JP6546079B2 - 外観検査装置及び外観検査方法 - Google Patents
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Description
1.実施形態1に係る外観検査装置100の構成
実施形態1に係る外観検査装置100は、電子デバイスAの主面をカメラ160で撮像して電子デバイスAの主面の異常を検出するための主面外観検査と、電子デバイスAの側面をカメラ160で撮像して電子デバイスAの側面の異常を検出するための側面外観検査とを切替えて行うことができる外観検査装置である。実施形態1においては、電子デバイスAの裏面を電子デバイスAの主面として異常を検出する。
次に、実施形態1に係る外観検査装置100を用いた外観検査方法(実施形態1に係る外観検査方法)を説明する。実施形態1に係る外観検査方法は、光学系部品調整工程S10と、外観検査工程S20とをこの順序で含む。
光学系部品調整工程S10は、第1ミラー130とハーフミラー150との間に、所定の屈折率を有するフィルタ170を配置するとともに、ミラー間隔調整機構180により、第2間隔を調整する工程である。
次に、ピント調整機構164によって、カメラ160の位置を移動させることによって、主面外観検査で撮像された電子デバイスAの裏面の像A1のピントが合うように、カメラ160の位置を調整する。次に、ミラー間隔調整機構180により、第2ミラー140を上下方向に動かすことによって第2ミラー140とハーフミラー150との間の間隔を調整し、側面外観検査で撮像された電子デバイスAの側面の像A2のピントを合わせる。
まず、電子デバイスAの裏面に、拡散リング照明装置110から所定の仰角で光を照射し、かつ、ローアングル照明装置120から拡散リング照明装置110の仰角よりも小さい仰角で光を照射した状態、かつ、シルエット照明装置190を消灯した状態で、電子デバイスAの裏面をカメラ160で撮像して電子デバイスAの裏面の異常(クラック等)を検出する。
次に、主面外観検査工程における電子デバイスAの位置及び光学系部品の位置関係を変えることなく、拡散リング照明装置110及びローアングル照明装置120を消灯し、かつ、シルエット照明装置190を点灯して、シルエット照明装置190からの光によって浮かび上がる電子デバイスAのシルエットをカメラ160に導き撮像して電子デバイスAの側面の異常(側面の端子の歪み、異物の付着等)を検出する。
実施形態1に係る外観検査装置100及び外観検査方法によれば、第2間隔を調整するミラー間隔調整機構180を備えるため、主面外観検査を行うときに、ローアングル照明装置120の光が第2ミラー140及びハーフミラー150を介してカメラ160に入り込んだ場合でも、ローアングル照明装置120の光の像Hが電子デバイスAの裏面の像A1と重なってハレーションが発生しないように各ミラーの位置関係を調整することができる。その結果、ハレーションにより電子デバイスAの裏面の異常が検出しにくくなる、ということがない。
実施形態2に係る外観検査装置102は、基本的には実施形態1に係る外観検査装置100と同様の構成を有するが、フィルタの位置が実施形態1に係る外観検査装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態2に係る外観検査装置102において、フィルタ170は、第1ミラー130とハーフミラー150との間ではなく、第2ミラー140とハーフミラー150との間のみに配置されている(図3参照。)。
実施形態3に係る外観検査装置104は、基本的には実施形態1に係る外観検査装置100と同様の構成を有するが、同軸ミラー照明装置を備える点で実施形態1に係る外観検査装置100の場合とは異なる。すなわち、実施形態3に係る外観検査装置104は、電子デバイスAから見て第1ミラー130の背後に位置し、主面外観検査における電子デバイスAの一方面からカメラ160に導く光の光軸と同じ軸に沿って、電子デバイスAの裏面に光を照射する同軸ミラー照明装置132を備える(図4参照。)。
Claims (8)
- 電子デバイスの一方の主面をカメラで撮像して前記電子デバイスの前記一方の主面の異常を検出するための主面外観検査と、前記電子デバイスの一方の側面を前記カメラで撮像して少なくとも前記電子デバイスの前記一方の側面の異常を検出するための側面外観検査とを切替えて行うことができる外観検査装置であって、
前記電子デバイスの前記一方の側面とは反対側の他方の側面側に配置され、前記電子デバイスに向かって前記他方の側面側から光を照射するシルエット照明装置と、
前記電子デバイスの前記一方の主面に所定の仰角で光を照射する拡散リング照明装置と、
前記電子デバイスの前記一方の主面に前記拡散リング照明装置の仰角よりも小さい仰角で光を照射するローアングル照明装置と、
前記電子デバイスの前記一方の主面側に配置された第1ミラーと、
前記電子デバイスの前記一方の側面側に配置された第2ミラーと、
前記第1ミラーで反射された光及び前記第2ミラーで反射された光を前記カメラに導くハーフミラーと、
光学的に見て前記ハーフミラーの後段に位置する前記カメラと、
前記第1ミラーと前記ハーフミラーとの間、及び、前記第2ミラーと前記ハーフミラーとの間のうちの少なくとも一方に配置され、所定の屈折率を有するフィルタと、
前記第1ミラーと前記ハーフミラーとの間の間隔である第1間隔、及び、前記第2ミラーと前記ハーフミラーとの間の間隔である第2間隔のうちの少なくとも一方を調整するミラー間隔調整機構とを備えることを特徴とする外観検査装置。 - 前記側面外観検査における撮像画像において、前記ミラー間隔調整機構は、前記側面外観検査で撮像された前記電子デバイスの側面の像の領域と、前記主面外観検査で撮像された前記電子デバイスの主面の像の領域とが離間した状態となるように、前記第1間隔及び前記第2間隔のうちの少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
- 前記ミラー間隔調整機構は、前記第1ミラー及び前記第2ミラーの少なくともいずれかを前記ハーフミラー側又はその反対側に移動させることによって、前記第1間隔及び前記第2間隔のうちの少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の外観検査装置。
- 前記ミラー間隔調整機構は、前記主面外観検査における前記電子デバイスの前記一方の主面から前記カメラまでの光路の空気換算長と、前記側面外観検査における前記電子デバイスの前記一方の側面から前記カメラまでの光路の空気換算長とが等しくなるように、前記第1間隔及び前記第2間隔を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外観検査装置。
- 前記カメラの位置を移動させることによってピントを調整するピント調整機構をさらに備え、
前記ミラー間隔調整機構は、前記第2ミラーを移動させることによって、前記第2間隔を調整し、
前記フィルタを前記第1ミラー及び前記ハーフミラーの間のみに配置した場合には、
前記フィルタを配置せずに、前記主面外観検査で撮像された前記電子デバイスの主面の像、及び、前記側面外観検査で撮像された前記電子デバイスの側面の像がいずれもピントが合った状態となっているときの前記第1ミラー、前記第2ミラー及び前記カメラの位置を基準位置としたとき、
前記第2ミラーを前記基準位置から移動させた長さをd1とし、前記カメラを前記基準位置から移動させた長さをd2とし、前記フィルタの厚みをDとし、前記フィルタの屈折率をnとしたときに、d1=d2=D(1−1/n)の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の外観検査装置。 - 前記カメラの位置を移動させることによってピントを調整するピント調整機構をさらに備え、
前記ミラー間隔調整機構は、前記第2ミラーを移動させることによって、前記第2間隔を調整し、
前記フィルタを前記第2ミラー及び前記ハーフミラーの間のみに配置した場合には、
前記フィルタを配置せずに、前記主面外観検査で撮像された前記電子デバイスの主面の像、及び、前記側面外観検査で撮像された前記電子デバイスの側面の像がいずれもピントが合った状態となっているときの前記第1ミラー、前記第2ミラー及び前記カメラの位置を基準位置としたとき、
前記ピント調整機構は、前記カメラを前記基準位置から移動させず、
前記第2ミラーを前記基準位置から移動させた長さをd1とし、前記フィルタの厚みをDとし、前記フィルタの屈折率をnとしたときには、d1=D(1−1/n)の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の外観検査装置。 - 前記電子デバイスから見て前記第1ミラーの背後に位置し、前記主面外観検査における前記電子デバイスの前記一方面から前記カメラに導く光の光軸と同じ軸に沿って、前記電子デバイスの前記一方の主面に光を照射する同軸ミラー照明装置をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の外観検査装置。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の外観検査装置を用いた外観検査方法であって、
前記第1ミラーと前記ハーフミラーとの間、及び、前記第2ミラーと前記ハーフミラーとの間のうちの少なくとも一方に、所定の屈折率を有する前記フィルタを配置するとともに、前記ミラー間隔調整機構により、前記第1ミラーと前記ハーフミラーとの間の間隔である前記第1間隔、及び、前記第2ミラーと前記ハーフミラーとの間の間隔である前記第2間隔のうちの少なくとも一方を調整する光学系部品調整工程と、
前記電子デバイスの外観検査を行う外観検査工程とをこの順序で含み、
前記外観検査工程は、
前記電子デバイスの前記一方の主面に、前記拡散リング照明装置から所定の仰角で光を照射し、かつ、前記ローアングル照明装置から前記拡散リング照明装置の仰角よりも小さい仰角で光を照射した状態、かつ、前記シルエット照明装置を消灯した状態で、前記電子デバイスの主面を前記カメラで撮像して前記電子デバイスの前記一方の主面の異常を検出するための主面外観検査工程と、
前記拡散リング照明装置及び前記ローアングル照明装置を消灯した状態、かつ、前記シルエット照明装置を点灯した状態で、前記電子デバイスの側面を前記カメラで撮像して前記電子デバイスの側面の異常を検出するための側面外観検査工程とをこの順序又はこの逆の順序で含み、
前記主面外観検査工程及び前記側面外観検査工程のうちの先に実施された工程における、前記電子デバイスの位置並びに前記第1ミラー、前記第2ミラー、前記ハーフミラー、前記カメラ及び前記フィルタで構成される光学系部品の位置を、前記主面外観検査工程及び前記側面外観検査工程のうちの後で実施される工程において変更しないことを特徴とする外観検査方法。
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