JP6552719B2 - 回転電機用電機子 - Google Patents

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Description

この発明は、回転電機用電機子に関し、特に電機子コアのスロット開口部に装着される磁性クサビの構造に関するものである。
従来の回転電機用電機子では、騒音の低減、電機子コアの剛性向上を目的として、電機子コアのスロット開口部にクサビが装着されていた。そして、クサビを磁性材料で作製して、クサビ自体に磁気特性を持たせ、回転電機の磁気特性を向上させていた。ここで、磁性材料で作製されたクサビを磁性クサビとする。
例えば、磁性粉を加圧成形して作製された一対の磁性体部を樹脂モールド部で一体に連結して構成された従来の磁性クサビが提案されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
また、アルミ材などの非磁性材が片面あるいは両面に形成された短冊状磁性板を折り曲げてL字状の磁性材薄板を作製し、その磁性材薄板を複数枚積層してL形部材を作製し、そのL形部材を背中合わせに配置し、接着や圧接の手段により一体化して構成された他の従来の磁性クサビが提案されていた(例えば、特許文献3,4参照)。
特開平6−105488号公報 特開2007−221913号公報 特開昭63−028241号公報 特開昭63−043543号公報
磁性粉は、金属粉と高分子材料とを混合したものであり、磁性鋼板などの強磁性体と比較して、透磁率が低い。そこで、シュー部分である磁性体部が磁性粉を加圧成形して作製されている従来の磁性クサビが装着された電機子コアは、シューが磁性鋼板でティース先端に一体に作製されている電機子コアに比べて、磁気特性が低くなってしまう。
また、他の従来の磁性クサビは、短冊状磁性板をL字状に折り曲げて作製された磁性材薄板を積層してL形部材を構成しているので、L形部材の角部が円弧形状となってしまい、所望のシュー形状を正確に模擬できなかった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、シューが磁性鋼板でティースと一体に形成された電機子コアと同等の磁気特性を有するとともに、所望のシュー形状を簡易に、かつ正確に模擬できる磁性クサビを備えた回転電機用電機子を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機用電機子は、ティースが円環状のコアバックの内周面から径方向内方に突出して周方向に配列され、スロットが隣り合う上記ティース間に形成されている電機子コアと、上記電機子コアに装着された電機子コイルと、隣り合う上記ティースの内周端部間に装着されて、上記スロットの開口部を塞口する磁性クサビと、を備え、上記磁性クサビは、隣り合う上記ティースの内周端部間に周方向に離間して配置された一対の磁性体部と、一対の上記磁性体部を連結する非磁性部と、を備え、上記磁性体部は、複数の矩形平板状の磁性鋼板をその厚み方向を径方向に一致させて径方向に積層して構成されている。
この発明によれば、磁性クサビの磁性体部がティースの内周端部の周方向両側に配置されるので、シューが磁性鋼板でティースと一体に形成されている電機子コアと同等の磁気特性が得られる。
磁性体部が矩形平板状の磁性鋼板をその厚み方向に積層して構成されているので、磁性鋼板の板厚や幅を変えることで、所望のシュー形状を簡易に、かつ正確に模擬できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子を示す要部端面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における電機子コアを示す要部端面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における電機子コイルを電機子コアに装着する方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子の磁気特性を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機用電機子における磁性クサビを長さ方向の他端側から見た平面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機用電機子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る回転電機用電機子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態6に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子を示す要部端面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における電機子コアを示す要部端面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における電機子コイルを電機子コアに装着する方法を説明する図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す断面図である。
図1において、回転電機用電機子(以下、電機子という)1は、円筒状の電機子コア2と、この電機子コア2に巻装された電機子コイル7と、電機子コア2のスロット6の開口部に装着された磁性クサビ10と、を備えている。
電機子コア2は、図2に示されるように、磁性鋼板を積層一体化して作製され、円環状のコアバック3と、それぞれ、コアバック3から径方向内方に突出して、周方向に一定のピッチで配列されたティース4と、を備えている。嵌合溝5が、溝方向を軸方向として、ティース4の周方向の両側面の内周端側に形成されている。なお、スロット6が周方向に隣り合うティース4間に形成されている。また、ティース4は、周方向幅が径方向内方に向かって漸次細くなる先細り形状に構成され、スロット6の電機子コア2の軸心と直交する断面が矩形形状となっている。
電機子コイル7は、例えば、絶縁被覆された平角導線をエッジワイズで巻回して構成された集中巻コイルである。このように構成された電機子コイル7は、図3に示されるように、その内部にティース4を通すように、径方向内方からティース4のそれぞれに装着される。
ここで、磁性クサビ10の構造を図4および図5を参照しつつ説明する。
磁性クサビ10は、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11を非磁性部としての樹脂モールド部13で一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さに略等しい長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、磁性クサビ10は、両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられた嵌合凸部14を有する。そして、磁性クサビ10は、軸方向外方から、嵌合凸部14を嵌合溝5に挿入して、隣り合うティース4の内周端部間に装着される。このとき、必要に応じて、接着剤を用いて磁性クサビ10とティース4に固着する。
磁性体部11は、電磁鋼板などの矩形平板状の磁性鋼板12を互いに離間してその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板12の短辺の長さ方向を磁性クサビ10の幅方向に一致させて、磁性クサビ10の幅方向両端部に配置されている。さらに、一対の磁性体部11間の間隔が、スロット6の開口部に装着されたときに、径方向内方に向かって漸次狭くなるように、磁性鋼板12の短辺長さが設定されている。さらにまた、一対の磁性体部11の幅方向両端部が、スロット6の開口部に装着されたときに、ティース4の内周端部に樹脂モールド部13を介して近接している。また、磁性鋼板12が、嵌合凸部14内にも配置されている。
このように構成された磁性クサビ10では、一対の磁性体部11間の間隔が径方向内方に向かって漸次狭くなっており、かつ一対の磁性体部11の幅方向両端部がティース4の内周端部に樹脂モールド部13を介して近接しており、ティース4の内周端部から周方向に突出するシュー形状を模擬している。そこで、電機子1を備えた回転電機において、磁束は、ティース4の部分だけではなく、ティース4の両側に配置された磁性体部11からティース4に流れ込むので、磁束の流れがスムーズとなり、磁束脈動が小さくなる。また、非磁性部としての樹脂モールド部13が一対の磁性体部11間に配置されているので、隣り合うティース4の内周端部間を流れる漏れ磁束がなくなり、鉄損が低減され、出力低下が抑制される。
磁性クサビ10がスロット6の開口部に装着されて、磁性体部11がティース4の内周端部の周方向の両側に配置されてシューを構成する。そこで、電機子コイル7のティース4への装着に障害となるシューがないので、電機子コイル7のティース4への装着が容易となり、生産性が向上される。
ティース4が先細り形状であり、スロット6が矩形の断面形状となっているので、電機子コイル7の占積率が高められ、回転電機の銅損が低減される。
磁性クサビ10がスロット6の開口部を塞口しているので、電機子コイル7の飛び出しが防止される。さらに、ロータの回転によって生じる空気の流れがスムーズとなり、騒音の発生を抑制できる。
磁性鋼板12の積層体である磁性体部11を樹脂モールド部13で連結して構成された磁性クサビ10が、隣り合うティース4の内周端部間に装着されているので、電機子コア2の剛性が高められる。
実施の形態1によれば、磁性体部11が磁性鋼板12を互いに離間して積層して構成され、樹脂モールド部13でモールドされている。そこで、樹脂モールド部13の樹脂層が積層方向に隣り合う磁性鋼板12間に充填され、磁性鋼板12間が絶縁されている。これにより、磁性鋼板12間の磁性が断裂され、磁束が磁性体部11を通過する際に発生する渦電流の経路が断たれるので、渦電流の発生が抑制され、回転電機の渦電流損を低減させることができる。なお、絶縁被膜で被覆されている磁性鋼板12を用いれば、磁性鋼板12を接するように積層しても、磁性鋼板12間の絶縁が確保され、磁性鋼板12間の磁性を断裂することができる。
また、磁性体部11が樹脂モールド部13により覆われているので、樹脂モールド部13の樹脂層がティース4と磁性体部11との間に配置され、ティース4と磁性体部11との間の絶縁が確保される。これにより、ティース4と磁性体部11との間の磁性が断裂され、磁束が磁性体部11を通過する際に発生する渦電流の経路が断たれるので、渦電流の発生が抑制され、回転電機の渦電流損を低減させることができる。
L字状に曲げた磁性鋼板を積層して作製されたL形部材を用いた従来の磁性クサビでは、L形の角部が円弧形状となってしまい、所望のシュー形状を正確に模擬できない。この磁性クサビ10では、矩形平板状の磁性鋼板12を厚み方向に積層して磁性体部11を構成しているので、磁性鋼板12の幅を変えることで、所望のシュー形状を簡易に、かつ正確に模擬でき、回転電機の効率を高めることができる。
磁性クサビ10における磁性体部11は、磁性鋼板12を積層して作製しているので、磁性粉を加圧成形して作製された磁性体部に比べて、透磁率が高く、磁束を効率よく通すことができる。そこで、磁性クサビ10を用いることで、磁性粉を加圧成形して作製された磁性体部を備えた従来の磁性クサビを用いた場合に比べて、回転電機の磁気特性を向上させることができる。
また、磁性鋼板12が、嵌合凸部14内に配置されているので、嵌合凸部14の剛性が高められ、磁性クサビ10がティース4に強固に保持される。また、ティース4の嵌合溝5内が擬似的に磁性体で構成されるので、磁束が嵌合溝5を通りやすくなり、ティース4内部での磁束の損失を低減できる。
また、磁性体部11は、磁性粉を加圧成形して磁性体部に比べて,剛性が高いので、電機子コア2の自重や遠心力に起因する撓みの発生や振動の発生を抑制できる。
また、磁性体部11が矩形平板状の磁性鋼板12を積層して構成されているので、磁性鋼板12の板厚、積層枚数、磁性鋼板12間の隙間、磁性鋼板12の短辺方向の長さを変化させることで、磁性体部11の形状を任意に設定できるので、所望のシュー形状を正確に模擬することができる。
ここで、磁性クサビ10は、それぞれ、磁性鋼板12を設定された隙間を確保してその厚み方向に積層して作製された一対の積層体を金型内に離間して配置し、溶融樹脂を金型内に射出した後、樹脂を冷却、硬化して作製される。これにより、一対の磁性体部11が樹脂モールド部13に埋設された磁性クサビ10が得られる。なお、絶縁被覆されている磁性鋼板12を用いる場合には、磁性鋼板12を接するようにその厚み方向に積層して積層体を構成してもよい。
つぎに、周波数48kHzのときに、磁性クサビ10を装着した電機子コア2、比較のために、磁性クサビ10を装着していない電機子コア2、およびシューが一体成形された電機子コアに発生する誘起電圧を測定した結果を図6に示す。図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機用電機子の磁気特性を示す図である。図中、本発明は磁性クサビ10を装着した電機子コア2であり、比較例1は磁性クサビ10を装着していない電機子コア2であり、比較例2はシューが一体成形された電機子コアである。また、磁性クサビ10の磁性体部11は、0.5mmの板厚の磁性鋼板12を0.15mmの隙間をあけて積層して作製した。
図6から、磁性クサビ10を装着した電機子コア2(本発明)には0.928Vの誘起電圧が発生した。また、磁性クサビ10を装着していない電機子コア2(比較例1)には0.850Vの誘起電圧が発生し、シューが一体成形された電機子コア(比較例2)には0.969Vの誘起電圧が発生した。つまり、磁性クサビ10を装着した電機子コア2に発生した誘起電圧は、磁性クサビ10を装着していない電機子コア2に発生した誘起電圧より9.2%高く、シューが一体成形された電機子コアに発生する誘起電圧より4.2%低い結果となった。このように、磁性クサビ10を装着した電機子コア2は、シューが一体成形された電機子コアに比べて磁気特性は劣るが、その差は4%程度である。また、磁性クサビ10を装着した電機子コア2は、磁性クサビ10を装着していない電機子コア2、すなわちシューのない電機子コア2に比べて、磁束を多く拾うことができることが確認できた。つまり、本発明の磁性クサビ10を用いることが有用であることが確認できた。
上記の例では、磁性体部11は、0.5mmの板厚の磁性鋼板12間に0.15mmの非磁性の樹脂層が設けられているが、この非磁性の樹脂層をさらに薄くすることで、磁性体部11の透磁率を向上させることができる。そして、磁性体部11の透磁率が向上させることで、電機子コア2の磁気特性が高められ、回転電機の効率を向上させることができる。
また、非磁性の樹脂層の厚みを変えることで、磁性体部11における磁性体と非磁性体の体積比を調整し、磁性体部11の透磁率を調整できる。したがって、実施の形態1によれば、電機子コア2の磁気特性を用途に応じて自在に調整できる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す断面図である。
図7において、磁性クサビ10Aは、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11Aを非磁性部としての樹脂モールド部13で一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さに略等しい長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、磁性クサビ10Aは、両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられた嵌合凸部14を有する。磁性体部11Aは、矩形平板状の磁性鋼板12を互いに離間してその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板12の厚み方向を磁性クサビ10Aの幅方向に一致させて、磁性クサビ10Aの幅方向両端部に配置されている。さらに、一対の磁性体部11A間の間隔が、スロット6の開口部に装着されたときに、径方向内方に向かって漸次狭くなるように、磁性鋼板12の短辺長さが設定されている。さらにまた、一対の磁性体部11Aの幅方向両端部が、スロット6の開口部に装着されたときに、ティース4の内周端部に樹脂モールド部13を介して近接している。また、磁性鋼板12が、嵌合凸部14内にも配置されている。
なお、実施の形態2では、磁性クサビ10に代えて磁性クサビ10Aを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2においても、磁性体部11Aが磁性鋼板12を互いに離間して積層して構成され、樹脂モールド部13でモールドされているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態2では、磁性鋼板12を周方向に積層して磁性体部11Aを構成している。そこで、ロータからティース4の両側に配置された磁性体部11Aを介してティース4に流れ込む磁束の流れ方向における磁路が、樹脂モールド部13の樹脂層により磁性鋼板12の枚数分に分断されている。そこで、樹脂モールド部13の樹脂層により磁性鋼板12間の絶縁が確保され、磁性鋼板12間の磁性が断裂される。このように、磁束が磁性体部11Aを通過することにより発生する渦電流の経路が磁性鋼板12の枚数分だけ細かく分断されるので、渦電流の発生を抑制でき、回転電機の渦電流損を低減できる。
ここで、磁性鋼板12の板厚を薄くするほど、磁束が通過する面の磁性体の磁性を細かく分断でき、渦電流の発生を抑制できる。
また、磁性体部11Aが矩形平板状の磁性鋼板12を積層して構成されているので、磁性鋼板12の板厚、積層枚数、磁性鋼板12間の隙間、磁性鋼板12の短辺方向の長さを変化させることで、磁性体部11Aの形状を任意に設定できるので、所望のシュー形状を正確に模擬することができる。
また、実施の形態2においても、磁性鋼板12間に充填された非磁性の樹脂層の厚みを変えることで、磁性体部11における磁性体と非磁性体の体積比を調整し、磁性体部11の透磁率を調整できる。したがって、実施の形態2においても、電機子コア2の磁気特性を用途に応じて自在に調整できる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3に係る回転電機用電機子における磁性クサビを長さ方向の他端側から見た平面図である。
図8において、磁性クサビ10Bは、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11Bを非磁性部としての樹脂モールド部13で一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さに略等しい長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、磁性クサビ10Bの両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられた嵌合凸部14Bが、その突出量を磁性クサビ10Bの長さ方向の他端から一端側に向かって漸次長くなるように形成されている。磁性体部11Bは、矩形平板状の磁性鋼板12をその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板12の短辺の長さ方向を磁性クサビ10Bの幅方向に一致させて、磁性クサビ10Bの幅方向両端部に配置されている。さらに、一対の磁性体部11B間の間隔が、スロット6の開口部に装着されたときに、径方向内方に向かって漸次狭くなるように、磁性鋼板12の短辺長さが設定されている。さらにまた、一対の磁性体部11Bの幅方向両端部が、スロット6の開口部に装着されたときに、ティース4の内周端部に樹脂モールド部13を介して近接している。また、磁性鋼板12が、嵌合凸部14B内にも配置されている。
なお、実施の形態3では、磁性クサビ10に代えて磁性クサビ10Bを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3においても、磁性体部11Bが磁性鋼板12を互いに離間して積層して構成され、樹脂モールド部13でモールドされているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態3では、磁性クサビ10Bの嵌合凸部14Bの長さ方向の他端側を電機子コア2の一端に向けて、嵌合凸部14Bを嵌合溝5に押し入れて、磁性クサビ10Bが隣り合うティース4の内周端部間に装着される。嵌合溝5の溝深さは、電機子コア2の軸方向に一定である。そこで、嵌合凸部14Bが嵌合溝5に加圧挟持された状態で嵌合溝5内に嵌合されて、すなわち嵌合溝5に圧入されて、磁性クサビ10Bが電機子コア2に保持される。
この実施の形態3によれば、嵌合凸部14Bが嵌合溝5に圧入されて、磁性クサビ10Bが電機子コア2に強固に保持されるので、電機子コア2全体の剛性を高めることができる。また、嵌合凸部14Bと嵌合溝5との嵌合部を含めて、磁性クサビ10Bとティース4とが隙間なく連結されるので、回転電機の駆動時の振動が伝達されることによって生じる騒音の発生を抑制できる。
なお、上記実施の形態3では、嵌合溝5の溝深さを一定とし、嵌合凸部14Bの突出量を磁性クサビ10Bの長さ方向の他端から一端側に向かって漸次長くなるように形成されているが、嵌合凸部の突出量を一定とし、嵌合溝の溝深さを電機子コアの軸方向の他端から一端側に向かって漸次浅くなるように形成してもよい。
また、上記実施の形態3では、実施の形態1による磁性クサビの嵌合凸部の突出量を,磁性クサビの長さ方向の他端から一端側に向かって漸次長くなるように形成しているが、他の実施の形態による磁性クサビの嵌合凸部の突出量を、磁性クサビの長さ方向の他端から一端側に向かって漸次長くなるように形成してもよい。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4に係る回転電機用電機子を示す斜視図である。なお、図中、電機子コイルは省略されている。
図9において、磁性クサビ10Cは、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11Cを非磁性部としての樹脂モールド部13で一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さに略等しい長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、嵌合凸部14が、磁性クサビ10Cの両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられている。磁性体部11Cは、矩形平板状の磁性鋼板(図示せず)をその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板の短辺の長さ方向を磁性クサビ10Cの幅方向に一致させて、磁性クサビ10Cの幅方向両端部に配置されている。
そして、一対の磁性体部11Cの同一層における磁性鋼板の短辺長さの総和を一定とし、一方の磁性体部11Cの磁性鋼板の短辺長さを長さ方向の一端側から他端側に向かって漸次長くなるように形成し、他方の磁性体部11Cの磁性鋼板の短辺長さを長さ方向の一端側から他端側に向かって漸次短くなるように形成している。磁性クサビ10Cの長さ方向の中央位置を通り、電機子コア2の軸心と直交する断面では、一対の磁性体部11C間の間隔が、径方向内方に向かって漸次狭くなっている。また、磁性クサビ10Cの長さ方向の中央位置を通り、電機子コア2の軸心と直交する断面では、一対の磁性体部11Cは、磁性クサビ10Cの周方向の中央位置と電機子コア2の軸心とを通る直線を対称軸として、対称に配置されている。また、磁性鋼板が、嵌合凸部14内にも配置されている。さらに、一対の磁性体部11Cの幅方向両端部が、スロット6の開口部に装着されたときに、ティース4の内周端部に樹脂モールド部13を介して近接している。
なお、実施の形態4では、磁性クサビ10に代えて磁性クサビ10Cを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された電機子1Cにおいても、磁性体部11Cが矩形平板状の磁性鋼板12を互いに離間して積層して構成され、樹脂モールド部13でモールドされているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態4では、一対の磁性体部11Cの間に位置する樹脂モールド部13の部位の周方向位置が、電機子コア2の軸方向に対して、傾斜している。このように、磁性クサビ10Cにスキューがつけられているので、回転電機のトルクリップルを低減することができる。
従来、電機子コア2にスキューをつけるには、ティース4の周方向位置を軸方向一側から他側に向かって周方向に一側に順次シフトさせる必要があり、電機子コア2の製造工程が煩雑となる。さらに、スキューがつけられていないティースへの電機子コイル7の装着工程に比べて、スキューがつけられたティースへの電機子コイル7の装着工程が煩雑となる。
実施の形態4によれば、磁性クサビ10Cを用いることで、電機子コア2自体にスキューをつける必要がないので、煩雑な電機子コアの製造工程や電機子コイル7の装着工程をとる必要がなく、電機子1Cの生産性を向上できる。
なお、上記実施の形態4では、実施の形態1による磁性クサビにおいて、一対の磁性体部間に位置する樹脂モールド部の部位の周方向位置を、軸方向に対して傾斜させて、スキューをつけているが、他の実施の形態による磁性クサビに、同様にして、スキューをつけてもよい。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係る回転電機用電機子を示す斜視図である。なお、図中、電機子コイルは省略されている。
図10において、磁性クサビ10Dは、第1、第2および第3分割磁性クサビ20,21,22を電機子コア2の軸方向に積層して構成されている。
第1分割磁性クサビ20は、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11D1を非磁性部としての樹脂モールド部131で一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さの1/3の長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、嵌合凸部14が、第1分割磁性クサビ20の両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられている。磁性体部11D1は、矩形平板状の磁性鋼板(図示せず)をその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板の短辺の長さ方向を第1分割磁性クサビ20の幅方向に一致させて、第1分割磁性クサビ20の幅方向両端部に配置されている。さらに、一対の磁性体部11D1間の間隔が、スロット6の開口部に装着されたときに、径方向内方に向かって漸次狭くなるように、磁性鋼板の短辺長さが設定されている。また、磁性鋼板が、嵌合凸部14内にも配置されている。
第2分割磁性クサビ21および第3分割磁性クサビ22は、一対の磁性体部間に位置する樹脂モールド部の部位の周方向位置が異なる点を除いて、第1分割磁性クサビ20と同様に構成されている。
第2分割磁性クサビ21は、一対の磁性体部11D2間に位置する樹脂モールド部132の部位が第2分割磁性クサビ21の周方向の中央に位置している。第1分割磁性クサビ20は、一対の磁性体部11D1間に位置する樹脂モールド部131の部位が第1分割磁性クサビ20の周方向の中央位置から周方向の他側にシフトしている。一方、第3分割磁性クサビ22は、一対の磁性体部11D3間に位置する樹脂モールド部133の部位が第3分割磁性クサビ22の周方向の中央位置から周方向の一側にシフトしている。
これにより、第1、第2および第3分割磁性クサビ20,21,22を軸方向に積層して構成された磁性クサビ10Dは、一対の磁性体部11D1,11D2,11D3の間に位置する樹脂モールド部131,132,133の部位が電機子コア2の軸方向に対して、ステップ状に傾斜している。すなわち、この電機子1Dでは、磁性クサビ10Dに段スキューがつけられている。
したがって、実施の形態5においても、上記実施の形態4と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態5では、磁性クサビを軸方向に3つに分割しているが、磁性クサビの分割数は3つに限定されない。
また、実施の形態5では、実施の形態1における磁性クサビを軸方向に3つに分割し、3つの分割磁性クサビの樹脂モールド部の周方向位置を軸方向に順次ずらして、磁性クサビに段スキューをつけているが、他の実施の形態による磁性クサビに、同様にして、段スキューをつけてもよい。
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6に係る回転電機用電機子における磁性クサビを示す斜視図である。
図11において、磁性クサビ10Eは、幅方向に離間して配置された一対の磁性体部11を非磁性部としての樹脂モールド部13Eで一体に連結して構成され、電機子コア2の軸方向長さに略等しい長さを有し、かつスロット6の開口部を塞口する断面形状を有する棒状体に作製されている。さらに、磁性クサビ10Eの両側部から突出して長さ方向の一端から他端に至るように設けられた嵌合凸部14が、その突出量を磁性クサビ10Eの長さ方向の他端から一端側に向かって漸次長くなるように形成されている。磁性体部11は、矩形平板状の磁性鋼板12をその厚み方向に積層して構成され、磁性鋼板12の短辺の長さ方向を磁性クサビ10Eの幅方向に一致させて、磁性クサビ10Eの幅方向両端部に配置されている。さらに、一対の磁性体部11間の間隔が、スロット6の開口部に装着されたときに、径方向内方に向かって漸次狭くなるように、磁性鋼板12の短辺長さが設定されている。さらにまた、一対の磁性体部11の幅方向の両端部が、スロット6の開口部に装着されたときに、ティース4の内周端部に磁性モールド部13Eを介して近接している。また、磁性鋼板12が、嵌合凸部14内にも配置されている。凹部15が、長さ方向と直交する断面形状を円弧形とする溝形状で、樹脂モールド部13Eのスロット6側を向く面に、樹脂モールド部13Eの長さ方向の一端から他端に至るように形成されている。
なお、実施の形態6では、磁性クサビ10に代えて磁性クサビ10Eを用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態6においても、磁性体部11が磁性鋼板12を互いに離間して積層して構成され、樹脂モールド部13Eでモールドされているので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態6によれば、凹部15が樹脂モールド部13Eのスロット6側を向く面に長さ方向の一端から他端に至るように形成されているので、スロット6の断面積が増大される。これにより、電機子コイル7の巻回数を増やすことができるので、回転電機の効率を向上させることができる。また、電機子コイル7の巻回数を減らすことなく、コイル断面積を大きくすることができるので、通電電流の大電流化が可能となり、回転電機の高出力化が図られる。
なお、実施の形態6では、実施の形態1による磁性クサビの樹脂モールド部のスロット側の面に凹部を形成しているが、他の実施の形態による磁性クサビの樹脂モールド部のスロット側の面に凹部を形成してもよい。
また、上記実施の形態6では、凹部が長さ方向と直交する断面形状を円弧形とする溝形状に形成されているが、凹部の断面形状は円弧形に限定されない。
なお、上記各実施の形態では、電機子コイルが集中巻コイルで構成されているものとしているが、電機子コイルは分布巻コイルで構成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、ティースは、その幅が径方向の内方向に向かって漸次狭くなる先細り形状に形成されているが、その幅が径方向の内方向に向かって一定に形成されていてもよい。
また、上記各実施の形態では、電機子コイルが平角導線を用いて作製されているが、円形断面の導線を用いて作製されてもよい。
また、上記各実施の形態では、一対の磁性体部を連結する非磁性部として樹脂モールド部を用いているが、一対の磁性体部間の漏れ磁束を低減させる観点から、非磁性部をアルミや銅などの非磁性材料で作製してもよい。しかし、渦電流の発生を抑制する観点から、非磁性部は、電気絶縁性を備えていることが望ましい。
2 電機子コア、3 コアバック、4 ティース、5 嵌合溝、7 電機子コイル、10,10A,10B,10C,10D 磁性クサビ、11,11A,11B,11C,11D1,11D2,11D3 磁性体部、12 磁性鋼板、13,131,132,133 樹脂モールド部(非磁性部)、14,14B 嵌合凸部、15 凹部。

Claims (7)

  1. ティースが円環状のコアバックの内周面から径方向内方に突出して周方向に配列され、スロットが隣り合う上記ティースの間に形成されている電機子コアと、
    上記電機子コアに装着された電機子コイルと、
    隣り合う上記ティースの内周端部間に装着されて、上記スロットの開口部を塞口する磁性クサビと、を備え、
    上記磁性クサビは、隣り合う上記ティースの内周端部間に周方向に離間して配置された一対の磁性体部と、一対の上記磁性体部を連結する非磁性部と、を備え、
    上記磁性体部は、複数の矩形平板状の磁性鋼板をその厚み方向を径方向に一致させて径方向に積層して構成されている回転電機用電機子。
  2. 上記磁性部は、複数種類の磁性鋼板を積層して構成され、積層方向に隣り合う上記磁性鋼板の間の磁性が断裂されている請求項1記載の回転電機用電機子。
  3. 上記非磁性部は、一対の上記磁性体部を埋設する樹脂モールド部である請求項1又は請求項2記載の回転電機用電機子。
  4. 上記ティースは、周方向の両側面の内周端側に、溝方向を軸方向として、軸方向の一端から他端に至る一対の嵌合溝を有し、
    上記磁性クサビは、周方向の両側面から突出して、軸方向の一端から他端に至る一対の嵌合凸部を有し、
    上記磁性クサビは、上記嵌合凸部が上記嵌合溝に加圧挟持された状態で上記嵌合溝に嵌合されて、隣り合う上記ティースに保持されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機用電機子。
  5. 上記非磁性部の一対の上記磁性体部の間に位置する部位の周方向位置が、上記電機子コアの軸心に対してスキューしている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機用電機子。
  6. 上記磁性クサビは、それぞれ、上記非磁性部の一対の上記磁性体部の間に位置する部位の周方向位置が異なる複数の分割磁性クサビを軸方向に積層して構成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機用電機子。
  7. 上記磁性クサビは、上記樹脂モールド部の上記スロット側を向く面に、軸方向の一端から他端に至る凹部を有している請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機用電機子。
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