JP6547189B2 - 汚泥掻寄装置 - Google Patents
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Description
前記汚泥掻寄装置には種々のものがあるが、ここではその一例として特許文献1を示す。
具体的には、上記汚泥掻寄装置は、溝型鋼のような長い部材を中央に備えて機体とし、この機体の前後複数個所には左右に一対をなして突出するような取付台を固定するとともに、その取付台上に左右一対をなすように軸受を固定してこれら軸受を介して回転自在に汚泥スクレーパのスクレーパ軸を支持してあるが、前記取付台や軸受などの構成部材はその上面が水平面状になっているため、上面には沈降してきた汚泥が次々に溜まり、装置自体が極く微速で進退し該上面も微速を保って運動することから、一旦上面に溜まった汚泥はそこから池底まで流れ落ちてスクレーパで掻き寄せ処理されることもなく、上面の汚泥はそのまま長い期間溜まったままとなり、次第に腐敗を生じて水面に浮いたり水中に混合したりして、沈澱池内の水質悪化を招くことにもなっていた。
これらの図における1は矩形をした沈澱池で図1および図2における図の左が上流側で右が下流側であり、2が前側端壁、3が後側端壁で、これら端壁2,3は、上からみて矩形の短辺に対応し、矩形の長辺は池幅方向に対面する左右の側壁4が対応する。前側端壁2の上部には図示しない整流孔付きの整流板(壁)が設けられてそれより左側の流入渠(図示省略)に導入される汚水を多数の整流孔を通じて沈澱池1内に極く緩徐に導入するようになっている。
5は底壁(池底)で、その前側端壁2側である汚泥掻寄方向側には汚泥ピット6が凹設されている。このピット6には回収した汚泥の吸揚ポンプが設けられる。
前取付台16の前垂直壁には半円形の凹欠が設けられ、後垂直壁には丸孔が形成されており、これらを介して機体10の前端部が差し込まれてのち溶接一体化されている。前取付台16の後端には水平な舌片が設けられ、そこにはガイドレール7に接触するサイドローラー18が取り付けられている。
図8に示すように、ゴム掻き板25をスクレーパ本体23の背面側に配置しても汚泥の溜りは抑えられ、この場合、ゴム掻き板25の上端は汚泥が流れ落ちるような向きに斜めカットしておけばより汚泥の溜りは防止されることになる。
尚、図9に示す現行案では、繰り返し運動する連鎖材52が単一本でしかも水平部分と垂直部分とが共に長いチェーン体とされている一方繰り返し運動をしないアンカーパイプ51の方はチェーン体側に比較してかなり短目に設定してあったため、連鎖材52が機構上耐久性に弱く損壊するおそれも多分にあった。
そのことに対処するため、図10に示すように、連鎖材52とチェーンホイール47は、複列(2列など)式にして耐久性の向上を図るようにするだけでなくこれら連鎖材52やチェーンホイール47の一方側が損壊したりしても他方側が役目を果たすことができるようにした。各連鎖材52自体は損傷を受ける可能性のある部分をできるだけ短くして耐久性の向上を図るようにし併せて強固で耐久性のある要素であるアンカーパイプ51の方は長く形成しておくものとする。連鎖材52はリンクチェーンでもよい。
汚泥掻寄装置による汚泥の掻き寄せが終わると駆動手段が逆方向に作動することにより連結ロッド33がそれに連動して逆方向(図の右斜め上方向)に作動することにより連鎖材52は緩み、これにより、スカムスクレーパ49は引き下げ姿勢から浮上することになって水面上のスカムをスカム除去装置56の方向に掻き寄せることになる。この掻き寄せ運動は、汚泥掻寄装置の復帰運動に連動してなされる。
図6はカバーについての他の実施形態を示し、同実施形態のカバーは、単一個の中央カバー84と左右一対の側部カバー85の2種別体ものからなり、中央カバー84は、前取付台16の中央部分上方をスクレーパ軸22を含めて覆う形の山形のものにして脱着自在な取付方式とし、切り溝84aを形成したものとし、側部カバー85は、四角錐殻形や半円筒型(右上欄)の脱着可能タイプのものにしたものである。86は止着具を示す。側部カバー85は、後部の軸受19上にも取り付け得る。
尚、図14の黒丸である110は制御用ケーブルであり、このケーブル110は、図2に示すように、現行では前進端受レバー111により位置検出の可能な池上の前進端位置検出器112と後進端受レバー113により位置検出の可能な池上の後進端位置検出器114との間に池上を通して設けられて邪魔になっていたものを、図14のように、空いた走行・誘導レール96の下部一側空間を利用して通して有効活用したものである。
Claims (1)
- 矩形の短辺に対応する前後の端壁と矩形の長辺に対応する左右の側壁および汚泥掻寄方向である前側の端壁側に汚泥ピットを備える底壁とを備えてなる矩形沈澱池内の底壁上の池幅中央に沿った位置に長尺状で互いに平行状をなす左右一対のレール本体からなるガイドレールが敷設され、このガイドレールの左右一対のレール本体間の上側に沿って平行状をなす長尺状の機体と、ガイドレール上で転動可能とされるべく機体の前後複数個所に配された車輪と、機体の前後複数個所に回転自在に設けられるとともにスクレーパ軸を中心にして縦向きの掻寄状態と持ち上げの復帰状態とに上下切換可能に設けられた汚泥スクレーパと、機体を前後方向に進退駆動させるための駆動手段と、駆動手段による機体の前後方向への動きに連動して汚泥スクレーパを掻寄状態と復帰状態に姿勢切換をする姿勢切換手段とを備え、汚泥スクレーパのスクレーパ軸は、機体に取り付けた取付台の上面に左右一対をなして配備した合わせ型の軸受を介して回転自在に支持されている汚泥掻寄装置であって、前記軸受および取付台の双方は、上部を半丸形にしその前後下部を略垂直面状とした蒲鉾型のような上向き窄まり状としたカバーで覆われるとともに、同カバーは、その左右端口内にスクレーパ軸が通る口となるように設置向きが設定されていることを特徴とする汚泥掻寄装置。
Priority Applications (1)
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JP2016051613A JP6547189B2 (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 汚泥掻寄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016051613A JP6547189B2 (ja) | 2016-02-26 | 2016-02-26 | 汚泥掻寄装置 |
Publications (2)
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Families Citing this family (4)
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- 2016-02-26 JP JP2016051613A patent/JP6547189B2/ja active Active
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