JP6552039B2 - 走査型顕微鏡、及び、画素データ生成方法 - Google Patents

走査型顕微鏡、及び、画素データ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、走査画像の画素データを生成する技術に関する。
共焦点顕微鏡は、試料を光で走査する走査型顕微鏡の一種であり、現在、様々な用途で広く利用されている。共焦点顕微鏡は、その光学的セクショニング効果を利用して、非接触で3次元形状を測定することができる。このため、3次元形状を測定する測定装置としても利用されている。
共焦点顕微鏡を測定装置として利用する場合、触針の先端で試料をなぞる接触式測定装置と比較して、試料を傷つける虞がないといったメリットがある。一方で、反射率が低い試料を測定する場合や表面が大きく傾斜した試料を測定する場合などには、検出光量が不足してS/N比が劣化してしまうことがある。このため、共焦点顕微鏡において、S/N比を改善して信頼性の高い測定を行うための技術が様々提案されている。
例えば、特許文献1には、試料の反射率が低く画像信号にノイズが多く含まれる場合に、画像信号を積算してノイズを低減する技術が記載されている。また、特許文献2には、異なるピンホール径で取得した信号を比較しより信頼性が高いと判断された信号に基づいて、全焦点画像及び高さ情報を得る技術が記載されている。
特開平9−211333号公報 特開2009−175682号公報
しかしながら、特許文献1では、異なるフレームの画像信号が利用されるため、積算回数を増やすほど画像信号を取得するタイミング間に大きな時間差が生じてしまう。このような、時間差の発生はデータの信頼性の面から見て望ましくない。また、特許文献2では、ピンホール径の異なる複数の検出系が必要となるため、装置の構成が複雑になり、装置全体が高価になってしまう。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、装置構成を過度に複雑化することなく、信頼性の高い画素データを生成する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、試料を光で非等速に走査する走査手段を含む、走査光学系と、前記走査手段により走査された前記試料からの光を検出し、アナログ信号を出力する光検出器と、一定の周波数でサンプリングクロックを生成するクロック生成手段と、前記クロック生成手段で生成された前記サンプリングクロックに従って、前記光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングし、デジタル信号を出力するサンプリング手段と、前記試料の各領域に対応する画素データを、前記サンプリング手段から出力された空間的に等間隔に並んだサンプル位置で取得した複数のデジタル信号に基づいて生成する画素データ生成手段と、を備える走査型顕微鏡を提供する。
本発明の別の態様は、非等速に走査する走査手段と光検出器を備える走査型顕微鏡の画素データ生成方法であって、前記走査手段により走査された試料からの光を前記光検出器で検出し、一定の周波数でサンプリングクロックを生成し、前記サンプリングクロックに従って、前記光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングし、前記試料の各領域に対応する画素データを、オーバーサンプリングで得られた空間的に等間隔に並んだサンプル位置で取得した複数のデジタル信号に基づいて生成する画素データ生成方法を提供する。
本発明によれば、装置構成を過度に複雑化することなく、信頼性の高い画素データを生成することができる。
実施例1に係る走査型顕微鏡100の構成を例示した図である。 走査方法の一例を示した図である。 画素領域と画素データの関係の一例を示した図である。 画素領域と画素データの関係の別の例を示した図である。 高さ情報生成処理のフローチャートである。 IZカーブの一例を示した図である。 実施例1に係るクロック生成回路15の構成の一例を示したブロック図である。 実施例1に係るサンプリングクロックと走査位置の関係を示す図である。 実施例2に係るサンプリングクロックと走査位置の関係を示す図である。
図1は、本実施例に係る走査型顕微鏡100の構成を例示した図である。図2は、走査型顕微鏡100による走査方法の一例を示した図である。走査型顕微鏡100は、レーザ光が集光した光スポットで試料Sを走査するレーザ走査型顕微鏡であり、共焦点光学系を備える共焦点顕微鏡でもある。走査型顕微鏡100は、例えば、試料Sの高さ情報(表面粗さ情報を含む)を生成する3次元測定装置として利用される。なお、本明細書では、光スポットが形成される試料S上の位置を、走査位置と記す。
走査型顕微鏡100は、図1に示すように、顕微鏡本体10、コンピュータ20、表示装置30、入力装置40を備えている。顕微鏡本体10は、走査光学系、光検出器13、走査駆動制御回路14、クロック生成回路15、A/D変換器16、変位計17、焦点移動機構18を備えている。走査光学系は、レーザ光源1、ミラー2、ハーフミラー3、二次元走査機構4、ミラー5、レンズ6、レボルバ7、対物レンズ8、ステージ9、レンズ11、共焦点絞り12を備えている。
二次元走査機構4は、レーザ光源1からのレーザ光で試料Sを走査する走査手段であり、走査駆動制御回路14により制御される。二次元走査機構4は、対物レンズ8の光軸と直交するX方向に試料Sを走査する走査手段であるスキャナ4aと、対物レンズ8の光軸及びX方向と直交するY方向に試料Sを走査する走査手段であるスキャナ4bを備えている。例えば、スキャナ4aは共振スキャナであり、スキャナ4bはガルバノスキャナである。共振スキャナは、ガルバノスキャナよりも高速な走査が可能である。ただし、その速度は周期運動の期間中一定ではなく、その速度変化はサイン関数で表わされる。つまり、非等速に試料Sを走査する。一方、ガルバノスキャナは、共振スキャナよりも概して低速であるものの、周期運動の期間中一定の速度で試料Sを走査することができる。共振スキャナとガルバノスキャナからなる二次元走査機構4は、一方向に他方向よりも高速に走査することが求められるラスタースキャンに好適である。
共焦点絞り12は、ピンホールが形成された絞りである。共焦点絞り12は、対物レンズ8の前側焦点位置以外の位置で反射した光を遮断するため、対物レンズ8の前側焦点位置と光学的に共役な位置にピンホールが位置するように、配置されている。例えば、共焦点絞り12は、レンズ11の後側焦点面に配置される。
光検出器13は、二次元走査機構4により走査された試料Sからの光を検出し、検出した光強度に応じたアナログ信号を出力する光電変換素子である。光検出器13は、例えば、光電子増倍管(PMT:Photomultiplier Tube)である。
走査駆動制御回路14は、二次元走査機構4を制御する回路である。走査駆動制御回路14は、例えば、図2に示す軌跡19で光スポットが移動するように、つまり、ラスタースキャンが行われるように、二次元走査機構4を制御する。以降では、ラスタースキャンを構成するライン走査(図2におけるX方向への走査)の周期を走査周期と記す。また、走査駆動制御回路14は、二次元走査機構4の走査タイミングを示す信号(以降、走査タイミング信号と記す。)をクロック生成回路15に出力する。走査タイミング信号は、例えば、スキャナ4aがX方向への各ライン走査の開始タイミングを示す信号である。
クロック生成回路15は、試料S上のサンプリング位置が等間隔に移動するようにサンプリングクロックを生成し、A/D変換器16に出力するクロック生成手段である。つまり、クロック生成回路15で生成されるサンプリングクロックは、スキャナ4aの走査速度に同期したサンプリングクロックであり、走査速度が速いときほどクロック間隔が短くなり、走査速度が遅いときほどクロック間隔が長くなる。なお、本明細書では、サンプリング位置とは、サンプリングが行われる時の走査位置のことをいう。
クロック生成回路15は、走査速度に同期したサンプリングクロックを、例えば、走査駆動制御回路14から受信した走査タイミング信号と、スキャナ4aの速度波形情報とに基づいて生成する。なお、速度波形情報は、スキャナ4aが試料Sを走査している期間中、試料S上に形成される光スポットの移動速度がどのように変化するかを示す情報であり、より具体的には、1走査周期中の各タイミングにおける光スポットの移動速度の情報である。各タイミングにおけるサンプリング位置は、走査タイミング信号と速度波形情報に基づいて、特定することができる。
A/D変換器16は、光検出器13から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングして、光検出器13で検出された光強度に応じたデジタル信号を出力するサンプリング手段である。デジタル信号はサンプリング位置の輝度値を示している。A/D変換器16は、クロック生成回路15で生成されたサンプリングクロックに従って、アナログ信号をオーバーサンプリングする。ここで、オーバーサンプリングとは、スキャナ4aで行われるライン走査の1周期中に、水平方向の画素数を上回る回数のサンプリングを行うことをいう。また、水平方向の画素数とは、1ラインの走査で得られた信号から生成される画素データの最大個数のことであり、走査型顕微鏡100では、1ラインの走査で得られた信号に基づいて画素データ生成部21で生成される画素データの数のことである。なお、A/D変換器16は入力信号の時間積分をA/D変換してもよい。
変位計17は、レボルバ7とともに移動する対物レンズ8の光軸方向へ移動量を測定する手段である。変位計17は、対物レンズ8の光軸方向の移動量を、コンピュータ20に出力するように構成されている。焦点移動機構18は、レボルバ7を光軸方向へ移動させる手段である。焦点移動機構18は、例えば、ステッピングモータであってもよく、また、ピエゾ素子であってもよい。なお、焦点移動機構18は、対物レンズ8と試料Sの距離を変化させるものであればよいため、レボルバ7の代わりにステージ9を光軸方向に移動させてもよい。その場合、変位計17は、ステージ9の光軸方向への移動量を測定するように構成される。
顕微鏡本体10では、レーザ光源1から出射したレーザ光は、ミラー2を反射し、ハーフミラー3、二次元走査機構4を介してミラー5へ入射する。ミラー5で対物レンズ8の光軸方向に反射したレーザ光は、レンズ6により所定の光束径に拡大されて、対物レンズ8によりステージ9に配置された試料S上に光スポットを形成する。試料Sを反射したレーザ光は、再び対物レンズ8に入射し、レンズ6、ミラー5、二次元走査機構4を介してハーフミラー3に入射する。ハーフミラー3で反射したレーザ光は、レンズ11により集光し共焦点絞り12に形成されたピンホールを通って光検出器13で検出される。走査型顕微鏡100は、二次元走査機構4で走査位置を移動させながらA/D変換器16でサンプリングを繰り返すことで、各サンプリング位置のデジタル信号(つまり、各サンプリング位置の輝度値)を得ることができる。
コンピュータ20は、例えば、CPU、メモリ、ハードディスクなどの補助記憶装置を備えている。メモリにロードしたプログラムをCPUで実行することで、CPUが画素データ生成部21及び表示用データ生成部22として動作する。即ち、コンピュータ20は、画素データ生成部21と表示用データ生成部22を備えている。コンピュータ20は、顕微鏡本体10からの出力信号に基づいて画素データを生成し、生成した画素データに基づいて試料Sの高さ情報や全焦点画像データを生成する。生成されたデータは、補助記憶装置に記録する。
画素データ生成部21は、試料Sの各領域(画素領域)に対応する画素データを、A/D変換器16から出力された複数のデジタル信号に基づいて生成する。画素データ生成部21で生成される複数の画素データの各々は、同数のデジタル信号に基づいて生成されることが望ましい。
ある画素領域に対応する画素データは、その画素領域内のサンプリング位置で取得された複数のデジタル信号に基づいて生成されることが望ましい。例えば、1走査周期中に2048回のサンプリングを行って1ライン当たり水平方向に1024画素の画素データを生成する場合であれば、図3に示すように、画素データ生成部21は、1画素目の画素データを1回目と2回目のサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて生成し、2画素目の画素データを3回目と4回目のサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて生成し、N画素目の画素データを2N−1回目と2N回目のサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて生成することが望ましい。
また、ある画素領域に対応する画素データは、その画素領域内のサンプリング位置とその画素領域に隣接する画素領域内のサンプリング位置で取得された複数のデジタル信号に基づいて生成されてもよい。例えば、1走査周期中に2048回のサンプリングを行って1ライン当たり水平方向に1024画素の画素データを生成する場合であれば、図4に示すように、画素データ生成部21は、2画素目の画素データを2回目から5回目までのサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて生成し、N画素目の画素データを2N−2回目から2N+1回目までのサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて生成してもよい。この場合、1画素目の画素データは、0回目のサンプリング位置におけるデジタル信号を補間演算により推定し、推定されたデジタル信号と1回目から5回目までのサンプリングで取得されたデジタル信号に基づいて、1画素目の画素データが生成されてもよい。
なお、画素データは、画素データに含まれるノイズ成分の割合(S/N比)が複数のデジタル信号の各々に含まれるノイズ成分の割合よりも少なくなるように生成されればよい。つまり、ノイズが軽減されればよく、画素データ生成部21ではノイズ除去を目的とした任意の演算が採用し得る。具体的には、画素データ生成部21は、最頻値又は最大値の選択、平均化など、複数のデジタル信号を統計的に処理して画素データを生成してもよい。また、画素データ生成部21は、ローパスフィルタ処理により画素データを生成してもよい。平均化を例にノイズ除去効果を説明すると、ノイズは正規分布で発生していると考えられるため、N個のデジタル信号を平均することでノイズを1/√Nに減衰させることができる。また、サンプリング数を増やすほどノイズの割合を低下させることができる。
また、画素データは、画素データのダイナミックレンジが複数のデジタル信号の各々のダイナミックレンジよりも大きくなるように生成されてもよい。具体的には、画素データ生成部21は、複数のデジタル信号を積算して画素データを生成してもよい。この場合、A/D変換器16により制限されるダイナミックレンジを上回る、広いダイナミックレンジを有する画素データを生成することができる。また、光検出器13に入射する光量が小さい場合には、その光量に応じた信号(以降、微小信号と記す)は常時発生するわけではなく、確率的に発生する。より多くサンプリングして積算することで確率的に発生する微小信号を捉える可能性が高まる。この点もダイナミックレンジの拡大に寄与するため、実質的な分解能を向上させることができる。なお、A/D変換器16が、積分回路を有し、アナログ信号の時間的な積分値をサンプリングする場合にも同様の効果を得ることができる。また、画素データ生成部21は、ダイナミックレンジを拡張する演算(例えば、積算)とノイズを抑える演算(例えば、平均化)を利用者の指示に基づいて切換えて実行するように、構成されていてもよい。
表示用データ生成部22は、画素データ生成部21で生成された画素データから表示用の画素データを生成する。表示用データ生成部22は、画素データ生成部21で生成された画素データをそのまま表示用の画素データとして出力してもよい。また、表示装置30の画素数に応じて、画素データ生成部21で生成された2つ以上の画素データから1つの表示用の画素データを生成してもよい。
表示装置30は、コンピュータ20が生成した画素データの集合である画像データに基づいて、試料Sの画像を表示する表示手段である。表示装置30は、例えば、液晶ディスプレイであってもよく、又は、有機ELディスプレイであってもよい。表示装置30は、コンピュータ20が画像データを生成する毎に、最新の画像データに基づいて試料Sの画像を表示してもよく、また、試料Sの画像以外の種々の情報を表示してもよい。
入力装置40は、ユーザの操作に応じた命令をコンピュータ20へ入力する入力装置である。入力装置40は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなどである。
図5は、走査型顕微鏡100で行われる高さ情報生成処理のフローチャートである。図6は、IZカーブの一例を示した図である。以下、図5及び図6を参照しながら、試料Sの高さ情報の生成方法について説明する。
まず、走査型顕微鏡100は、X方向へ試料Sを走査しながらオーバーサンプリングを行う(ステップS1)。ここでは、二次元走査機構4が行うライン走査により光スポットが試料S上でX方向に移動する間に、A/D変換器16がサンプリングクロックに従って、試料Sからの光を検出した光検出器13からのアナログ信号をオーバーサンプリングする。なお、サンプリングクロックは、サンプリング位置が試料S上を等間隔に移動するように生成されているため、ステップS1では、試料の輝度値が空間的に等間隔に測定される。
次に、走査型顕微鏡100は、1ライン分の画素データを生成する(ステップS2)。ここでは、A/D変換器16から出力された複数のデジタル信号に基づいて、画素データ生成部21が試料Sのライン上の各領域の画素データを生成する。例えば、ステップS1で1ライン走査中に2048回のサンプリングを行っている場合に、それぞれ異なる2回のサンプリングによって得られた2つのデジタル信号に基づいて1画素の画素データを生成し、計1024画素の画素データを生成する。なお、ステップS1とステップS2が順番に行われる例が示されているが、ライン走査の終了を待つことなく、必要数のデジタル信号が生成される度に画素データが生成されてもよい。
画素データが生成されると、走査型顕微鏡100は、全てのラインで画素データを生成済みか否かを判断する(ステップS3)。ここでは、例えば、垂直方向の画素数が768であれば、768ライン全てで画素データを生成済みであるか否かをコンピュータ20が判断する。全てのラインで画素データが生成されていない場合には、走査型顕微鏡100は、スキャナ4bでY方向に走査開始位置を移動し(ステップS4)、その後、X方向へ走査しながら行うオーバーサンプリングと画素データの生成とを繰り返す(ステップS1及びステップS2)。これらの処理を全てのラインに対して行うことで、二次元走査機構4の走査範囲内のすべての領域の画素データが生成される。なお、以降では、二次元走査機構4の走査範囲内のすべての領域の画素データの集合を走査画像データと記す。
全てのラインで画素データが生成されると、走査型顕微鏡100は、全ての高さで画素データを生成済みか否かを判断する(ステップS5)。ここでは、例えば、予め設定された全ての高さで画素データを生成済みであるか否かをコンピュータ20が判断する。なお、高さとは、ステージ9上面から観測面までのZ方向の距離であり、例えば、変位計17からの出力結果に基づいて特定される。設定された全ての高さで画素データが生成されていない場合には、走査型顕微鏡100は、焦点移動機構18でZ方向に走査開始位置を移動し(ステップS6)、その後、全てのラインに対してX方向へ走査しながら行うオーバーサンプリングと画素データの生成とを繰り返す(ステップS1からステップS4)。これにより、各高さにおける走査画像データが生成される。
全ての高さで画素データが生成されると、走査型顕微鏡100は、試料Sの高さ情報を生成し(ステップS7)、処理を終了する。ここでは、複数の走査画像データに基づいて、コンピュータ20が画素領域毎に輝度変化曲線(以降、IZカーブと記す)を生成する。そして、IZカーブ基づいてその画素領域の高さを特定することで、試料Sの高さ情報を生成する。なお、例えば、図6に示すようにサンプリングが行われた高さのうちの最大輝度値I0を示す高さZ0を画素領域の高さとして特定してもよく、また、IZカーブの形状を算出し、IZカーブで輝度値が極大となる高さを画素領域の高さとして特定してもよい。図6では、黒丸はサンプリング結果を示している。さらに、コンピュータ20は、画素領域毎に特定された高さの画素データに基づいて、走査範囲全体にピントが合った全焦点画像データを生成してもよい。
本実施例に係る走査型顕微鏡100では、光検出器13から出力されるアナログ信号をオーバーサンプリングして複数のデジタル信号から各画素データを生成する。このため、顕微鏡本体10の構成を過度に複雑化することなく、ノイズ成分の割合を抑えた信頼性の高い画素データを生成することができる。また、共振スキャナが用いられているにも関わらず、空間的に等間隔に並んだサンプリング位置で取得したデジタル信号から画素データを生成することができるため、より高い信頼性を実現することができる。従って、走査型顕微鏡100で生成された画素データに基づいて高さ情報を生成することで、試料のより正確な3次元形状を再現することが可能となる。
従来の走査型顕微鏡では、光学分解能以下の間隔でサンプリングを行っても分解能の向上は見込めないため、サンプリング間隔は光学分解能程度に設計されているのが通常である。しかしながら、S/N比については、サンプリング数を増やすほどS/N比を向上させることができる。このため、走査型顕微鏡100では、試料S上のサンプリング位置が走査光学系の光学分解能よりも狭い間隔で移動するようにサンプリングクロックを生成し、光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングすることが望ましい。
また、走査型顕微鏡100では、サンプリングタイミングの時間差の小さい複数のデジタル信号に基づいて画素データが生成される。このため、異なるサンプリング位置で取得された複数のデジタル信号に基づいて画素データが生成されるものの、サンプリング位置の差及び時間差が及ぼす影響は軽微である。特に光学分解能よりも狭い間隔でサンプリングした場合には、信頼性への影響は無視できる。従って、複数のデジタル信号から信頼性の高い画素データを生成するメリットを最大限享受することができる。
最後に、図7及び図8を参照しながら、スキャナ4aの走査速度に同期したサンプリングクロックを生成するクロック生成回路15について説明する。図7はクロック生成回路15の構成の一例を示したブロック図である。図8は、クロック生成回路15で生成されるサンプリングクロックと走査位置の関係を示す図である。なお、図7に示す構成は、あくまでクロック生成回路15の構成の一例であり、クロック生成回路15の構成は図7に示す構成に限れない。
クロック生成回路15は、位相比較器51、ループフィルタ52、電圧制御発振器(Voltage Controlled Oscillator、以降、VCOと記す)53、カウンタ54、メモリ55、D/Aコンバータ56、VCO57、カウンタ58、位相比較器59、ループフィルタ60を備えている。
位相比較器51には、走査駆動制御回路14から出力される走査タイミング信号と、カウンタ54から出力されるタイミング信号(以降、第1タイミング信号と記す。)が入力される。第1タイミング信号については後述する。位相比較器51は、2つの入力信号(走査タイミング信号と第1タイミング信号)の位相差を検出して位相差に応じた信号を出力する。例えば、走査タイミング信号に対して第1タイミング信号が早いほど低い電圧の信号を出力し、遅いほどで高い電圧の信号を出力する。位相比較器51から出力された信号は、ローパスフィルタであるループフィルタ52を介して、VCO53に入力される。VCO53は、可変周波数発振器であり、入力信号(電圧)に応じた周波数のクロックを発生させる。例えば、高電圧が入力されるほど高周波のクロックを発生し、低電圧が入力されるほど低周波のクロックを発生する。カウンタ54は、VCO53からのクロックをカウントし、予め設定されている回数C1(例えば、1000回)カウントする毎に、位相比較器51に第1タイミング信号を出力する。なお、カウンタ54は、後述する位相比較器59にも第1タイミング信号を出力する。
位相比較器51からカウンタ54で構成されるループにより、走査タイミング信号と第1タイミング信号が同周期で且つ同位相に収束する。このため、収束状態では、1走査周期中に一定の時間間隔で回数C1と同数のクロックがVCO53から出力される。つまり、VCO53から一定の周波数のクロックが出力される。
メモリ55は、少なくとも、カウンタ54に設定されている回数C1と同数のアドレス(0から999まで)を有していて、各アドレスにはスキャナ4aの速度波形(サイン波形)を再現するための速度情報が記憶されている。例えば、N番目のアドレス数には(N−1)/C1周期のタイミングでのスキャナ4aの速度情報が記憶されている。D/Aコンバータ56は、カウンタ54がカウントするたびに、カウンタ値に応じたメモリ55のアドレスから速度情報を読み出して、アナログ信号に変換する。これにより、スキャナ4aの速度波形(サイン波形)を再現した電圧がVCO57へ出力される。VCO57は、VCO53と同様に可変周波数発振器であり、入力信号(電圧)に応じた周波数のクロックを発生させる。このため、スキャナ4aの速度が速く入力電圧が高いときには高い周波数でクロックを出力し、速度が遅く入力電圧が低いときには低い周波数でクロックを出力する。なお、VCO57から出力されたクロックは、サンプリングクロックとしてA/D変換器16に出力される。
カウンタ58は、VCO57からのクロックをカウントし、予め設定されている回数C2(例えば、2048回)カウントする毎に、位相比較器59に第2タイミング信号を出力する。位相比較器59は、カウンタ54から出力された第1タイミング信号と、カウンタ58から出力された第2タイミング信号の位相差を検出して位相差に応じた信号を出力する。例えば、第1タイミング信号に対して第2タイミング信号が早いほど低い電圧の信号を出力し、遅いほど高い電圧の信号を出力する。位相比較器59から出力された信号は、ローパスフィルタであるループフィルタ60を介して、D/Aコンバータ56に入力される。D/Aコンバータ56は、位相比較器59からの信号に従ってアナログ信号の大きさを調整して出力する。
カウンタ54からループフィルタ60で構成されるループにより、第1タイミング信号と第2タイミング信号が同周期で且つ同位相に収束するため、走査タイミング信号と第2タイミング信号も同周期で且つ同位相に収束する。これにより、収束状態では、VCO57から、1走査周期中に回数C2と同数のサンプリングクロックが、走査位置が等間隔に移動するようなタイミングで出力される。つまり、VCO57からスキャナ4aの走査速度に同期したサンプリングクロックが出力される。
以上のように構成されたクロック生成回路15によれば、カウンタ58に設定する回数C2を水平方向の画素数を上回る回数に設定することで、1走査周期中に水平方向の画素数を上回るサンプリングクロックを走査位置が等間隔に移動するようなタイミングで発生させることができる。そして、クロック生成回路15で生成されたサンプリングクロックに従ってA/D変換器16がサンプリングを行うことで、共振スキャナのような非等速で運動するスキャナを用いる場合であっても、図8に示すように、サンプリング位置を等間隔に移動させながら、1画素領域内で複数回サンプリングを行うことができる。
図9は、本実施例に係るクロック生成回路で生成されるサンプリングクロックと走査位置の関係を示す図である。なお、本実施例に係る走査型顕微鏡は、クロック生成回路15の代わりに一定の周波数でサンプリングクロックを生成するクロック生成回路を備える点を除き、走査型顕微鏡100と同様の構成を有している。
本実施例に係る走査型顕微鏡では、図9に示すように、光検出器13から出力されるアナログ信号をオーバーサンプリングして、その結果得られた水平方向の画素数を上回る数のデジタル信号から画素領域毎に同数(ここでは、2つ)のデジタル信号を選択して、各画素領域に対応する画素データを生成する。複数のデジタル信号から各画素データが生成される点については実施例1と同様である。このため、本実施例に係る走査型顕微鏡によっても、実施例1に係る走査型顕微鏡100と同様に、顕微鏡本体10の構成を過度に複雑化することなく、ノイズ成分の割合を抑えた信頼性の高い画素データを生成することができる。また、生成された画素データに基づいて高さ情報を生成することで試料のより正確な3次元形状を再現することが可能となる点も、走査型顕微鏡100と同様である。さらに、クロック生成回路15のような複雑な回路構成を必要せず、一般的なクロック生成回路を利用することができるため、走査型顕微鏡を容易に構成することできる。
一般的に、一定の周波数でクロックを発生させる発振器は、一定ではない周波数でクロックを発振するための発振器(例えば、VCOなど)よりも高周波でクロックを発振することが可能である。このため、本実施例に係るクロック生成回路で十分に高い周波数のサンプリングクロックで生成することで、図9に示すように、デジタル信号のサンプリング位置は試料上で空間的に等間隔に並んでいないものの、多数のデジタル信号から空間的に等間隔に並んだサンプリング位置で取得した複数のデジタル信号を選択することができる。従って、本実施例によっても、等間隔に並んだサンプリング位置で取得したデジタル信号に基づいて、画素データを生成することが可能である。また、等間隔に並んだサンプリング位置で取得したデジタル信号が存在しない場合でも、多数のデジタル信号から等間隔となる位置でのデジタル信号を補間により算出し、算出したデジタル信号に基づいて画素データを生成してもよい。
上述した実施例は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明は上述した実施例に限定されるものではない。走査型顕微鏡及び画素データ生成方法は、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲内で、さまざまな変形、変更が可能である。
走査型顕微鏡が反射光を検出する例を示したが、検出する光は特に限定されない。例えば、透過光、蛍光、エバネッセント光など照明に起因して発生する任意の光が検出され得る。レーザ光源を例示したが、光源はレーザ光源に限られない。また、走査手段として共振スキャナを使用する例を示したが、走査手段はガルバノスキャナであってもよい。さらに、走査手段が照明光と検出光の両方に作用する例を示したが、走査手段は照明光路と検出光路の少なくとも一方に配置されていればよい。例えば、試料Sの走査範囲全体を同時に照明し、検出光路に配置された走査手段を用いて試料Sの各領域からの光を光検出器で順次検出してもよい。また、照明光路に配置された走査手段を用いて試料Sの各領域を順次照明し、各領域からの光をノンデスキャン検出器(NTD)によって検出してもよい。
さらに、走査型顕微鏡は、サンプリングしたデジタル信号を記録しておくことで、必要に応じて画素データを作り直す機能を有してもよい。例えば、表示された画像にノイズの影響が見られる場合に、画素データを生成するデジタル信号の組み合わせを変更して画素データを作り直してもよい。また、コンピュータ20で画素データを生成する例を示したが、コンピュータ20を用いたソフトウェア処理によって画素データを生成する代わりに、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを用いてハードウェア処理によって画素データを生成してもよい。
1 レーザ光源
2、5 ミラー
3 ハーフミラー
4 二次元走査機構
4a、4b スキャナ
6、11 レンズ
7 レボルバ
8 対物レンズ
9 ステージ
10 顕微鏡本体
12 共焦点絞り
13 光検出器
14 走査駆動制御回路
15 クロック生成回路
16 A/D変換器
17 変位計
18 焦点移動機構
19 軌跡
20 コンピュータ
21 画素データ生成部
22 表示用データ生成部
30 表示装置
40 入力装置
51、59 位相比較器
52、60 ループフィルタ
53、57 VCO
54、58 カウンタ
55 メモリ
56 D/Aコンバータ
100 走査型顕微鏡
S 試料

Claims (12)

  1. 試料を光で非等速に走査する走査手段を含む、走査光学系と、
    前記走査手段により走査された前記試料からの光を検出し、アナログ信号を出力する光検出器と、
    一定の周波数でサンプリングクロックを生成するクロック生成手段と、
    前記クロック生成手段で生成された前記サンプリングクロックに従って、前記光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングし、デジタル信号を出力するサンプリング手段と、
    前記試料の各領域に対応する画素データを、前記サンプリング手段から出力された空間的に等間隔に並んだサンプル位置で取得した複数のデジタル信号に基づいて生成する画素データ生成手段と、を備える
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の走査型顕微鏡において、
    前記サンプリング手段は、前記アナログ信号を時間積分した積分値をオーバーサンプリングする
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  3. 請求項1または請求項2に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、前記試料の異なる領域に対応する複数の画素データの各々を、前記サンプリング手段から出力された同数のデジタル信号に基づいて生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、前記画素データに含まれるノイズ成分の割合が前記複数のデジタル信号の各々に含まれるノイズ成分の割合よりも少なくなるように、前記複数のデジタル信号に基づいて前記画素データを生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  5. 請求項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、前記複数のデジタル信号を統計処理して、前記画素データを生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、前記画素データのダイナミックレンジが前記複数のデジタル信号の各々のダイナミックレンジよりも大きくなるように、前記複数のデジタル信号に基づいて前記画素データを生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  7. 請求項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、前記複数のデジタル信号を積算して、前記画素データを生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記走査手段は、共振スキャナである
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記画素データ生成手段は、1つ以上の前記画素データから1つの表示用の画素データを生成する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  10. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記サンプリング手段は、前記試料上のサンプリング位置が前記走査光学系の光学分解能よりも狭い間隔で移動するように、前記光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングする
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡において、
    前記サンプリング手段は、前記走査手段で行われるライン走査の1周期中に、1ラインの走査で得られた信号に基づいて前記画素データ生成手段で生成される前記画素データの数を上回る回数、前記アナログ信号をオーバーサンプリングする
    ことを特徴とする走査型顕微鏡。
  12. 非等速に走査する走査手段と光検出器を備える走査型顕微鏡の画素データ生成方法であって、
    前記走査手段により走査された試料からの光を前記光検出器で検出し、
    一定の周波数でサンプリングクロックを生成し、
    前記サンプリングクロックに従って、前記光検出器から出力されたアナログ信号をオーバーサンプリングし、
    前記試料の各領域に対応する画素データを、オーバーサンプリングで得られた空間的に等間隔に並んだサンプル位置で取得した複数のデジタル信号に基づいて生成する
    ことを特徴とする画素データ生成方法。
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