JP6550712B2 - 通信システム、管理サーバ、及び通信方法 - Google Patents

通信システム、管理サーバ、及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムに関する。
現在、インターネット等の通信ネットワークを介して遠隔地との間で、遠隔会議を行う会議システムが普及している。この会議システムにおいては、遠隔会議を行う出席者等の当事者の一方がいる会議室において、遠隔会議システムの端末装置を用いて会議の当事者等の会議室の画像及び発言等の音声を撮影及び収集し、それをデジタルデータに変換して相手方の端末装置に送信する。そして、相手方の会議室のディスプレイに表示およびスピーカにより音声出力して、実際の会議に近い状態で遠隔地間の会議を行う。このようなシステムにおいては、会議を行なうためのサービスだけではなく、例えば端末装置をアップデートするためのサービスや、会議を行う他の端末装置の宛先を登録管理するためのサービス等、様々なサービスが存在する。
アクセス制限の有無に基づいて端末からアクセス可能な対象を区別することで、端末毎にアクセス可能なサービスを制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の伝送管理システムでは、各種サービスを提供するサーバが複数のデータセンター(DC: Data Center)(以下、「DC」という)に存在するような場合には、伝送端末がアクセス可能なサーバを柔軟に制御できない。例えば、各DCが地理的に離れている状況において、伝送端末の利用地域の近くのDCに属するサービスにアクセスさせたり、何らかの理由でサーバに繋がらない場合に別のDCのサービスにアクセスさせたりするアクセス管理を柔軟に行なえない。
そこで、本発明は、各種サービスを提供するサーバが複数のDCに存在する場合に、伝送端末がアクセス可能なサーバを柔軟に制御することを目的とする。
開示の一実施例の通信システムは、
通信端末と、前記通信端末に接続される管理サーバとを有する通信システムであって、
前記管理サーバは、
前記通信端末を識別する端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を関連付けて管理する端末管理データベースと、
前記通信端末の前記端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を関連付けて管理する権限管理データベースと、
サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタに対応する場所に関する情報とを関連付けて管理するサービス管理データベースと、
前記通信端末からの要求に応じて、前記端末管理データベースから前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出し、前記権限管理データベースから前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出し、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、及び前記サービス管理データベースに基づいて、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、該サービスに対応する複数のデータセンタの情報、及び該データセンタに対応する場所に関する情報を含む利用可能サービスリストを前記通信端末に送信するアクセス権限確認処理部と
を有する。
開示の実施例によれば、各種サービスを提供するサーバが複数のDCに存在する場合に、伝送端末がアクセス可能なサーバを柔軟に制御することができる。
一実施形態に係る伝送システムの概略図である。 同じ通信方式の伝送端末間で通信を実現する場合の通信状況を示す概念図である。 画像データの画質を説明する概念図である。 本実施形態に係る伝送端末のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る中継装置、伝送管理サーバ、アップデートサーバ、宛先リスト管理サーバ、認証管理サーバのハードウェア構成図である。 本実施形態に係る伝送システムを構成する伝送端末、伝送管理サーバ、アップデートサーバ、宛先リスト管理サーバ、および認証管理サーバの機能ブロック図である。 アクセス認証管理テーブルの一例を示す図である。 宛先リスト管理テーブルの一例を示す図である。 認証管理テーブルの一例を示す図である。 端末管理テーブル(その1)の一例を示す図である。 権限管理テーブルの一例を示す図である。 サービス管理テーブル(その1)の一例を示す図である。 伝送システムにおける処理方法(その1)の一実施例を示すシーケンスチャートである。 伝送システムの認証管理サーバにおける処理方法(その1)の一実施例を示すフローチャートである。 端末管理テーブル(その2)の一例を示す図である。 サービス管理テーブル(その2)の一例を示す図である。 伝送システムの認証管理サーバにおける処理方法(その2)の一実施例を示すフローチャートである。 端末管理テーブル(その3)の一例を示す図である。 サービス管理テーブル(その3)の一例を示す図である。 伝送システムの認証管理サーバにおける処理方法(その3)の一実施例を示すフローチャートである。 サービス管理テーブル(その4)の一例を示す図である。 伝送システムの認証管理サーバにおける処理方法(その4)の一実施例を示すフローチャートである。 サービス管理テーブル(その5)の一例を示す図である。 サービス管理テーブル(その6)の一例を示す図である。 端末管理テーブル(その4)の一例を示す図である。 サービス管理テーブル(その7)の一例を示す図である。 伝送システムの認証管理サーバにおける処理方法(その5)の一実施例を示すフローチャートである。 一変形例に係る伝送システムの概略図である。 一変形例に係る伝送システムを構成する伝送端末、伝送管理サーバ、アップデートサーバ、宛先リスト管理サーバ、および認証管理サーバの機能ブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施例に限られない。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
〔第1の実施形態〕
<伝送システムの全体構成>
図1は、本実施形態に係る伝送システムの概略図である。図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。図3は、画像データの画質を説明する概念図である。
また、伝送システムには、伝送管理サーバ等の伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムや、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、伝送システム、伝送管理システム、及び伝送端末について説明する。即ち、本実施形態の伝送端末及び伝送管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステム、又は伝送システムにも適用される。なお、本実施形態では、「テレビ会議」と説明しているが、「ビデオ会議」と言われることもあり、両者は同じ内容である。
まず、図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)、各伝送端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、第1のデータセンタ100a、第2のデータセンタ100b、第3のデータセンタ100c、及び認証管理サーバ130によって構築されている。さらに、第1のデータセンタ100aには伝送管理サーバ50a、アップデートサーバ60a、及び宛先リスト管理サーバ80aが設置され、第2のデータセンタ100bには伝送管理サーバ50b、アップデートサーバ60b、及び宛先リスト管理サーバ80bが設置され、第3のデータセンタ100cには伝送管理サーバ50c、アップデートサーバ60c、及び宛先リスト管理サーバ80cが設置されている。図1には、一例として、3のデータセンタが構築されている場合について説明するが、データセンタの数は、1−2とすることもできるし、4以上とすることもできる。
複数の伝送端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による伝送を行う。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」として表し、「第1のデータセンタ100a」−「第3のデータセンタ100c」を単に「データセンタ100」と表す。また、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)のうち任意の伝送端末は「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、伝送管理サーバ(50a、50b、50c)のうち任意の伝送管理サーバは「伝送管理サーバ50」と表され、アップデートサーバ(60a、60b、60c)のうち任意のアップデートサーバは「アップデートサーバ60」と表され、宛先リスト管理サーバ(80a、80b、80c)のうち任意の宛先リスト管理サーバは「宛先リスト管理サーバ80」と表されている。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。
また、図2に示されているように、伝送システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、伝送管理サーバ50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。ここでは、これら4つのセッションをまとめて、画像・音声データ用セッションsedとして示している。
ここで、本実施形態で扱われる画像データの画像の解像度について説明する。図3(a)に示されているように、横が160画素、縦が120画素から成り、ベース画像となる低解像度の画像と、図3(b)に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る中解像度の画像と、図3(c)に示されているように、横が640画素、縦が480画素から成る高解像度の画像とがある。このうち、狭帯域経路を経由する場合には、ベース画像となる低解像度の画像データのみから成る低画質の画像データが中継される。帯域が比較的広い場合には、ベース画像となる低解像度の画像データ、及び中解像度の画像データから成る中画質の画像データが中継される。また、帯域が非常に広い場合には、ベース画質となる低解像度の画像データ、中画解像度の画像データ、及び高解像度の画像データから成る高画質の画像データが中継される。
図1に戻って説明を続ける。中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行うコンピュータである。認証管理サーバ130は、端末10がアクセス可能な対象(例えば、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80等)との間の認証を管理するコンピュータである。
伝送管理サーバ50は、端末10の通話状況の管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理するコンピュータである。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
アップデートサーバ60は、端末10のプログラムをアップデートするためのプログラムを、端末10に提供するコンピュータである。例えば、アップデートサーバ60は、伝送端末10のプログラムや各種設定情報のアップデートにかかる情報を管理し、伝送端末10の要求に応じてその情報を提供する。アップデートにかかる情報としては、伝送端末10のプログラムや各種設定情報の過去のバージョンから最新のバージョンまでの全てのバージョンのデータファイルと、バージョンごとにアップデートの内容を記載したメタデータ(メタ情報)等である。アップデートにかかる情報として全てのバージョンのデータをアップデートサーバ60が管理する理由は、伝送端末10がアップデートを行うタイミングが各々異なるためである。宛先リスト管理サーバ80は、端末10の宛先リストを管理するコンピュータである。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130は、インターネット2iを介して、端末10と通信可能に接続されている。更に、伝送管理サーバ50は、インターネット2iを介して、中継装置30と通信可能に接続されている。データセンタ100は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。つまり、データセンタは、「地域」、「リージョン」等の他の表現で表されてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
<実施形態のハードウェア構成>
図4は、本実施形態に係る伝送端末のハードウェア構成図である。図4に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103を備えている。さらに、本実施形態の端末10は、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107を備えている。さらに、本実施形態の端末10は、端末10の宛先を選択する場合等に操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115を備えている。さらに、端末10は、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118を備えている。さらに、端末10は、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、端末10筐体1100の接続口に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図5は、本発明の本実施形態に係る管理サーバ50のハードウェア構成図である。管理サーバ50は、管理サーバ50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203を備えている。さらに、管理サーバ50は、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207を備えている。さらに、管理サーバ50は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス212を備えている。さらに、管理サーバ50は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記管理サーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、アップデートサーバ60は、上記管理サーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、アップデートサーバ60を制御するためのアップデートサーバ用プログラムが記録されている。この場合も、アップデートサーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記アップデートサーバ用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、宛先リスト管理サーバ80は、上記管理サーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、宛先リスト管理サーバ80を制御するための宛先リスト管理サーバ用プログラムが記録されている。この場合も、宛先リスト管理サーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記宛先リスト管理サーバ用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、認証管理サーバ130は、上記管理サーバ50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、認証管理サーバ130を制御するための認証管理サーバ用プログラムが記録されている。この場合も、認証管理サーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記認証管理サーバ用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<実施形態の機能構成>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びサーバの機能ブロック図である。図6では、端末10、認証管理サーバ130、及びデータセンタ100が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、記憶・読出処理部19、及びサービス利用処理部20を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、端末10は、図4に示されているRAM103、及び図4に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図6を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示されている端末10の送受信部11は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はサーバと各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図4に示されているCPU101からの命令によって実現され、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理サーバ50に、ログインを要求する旨を示す認証要求情報を送信する。認証要求情報には、この管理サーバ50へのアクセス可否の認証を行う際に使用されるアクセス認証用ID及びアクセス認証用パスワードが含まれる。
また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理サーバ50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理サーバ50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているディスプレイI/F117によって実現され、図2に示されているように、受信された解像度の異なる画像データを組み合わせ、この組み合わされた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。また、表示制御部16は、管理サーバ50から受信した宛先リストの情報をディスプレイ120に送信して、ディスプレイ120に宛先リストを表示させることができる。
記憶・読出処理部19は、図4に示されているCPU101からの命令及び図4に示すSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この記憶部1000には、各端末10に固有の識別情報であって各端末10がその各端末10であることを示すための証明書を示す端末証明書情報が記憶されている。更に、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。
なお、本実施形態の端末証明書情報、後述の中継装置ID、管理システム50のIDは、それぞれ端末10、中継装置30、及び管理システム50を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末証明書情報、後述の中継装置ID、及び管理システム50のIDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
サービス利用処理部20は、図4に示されているCPU101からの命令によって実現され、認証管理サーバ130によって送信される利用可能サービス情報リストに基づいて、サービスを利用するための処理を行う。例えば、サービス利用処理部20は、伝送管理サービス、アップデートサービス、及び宛先リスト管理サービス等の種々のサービスを利用できる。
<伝送管理サーバの構成>
管理サーバ50は、送受信部51、抽出部52、アクセス認証部53、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理サーバ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、管理サーバ50は、図5に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。
(アクセス認証管理テーブル)
記憶部5000には、図7に示されているようなアクセス認証管理テーブルによって構成されているアクセス認証管理DB5001が構築されている。このアクセス認証管理テーブルでは、この管理システム50へのアクセス可否の認証を行う際に使用されるアクセス認証用IDとアクセス認証用パスワードが関連付けられて管理される。
(管理サーバの各機能構成)
次に、管理サーバ50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理サーバ50の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、管理サーバ50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はサーバと各種データ(または情報)の送受信を行う。
抽出部52は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれているアクセス認証用ID及びアクセス認証用パスワードを検索キーとして、記憶部5000のアクセス認証管理DB5001を検索し、検索キーと同じ組み合わせのアクセス認証用ID及びアクセス認証用パスワードがあれば、そのID及びパスワードを抽出する。
アクセス認証部53は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求情報を送信した端末10が、管理サーバ50へアクセス可能であるか否かの認証を行う。具体的には、抽出部52によって、検索キーと同じ組み合わせのアクセス認証用ID及びアクセス認証用パスワードが抽出された場合には、アクセス認証部53は、ログイン要求情報を送信した端末10が、管理サーバにアクセスすることができる正当な端末であると判断する。また、抽出部52によって、検索キーと同じ組み合わせのアクセス認証用ID及びアクセス認証用パスワードが抽出されなかった場合には、アクセス認証部53は、ログイン要求情報を送信した端末10が、このテレビ会議システムにおいて通話サービスを受けることができる正当な端末ではないと判断する。
記憶・読出処理部59は、図5に示されているCPU201からの命令及び図5に示すHDD205、メディアドライブ207、又はCD−ROMドライブ214によって実行され、又はCPU201からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<アップデートサーバの構成>
アップデートサーバ60は、送受信部61、及びアップデート処理部62を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開されたアップデートサーバ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。
送受信部61は、通信ネットワーク2を介して伝送端末10との間でデータの送受信を行う。具体的には、送受信部61は、通信ネットワーク2を介した端末10の要求に応じて所定の通信プロトコルを用いた通信セッションを開始することで、端末10との間でデータの送受信を行う。
アップデート処理部62は、送受信部61を介して、端末10からメタデータの送信要求を受信する。また、アップデート処理部62は、送受信部61を介して端末10からメタデータの送信要求を受信した場合には、端末10からの要求に応じて、アップデートサーバ60が管理しているアップデートにかかる情報、すなわちメタデータを端末10に提供する。また、アップデート処理部62は、送受信部61から、アップデートデータを端末10に送信する。
<宛先リスト管理サーバの機能構成>
宛先リスト管理サーバ80は、送受信部81、宛先リスト管理部82、及び記憶・読出処理部83を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された宛先リスト管理サーバ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、宛先リスト管理サーバ80は、宛先リスト管理サーバ80の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部8000を有しており、この不揮発性記憶部8000は図5に示されているHD204により構築されている。また、この不揮発性記憶部8000には、宛先リスト枠のデータ(宛先リスト枠部分のデータであり、具体的な稼動状態を示すアイコン、端末ID、及び端末名は含まれない)が記憶されている。
(宛先リスト管理テーブル)
不揮発性記憶部8000には、図8に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB8001が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通信の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から宛先リスト管理サーバ80に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
(宛先リスト管理サーバの各機能構成)
次に、宛先リスト管理サーバ80の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、宛先リスト管理サーバ80の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、宛先リスト管理サーバ80の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部81は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
宛先リスト管理部82は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、宛先リスト管理DB8001(図8参照)の各要求元端末の端末ID毎に、宛先端末の端末IDを追加又は削除する。
記憶・読出処理部83は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、不揮発性記憶部8000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部8000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<認証管理サーバの機能構成>
認証管理サーバ130は、送受信部131、認証処理部132、アクセス権限確認処理部133、及び記憶・読出処理部134を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された認証管理サーバ用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能される手段である。また、認証管理サーバ130は、認証管理サーバ130の電源をOFFにしても各種データ(または情報)の記憶が維持される不揮発性記憶部1300を有しており、この不揮発性記憶部1300は図5に示されているHD204により構築されている。
(認証管理テーブル)
記憶部1300には、図9に示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB1301が構築されている。この認証管理テーブルでは、各端末の端末IDとパスワード情報とが紐付けられることによって対応付けられて管理される。
(端末管理テーブル)
記憶部1300には、図10に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB1302が構築されている。この端末管理テーブルでは、端末ID毎に、端末名、利用可能DCリストが関連付けられて管理される。
(権限管理テーブル)
記憶部1300には、図11に示されているような権限管理テーブルによって構成されている権限管理DB1303が構築されている。この権限管理テーブルでは、端末ID毎に、利用可能サービスリストが関連付けられて管理される。図11によれば、端末10aaは、伝送管理サービス、アップデートサービス、及び宛先リスト管理サービスのいずれも利用可能であるが、端末10abは、伝送管理サービス、及びアップデートサービスは利用可能であるが、宛先リスト管理サービスは利用できないことが示される。つまり、端末10abは、宛先の追加・編集ができないことを意味している。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図12に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI(Uniform Resource Identifier)等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC等が関連付けられて管理される。
(認証管理サーバの各機能構成)
次に、認証管理サーバ130の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、認証管理サーバ130の各機能構成部を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、認証管理サーバ130の各機能構成部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部131は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はサーバと各種データ(または情報)の送受信を行う。
認証処理部132は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部131から入力される認証要求情報に含まれる端末IDおよびパスワードを検索キーとし、記憶部1300の認証管理DB1301を検索し、同一の組の端末IDおよびパスワードが管理されているかどうかを判断することによって、認証を行う。
アクセス権限確認処理部133は、図5に示されているCPU201からの命令によって実行され、送受信部131から入力される伝送端末の認証要求情報と端末管理DB1302、権限管理DB1303、サービス管理DB1304の情報を元にアクセス権限があるかどうかの確認処理を行ない、該伝送端末の利用可能サービス情報リストを作成する。
記憶・読出処理部134は、図5に示されているCPU201からの命令及び図5に示すHDD205、メディアドライブ207、又はCD−ROMドライブ214によって実行され、記憶部1300に各種データを記憶したり、記憶部1300に記憶された各種データを読み出したりする処理を行なう。
<実施形態の処理または動作>
次に、図13及び図14を用いて、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。
図13は、伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理フロー図である。
ステップS1302では、ユーザにより伝送端末10の電源スイッチ109がONでされると、伝送端末10の電源がONになる。
ステップS1304では、伝送端末10の電源がONにされた後、伝送端末10のログイン要求部13は、認証管理サーバ130に認証要求情報を送信する。認証要求情報には、端末ID、及びパスワードが含まれる。
ステップS1306では、認証管理サーバ130の認証処理部132は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末ID、及びパスワードに基づいて、認証処理を行なう。具体的には、認証処理部132は、端末ID、及びパスワードを検索キーとして認証管理DB1301を検索し、同一の組の端末ID、及びパスワードが存在するかどうかを判断することで認証を行う。同一の組の端末ID、及びパスワードが存在しない場合には認証がNGとなり、この場合、ステップS1308の処理をスキップし、伝送端末10に認証結果としてNGを返信する(ステップS1310)。一方、同一の組の端末ID、及びパスワードが存在する場合には認証がOKとなり、この場合には、ステップS1308に遷移する。
ステップS1308では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDに基づいて、アクセス権限を確認する処理を行う。アクセス権限を確認する処理の結果、端末10において利用できるサービス情報のリストが得られる。サービス情報のリストの一例は、図12を適用できる。
ステップS1310では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10に、認証結果(ここでは、「OK」)、及び利用可能サービス情報リストを返信する。
ステップS1312では、伝送端末10のサービス利用処理部20は、認証管理サーバ130によって送信された利用可能サービス情報リストに基づいて、種々の処理要求を行なうことができる。種々の処理要求の一例として、図13には、アップデート確認要求が示される。この場合、伝送端末10のサービス利用処理部20は、アップデートサーバ60にアップデート確認要求を行なう。このアップデート確認要求には、伝送端末10の端末IDが付帯される。アップデートサーバ60のアップデート処理部62は、伝送端末10によって送信されたアップデート確認要求に付帯される端末IDに基づいて、伝送端末10がアップデートされているか否かを確認し、アップデートされていない場合に、アップデートサーバ60が管理しているアップデートにかかる情報を端末10に提供する。
伝送端末10が利用可能なアップデートサーバは、図12に示されるサービス情報のリストによれば、第1のデータセンタ100a(DC01)、第2のデータセンタ100b(DC02)、及び第3のデータセンタ100c(DC03)である。伝送端末10のサービス利用処理部20は、第1のデータセンタ100a、第2のデータセンタ100b、及び第3のデータセンタ100cのいずれかを選択し、例えば第1のデータセンタ100aのサービスを選択し、「update.dc01.xxx・・・」等のURIに対して処理要求を行なう。
以上の例では、伝送端末10が利用可能サービス情報リストのうちの1つのDCを選択して(ここではDC01を選択し)、そのDCによって提供されるサービスに対して処理要求を行なう場合について説明した。この例に限らず、伝送端末10が利用可能なDCによって提供される全てのサービスに対して処理要求を行うこともできる。例えば、サービス利用処理部20は、利用可能サービス情報リストのうちの全てのDCを選択し、その全てのDCによって提供されるサービスに対して処理要求を行うために、それらのサービスが提供されるURIに同時に処理要求を行う。そして、サービス利用処理部20は、処理要求に対して、最も早く応答を返したサービスを利用する。
次に、認証管理サーバ130によって実行されるアクセス権限を確認する処理について説明する。
図14は、認証管理サーバにおけるアクセス権限確認処理を示すフローチャートである。
ステップS1402では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDを取得する。
ステップS1404では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1402において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の端末管理DB1302を検索し、該当レコードの利用可能DCリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、図10によれば、利用可能DCリストとして「DC01」、「DC02」、及び「DC03」が取得される。
ステップS1406では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1402において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の権限管理DB1303を検索し、該当レコードの利用可能サービスリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、図11によれば、利用可能サービスリストとして「伝送管理」サービス、「アップデート」サービス、及び「宛先リスト管理」サービスが取得される。
ステップS1408では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1404において取得した利用可能DCリスト、及びステップS1406において取得した利用可能サービスリストを検索キーにして、記憶部1300のサービス管理DB1304を検索し、該当レコードの各種情報を取得する。例えば、利用可能DCリストとして取得されたDC(「DC01」、「DC02」、及び「DC03」)、及び利用可能サービスリストとして取得されたサービス(「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」)に基づいて、利用可能サービス情報リストが取得される。利用可能サービス情報リストは、図12を適用できる。アクセス権限確認処理部133は、送受信部131を介して、端末10に利用可能サービス情報リストを送信する。
<本実施形態の主な効果>
本実施例によれば、各種サービスを提供するサーバが複数のDCに存在するような場合においても、伝送端末によってアクセス可能とするサーバを柔軟に制御することができる。これにより、利用者へのサービスを向上させることができる。例えば、各DCが地理的に離れているような状況において、伝送端末の利用地域の近くのDCに属するサービスにアクセスさせたり、何らかの理由でサーバに繋がらない場合に別のDCのサービスにアクセスさせたりするアクセス管理を実現できる。
<第2の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した第1の実施例と、記憶部1300の端末管理DB1302、及びサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(端末管理テーブル)
記憶部1300には、図15に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB1302が構築されている。この端末管理テーブルでは、端末ID毎に、端末名、端末バーション情報が関連付けられて管理される。端末バージョン情報は、伝送端末10がアップデートサービスを通じて、端末のアップデートをした際に更新される。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図16に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、サポートできる端末のバージョン情報等が関連付けられて管理される。
サポートできる端末のバージョン情報は、サービスを利用できる端末のバージョン情報を示す。図16によれば、DC02によって提供される伝送管理サービスのサポート端末バージョンは「2以上」である。これは、DC01、及びDC03によって提供される伝送管理サービスに先駆けて、DC02によって提供される伝送管理サービスのバージョンアップがなされ、バージョンが「1」である伝送端末をサポートしなくなったため、互換性がなくなったことを意味する。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。なお、伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。
図17は、認証管理サーバにおけるアクセス権限確認処理を示すフローチャートである。
ステップS1702では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDを取得する。
ステップS1704では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1702において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の端末管理DB1302を検索し、該当レコードの端末バージョン情報を取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、端末バージョン情報として「2」が取得される。
ステップS1706では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1702において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の権限管理DB1303を検索し、該当レコードの利用可能サービスリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、利用可能サービスリストとして「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」が取得される。
ステップS1708では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS1704において取得した端末バージョン情報、及びステップS1706において取得した利用可能サービスリストを検索キーにして、記憶部1300のサービス管理DB1304を検索し、該当レコードの各種情報を取得する。例えば、端末バージョン情報として取得された「2」、及び利用可能サービスリストとして取得されたサービス(「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」)に基づいて、利用可能サービス情報リストが取得される。利用可能サービス情報リストは、図16を適用できる。アクセス権限確認処理部133は、送受信部131を介して、端末10に利用可能サービス情報リストを送信する。
図17に示されるフローチャートにおいて、伝送端末10aaは端末のバージョンが「2」であるため、図16に示される利用可能サービス情報が取得される。一方で、伝送端末10abは端末のバージョンが「1」であるため、図10に示される利用可能サービス情報のうちDC02によって提供される伝送管理サービスと、DC02、及びDC03によって提供される宛先リスト管理サービスの情報は取得されないため、利用可能サービス情報リストには含まれない。
なお、本実施の形態において、伝送端末の端末バージョンを端末管理DB1302によって管理する代わりに、伝送端末10から認証管理サーバ130に認証を要求する際に、パラメータとして伝送端末10が該伝送端末10自身の端末バージョン情報を認証管理サーバ130に送信することもできる。これにより、図17に示されるフローチャートにおいて、ステップS1704の処理を省略できる。
<本実施形態の主な効果>
本実施形態によれば、端末バージョンが異なる複数の伝送端末が存在するような状況においても、各々の伝送端末は、利用可能なサービスを提供しているDC等のアクセス先情報を適切に取得でき、種々の処理を行なうことができる。
また、異なる端末バージョンを有する伝送端末に対して提供されるサービスが存在することを許容できるため、各DCによって提供されるサービスを全てを一度にアップデートすることなく、順次アップデートすることができる。
<第3の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した第1の実施例と、記憶部1300の端末管理DB1302、及びサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(端末管理テーブル)
記憶部1300には、図18に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB1302が構築されている。この端末管理テーブルでは、端末ID毎に、端末名、プレミアム対象であるか否かを表す情報が関連付けられて管理される。プレミアム対象であるか否かを表す情報は、契約管理システム等を通じて追加の料金を支払ってプレミアム会員となったユーザの伝送端末に対して「YES」に更新される。これによって、プレミアム会員に対しては、プレミアム会員でない会員とは異なる高性能なサービスを提供できる。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図19に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、プレミアム対象であるか否かを表す情報等が関連付けられて管理される。
プレミアム対象であるか否かを表す情報は、プレミアム対象である端末に対して、DCは、プレミアム対象でない端末に比べて、高い性能のサービスを提供できることを表している。例えば、DC02によって提供される各種サービスはプレミアム対象が「YES」になっている。これは、DC02によって提供されるサービスが、他のDCによって提供されるサービスに比べて高性能であり、例えば、高品質、低遅延で通信を行う会議や高速に端末のアップデートを行うこと等のサービスを提供可能なことを意味している。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。なお、伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。
図20は、認証管理サーバにおけるアクセス権限確認処理を示すフローチャートである。
ステップS2002では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDを取得する。
ステップS2004では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2002において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の端末管理DB1302を検索し、該当レコードのプレミアム対象であるか否かを表す情報を取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、プレミアム対象であるか否かを表す情報として「YES」が取得される。
ステップS2006では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2002において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の権限管理DB1303を検索し、該当レコードの利用可能サービスリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、利用可能サービスリストとして「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」が取得される。
ステップS2008では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2004において取得したプレミアム対象であるか否かを表す情報、及びステップS2006において取得した利用可能サービスリストを検索キーにして、記憶部1300のサービス管理DB1304を検索し、該当レコードの各種情報を取得する。例えば、プレミアム対象であるか否かを表す情報として取得された「YES」、及び利用可能サービスリストとして取得されたサービス(「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」)に基づいて、利用可能サービス情報リストが取得される。利用可能サービス情報リストは、図19を適用できる。アクセス権限確認処理部133は、送受信部131を介して、端末10に利用可能サービス情報リストを送信する。
図20に示されるフローチャートにおいて、伝送端末10aaはプレミアム対象が「YES」であるため、図19に示される利用可能サービス情報が取得される。一方で、伝送端末10abはプレミアム対象が「NO」であるため、図19で示される利用可能サービス情報のうち、DC02によって提供される伝送管理サービス、DC02によって提供されるアップデートサービス、及びDC02によって提供される宛先リスト管理サービスの情報は取得されないため、利用可能サービス情報リストには含まれない。
なお、DC02によって提供される全てのサービスをプレミアム対象とする代わりに、サービスごとにプレミアム対象であるか否かを設定することもできる。つまり、プレミアム対象であるサービスをDC毎に異ならせることができる。
また、端末管理DB1302においてプレミアム対象であるか否かを表す情報が「YES」である場合に、サービス管理DB1304においてプレミアム対象であるか否かを表す情報が「YES」又は「NO」であるサービス情報を返信する代わりに、プレミアム対象であるか否かを表す情報が「YES」であるものを返信することもできる。
<本実施形態の主な効果>
本実施の形態によれば、プレミアム対象であるか否かに応じて、利用可能なDCを変更することができる。これにより、例えば追加の料金を支払ってプレミアム会員となっているユーザの伝送端末に対して、高品質、低遅延な会議や高速な端末アップデート等を提供できるDCのサービスを提供できる。
<第4の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した第1の実施例と、記憶部1300のサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図21に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、利用できるか否かを表す情報等が関連付けられて管理される。利用できるか否かを表す情報は、メンテナンスシステムやサービス監視システム等を通じて更新される。例えば、DC3によって提供される伝送管理サービスを管理する伝送管理サーバや、DC03によって提供される宛先リスト管理サービスを管理する宛先リスト管理サーバは利用できるか否かを表す情報が「NO」になっている。これは、該当サービスがサービスアップデート中や障碍対応中等、何らかの理由で利用できない状況となっていることを意味している。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。なお、伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。
図22は、認証管理サーバにおけるアクセス権限確認処理を示すフローチャートである。
ステップS2202では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDを取得する。
ステップS2204では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2202において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の端末管理DB1302を検索し、該当レコードの利用可能DCリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、利用可能DCリストとして「DC01」、「DC02」、及び「DC03」が取得される。
ステップS2206では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2202において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の権限管理DB1303を検索し、該当レコードの利用可能サービスリストを取得する。例えば、端末10の端末IDが「10aa」である場合には、利用可能サービスリストとして「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」が取得される。
ステップS2208では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2204において取得した利用可能DCリスト、及びステップS2206において取得した利用可能サービスリストを検索キーにして、記憶部1300のサービス管理DB1304を検索し、該当レコードの各種情報を取得する。例えば、利用可能DCリストとして取得されたDC(「DC01」、「DC02」、及び「DC03」)、及び利用可能サービスリストとして取得されたサービス(「伝送管理」、「アップデート」、及び「宛先リスト管理」)に基づいて、利用可能サービス情報リストが取得される。利用可能サービス情報リストは、図21を適用できる。アクセス権限確認処理部133は、送受信部131を介して、端末10に利用可能サービス情報リストを送信する。
<本実施形態の主な効果>
本実施形態によれば、権限上は利用可能なサービスのうち、何らかの理由で利用不可となっているサービスにアクセスできないようにできる。つまり、サービスの一部が何らかの理由で利用不可となっている場合でも、各々の伝送端末が実際に利用可能であるサービスのアクセス先情報を適切に取得し、種々の処理を行なうことができる。例えば、サービスアップデートや障碍対応等のために一部のDCのサービスを一時的にメンテナンス状態にすることが容易に実現できる。サービスメンテナンス中でもシステム全体は継続できるため、システム全体の可用性を向上させることができる。
<第5の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した実施例と、記憶部1300のサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図23に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、負荷状態情報等が関連付けられて管理される。負荷状態情報は、サービス監視システム等を通じて更新される。サービス監視システムは、CPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク転送量等のサービスの内部状態を定期的に監視しており、これらが一定の閾値を超えたときにサービス管理DBの負荷状態情報を更新するように構成されている。
例えば、アップデートサービスを提供するDCのうち、DC01の負荷状態が「高」であるため最も負荷が高く、次いでDC03の負荷状態が「中」であり、DC02の負荷状態が「低」であるため負荷が低い状態であることを意味している。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。ただし、ステップS1310の処理において認証管理サーバ130から返信される利用可能サービス情報リストには、負荷状態情報が含まれる。認証管理サーバ130によって送信された利用可能サービス情報リストを受信した伝送端末10は、該利用可能サービス情報リストに含まれる負荷状態情報に基づいて、アクセスするサービスを決定することができる。例えば、伝送端末10は、アップデートサービスのうち最も負荷状態が低い負荷状態情報が「低」であるDC2によって提供されるアップデートサービスを選択し、「update.dc02.xxx・・・」のURIに対して処理要求を行なうことができる。
本実施形態において、サービスの負荷状態を「低」、「中」、「高」によって表す代わりに、「%」等の割合や、割合とは異なる他の指標によって表現することもできる。
<本実施形態の主な効果>
本実施形態によれば、各々の伝送端末がより負荷の低いサービスを選択して処理要求を行なうことができる。これにより、一部サービスを提供するDCに負荷が集中することを防ぎ、システム全体を有効利用することが可能になる。
<第6の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した実施例と、記憶部1300のサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図24に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、読み書き権限情報等が関連付けられて管理される。読み書き権限情報は、データ参照権限を有するか否かの情報、及びデータ登録権限を有するか否かの情報である。データ参照権限を有する場合には「R(READ)」とされ、データ登録権限を有する場合には「W(WRITE)」とされる。
図24に示される例では、サービス管理DB1304において、DC01のみ「R」、「W」とされ、DC02、及びDC03は「R」とされている。これは、DC01によって提供される宛先リスト管理サービスについてデータの登録、及びデータの参照が許可され、DC02、及びDC03によって提供される宛先リスト管理サービスについては、登録されたデータの参照のみが許可されていることを意味している。
一方、伝送管理サービスとアップデートサービスについては、データの登録する機能がないため、「R」となっている。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。ただし、ステップS1310の処理において認証管理サーバ130から返信される利用可能サービス情報リストには、読み書き権限情報が含まれる。
認証管理サーバ130によって送信された利用可能サービス情報リストを受信した伝送端末10は、該利用可能サービス情報リストに含まれる読み書き権限情報に基づいて、アクセスするサービスを決定することができる。例えば、宛先リスト管理サービスに対して宛先の登録処理を行なう場合、それが許可されているDC01によって提供されるサービスを選択し、「address.dc01.xxx・・・」等のURIに対して処理要求を行なうことができる。これによって、第2のデータセンタ100b、及び第3のデータセンタ100cに、第1のデータセンタ100aの宛先リストが反映(レプリケーション)されるため、全データセンタによって提供される宛先リスト管理サービスから、同様の情報を参照できる。
また、宛先リスト管理サービスは、DC01、DC02、及びDC03によって提供されているので、図13を参照して説明した処理を適用し、利用可能サービス情報リストのうちの、例えばDC01等の1つのDCを選択して、その選択したDCによって提供される宛先管理サービスに対して処理要求を行なうことができる。
或いは、宛先リスト管理サービスを提供するDC01、DC02、及びDC03のURIに同時に処理要求を行ない、最も早く応答が返ってきたサービスを利用することもできる。
上述した実施の形態において、DC02、及びDC03によって提供される宛先リスト管理サービスに対して、読み書き権限を「R」、及び「W」にすることによってデータの登録処理を許可することもできる。この場合、伝送端末はデータの登録が可能な全てのDCによって提供されるサービスのURIに同時に処理要求を行なうことができる。これによって、端末側の処理によって複数のDCに対して同一の情報を同時に登録し、且つ反映できるため、DC間でデータを反映(レプリケーション)する処理をすることなく、DC間でデータを共有させることができる。
<本実施形態の主な効果>
本実施形態によれば、更新可能なサービス、及び参照可能なサービスをDC毎に設定することによって定義できるため、複数のDCを跨いてデータを取り扱うことができる。例えば、1つのDCによって提供されるサービスのみを読み書き可能に設定することによって、マスタデータを一箇所のDCに集約することができる。また、例えば全てのDCに属するサービスを読み書き可能に設定し、端末が全DCのサービスに対して同一の情報を同時に処理要求することで、内部的にデータのレプリケーションを行なうことなくDC間でデータを同期させることができる。
<第7の実施例>
本実施形態に係る伝送システムの概略図は、図1を適用できる。また、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。また、伝送端末10、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130の機能ブロック図は、図6を適用できる。
本実施形態に係る認証管理サーバ130は、上述した第1の実施例と、記憶部1300の端末管理DB1302、及びサービス管理DB1304に記憶されるデータが異なる。
(端末管理テーブル)
記憶部1300には、図25に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB1302が構築されている。この端末管理テーブルでは、端末ID毎に、端末名、端末バーション情報、及びプレミアム対象であるか否かを表す情報が関連付けられて管理される。端末バージョン情報、及びプレミアム対象であるか否かを表す情報は、上述したので説明を省略する。
(サービス管理テーブル)
記憶部1300には、図26に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB1304が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスの名称、URI等のサービスが提供されるネットワークにおける場所、サービスが属しているDC、サポートできる端末のバージョン情報、プレミアム対象であるか否かを表す情報、利用できるか否かを表す情報、負荷状態情報、及び読み書き権限情報等が関連付けられて管理される。
サポートできる端末のバージョン情報、プレミアム対象であるか否かを表す情報、利用できるか否かを表す情報、負荷状態情報、及び読み書き権限情報については、上述したので説明を省略する。
<実施形態の処理または動作>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。伝送端末の認証処理、及び利用可能なサービスにアクセスするまでの処理は、図13を適用できる。ただし、ステップS1310の処理において認証管理サーバ130から返信される利用可能サービス情報リストには、負荷状態情報、及び読み書き権限情報が含まれる。
図27は、認証管理サーバにおけるアクセス権限確認処理を示すフローチャートである。
ステップS2702では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、伝送端末10によって送信された認証要求情報に含まれる端末IDを取得する。
ステップS2704では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2702において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の端末管理DB1302を検索し、該当レコードの利用可能DCリストを取得し、該当レコードの端末バージョン情報を取得し、該当レコードのプレミアム対象であるか否かを表す情報を取得する。
ステップS2706では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2702において取得した端末IDを検索キーにして、記憶部1300の権限管理DB1303を検索し、該当レコードの利用可能サービスリストを取得する。
ステップS2708では、認証管理サーバ130のアクセス権限確認処理部133は、ステップS2704において取得した利用可能DCリスト、端末バージョン情報、及びプレミアム対象であるか否かを表す情報、及びステップS2706において取得した利用可能サービスリストを検索キーにして、記憶部1300のサービス管理DB1304を検索し、該当レコードの各種情報を取得する。
<本実施形態の主な効果>
本実施の形態によれば、利用可能DC、端末バージョン、及びプレミアム対象であるか否かに応じて、利用可能なDCを変更することができる。
<変形例>
図28は、本変形例に係る伝送システムの概略図である。伝送システムの一変形例は、各DCに認証管理サーバ130が設置され、各認証管理サーバに内容の異なるサービス管理DCを有するようにしたものである。これによって、例えばDC01の認証管理サーバにアクセスした伝送端末はDC01、及びDC03の各種サービスを利用可能とし、DC02の認証管理サーバにアクセスした伝送端末はDC02、及びDC03の各種サービスを利用可能とする等、より柔軟かつきめ細やかなサービスのアクセス管理が実現可能になる。
伝送端末10から認証管理サーバ130へのアクセスは予め取得した認証管理サーバ130のURIリストからいずれか一つを選択するように構成することもできるし、或いは広域負荷分散(GSLB: Global Server Load Balancing)等の負荷分散技術を用いて実現することもできる。
伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図は、図2を適用できる。画像データの画質を説明する概念図は、図3を適用できる。
伝送端末のハードウェア構成図は図4を適用でき、管理サーバ50、中継装置30、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130のハードウェア構成図は図5を適用できる。
図29は、本変形例に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びサーバの機能ブロック図である。図29では、端末10、及びデータセンタ200が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、認証管理サーバ130は、上述したものを適用できる。
上述した実施の形態、及び変形例では、認証管理サーバ130に端末管理DB1301、権限管理DB1302、サービス管理DB1304を有する構成としたが、これらの情報を別途管理する端末管理サーバ、権限管理サーバ、及びサービス管理サーバ等の管理サーバを設け、認証管理サーバ130がそれらの管理サーバにアクセスし、通信することでこれらの情報を取得するように構成することもできる。
各DCに属しているサーバの種類は、本実施の形態、及び変形例に限定されず、例えば通信ログ管理サーバなどの異なる機能を有するサーバとすることもできる。
本実施の形態ではDCの数が3である場合について説明したが、3に限らず1−2とすることもできるし、4以上とすることもできる。また、各DCに属するサーバの種類はDC毎に異なるようにすることもできる。具体的には、例えば、アップデートサーバはDC01、及びDC02には存在するが、DC03には存在しないようにできる。
本実施の形態、及び変形例では端末認証の際に端末IDとパスワードの組み合わせを利用したが、その代わりにクライアント証明書など別の認証手段を用いることもできる。
また、上述した伝送端末の種々の処理をライブラリやSDK(Software Development Kit)化し、それをサード・パーティーに提供するようにもできる。このようにすることで、上述したシステムに対応する他の端末やアプリケーションの開発が容易になる。
伝送管理システムは、伝送端末間がコミュニケーション可能なコミュニケーションシステムであれば、任意のシステムに適用できる。例えば、テレビ(ビデオ)会議システム、音会議システム、音電話システム(携帯電話システムを含む)、テキストチャットシステム、又はホワイトボード共有システムなどに適用できる。また、伝送端末は、上述したコミュニケーションシステムの専用端末やゲームの専用端末であってもよいし、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話端末又はタブレット型端末などの汎用端末であってもよい。
上記各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、CD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
〔実施形態の補足〕
上記実施形態における中継装置30、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
また、端末10、中継装置30、伝送管理サーバ50、アップデートサーバ60、宛先リスト管理サーバ80、及び認証管理サーバ130に各種機能を実現させる(又は、それぞれを各種手段として機能させる)ためのプログラムは、CD−ROM、フラッシュメモリ、又はHD等の記録媒体としてのプログラム製品(Program Product)に記録されることで、国内又は国外へ提供されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、伝送システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、伝送システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。また、伝送システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、画像データ及び音声データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、一方の端末側でユーザが接触した感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータは、画像データ、音声データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、伝送システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
伝送端末は通信端末の一例であり、端末IDはデータセンタ識別情報取得用識別情報の一例であり、認証要求はサービスの問合わせの一例である。
本発明は特定の実施例、変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例、変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアでまたはそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
1 伝送システム
10 伝送端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
13 ログイン要求部
14 撮像部
15a 音声入力部
15b 音声出力部
16 表示制御部
20 サービス利用処理部
50 伝送管理サーバ
51 送受信部
52 抽出部
53 アクセス認証部
60 アップデートサーバ
61 送受信部
62 アップデート処理部
80 宛先リスト管理サーバ
81 送受信部
82 宛先リスト管理部
130 認証管理サーバ
131 送受信部
132 認証処理部
133 アクセス権限確認処理部
1300 記憶部
1301 認証管理DB
1302 端末管理DB
1303 権限管理DB
1304 サービス管理DB
特開2000−174934号公報

Claims (12)

  1. 通信端末と、前記通信端末に接続される管理サーバとを有する通信システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記通信端末を識別する端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を関連付けて管理する端末管理データベースと、
    前記通信端末の前記端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を関連付けて管理する権限管理データベースと、
    サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタに対応する場所に関する情報とを関連付けて管理するサービス管理データベースと、
    前記通信端末からの要求に応じて、前記端末管理データベースから前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出し、前記権限管理データベースから前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出し、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、及び前記サービス管理データベースに基づいて、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、該サービスに対応する複数のデータセンタの情報、及び該データセンタに対応する場所に関する情報を含む利用可能サービスリストを前記通信端末に送信するアクセス権限確認処理部と
    を有する、通信システム。
  2. 前記アクセス権限確認処理部は、
    前記通信端末の前記端末識別情報に基づいて、前記端末管理データベースを検索することによって、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出し、
    前記通信端末の前記端末識別情報に基づいて、前記権限管理データベースを検索することによって、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出し、
    抽出された前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報と前記通信端末が利用可能なサービスの情報に基づいて前記サービス管理データベースを検索することにより、前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記サービス管理データベースは、サービスに対応する複数のデータセンタの情報各データセンタがサポートする通信端末のバージョン情報を関連付けて管理し、
    前記アクセス権限確認処理部は、前記各データセンタがサポートする通信端末のバージョン情報に、さらに基づいて前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記端末管理データベースは、前記通信端末の端末識別情報毎に、前記通信端末のバージョン情報を関連付けて管理する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記端末管理データベースは、前記通信端末の端末識別情報毎に、前記通信端末が所定のサービスを受けることができるか否かを表す情報を関連付けて管理し、
    前記サービス管理データベースは、サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタが前記所定のサービスを提供しているか否かを表す情報を関連付けて管理し、
    前記アクセス権限確認処理部は、前記通信端末が所定のサービスを受けることができるか否かを表す情報、及び前記各データセンタが前記所定のサービスを提供しているか否かを表す情報に、さらに基づいて前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  6. 前記サービス管理データベースは、サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタが利用できるか否かを表す情報を関連付けて管理し、
    前記アクセス権限確認処理部は、前記各データセンタが利用できるか否かを表す情報に、さらに基づいて前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  7. 前記サービス管理データベースは、サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタの負荷状態を表す情報を関連付けて管理し、
    前記アクセス権限確認処理部は、前記各データセンタの負荷状態を表す情報に、さらに基づいて前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  8. 前記サービス管理データベースは、サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタにデータを登録できるか否かを表す情報を関連付けて管理し、
    前記アクセス権限確認処理部は、前記各データセンタにデータを登録できるか否かを表す情報に、さらに基づいて前記利用可能サービスリストを抽出する、請求項1又は2に記載の通信システム。
  9. 前記管理サーバは、
    前記アクセス権限確認処理部によってアクセス管理される前記通信端末に提供される前記サービスを、前記要求を行った通信端末に通知する通知部
    を有し、
    前記通信端末は、前記管理サーバによって通知された前記サービスのうち、アクセス可能なデータセンタにアクセスし、該アクセスに対する応答に基づいて、処理を行う、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 通信端末にサービスを提供する通信システムであって、
    前記通信端末を識別する端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を関連付けて管理する端末管理データベースと、
    前記通信端末の前記端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を関連付けて管理する権限管理データベースと、
    サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタに対応する場所に関する情報とを関連付けて管理するサービス管理データベースと、
    前記通信端末からの要求に応じて、前記端末管理データベースから前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出し、前記権限管理データベースから前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出し、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、及び前記サービス管理データベースに基づいて、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、該サービスに対応する複数のデータセンタの情報、及び該データセンタに対応する場所に関する情報を含む利用可能サービスリストを前記通信端末に送信するアクセス権限確認処理部と
    を有する、通信システム。
  11. 通信端末に接続される管理サーバであって、
    前記通信端末を識別する端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を関連付けて管理する端末管理データベースと、
    前記通信端末の前記端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を関連付けて管理する権限管理データベースと、
    各サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタに対応する場所に関する情報とを関連付けて管理するサービス管理データベースと、
    前記通信端末からの要求に応じて、前記端末管理データベースから前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出し、前記権限管理データベースから前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出し、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、及び前記サービス管理データベースに基づいて、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、該サービスに対応する複数のデータセンタの情報、及び該データセンタに対応する場所に関する情報を含む利用可能サービスリストを前記通信端末に送信するアクセス権限確認処理部と
    を有する、管理サーバ。
  12. 通信端末と、前記通信端末に接続される管理サーバとを有する通信システムによって実行される通信方法であって、
    管理サーバ
    前記通信端末を識別する端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を関連付けて管理する端末管理データベースと、
    前記通信端末の前記端末識別情報毎に、前記通信端末が利用可能なサービスの情報を関連付けて管理する権限管理データベースと、
    サービスに対応する複数のデータセンタの情報と、各データセンタに対応する場所に関する情報とを関連付けて管理するサービス管理データベース
    管理し、
    前記通信端末からの要求に応じて、
    前記端末管理データベースから前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報を抽出する処理と、
    前記権限管理データベースから前記通信端末が利用可能なサービスの情報を抽出する処理と、
    前記通信端末が利用可能な複数のデータセンタの情報、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、及び前記サービス管理データベースに基づいて、前記通信端末が利用可能なサービスの情報、該サービスに対応する複数のデータセンタの情報、及び該データセンタに対応する場所に関する情報を含む利用可能サービスリストを前記通信端末に送信する処理と、
    を実行する、通信方法。
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