装置とユニットとの位置合せにおける調整作業に時間を要し、その作業効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、装置とユニットとの位置合せにおける作業効率を向上させる手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、筐体と、前記筐体内に引出し可能に収納されたユニットと、を備えた自動取引装置において、前記ユニットに設けられた取付ブラケットと、前記取付ブラケットに設けられ、先端に爪部が形成されたロックレバーと、前記取付ブラケットに設けられたストッパと、前記筐体に設けられ、前記ユニットの収納時に前記ロックレバーの爪部が係合する係合部が形成されたロックブラケットと、前記ロックブラケットに設けられ、前記ストッパを係止する係止面と、前記ストッパが前記係止面に係止されたときに、前記ロックレバーの爪部前記ロックブラケットの係合部に係合させるようにし、前記ユニットの収納位置を、前記ロックブラケットまたは前記取付ブラケットの位置を移動させて調整する位置調整機構と、を設けたことを特徴とする。
これにより、本発明は、装置とユニットとの位置合せにおける調整作業を、1箇所の部位で行うことができ、調整作業に要する作業時間を短縮して、その作業効率を向上させることができるという効果が得られる。
実施例1の現金自動預払機を示すブロック図 実施例1の現金自動預払機の外観を示す説明図 実施例1のロック部の構成を示す説明図 実施例1のロック機構のロック状態を示す説明図 実施例1の位置調整機構による引出し方向への位置調整を示す説明図 実施例1の位置調整機構による収納方向への位置調整を示す説明図 実施例2のロック部の構成を示す説明図 実施例2のロック機構のロック状態を示す説明図 実施例2のロック機構のロック状態を示す側面図 実施例2の位置調整機構による位置調整を示す説明図 実施例3のロック部の構成を示す説明図 実施例3のロック機構のロック状態を示す説明図 実施例3のロック機構のロック状態を示す側面図 実施例3の位置調整機構による位置調整を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図6を用いて本実施例の現金自動預払機およびそのロック部について説明する。
本実施例の自動取引装置としての現金自動預払機1は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置されて、金融機関のセンタに設置された図示しないホストコンピュータに、電話回線や専用回線等の通信回線を介して接続されており、顧客との間での現金による取引処理を自動で行う。
本実施例の現金自動預払機1は、その筐体2内に、図1、図2に示す各部が搭載されている。
制御部3は、通信回線を介してホストコンピュータと接続しており、現金自動預払機1内の各部を制御して取引処理等を実行する機能等を有している。
記憶部4は、制御部3が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部3による処理結果等が格納される。
操作表示部5は、現金自動預払機1の前面に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段等を備えており、表示画面に取引選択画面や各種の入力画面等を表示する機能を有すると共に、入力手段により顧客からの入力を受付ける機能を有している。
カード取扱部6は、カード挿入口6a(図2参照)から挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客の口座情報等のカード情報を読み書きする機能、レシートに取引内容等を印字してカード挿入口6aから排出する機能等を有している。
通帳取扱部7は、通帳挿入口7aから挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能、取引内容等を顧客の通帳に記帳して通帳挿入口7aから排出する機能等を有している。
紙幣ユニット8は、入金取引時等に通貨投入排出口としての紙幣投入口8aのシャッタを開放して顧客が投入した紙幣を図示しない紙幣入出金部に受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から出金する紙幣を繰出し、これを鑑別および計数して紙幣入出金部に集積し、紙幣投入口8aのシャッタを開放して集積した紙幣を顧客に引渡す機能を有している。
硬貨ユニット9は、入金取引時等に硬貨投入口9aのシャッタを開放して顧客が投入した硬貨を、図示しない硬貨受け皿等を有する硬貨入出金部に受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から出金する硬貨を繰出し、これを鑑別および計数して硬貨入出金部に集積し、硬貨投入口9aのシャッタを開放して集積した出金硬貨を顧客に引渡す機能を有している。
ロック部10は、図2に示すように、現金自動預払機1(装置1ともいう。)の筐体2に設けられた、支持部材としての仕切板2aの硬貨ユニット9側の面である内面と、ユニット9の仕切板2a側の一方の側面との間であって、硬貨ユニット9の引出し方向(図2に示す矢印A方向、引出し方向Aという。)の前端部の上部に配置されている。
以下に、本実施例のロック部10について、ユニットとして、硬貨ユニット9(以下、ユニット9という)を例に説明する。
本実施例のロック部10には、図3に示すように、ロック機構に、位置調整機構が組込まれている。
ロック機構は、先端に爪部11aが形成されたロックレバー11と、ロックレバー11の爪部11aが係合する、係合部としての係合溝12等で構成される。
ロックレバー11は、鋼板等の金属材で形成された棒状部材であって、取付ブラケット13に設けられた回転支点14を中心に回動可能に取付けられており、図示しないトーションスプリング等のバネ部材により、回転支点14を中心にロック方向(図3において反時計方向)に付勢されている。
嵌合溝12は、筺体2側のロックブラケット15に設けられ、ユニット9の収納時に、ロックレバー11の爪部11aが係合する(図4参照)。
取付ブラケット13は、鋼板等の金属材を曲折して形成され、そのフランジ部に形成された取付穴13aに挿通させた、締結手段としてのネジSでユニット9(図4参照)の一方の側面に固定される。
本実施例のロックブラケット15は、鋼板等の金属材を曲折して形成され、引出し方向Aを長手方向とした角穴である長穴Hが複数(本実施例では3つ)形成され、長穴Hに挿通させたネジSで、筺体2の仕切板2aの内面に移動可能に固定される。
つまり、ロックブラケット15は、長穴Hに挿通させたネジSに支持されながら、引出し方向Aおよびその反対方向である収納方向(引出し方向Aの前後方向という。)に移動可能に構成されている。
本実施例の位置調整機構は、位置調整ブラケットとしてのロックブラケット15の引出し方向Aの両端部に形成された2つの当接面16a、16bと、この当接面16a、16bにそれぞれ当接する受け面17a、17bが形成された、2つの調整部材としての調整板18a、18bと、ロックレバー11の取付ブラケット13に設けられたストッパ19等で構成される。
当接面16aは、ロックブラケット15の上部の引出し方向Aの前端部に、引出し方向Aに対して所定の傾斜角(本実施例では45度)で形成された斜面である。
当接面16bは、ロックブラケット15の上部の引出し方向Aの後端部に、当接面16aに対して面対象に形成された斜面である。
つまり、当接面16aと当接面16bとは、ロックブラケット15の上部の前端と後端の中央に設定した、引出し方向Aに直交方向の面に対して面対象に形成されている。
2つの調整板18は、それぞれ鋼板等の金属材で形成された板状部材であって、ロックブラケット15の上方で引出し方向の両側(前後側)に、それぞれの受け面17a、17bを、当接面16a、16bに対向させて配置され、引出し方向Aの直交方向を長手方向とした角穴である長穴Vが複数(本実施例では、それぞれ2つ)形成され、長穴Vに挿通させたネジSで、筺体2の仕切板2aの内面に移動可能に固定される。
つまり、それぞれの調整板18は、長穴Vに挿通させたネジSに案内されながら、引出し方向Aの直交方向に沿って往復移動(上下移動という。)可能に構成されている。
なお、ロックブラケット15の当接面16a、16bと、調整板18の受け面17a、17bとは、それらが面で当接するように形成されている。
ストッパ19は、ゴム等のクッション材、またはクッション材が貼付された金属材で形成され、図4に示すように、ユニット9が装置1内に収納され、ロック機構がロック状態になったときに、ロックブラケット15に設けられた係止面19aに係止される。
上記の構成の位置調整機構を用いて、装置1内のユニット9を収納したときの、ユニット9の収納位置の位置調整について、図5、図6を用いて説明する。
ユニット9の収納位置の位置調整を行う場合は、ユニット9を装置1から取外した状態で、ロックレバー11を設けた取付ブラケット13を取付穴13aに挿通させたネジSでユニット9の一方の側面に固定し、ロックブラケット15を長穴Hに挿通させたネジSで、2つの調整板18a、18bをそれぞれの長穴Vに挿通させたネジSで、それぞれ仕切板2aの内面に、中立位置(図4に示す位置)となるように仮止めする。
ロックレバー11の取付ブラケット13を固定したユニット9を、ロックブラケット15と調整板18を仮止めした装置1内に押込んで収納し、そのときの装置1とユニット9との引出し方向Aに沿った方向の位置ずれ、例えば、装置1に形成された硬貨投入口9aと、ユニット9に設けられた硬貨受皿との引出し方向Aに沿った方向の位置ずれを計測する。
位置ずれの計測後に、ユニット9を装置1から取外し、測定した位置ずれが、引出し方向Aの前方にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図5に示すように、ロックブラケット15を前方(図において右側)に移動させるために、ロックブラケット15と調整板18の仮止めしたネジSを緩め、ロックブラケット15を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら、長穴Hの長手方向に沿って前方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板18aの受け面17aは斜面で形成されているので、ロックブラケット15の斜面からなる当接面16aに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って当接面16a上を摺動しながら上方に移動する。
また、調整板18bの受け面17bは、ロックブラケット15の当接面16bによる支持が解除され、手動により受け面17bが当接面16bに当接するまで下方に移動させる。
そして、ロックブラケット15の当接面16aおよび16bと、2つの調整板18の受け面17aおよび17bとを当接させた状態で、各ネジSを締付けてロックブラケット15と2つの調整板18とを仕切板2aの内面に、図5に示す状態で固定する。
測定した位置ずれが、引出し方向Aの後方(収納方向)にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図6に示すように、ロックブラケット15を後方(図において左側)に移動させるために、ロックブラケット15と調整板18の仮止めしたネジSを緩め、ロックブラケット15を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら、長穴Hの長手方向に沿って後方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板18bの受け面17bは斜面で形成されているので、ロックブラケット15の斜面からなる当接面16bに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って当接面16b上を摺動しながら上方に移動する。
また、調整板18aの受け面17aは、ロックブラケット15の当接面16aによる支持が解除され、手動により受け面17aが当接面16aに当接するまで下方に移動させる。
そして、ロックブラケット15の当接面16aおよび16bと、2つの調整板18の受け面17aおよび17bとを当接させた状態で、各ネジSを締付けてロックブラケット15と2つの調整板18とを仕切板2aの内面に、図6に示す状態で固定する。
ロックブラケット15と2つの調整板18の固定後に、ユニット9を装置1内に押込むと、取付ブラケット13に設けたストッパ19が、ロックブラケット15の係止面19aに係止されたときに、ロックレバー11の爪部11aがロックブラケット15の係合溝12に係合し、図4に示すロック状態になる。
このとき、本実施例のロック機構は、ロックブラケット15が引出し方向Aに移動したとしても、ストッパ19の係止面19a側の面と、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット15の係合溝12と、係止面19aとの相対位置が変化しないので、ロック機構の位置合せを行うための調整作業が不要になる。
また、図5において、調整板18aに斜面である受け面17aを設けてあるので、ロックブラケット15が、図において右側から押された場合は、受け面17aによってそれに当接する当接面16aが形成されたロックブラケット15の右側への滑りが防止され、図6において、調整板18bに斜面である受け面17bを設けてあるので、ロックブラケット15が、図において左側から押された場合は、受け面17bによってそれに当接する当接面16bが形成されたロックブラケット15の左側への滑りが防止される。
以上説明したように、本実施例では、ロックブラケット15に、その両端部に斜面である2つの当接面16を引出し方向Aに面対象となるように形成すると共に、引出し方向Aに沿った複数の長穴Hを設け、その両側に配置した2つの調整板18に、当接面16に当接する斜面である受け面17を設けると共に、引出し方向Aの直交方向に沿った長穴Vを設けて、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット15の係合溝12との引出し方向Aの相対位置が変化しないようにしたので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業を、1箇所の部位で行うことができ、調整作業に要する作業時間を短縮して、その作業効率を向上させることができる。
また、本実施例では、ロックブラケット15の各当接面16と、2つの調整板18のそれぞれの受け面17を斜面で形成したので、ユニット9の押込み時におけるストッパ19と係止面19aとの衝突に伴う引出し方向Aとは逆方向の力、およびストッパ19が衝突したときの反動や、ユニット9の引出し時の爪部11aの係合溝12への引っ掛かりに伴う引出し方向Aの力によるロックブラケット15や調整板18の滑りを防止することができ、位置調整後のユニット9の収納位置の経時変化を防止することができる。
なお、上記特許文献1のような、引出し方向Aに傾斜する長穴である傾斜長穴を設けた位置調整機構をロック部10に組込んだ場合には、傾斜長穴を設けたロックブラケット15を引出し方向Aに沿って移動させると、ロックブラケット15に設けた係合溝12が上方または下方に移動してしまうため、取付ブラケット13の固定位置を上下に移動させる機構が新たに必要になるが、本実施例では、ロックブラケット15に引出し方向Aに沿った複数の長穴Hを設けたので、取付ブラケット13を規定の位置に固定すれば、その後にロックレバー11の位置調整を行う必要がなくなるため、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業の作業効率を高めることができる。
以下に、図7ないし図10を用いて本実施例の現金自動預払機およびそのロック部について説明する。なお上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のロック部10には、図7に示すように、ロック機構に、位置調整機構が組込まれている。
ロック機構は、先端に爪部11aが形成されたロックレバー11と、ロックレバー11の爪部11aが係合する、係合部としての係合穴22等で構成される。
ロックレバー11および取付ブラケット13の構成は、上記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
係合穴22は、筐体2側のロックブラケット24に設けられ、ユニット9の収納時に、ロックレバー11の爪部11aが係合する(図8、図9参照)。
本実施例のロックブラケット24は、鋼板等の金属材を曲折して形成され、筐体2の仕切板2aへの取付部24aに設けられた、引出し方向Aを長手方向とした角穴である複数(本実施例では2つ)の長穴Hに挿通させたネジSで、筐体2の仕切板2aの内面に移動可能に固定される。
つまり、ロックブラケット24は、上記実施例1と同様に、長穴Hに挿通させたネジSに支持されながら、引出し方向Aの前後方向に移動可能に構成されている。
本実施例の位置調整機構は、位置調整ブラケットとしてのロックブラケット24の取付部24aに設けられた矩形の開口部25に形成された2つの当接面26a、26bと、この当接面26a、26bにそれぞれ当接する受け面27a、27bが形成された、調整部材としての調整板28と、ロックレバー11の取付ブラケット13に設けられたストッパ19等で構成される。
ストッパ19の構成は、上記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
当接面26aは、ロックブラケット24の開口部25の上部の引出し方向Aの角部に、引出し方向Aに対して所定の傾斜角(本実施例では45度)で形成された斜面である。
当接面26bは、ロックブラケット24の開口部25の下部の引出し方向Aとは逆方向(収納方向)の角部に、当接面26aに対して点対象に形成された斜面である。
つまり、当接面26aと当接面26bとは、矩形の開口部25の、2つの対角線の一方の対角線の両端部に、対角線の交点を中心として点対象に形成されている。
これにより、当接面26aと当接面26bは、平行となるように形成される。
調整板28は、鋼板等の金属材で形成された開口部25より小さい矩形の板状部材であって、ロックブラケット24の開口部25に、受け面27a、27bを、当接面26a、26bに接触させながら摺動可能に配置され、引出し方向Aの直交方向を長手方向とした角穴である長穴Vが複数(本実施例では2つ)形成され、長穴Vに挿通させたネジSで、筺体2の仕切板2aの内面に移動可能に固定される。
つまり、調整板28は、長穴Vに挿通させたネジSに案内されながら、引出し方向Aの直交方向に沿って上下移動可能に構成されている。
なお、開口部25の当接面26a、26bと、調整板28の受け面27a、27bとは、それらが面が常に接触するように形成されている。
また、開口部25と調整板28との間には、調整板28の摺動が可能なように、前後方向および上下方向に隙間が設けられている。
上記の構成の位置調整機構を用いて、装置1内のユニット9を収納したときの、ユニット9の収納位置の位置調整について、図9、図10を用いて説明する。
ユニット9の収納位置の位置調整を行う場合は、ユニット9を装置1から取外した状態で、ロックレバー11を設けた取付ブラケット13を取付穴13aに挿通させたネジSでユニット9の一方の側面に固定し、ロックブラケット24を長穴Hに挿通させたネジSで、調整板28を長穴Vに挿通させたネジSで、それぞれ仕切板2aの内面に、中立位置(図8、図9に示す位置)となるように仮止めする。
ロックレバー11の取付ブラケット13を固定したユニット9を、ロックブラケット24と調整板28を仮止めした装置1内に押込んで収納し、上記実施例1と同様に、そのときの装置1とユニット9との引出し方向Aに沿った方向の位置ずれを計測する。
位置ずれの計測後に、ユニット9を装置1から取外し、測定した位置ずれが、引出し方向Aの前方にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図10(a)に示すように、ロックブラケット24を前方(図において右側)に移動させるために、ロックブラケット24と調整板28の仮止めしたネジSを緩め、ロックブラケット24を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら長穴Hの長手方向に沿って前方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板28の受け面27bは斜面で形成されているので、ロックブラケット24の開口部25の斜面からなる当接面26bに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って、当接面26b上を摺動しながら上方に移動する。
また、調整板28の受け面27aは、ロックブラケット24の開口部25の当接面26aと常に接触しているので、当接面26bによる調整板28の上方への移動に伴って、当接面26a上を摺動しながら上方に移動する。
そして、ロックブラケット24を位置ずれの測定値に相当する長さ分、前方へ移動させた状態で、各ネジSを締付けてロックブラケット24と調整板28とを仕切板2aの内面に、図10(a)に示す状態で固定する。
測定した位置ずれが、引出し方向Aの後方にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図10(b)に示すように、ロックブラケット24を後方(図において左側)に移動させるために、ロックブラケット24と調整板28の仮止めしたネジSを緩め、ロックブラケット24を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら長穴Hの長手方向に沿って後方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板28の受け面27aは斜面で形成されているので、ロックブラケット24の開口部25の斜面からなる当接面26aに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って当接面26a上を摺動しながら下方に移動する。
また、調整板28の受け面27bは、ロックブラケット24の開口部25の当接面26bと常に接触しているので、当接面26aによる調整板28の下方への移動に伴って、当接面26b上を摺動しながら下方に移動する。
そして、ロックブラケット24を位置ずれの測定値に相当する長さ分、後方へ移動させた状態で、各ネジSを締付けてロックブラケット24と調整板28とを仕切板2aの内面に、図10(b)に示す状態で固定する。
ロックブラケット24と調整板28の固定後に、ユニット9を装置1内に押込むと、取付ブラケット13に設けたストッパ19が、ロックブラケット24の係止面19aに係止されたときに、ロックレバー11の爪部11aがロックブラケット24の係合穴22に係合し、図8、図9に示すロック状態になる。
このとき、本実施例のロック機構は、ロックブラケット24が引出し方向Aに移動したとしても、ストッパ19の係止面19a側の面と、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット24の係合穴22と、係止面19aとの相対位置が変化しないので、ロック機構の位置合せを行うための調整作業が不要になる。
また、図10において、調整板28に斜面である受け面27a、27bを設けてあるので、ロックブラケット24が、図において右側から押された場合は、受け面27aによってそれに当接する当接面26aが形成されたロックブラケット24の右側への滑りが防止され、左側から押された場合は、受け面27bによってそれに当接する当接面26bが形成されたロックブラケット24の左側への滑りが防止される。
なお、本説明では、ロックブラケット24を前後方向に移動させて位置調整を行うとして説明したが、調整板28を上下方向に移動させて位置調整を行うようにしてもよい。このようにしても、調整板28の上下移動に伴ってロックブラケット24が自動的に前後方向に移動する。
以上説明したように、本実施例では、ロックブラケット24に設けた開口部25の引出し方向Aの2つの角部に、斜面である2つの当接面26を引出し方向Aに点対象となるように形成すると共に、引出し方向Aに沿った複数の長穴Hを設け、その開口部25内に配置した調整板28に、当接面26に常に接触する斜面である受け面27を設けると共に、引出し方向Aの直交方向に沿った長穴Vを設けて、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット24の係合穴22との引出し方向Aの相対位置が変化しないようにしたので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業を、1箇所の部位で行うことができ、調整作業に要する作業時間を短縮して、その作業効率を向上させることができる。
また、本実施例では、ロックブラケット24または調整板28を移動させれば、調整板28またはロックブラケット24が自動的に上方または下方に移動するので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業において、1つの部品の位置調整を行えば、1回の調整作業で装置1とユニット9との位置合せを行うことができ、上記実施例1に比べて調整作業における作業効率を効率化することができる。
更に、本実施例では、ロックブラケット24の開口部25の当接面26と、調整板28の各受け面17を斜面で形成したので、ユニット9の押込み時におけるストッパ19と係止面19aとの衝突に伴う引出し方向Aとは逆方向の力、およびストッパ19が衝突したときの反動や、ユニット9の引出し時の爪部11aの係合穴22への引っ掛かりに伴う引出し方向Aの力によるロックブラケット24や調整板28の滑りを防止することができ、位置調整後のユニット9の収納位置の経時変化を防止することができる。
以下に、図11ないし図14を用いて本実施例の現金自動預払機およびそのロック部について説明する。なお上記実施例1および実施例2と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例のロック部10には、図11に示すように、ロック機構に、位置調整機構が組込まれているが、位置調整機構が、ロックレバー11側に設けられていることが上記実施例1および実施例2とは異なっている。
ロック機構は、先端に爪部11aが形成されたロックレバー11と、ロックレバー11の爪部11aが係合する、係合部としての係合穴32等で構成される。
ロックレバー11は、図示方向が上記実施例1とは異なっているが、構成は上記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
また、本実施例のロックレバー11は、上記実施例1と同様に、ユニット9側の取付ブラケット33に取付けられている。
係合穴32は、筐体2側のロックブラケット34に設けられ、ユニット9の収納時に、ロックレバー11の爪部11aが係合する(図12、図13参照)。
本実施例のロックブラケット34は、鋼板等の金属材を曲折して形成され、図12に示すように、そのフランジ部に形成された取付穴34aに挿通させたネジSで、筺体2の仕切板2aの内面に固定される。
本実施例の取付ブラケット33は、鋼板等の金属材を曲折して形成され、ユニット9の一方の側面への取付部33aに設けられた、引出し方向Aを長手方向とした角穴である複数(本実施例では2つ)の長穴Hに挿通させたネジSでユニット9(図12参照)の一方の側面に移動可能に固定される。
つまり、取付ブラケット33は、長穴Hに挿通させたネジSに支持されながら、引出し方向Aの前後方向に移動可能に構成されている。
本実施例の位置調整機構は、位置調整ブラケットとしての取付ブラケット33の取付部33aに設けられた、上記実施例2と同様の当接面26a、26bが形成された矩形の開口部25と、上記実施例2と同様の受け面27a、27bおよび複数(本実施例では2つ)の長穴Vが形成された、調整部材とその調整板28と、取付ブラケット33に設けられたストッパ19等で構成される。
ストッパ19の構成は、上記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
調整板28は、上記実施例2と同様に、取付ブラケット33の開口部25に、受け面27a、27bを、当接面26a、26bに接触させながら摺動可能に配置されている。
なお、開口部25の当接面26a、26bと、調整板28の受け面27a、27bとは、それらが面が常に接触するように形成されている。
また、開口部25と調整板28との間には、調整板28の摺動が可能なように、前後方向および上下方向に隙間が設けられている。
上記の構成の位置調整機構を用いて、装置1内のユニット9を収納したときの、ユニット9の収納位置の位置調整について、図13、図14を用いて説明する。
ユニット9の収納位置の位置調整を行う場合は、ユニット9を装置1から取外した状態で、ロックレバー11を設けた取付ブラケット33を長穴Hに挿通させたネジSで、調整板28を長穴Vに挿通させたネジSで、それぞれユニット9の一方の側面に、中立位置(図12、図13に示す位置)となるように仮止めし、ロックブラケット34を取付穴34aに挿通させたネジSで仕切板2aの内面に固定する。
取付ブラケット33と調整板28を仮止めしたユニット9を、ロックブラケット34を固定した装置1内に押込んで収納し、上記実施例1と同様に、そのときの装置1とユニット9との引出し方向Aに沿った方向の位置ずれを計測する。
位置ずれの計測後に、ユニット9を装置1から取付ブラケット33が視認できる位置まで引出し、測定した位置ずれが、引出し方向Aの前方にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図14(a)に示すように、取付ブラケット33を前方(図において左側)に移動させるために、取付ブラケット33と調整板28の仮止めしたネジSを緩め、取付ブラケット33を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら長穴Hの長手方向に沿って前方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板28の受け面27aは斜面で形成されているので、取付ブラケット33の開口部25の斜面からなる当接面26aに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って当接面26b上を摺動しながら下方に移動する。
また、調整板28の受け面27bは、取付ブラケット33の開口部25の当接面26bと常に接触しているので、当接面26aによる調整板28の下方への移動に伴って、当接面26b上を摺動しながら下方に移動する。
そして、取付ブラケット33を位置ずれの測定値に相当する長さ分、前方へ移動させた状態で、各ネジSを締付けて取付ブラケット33と調整板28とをユニット9の一方の側面に、図14(a)に示す状態で固定する。
測定した位置ずれが、引出し方向Aの後方にユニット9を移動させる必要がある位置ずれの場合は、図14(b)に示すように、取付ブラケット33を後方(図において右側)に移動させるために、取付ブラケット33と調整板28の仮止めしたネジSを緩め、取付ブラケット33を位置ずれの測定値に相当する長さ分、ネジSに支持させながら、長穴Hの長手方向に沿って後方へ移動させる。
このとき、本実施例の調整板28の受け面27bは斜面で形成されているので、取付ブラケット33の開口部25の斜面からなる当接面26bに押され、ネジSに案内されながら、長穴Vの長手方向に沿って当接面26b上を摺動しながら上方に移動する。
また、調整板28の受け面27aは、取付ブラケット33の開口部25の当接面26aと常に接触しているので、当接面26bによる調整板28の上方への移動に伴って、当接面26a上を摺動しながら上方に移動する。
そして、取付ブラケット33を位置ずれの測定値に相当する長さ分、後方へ移動させた状態で、各ネジSを締付けて取付ブラケット33と調整板28とをユニット9の一方の側面に、図14(b)に示す状態で固定する。
取付ブラケット33と調整板28の固定後に、ユニット9を装置1内に押込むと、取付ブラケット33に設けたストッパ19が、ロックブラケット34の係止面19aに係止されたときに、ロックレバー11の爪部11aがロックブラケット34の係合穴32に係合し、図12、図13に示すロック状態になる。
このとき、本実施例のロック機構は、取付ブラケット33が引出し方向Aに移動したとしても、ストッパ19の係止面19a側の面と、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット34の係合穴32と、係止面19aとの相対位置が変化しないので、ロック機構の位置合せを行うための調整作業が不要になる。
また、図14において、調整板28に斜面である受け面27a、27bを設けてあるので、取付ブラケット33が、図において右側から押された場合は、受け面27aによってそれに当接する当接面26aが形成された取付ブラケット33の右側への滑りが防止され、左側から押された場合は、受け面27bによってそれに当接する当接面26bが形成された取付ブラケット33の左側への滑りが防止される。
なお、本説明では、取付ブラケット33を前後方向に移動させて位置調整を行うとして説明したが、調整板28を上下方向に移動させて位置調整を行うようにしてもよい。このようにしても、調整板28の上下移動に伴って取付ブラケット33が自動的に前後方向に移動する。
以上説明したように、本実施例では、取付ブラケット33に設けた開口部25の引出し方向Aの2つの角部に、斜面である2つの当接面26を引出し方向Aに点対象となるように形成すると共に、引出し方向Aに沿った複数の長穴Hを設け、その開口部25内に配置した調整板28には、当接面26に常に接触する斜面である受け面27を設けると共に、引出し方向Aの直交方向に沿った長穴Vを設けて、ロックレバー11の爪部11aと、ロックブラケット34の係合穴32との引出し方向Aの相対位置が変化しないようにしたので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業を、1箇所の部位で行うことができ、調整作業に要する作業時間を短縮して、その作業効率を向上させることができる。
また、本実施例では、取付ブラケット33または調整板28を移動させれば、調整板28または取付ブラケット33が自動的に上方または下方に移動するので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業において、1つの部品の位置調整を行えば、1回の調整作業で装置1とユニット9との位置合せを行うことができ、上記実施例2と同様に、上記実施例1に比べて調整作業における作業効率を効率化することができる。
更に、本実施例では、位置調整機構の取付ブラケット33と調整板28を、ユニット9の一方の側面に移動可能に固定するようにしたので、装置1とユニット9との位置合せにおける調整作業を、ユニット9を装置1から取外すことなく、ユニット9を装置1から引出すだけで行うことができ、上記実施例2に比べて調整作業における作業効率を効率化することができる。
更に、本実施例では、取付ブラケット33の開口部25の当接面26と、調整板28の各受け面17を斜面で形成したので、ユニット9の押込み時におけるストッパ19と係止面19aとの衝突に伴う引出し方向Aとは逆方向の力、およびストッパ19が衝突したときの反動や、ユニット9の引出し時の爪部11aの係合穴32への引っ掛かりに伴う引出し方向Aの力による取付ブラケット33や調整板28の滑りを防止することができ、位置調整後のユニット9の収納位置の経時変化を防止することができる。
なお、上記各実施例においては、ストッパ19は取付ブラケットに、係止面19aはロックブラケットに設けるとして説明したが、ストッパ19をロックブラケットに設け、係止面19aを取付ブラケットに設けるようにしても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記各実施例においては、ロックブラケットを取付ける支持部材は、筺体2に設けた仕切板2aであるとして説明したが、支持部材は前記に限らず、筺体2の両側の側板のいずれか一方や、筺体2に設けた取付板等であってもよい。要は、ロックブラケットを筐体側に取付けることが可能な部位であれば、どのような部位であってもよい。
更に、上記各実施例においては、ロック部10を、ユニットの引出し方向Aの前端部の上部に配置するとして説明したが、ロック部10を他の部位、例えばユニットの後端部の下部に設けるようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、ユニットを装置1の前面側から引出す前面機として説明したが、ユニットを装置1の後面側から引出す後面機に本発明を適用しても、上記と同様の効果を得ることができる。
更に、上記各実施例では、ユニットは、硬貨ユニットであるとして説明したが、紙幣ユニット等であっても同様である。
更に、上記各実施例では、自動取引装置は、現金自動預払機であるとして説明したが、現金処理装置や両替機等の、引出し可能に収納されたユニットを搭載した装置であればどのような装置であってもよい。要は、装置とユニットとの引出し方向の位置調整が必要な装置に、本実施例のロック部10を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
1 現金自動預払機
2 筐体
2a 仕切板
3 制御部
4 記憶部
5 操作表示部
6 カード取扱部
6a カード挿入口
7 通帳取扱部
7a 通帳挿入口
8 紙幣ユニット
8a 紙幣投入口
9 硬貨ユニット
9a 硬貨投入口
10 ロック部
11 ロックレバー
11a 爪部
12 係合溝
13、33 取付ブラケット
13a、34a 取付穴
14 回転支点
15、24、34 ロックブラケット
16、16a、16b、26、26a、26b 当接面
17、17a、17b、27、27a、27b 受け面
18、28 調整板
19 ストッパ
19a 係止面
22、32 係合穴
H、V 長穴
S ネジ

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に引出し可能に収納されたユニットと、を備えた自動取引装置において、
    前記ユニットに設けられた取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットに設けられ、先端に爪部が形成されたロックレバーと、
    前記取付ブラケットに設けられたストッパと、
    前記筐体に設けられ、前記ユニットの収納時に前記ロックレバーの爪部が係合する係合部が形成されたロックブラケットと、
    前記ロックブラケットに設けられ、前記ストッパを係止する係止面と、
    前記ストッパが前記係止面に係止されたときに、前記ロックレバーの爪部前記ロックブラケットの係合部に係合させるようにし、前記ユニットの収納位置を、前記ロックブラケットまたは前記取付ブラケットの位置を移動させて調整する位置調整機構と、を設けたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    位置調整機構は、位置調整ブラケットと、調整部材とを備え、
    前記位置調整ブラケットは、前記ユニットの引出し方向に対して所定の傾斜角で形成された斜面である当接面と、前記引出し方向に沿った長穴と、を有し、
    前記調整部材は、前記当接面に当接する斜面である受け面と、前記引出し方向の直交方向に沿った長穴と、を有することを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記位置調整ブラケットを前記ロックブラケットとし、
    前記ロックブラケットは、前記引出し方向の両端部に面対象に形成した前記当接面を有し、
    前記調整部材を、前記当接面の両側に配置したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記位置調整ブラケットを前記ロックブラケットとし、
    前記ロックブラケットは、前記引出し方向の2つの角部に前記当接面を点対称に形成した開口部を有し、
    前記調整部材を、前記開口部内に摺動可能に配置したことを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記位置調整ブラケットを、前記取付ブラケットとし、
    前記取付ブラケットは、前記引出し方向の2つの角部に前記当接面を点対称に形成した開口部を有し、
    前記調整部材を、前記開口部内に摺動可能に配置したことを特徴とする自動取引装置。
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