JP5828416B2 - 液体吐出装置、及び、液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置、及び、液体吐出方法 Download PDF

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Description

本発明は、液体吐出装置、及び、液体吐出方法に関する。
ヘッドユニットが媒体に液体を吐出する液体吐出装置は既によく知られている。かかる液体吐出装置としては、紙や布、フィルムなどの各種媒体にインクを吐出して印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。
また、かかるインクジェットプリンタの中には、複数のヘッドが並び方向に千鳥状に並んで配置されているヘッドユニットを備えるものがある。すなわち、当該ヘッドユニットにおいては、並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられている。
また、かかるインクジェットプリンタの中には、所謂オーバーラップ印刷を行うものがある。すなわち、当該インクジェットプリンタにおいては、ヘッドユニットが、前記交差方向に移動しながら媒体にインクを吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を媒体に形成する第一吐出動作と、ヘッドユニットの前記並び方向における位置が第一吐出動作のときの位置とは異なる状態で、ヘッドユニットが、前記交差方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作と、が実行される。
特開2001−1510号広報
ところで、前記ヘッドユニットが交差方向に移動する際に、ヘッドユニットが回転した(傾いた)状態で移動する場合がある。そして、かかる状態で、ヘッドユニットが、交差方向に移動しながらインクを吐出することにより、前記第一ドット列及び第二ドット列を媒体に形成した際に、画像の画質が劣化する場合があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像の画質の劣化を抑制することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられているヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記交差方向と前記並び方向に移動させる駆動ユニットと、
媒体を前記交差方向に搬送する搬送ユニットと、
前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を前記媒体に形成する第一吐出動作と、
前記第一吐出動作の実行の後、前記搬送ユニットで前記媒体を搬送することなく、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第一吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作と、
前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向と逆の逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列を前記媒体に形成する第三吐出動作と、
前記第三吐出動作の実行の後、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第三吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記第三ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記逆方向に沿った第四ドット列を前記第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出動作と、
を実行するコントローラと、
を有し、
前記コントローラは、
前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、
N本の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなるN×4本のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、各々の前記ドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させること
を有することを特徴とする液体吐出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
プリンタ1の全体構成ブロック図である。 図2Aは、プリンタ1の概略断面図であり、図2Bは、プリンタ1の概略上面図である。 ヘッドユニット40におけるノズル配列を示した模式図である。 印刷動作を説明するためのフローチャートである。 図5A乃至図5Iは、印刷時のヘッドユニット40の移動態様を示す模式図である。 本実施の形態におけるオーバーラップ印刷を説明するための説明図である。 ヘッドユニット40が回転した(傾いた)状態で主走査方向に移動する様子を示した模式図である。 ヘッドユニット40が回転した(傾いた)状態で主走査方向と逆の逆方向に移動する様子を示した模式図である。 Uni−D印刷におけるオーバーラップ印刷を説明するための図である。 送り量F1を1.5ヘッド分の量とした例を示した図である。 オーバーラップ部分のあるヘッドユニット40が用いられる例を説明するための説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられているヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記交差方向と前記並び方向に移動させる駆動ユニットと、
媒体を前記交差方向に搬送する搬送ユニットと、
前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を前記媒体に形成する第一吐出動作と、
前記第一吐出動作の実行の後、前記搬送ユニットで前記媒体を搬送することなく、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第一吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作と、
を実行するコントローラと、
を有することを特徴とする液体吐出装置。
かかる場合には、画像の画質の劣化を抑制することが可能となる。
また、前記コントローラは、
前記第一吐出動作及び前記第二吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、
の前記第一ドット列及びNの前記第二ドット列からなるN×2のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、各々の前記ドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることとしてもよい。
かかる場合には、画像の画質の劣化をより一層適切に抑制することが可能となる。
また、前記コントローラは、
前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向と逆の逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列を前記媒体に形成する第三吐出動作と、
前記第三吐出動作の実行の後、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第三吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記第三ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記逆方向に沿った第四ドット列を前記第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出動作と、
を実行することとしてもよい。
かかる場合には、画像の画質の劣化をより適切に抑制することが可能となる。
また、前記コントローラは、
前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、
の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなるN×4のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、各々の前記ドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることとしてもよい。
かかる場合には、画像の画質の劣化をより一層適切に抑制することが可能となる。
また、前記コントローラは、
前記N×4のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、互いに異なる前記ヘッドを用いて形成することとしてもよい。
かかる場合には、個々のヘッドの特性差を画像において目立ちにくくすることが可能となる。
並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられているヘッドユニットが、
前記交差方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を前記媒体に形成することと、
前記媒体を搬送することなく前記ヘッドユニットが前記並び方向に移動することにより、前記第一吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態となり、前記ヘッドユニットが、前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成することと、
を有することを特徴とする液体吐出方法。
かかる場合には、画像の画質の劣化を抑制することが可能となる。
==プリンタ1の構成例について==
液体吐出装置の一例であるインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1と呼ぶ)は、媒体の一例である帯状の印刷テープTに、後に切り抜いて用いられる単位画像、例えば、生鮮食品のラップフィルム上に貼付されるシール状の印刷物を、インクジェット方式により印刷するものである。ここで、印刷テープTは、剥離紙付きのロール紙(連続紙)であり、この印刷テープTが連続する方向に、印刷物となる画像が連続的に印刷される。
図1は、プリンタ1の全体構成ブロック図である。図2Aは、プリンタ1の概略断面図であり、図2Bは、プリンタ1の概略上面図である。図3は、ヘッドユニット40におけるノズル配列を示した模式図である。
プリンタ1は印刷データを受信すると、コントローラ10(ユニット制御回路14)により各ユニット(搬送ユニット20、駆動ユニット30、ヘッドユニット40)を制御し、印刷テープTに画像を形成する。なお、検出器群50によりプリンタ1内の状態が監視され、コントローラ10はその検出結果に基づいて各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、印刷テープTが連続する方向(以下、搬送方向と呼ぶ)に、印刷テープTを、上流側から下流側に搬送するものである。この搬送ユニット20は、送りローラ21と、送り出しローラ22と、吸着テーブル23等を有する。送りローラ21は、印刷前のロール状の印刷テープTを印刷領域である吸着テーブル23に送り込む。吸着テーブル23は、印刷テープTを下からバキューム吸引して、印刷テープTを保持する。送り出しローラ22は、印刷済みの印刷テープTを印刷領域から送り出す。印刷領域から送り出された印刷テープTは、巻き取り機構によってロール状に巻き取られる。
駆動ユニット30は、ヘッドユニット40を、搬送方向に対応する主走査方向及び当該主走査方向とは逆の逆方向(以下、これらの方向を主走査方向等とも呼ぶ)と、印刷テープTの幅方向に対応する副走査方向及び当該副走査方向とは逆の逆方向(以下、これらの方向を副走査方向等とも呼ぶ)とに自在に移動させる移動機構である。駆動ユニット30は、例えば、ヘッドユニット40を主走査方向等に移動させるX移動テーブルと、ヘッドユニット40を保持したX移動テーブルを副走査方向等に移動させるY移動テーブルと、これらを移動させるモータとで、構成されている(不図示)。
ヘッドユニット40は、主走査方向及びこの逆方向に移動しながらインクを吐出することにより、印刷テープTにドット列を形成する。このドット列の集まりが画像を成すので、ドット列が形成されることにより画像が印刷されることとなる。
ヘッドユニット40においては、並び方向(本実施の形態においては、前記副走査方向)において並んだ複数(本実施の形態のおいては、8個)のヘッド41が、交互に、該並び方向と交差する交差方向(本実施の形態においては、前記主走査方向)における第一位置(例えば、図3に示す左側位置)と該第一位置とは異なる第二位置(例えば、図3に示す右側位置)とに配置されることにより、前記左側位置に位置するヘッド41からなる第一ヘッド群(以下、便宜上、左ヘッド群43)及び前記右側位置に位置するヘッド41からなる第二ヘッド群(以下、便宜上、右ヘッド群44)が備えられている。すなわち、8個のヘッド41が幅方向(副走査方向)に千鳥状に並んで配置されている。
そして、ヘッドユニット40の一回の主走査方向等への移動により印刷テープTの幅全域にわたってインクを吐出できるように、すなわち、ヘッドユニット40の副走査方向の幅が、印刷テープTの幅よりも大きくなるように、8個のヘッドが配置されている。
また、各ヘッド41の下面には、イエローインクを吐出するノズル列Yと、マゼンタインクを吐出するノズル列Mと、シアンインクを吐出するノズル列Cと、ブラックインクを吐出するノズル列Kが形成されている。各ノズル列においては、360個のノズルが幅方向に一定の間隔(360dpi)で並んでいる。
==プリンタ1の動作例について==
次に、プリンタ1の動作例として印刷動作(印刷処理)について図4乃至図6を用いて説明する。図4は、印刷動作を説明するためのフローチャートである。図5A乃至図5Iは、印刷時のヘッドユニット40の移動態様を示す模式図である。図6については、後述する。
印刷動作が実行されるときのプリンタ1の各種動作は、主として、コントローラ10により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ13に格納されたプログラムをCPU12が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図4に示すフローチャートは、コントローラ10が、インターフェース11を介してコンピュータ90(図1)から印刷データを受信したときから始まる。
本印刷処理において、まず、コントローラ10は、搬送ユニット20によって印刷テープTを印刷領域に送り込む(ステップS2)。すなわち、送りローラ21が、印刷前の印刷テープTを印刷領域である吸着テーブル23に送り込む(図5Aに、ステップS2終了後のヘッドユニット40等の状態を示す)。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30、ヘッドユニット40等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Bに示すように、主走査方向に移動しながら、各ヘッド41のノズルからインクを印刷テープTに吐出することにより、主走査方向に沿ったドット列を該印刷テープTに形成する(ステップS4)。すなわち、この移動(パス1)の際に、ヘッドユニット40の各ノズルから印刷テープTの幅全域にわたってインクが吐出され、印刷テープTにパス1のドット列が形成される。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Cに示すように、副走査方向に所定量F1(送り量F1)だけ移動する(ステップS6)。なお、本実施の形態においては、当該所定量F1は、0.5ヘッド分の量である(図6参照)。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30、ヘッドユニット40等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Dに示すように、主走査方向とは逆の逆方向に移動しながら、各ヘッド41のノズルからインクを印刷テープTに吐出することにより、当該逆方向に沿ったドット列を該印刷テープTに形成する(ステップS8)。すなわち、この移動(パス2)の際に、ヘッドユニット40の各ノズルから印刷テープTの幅全域にわたってインクが吐出され、印刷テープTにパス2のドット列が形成される。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Eに示すように、副走査方向に所定量F2(送り量F2)だけ移動する(ステップS10)。なお、本実施の形態においては、当該所定量F2は、0.5ヘッド分の量である(図6参照)。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30、ヘッドユニット40等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Fに示すように、主走査方向に移動しながら、各ヘッド41のノズルからインクを印刷テープTに吐出することにより、主走査方向に沿ったドット列を該印刷テープTに形成する(ステップS12)。すなわち、この移動(パス3)の際に、ヘッドユニット40の各ノズルから印刷テープTの幅全域にわたってインクが吐出され、印刷テープTにパス3のドット列が形成される。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Gに示すように、副走査方向に所定量F3(送り量F3)だけ移動する(ステップS14)。なお、本実施の形態においては、当該所定量F3は、0.5ヘッド分の量である(図6参照)。
次に、コントローラ10は、駆動ユニット30、ヘッドユニット40等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Hに示すように、主走査方向とは逆の逆方向に移動しながら、各ヘッド41のノズルからインクを印刷テープTに吐出することにより、当該逆方向に沿ったドット列を該印刷テープTに形成する(ステップS16)。すなわち、この移動(パス4)の際に、ヘッドユニット40の各ノズルから印刷テープTの幅全域にわたってインクが吐出され、印刷テープTにパス4のドット列が形成される。
そして、パス4のドット列の形成が終了すると、印刷処理は終了し、コントローラ10は、駆動ユニット30等を制御し、ヘッドユニット40に以下の動作を実行させる。すなわち、ヘッドユニット40は、図5Iに示すように、副走査方向とは逆の逆方向に所定量F1+F2+F3だけ移動し、図5Aに示した印刷開始前の状態に戻る(ステップS18)。
上述したように、本実施の形態に係るプリンタ1においては、4つのパスにおいて、インクの吐出が行われる。そして、4つのパスのうちのパス1とパス3においては、ヘッドユニット40が主走査方向に移動しながらインクの吐出を行い、残りのパス2とパス4においては、ヘッドユニット40が主走査方向とは逆の逆方向に移動しながらインクの吐出を行う。すなわち、本実施の形態においては、往路及び復路においてインクの吐出が行われる所謂双方向印刷(以下、Bi−D印刷と呼ぶ)が実行されることとなる。
また、本実施の形態においては、一つのラスタラインが4つのパスにより形成される印刷方式が採用されている。すなわち、所謂オーバーラップ印刷が実行されている。
図6は、本実施の形態におけるオーバーラップ印刷を説明するための説明図である。ただし、説明の簡略化のため、各ヘッド41の4つのノズル列(ノズル列Y、ノズル列M、ノズル列C、ノズル列K)のうちのノズル列Cのみを示し、各ヘッド41のノズル数も4個に減らしている。
図6の左図においては、8つのヘッド41からなるヘッドユニット40のパス1乃至パス4における位置が示されている。そして、各ヘッドユニット40の上部には、右方向又は左方向の矢印で、主走査方向に移動しながらの(往路における)インク吐出か、又は、逆方向に移動しながらの(復路における)インク吐出か、を示している。また、当該左図に示されているように、パス2におけるヘッドユニット40の副走査方向における位置は、パス1における当該位置よりも0.5ヘッド分下流側に、パス3におけるヘッドユニット40の副走査方向における位置は、パス2における当該位置よりも0.5ヘッド分下流側に、パス4におけるヘッドユニット40の副走査方向における位置は、パス3における当該位置よりも0.5ヘッド分下流側に、それぞれ位置している。
図6の右図には、各パスにおいて形成されるドット(列)の様子が示されている。白丸内の数字は、ドットがパス1乃至パス4のうちのどのパスで形成されたドットであるかを示している。
図6から明らかなように、パス1においては、主走査方向において、1、5、9・・・(4で割って1余る数)番目のドットが形成され、パス2においては、2、6、10・・・(4で割って2余る数)番目のドットが形成され、パス3においては、3、7、11・・・(4で割って3余る数)番目のドットが形成され、パス4においては、4、8、12・・・(4で割り切れる数)番目のドットが形成される。換言すれば、パス1においては、1、5、9・・・(4で割って1余る数)番目のドットからなるドット列が形成され、パス2においては、2、6、10・・・(4で割って2余る数)番目のドットからなるドット列が形成され、パス3においては、3、7、11・・・(4で割って3余る数)番目のドットからなるドット列が形成され、パス4においては、4、8、12・・・(4で割り切れる数)番目のドットからなるドット列が形成される。
すなわち、或る一つのラスタライン(例えば、図6の右図において副走査方向における位置Aに位置するラスタライン)に着目した場合に、当該ラスタラインは、前述したパス1乃至パス4の4つのドット列により形成されている。つまり、コントローラ10(ヘッドユニット40)は、4つのドット列を、副走査方向における同じ位置(例えば、図6の右図における位置A)に、各々のドット列が重ならないように形成することにより、該位置Aにおけるラスタラインを完成させる。
==本実施の形態に係る印刷処理の優位性と当該優位性を生じさせる他の印刷処理例等について==
本実施の形態に係るコントローラ10は、ヘッドユニット40が、交差方向(本実施の形態においては、主走査方向)に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、主走査方向に沿った第一ドット列(例えば、1、5、9・・・番目のドットからなるドット列)を印刷テープTに形成する第一吐出動作(例えば、パス1における吐出動作)と、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向(本実施の形態においては、副走査方向)における位置(例えば、図6の右図における位置A)に、主走査方向に沿った第二ドット列(例えば、3、7、11・・・番目のドットからなるドット列)を第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作(例えば、パス3における吐出動作)と、を実行するようになっている。そして、第一吐出動作(パス1における吐出動作)の実行の際に第一ヘッド群(本実施の形態においては、左ヘッド群43)に属するヘッド(例えば、図6の左図におけるヘッドH1)が位置していた副走査方向における位置に、第二ヘッド群(本実施の形態においては、右ヘッド群44)に属するヘッドが位置する状態で(右ヘッド群44に属するヘッドH2が位置している)、第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行されるようになっている。
すなわち、本実施の形態においては、同じ方向(つまり、主走査方向)にヘッドユニット40が移動する二つの吐出動作におけるヘッドユニット40の位置関係が、第一吐出動作において左群ヘッド45が位置する副走査方向における位置と第二吐出動作において右群ヘッド46が位置する副走査方向における位置とが同じになるような関係となっている(パス1における吐出動作及びパス3における吐出動作におけるヘッドユニット40の位置関係が、図6に示すように、パス1における吐出動作において左群ヘッドH1が位置する副走査方向における位置とパス3における吐出動作において右群ヘッドH2が位置する副走査方向における位置とが同じになるような関係となっている)。そして、このことにより、画像の画質の劣化を抑制する効果が生じる。
すなわち、前述したとおり、ヘッドユニット40が主走査方向に移動する際には、ヘッドユニット40が回転した(傾いた)状態で移動する場合がある。図7は、ヘッドユニット40が回転した(傾いた)状態で主走査方向に移動する様子を示した模式図である。このように、ヘッドユニット40が回転すると(傾くと)、図7から明らかなように、ヘッドユニット40が正常なとき(すなわち、回転していないとき)と比べて、左群ヘッド45(及び該左群ヘッド45のノズル)が、図7において上方向(副走査方向とは逆の逆方向)へ移動し、右群ヘッド46(及び該右群ヘッド46のノズル)が、図7において下方向(副走査方向)へ移動した状態となる。そして、かかる状態で、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながらインクを吐出すると、左群ヘッド45から吐出されたインクは、正規の位置よりも若干上側に、右群ヘッド46から吐出されたインクは、正規の位置よりも若干下側に吐出されてしまう。したがって、左群ヘッド45から吐出されたインクにより形成されるドット(ドット列)は正規の位置よりも若干上側に、右群ヘッド46から吐出されたインクにより形成されるドット(ドット列)は正規の位置よりも若干下側に、位置することとなり、このことが、画像の画質の劣化の要因となる(特に、副走査方向において左群ヘッド45→右群ヘッド46と並んだ二つのヘッドの境目に対応する位置においては、副走査方向においてドット間隔が広くなってしまい、逆に、右群ヘッド46→左群ヘッド45と並んだ二つのヘッドの境目に対応する位置においては、副走査方向においてドット間隔が狭くなってしまう。そして、かかる双方の場所で画質の劣化が特に目立つこととなる)。
そして、かかる課題を解決するために、本実施の形態においては、第一吐出動作(パス1における吐出動作)の実行の際に左群ヘッド45(例えば、ヘッドH1)が位置していた副走査方向における位置に、右群ヘッド46(例えば、ヘッドH2)が位置する状態で、第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行されるようになっている。すなわち、同じ方向(つまり、主走査方向)にヘッドユニット40が移動する二つの吐出動作におけるヘッドユニット40の位置関係が、第一吐出動作において左群ヘッド45(例えば、ヘッドH1)が位置する副走査方向における位置と第二吐出動作において右群ヘッド46(例えば、ヘッドH2)が位置する副走査方向における位置とが同じになるような関係となっているため、どのラスタラインについても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)と右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)を一つのラスタラインに含ませることが可能となる。そのため、左群ヘッド45のノズルから吐出されたインクにより形成されるドット(ドット列)が正規の位置よりも若干上側に、右群ヘッド46のノズルから吐出されたインクにより形成されるドット(ドット列)が正規の位置よりも若干下側に位置することとなっても、ラスタライン全体としては正規の位置に位置させることが可能となり(逆に、左群ヘッド45(右群ヘッド46)のノズルから吐出されるインクにより形成されるドットのみ(ドット列のみ)を一つのラスタインに含ませるようにした場合には、ラスタライン全体としても、ラスタラインが正規の位置よりも若干上側(下側)に位置してしまう)、画像の画質の劣化が抑制されることとなる。
また、本実施の形態に係るコントローラ10は、さらに、ヘッドユニット40が、交差方向と逆の逆方向(本実施の形態においては、主走査方向と逆の逆方向)に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列(例えば、2、6、10・・・番目のドットからなるドット列)を印刷テープTに形成する第三吐出動作(例えば、パス2における吐出動作)と、ヘッドユニット40が、前記逆方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記第三ドット列が形成された前記並び方向(本実施の形態においては、副走査方向)における位置(例えば、図6の右図における位置A)に、前記逆方向に沿った第四ドット列(例えば、4、8、12・・・番目のドットからなるドット列)を第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出動作(例えば、パス4における吐出動作)と、を実行するようになっている。そして、第三吐出動作(パス2における吐出動作)の実行の際に第一ヘッド群(本実施の形態においては、左ヘッド群43)に属するヘッド(例えば、図6の左図におけるヘッドH3)が位置していた副走査方向における位置に、第二ヘッド群(本実施の形態においては、右ヘッド群44)に属するヘッドが位置する状態で(右ヘッド群44に属するヘッドH4が位置している)、第四吐出動作(パス4における吐出動作)が実行されるようになっている。そのため、Bi−D印刷における往路におけるインク吐出(ドット形成)においてだけでなく、復路におけるインク吐出(ドット形成)においても、どのラスタラインについても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)と右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)を一つのラスタラインに含ませることが可能となる。そのため、画像の画質の劣化がより適切に抑制されることとなる。
なお、図8に示すように、ヘッドユニット40が前記逆方向に移動する際のヘッドユニット40の回転向きは、図7に示した主走査方向に移動する際の回転向きとは、逆となる。そのため、ヘッドユニット40が回転すると(傾くと)、ヘッドユニット40が正常なときと比べて、左群ヘッド45(及び該左群ヘッド45のノズル)が、図8において下方向へ移動し、右群ヘッド46(及び該右群ヘッド46のノズル)が、図8において上方向へ移動した状態となる(図7に関して説明したものとは逆になる)。そして、当然のことながら、このような逆の場合であっても、コントローラ10が、前述した第三吐出動作及び第四吐出動作を実行すれば、画像の画質の劣化を抑制することが可能となる。なお、図8は、ヘッドユニット40が回転した(傾いた)状態で主走査方向と逆の逆方向に移動する様子を示した模式図である。
このように、本実施の形態においては、往路における第一吐出動作(パス1における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と往路における第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致する状況、及び、復路における第三吐出動作(パス2における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と復路における第四吐出動作(パス4における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致する状況、が実現されることにより、前述した効果が適切に奏されることとなる。ここで、かかる状況の実現有無は、前述した送り量F1、F2、F3の値を幾つにするかに依存している。つまり、本実施の形態においては、送り量F1、F2、F3を0.5ヘッド分の量としたことにより、前記状況が実現されている。
すなわち、往路における第一吐出動作(パス1における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と往路における第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致するためには、第一吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置と第二吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置との副走査方向における差(=F1+F2)が、奇数(1、3、5、・・・)ヘッド分の量であればよい。また、同様に、復路における第三吐出動作(パス2における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と復路における第四吐出動作(パス4における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致するためには、第三吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置と第四吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置との副走査方向における差(=F2+F3)が、奇数(1、3、5、・・・)ヘッド分の量であればよい。したがって、送り量F1、F2、F3を奇数/2(0.5、1.5、2.5、・・・)ヘッド分の量とすれば前記状況が実現されることとなる。つまり、本実施の形態は、送り量F1、F2、F3を0.5ヘッド分の量とした例であったが、送り量F1、F2、F3を1.5、2.5、・・・ヘッド分の量とした場合であってもよい。
また、前記状況が実現されるためには、F1+F2とF2+F3が奇数(1、3、5、・・・)ヘッド分の量であればよく、送り量F1、送り量F2、送り量F3の3つが全て同じ値である必要はない。例えば、送り量F1が0.25ヘッド分の量であり、送り量F2が0.75ヘッド分の量であり、F3が0.25ヘッド分の量であってもよいし、送り量F1が0.75ヘッド分の量であり、送り量F2が0.25ヘッド分の量であり、送り量F3が2.75ヘッド分の量であってもよい。
また、本実施の形態においては、コントローラ10が、前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作を1回実行して、各1個の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなる4個のドット列を、副走査方向における同じ位置に、各々のドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることとした。すなわち、本実施の形態においては、図6に示したように4パスでラスタラインを完成させることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、5パス以上のパスでラスタラインを完成させることとしてもよい。
そして、5パス以上のパスでラスタラインを完成させる際には、パス数を4の倍数のパス(8、12、16・・・)とし、前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作をパス数/4回実施するのが望ましい。つまり、コントローラ10が、前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、N個の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなるN×4個のドット列を、副走査方向における同じ位置に、各々のドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることが望ましい。すなわち、このようにすれば、どのラスタラインにおいても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドットと右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドットとを完全に均等とすることが可能となり、画像の画質の劣化をより一層適切に抑制することが可能となる。
また、本実施の形態は、Bi−D印刷の例であったが、単方向印刷(以下、Uni−D印刷と呼ぶ)にも本発明を適用することができる。図9は、図6に対応した図であり、Uni−D印刷におけるオーバーラップ印刷を説明するための図である。かかる単方向印刷の形態においては、2パスによりラスタラインが完成するようになっており、パス1においては、主走査方向において奇数番目のドットが形成され、パス2においては、偶数番目のドットが形成される。
この場合においても、前述したBi−D印刷の例と同様、コントローラ10は、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、主走査方向に沿った第一ドット列(例えば、奇数番目のドットからなるドット列)を印刷テープTに形成する第一吐出動作(例えば、パス1における吐出動作)と、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記第一ドット列が形成された副走査方向における位置(例えば、図9の右図における位置A)に、主走査方向に沿った第二ドット列(例えば、偶数番目のドットからなるドット列)を第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作(例えば、パス2における吐出動作)と、を実行するようになっている。そして、第一吐出動作(パス1における吐出動作)の実行の際に左群ヘッド45(例えば、図9の左図におけるヘッドH1)が位置していた副走査方向における位置に右群ヘッド46が位置する状態で(右ヘッド群44に属するヘッドH2が位置している)、第二吐出動作(パス2における吐出動作)が実行されるようになっている。したがって、どのラスタラインについても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)と右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)を一つのラスタラインに含ませることが可能となり、画像の画質の劣化が適切に抑制されることとなる。
また、Uni−D印刷に係る当該実施の形態においては、第一吐出動作(パス1における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と第二吐出動作(パス2における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致する状況が実現されることにより、前述した効果が奏されることとなる。そして、図9に示されるように、送り量Fを1ヘッド分の量としたことにより、当該状況が実現されている。
すなわち、第一吐出動作(パス1における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と第二吐出動作(パス2における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致するためには、第一吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置と第二吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置との副走査方向における差Fが、奇数(1、3、5、・・・)ヘッド分の量であればよい。図9に示した例は、送り量Fを1ヘッド分の量とした例であったが、送り量Fを3、5、・・・ヘッド分の量とした場合であってもよい。
また、Uni−D印刷に係る当該実施の形態においては、コントローラ10が、前記第一吐出動作及び前記第二吐出動作を1セットとする動作を1回実行して、各1個の前記第一ドット列及び前記第二ドット列からなる2個のドット列を、副走査方向における同じ位置に、各々のドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることとした。すなわち、図9に示したように2パスでラスタラインを完成させることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、3パス以上のパスでラスタラインを完成させることとしてもよい。
そして、3パス以上のパスでラスタラインを完成させる際には、パス数を2の倍数のパス(4、6、8・・・)とし、前記第一吐出動作及び前記第二吐出動作を1セットとする動作をパス数/2回実施するのが望ましい。つまり、コントローラ10が、前記第一吐出動作及び前記第二吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、N個の前記第一ドット列及び前記第二ドット列からなるN×2個のドット列を、副走査方向における同じ位置に、各々のドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させることが望ましい。すなわち、このようにすれば、どのラスタラインにおいても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドットと右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドットとを完全に均等とすることが可能となり、画像の画質の劣化をより一層適切に抑制することが可能となる。
==その他の実施の形態==
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る液体吐出装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、前記実施形態では、液体吐出装置をインクジェットプリンタに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(例えば、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体)を吐出する(噴射する)液体吐出装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、カラーフィルター、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出する液状体吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する液体吐出装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する液体吐出装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する液体吐出装置、ジェルを吐出する流状体吐出装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の吐出装置に本発明を適用することができる。
また、図6には、Bi−D印刷の例として、送り量F1、F2、F3を0.5ヘッド分の量とした例を示したが、既述のとおりこれに限定されず、送り量F1、F2、F3を1.5、2.5、・・・ヘッド分の量とした場合であってもよい。そして、図10に、送り量F1を1.5ヘッド分の量とした例を示す。
ここで、図10に示した例は、図6に示した例と比較して、以下の点で優位性を有している。すなわち、図10に示した例においては、コントローラ10が、N×4個のドット列(Nは、前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作の回数。図10に示した例においては、N=1で4個のドット列となる)を、副走査方向における同じ位置に、互いに異なるヘッド41を用いて形成している。例えば、図10の右図における位置Aに、第一、第二、第三、第四ドット列を、それぞれ、互いに異なる、上から7番目のヘッド41、上から5番目のヘッド41、上から4番目のヘッド41、上から2番目のヘッド41を用いて形成している(逆に、図6の例においては、位置Aに、第一、第二、第三、第四ドット列を、それぞれ、上から5番目のヘッド41、上から5番目のヘッド41、上から4番目のヘッド41、上から4番目のヘッド41を用いて形成しており、第一、第二ドット列及び第三、第四ドット列は、同じヘッド41により形成されている)。そのため、個々のヘッド41の特性差が画像において目立ちにくくなる。
また、ヘッドユニット40としてオーバーラップ部分のあるヘッドユニット40が用いられる例にも本発明を適用できる。図11は、図6の左図に対応した図であり、オーバーラップ部分のあるヘッドユニット40が用いられる例を説明するための説明図である。なお、図11の例においては、オーバーラップ部分にノズルが存在し(すなわち、オーバーラップノズルが存在する)、各ヘッド41のノズル数を8個としている。
この場合においても、コントローラ10は、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、主走査方向に沿った第一ドット列を印刷テープTに形成する第一吐出動作(例えば、パス1における吐出動作)と、ヘッドユニット40が、主走査方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記第一ドット列が形成された副走査方向における位置に、主走査方向に沿った第二ドット列を第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作(例えば、パス3における吐出動作)と、を実行するようになっている。そして、第一吐出動作(パス1における吐出動作)の実行の際に左群ヘッド45(例えば、図11におけるヘッドH1)が位置していた副走査方向における位置に右群ヘッド46が位置する状態で(右ヘッド群44に属するヘッドH2が位置している)、第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行されるようになっている。したがって、どのラスタラインについても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)と右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)を一つのラスタラインに含ませることが可能となり、画像の画質の劣化が適切に抑制されることとなる。
また、コントローラ10は、さらに、ヘッドユニット40が、主走査方向と逆の逆方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列を印刷テープTに形成する第三吐出動作(例えば、パス2における吐出動作)と、ヘッドユニット40が、前記逆方向に移動しながら印刷テープTにインクを吐出することにより、前記第三ドット列が形成された副走査方向における位置に、前記逆方向に沿った第四ドット列を第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出動作(例えば、パス4における吐出動作)と、を実行するようになっている。そして、第三吐出動作(パス2における吐出動作)の実行の際に左群ヘッド45(例えば、図11におけるヘッドH3)が位置していた副走査方向における位置に、右群ヘッド46が位置する状態で(右ヘッド群44に属するヘッドH4が位置している)、第四吐出動作(パス4における吐出動作)が実行されるようになっている。そのため、Bi−D印刷における往路におけるインク吐出(ドット形成)においてだけでなく、復路におけるインク吐出(ドット形成)においても、どのラスタラインについても、左群ヘッド45のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)と右群ヘッド46のノズルから吐出されるインクにより形成されるドット(ドット列)を一つのラスタラインに含ませることが可能となる。そのため、画像の画質の劣化がより適切に抑制されることとなる。
また、オーバーラップ部分のない既述の例においては、前述したとおり、往路における第一吐出動作(パス1における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と往路における第二吐出動作(パス3における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致するためには、第一吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置と第二吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置との副走査方向における差(=F1+F2)が、奇数(1、3、5、・・・)ヘッド分の量であればよかったが、オーバーラップ部分のある例においては、オーバーラップ部分の長さを考慮する必要がある。すなわち、オーバーラップ部分の長さがxヘッド分である場合には、図11から明らかなように、前記差(=F1+F2)が、奇数×(1−x)ヘッド分の量であればよいこととなる。
また、同様に、復路における第三吐出動作(パス2における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の左群ヘッド45が位置する位置と復路における第四吐出動作(パス4における吐出動作)が実行される際にヘッドユニット40の右群ヘッド46が位置する位置が一致するためには、第三吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置と第四吐出動作が実行される際のヘッドユニット40の位置との副走査方向における差(=F2+F3)が、奇数×(1−x)ヘッド分の量であればよい。
したがって、例えば、送り量F1、F2、F3を同じ値とする場合には、送り量F1、F2、F3を奇数×(1−x)/2ヘッド分の量とすればよいこととなる。図11に示した例は、オーバーラップ部分の長さが0.25ヘッド分(x=0.25)であり、「奇数」を1としたものである。したがって、送り量F1、F2、F3は、1×(1−0.25)/2=0.375ヘッド分の量となっている。
1 プリンタ、10 コントローラ、11 インターフェース、12 CPU、13 メモリ、14 ユニット制御回路、20 搬送ユニット、21 送りローラ、22 送り出しローラ、23 吸着テーブル、30 駆動ユニット、40 ヘッドユニット、41 ヘッド、43 左ヘッド群、44 右ヘッド群、45 左群ヘッド、46 右群ヘッド、50 検出器群、90 コンピュータ。

Claims (3)

  1. 並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられているヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを前記交差方向と前記並び方向に移動させる駆動ユニットと、
    媒体を前記交差方向に搬送する搬送ユニットと、
    前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を前記媒体に形成する第一吐出動作と、
    前記第一吐出動作の実行の後、前記搬送ユニットで前記媒体を搬送することなく、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第一吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出動作と、
    前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記交差方向と逆の逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列を前記媒体に形成する第三吐出動作と、
    前記第三吐出動作の実行の後、前記駆動ユニットにより前記ヘッドユニットを前記並び方向に移動させることにより、前記第三吐出動作の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態とし、前記ヘッドユニットが、前記駆動ユニットにより前記逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記第三ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記逆方向に沿った第四ドット列を前記第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出動作と、
    を実行するコントローラと、
    を有し、
    前記コントローラは、
    前記第一吐出動作乃至前記第四吐出動作を1セットとする動作を自然数であるN回実行して、
    N本の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなるN×4本のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、各々の前記ドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させること
    を有することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項に記載の液体吐出装置において、
    前記コントローラは、
    前記N×4本のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、互いに異なる前記ヘッドを用いて形成することを特徴とする液体吐出装置。
  3. 並び方向において並んだ複数のヘッドが、交互に、該並び方向と交差する交差方向における第一位置と該第一位置とは異なる第二位置とに配置されることにより、前記第一位置に位置する前記ヘッドからなる第一ヘッド群及び前記第二位置に位置する前記ヘッドからなる第二ヘッド群が備えられているヘッドユニットが、
    前記交差方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記交差方向に沿った第一ドット列を前記媒体に形成する第一吐出工程と、
    前記媒体を搬送することなく前記ヘッドユニットが前記並び方向に移動することにより、前記第一吐出工程の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態となり、前記ヘッドユニットが、前記交差方向に移動しながら前記媒体に液体を吐出することにより、前記第一ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記交差方向に沿った第二ドット列を前記第一ドット列と重ならないように形成する第二吐出工程と、
    前記交差方向と逆の逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記逆方向に沿った第三ドット列を前記媒体に形成する第三吐出工程と、
    前記第三吐出工程の実行の後、前記ヘッドユニットが前記並び方向に移動することにより、前記第三吐出工程の実行の際に前記第一ヘッド群に属する前記ヘッドが位置していた前記並び方向における位置に、前記第二ヘッド群に属する前記ヘッドが位置する状態となり、前記ヘッドユニットが、前記逆方向に移動しながら媒体に液体を吐出することにより、前記第三ドット列が形成された前記並び方向における位置に、前記逆方向に沿った第四ドット列を前記第三ドット列と重ならないように形成する第四吐出工程と、
    を有し、
    前記第一吐出工程乃至前記第四吐出工程を1セットとする工程を自然数であるN回実行して、
    N本の前記第一ドット列乃至前記第四ドット列からなるN×4本のドット列を、前記並び方向における同じ位置に、各々の前記ドット列が重ならないように形成することにより、該位置におけるラスタラインを完成させること
    を特徴とする液体吐出方法。
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