JP6554146B2 - 車両用フード - Google Patents
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Description
なお、以下に示す図面において、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、方向を説明する場合は、車両用フードが閉じた状態を基準として、車両の運転者から見た前後左右上下に基づいて説明する。なお、車幅方向と左右方向は同義である。
なお、図1〜図3では、フードスキン2(図4参照)の図示が省略されている。
図6および図7に示すように、左右取付け部48の延在方向の長さは、端部取付け部47の延在方向の長さよりも長く設定されている。また、左右取付け部48のフードフレーム3に対する取付け角度(鋭角)は、端部取付け部47のフードフレーム3に対する取付け角度(鋭角)よりも小さく設定されている。すなわち、端部取付け部47は、左右取付け部48よりもフードフレーム3に対して立った状態に設置されており、左右取付け部48は、端部取付け部47よりもフードフレーム3に対して寝た状態に設置されている。
この構成では、リインフォースメント4の取付け部42は、該リインフォースメント4の本体部41の外形の範囲内に収まる部分が本体部41から切り起こされるように形成されている。したがって、本体部41の外形の範囲内で、本体部41と取付け部42とを一体成形することができる。これにより、リインフォースメント4の成形時の材料の歩留りを向上させることができる。
すなわち、成形時の材料の歩留りを向上させることでコスト低減を実現できるリインフォースメント4を備えた車両用フード1を提供することができる。
この構成では、取付け部42が本体部41の外形よりも外側に突出しないため、限られた設置スペース内で本体部41の外形を極力大きく確保することができる。したがって、リインフォースメント4による補強および衝撃吸収を行うエリアを拡大することができる。
この構成では、取付け部42が本体部41の内側に向けて延びていると、フードスキン2側から荷重が作用した場合、本体部41の内側方向に力が働いて取付け部42が屈曲する。このため、本体部41が下方に変形して真直ぐに潰れ易くなり、衝撃吸収効果を高めることができる。一方、取付け部42が本体部41の外側に向けて延びていると、フードスキン2側から荷重が作用した場合、本体部41の外側方向に力が働いて取付け部42が突っ張ることになる。このため、本体部41が下方に変位し難くなり、真直ぐに潰れ難くなる。
また、取付け部42の根元(支点)、すなわち本体部41と取付け部42との連接部分を本体部41の縁部に設定できるので、本体部41の縁部においても補強に充分な剛性を得ることができる。
この構成では、本体部41の設置エリアを、車幅方向端部において、極力大きく確保することができる。
この構成では、外枠部44の前部には取付け部42が形成されていないため、外枠部44の前部において、衝撃吸収効果を大きくすることができる。
この構成では、車両用フード1の開閉操作に対する外枠部44の前部中央部における剛性を高めることができる。つまり、操作者がフードスキン2の表面を押圧してフードを閉じる操作をする場合等において、フードスキン2の凹みに対する剛性を高めることができる。
この構成では、通常剛性の高い構造とされるフードロック部72に、前後取付け部49と左右取付け部48とが集中して取り付けられている。したがって、本体部41の中央部を剛性の高いフードロック部72でしっかりと支持することができる。このため、車両用フード1の中央部での各取付け部42の取付け剛性を高め、各取付け部42での衝撃吸収効果を充分に発揮させることができる。
この構成では、車両用フード1の車幅方向中央部では比較的大きいスペースを利用して衝撃吸収性能を高めるとともに、車幅方向端部では比較的小さいスペースを利用して衝撃吸収性能を高めることができる。
この構成では、例えばレイアウト上の観点から剛性の高いフードロック部72が車幅方向中心線CLに対して車幅方向にずれて設けられている場合には、フードロック部72と反対側の部分の剛性を高めることができる。これにより、車両用フード1の車幅方向における剛性のバランスを向上させることができる。
2 フードスキン
3 フードフレーム
4 リインフォースメント
41 本体部
42 取付け部
47 端部取付け部
48 左右取付け部
49,50 前後取付け部
44 外枠部
45,46 内枠部
51 幅広部
4a,4b リインフォースメント
52 左右取付け部
53 端部取付け部
72 フードロック部
100 車両
Claims (6)
- フードスキンと、
前記フードスキンの裏面側に設けられたフードフレームと、
前記フードスキンと前記フードフレームとの間で前記フードフレームに取り付けられたリインフォースメントと、を備え、
前記リインフォースメントは、
前記フードスキンに沿って形成された本体部と、
前記フードスキン側から見た前記本体部の外形の範囲内における前記本体部から、前記フードフレーム側に向けて延出して一体で形成されている取付け部と、を有し、
前記取付け部が前記フードフレームに取り付けられており、
前記本体部は、略矩形状の外枠部を有し、
前記取付け部は、
前記外枠部の車幅方向端部から、車幅方向内側に延びている端部取付け部と、
前記外枠部の前部と後部とに掛け渡された内枠部から、車幅方向内側に延びている左右取付け部と、を有し、
前記左右取付け部の延在方向の長さが前記端部取付け部の延在方向の長さよりも長く設定されているとともに、前記左右取付け部の前記フードフレームに対する取付け角度が前記端部取付け部の前記フードフレームに対する取付け角度よりも小さく設定されている、
ことを特徴とする車両用フード。 - 前記取付け部は、前記本体部の前記外形の内側に存在する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用フード。 - 前記取付け部は、前記本体部の前記外形の内側に向けて延びている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用フード。 - 前記外枠部には、該外枠部の側部および後部のみから延びる前記取付け部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用フード。 - 前記外枠部は、該外枠部の前部中央部に、該外枠部の他の部分よりも幅寸法が大きい幅広部を有する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両用フード。 - 前記取付け部は、
前記外枠部の前部中央部または後部中央部から、前記フードフレームに向けて延びている前後取付け部を有し、
前記前後取付け部および前記左右取付け部は、前記フードフレームに設けられたフードロック部に取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両用フード。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017129518A JP6554146B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 車両用フード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017129518A JP6554146B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 車両用フード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019011004A JP2019011004A (ja) | 2019-01-24 |
JP6554146B2 true JP6554146B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=65226667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017129518A Active JP6554146B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 車両用フード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6554146B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
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JP3925452B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2007-06-06 | トヨタ車体株式会社 | 車両のエンジンフード構造 |
JP4991776B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2012-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 車両用フード構造 |
US8662571B2 (en) * | 2012-01-17 | 2014-03-04 | Nissan North America, Inc. | Vehicle hood energy absorbing assembly |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017129518A patent/JP6554146B2/ja active Active
Also Published As
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