JP6544075B2 - 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、印刷装置、印刷方法、及び、プログラムに関する。
従来、長尺テープ(印刷媒体)に文字等の印刷を行ってから切断することで、文字等が印刷されたテープ片(ラベル)を作成する携帯型のラベルプリンタ等の印刷装置が知られている。このような印刷装置には、作成しようとするテープ片の長さを使用者が設定できる機能がある(例えば、特許文献1参照)。また、互いに幅が異なる複数種類の長尺テープを収容するテープカセットを択一的に装填可能であり、装填されたテープカセットに収容された長尺テープに印刷を行うことができる印刷装置がある。
特開2014−156028号公報
ところで、作成したテープ片を貼り付け対象領域に貼り付ける際、この貼り付け対象領域のサイズが限られている場合が多くある。このような場合、テープ片を作成する前に貼り付け対象領域の長さがわからなければ、テープ片を作成する際に、テープ片の長さを事前に適切な長さに設定することは困難である。
また、テープ片を作成するために印刷装置に装填しようとする長尺テープの幅も、実際に長尺テープを貼り付け対象領域に合わせてみなければ、適切な幅を選択することが困難である。長尺テープの幅が貼り付け対象領域の幅よりも大きい場合には、作成したテープ片や、このテープ片に印刷された印刷部分が、貼り付け対象領域から幅方向にはみ出してしまう。
本発明の目的は、テープ片を作成する際に、作成したテープ片を貼り付けようとする貼り付け対象領域に応じた印刷設定を容易に行うことができる印刷装置、印刷方法、及びプログラムを提供することである。
1つの態様では、印刷装置は、印刷媒体に印刷を行う印刷部と、照射条件に基づいて光を照射する照射部と、前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に、前記照射部によって光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得する取得部と、前記貼り付け対象領域までの距離を測定する測定部と、前記貼り付け対象領域までの距離を前記測定部によって測定させ、測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる制御部と、を備える。
別の1つの態様では、印刷方法は、照射条件に基づいて光を照射し、印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得し、前記貼り付け対象領域までの距離を測定し、測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷媒体への印刷を行う。
別の1つの態様では、プログラムは、印刷装置の制御部に、前記印刷装置の印刷部により印刷媒体に印刷を行わせる処理と、前記印刷装置の照射部により照射条件に基づいて光を照射させる処理と、前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に、前記照射部によって光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得させる処理と、前記印刷装置の測定部により前記貼り付け対象領域までの距離を測定させる処理と、を行わせ、さらに、測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる処理を行わせる、コンピュータ読み取り可能なプログラムである。
本発明によれば、テープ片を作成する際に、作成したテープ片を貼り付けようとする貼り付け対象領域に応じた印刷設定を容易に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係る印刷装置を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置を示す制御ブロック図である。 本発明の一実施の形態における、貼り付け対象領域の長さ算出処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の第2の方向の長さを算出している状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の第2の方向の長さを算出している状態を示す背面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の第1の方向の長さを算出している状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の照射部の照射角度を狭めた状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の照射部の照射角度を広げた状態を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷装置の照射部がビーム光を照射する場合(変形例)を説明するための平面図である。 本発明の一実施の形態に係る印刷方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるテープ片を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る、印刷装置、印刷方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る印刷装置1を示す平面図である。
図1に示すように、印刷装置1は、表示部2と入力部3とを備える例えば携帯型のラベルプリンタである。
表示部2は、例えば液晶表示パネルであり、入力部3からの入力に対応する文字を含む画像や各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等を表示する。
入力部3は、文字、絵等を含む所望の描画図案を入力する入力キー、印刷開始を指示する印刷キー、表示部2の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印刷モードの設定や各種設定処理を行う種々の制御キーなどのいずれか又は全部を備える。入力キーは、文字データを入力する文字入力キーを含む。
図2は、本実施の形態に係る印刷装置1を示す制御ブロック図である。
図2に示すように、印刷装置1は、上述の表示部2及び入力部3、照射部4、測定部5、制御部6、ROM(Read Only Memory)7、RAM(Random Access Memory)8、電源装置9、印刷部の一例であるヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11、モータ制御装置12、プラテンローラ13、リボン巻取軸14、並びに、切断部の一例である、カッタ制御装置15、フルカット機構16、及びハーフカット機構17を備える。なお、印刷装置1は、印刷媒体の一例である長尺テープの印刷面に、印刷データに基づいて、文字、絵等を含む所望の描画図案(図11の例では「あいうえお」)を印刷後、長尺テープを切断することにより、所望の描画図案が印刷されたテープ片を作成するものである。なお、長尺テープ及び作成されるテープ片18は、例えば、表面が印刷面であって裏面が粘着面である印刷テープと、粘着面を覆って剥離可能に貼付された剥離テープとを含む。また、印刷装置1には、長尺テープ及びインクリボンをそれぞれ別の軸に巻回して収容するテープカセットが装填され、印刷に伴って、テープカセットから長尺テープが繰り出される。また、本明細書では、長尺テープの延在方向(周方向)を長手方向、搬送方向等と称し、この方向の大きさを「長さ」と称する場合がある。また、これらの延在方向等に直交する方向を短手方向、幅方向等と称し、この方向の大きさを「幅」と称する場合がある。但し、方向を特定するための用語として長手方向又は短手方向と称した場合に、必ずしも、長手方向の長さの方が短手方向の長さよりも長いことを意味するわけではない。
照射部4は、図4に示すように、テープ片18が貼り付けられる貼り付け対象物100の貼り付け対象領域Aに光の一例である直線状の光(照射条件)であるライン光Lを照射する。このライン光Lは、例えば、図5に示すように照射角度θで広がる(照射条件)。貼り付け対象領域Aについて、詳しくは後述する。
測定部5は、図5に示す貼り付け対象領域Aまでの、当該測定部5を起点とした距離zを測定する。例えば、測定部5は、ライン光Lとは異なる距離測定用光を出射するとともに、その反射光を検出することで、距離zを測定する。測定部5は、例えば、距離測定用光を出射してからその反射光が受光されるまでの時間に基づくタイム・オブ・フライト方式、或いは、反射光の角度に基づく三角測距方式によって、距離zを測定することができる。なお、測定部5は、照射部4によって貼り付け対象領域Aに照射されたライン光Lの反射光を検出することで、貼り付け対象領域Aまでの距離zを測定してもよい。或いは、超音波などの光以外のエネルギーを用いることで、貼り付け対象領域Aまでの距離zを測定してもよい。
制御部6は、例えばCPU(Central Processing Unit)であって、入力部3からのキー操作信号に応じて、又は、自動で、ROM7に予め記憶されているシステムプログラム、メモリカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM8をワークメモリとして、回路各部の動作を制御する。これにより、制御部6は、照射部4、測定部5、印刷部、及び、切断部を含む印刷装置1の各部を制御し、各部に所望の処理を実行させる。また、制御部6には、電源装置9が接続されている。
制御部6は、照射部4によって貼り付け対象領域Aの例えば両端に照射されたライン光Lの照射角度θと、測定部5によって測定された距離zとに基づいて、図4に示す貼り付け対象領域Aの一の方向に沿った長さ(一の長さ)又はこの一の方向に直交する他の方向に沿った長さ(他の長さ)を算出する。
ROM7は、ヘッド制御装置10により印刷ヘッド11に所望の描画図案を長尺テープへ印刷させるためのプログラム、印刷対象となる所望の描画図案に含まれる文字、記号、絵文字等の元データやサイズ情報、印刷フォント等を記憶する。また、ROM7は、制御部6により読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM8は、印刷対象となる所望の描画図案に含まれる文字、記号、絵文字やそれらのサイズ、文字間隔等を指定する情報、作成するテープ片18の大きさ等の印刷情報を記憶する入力データメモリとして機能する。また、RAM8は、入力されたそれらの印刷情報に基づいて生成され、所望の描画図案を表す印刷用パターンデータを記憶する印刷データメモリとして機能するとともに、表示部2に表示され、所望の描画図案を表す表示用パターンデータを記憶する表示データメモリ等としても機能する。また、RAM8は、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等を備える。
ヘッド制御装置10は、RAM8に記憶された印刷用パターンデータに基づいて印刷ヘッド11を制御し、印刷ヘッド11により、長尺テープの印刷面に所望の描画図案を印刷させる。
モータ制御装置12は、RAM8に記憶された印刷用パターンデータに基づいてステップモータを制御することで、プラテンローラ13やリボン巻取軸14の回転を制御し、印刷ヘッド11による長尺テープへの印刷中、所望の速度で当該長尺テープを搬送させる。なお、プラテンローラ13は、印刷ヘッド11との間に長尺テープ及びインクリボンを挟み込んだ状態を保持して長尺テープを搬送する。また、リボン巻取軸14は、印刷に使用されたインクリボンをテープカセット内に巻取る。
カッタ制御装置15は、フルカット機構16及びハーフカット機構17の動作を制御する。フルカット機構16は、印刷テープを剥離テープとともに幅方向に切断することで、作成したテープ片18を長尺テープから分離させる。ハーフカット機構17は、テープ片18のうち剥離テープを切断せず印刷テープのみを幅方向に切断することで、作成したテープ片18を切断しながら長尺テープから分離しないようにする。
図3は、本実施の形態における、貼り付け対象領域Aの大きさ算出処理を説明するためのフローチャートである。
ところで、図4に示す貼り付け対象物100の貼り付け対象領域Aは、作成したテープ片18を貼り付ける領域であり、テープ片18と同様に矩形状を呈する。テープ片18は、その各辺が貼り付け対象領域Aの対応する各辺に平行になるように、貼り付け対象領域Aへ貼り付けられるものとする。ここで、図11に示す方向D2はテープ片18が切断される前の長尺テープの搬送方向、方向D1はこの搬送方向に直交する方向である。テープ片18は、方向D1に沿った2辺と方向D2に沿った2辺を有し、方向D1に沿った2辺を図4に示す貼り付け対象領域Aの第1の方向D1に平行になるように、かつ、方向D2に沿った2辺を図4に示す貼り付け対象領域Aの第2の方向D2(第1の方向D1に直交する方向)に平行になるように、貼り付け対象領域Aへ貼り付けられる。本明細書において、搬送方向に直交する方向であるD1に沿った長さを幅という場合がある。なお、図4において、貼り付け対象領域Aと、印刷装置1の表示部2が設けられた上面とが互いに平行であるように図示されているが、これはあくまで一例であり、照射部4が照射するライン光Lの向きによっては、互いに交差する角度であり得る。
まず、照射部4は、ライン光Lを照射する(ステップS101)。このライン光Lは、貼り付け対象領域Aの第2の方向D2の長さxが算出される場合には、第2の方向D2に広がるライン光Lであるとよい。一方、貼り付け対象領域Aの第1の方向D1の長さyが算出される場合には、ライン光Lは、図6に示すように、第1の方向D1に広がるライン光Lであるとよい。なお、第2の方向D2の長さx(第2の長さ)と第1の方向D1の長さy(第1の長さ)とが異なる場合、短い方が一の長さ、長い方が他の長さである。第1の長さと第2の長さが同じである場合は、どちらか一方が一の長さ、他方が他の長さである。また、本実施の形態においては、第2の長さは、第1の長さ以上の長さである。
次に、制御部6は、照射角度θの変更指示が、ユーザ操作により入力部3を介して入力されたか否かを判定する(ステップS102)。照射角度θの変更指示が入力されたと判定した場合(ステップS102がYES)、制御部6は、照射部4を制御して照射部4から照射されるライン光Lの照射角度θを変更する処理(ステップS103)へ移行する。照射角度θの変更処理(ステップS103)では、制御部6は、ユーザが入力部3により入力する照射角度θの設定変更指示を受け付ける。図7に示すように、ライン光Lが貼り付け対象領域Aの長さよりも長ければ、ユーザは入力部3を介して、照射角度をθ0からθ1へ狭めるための照射角度θの設定変更指示を入力することができる。また、図8に示すように、ライン光Lが貼り付け対象領域Aの長さよりも短ければ、ユーザは入力部3を介して、照射角度をθ0からθ2へ広げるための照射角度θの設定変更指示を入力することができる。なお、図7及び図8においては、変更前のライン光L0を二点鎖線で示す。
ここで、ライン光Lが貼り付け対象領域Aの長さと等しくない場合、ライン光Lの照射角度θを変更せずに、貼り付け対象物100の貼り付け対象領域Aに近づけるか或いは遠ざけるように、ユーザ自身が印刷装置1を移動させて、ライン光Lの両端を貼り付け対象領域Aの延在方向(長手方向)の両端に一致させてもよい。なお、ライン光Lの両端を貼り付け対象領域Aの延在方向の両端に一致させる際、前述の照射角度θの設定変更指示と、ユーザ自身による印刷装置1の移動とは、どちらか一方だけを行ってもよいし、両方を行ってもよい。
なお、照射部4は、互いに直交するライン光Lを照射可能な2つの光源を有する場合、第1の方向D1に広がるライン光Lと第2の方向D2に広がるライン光Lとを順次又は同時に照射することで、貼り付け対象領域Aの第1の方向D1における両端及び第2の方向D2における両端に、ライン光Lの両端を順次又は同時に一致させることができる。但し、単一の光源であっても、印刷装置1の向きを90°変えれば、第1の方向D1に広がるライン光Lと第2の方向D2に広がるライン光Lとを順次照射することができる。また、第1の方向D1及び第2の方向D2に広がる例えば断面矩形の光が照射(照射条件)されてもよい。その場合、第1の方向D1への広がりと第2の方向D2への広がりとを独立して調整可能であることが望ましい。
ライン光Lを一例とする光は、図9に示す変形例のような点状の光(照射条件)であるビーム光Bなどの他の光であってもよい。ビーム光Bを用いる場合、2つのビーム光Bが照射部4の中心軸に対して左右対称に照射(照射条件)されてもよいし、単一のビーム光Bが直線状に走査(照射条件)されるようにしてもよい。また、図示しないが、4つのビーム光Bが照射部4の中心軸に対して上下左右対称に照射(照射条件)されてもよいし、単一のビーム光Bが矩形状に走査(照射条件)されるようにしてもよい。なお、2つのビーム光Bが左右対称に貼り付け対象領域Aに照射される場合にも、照射角度は可変であることが望ましい。
図3のフローチャートに戻り、照射角度θの変更指示が入力されていないと判定した場合(ステップS102がNO)、制御部6は、ライン光Lの両端と貼り付け対象領域Aの両端とが一致したことを示す一致指示が、ユーザ操作により入力部3を介して入力されたか否かを判定する(ステップS104)。一致指示が入力されていないと判定された場合(ステップS104がNO)、上述の照射角度θの変更指示があるかの判定処理(ステップS102)に戻る。なお、図面では説明のため、貼り付け対象領域Aを破線で示したが、貼り付け対象領域Aは、視認可能なものでなくユーザが適宜認識又は設定するものでもよい。その場合、ライン光の両端と貼り付け対象領域Aの両端とが一致したかどうかは、ユーザが適宜認識又は設定した任意の位置となる。上述のステップS101、S102、S103、S104により特定された照射角度θが、テープ片18が貼り付けられる貼り付け対象領域Aの一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさ(又は、他の方向に沿った他の長さに対応する他の大きさ)である。このとき、制御部6は、照射部4の照射条件に基づいて、当該一の大きさ(又は他の大きさ)を取得する取得部として機能する。
制御部6が、一致指示が入力されたと判定した場合(ステップS104がYES)、測定部5は、図5に示す貼り付け対象領域Aまでの距離zを測定する(ステップS105)。
次に、制御部6は、照射部4によって貼り付け対象領域Aの両端に照射されたライン光Lの照射角度θと、測定部5によって測定された距離zとに基づいて、貼り付け対象領域Aの少なくとも1方向における長さ(第1の長さy,第2の長さx)を算出する(ステップS106)。
図10は、本実施の形態に係る印刷方法を説明するためのフローチャートである。
まず、図1及び図2に示す入力部3に対し、ユーザによって印刷対象となる文字が入力される(ステップS201)。もちろん、印刷対象は、文字に限らず、前述のように絵等の他の描画図案であってもよい。
次に、図3に示す処理に沿って、第2の方向D2における貼り付け対象領域Aの第2の長さxが算出される(ステップS202)。
そして、制御部6は、図11に示すように、算出された第2の長さxに、作成しようとするテープ片18の長さを設定する(ステップS203)。なお、図2に示すカッタ制御装置15は、設定された第2の長さxに応じて、例えば、後述する印字工程(ステップS209,S215)の後、フルカット機構16及びハーフカット機構17の動作を制御し、フルカット機構16を用いて長尺テープを切断することにより長尺テープからテープ片18を分離させるか、或いは、ハーフカット機構17を用いて長尺テープのうち剥離テープを切断せず印刷テープのみを切断することにより長尺テープからテープ片18の印刷テープを分離させる。
次に、図3に示す処理に沿って、第1の方向D1における貼り付け対象領域Aの第1の長さyが算出される(ステップS204)。なお、第2の長さxの算出処理(ステップS202)及びテープ片18の長さ設定処理(ステップS203)よりも先に、第1の長さyの算出処理(ステップS204)を行ってもよい。
そして、制御部6は、印刷装置1に予め収容されている長尺テープの幅tを検出する(ステップS205)。そして、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満であるかを判定する(ステップS206)。第1の長さyが幅t未満でないと判定した場合(ステップS206がNO)、制御部6は、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11による印刷領域の上限幅を、特に制限せずに長尺テープの幅tに設定する。
また、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第2の長さxと長尺テープの幅tとに基づいて最適な印字サイズを選択する(ステップS208)。印字サイズとしては、フォント、文字間或いは行間のスペース、文字の縦横比などが例として挙げられる。あくまで一例であるが、最適な印字サイズの選択は、デフォルトのフォントと均等割付などのデフォルトの設定とによる印字サイズが、貼り付け対象領域Aの第2の長さx及び長尺テープの幅tで規定される領域に収まればデフォルトの値を変更せず、上記領域に収まらなければフォントを例えば1ptずつ小さくする処理を繰り返せばよい。
そして、制御部6は、選択された印字サイズに基づいて、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11を用いて印字を行う(ステップS209)。もちろん、印刷装置1により印刷されるのは、前述のように文字に限られない。
貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満であると判定した場合(ステップS206がYES)、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t以上となる長尺テープの最適な幅tの長さ(幅が前記一の長さ未満である印刷媒体に関する情報)を表示部2に表示する制御を行う(ステップS210)。例えば、制御部6は、印刷装置1に用いられる長尺テープの幅の種類が複数種類ある場合、貼り付け対象領域Aの第1の長さyよりも小さい幅tを有する1つ以上の長尺テープのうち最も幅が大きい長尺テープ(又はその幅)を表示部2に表示させる制御を行う。制御部6は、長尺テープを変更するかどうかの確認をユーザに求める表示を表示部2にて行ってもよい。なお、貼り付け対象領域Aの第1の長さyよりも小さい幅tを有する長尺テープが複数ある場合には、全ての長尺テープ(又はその幅)を表示部2に表示させる制御を行ってもよい。また、このような情報をユーザに報知する方法としては、表示部2への表示に限らず、例えば、印刷装置1が音声を出力する音声出力部を備える場合には、音声出力部から音声を出力することによりユーザに報知してもよい。
なお、上述のように制御部6が、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満でないと判定した場合(ステップS206がNO)であっても、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅tよりも既定値以上大きいときなどには、制御部6が長尺テープの最適な幅の長さを表示部2に表示する制御を行ってもよい。この場合も、貼り付け対象領域Aの第1の長さyよりも小さい幅tを有する1つ以上の長尺テープのうち最も幅が大きい長尺テープ(又はその幅)を表示部2に表示させる制御を行ってよい。
その後、制御部6は、印刷装置1に収容されている長尺テープの変更があったかを判定する(ステップS211)。長尺テープの変更があったと制御部6により判定された場合(ステップS211がYES)、上述のテープ幅の検出処理(ステップS205)に戻る。
一方、長尺テープの変更がなかったと判定した場合(ステップS211がNO)、制御部6は、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11による印字領域の上限幅を、図11に示すように長尺テープの幅tよりも小さい第1の長さyに設定する(ステップS212)。つまり、制御部6は、この印字領域の上限幅を参照して、印刷する内容が長尺テープの方向D1に沿った幅である第1の長さy以下に収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により印刷データに基づいて長尺テープへの印刷を行わせる。このように、制御部6は、取得した第1の長さyに基づく大きさに収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により長尺テープへの印刷を行わせる。
また、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第2の長さx及び第1の長さyに基づいて最適な印字サイズを選択する(ステップS213)。つまり、制御部6は、この第2の長さx及び第1の長さyを参照して、印刷する内容がこの貼り付け対象領域Aに収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により印刷データに基づいて長尺テープへの印刷を行わせる。このように、制御部6は、取得した第2の長さx及び第1の長さyに基づく大きさに収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により長尺テープへの印刷を行わせる。
そして、制御部6は、図11に示すように長尺テープ(テープ片18)の印刷面に第1の長さyに基づいて切り取り線(印刷媒体の一の長さに基づいた位置を示す線)Cを印刷するともに、選択された印字サイズに基づいてヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11を用いて印字を行う(ステップS214)。なお、切り取り線Cは、長尺テープの長手方向と平行な周縁(図11では下端)から短手方向(図11では上向き)へ第1の長さyを隔てた位置に印刷されるとよい。また、図10に示すフローチャートにおいて、印字領域の上限幅の設定処理(ステップS312)及び印字サイズの選択処理(ステップS313)を省略してもよいし、ステップS214では切り取り線Cを印刷しなくてもよい。
以上説明した本実施の形態では、印刷部の一例であるヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11は、印刷媒体の一例である長尺テープに印刷を行う(図10のステップS209,S214)。照射部4は、長尺テープに印刷及び切断が行われることにより作成されるテープ片18が貼り付けられる貼り付け対象領域Aに光の一例であるライン光Lを照射する(図3のステップS101)。測定部5は、貼り付け対象領域Aまでの距離zを測定する(ステップS105)。制御部6は、照射部4によって貼り付け対象領域Aに照射されたライン光Lの照射角度θと測定部5によって測定された距離zとに基づいて、貼り付け対象領域Aの少なくとも1方向における長さ(第1の長さy,第2の長さx)を算出する(ステップS106)。
そのため、貼り付け対象領域Aの両端に照射されたライン光Lの照射角度θと、測定部5から貼り付け対象領域Aまでの距離zとに基づいて貼り付け対象領域Aの長さを算出することで、貼り付け対象領域Aの少なくとも1方向における両端の長さを容易に算出することができる。更には、印刷装置1をユーザ自身が移動させて、ライン光Lの両端を貼り付け対象領域Aの両端に一致させる場合、印刷装置1を貼り付け対象領域Aに近づけるか或いは遠ざけるという容易な動作で、貼り付け対象領域Aの長さを算出することができる。よって、本実施の形態によれば、テープ片18を作成する際に、作成したテープ片18を貼り付けようとする貼り付け対象領域Aに応じた、テープ片18の長さや印刷サイズなどの印刷設定を容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、照射部4は、ライン光Lの照射角度が可変である。そのため、印刷装置1をユーザ自身が移動させて貼り付け対象領域Aに近づけたり或いは遠ざけたりしない場合であっても、ライン光Lの両端が貼り付け対象領域Aの両端に位置するように調整することが可能になる。したがって、貼り付け対象領域Aに応じた印刷設定をより一層容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、制御部6は、長尺テープの印刷面の短手方向(幅方向)に対応する第1の方向D1における貼り付け対象領域Aの第1の長さyと、この第1の長さy以上の長さであり、第1の方向D1に直交し長尺テープの印刷面の長手方向(延在方向)に対応する第2の方向D2における貼り付け対象領域Aの第2の長さxと、を算出する。そのため、貼り付け対象領域Aの第1の長さy及び第2の長さxとのうち一方のみを算出する場合と比較して、貼り付け対象領域Aに応じた印刷設定をより的確に行うことができる。
また、本実施の形態では、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満である場合に(ステップS206がYES)、長尺テープの幅方向の印刷領域の上限幅を第1の長さy以下に設定する(ステップS212)。そのため、長尺テープの幅tが貼り付け対象領域Aの第1の長さyよりも大きいことに起因して、図11に示すようにテープ片18が第1の方向D1に貼り付け対象領域Aからはみ出す場合でも、印刷領域が貼り付け対象領域Aからはみ出すのを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t以上である場合に(ステップS206がNO)、貼り付け対象領域Aの第2の長さxと長尺テープの幅tとに基づいて印刷サイズを選択する(ステップS208)。つまり、制御部6は、この第2の長さx及び長尺テープの幅tを参照して、隣り合う2辺の長さが第2の長さx及び長尺テープの幅tである矩形領域内に、印刷する内容が収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により印刷データに基づいて長尺テープへの印刷を行わせる。このように、制御部6は、取得した第2の長さx及び長尺テープの幅tに基づく大きさに収まるように、ヘッド制御装置10及び印刷ヘッド11により長尺テープへの印刷を行わせる。これにより、長尺テープのうち第2の長さxに相当する部分の印刷面の全体を用いた印刷サイズの設定を行うことができるため、印刷サイズの設定の自由度が高まる。
また、本実施の形態では、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満である場合に(ステップS206がYES)、貼り付け対象領域Aの第2の長さx及び第1の長さyに基づいて印刷サイズを選択する(ステップS213)。そのため、テープ片18が第1の方向D1に貼り付け対象領域Aからはみ出す場合でも、印刷部分は貼り付け対象領域Aからはみ出さないようにすることができる。
また、本実施の形態では、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満である場合に(ステップS206がYES)、長尺テープの印刷面に第1の長さyに基づいて切り取り線Cを印刷する制御を行う(ステップS214)。そのため、テープ片18が第1の方向D1に貼り付け対象領域Aからはみ出す場合に、ユーザ自身がハサミやカッタを用いて切り取り線Cにおいてテープ片18を切り取ることが容易になり、これにより、テープ片18が貼り付け対象領域Aからはみ出すのを防ぐことが容易になる。
また、本実施の形態では、制御部6は、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t未満である場合に(ステップS206がYES)、貼り付け対象領域Aの第1の長さyが長尺テープの幅t以上となるテープ幅を表示する制御を行う(ステップS210)。そのため、作成しようとするテープ片18が第1の方向D1に貼り付け対象領域Aからはみ出す場合に、テープ片18が貼り付け対象領域Aからはみ出さない長尺テープへの変更を促すことができる。
また、本実施の形態では、照射部4による照射角度θが、テープ片18が貼り付けられる貼り付け対象領域Aの一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさであるとしたが、これに限らない。例えば、印刷装置1が撮像部を備える場合には、撮像部により貼り付け対象領域Aを撮像し、撮像した画像の中から矩形状の貼り付け対象領域Aを自動認識させて、当該矩形の各辺を、貼り付け対象領域Aの一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさ、又は、当該一の方向に直交する他の方向に沿った他の長さに対応する他の大きさであるとしてもよい。また、撮像した画像を例えばタッチパネルなどの入力操作を受付可能な表示部2に表示し、ユーザがその表示を見ながら表示部2へのタッチ操作によって、矩形状の貼り付け対象領域Aを指定するようにしてもよい。このとき、制御部6は、撮像部による撮像画像に基づいて、一の大きさ又は他の大きさを取得する取得部として機能する。なお、貼り付け対象領域Aは矩形状に限らず、その他の形状であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本願発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含む。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
印刷媒体に印刷を行う印刷部と、
前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得する取得部と、
前記貼り付け対象領域までの距離を測定する測定部と、
前記貼り付け対象領域までの距離を前記測定部によって測定させ、測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
[付記2]
照射条件に基づいて光を照射する照射部をさらに備え、
前記制御部は、測定された前記距離と、前記照射部によって前記貼り付け対象領域に光が照射されたときの当該光の照射条件とに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得する、
ことを特徴とする付記1記載の印刷装置。
[付記3]
前記照射部は、前記光の照射角度が可変であり、
前記制御部は、前記照射部による前記光の照射角度に基づいて前記一の長さを取得する、
ことを特徴とする付記2記載の印刷装置。
[付記4]
前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、前記一の長さ以下に収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせることを特徴とする付記1乃至3のいずれか記載の印刷装置。
[付記5]
前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、前記印刷媒体の前記一の長さに基づいた位置を示す線を、前記印刷部により前記印刷媒体に印刷させることを特徴とする付記1乃至4のいずれか記載の印刷装置。
[付記6]
所望の情報を報知する報知部をさらに備え、
前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、幅が異なる複数種類の前記印刷媒体の中から、前記幅が前記一の長さ未満である前記印刷媒体に関する情報を、前記報知部により報知させることを特徴とする付記1乃至5のいずれか記載の印刷装置。
[付記7]
前記取得部は、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に直交する他の方向に沿った他の長さに対応する他の大きさを取得し、
前記制御部は、測定された前記距離と取得された前記他の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記他の方向に沿った他の長さを取得する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか記載の印刷装置。
[付記8]
前記制御部は、隣り合う2辺の長さが前記他の長さ及び前記一の長さである矩形領域に収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせることを特徴とする付記7記載の印刷装置。
[付記9]
印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得し、
前記貼り付け対象領域までの距離を測定し、
測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷媒体への印刷を行う、
ことを特徴とする印刷方法。
[付記10]
印刷装置の制御部に、
前記印刷装置の印刷部により印刷媒体に印刷を行わせる処理と、
前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得させる処理と、
前記印刷装置の測定部により前記貼り付け対象領域までの距離を測定させる処理と、を行わせ、さらに、
測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる処理を行わせる、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
1 印刷装置
2 表示部(報知部)
4 照射部(取得部)
5 測定部
6 制御部(取得部)
10 ヘッド制御装置(印刷部)
11 印刷ヘッド(印刷部)
18 テープ片(切断された印刷媒体)
A 貼り付け対象領域

Claims (9)

  1. 印刷媒体に印刷を行う印刷部と、
    照射条件に基づいて光を照射する照射部と、
    前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に、前記照射部によって光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得する取得部と、
    前記貼り付け対象領域までの距離を測定する測定部と、
    前記貼り付け対象領域までの距離を前記測定部によって測定させ、測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる制御部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記照射部は、前記光の照射角度が可変であり、
    前記制御部は、前記照射部による前記光の照射角度に基づいて前記一の長さを取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、前記一の長さ以下に収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、前記印刷媒体の前記一の長さに基づいた位置を示す線を、前記印刷部により前記印刷媒体に印刷させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の印刷装置。
  5. 所望の情報を報知する報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記一の長さが前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の幅未満である場合に、幅が異なる複数種類の前記印刷媒体の中から、前記幅が前記一の長さ未満である前記印刷媒体に関する情報を、前記報知部により報知させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の印刷装置。
  6. 前記取得部は、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に直交する他の方向に沿った他の長さに対応する他の大きさを取得し、
    前記制御部は、測定された前記距離と取得された前記他の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記他の方向に沿った他の長さを取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の印刷装置。
  7. 前記制御部は、隣り合う2辺の長さが前記他の長さ及び前記一の長さである矩形領域に収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 照射条件に基づいて光を照射し、
    印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得し、
    前記貼り付け対象領域までの距離を測定し、
    測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷媒体への印刷を行う、
    ことを特徴とする印刷方法。
  9. 印刷装置の制御部に、
    前記印刷装置の印刷部により印刷媒体に印刷を行わせる処理と、
    前記印刷装置の照射部により照射条件に基づいて光を照射させる処理と、
    前記印刷媒体が貼り付けられる貼り付け対象領域に、前記照射部によって光が照射される際の前記照射条件に基づいて、当該貼り付け対象領域の一の方向に沿った一の長さに対応する一の大きさを取得させる処理と、
    前記印刷装置の測定部により前記貼り付け対象領域までの距離を測定させる処理と、を行わせ、さらに、
    測定された前記距離と、取得された前記一の大きさとに基づいて、前記貼り付け対象領域の前記一の方向に沿った前記一の長さを取得し、取得した前記一の長さに基づく大きさに収まるように前記印刷部により前記印刷媒体への印刷を行わせる処理を行わせる、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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