JP6551505B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
本願は、スロットルレバーと刈脱クラッチレバーとを少ない部品点数で構造簡素でありながらも操作性を向上させる構成とすると共に、手扱ぎ作業時の操作性も向上させられるコンバインを提供することを目的とする。
請求項2記載の発明は、前記連動ケーブル35を、サイド操作パネル12内にスロットルレバー13の操作方向と平行に配索した請求項1記載のコンバインとしたものである。
請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明の効果に加え、スペースを有効利用可能となる。
操縦部6は、操縦席10を備え、操縦席10の前方にフロント操作パネル11、操縦席10の左側方にサイド操作パネル12を備えている。
サイド操作パネル12には、主変速レバー(HSTレバー)、副変速レバー、スロットルレバー13、刈脱クラッチレバー14などの各種操作レバーを備えている。
また、コンバイン1では、刈脱クラッチレバー14を傾倒操作して、刈取装置4および脱穀装置3のいずれか一方または双方に対する動力を接続、言い換えると、刈取クラッチおよび脱穀クラッチのいずれか一方または双方を接続すると、刈脱クラッチレバー14の傾倒操作にスロットルレバー13が連動して自動的にエンジン回転数が上昇するように構成されている。
スロットルレバー13は、ステー15に支持され、第1支軸16を回動支点として、機体の前後方向に傾倒可能に設けられた操作レバーである。
スロットルレバー13の下端部にはピン17が設けられ、ピン17はスロットルレバー13を前方操作すると、後方に移動する。
刈脱クラッチレバー14は、ステー18に第2支軸19を回動支点として、上記したように、機体の前後方向に傾倒可能に設けられた操作レバーである。
カム22は、連動プレート20の先端部に、前後方向と直交する回動軸23まわりに回動可能に設けられている。カム22は、たとえば、板カムであり、かかる板カムの曲面状の周端面がピン17を押すカム面24となる。
刈脱作業前の刈脱クラッチレバー14は、刈取クラッチおよび脱穀クラッチを共に「切断」する位置Aにある。この場合、スロットルレバー13は、所定のエンジン回転数となるように、前側(エンジン低回転域)に傾倒操作された状態である。
刈脱クラッチレバー14を、第2支軸19を支点として、前側、すなわち、刈取クラッチおよび脱穀クラッチを共に「接続」する位置Bへ傾倒操作(以下、「ON操作」という)すると、かかる傾倒操作に連動して連動プレート20が前進する。連動プレート20が前進することで、先端部のカム22が前進して、カム面24がスロットルレバー13のピン17を前側へ押し込む。ピン17が押されると、第1支軸16を支点として、スロットルレバー13は後側に傾倒してエンジン回転数が上昇する。
また、刈脱クラッチレバー14を、たとえば、後側、すなわち、刈取クラッチおよび脱穀クラッチを共に「切断」する位置Aへ戻すように傾倒操作(以下、「OFF操作」という)すると、カム22は、ピン17を前側(エンジン低回転域)に残したままピン17から離脱する。これにより、スロットルレバー13のエンジン低回転域を維持することができる。
しかして、脱穀装置3の側部には、脱穀装置3の扱室(図示省略)に穀稈を供給するフィードチェン30を設け、フィードチェン30の始端部上方には上下回動自在の補助挾扼杆31を設ける。補助挾扼杆31は、基部を軸32によりフィードチェン30の始端部上方に位置する挟持位置と、フィードチェン30の始端部上方から退避する退避位置の間回動自在に設け、補助挾扼杆31の位置切替に連動してスロットルレバー13と刈脱クラッチレバー14とを連動させる構成とする。
そのため、脱穀装置3は手扱ぎ作業用の安全な低速回転で駆動されて、作業ロス発生を抑制して、作業効率を向上させられる。
補助挾扼杆31とスロットルレバー13とを連動ケーブル35により連結する。
これにより、補助挾扼杆31を退避させて手扱ぎ位置にすると、連動ケーブル35は牽引されて、スロットルレバー13は前傾して減速操作となるように、連動ケーブル35を配索する。
図5では、補助挾扼杆31の支持部31Aの下面に連動ケーブル35を接続し、図6では、補助挾扼杆31の支持部31Aの後面に連動ケーブル35を接続している。
前記連動ケーブル35は、サイド操作パネル12内にスロットルレバー13の操作方向と平行に配索する。
これにより、スペースを有効利用可能となる。
これにより、手扱ぎ作業時は、手扱ぎ作業に適したエンジン回転数で作業が可能となる。
また、図示は省略するが、スロットルレバー13のピン17と連動プレート20との間に、リターンスプリング35Aを設けると、手扱ぎ作業が終了し、補助挾扼杆31を元に復帰させた際に、連動プレート20が元の位置に復帰し、操作性を向上させられる。
補助挾扼杆31が通常作業位置のときにスロットルレバー13を操作した際にはリターンスプリング35Aにより、スロットルレバー13を手扱ぎ定格位置まで戻す構成とすると、操作性を向上させられる。
また、補助挾扼杆31が通常作業位置のときにスロットルレバー13を操作しても、補助挾扼杆31は連動させない構成とする。
すなわち、連動プレート20を前方移動するときは刈脱クラッチレバー14が刈脱穀クラッチを「接続」へ切り替える状態であるから、手扱ぎ作業する際に、補助挾扼杆31の退避操作により、連動プレート20を介して刈脱クラッチレバー14とスロットルレバー13を連動させられる。
これにより、手扱ぎ作業への切替を容易にできる。
操縦部6のフロント操作パネル11には表示モニタ(図示省略)を設け、表示モニタにはエンジンの負荷状況表示(図示省略)を行う。この負荷状況表示は、負荷表示開始エンジン回転数と負荷表示解除エンジン回転数を分ける構成とし、例えば、点灯開始条件(2400rpm未満)とし、点灯解除解除(2500rpm以上に復帰)とする(図7)。
これにより、制御出力を安定できる。
作業者がエンジン負荷を早期に確認できる。
40はコントローラ、41は負荷表示ランプ、42はエンジン回転センサである。
これにより、安定した状態で負荷状況表示を行うことができる。
この場合、負荷状況表示するまでの所定時間は、短稈・乾田と長稈・湿田とで相違させると、作物条件に合わせて負荷状況表示でき、作業者が制御に迅速に対応した表示を認識でき、操作ストレスを軽減させられる。
上記負荷状況表示制御に併せて、車速センサ45にて、負荷表示を開始したときの車速より、一定値以上車速が低下した場合、ホーン46および負荷表示ランプ41の出力を解除する(図9)。
また、HSTポジションセンサ47にて、負荷表示を開始したときのセンサ値より、一定値以上センサ値が低下した場合、ホーン46および負荷表示ランプ41出力を解除する(図10)。
本発明は上記構成であり、機体を走行装置2により走行させ、刈取装置4により圃場の穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を脱穀装置3にて脱穀する。
操縦部6のサイド操作パネル12には、スロットルレバー13、刈脱クラッチレバー14を備えており、刈脱クラッチレバー14をON操作すると、カム22のカム面24によってピン17を押すことで、スロットルレバー13が後側、すなわち、エンジン高回転域となる側へ傾倒する。
また、エンジンが低回転のまま刈取装置4および脱穀装置3を作動させてしまいエンジンに負荷がかかる事態を避けることができる。
そのため、脱穀装置3は手扱ぎ作業用の安全な低速回転で駆動されて、作業ロス発生を抑制して、作業効率を向上させられる。
連動ケーブル35は、サイド操作パネル12内にスロットルレバー13の操作方向と平行に配索するので、スペースを有効利用可能となる。
したがって、手扱ぎ作業への切替を容易にできる。
Claims (2)
- 機体フレーム(1)の上方に脱穀装置(3)を設け、脱穀装置(3)の前方に刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)の後方に操縦部(6)を設けたコンバインであって、前記操縦部(6)には第1支軸(16)を支点として機体の前後方向に傾倒可能に設けられ、操作端部側からの傾倒操作によって後側へ傾倒するほどエンジン回転速度が上昇するスロットルレバー(13)と、前記スロットルレバー(13)における前記第1支軸(16)を挟んで前記操作端部とは反対側に位置する基端部に、機体の前後方向と直交する方向に突出して設けられたピン(17)と、前記スロットルレバー(13)の後方において第2支軸(19)を支点として機体の前後方向に傾倒可能に設けられ、操作端部側からの傾倒操作によって、前側へ傾倒することで刈取装置(4)および脱穀装置(3)に対する動力伝達を接続するとともに後側へ傾倒することで前記刈取装置(4)および脱穀装置(3)に対する動力伝達を切断する刈脱クラッチレバー(14)と、前記刈脱クラッチレバー(14)における前記第2支軸(19)と前記操作端部の間の中間位置に取付けられ、前記スロットルレバー(13)の前記基端部へ向けて延伸するとともに前記刈脱クラッチレバー(14)の傾倒に連動して機体前後方向へ移動可能に設けられ、前方への移動に伴って前記ピン(17)を押すカム面(24)を有する連動プレート(20)とを備え、前記脱穀装置(3)の扱室の側部に設けたフィードチェン(30)の始端部上方に位置する挟持位置と、フィードチェン(30)の始端部上方から退避した手扱ぎ位置の間にわたり回動自在な補助挾扼杆(31)を設け、該補助挾扼杆(31)の回動に連動してスロットルレバー(13)と刈脱クラッチレバー(14)が回動する構成とし、前記補助挾扼杆(31)とスロットルレバー(13)とを連動ケーブル(35)により連動して、補助挾扼杆(31)を退避させて手扱ぎ位置にすると、連動ケーブル(35)によって牽引されてスロットルレバー(13)が前傾してエンジン回転速度が減速する構成としたことを特徴とするコンバイン。
- 前記連動ケーブル(35)を、サイド操作パネル(12)内にスロットルレバー(13)の操作方向と平行に配索した請求項1記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
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2017
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