JP6548547B2 - 縦型ブラインドの操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、縦型ブラインドの操作装置に関する。
従来の縦型ブラインドの操作装置としては、実公昭63−21679号公報(特許文献1)に示されるものがある。これに示されるものは、縦型ブラインドの前後方向において、ルーバーを回転させる回転コードと、ルーバーを展開あるいは畳み込み可能に開閉させる開閉コードとを、ヘッドレールから高さが異なるように無端状に垂下させ、回転コード及び開閉コードの各下部にウエイトを取り付け、二条の縦溝を有する整列ガイドの把持部を一方のウエイトに嵌着し、二条の縦溝に他方のウエイトが取り付けられているコードを挿通させるようになっている。これにより、ブラインドを使用中に各コードの相互間の絡み合いが防止される。
実公昭63−21679号公報
しかしながら、上記従来の縦型ブラインドの操作装置では、回転コード又は開閉コードがヘッドレールの前後方向に並んで配置されるため、ヘッドレールの一端部は前後方向全体にわたって整列ガイドが配置されることになる。このため、整列ガイドは、ルーバーの回転を阻害しないようにルーバーの回転領域の外側に配置される。よって、ルーバーが閉じたときでもウエイト全体が見えてしまい、意匠性が低下するという問題があった。さらに、縦型ブラインドのウエイトが配置されている領域は、ルーバーで閉じることができないため、遮蔽性が低下するという問題もあった。
本発明は、上記背景技術が有する問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、縦型ブラインドの操作装置において、操作コードと操作棒との絡みを防止しつつ意匠性及び遮蔽性を向上させた縦型ブラインドの操作装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、縦型ブラインドを操作する操作装置であって、支持部材から吊り下げられるルーバーを回転操作するための操作棒と、前記ルーバーの回転領域の外側において、前記操作棒と隣接して複数本の操作部を形成するように前記支持部材から吊り下げられ、前記ルーバーを展開あるいは畳み込み可能に開閉する操作コードと、前記操作棒に取り付けられ、前記複数本の操作部を、前記操作棒に対して互いに前記縦型ブラインドの幅方向に対して垂直方向に分離して配置するためのセパレータと、を有することを特徴とする、縦型ブラインドの操作装置が提供される。
かかる構成によれば、操作棒に対して複数の操作コードを分離させるとともに、複数の操作コード同士も互いに離間させるセパレータを有し、かつ、ルーバーの回転領域の外側に操作コードが配置されるため、操作コード同士の絡み及び操作棒と操作コードとの絡みを防止しつつ意匠性及び遮蔽性を向上させることができる。さらに、セパレータによって操作棒と操作コードとがそれぞれ分離して配置されるため、操作性が向上する。
また、本発明の応用例として様々なものが考えられる。例えば、前記回転操作棒は、前記ルーバーの回転領域の内側に配置されており、前記セパレータは、前記操作棒に取り付けられる基部と、前記基部の半径方向に突出してルーバーの回転領域の外側まで伸び、前記基部の直径よりも厚みが薄い支持片と、前記支持片から互いに離間する方向へ伸びる二股片と、前記二股片の端部に形成され、前記操作部を保持する保持部と、を有する構成としてもよい。このように、セパレータは、これを操作棒に取り付けるための基部と、操作コードを保持する保持部が形成された二股片とがルーバーの回転領域の外側まで伸び、基部の直径よりも厚みが薄い支持片によって連結されているため、ルーバーが操作棒を覆い隠すまで回転しても、ルーバーは支持片によって二股片との干渉が回避されるため、遮蔽性が向上する。
また、前記セパレータは、前記操作棒に設けられた大径部に取り付けられる構成としてもよい。かかる構成によれば、例えば、セパレータを大径部上に載せるだけで、セパレータの落下が規制されて取り付けられるため、セパレータを操作棒に容易に取り付けることができる。
また、前記大径部は、前記操作棒を形成する複数の棒状体を接続するためのジョイント部であってもよい。操作棒を形成する複数の棒状体を接続するためのジョイント部を覆い隠すようにセパレータを取り付けることで、操作棒の接続部がセパレータによって隠される。よって、操作棒の意匠性の低下を防止することができるとともに、特に操作棒と操作コードとの絡み合いが発生しやすいとされる高さが高い製品への適用が容易となる。
また、前記セパレータは、前記操作棒に対して相対回転可能に取り付けられる構成としてもよい。セパレータを操作棒に対して相対回転可能に設けることで、操作棒を回転操作してもセパレータは回転しないため、操作棒と操作コードとの絡み合いを確実に防止できる。
本発明によれば、縦型ブラインドの操作装置において、操作コードと操作棒との絡みを防止しつつ意匠性及び遮蔽性を向上させることが可能である。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
操作装置100が用いられた縦型ブラインド10の全体構成を示す正面図である。 操作装置100が用いられた縦型ブラインド10の側面図である。 操作棒120の構成を説明するための図であり、(a)は、2本の棒状体121−1、121−2を連結する前の状態を示し、(b)は、2本の棒状体121−1、121−2を連結した状態を示し、(c)は、操作棒120に大径部129が形成された状態を示す。 セパレータ160の構成を説明するための図であり、(a)は図2のA−A断面図であり、(b)はセパレータ160の斜視図であり、(c)はセパレータ160の縦断面図である。 操作棒120へのセパレータ160の取り付け手順を示す図であり、(a)は、2本の棒状体121−1、121−2を連結する前の状態を示し、(b)は、2本の棒状体121−1、121−2を連結した状態を示し、(c)は、操作棒120に大径部129が形成された状態を示し、(d)は、大径部129にセパレータ160を取り付けた状態を示す。 大径部129にセパレータ160を取り付ける前の状態を示し、(a)は部分断面図であり、(b)は側面図である。 大径部129にセパレータ160を取り付けた後の状態を示し、(a)は部分断面図であり、(b)は側面図である。 ルーバー80の開閉操作を説明するための図である。 ルーバー80の回転状態を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態に係る操作装置100は、縦型ブラインド10を操作するものである。まず、本実施形態に係る操作装置100が用いられた縦型ブラインド10の全体の構成について、図を参照しながら説明する。図1は、操作装置100が用いられた縦型ブラインド10の全体構成を示す正面図である。
縦型ブラインド10は、図1に示したように、図示していない窓枠などに固定されるヘッドレール(支持部材)20と、ヘッドレール20の幅方向(長手方向)のほぼ全長にわたって設けられる回転軸40と、ヘッドレール20内を幅方向にスライド移動するとともに、回転軸40に連結され、回転軸40の回転が伝達される複数のキャリア60と、各キャリア60から吊下軸を介してヘッドレール20の下方に吊り下げられるルーバー80と、ルーバー80の回転と開閉を操作する操作装置100と、を備えて構成される。
(操作装置100)
操作装置100は、図1に示したように、ヘッドレール20から吊り下げられるルーバー80の回転領域の内側に配置され、ルーバー80を回転操作可能である操作棒120と、ルーバー80の回転領域の外側において、操作棒120と隣接して2つの操作部142を形成するようにヘッドレール20から吊り下げられ、ルーバー80を展開あるいは畳み込み可能に開閉する操作コード140と、操作棒120に取り付けられ、複数本の操作部142を操作棒120に対して互いに縦型ブラインド10の幅方向に対して垂直方向に分離するためのセパレータ160と、を有する。なお、縦型ブラインド10の幅方向に対して垂直方向とは、縦型ブラインド10の奥行方向(又は前後方向)である。
なお、ルーバー80の回転領域とは、ヘッドレール20から吊り下げられている全てのルーバー80が吊下軸を軸心として回転するときに必要とする領域である。以下、操作装置100の各構成要素について、図1〜図5を参照しながら説明する。
(操作棒120)
操作棒120は、図1に示したように、ヘッドレール20から吊り下げられるルーバー80を回転操作するものである。操作棒120は、従来はコード状の回転コードとして構成されていたが、その操作性を高めるために棒状としたものである。操作棒120は、ルーバー80の回転領域の内側において、ヘッドレール20から吊り下げられている。操作棒120が吊り下げられる位置は、ヘッドレール20の左右方向、すなわち幅方向においては、図1に示したように一端部近傍であり、ヘッドレール20の前後方向、すなわち幅方向に対して垂直方向においては、図2に示したように中央位置である。操作棒120がヘッドレール20から吊り下げられるこの位置は、ルーバー80の回転領域の内側である。
操作棒120は、図1に示したように、上端が回転伝達機構122を介して回転軸40の端部に連結されている。操作棒120が回転すると、回転軸40が回転し、キャリア60を介してルーバー80に回転が伝達される。回転伝達機構122としては、例えば、はすば歯車、かさ歯車、ウォームギアなどが用いられる。
操作棒120の下端には、操作棒120を操作するときに使用者が持つ部分であるグリップ124が設けられている。グリップ124は、操作棒120よりも径寸法が大きく、操作棒120を操作するときに使用者が持ちやすい大きさになっている。
操作棒120は、2本の棒状体121−1、121−2を上下に配置して連結した構成となっている。このように操作棒120を構成する理由は、ヘッドレール20を取り付ける位置(高さ)に起因する。すなわち、操作棒120はヘッドレール20から吊り下げられているため、ヘッドレール20が取り付けられる位置が高くなると、使用者が操作棒120に手が届くように、操作棒120を長くする必要がある。このため、操作棒120は、ヘッドレール20を取り付ける位置の高さに応じた数の棒状体を連結して構成される。
各棒状体121−1、121−2の連結側端部には、図3(a)に示したように、ジョイント部126−1、126−2が設けられている。上下に配置された2本の棒状体121−1、121−2のうち、上に配置される棒状体121−1には、カバー128が嵌め合わされており、カバー128は棒状体121−1に沿って移動可能である。
2本の棒状体121−1、121−2は、図3(b)に示したように、互いのジョイント部126−1、126−2を連結することによって連結される。連結されたジョイント部126−1、126−2には、図3(c)に示したようにカバー128が被せられることで連結の解除が不能とされ、このカバー128が被せられる部分が大径部129を構成する。大径部129は、後述するように、セパレータ160が取り付けられる部分である。
なお、本実施形態では、操作棒120を2本の棒状体121−1、121−2を連結して構成されるものとしたが、この例に限定されない。例えば、操作棒120は、ヘッドレール20が取り付けられる位置の高さに応じて、3本以上の棒状体を連結して構成されるものとしてもよく、また、1本の棒状体で構成されるものとしてもよい。3本以上の棒状体を連結して操作棒120を構成する場合、1か所の大径部129にセパレータ160を設けるようにすればよい。また、1本の棒状体で操作棒120を構成する場合、グリップ124を大径部129としてセパレータ160を設けるようにしてもよい。
(操作コード140)
操作コード140は、ルーバー80を展開あるいは畳み込み可能に開閉するものであり、開閉コードなどと称されることもある。操作コード140は、図1に示したように、ルーバー80の回転領域の外側において、操作棒120と隣接して2つの操作部142を形成するようにヘッドレール20から吊り下げられている。操作コード140は、ループ状に構成されており、ヘッドレール20の幅方向ほぼ全長にわたって各キャリア60を挿通しながら配回されている。操作コード140が、ヘッドレール20の幅方向に移動することによって、各キャリア60が操作コード140の移動に応じてヘッドレール20の幅方向に移動する。これによって、ルーバー80が開閉する。
操作コード140は、図2に示したように、ヘッドレール20の幅方向の一端部の前後方向2か所からヘッドレール20外に導出されて、操作コード140の移動を操作する操作部142を構成している。操作部142は、ヘッドレール20の前後方向の2か所に構成されており、前後2か所の操作部142のうちの一方を操作することによって、ルーバー80が展開され、他方を操作することによってルーバー80が畳み込まれる。
操作部142の下端には、図2に示したように、前後の操作部142にまたがってウエイト144が吊り下げられている。操作コード140は、ウエイト144によって緊張状態が保持されている。
(セパレータ160)
セパレータ160は、図1に示したように、2本の操作部142を操作棒120を中心として互いに縦型ブラインド10の前後方向に分離するためのものである。セパレータ160は、操作棒120に取り付けられ、操作棒120と2本の操作部142を分離するとともに、2本の操作部142同士を縦型ブラインド10の前後方向に分離するように構成されている。
2本の操作部142を縦型ブラインド10の前後方向に分離するのは、前述のように、2本の操作部142がヘッドレール20の前後方向の2か所に構成されていることに加え、セパレータ160がヘッドレール20の幅方向の一端部から側方に飛び出し、縦型ブランド10全体の幅が大きくなってしまうことを防止するためである。以下、図4を参照しながら、セパレータ160の構成を説明する。
セパレータ160は、図4(a)に示したように、操作棒120に取り付けられる基部162と、基部162の半径方向に突出し、基部162の直径よりも厚みが薄い支持片164と、支持片164から互いに離間する方向へ伸びる二股片166と、二股片166の端部に形成され、操作部142を保持する保持部168と、を有する構成である。
基部162は、図4(b)に示したように、略円筒状の形状をしており、内部は前述の大径部129が相対回転自在に収容される収容部162aとなっている。また、基部162の上端部162bは、図4(c)に示したように、中心方向に張り出しており、収容部162aよりも小径の挿通孔162cを形成している。挿通孔162cは、操作棒120の棒状体121−1は挿通するが大径部129は挿通しない大きさである。
支持片164は、図4(b)に示したように、基部162の外周から径方向に伸びており、ルーバー80の回転領域の外側まで伸びている。また、支持片164は、基部162の直径よりも厚みが薄く構成されている。
二股片166は、図4(b)に示したように、支持片164から互いに離間する方向へ伸びており、二股片166と支持片164とのなす角度は約90度である。基部162が操作棒120に取り付けられた際に、二股片166が伸びる方向は、縦型ブラインド10の奥行方向、すなわち、縦型ブラインド10の幅方向に対して垂直方向である。
保持部168は、図4(b)に示したように、二股片166の各端部に形成されている。また、保持部168は略円筒状の形状に形成されており、内周の直径は操作部142の太さよりも若干大きく、操作部142の移動を妨げない大きさに構成されている。
保持部168には、円周方向において二股片166の外側の面と隣り合う位置に上下方向に貫通するスリット168aが設けられている。スリット168aの幅は、操作部142の太さよりも若干小さいが、操作部142が通過可能な大きさに構成されている。このような構成により、スリット168aは、操作部142を保持部168内に通過させるが、保持部168から外れることを防止する。また、スリット168aを保持部168の円周方向において二股片166の外側の面(基部と対向しない側の面)と隣り合う位置に設けたことにより、スリット168aを介して保持部168に操作部142を挿入する作業を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、スリット168aの位置を、保持部168の円周方向において二股片166の外側の面と隣り合う位置としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、スリット168aの位置を保持部168の円周方向において二股片166の内側の面、すなわち、基部162と対向する面と隣り合う位置としてもよい。保持部168をこのような構成にすると、スリット168aが外側から見えなくなり、セパレータ160の意匠性がさらに向上する。
(操作棒120にセパレータ160を取り付ける手順)
次に、図5を参照しながら、2本の棒状体121−1、121−2によって操作棒120を構成し、操作棒120にセパレータ160を取り付ける手順について説明する。
まず、図5(a)に示したように、互いのジョイント部126−1、126−2が対向するように、上下に2本の棒状体121−1、121−2を配置する。上に配置される棒状体121−1には、カバー128と、カバー128の上方にセパレータ160とが、あらかじめ棒状体121−1に沿って移動可能に嵌め合わされている。
次に、図5(b)に示したように、上下に配置された2本の棒状体121−1、121−2のジョイント部126−1、126−2を連結する。
次に、図5(c)、図6(a)及び図6(b)に示したように、連結されたジョイント部126−1、126−2に、カバー128を被せる。この部分が、セパレータ160が取り付けられる大径部129となる。セパレータ160の保持部168には、操作部142が保持されているが、セパレータ160の保持部168に操作部142を挿入する作業は、セパレータ160を大径部129に取り付けた後でもよい。
最後に、図5(d)、図7(a)及び図7(b)に示したように、カバー128の上からセパレータ160が被せられる。これにより、図7(a)に示したように、セパレータ160は、収容部162aに操作棒120の大径部129が収容され、上端部162bが大径部129の上面に引っかかる。このようにして、基部162が大径部129に相対回転可能に嵌め合わされるので、操作棒120を操作してもセパレータ160が回転しない。
(縦型ブラインド10のルーバー80の回転動作)
次に、縦型ブラインド10のルーバー80の回転動作を、図1、図8及び図9を参照しながら説明する。図8に示したように、ルーバー80の面がヘッドレール20の幅方向に対して直交する方向にあるときには、操作棒120と操作部142が縦型ブラインド10の正面から見えるようになっている。
次に、操作棒120を回転させると、操作棒120から回転軸40に回転が伝達し、キャリア60を介してルーバー80が、図9中仮想線で示した位置から図9中矢印Aの方向に回転する。ルーバー80の回転が最大になると、図9中実線で示したように、ルーバー80がセパレータ160の基部162に当接する。
セパレータ160の二股片166は、ルーバー80の回転領域の外側にあるため、ルーバー80は二股片166及び保持部168に当接しない。また、セパレータ160の支持片164は、基部162の直径よりも厚みが薄いため、支持片164がルーバー80の回転の妨げにはならず、前述のように、ルーバー80は基部162に当接するまで回転する。
このように、ルーバー80がセパレータ160の基部162に当接するまで回転すると、図1に示したように、ルーバー80が閉じた状態になる。このとき、操作棒120はルーバー80によって隠れ、操作部142のみが、ヘッドレール20の端部から見える状態になる。よって、セパレータ160を用いた縦型ブラインド10の遮光性及び意匠性が向上する。
操作棒120を回転させたときに、セパレータ160は、操作棒120と相対回転するため、保持部168は回転しない。よって、保持部168に保持されている操作部142が操作棒120に巻き付くことがない。これにより、操作棒120及び操作部142の操作性が向上する。
(本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、セパレータ160は操作棒120に対して2本の操作部142が互いに離間するよう分離させるため、操作部142同士の絡み及び操作部142と操作棒120との絡みが防止される。さらに、操作棒120及び2本の操作部142がそれぞれ分離して配置されているため、操作時に互いが干渉することがない。このため、操作棒120及び操作部142の操作性が向上する。
また、セパレータ160は、操作棒120に取り付けるための基部162と、基部162の半径方向に突出してルーバー80の回転領域の外側まで伸び、基部162の直径よりも厚みが薄い支持片164と、支持片164から互いに離間する方向へ伸びる二股片166と、を有する構成であるため、ルーバー80を全閉まで回転させたときに、ルーバー80が操作棒120を覆い隠すまで回転しても、ルーバー80は支持片164によって二股片166との干渉が回避されるため、遮蔽性が向上する。
さらに、セパレータ160は、操作棒120に設けられた大径部129に取り付けられる構成であるため、例えば、セパレータ160を大径部129上に載せるだけで、セパレータ160の落下を規制しながら操作棒120に容易に取り付けることができる。
また、操作棒120を形成する複数の棒状体121−1、121−2を接続するためのジョイント部126−1、126−2を大径部129とし、ジョイント部126−1、126−2を覆い隠すようにセパレータ160を取り付けることで、操作棒120の接続部がセパレータ160によって隠される。よって、操作棒120の意匠性の低下を防止することができる。
さらに、大型の縦型ブラインド10や高所に取り付けられる縦型ブラインド10などは、ヘッドレール20が取り付けられる位置が高いため、ヘッドレール20から吊り下げられる操作部120が長くなる。このため、ヘッドレール20が取り付けられる位置が高い縦型ブラインド10は、特に操作棒120と操作部142との絡み合いが発生しやすい。しかし、操作棒120の接続部にセパレータ160を取り付けることができるため、ヘッドレール20が取り付けられる位置が高い縦型ブラインド10へのセパレータ160の適用が容易となる。よって、大型の縦型ブラインド10や高所に取り付けられる縦型ブラインド10の操作棒120と操作部142との絡み合いが防止される。
また、セパレータ160を操作棒120に対して相対回転可能に設けることで、操作棒120を回転操作してもセパレータ160は回転しない。このため、操作棒120と操作部142との絡み合いを確実に防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、セパレータ160を、操作棒120に取り付けられる基部162と、基部162の半径方向に突出し、基部162の直径よりも厚みが薄い支持片164と、支持片164から互いに離間する方向へ伸びる二股片166と、二股片166の端部に形成され、操作部142を保持する保持部168と、を有する構成としたが、本発明はこの例に限定されない。保持部168がルーバー80の回転領域の外側に配置される構成であれば、セパレータ160は適宜形状とすることができる。
また、上記実施形態では、セパレータ160は、操作棒120に設けられた大径部129に取り付けられる構成としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、セパレータ160は、操作棒120のグリップ124の上に載置されるようにしてもよく、また、大径部129ではなく、操作棒120自体に取り付けられるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、大径部129は、操作棒120を形成する複数の棒状体121−1、121−2を接続するためのジョイント部126−1、126−2としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、操作棒120のグリップ124を大径部129としてもよい。
また、上記実施形態では、セパレータ160は、操作棒120に対して相対回転可能に取り付けられる構成としたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、セパレータ160の基部162は、操作棒120と一体に回転するように取り付けられ、操作部142を保持する保持部168が基部162に対して相対回転する構成としてもよい。
なお、上記実施形態では、操作部142の数を2本としたが、本発明はこの例に限定されず、3本以上であってもよい。
さらに、上記実施形態では、保持部168の数を操作部142の数に合わせたが、本発明はこの例に限定されず、1つの保持部168で複数の操作部142を保持してもよい。
10 縦型ブラインド
20 ヘッドレール
40 回転軸
60 キャリア
80 ルーバー
100 操作装置
120 操作棒
121−1、121−2 棒状体
122 回転伝達機構
124 グリップ
126−1、126−2 ジョイント部
128 カバー
129 大径部
140 操作コード
142 操作部
144 ウエイト
160 セパレータ
162 基部
162a 収容部
162b 上端部
162c 挿通孔
164 支持片
166 二股片
168 保持部
168a スリット

Claims (6)

  1. 縦型ブラインドを操作する操作装置であって、
    支持部材から吊り下げられるルーバーを回転操作するための操作棒と、
    前記ルーバーの回転領域の外側において、前記操作棒と隣接して複数本の操作部を形成するように前記支持部材から吊り下げられ、前記ルーバーを展開あるいは畳み込み可能に開閉する操作コードと、
    前記操作棒に取り付けられ、前記複数本の操作部を、前記操作棒に対して互いに前記縦型ブラインドの幅方向に対して垂直方向に分離して配置するためのセパレータと、
    を有し、
    前記回転操作棒は、前記ルーバーの回転領域の内側に配置されており、
    前記セパレータは、
    前記操作棒に取り付けられる基部と、
    前記基部の半径方向に突出してルーバーの回転領域の外側まで伸び、前記基部の直径よりも厚みが薄い支持片と、
    前記支持片から互いに離間する方向へ伸びる二股片と、
    前記二股片の端部に形成され、前記操作部を保持する保持部と、
    を有することを特徴とする、縦型ブラインドの操作装置。
  2. 前記セパレータは、前記操作棒に設けられた大径部に取り付けられることを特徴とする請求項に記載の縦型ブラインドの操作装置。
  3. 前記大径部は、前記操作棒を形成する複数の棒状体を接続するためのジョイント部であることを特徴とする、請求項に記載の縦型ブラインドの操作装置。
  4. 縦型ブラインドを操作する操作装置であって、
    支持部材から吊り下げられるルーバーを回転操作するための操作棒と、
    前記ルーバーの回転領域の外側において、前記操作棒と隣接して複数本の操作部を形成するように前記支持部材から吊り下げられ、前記ルーバーを展開あるいは畳み込み可能に開閉する操作コードと、
    前記操作棒に取り付けられ、前記複数本の操作部を、前記操作棒に対して互いに前記縦型ブラインドの幅方向に対して垂直方向に分離して配置するためのセパレータと、
    を有し、
    前記セパレータは、前記操作棒に設けられた大径部を覆い隠すように取り付けられ、
    前記大径部は、前記操作棒を形成する複数の棒状体を接続するためのジョイント部であることを特徴とする、縦型ブラインドの操作装置。
  5. 前記セパレータは、前記大径部を覆い隠すように収容する収容部と、前記収容部の上端に形成され前記大径部よりも小径であり前記操作棒を挿通する挿通孔と、を備えることを特徴とする、請求項4に記載の縦型ブラインドの操作装置。
  6. 前記セパレータは、前記操作棒に対して相対回転可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の縦型ブラインドの操作装置。
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