JP5895268B2 - スカム除去装置 - Google Patents

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Description

この発明は、スカム除去装置に関する。
例えば、矩形をした沈澱池内には、水面に浮上し浮遊するスカムを沈澱池外に取り除くためのスカム除去装置が設置されている。
特開2007−29941
スカム除去装置の一つとして、特許文献1に開示されたものが挙げられる。同文献1に開示されたものは、スカム掻寄装置に連動して押下げられる特殊なタイプを示すものであるが、一般的な連動方式を採用する好適な例として図1ないし図3のものを例示する。
これらの図において1は沈澱池で、左右の側壁2とこれに直交する図示しない前後の端壁とを備えて平面矩形をなすものとされ、この沈澱池1の前後の端壁間
Figure 0005895268
た形をしていて上流側と下流側とを上層において区成するものになっている。
図3の左側が上流側で右側が下流側になっており、沈澱池1内に導かれた汚水は図3の右方向に緩徐に流れる間、含まれる汚泥を自然沈降させる一方、軽いスカムについては水面4上に浮上させるようになっている。沈降した汚泥は、図3のように水面4以下に横架された軸周りに回転駆動自在とした左右一対の駆動スプロケット5とそれにより矢印方向に駆動される左右一対の循環チェーン6およびチェーン6に設けたフライト7とでなる汚泥掻寄装置によってそれが下周りにきたときに掻き寄せて回収処理するようにしてある。
一方、水面4上に浮遊するスカムSはスカム除去装置により回収処理される。このスカム除去装置は、前記歩廊壁3の上流側手前において水面4を境に上下にあるようにして設置される。側壁2,2は図示したものは数多く並列配置された側壁組のうちの一対を示すもので、並列配置された多くの側壁組間にも同様のスカム除去装置が設置される。図示したこれら側壁2,2間に設置されたスカム除去装置を例にとると、同装置は、各側壁2,2に貫通して固定された連通トラフ10と、側面視J字形をした固定のトラフ11とを有し、連通トラフ10は金属製の四角な筒体でなり、その両端に設けた外側フランジ12とトラフ11側の内側フランジ13とを止着具14にて結合することで左右の連通トラフ10,10間にトラフ11が横架固定されるようになっている。各フランジ12,13は四角な枠板状をなす。トラフ11は、前突壁a、前立壁b、底壁c、後立壁dおよび上端壁eからなっている。
トラフ11の前突壁aには、ゴム板製の可撓性支持部材15が前面シールを兼ねて止め付けられていて、この支持部材15を介して上下運動可能なフロート式堰部材16が取り付けられている。堰部材16はその浮上力によって水面4上に復帰する機能をもつとともに、その左右両端に上からみてL字形をなして設けた可動側板17と前記内側フランジ13から平坦な板状をなして内向きに突設された固定側板18とは前後に対向する関係となし、その間に蛇腹状の側部シール19を弾性変形可能に取り付けることにより堰部材16が下がった状態でも図3のように上がった状態でも堰部材16とトラフ11との側部間から水が浸入しないようにしてある。
21は軸受ブラケットで、一方の内側フランジ13の内面に脱着可能に止着具14により取り付けられ、この軸受ブラケット21の上部には回転軸22が取り付けられてその上に取り付けた第2連動部材23を上下に回転運動するようにしてある。24はストッパで、第2連動部材23の後端に取り付けられて前記上端壁e上に当たるようにされ、25は連結ロッドで、第2連動部材23と堰部材16とを連動自在に連結するものになっている。27は回転パイプで、一方の側壁2にブラケット28を介して支持されるとともに、この回転パイプ27周りに取り付けた第1連動部材29の先端には応動カム材30が取り付けられている。応動カム材30は、循環運動して水面4近くにくるローラー31により持ち上げられるようになっており、これにより第1連動部材29が連動し、さらに第2連動部材23が押下げられることにより連結ロッド25を介して堰部材16が押下げられるようになっている。
堰部材16が水面4よりも数cm下がることにより水面4上のスカムSが図1の矢印Aように水を伴ってトラフ11内に流れ込み、同矢印方向に緩徐に下がり傾斜する底壁cにしたがって図示しない隣のトラフ内へとスカムSを流すようになっている。スカムSは順次配列されたトラフ内を通り、最後のスカムピット内へと回収処理されるようになっている。ローラー31が応動カム材30を通過すると、第2連動部材23が、図3の右周りに戻されるとともに堰部材16は水面4上に浮上してスカムSの呑込みが停止される。応動カム材30は、次に循環してくるローラー31により持ち上げられ、前記と同じく堰押下げ運動をさせてスカムSの呑込みをする。堰部材16はこうした繰返し運動をする。
ところで、これまでのトラフ11は、底壁cが水平面であり、しかも後立壁dと歩廊壁3間がその下端開口において開放状とされているため、図3のように底壁cにスカムSが滞留するとともに後立壁dと歩廊壁3間にもスカムSが入り込んで滞留していた。こうした滞留スカムSは、水質悪化につながるだけでなく悪臭発生の原因にもなる。特に、後立壁dと歩廊壁3との間には、下方からだけでなく図1および図2の矢印Bで示すように連通トラフ10と歩廊壁3間に浮上して盛り上がったスカムSがフランジ12,13を越えて入り込んでくるものである。そうした滞留スカムSについては、図3に示すように、除去棒33をトラフ11と歩廊壁3との間に差し入れて引き揚げることで取り除くようにするが、上端壁eがトラフ11側から歩廊壁3の方向へ水平に延びて略塞いだ形となっているため、そこから除去棒33を差し入れることができず、結局、トラフ11の後に滞留してしまったスカムSは取り除くことができず放置せざるを得なかったのが現実である。このように滞留スカムSを放置しておくと腐敗してくるだけでなく更に下方や側方からの膨隆作用により多量の腐敗分が発生して水質劣化を招くとともに悪臭発生が顕著になってくる問題があった。一方、スカムSを取り除くには、前記上端壁eのない形にすればよい訳であるが、この上端壁eはトラフ11が撓むのを有効に防止するために必要な部分であることからそれを省略することができないという背景もある。
この発明は上記問題を解決しようとするものであり、トラフの底域および背域にスカムが滞留しないようにすることを基本とし、その上で背域に滞留してしまうスカムについては、除去棒などの除去手段でもって除去しやすくすることでトラフ背域にスカムが詰まって腐敗するようなことがなく、これにより水質の向上が図られるとともに悪臭のしない環境を保つことができるようにしたスカム除去装置を提供することを目的とする。
この発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、前立壁と底壁および後立壁とを有するとともに後立壁の上端に上端壁を備え沈澱池内の中間仕切壁の前側に添って横架式に固定されるトラフと、このトラフに上下運動可能に設けられた堰部材とを有して、堰部材を押下げることにより水面に浮遊するスカムを水とともに呑込む一方、堰部材の上昇によりスカムの呑込みを停止するように構成されたスカム除去装置において、前記底壁は堰部材のある前側に上がり傾斜する面として形成されるとともに、前記トラフ下端と中間仕切壁との間には底閉止材が設けられ、前記トラフの上端壁は、後立壁の上端から堰部材のある前斜め上向きに突設されていることを特徴とする。
上述したようにこの発明は、前立壁と底壁および後立壁とを有するとともに後立壁の上端に上端壁を備え沈澱池内の中間仕切壁の前側に添って横架式に固定されるトラフと、このトラフに上下運動可能に設けられた堰部材とを有して、堰部材を押下げることにより水面に浮遊するスカムを水とともに呑込む一方、堰部材の上昇によりスカムの呑込みを停止するように構成されたスカム除去装置において、前記底壁は堰部材のある前側に上がり傾斜する面として形成されるとともに、前記トラフ下端と中間仕切壁との間には底閉止材が設けられ、前記トラフの上端壁は、後立壁の上端から堰部材のある前斜め上向きに突設されていることを特徴とするので、トラフの底域および背域にスカムが滞留しないようにすることを基本とし、その上で背域に滞留してしまうスカムについては、除去棒などの除去手段でもって除去しやすくすることでトラフ背域にスカムが詰まって腐敗するようなことがなく、これにより水質の向上が図られるとともに悪臭のしない環境を保つことができるようにしたスカム除去装置を提供することができる。
従来技術を示すスカム除去装置の平面図。 図1のスカム除去装置の正面図。 図2のX1−X1線断面図。 この発明の一実施形態を示す側断面図。 トラフの他の実施形態を示す模式縦断面図。 トラフの他の実施形態を示す模式縦断面図。 他の実施形態を示す縦断面図。 図7の作用解説図を示す斜視図。 図11および図12に示す他の実施形態に対する従来例を示すスカム除去装置の正面図。 図9のX2−X2線断面図。 他の実施形態を示すトラフ支持構造の正面図。 図11のX3−X3線断面図。 図15および図16に示す他の実施形態に対する従来例を示すスカム除去装置の正面図。 図13のX4−X4線断面図。 他の実施形態を示すスカム除去装置の正面図。 図15のX5−X5線断面図。 付加的な例を示すトラフの平面図。 図17のトラフの正面図。 図18のトラフの右側面図。 付加的な例を示すスカム掻寄装置付きスカム除去装置の平面図。 図20のX6−X6線断面図。 図21のX7−X7線断面図。 他の実施形態を示す断面図。 図25および図26の付加的な例に対する従来例を示す斜視図。 付加的な例を示す側面図。 図25の横断面図。 付加的な例を図28の横断面として示す模式断面図。 図27の平面図。 付加的な例を示す越流堰の側面図。 図29のX8−X8線断面図。 汚泥掻寄装置についての付加的な提案例を示す側断面図。 図31のX9−X9線に沿う拡大断面図。 図31、図32の提案例に対する従来例を示す縦断面図。
以下、本発明の一実施形態を説明する。各実施形態の中で説明する各案は関係する他の実施形態においても適用することができる。
図4はスカム除去装置についての一実施形態を示すもので、図1ないし図3に示す従来例と同様の構成部分については同じ符号を付して説明に代える。
トラフ11の底壁c´は、堰部材16のある前向きに5ないし10度をもって上がり傾斜している。この傾斜により、矢印CのようにスカムSが前向きに流れて上昇し堰部材16を介してトラフ11内に呑込まれるように処理されるので、従来のように多量に溜まるようなことがなくなる。トラフ11の下端には、トラフ11の長手方向に長い帯長状のゴム製底閉止材34が取り付けられ、その全体は上向きに弾性折り曲げ変形されたのち歩廊壁(中間仕切壁)3の前面に先端が接当する形で定着されている。トラフ11の上端壁e´は、後立壁dの上端から堰部材16のある前斜め上向き45度に突設されている。ストッパ24は、第2連動部材23の後端より少し前側に位置されて、内側フランジ13に突設されたストッパ受35に当って受け止められるようになっている。
上端壁e´は、トラフ11の水平軸中心よりも充分離されたところに設けられているので、トラフ11の強度アップに有効に働き、また、トラフ11と歩廊壁3間には、連通トラフ10の背域から回り込んでスカムSが溜まることもあり得る。そのスカムSを池上からの除去棒(除去手段)36で除去しようとする場合、上端壁e´が前斜め上向きに傾斜しているので、差し入れやすく、しかも引き揚げたスカムSは斜めになった上端壁e´に添ってトラフ11内にそのまま落とし込めばよいのでスムーズにかつ確実に除去することができる。
トラフ11は、図5に示すように、底壁cと後立壁dとの間の角部を2度曲げ式にして後斜面壁fを形成してもよい。図4のトラフ11のように底壁cと後立壁dとが85ないし80度程度の角度になっていると流入し長手方向に流れるスカムSが滞り易いが、図5のように底壁cと後立壁dとの間に後斜面壁fを設けてなす角を140度前後とすることによってスカムSが流れ易くなる。
また、図6のように、後斜面壁をf1とf2のように3度曲げ式に形成してもよい。この場合もスカムSの流れを円滑にする。
図7および図8に示す実施形態は、外側フランジ12と内側フランジ13の後側上部に切欠通口39を形成したものである。連通トラフ10の背域は、フランジ12,13が突出していて歩廊壁3との間に8ないし10cmの隙間が存ししかもその隙間の下方が開放状とされていることから、矢印Dのようにスカムが浮上してきてやがてはその背域内に溜まり、さらに浮上してくるスカムにより図8、図9の破線のように滞留スカムSが盛り上がって溜まるようになる。それらスカムをそのまま放置しておくと連通トラフ10上に堆積して好ましくなく、また除去棒や箒のような除去手段で引き揚げて取り除くようにしてもよいが、引き揚げようとすると、その途中で連通トラフ10の上面に落ちたりして沈澱池上までうまく引き揚げられないことも多々ある。
そこで、前記のようにフランジ12,13に切欠通口39を開けておくことにより、背域のスカムSが矢印Eのようにトラフ11の背域側へと流れ込むようになり、その結果、放置しておいてもトラフ11内に落ち込むようになる一方、矢印Fのように積極的に持上げ除去してトラフ11内に落とし込めばスカムを途中で落としたりすることなく確実に除去処理をすることができるようになる。
尚、連通トラフ10の背域下方に対応する個所にも底閉止板34(図7)のような底閉止板34´を設けて底開放口からスカムが浮上し詰まらないようにすることもできる。また、図7に仮想線で示すように、堰部材16はトラフ11内へと倒れた形で設置される内倒式のスカム除去装置にも前記切欠通口の案は適用される。
図11および図12は付加的な例を示すもので、これに対する従来例は図9および図10に示す。図9および図10におけるスカム除去装置はトラフ11の一端に閉止状の内フランジ12を設けそのフランジ12には連通トラフを接続しないタイプのものを示している。側壁2は図9の右側にも設けられてこれらは相対向する関係にあるが、右側の側壁のさらに右方向にも側壁が対向状に設置されている。これら右側および右方向の側壁間には図1ないし図3に示すような連通トラフ10付きのスカム除去装置が設置されてそれらは互いに連通関係になっている。図9および図10に示すスカム除去装置は、それらスカム除去装置の始端役を担うもので、従ってこのスカム除去装置の図示されない右側については連通トラフが接続されるが、図示された左側一端部については、連通トラフ10は構成されず図示のような独自の支持方式で受担されるようになっている。
独自の支持方式は、図9および図10に示すように、アングル材でなる固定ブラケット42を止着具43により側壁2に固定する一方、トラフ11側には同じくアングル材によるトラフ側ブラケット44を固定し、これらの上下間を複数本のアジャスタ45により連結することによりトラフ11を側壁2に対し高さ調節可能に支持するようにしてある。しかし、側壁2と内フランジ13との間には、矢印Gのように逐次スカムが浮上し滞溜、堆積してくるのが通例であり、その場合、堆積したスカムは逆に反作用として矢印Hのように下向きにはみ出そうと反落する傾向になる。そうした現象に対し、トラフ側ブラケット44および固定ブラケット42の双方をアングル型に形成してそれに対抗するようにしておくと、スカムが下向きに反落しにくく、いつまでも滞溜、堆積状態になってそれが水質の劣化を招く一因になるとともに悪臭の発生など環境改善すらできなかったものである。
それに対し、図11および図12に示す付加的な改善例は、トラフ側ブラケット47は、座板48と前後一対のブラケット本体49とを備えたものにし、座板48は内フランジ13に固定し、ブラケット本体49は上向きに凸状の山形に形成して矢印Hのように溜まったスカムが切り分けられながら下向きに反落しやすいようにしたものである。ブラケット本体49の内側には、アジャスタ50を連結するための溶接ナット51付きナット座52を溶接一体化してある。一方、固定ブラケット53についてもスカムが反落し易いように幅の狭いアングル材を直角に溶接してなるもので互いを前後に離間した一対で構成し、同ブラケット53のそれぞれにアジャスタ50を連結するようにしてある。固定ブラケット53は一対で互いに離間するので、その間をスカムが通りやすい。
図15および図16は付加的な例を示す。図13および図14はそれに対する従来例を示す。
図13および図14においては、図1ないし図3に示す符号を利用して示す。これらの図においては、側面L字形をしたトラフ受材56を設けてトラフ11を撓み少なく支持するようにしたものがある。トラフ受材56は、縦材57と横材58とでなり、縦材57は角パイプ製としてそれを歩廊壁3の前面に添った形にして止着具59で固定し、横材58についてはトラフ11の底面に添った形にしてトラフ11の底面に固着しておいた帯板状の取付板60に止着具59を介して止め付けるようにしてある。
従来は、これらの図にみるように、横材58がアングル材でその一辺を水平に向けて設置していたため、図14の矢印1箇所に示すように、トラフ11と歩廊壁3との間に溜まってしまったスカムSが下方へ反落しようとしてもそれができず溜まる一方となっていた。それが前記水質や環境上の問題にもなっていた。
これに対し、付加的な例である図15および図16は、縦材63を有するトラフ受材64の横材65を上向きに突状の山形部材(アングル)とし、それをトラフ11の底面に斜め姿勢で固着した取付板66に止着具67により取り付けたもので、これにより、矢印Jのように溜まったスカムが反落して堰部材16前からトラフ11内に回収処理できるようになる。尚、トラフ11の底面は仮想線のように前向きに上がり傾斜状に形成すればスカムが容易に回収処理されるようになる。
尚、図16の右欄に示すように、第2連動部材23には受筒69が設けられてそれに手動アーム70が差し込まれることにより池上から手動アーム70を前後操作することで堰部材16を独立して押下げ操作することができるようにしたものがある。こうした手動アーム70は第2連動部材23の動きに連動して前後に揺動するようになっているが、それには何も光るものが付けられていなかったため、夜間などにはスカム除去装置が正常に作動しているかどうか判らなかった。同図のように手動アーム70の表面に蓄光表示板71を付したことによりそれが光って動くことにより夜間で見え難い場合でもスカム除去装置が正常に動いていることを確認することができるようになったものである。
図17ないし図19は付加的な例を示す。図1ないし図3にも示すように、この種、トラフ11は、側面J字形をしたトラフ本体の両端に四角枠状の内側フランジ13を備えて左右並びに前面が開放状とされ、前面については、蛇腹式の側部シール19(図1・図3参照)の基部側の板面を取り付けるための座板である固定側板18(図18の右欄図参照)が溶接にて左右一対固着されている。この固定側板18は従来、浸水のおそれがないことから例えば、図18の右欄図のように高さh1のようにトラフ本体および内フランジ13の上端高さよりも少し低く設定していた。また、内フランジ13には、軸受ブラケット21を止め付けてそれに回転軸22を取り付けるように設定していたため、軸受ブラケット21を取り付ける前のトラフ11の状態はトラフ11の端部には内フランジ13が存するだけの状態とされ、その状態のトラフ11の複数個を工場内で積み重ねて待機収容しておく場合、内フランジ13を頼りにそれらを上下に当て付ける形で積層するしかなく、そうした積層状態は非常に不安定であり事故につながるおそれもあった。
その対策として、図17ないし19のように、固定側板74を内フランジ13およびトラフ本体の上端まで伸びた高い板物として内フランジ13とともに上からみてL字形をなすようにし、さらに、この固定側板74と内フランジ13とのなすL字形隅部に同じ高さをなす架台75を溶接固定してそれに第2連動部材取付用の軸受ブラケット76を止め付けるように構成したものである。トラフ11を工場内で積層管理する場合は、軸受ブラケット76は取り外された状態とされる。このように固定側板74を高くししかも架台75を一体溶接して上端面を広い載せ付け面としたことにより積層管理しても安定性が向上し安全なものとなる。
図20ないし図22は他の付加的な提案例を示す。同提案例は、スカム掻寄装置とそれによってスカムの呑み込みと停止動作を繰り返すスカム除去装置とを組み合わせた案を示し、80はスカム除去装置のトラフで、連通トラフ81間に横架固定されている。トラフ80には、内倒れ式の堰部材82が復帰ウエイト83とともに装備され、ウエイト83はストッパ84により受け止められるようになっている。堰部材82の長手方向中間上部には、上向き突型で湾曲板状をした押し下げカム85が取り付けられている。87は駆動スプロケット、88は循環チェーン、89はフライトであり、駆動スプロケット87は実機では4本配置されているが、図ではそのうちの1本のみを示してある。このように図示した駆動スプロケット87はスカム除去装置の数m手前に配置されているので、その間については水面90上のスカムがスカム除去装置の方へ送られない。そこで、スカム掻寄装置を組み合わせ、さらに同掻寄装置により堰部材82を浮沈運動させるようにしたものであり、同掻寄装置はここでは水シリンダ(水圧シリンダ)92による駆動方式とした。
94は沈澱池で、両側壁95を備え、これら側壁95を介して前後一対のH形鋼製横梁96が平行に渡架固定されている。これら横梁96の中間位置間には縦梁97が一体固定され、全体として上からみるとH形の取付架台98が構成されている。各横梁96の中間位置に対応する底面には、ロッドブラケット100が固定され、これらロッドブラケット100,100を介してロッド101が移動可能に通されている。102はストッパで、ロッド101の前後端にそれぞれ一対ずつ取り付けられ、これらストッパ102はロッドブラケット100の前後長よりも少し長い取付間隔となるように移動調節可能なもと固定されている。
104はピストン、105は(水)シリンダ本体で、シリンダ本体104の前後端には水の出入り口となるプラグが取りつけられて図示しないコントロールバルブと接続されている。同バルブには水駆動源が接続されている。シリンダ本体105の中間位置外周には、図22にも示すように、環体106が取り付けられており、同環体106から突設されたローラーブラケット107には複数組の走行ローラー108が装備され、これらのローラー108はその上側の縦梁97に転動可能に組み付けられている。シリンダ本体105の先端下部には押下げカム85を押下げるためのカムローラー109が取り付けられている。前記のようにシリンダ本体105がローラー108を介して固定の取付架台98に組み付けられているので、シリンダ本体105およびロッド101はロッド軸中心回りに勝手に回転することなく進退運動をするようになる。尚、ロッド101は強化ロープとすることがある。
シリンダ本体104の前側には受パイプ110が水平軸状に固定され、この受パイプ110を介して掻寄状態である垂直姿勢および復帰状態である前上がり姿勢の各状態に切換可能なスカム掻寄板111が取り付けられている。112はバランサで、レバー113を介して掻寄板111側に装備されている。114は前進端用のリミットスイッチ、115は後退端用のリミットスイッチで、前記コントロールバルブの入出力方向を切り換える電気的信号を発するものである。116は前ストッパ、117は後ストッパで、前進時(右方向端)にバランサ112が前ストッパ116に当たることでスカム掻寄板111を掻寄状態から非掻寄である復帰状態に切り換える一方、後退時(左方向端)端においてバランサ112が後ストッパ117に当ることによってスカム掻寄板111を復帰状態から掻寄状態に切り換えるものである。
図20および図21に実線で示す状態は、水面90上に浮遊するスカムを図の右方向であるスカム除去装置の方向に掻き寄せる直前の状態を示す。この状態ではスカム掻寄板111は垂直に下がった状態にありその状態はバランサ112により保たれている。シリンダ本体105の前端から圧水が供給されることによりシリンダ本体105は縦梁97にローラー107がガイドされて図の右方向に前進する。この際、シリンダ本体105は図22のように支持されているので、軸中心回りに回転したりすることはなく、従って、スカム掻寄板111も水平に下がった状態を保ちながらスカムを掻き寄せのために前進してゆく。図21の仮想線のようにシリンダ本体105が前進してゆくと、カムローラー109が押下げカム85を押下げてゆき、これにより、堰部材82が水面90より下がってスカムを呑みこむようになる。
それと並行して、前位置のバランサ112は前ストッパ116に当たって後向きに切り換えられることによりスカム掻寄板111は前向きに持ち上がって復帰状態に入る。その終端において前進端用リミットスイッチ114が作動すると、コントロールバルブが後退方向に切り換えられてシリンダ本体105にはその後端から圧水が供給されるようになり、スカム掻寄板111が持ち上がってスカムを掻き戻さない状態のまま後退運動をする。カムローラー109は押下げカム85上から離れることで、堰部材82は浮上し、スカムの堰き止め状態になる。シリンダ本体105が復帰してバランサ112が後ストッパ117に当る終端手前になると、バランサ112は後位置から前位置に切り換えられ、これにより、スカム掻寄板111は実線の垂直な掻寄状態とされる。それと並行して後退端用リミットスイッチ115が作動して今度はシリンダ本体105の前端から圧水を供給するようになる。尚、ストッパ102の間隔がロッドブラケット100の厚み寸法よりも大きな間隔に設定されているので、シリンダ本体105が前後いずれに作動する場合にもロッド101には直線引張力しか働かず、その結果、ロッド101は細いものでも済み強度的にも安全なものになるものである。また、縦梁97などの取付架台は、図23のように四角なパイプで形成してもよい。
図25および図26は付加的な提案例を示すもので、それに対し図24は従来例を示すものである。図24は、沈澱池の下流側に設置されて清澄水を回収排除するための越流堰を示し、120は越流堰本体で、溝形コンクリート製でなり、121はVノッチ板で止着具122により越流堰本体120の外側面に取り付けられるものである。従来、越流堰では、止着具(ボルトナット)122やVノッチ板121が存在するためそこにスカムが引っ掛かったり、Vノッチ板121のVの字溝部分が垂直状になっていたため、そこにスカムが溜まったりしていた。また、越流堰本体120の上面には藻とかスカムが引っ付きやすく、それらの清掃除去作業が大変であった。さらに、越流堰本体120の底面は平坦な面となっていたので、そこにスカムが滞留しやすく、それが原因で水質が悪化したり腐敗により悪臭の発生を招いていた。
その対策として、図25および図26に示すような越流堰を提案する。この越流堰123は、コンクリート製あるいは金属板製の全一体型のものとされ、124は底壁で、Vの字形に形成されてスカムが矢印のように流れ出て滞留しないようになっており、125は立壁で、止着具やVノッチ板のないものになっているので、そこにスカムが引っ掛かったりするおそれがなく、また126は内斜壁で、それ自体にVノッチ部127が形成されているため、前記したように藻やスカムなどが引っ掛かったりあるいは面に引っ付いたりするおそれがなく、清掃除去も楽になったものである。この越流堰は図26の右下欄に示すように金属折り曲げ成形とすることもある。
図27および図28は付加的な提案例を示す。130は沈澱池の下流側部分を示し、131は一体型をした越流堰で、この越流堰131は複数本配備され、それぞれは、下受材132上に取付架台133を介して支持されている越流堰121は、沈澱池130上に横架固定された上受材134を介して支持されている。上受材134と下受材132との間は、ボルト135と螺合位置を調節可能なナット136とでなる吊持具137で吊持されている。前記上受材134と下受材132とは沈澱池130に対して位置調節可能になっており、そのことから、沈澱池130に貫通して固定された固定トラフ138に対しては、蛇腹トラフ139を介して接続する際に位置合わせが簡単に行えるものとなる。
図29および図30は付加的な提案例示す。同提案例は、一体型越流堰142の清掃装置についてのもので、143は底壁、144は立壁、145は内斜壁、146はVノッチ部を示すものである。この越流堰142は、吊持具147に取り付けられた下受材148上に取付架台149を介して支持されている。150は越流堰142の上方に平行に設けた角パイプ状のガイドバーで、同ガイドバー150は、越流堰142の内底から立ち上がる縦ステー151により支持されているとともに、同ガイドバー150には、ローラー152を介して清掃フレーム153が進退自在に設けられている。清掃フレーム153には、ブラシ154…が装備されて立壁144の外面や内斜壁145の内外両面などを進退運動により清掃してゆくようになっている。この進退は、手動ハンドル155と循環ロープ156によりなされるが、電動によりなされるようにしてもよい。
図31および図32は、汚泥掻寄装置についての付加的な提案例を示す。
これに対し、図33は汚泥掻寄装置についての従来例を示す要部拡大断面図であり、200は沈澱池の底壁で、図32の左右幅中間部分に相当する。この底壁200には池幅中央を通るようにしてガイドレール201が敷設されている。このガイドレール201は、底板202とその左右に設けられたアングル材でなるレール本体203とでなっている。このレール本体203上に走行ローラー204を転動させながら沈澱池の長手方向を進退するようにして汚泥掻寄装置が設置されている。この汚泥掻寄装置は、機体205を備え、その機体205上に軸受206を備えて軸受206を介して汚泥スクレーパ207を備えている。この汚泥スクレーパ207は、沈澱池内の前後端において垂直な掻寄姿勢と持ち上げた後退姿勢とに切り換わるようになっている(図31でいえば垂直な掻寄姿勢のまま左方向に進行して汚泥を掻き寄せその後持ち上げられて非掻寄状態のまま右方向に復帰するようになっている)。こうした汚泥掻寄装置は、ガイドレール201を敷設してその上を機体205が進退走行する方式になっていたので、その構造的な特長からして、沈澱池内を沈降してきた汚泥が矢印K…のようにレール本体203間や各レール本体203の溝内などに堆積し、それが放置される構造的背景があることから、これらの個所に堆積した汚泥は水質悪化の原因となったり、堆積量が嵩む場合には装置の走行に抵抗を発生するなどの悪影響を与えるおそれがあった。
そこで図31および図32に示す付加例を提案する。160は沈澱池で、左右の側壁161および前後端の端壁162とを備えるとともに、図31において左向きに緩徐に下がり傾斜する底壁163を備え、その一端には汚泥ピット164を凹設してある。165は上流側の端部に開設した汚水流入部であり、この汚水流入部165から下流側(図31の右方向)に至る略中間には歩廊壁である区画壁166が一体形成され、その前側にはスカム除去装置167が設置されている。
168は支持部材で、三角トラス式とされ、169は3本の主材、170は斜材、171は横桟材であり、こうした支柱部材168は、沈澱池160の長手寸法よりも少し短い程度でその長手方向を沈澱池160の長手方向に平行となるようにしかも池幅中央を通り底壁163より2〜3mの高さに設定されている。172は前後の取付ブラケットで、これにより、支持部材168は、三角形の一辺が底辺となるように山形をなして固定されている。尚、この支持部材168は、前記区画壁166との間に設けた支持補助材173により支持してもよい。
175はガイドレールで、溝形鋼で主材169の左右のものの底側に平行となるようにして左右一対配備され、同レール175の上側に短片的に配備した結合片176…を左右の主材169に溶接あるいは止め付け一体化することで支持部材168側にガイドレール175を取り付けてある。ガイドレール175は汚泥ピット164の上方に先端を対応させ後端は下流側の端壁162の前側にくるようにして設定されている。このガイドレール175には車軸178を介して走行輪179が転動自在とされており、この走行輪179は、左右4輪を1組とするものである。この例の場合、走行輪179の組は前後2組とし互いに離間して配備されている。
181は水シリンダである。この水シリンダ181は、前記ガイドレール175よりも少し短いシリンダ本体182を有し、同本体182に長いロッド183を前後に伸張するようにして貫通し、そのロッド183の前端および後端は、支持部材168から突設したロッドブラケット184に通されている。185はストッパで、ロッド183の前後端にそれぞれ一対固定され、その前後間隔はロッドブラケット184の前後の厚みよりも長い間隔とされてロッド183には曲げ力でなく常に引張力のみが作用するようになっている。
水シリンダ181の前後2個所には、リップ付き溝型鋼を短くした中央ボディ187が水シリンダ181の外周に一体となるように取り付けられており、このボディ187の両側に車軸178が一体に固着されている。中央ボディ187は前後に離間して設けられ、そのそれぞれの底側には横軸状をなす軸受パイプ188が固定されている。このパイプ188は底壁163より上方に離れて位置するもので、同パイプ188には、回転軸189を介して汚泥スクレーパ190が前後に回転自在に取り付けられている。この汚泥スクレーパ190は、垂直下向きな掻寄状態とそれより前向き(図31の左向き)に持ち上がった非掻寄状態(復帰状態)とに切り換え可能とされ、それぞれにおいてそれ以上回転しないようにストッパ(図示省略)を備えている。この汚泥スクレーパ190は、図31のように前後に離間して一対設けられている。
図31の左側である前側の汚泥スクレーパ190と右側である後側の汚泥スクレーパ190には、レバー192を介してバランサを兼ねるジョイント193が設けられ、これら前後のジョイント193間は連動リンク194で接続されている。そして、支持部材168側には、前側ジョイント193が前進端の位置にきたところで当る切換ストッパ195が、また後側ジョイント193が後退端の位置にきたところで当る切換ストッパ195がそれぞれ突設されている。
図31および図32の実線で示す状態は、汚泥スクレーパ190が垂直に保たれて前進し底壁163上の汚泥をピット164の方向に掻き寄せてピット164内に落とし込もうとする状態を示す。そのあとジョイント193が前の切換ストッパ195に当ることにより、汚泥スクレーパ190は前上がりになって非掻寄状態(復帰状態)になる。前後の汚泥スクレーパ190は、連動リンク194により連動して持ち上がる。切換ストッパ195にジョイント193が当った時点から汚泥スクレーパ190が持ち上がった時点までがaで示された間であり、a間を越えるとストロークStの終端になる。汚泥スクレーパ190が持ち上がって終端にきた時点から、ピストン付き水シリンダ181は逆方向に作動し、図31においてはシリンダ本体182は右方向に駆動される。それに伴って汚泥スクレーパ190は持ち上がったまま汚泥を掻き戻すことなく図31の右端まで駆動される。
後側のジョイント193は後側の切換ストッパ195に当って汚泥スクレーパ190を元の垂直状態である掻寄状態に切り換えられる。これも連動リンク194の連動により前後の汚泥スクレーパ190が同時に切り換えられる。それと同時に、水シリンダ181は逆方向に作動制御され、図31ではシリンダ本体182を左方向に駆動する。これにより、汚泥スクレーパ190は汚泥をピット164の方向に掻き寄せる。図31に実線で示す後側の汚泥スクレーパ190は前の掻き寄せ段階において既に一定の汚泥を掻き寄せており、その掻寄分については次に前進する前側の汚泥スクレーパ190によってピット164まで掻き寄せられるものとなる。尚、支持部材168については、図32の右欄に示すように、四角パイプ製や丸パイプ製としてもよい。
1…沈澱池 11…トラフ 16…堰部材。

Claims (1)

  1. 前立壁と底壁および後立壁とを有するとともに後立壁の上端に上端壁を備え沈澱池内の中間仕切壁の前側に添って横架式に固定されるトラフと、このトラフに上下運動可能に設けられた堰部材とを有して、堰部材を押下げることにより水面に浮遊するスカムを水とともに呑込む一方、堰部材の上昇によりスカムの呑込みを停止するように構成されたスカム除去装置において、前記底壁は堰部材のある前側に上がり傾斜する面として形成されるとともに、前記トラフ下端と中間仕切壁との間には底閉止材が設けられ、前記トラフの上端壁は、後立壁の上端から堰部材のある前斜め上向きに突設されていることを特徴とするスカム除去装置。
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