JP6554858B2 - 液体吐出装置および液体吐出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置および液体吐出方法に関する。
特許文献1には、マスクパターンの一部を重複させ、所定のラスターラインを複数回の印字パスで形成する画像形成方法が提案されている。特許文献1に記載の画像形成方法では、ドットの打ち込み量のパターンを台形にすることで、送り量毎に平滑な打ち込み量を確保している。
特開平11−245384号公報
しかしながら、特許文献1では、複数回の印字パス(「パス」と呼ぶ。)で形成される領域において、高Duty(ドットの打ち込み量が多いもの)のパスの次に低Duty(ドットの打ち込み量が低いもの)のパスが実行される部分と、低Dutyのパスの次に高Dutyのパスが実行される部分とがある。ここで、高Dutyのパスで吐出されたインクは乾きにくいため、先に高Dutyのパスを行った場合と、先に低Dutyのパスを行った場合では、媒体への滲み方が異なるため、周期的な色変化が発生し、ムラが発生する場合があることが分かってきた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の形態によれば、液体吐出装置が提供される。この液体吐出装置は、媒体に対して液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルを前記媒体に対して相対的に移動させる移動部と、前記複数のノズル及び前記移動部を制御する制御部と、を備える液体吐出装置であって、前記複数のノズルは、第1閾値未満のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第1種ノズル群と、前記第1閾値以上、かつ、第2閾値未満のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第2種ノズル群と、前記第2閾値以上のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第3種ノズル群と、を含み、前記制御部は、主走査線上におけるドットの記録をN回(Nは2以上の整数)の主走査パスで完了するマルチパス記録を実行し、前記媒体上の第1領域に対して、前記第1種ノズル群による吐出、前記第3種ノズル群による吐出、の順で前記液体を吐出し、前記第1領域に隣接する第2領域に対して、前記第2種ノズル群による吐出を行い、前記第2領域には隣接するが、前記第1領域には隣接しない第3領域に対して、前記第3種ノズル群による吐出、前記第1種ノズル群による吐出、の順で前記液体を吐出する。この形態によれば、1回目のパスにおいてノズル使用率が第1閾値より小さく吐出された液体が乾き易く滲み難い第1領域と、1回目のパスにおいてノズル使用率が第2閾値より大きく吐出された液体が乾き難く滲み易い第3領域と、の間に、ノズル使用率が第1閾値と第2閾値との間である第2種ノズル群のノズルで液体を吐出するので、ムラを目立ち難く出来る。
(2)上記形態において、前記第1種ノズル群のノズル数と、前記第3種ノズル群のノズル数と、は同じであってもよい。この形態によれば、第1領域と第3領域の大きさを同じにでき、第1領域、第2領域、第3領域のノズル使用率の和を等しく出来る。
(3)上記形態において、前記第1種ノズル群のノズル数と、前記第2種ノズル群のノズル数と、前記第3種ノズル群のノズル数とは同じであってもよい。この形態によれば、第1領域、第2領域、第3領域の大きさが同じであるので、ムラをより目立ち難く出来る。
(4)上記形態において、前記第2領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数は、前記第1領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数よりも少なく、且つ前記第3領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数よりも少なくてもよい。この形態によれば、第1領域、第2領域、第3領域のノズル使用率の和を等しく出来る。
(5)上記形態において、前記第1種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第3種ノズル群は、副走査方向に、前記第1種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第3種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第1種ノズル群の順に配置されていてもよい。この形態によれば、第1領域と第3領域とを隣接させないようにできる。
(6)上記形態において、前記第1種ノズル群のノズル使用率は、0%以上40%未満であり、前記第2種ノズル群のノズル使用率は、40%以上60%未満であり、前記第3種ノズル群のノズル使用率は、60%以上100%以下であってもよい。ノズル使用率がこの範囲にあれば、ムラをより目立ち難く出来る。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、液体吐出装置の他、液体吐出方法等、様々な形態で実現することができる。
液体吐出システムの構成を示す説明図。 記録ヘッドのノズル列の構成の一例を示す説明図。 3つの主走査パスにおけるノズル列の位置と、その位置における記録領域と、を示す説明図。 ノズルとノズル使用率の関係を示す説明図。 5回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図。 比較例における5回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図。 第2実施形態を示す説明図。 第3実施形態を示す説明図。 第4実施形態を示す説明図。 第5実施形態を示す説明図。 第6実施形態を示す説明図。 第7実施形態を示す説明図。 3回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図。
第1実施形態
図1は、液体吐出システムの構成を示す説明図である。液体吐出システム10は、画像処理ユニット20と、液体吐出装置60とを備える。画像処理ユニット20は、画像データ(例えばRGBの画像データ)から液体吐出装置60用の印刷データを生成する。
画像処理ユニット20は、CPU40(「制御部40」とも呼ぶ)と、ROM51と、RAM52と、EEPROM53と、出力インターフェース45と、を備える。CPU40は、色変換処理部42と、ハーフトーン処理部43と、ラスターライザー44の機能を有する。これらの機能は、コンピュータープログラムによって実現される。色変換処理部42は、画像の多階調RGBデータを、複数色のインクのインク量を表すインク量データに変換する。ハーフトーン処理部43は、インク量データに対してハーフトーン処理を実行することによって、画素毎のドット形成状態を示すドットデータを作成する。ラスターライザー44は、ハーフトーン処理で生成されたドットデータを、液体吐出装置60による個々の主走査で使用されるドットデータに並べ替える。以下では、ラスターライザー44で生成された各主走査用のドットデータを「ラスターデータ」と呼ぶ。以下の各種の実施形態において説明するドット記録の動作は、ラスターライザー44によって実現されるラスターライズ動作(すなわち、ラスターデータによって表現される動作)である。
液体吐出装置60は、例えばシリアル式インクジェット記録装置であり、制御ユニット61と、キャリッジモーター70と、駆動ベルト71と、プーリー72と、摺動軸73と、紙送りモーター74と、紙送りローラー75と、キャリッジ80と、インクカートリッジ82〜87と、記録ヘッド90と、を備える。
駆動ベルト71は、キャリッジモーター70と、プーリー72の間に張られている。駆動ベルト71には、キャリッジ80が取り付けられている。キャリッジ80には、例えば、シアンインク(C)、マゼンタインク(M)、イエローインク(Y)、ブラックインク(K)、ライトシアンインク(Lc)、ライトマゼンタインク(Lm)をそれぞれ収容したインクカートリッジ82〜87が搭載される。なお、インクとしては、この例以外の種々のものを利用可能である。キャリッジ80の下部の記録ヘッド90には、上述の各色のインクに対応するノズル列が形成されている。キャリッジ80にこれらのインクカートリッジ82〜87を上方から装着すると、各カートリッジから記録ヘッド90へのインクの供給が可能となる。摺動軸73は、駆動ベルトと平行に配置されており、キャリッジ80を貫通している。
キャリッジモーター70が駆動ベルト71を駆動すると、キャリッジ80は、摺動軸73に沿って移動する。この方向を「主走査方向」と呼ぶ。キャリッジモーター70と駆動ベルト71と摺動軸73は、主走査駆動機構を構成する。キャリッジ80の主走査方向の移動に伴い、インクカートリッジ82〜87と、記録ヘッド90も主走査方向に移動する。この主走査方向の移動時に、記録ヘッド90に配置されたノズル(後述)から記録媒体P(典型的には印刷用紙)にインクが吐出されることにより、記録媒体Pへのドット記録が実行される。このように、記録ヘッド90の主走査方向への移動およびインクの吐出を主走査といい、1回の主走査を「主走査パス(main scan pass)」又は単に「パス」と呼ぶ。
紙送りローラー75は、紙送りモーター74に接続されている。記録時には、紙送りローラー75の上に、記録媒体Pが挿入される。記録媒体Pは、請求項の「媒体」に対応する。キャリッジ80が主走査方向の端部まで移動すると、制御ユニット61は、紙送りモーター74を回転させる。これにより、紙送りローラー75も回転し、記録媒体Pを移動させる。記録媒体Pと記録ヘッド90との相対的な移動方向を「副走査方向」と呼ぶ。紙送りモーター74と紙送りローラー75は、副走査駆動機構を構成する。副走査方向は、主走査方向と垂直な方向(直交する方向)である。ただし、副走査方向と主走査方向とは、必ずしも直交している必要はなく、交差していればよい。なお、通常は、主走査動作と副走査動作が交互に実行される。上述した主走査駆動機構と副走査駆動機構とは、請求項の移動部を構成する。また、ドット記録動作としては、往路の主走査のみでドット記録を実行する単方向記録動作と、往路と復路の両方の主走査でドット記録を実行する双方向記録動作と、のうちの少なくとも一方を実行可能である。往路の主走査と復路の主走査は、主走査の方向が逆になるだけなので、以下では特に必要の無い限り往路と復路を区別することなく説明を行う。
画像処理ユニット20は、液体吐出装置60と一体に構成されていても良い。また、画像処理ユニット20は、コンピューター(図示せず)に格納されて、液体吐出装置60と別体に構成されていても良い。この場合、画像処理ユニット20は、コンピューター上のプリンタドライバソフトウエア(コンピュータープログラム)としてCPUによって実行されても良い。
図2は、記録ヘッド90のノズル列の構成の一例を示す説明図である。なお、図2では、記録ヘッド90は2つあるものとして図示されている。ただし、記録ヘッド90は1つのヘッドを仮想的に2つのヘッドとみなしても良く、2以上であっても良い。2つの記録ヘッド90a,90bは、それぞれ色毎にノズル列91を備える。各ノズル列91は、一定のノズルピッチdpで副走査方向に並んだ複数のノズル92を備える。第1記録ヘッド90aのノズル列91の端部のノズル92xと、第2記録ヘッド90bのノズル列91の端部のノズル92yとは、ノズル列91におけるノズルピッチdpと同じ大きさだけ副走査方向にずれている。この場合、2つの記録ヘッド90a,90bの一色分のノズル列は、1つの記録ヘッド90の一色分のノズル数の2倍のノズル数を有するノズル列95(図2の左側に図示)と等価である。
以下の説明では、この等価なノズル列95を用いて、一色分のドット記録を行う方法を説明する。なお、第1実施形態では、ノズルピッチdpと印刷媒体P上の画素ピッチとが等しい。ただし、ノズルピッチdpを、印刷媒体P上の画素ピッチの整数倍とすることも可能である。後者の場合には、いわゆるインターレース記録(1回目のパスで記録された主走査線の間のドットの隙間を埋めるように2回目以降のパスでドットを記録する動作が実行される動作)が実行される。ノズルピッチdpは、例えば、720dpi相当の値(0.035mm)である。
図3は、3つの主走査パスにおけるノズル列95の位置と、その位置における記録領域と、を示す説明図である。以後の説明では、一色のインク(例えばシアンインク)を用いて記録媒体Pの全画素にドットを形成する場合を例にとり説明する。第1実施形態では、3回の主走査パスで所定の領域にドットを記録するマルチパス記録を行う。1回目(n+1パス目(nは0以上の整数))のパス(図3では1パス目と記載)と、2回目(n+2パス目)のパス(図3では2パス目と記載)では、ノズル列95の位置は、ヘッド高さHhの1/3に相当する距離だけ副走査方向にずれている。ここで、「ヘッド高さHh」とは、M×dp(Mはノズル列95のノズル数、dpはノズルピッチ)で表される距離を意味する。
n+1回目のパスでは、記録媒体Pのうちで、領域Q1、Q2、Q3の主走査線上の全画素の一部の画素において、インクが吐出されてドット記録が実行される。n+2回目のパスでは、記録媒体Pのうちで、領域Q2、Q3、Q4の主走査線上の全画素の一部の画素において、インクが吐出されてドット記録が実行される。n+3回目のパスでは、記録媒体Pのうちで、領域Q3、Q4、Q5の主走査線上の全画素の一部の画素において、インクが吐出されてドット記録が実行される。領域Q3は、n+1回目のパス、n+2回目のパス、n+3回目のパスの合計3回のパスで記録が完了する。なお、ここでは記録媒体Pの全画素にドットを形成する画像(ベタ画像)を記録媒体Pに形成する場合を想定しているが、実際のドットデータで表される記録画像(印刷画像)は、記録媒体Pにドットを実際に形成する画素と、記録媒体Pにドットを実際に形成しない画素とを含んでいる。すなわち、記録媒体Pの各画素にドットを実際に形成するか否かは、ハーフトーン処理によって生成されるドットデータによって決定される。本明細書において、「ドット記録」という用語は、「ドットの形成または不形成を実行すること」を意味する。また、「ドット記録を行う」という用語は、記録媒体Pに実際にインクを吐出してドットを形成するか否かとは無関係であり、「ドット記録を担当する」ことを意味する用語として使用する。
図4は、ノズルとノズル使用率の関係を示す説明図である。ヘッド90aは、副走査方向に順に並ぶ6つのノズル群92a1〜92a6を備える。他のヘッド90bも同様に、6つのノズル群92b1〜92b6を備える。なお、個々のノズル群は、副走査方向に関して一定のノズルピッチdp(図2)で並ぶ複数のノズルで構成されている。これらのノズル群は、ノズル使用率により、4つのノズル群タイプNT1〜NT4に分類される。「ノズル使用率」とは、主走査方向の全ドット数に対する、1回の主走査でそのノズル92で記録されるドット数の割合を言う。第1閾値TH1を40%、第2閾値TH2を60%とすれば、第1ノズル群タイプNT1のノズル使用率は0%以上40%未満であり、第1閾値TH1未満のノズル使用率である。第2ノズル群タイプNT2のノズル使用率は、40%以上60%未満であり、第1閾値TH1以上第2閾値TH2未満のより小さいノズル使用率である。第3ノズル群タイプNT3のノズル使用率は、60%であり、第2閾値TH2以上のノズル使用率である。なお、第4ノズル群タイプNT4のノズル使用率は、0%であり、インクが吐出されない。第1ノズル群タイプNT1が請求項の第1種ノズル群に対応し、第2ノズル群タイプNT2、第3ノズル群タイプNT3は、それぞれ請求項の第2種ノズル群、第3種ノズル群に対応する。ノズル群92a1は、第1ノズル群タイプNT1に属する。ノズル群92a2は、第2ノズル群タイプNT2に属する。ノズル群92a3は、第2ノズル群タイプNT3に属する。ノズル群92a4は、第2ノズル群タイプNT2に属する。ノズル群92a5は、第1ノズル群タイプNT1に属する。ノズル群92a6は、第4ノズル群タイプNT4に属する。
図5は、5回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図である。3パス目が完了すると、領域RN1〜RN4のドット記録が完了する。さらに、4パス目が完了すると、領域RN5〜RN8のドット記録が完了し、5パス目が完了すると、領域RN9〜RN12のドット記録が完了する。なお、領域RN1〜RN12以外の他の領域については、3回のパスが記録されておらず、未完の状態である。
領域RN1〜RN12は、3つの領域タイプRT1〜RT3に分類できる。第1領域タイプRT1の領域は、始めの1回目、2回目のパスでは、第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録され、3回目のパスでは、第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録される(NT1→NT1→NT3)。第2領域タイプの領域RT2は、3回のパス中の2回のパスで第2ノズル群タイプNT2のノズルによりドットが記録される。なお、残りの1回のパスは、第4ノズル群タイプNT4に属するノズルが走査し、ドットが記録されない。第3領域タイプRT3の領域は、始めの1回目のパスで第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録され、2回目と3回目のパスで第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録される(NT3→NT1→NT1)。第2領域タイプの領域RT2は、第1領域タイプRT1の領域に隣接しており、第3領域タイプRT3の領域は、第2領域タイプの領域RT2に隣接するが、第1領域タイプの領域RT1と隣接していない。第1領域タイプRT1の領域が、請求項の第1領域に対応し、第2領域タイプRT2の領域、第3領域タイプRT3の領域が、それぞれ、請求項の第2領域、第3領域に対応する。第1実施形態では、第1領域タイプRT1の領域と第3領域タイプRT3の領域とは隣接せず、第1領域タイプRT1の領域と第3領域タイプRT3の領域との間に第2領域タイプRT2の領域が設けられている。
第3領域タイプRT3の領域は、最初のパスでのノズル使用率が高いため、記録媒体Pにインクを吐出した後、インクが乾きにくい。一方、第1領域タイプRT1の領域は、最初のパスでのノズル使用率が低いため、記録媒体Pにインクを吐出した後、インクが乾き易い。インクが十分に乾く前に次のパスのインクを吐出する場合と、インクが十分に乾いてから次のインクを吐出する場合では、次のインクを吐出したときのインクの滲み状態が異なることが分かってきた。インクが十分に乾く前に次のパスのインクを吐出する領域(第1実施形態では、第3領域タイプRT3の領域)と、インクが十分に乾いてから次のインクを吐出する領域(第1実施形態では、第1領域タイプRT1の領域)が隣接すると、インクの滲み状態が異なることにより、ムラが生じ、このムラが目立ちやすいことが分かってきた。本願発明者は、第1領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域との間に、第1領域タイプRT1の最初のパスにおけるノズル使用率よりは大きいが、第3領域タイプRT3の最初のパスにおけるノズル使用率よりは小さいノズル使用率でインクを吐出すると、ムラが目立ち難くなることを見出した。すなわち、滲み難い領域(第1領域タイプRT1の領域)と、滲み易い領域(第3領域タイプRT3の領域)との間に中間領域(第2領域タイプRT2の領域)を設けることで、ムラが目立ち難くなる。
また、第1実施形態では、第2領域タイプRT2の領域を形成するのにインクを吐出しつつ走査する回数は、第1領域タイプRT1の領域を形成するのにインクを吐出しつつ走査する回数よりも少なく、且つ第3領域タイプRT3の領域を形成するのにインクを吐出しつつ走査する回数よりも少ないので、第1領域タイプRT1の領域、第2領域タイプRT2の領域、第3領域タイプRT3の領域のノズル使用率の和を同じ(100%)にできる。
図6は、比較例における5回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図である。比較例においても、第1実施形態と同様に、5回のパスでドット記録が完了する領域について、領域RN1〜RN12の符号を付している。比較例の領域RN1〜RN12は、第1領域タイプRT1の領域と第3領域タイプRT3の領域の2つの領域に分けられるが、第2領域タイプRT2の領域がない。その結果、領域RN2(第3領域タイプRT3の領域)と領域RN3(第1領域タイプRT1の領域)とが隣接するように、第1領域タイプRT1の領域と第3領域タイプRT3の領域とが隣接する。すなわち、滲み難い領域(第1領域タイプRT1の領域)と、滲み易い領域(第3領域タイプRT3の領域)とが隣接するので、第1実施形態と比較するとムラが目立ちやすい。すなわち、第1実施形態は、比較例に比べると、ムラが目立ち難い、と言える。
以上、第1実施形態によれば、第1領域タイプRT1の領域に対して、第1ノズル群タイプNT1、第3ノズル群タイプNT3、の順でインクを吐出し、第1領域タイプRT1の領域に隣接する第2領域タイプRT2の領域に対して第2ノズル群タイプNT2の吐出を行い、第2領域タイプRT2の領域には隣接するが、第1領域タイプRT1の領域には隣接しない第3領域タイプRT3の領域に対して第3ノズル群タイプNT3の吐出、第1ノズル群タイプNT1の吐出、の順で前記液体を吐出する。その結果、第1領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域との間に第2領域タイプRT2の領域を設けない場合に比べて、ムラを目立ち難く出来る。
第2実施形態:
図7は、第2実施形態を示す説明図である。第1実施形態では、6個のノズル群92a1〜92a6のノズル数は同じ数であったが、第2実施形態では、ノズル群92a1、92a5(第1ノズル群タイプNT1のノズル群)とノズル群92a3(第3ノズル群タイプNT3のノズル群)、のノズル数がnn1であり、ノズル群92a2、92a4(第2ノズル群タイプNT2のノズル群)と、ノズル群92a6(第4ノズル群タイプNT4のノズル群)のノズル数がnn2(nn1<nn2)であり、ノズル数が異なっている。nn1+nn2は、ノズル列95のノズル数の1/6である。ヘッド高さHhの1/3に相当するノズル数は2×(nn1+nn2)である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、第1領域タイプRT1の領域は、始めの1回目、2回目のパスでは、第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録され、3回目のパスでは、第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録され(NT1→NT1→NT3)、第2領域タイプの領域RT2は、第1領域タイプRT1の領域に隣接しており、3回のパス中の2回のパスで第2ノズル群タイプNT2のノズルによりドットが記録され、第3領域タイプRT3の領域は、始めの1回目のパスで第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録され、2回目と3回目のパスで第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録される(NT3→NT1→NT1)。第2領域タイプの領域RT2は、第1領域タイプRT1の領域に隣接しており、第3領域タイプRT3の領域は、第2領域タイプの領域RT2に隣接するが、第1領域タイプの領域RT1と隣接していない。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、第1領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域との間に第2領域タイプRT2の領域を設けない場合に比べて、ムラを目立ち難く出来る。
第3実施形態:
図8は、第3実施形態を示す説明図である。第2実施形態とは、ノズル群92a1、92a3、92a5のノズル数がnn1の方が、ノズル群92a2、92a4、92a6のノズル数がnn2より大きい点が異なっている。説明は省略するが、第3実施形態によれば、第1実施形態、第2実施形態と同様に、第1領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域との間に第2領域タイプRT2の領域を設けない場合に比べて、ムラを目立ち難く出来る。
以上第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態から分かるように、第1ノズル群タイプNT1のノズル数と、第3ノズル群タイプNT3のノズル数が同じであり、第2ノズル群タイプNT2のノズル数と、第4ノズル群タイプNT4のノズル数が同じであってもよい。第1領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域の副走査方向の大きさを同じ大きさにでき、第1領域タイプRT1の領域と、第2領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域のノズル使用率の和を等しくできるので、ムラを目立ち難く出来る。なお、第1実施形態のように、第1ノズル群タイプNT1のノズル数と、第2ノズル群タイプNT2のノズル数と、第3ノズル群タイプNT3のノズル数と、第4ノズル群タイプNT4のノズル数は同じであってもよい。第1領域タイプRT1の領域と、第2領域タイプRT1の領域と、第3領域タイプRT3の領域の副走査方向の大きさを同じ大きさにできるので、ムラを目立ち難く出来る。
第4実施形態:
図9は、第4実施形態を示す説明図である。第4実施形態のノズル列95は、第3実施形態のノズル列95から、第4ノズル群タイプNT4のノズルを取り除いたノズル列95を有する。シアンの2つの記録ヘッド90aCと90bCは、第4ノズル群タイプNT4のノズル数に対応する間隔だけ離間して配置されている。第4ノズル群タイプNT4のノズルはインクを吐出しないため、第4ノズル群タイプNT4のノズルを備えなくてもよい。第1〜第3実施形態と同様に、ムラを目立ち難く出来る。なお、第1、第2実施形態においても、第4実施形態と同様に、第4ノズル群タイプNT4のノズルを備えない構成であってもよい。
第5実施形態:
図10は、第5実施形態を示す説明図である。第1〜第4実施形態では、第1ノズル群タイプNT1のノズルのノズル使用率は、第2ノズル群タイプNT2側が高く、その反対側が低くなっており、第2ノズル群タイプNT2のノズルのノズル使用率は、第3ノズル群タイプNT3側が高く、第1ノズル群タイプNT1側が低くなっているように、ヘッド90aの中央側ほどノズル使用率が高く、ヘッド90aの端ほどノズル使用率が低くなっている。これに対し、第5実施形態では、第1ノズル群タイプNT1のノズルのノズル使用率は20%であり、ノズルの位置にかかわらず同じノズル使用率であり、第2ノズル群タイプNT2のノズルのノズル使用率は50%であり、第3ノズル群タイプNT3のノズルのノズル使用率は50%であり、ノズルの位置にかかわらず同じノズル使用率である点が異なる。なお、本実施形態では、第1閾値TH1は30%であり、第2閾値TH2は、55%である。このように、各ノズル群タイプ中の各ノズルのノズル使用率は、同じノズル使用率であってもよく、ヘッド90aの中央側ほどノズル使用率が高く、ヘッド90aの端ほどノズル使用率が低くなっていてもよい。ヘッド90bのノズルについても同じである。
第6実施形態:
図11は、第6実施形態を示す説明図である。第1〜第4実施形態では、2つのノズル群タイプが隣接する位置で2つのノズル群タイプノズル使用率を同じ値としているが、第6実施形態では、2つのノズル群タイプが隣接する位置で2つのノズル群タイプノズル使用率を異なる値としている。このように、ノズル使用率の値、形状は、様々な形状を採用できる。
第7実施形態:
図12は、第7実施形態を示す説明図である。第1〜第6実施形態では、3回のパスでドット記録が完了するマルチパス記録であったが、第7実施形態は、2回のパスでドット記録が完了するマルチパス記録である。ノズル列95は、副走査方向に順に並ぶ6つのノズル群92a1〜92a6を備える。ノズル群92a1、92a6が第1ノズル群タイプNT1であり、ノズル群92a2、92a5が第2ノズル群タイプNT2であり、ノズル群92a3、92a4が第3ノズル群タイプNT3である。なお、ノズル群92a3、92a4は隣接している。6つのノズル群92a1〜92a6のノズル数(副走査方向の大きさ)は、同じであるが、第1ノズル群タイプNT1と第3ノズル群タイプNT3のノズル群92a1、92a3、92a4、92a6のノズル数(副走査方向の大きさ)を同じにし、第2ノズル群タイプNT2の2つのノズル群92a2、92aのノズル数(副走査方向の大きさ)を同じにしてもよい。
図13は、3回のパスのドット記録におけるノズル使用率とムラのイメージを示す説明図である。2パス目の走査が完了すると、領域RN1〜RN3のドット記録が完了し、3パス目の走査が完了すると、領域RN4〜RN6のドット記録が完了する。領域RN1〜RN6は、同様に、3つの領域タイプRT1〜RT3に分類できる。領域RN3とRN6は、第1領域タイプRT1の領域であり、始めのパスでは、第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録され、2回目のパスでは、第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録される。領域RN1とRN4は、第3領域タイプRT3の領域であり、始めのパスでは、第3ノズル群タイプNT3のノズルによりドットが記録され、2回目のパスでは、第1ノズル群タイプNT1のノズルによりドットが記録される。領域RN2とRN5は、第2領域タイプRT2の領域であり、2回のパスとも、第2ノズル群タイプNT2のノズルによりドットが記録される。第7実施形態においても、第2領域タイプの領域RT2は、第1領域タイプRT1の領域に隣接しており、第3領域タイプRT3の領域は、第2領域タイプの領域RT2に隣接するが、第1領域タイプの領域RT1と隣接していない。したがって、滲み難い領域(第1領域タイプRT1の領域)と、滲み易い領域(第3領域タイプRT3の領域)との間に中間領域(第2領域タイプRT2の領域)が設けられており、ムラが目立ち難い。
第1〜第6実施形態では、ヘッド90を2個(90a、90b)備えたが、第7実施形態では、ヘッド90aの1個のみである。このように、ヘッドの数は1個であってもよく、2個であってもよい。更に3個以上の複数であってもよい。
変形例1:
尚、上記実施形態において、記録ヘッドが主走査方向に移動する、と説明したが、記録媒体と記録ヘッドとを主走査方向に相対的に移動させてインクを吐出できれば、上記構成に限られない。例えば、記録ヘッドが停止した状態で記録媒体が主走査方向に移動してもよく、また記録媒体と記録ヘッドとの両者が主走査方向に移動しても良い。なお、副走査方向についても、記録媒体と記録ヘッドとが相対的に移動できればよい。例えば、フラットベッド型プリンターのように、テーブル上に載置(固定)された記録媒体に対してヘッド部がXY方向に移動し、記録を行うものであってもよい。すなわち、記録媒体と記録ヘッドとが、主走査方向と副走査方向の少なくとも一方で、相対的に移動できる構成であってもよい。
変形例2:
上述した実施形態では、インクを印刷用紙上に吐出する印刷装置について説明したが、本発明は、これ以外の種々のドット記録装置にも適用可能であり、例えば、液滴を基板上に吐出してドットを形成する装置にも適用可能である。さらに、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。
以上、いくつかの実施形態に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…液体吐出システム 20…画像処理ユニット 40…制御部(CPU) 42…色変換処理部 43…ハーフトーン処理部 44…ラスターライザー 45…出力インターフェース 51…ROM 52…RAM 53…EEPROM 60…液体吐出装置 61…制御ユニット 70…キャリッジモーター 71…駆動ベルト 72…プーリー 73…摺動軸 74…モーター 75…ローラー 80…キャリッジ 82…インクカートリッジ 90、90a、90b、90aC、90bC…記録ヘッド 91…ノズル列 92…ノズル 92a1〜92a6、92b1〜92b6…ノズル群 95…ノズル列 NT1、NT2、NT3…ノズル群タイプ P…記録媒体 Q1、Q2、Q3…領域 RN1〜RN12…領域 RT1、RT2、RT3…領域タイプ TH1、TH2…閾値 dp…ノズルピッチ

Claims (7)

  1. 媒体に対して液体を吐出する複数のノズルと、
    前記複数のノズルを前記媒体に対して相対的に移動させる移動部と、
    前記複数のノズル及び前記移動部を制御する制御部と、を備える液体吐出装置であって、
    前記複数のノズルは、
    第1閾値未満のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第1種ノズル群と、
    前記第1閾値以上、かつ、第2閾値未満のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第2種ノズル群と、
    前記第2閾値以上のノズル使用率で前記液体を吐出してドットを記録する第3種ノズル群と、を含み、
    前記制御部は、
    主走査線上におけるドットの記録を3回の主走査パスで完了するマルチパス記録を実行し、
    前記媒体上の第1領域に対して、前記第1種ノズル群による吐出、前記第3種ノズル群による吐出、の順で前記液体を吐出し、
    前記第1領域に隣接する第2領域に対して、前記第2種ノズル群による吐出を行い、
    前記第2領域には隣接するが、前記第1領域には隣接しない第3領域に対して、前記第3種ノズル群による吐出、前記第1種ノズル群による吐出、の順で前記液体を吐出する、
    液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記第1種ノズル群のノズル数と、前記第3種ノズル群のノズル数とは同じである、液体吐出装置。
  3. 請求項2に記載の液体吐出装置において、
    前記第1種ノズル群のノズル数と、前記第2種ノズル群のノズル数と、前記第3種ノズル群のノズル数とは同じである、液体吐出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記第2領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数は、前記第1領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数よりも少なく、且つ前記第3領域を形成するのに前記液体を吐出しつつ走査する回数よりも少ない、液体吐出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記第1種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第3種ノズル群は、副走査方向に、前記第1種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第3種ノズル群、前記第2種ノズル群、前記第1種ノズル群の順に配置されている、液体吐出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記第1種ノズル群のノズル使用率は、0%以上40%未満であり、
    前記第2種ノズル群のノズル使用率は、40%以上60%未満であり、
    前記第3種ノズル群のノズル使用率は、60%以上100%以下である、
    液体吐出装置。
  7. 複数のノズルから媒体に対して液体を吐出する液体吐出方法であって、
    前記複数のノズルは、
    第1閾値未満のノズル使用率で吐出する第1種ノズル群と、
    前記第1閾値以上、かつ、第2閾値未満のノズル使用率で吐出する第2種ノズル群と、
    前記第2閾値以上のノズル使用率で吐出する第3種ノズル群と、を含んでおり、
    主走査線上におけるドットの記録は、3回の主走査パスで完了するマルチパス記録によって実行され、
    第1領域に対して、前記第1種ノズル群による吐出、前記第3種ノズル群による吐出、の順で前記液体が吐出され、
    前記第1領域に隣接する第2領域に対して前記第2種ノズル群による吐出が実行され、
    前記第2領域には隣接するが、前記第1領域には隣接しない第3領域に対して前記第3種ノズル群による吐出、前記第1種ノズル群による吐出、の順で前記液体が吐出される、
    液体吐出方法。
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