JP6546739B2 - 半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器 Download PDF

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Description

本実施の形態は、半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器に関する。
従来から薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置を駆動する液晶駆動モジュールとして、プリント基板上に、ソースドライバ回路、タイミングコントローラ、電源回路、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)ドライバ回路等の半導体集積回路を個別に搭載する構成が用いられている。
一方、柔軟性を有するフィルム状の基板を用いたチップオンフィルム(COF:Chip On Film)構造のパッケージでソースドライバ回路等の半導体集積回路を封止した液晶駆動モジュールも開発されている。
また、低電圧回路部と高電圧回路部とを1チップ化して実装効率を向上させると共に、高電圧回路部から効率的に放熱可能のためCOF構造に実装可能な半導体集積回路装置および電子機器も開示されている。
特開2008−166460号公報 特開2014−093432号公報
本実施の形態は、COFパッケージが使用されている半導体集積回路(IC:Integrated CircuitやLSI:Large Scale Integrated Circuit)において、COF配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器を提供する。
本実施の形態の一態様によれば、COF基板と、前記COF基板上に形成されると共に、外部に接続された金属層と、前記金属層上に実装された半導体集積回路と、前記半導体集積回路と前記金属層との間に配置されると共に、前記半導体集積回路と前記金属層とを接続するバンプとを備え、前記金属層の熱膨張係数をα、前記金属層に加わる温度をT、周囲温度をTaとすると、前記バンプ間の長さがL1である前記金属層の前記温度Tによる前記熱膨張後の長さL2は、L2=L1+L1×α×(T−Ta)により求められ、前記金属層の前記熱膨張後の湾曲高さWは、W=√[(L2/2)2−(L1/2)2]により求められ、前記バンプの高さをHとすると、前記バンプは、H>Wの関係を満たす前記バンプ間の長さL1で配置されることにより、前記金属層が熱変形した際に、前記金属層が前記半導体集積回路に接触しないバンプピッチとした半導体集積回路装置が提供される。
本実施の形態の他の態様によれば、半導体集積回路上にAuからなるバンプを形成する工程と、COF基板上に、Sn層と銅配線層とから構成される金属層を形成する工程と、前記半導体集積回路を介して前記金属層に対して熱を加え、前記Sn層のSnを溶融させて、前記バンプの前記Auと前記Sn層のSnとを合金化することにより、前記半導体集積回路と前記COF基板とを熱圧着する工程とを有し、前記金属層の熱膨張係数をα、前記金属層に加わる温度をT、周囲温度をTaとすると、前記バンプ間の長さがL1である前記金属層の前記温度Tによる前記熱膨張後の長さL2は、L2=L1+L1×α×(T−Ta)により求められ、前記金属層の前記熱膨張後の湾曲高さWは、W=√[(L2/2)2−(L1/2)2]により求められ、前記バンプの高さをHとすると、前記バンプは、H>Wの関係を満たす前記バンプ間の長さL1で配置されることにより、前記金属層が熱変形した際に、前記金属層が前記半導体集積回路に接触しないバンプピッチとした半導体集積回路装置の製造方法が提供される。
本実施の形態の他の態様によれば、上記の半導体集積回路装置を備える電子機器が提供される。
本実施の形態によれば、COFパッケージが使用されているICやLSIにおいて、COF配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器を提供することができる。
実施の形態に係る半導体集積回路装置が複数搭載されたフィルムの模式的平面構成図。 実施の形態に係る半導体集積回路装置の模式的平面構成図。 図2のI−I線に沿う模式的断面構造図。 比較例に係る半導体集積回路装置において、(a)半導体集積回路(LSI)とCOF基板との圧着工程を説明する模式的断面構造図、(b)COF基板上の金属層部分の模式的断面構造図。 実施の形態に係る半導体集積回路装置において、LSIとCOF基板との圧着工程を説明する模式的断面構造図。 実施の形態に係る半導体集積回路装置において、LSI上に配置されるバンプと銅配線との接続関係を説明する模式的平面構造図。 実施の形態に係る半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)LSI上にバンプを形成する工程を説明する模式的断面構造図、(b)COF基板を準備する工程を説明する模式的断面構造図。 実施の形態に係る半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)LSIとCOF基板との圧着工程を説明する模式的断面構造図、(b)樹脂封止する工程を説明する模式的断面構造図。 実施の形態の変形例1に係る半導体集積回路装置において、LSI上に配置されるバンプおよびダミーバンプの配置構成とバンプと金属層との接続・非接続関係を説明する模式的平面構造図。 図9のII−II線に沿う模式的断面構造図。 実施の形態の変形例2に係る半導体集積回路装置において、LSI上に配置されるバンプおよびダミーバンプの配置構成説明する模式的平面構造図。 実施の形態の変形例1および変形例2に係る半導体集積回路装置において、(a)LSI上に配置されるバンプと埋め込み配線層との接続関係を説明する模式的断面構造図、(b)LSI上に配置されるダミーバンプと埋め込み配線層との非接続関係を説明する模式的断面構造図。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、この実施の形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この実施の形態の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[実施の形態]
(半導体集積回路装置)
実施の形態に係る半導体集積回路装置8(81・82・83…)が複数搭載されたフィルム100の模式的平面構成は、図1に示すように表される。また、実施の形態に係る半導体集積回路装置8の模式的平面構成は、図2に示すように表される。図2のI−I線に沿う模式的断面構造は、図3に示すように表される。
図1に例示するように、フレキシブル回路基板として用いられるフィルム100の長さ方向に沿ってフィルム100の両端にフィルムホール100Hが形成される。半導体集積回路装置8(81・82・83…)は、フィルム100のうち、COF基板10(101・102・103・…)として用いられる部分の上に実装された半導体集積回路(LSIあるいはIC)12(121・122・123・…)を備える。
本実施の形態に係る半導体集積回路装置8においては、半導体集積回路装置8において生じるノイズ電流や熱流を、LSI配線の低熱抵抗(低熱インピーダンス)で外部の基板等に放出することを目的として、COF配線を活用している。すなわち、半導体集積回路装置8(81・82・83…)において生じるノイズや熱を低減するために、図2に示すようなCOF銅配線をLSI12のチップ下に配線する手法が採られている。この場合、LSI12のチップ下の銅配線層22CとLSI12のチップとを接続するためのバンプ(BUMP:一般に金)がLSI12と金属層22(22S・22C)との間に形成されている。
より具体的には、図2および図3に例示するように、LSI12と電力端子151・152との間を接続する電力用配線層161・162と、LSI12と入力用信号端子群18との間を接続する入力用信号配線群17と、LSI12と出力用信号端子群20との間を接続する出力用信号配線群19とが、LSI12のチップ下のCOF基板10上に金属層22として形成されている。LSI12と金属層22(22S・22C)との間には、LSI12と電力用配線層161・162とを接続するバンプ(301・302・303・…・30n)、(321・322・323・…・32n)、(341・342・343・…・34n)と、LSI12と入力用信号端子群18とを接続する微小バンプ37と、LSI12と出力用信号端子群20とを接続する微小バンプ38とが形成されている。電力用配線層161・162は、詳細には、それぞれVDD電力用金属層221・VCC電力用金属層222・GND電力用金属層223を備える。バンプ301・302・303・…・30nは、GND電力用金属層223に接続される。また、バンプ321・322・323・…・32nは、VCC電力用金属層222に接続される。また、バンプ341・342・343・…・34nは、VDD電力用金属層221に接続される。なお、以下の説明において、GND電力用金属層223に接続されるバンプ301・302・303・…・30nを単にバンプ30、VCC電力用金属層222に接続されるバンプ321・322・323・…・32nを単にバンプ32、VDD電力用金属層221に接続されるバンプ341・342・343・…・34nを単にバンプ34と称する場合がある。また、VDD電力用金属層221・VCC電力用金属層222・GND電力用金属層223も単に金属層22と称する場合がある。バンプ30・32・34・37・38は、電気的接続と放熱経路とを兼ねる。
このように、実施の形態に係る半導体集積回路装置8においては、LSI12と金属層22とを接続するバンプ30・32・34・37・38を設けることにより、COF銅配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、半導体集積回路装置8の特にLSI12において生じるノイズや熱を、バンプ30・32・34・37・38からCOF配線を介して外部の基板等に放出することができる。よって、半導体集積回路装置8において生じるノイズや熱を低減することができる。
(比較例)
比較例に係る半導体集積回路装置において、半導体集積回路(LSI)とCOF基板との圧着工程を説明する模式的断面構造は、図4(a)に示すように表され、COF基板上の金属層部分の模式的断面構造は、図4(b)に示すように表される。金属層221は、COF基板10上に形成された銅配線層22Cと、銅配線層22C上に形成された金属層(Sn)22Sとを備える。
LSI12とCOF基板10との圧着工程では、図4(a)に示すように、ヒータ40を用いてLSI12を介して銅配線層22Cに対して熱を加え、銅配線層22C上の金属層22Sのスズ(Sn)を溶融させ、銅配線層22C上の金属層22Sと金バンプ341・342との合金化により接合層(Sn−Au合金層)351・352が形成される。
ヒータ40による加熱は、金属層22SのSnを溶融させるために行われるが、この熱は銅配線層22C全体にも加わることになる。このため、銅配線層22C自体が熱膨張することで、図4に示すように、金属層(Sn)22Sと銅配線層22Cとを備える金属層22が湾曲してしまう。この結果、銅配線層22C自体がLSI12の表面と接触するなどの弊害が生じる。
(バンプピッチ値の設定)
実施の形態に係る半導体集積回路装置8において、LSI12とCOF基板10との圧着工程を説明する模式的断面構造は、図5に示すように表される。なお、図5に示す例では、VDD電力用配線層に接続されるバンプ341・342を示しているが、他のバンプ30・32・37・38にも同様に適用できる。接合層(Sn−Au合金層)351・352は、図示を省略している。
銅配線層22Cに用いる銅(Cu)の熱膨張率の計算に基づいて、金属層221(22S・22C)をバンプを介さずにLSI12に直接接触させない設計・作製条件(COF配線の熱膨張抑制レイアウト)を、LSI12/COF基板10の構成に設ける。金属層221(22S・22C)がバンプを介さずに半導体集積回路に直接接しないように設定されたバンプピッチで配置される。
必要なパラメータは、LSI12側では、Auからなるバンプ341・342・343・…・34nの間のピッチ(バンプピッチL)、Auからなるバンプ341・342・343・…・34nの高さ(バンプ高さH)であり、COF基板10側では、ヒータ40の温度(ヒータ温度T)である。
このうち、ヒータ温度Tは、圧着条件に影響し、バンプ高さHは、材料コストに影響するため、後述する(1)〜(3)式から得られるバンプピッチL3の設計値に基づいてバンプ341・342・343・…・34nを配置すれば、銅配線層22Cを備える金属層22の湾曲ダメージを回避することができる。
一般的なCOFパッケージを用いた半導体集積回路装置8では、上述したパラメータ(バンプピッチL、バンプ高さH、ヒータ温度T)の値が限定される。例えば、ヒータ温度Tは、約400℃前後である。このヒータ温度Tは、COFの銅配線層22Cの銅配線パターンとLSI12のAuバンプ341・342・343・…・34nとを結合するために、COFの銅配線パターン上に形成された金属層22SのSnを溶融する温度から決まる。
バンプ高さHは、例えば、約15μmである。バンプ高さHが高すぎると、Auの使用量が上昇し、コスト高となる。一方、バンプ高さHが低くすぎると、金属層22Sとバンプ341・342・343・…・34nとの結合が不十分になり、LSI12の実装が不具合となる。
図5に例示するように、湾曲した金属層22を構成する銅配線層22Cの銅(Cu)の熱膨張係数αは、α=16.6×10-6/℃であり、ヒータ温度Tによる銅配線層22C(配線長L1)の熱膨張後の配線長L2は、次の(1)式により求めることができる。

L2=L+L×α×(T−Ta) (1)

ここで、Taは、周囲温度であり、例えば約27℃である。
長さL2まで膨張して湾曲した銅配線層22Cの配線の湾曲高さWは、次の(2)式により求めることができる。

W=√[(L2/2)2−(L1/2)2] (2)

バンプ341・342・343・…・34nの高さをバンプ高さHとした場合、次の(3)式を満たすバンプピッチL3で、Auからなるバンプ341・342・343・…・34nを金属層22(22S・22C)上に配置すれば良い。

H>W (3)

すなわち、(3)式のバンプ高さH>湾曲高さWを満たすバンプピッチL3が、熱膨張した銅配線層22CのLSI12への接触を回避するための条件となる。なお、バンプ高さHは、LSI12と金属層22(22S・22C)との間の距離(間隔)でもある。
以上説明したように、ヒータ温度Tとバンプ高さHが一意的に決まり、COF配線パターンが銅配線パターンならば、銅の熱膨張係数αも一意的に決まる。従って、COF配線をLSI12の配線として用いるには、図6に例示するように、約250μmのバンプピッチL3でAuバンプ341・342・343・…・34nを配置することによって、銅配線層22Cを備える金属層221の熱変形を抑制し、信頼性を向上することができる。
より具体的に、(1)〜(3)式を用いて、H=15μm、α=16.6×10-6/℃、T=400℃、Ta=27℃として、(3)式の条件を満足するバンプピッチL3を計算すると、250μm>L3の値が得られる。COF配線をLSI12の配線として用いるには、約250μm程度のピッチでバンプ341・342・343・…・34nをそれぞれ配置することによって、銅配線の熱変形を抑制し、信頼性を向上することができる。
このように、(1)〜(3)式から導き出されるバンプピッチL3で、Auからなるバンプ341・342・343・…・34nを配置すれば良い。COF基板10側の銅配線層22CとLSI12のチップとがAuからなるバンプ341・342・343・…・34n以外の箇所で接触すれば、LSI12表面に機械的ダメージを与えたり、電気的誤接続により不具合が発生したりする。本実施の形態に係る半導体集積回路装置8においては、図6に例示するように、物理的な計算式で得られたバンプピッチL3で、バンプ341・342・343・…・34nを配置することによって、最低限のAu使用量で設計品質の向上とコスト抑制を達成することができる。
(半導体集積回路装置の製造方法)
実施の形態に係る半導体集積回路装置8の製造方法であって、LSI12上にバンプ341・…・34nを形成する工程を説明する模式的断面構造は、図7(a)に示すように表され、COF基板10を準備する工程を説明する模式的断面構造は、図7(b)に示すように表される。また、LSI12とCOF基板10との圧着工程を説明する模式的断面構造は、図8(a)に示すように表され、COF基板10とLSI12とを樹脂層13で封止する工程を説明する模式的断面構造は、図8(b)に示すように表される。
バンプ341・…・34nは、それぞれ、(1)〜(3)式から導き出されるバンプピッチL3で、LSI12上に配置される。また、バンプ341・…・34nは、COF配線パターンを構成するCuの熱伝導率よりも小さい材料(例えばAu)で形成される。
一方で、図7(b)に示すように、COF基板10を準備する。より具体的には、COF基板10上に、金属層(Sn)22Sと銅配線層22Cとから構成される金属層22を形成する。銅配線層22Cは、COF基板10上に形成され、金属層(Sn)22Sは、銅配線層22C上に形成される。
次に、LSI12上のバンプ341・…・34nが金属層(Sn)22Sに接続するように、LSI12をCOF基板10上に実装する。より具体的には、図8(a)に示すように、ヒータ40を用いて、LSI12を介して金属層22(22S・22C)に対して熱を加え、銅配線層22C上の金属層22SのSnを溶融させて、Auバンプ341・…・34nとSnとを合金化することにより、銅配線層22C上の金属層22Sと金バンプ341・…・34nとの合金化により接合層(Sn−Au合金層)351・…・35nが形成される。結果として、LSI12とCOF基板10とを熱圧着する。
次に、図8(b)に示すように、加熱に用いたヒータ40を撤去して、COF基板10とLSI12とを樹脂層13で封止する。
実施の形態によれば、COFパッケージが使用されているICやLSIにおいて、COF配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置およびその製造方法を提供することができる。
(変形例1)
実施の形態の変形例1に係る半導体集積回路装置8において、LSI12に配置される接地用バンプGBMPおよびダミーバンプDB1・DB2・DB3・DB4・…・DBnの配置構成とバンプと金属層223の接続・非接続関係を説明する模式的平面構造は、図9に示すように表され、図9のII−II線に沿う模式的断面構造は、図10に示すように表される。
例えば、GND電力用配線の低インピーダンス化を目的としてCOF配線を用いた場合、図9および図10に示すように、LSI12のGND端子のレイアウトの制約で接地用バンプGBMP間の距離を短くできない場合がある。この場合には、COF配線の湾曲を抑制するために、電位と接続されていないダミーバンプDB1・DB2・DB3・DB4・…・DBnを用いることができる。接地用バンプGBMP・ダミーバンプDB1・DB2・DB3・DB4・…・DBn・接地用バンプGBMP間の距離を上記のバンプピッチL3で配置する。
ダミーバンプDB1・DB2・DB3・DB4・…・DBnは、LSI12から発生する熱を金属層223を介して外部に放出するために、LSI12の表面と金属層223とに接するものの、LSI内蔵電極層(Al層)50には接続されない。
一方で、接地用バンプGBMPは、LSI12とGND端子との間を接続する金属層223に接続して配置されると共に、LSI12内に形成されたコンタクト層50Cを介してLSI内蔵電極層(Al層)50に接続される。
このように、接地用のバンプGBMP間の距離を短くできない場合であっても接地用バンプGBMP・ダミーバンプDB1・DB2・DB3・DB4・…・DBn・接地用バンプGBMP間の距離をバンプピッチL3で配置することによって、結果として金属層223とLSI12との接触を抑制し、信頼性を向上することができる。
実施の形態の変形例1に係る半導体集積回路装置によれば、COF銅配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置を提供することができる。
(変形例2)
実施の形態の変形例2に係る半導体集積回路装置8において、LSI12に配置されるバンプBMP1・BMP2・BMP3・BMPn−1・BMPnおよびダミーバンプDBの配置構成説明する模式的平面構造は、図11に示すように表される。
図11に示す例では、バンプBMP1とバンプBMP2との間、バンプBMP2とバンプBMP3との間、…、バンプBMPn−1とバンプBMPnとの間に、それぞれ、複数のダミーバンプDBが介在して配置されている。但し、図11に示す例では、バンプBMP間に3個のダミーバンプDBが配置されているが、バンプBMP間に介在するダミーバンプDBの個数は、2個以下でもよいし、4個以上でもよい。また、同じ個数のダミーバンプDBが、バンプBMP間にそれぞれ配置されなくてもよい。
このように、実施の形態の変形例2に係る半導体集積回路装置においては、バンプ間に複数のダミーバンプを配置することによって、バンプ間の金属層とLSIとの接触を抑制し、信頼性を向上することができる。
また、変形例1および変形例2に係る半導体集積回路装置8において、LSI12に配置されるバンプBMP1とLSI内蔵電極層(Al層)50との接続関係を説明する模式的断面構造は、図12(a)に示すように表され、LSI12に配置されるダミーバンプDBとLSI内蔵電極層(Al層)50との非接続関係を説明する模式的断面構造は、図12(b)に示すように表される。
バンプBMP1は、図12(a)に示すように、LSI12上に形成された絶縁層60の開口部を介して、LSI12内部に形成されたLSI内蔵電極層(Al層)50に接続される。なお、バンプBMP1は、図10に示したようなコンタクト層50Cを介して、LSI内蔵電極層(Al層)50に接続されてもよい。
一方で、ダミーバンプDBは、図12(b)に示すように、LSI12上に形成された絶縁層60の開口部を介して、LSI12に接するが、LSI内蔵電極層(Al層)50には接続されていない。すなわち、ダミーバンプDBは、LSI内蔵電極層(Al層)50には接続せずに、LSI12と金属層とを接続する。
実施の形態の変形例2に係る半導体集積回路装置によれば、COF銅配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置を提供することができる。
(電子機器)
実施の形態およびその変形例1・2に係る半導体集積回路装置は、様々な電子機器に適用可能である。実施の形態に係る半導体集積回路装置は、例えば、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、タブレット端末、デスクトップコンピュータ、プリンタ、テレビ受像機、ノートブックコンピュータ、電子玩具、各種表示装置などの電子機器に内蔵されていてもよい。
上記の実施の形態において、半導体パワーデバイスとしては、集積化の容易なMOSFETであってもよいが、例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IBGT:Insulated Gate Bipolar Transistor)、サイリスタ、トライアックなど他のパワーデバイスも適用可能である。また、SiC系パワーデバイス、GaN系パワーデバイス、ヘテロジャンクションバイポーラトランジスタ、SiGe系デバイスなど他のパワーデバイスも適用可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、COFパッケージが使用されているICやLSIにおいて、COF配線をIC配線の低インピーダンス化に用い、ICやLSI内のノイズ電流や熱流を低減する半導体集積回路装置およびその製造方法、および電子機器を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、実施の形態について記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、この実施の形態を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
このように、本実施の形態はここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本実施の形態の半導体集積回路装置は、COF構造の半導体集積回路装置であることから、液晶表示装置、バックライト制御装置、液晶表示装置(ソースドライバ、ゲートドライバ)、印刷装置(プリンタドライバ、ピエゾドライバ)などの電子機器に適用可能であり、さらに、フレキシブルエレクトロニクス分野、透明エレクトロニクス分野など幅広い応用分野に適用可能である。
8、81、82、83…半導体集積回路装置
10、101、102、103…COF基板
12、121、122、123…半導体集積回路(LSI)
13…樹脂層
151、152…電力端子
161、162…電力用配線層
17…入力用信号配線群
18…入力用信号端子群
19…出力用信号配線群
20…出力用信号端子群
22…金属層(22S・22C)
22S…金属層(Sn)
22C…銅配線層
221…VDD電力用金属層
222…VCC電力用金属層
223…GND電力用金属層
30、301、302、303、…、30n、32、321、322、323、…、32n、34、341、342、343、…、34n、BMP、BMP1、BMP2、BMP3、BMPn−1、BMPn…バンプ
35、351、352、…、35n…接合層(Sn−Au合金層)
37、38…微小バンプ
40…ヒータ
50…LSI内蔵電極層(Al層)
50C…コンタクト層
60…絶縁層
100…フィルム
100H…フィルムホール
GBMP…接地用バンプ
DB、DB1、DB2、DB3、DB4、…、DBn…ダミーバンプ
L1、L2…配線長
L3…バンプピッチ

Claims (17)

  1. COF基板と、
    前記COF基板上に形成されると共に、外部に接続された金属層と、
    前記金属層上に実装された半導体集積回路と、
    前記半導体集積回路と前記金属層との間に配置されると共に、前記半導体集積回路と前記金属層とを接続するバンプと
    を備え、
    前記金属層の熱膨張係数をα、前記金属層に加わる温度をT、周囲温度をTaとすると、
    前記バンプ間の長さがL1である前記金属層の前記温度Tによる前記熱膨張後の長さL2は、
    L2=L1+L1×α×(T−Ta
    により求められ、
    前記金属層の前記熱膨張後の湾曲高さWは、
    W=√[(L2/2)2−(L1/2)2]
    により求められ、
    前記バンプの高さをHとすると、前記バンプは、H>Wの関係を満たす前記バンプ間の長さL1で配置されることにより、前記金属層が熱変形した際に、前記金属層が前記半導体集積回路に接触しないバンプピッチとしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記金属層は、前記COF基板上に形成された銅配線層と、前記銅配線層上に形成されたSn層とを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記金属層は、前記半導体集積回路と電力端子との間を接続する電力用配線を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記金属層は、前記半導体集積回路と出力用信号端子との間を接続する出力用信号配線を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記金属層は、前記半導体集積回路と入力用信号端子との間を接続する入力用信号配線を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記バンプは、Auを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記Sn層と前記バンプのAuの合金化により前記半導体集積回路と前記金属層との間を接続することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記半導体集積回路内にLSI内蔵電極層を備え、
    前記バンプは、前記金属層と接続されると共に、前記LSI内蔵電極層と接続して配置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記バンプは、コンタクト層を介して、前記LSI内蔵電極層と接続することを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記バンプは、前記半導体集積回路上に形成された絶縁層の開口部を介して、前記LSI内蔵電極層に接続されることを特徴とする請求項8または9に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記半導体集積回路と前記金属層との間に配置されると共に、前記LSI内蔵電極層とは接続せずに前記半導体集積回路と前記金属層とを接続するダミーバンプをさらに備え、
    前記ダミーバンプおよび前記バンプは、前記H>Wの関係を満たす前記バンプ間の長さL1で配置されることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記バンプは、電気的接続と放熱経路とを兼ねることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記ダミーバンプは、放熱経路であることを特徴とする請求項11に記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記COF基板と前記半導体集積回路とを封止する樹脂層をさらに備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  15. 半導体集積回路上にAuからなるバンプを形成する工程と、
    COF基板上に、Sn層と銅配線層とから構成される金属層を形成する工程と、
    前記半導体集積回路を介して前記金属層に対して熱を加え、前記Sn層のSnを溶融させて、前記バンプの前記Auと前記Sn層のSnとを合金化することにより、前記半導体集積回路と前記COF基板とを熱圧着する工程と
    を有し、
    前記金属層の熱膨張係数をα、前記金属層に加わる温度をT、周囲温度をTaとすると、
    前記バンプ間の長さがL1である前記金属層の前記温度Tによる前記熱膨張後の長さL2は、
    L2=L1+L1×α×(T−Ta
    により求められ、
    前記金属層の前記熱膨張後の湾曲高さWは、
    W=√[(L2/2)2−(L1/2)2]
    により求められ、
    前記バンプの高さをHとすると、前記バンプは、H>Wの関係を満たす前記バンプ間の長さL1で配置されることにより、前記金属層が熱変形した際に、前記金属層が前記半導体集積回路に接触しないバンプピッチとしたことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  16. 前記COF基板と前記半導体集積回路とを樹脂層で封止する工程をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置を備えることを特徴とする電子機器。
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