JP2005050119A - 文書処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポスター印刷(分割拡大印刷)で印刷結果に無駄な余白ができるのを防止する。
【解決手段】ユーザは、アプリケーション10のユーザインタフェースからプリンタドライバ20の出力用紙設定部22の設定画面を呼び出し、出力用紙1枚のサイズと配列パターンを設定する。出力用紙設定部22は、その設定に基づき、結果としてできるポスターの縦及び横のサイズを計算してアプリケーション10に通知する。アプリケーション10は、通知されたサイズを、編集対象の文書のページサイズに設定した上で、ユーザからの操作に応じて文書の編集を実行する。ユーザが印刷開始を指示すると、プリンタドライバ20の原稿サイズ判定部24が、印刷対象の文書がポスター印刷の対象であるかどうかを判別し、ポスター印刷対象であれば、印刷データ分割処理部26がその文書のページを出力用紙サイズの単位に分割し、各単位毎に印刷装置30に印刷を実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポスター印刷のように、印刷装置で印刷可能な用紙サイズよりも大きいサイズの画像を複数枚の用紙に分けて印刷し、印刷された用紙を配列することで大きいサイズの画像を形成するための技術に関する。
印刷できる用紙のサイズが小さい比較的安価な印刷装置でポスターなどの大型の印刷物を作成するための技術として、文書ソフトウエアで編集された文書の画像を大型印刷物のサイズまで拡大し、得られた拡大画像を出力用紙のサイズ単位に分割して印刷する技術が知られている。この種の拡大分割印刷機能を備えたプリンタドライバや文書編集ソフトウエアも市場に広く出回っている。
この種の拡大分割印刷機能の単純な例は、A4原稿をA3サイズに拡大しA4用紙4枚に分割して印刷するというように、文書編集時の用紙サイズ(編集用紙サイズと呼ぶ)と同じ用紙サイズを縦横に同数ずつ並べたサイズまで編集文書を拡大して分割するというものである。
この従来技術は、作成可能な大型印刷物の形状が、文書編集ソフトウエアに設定されている用紙サイズの相似形に限定され、自由度が低い。
また、拡大分割印刷機能の別の例として、出力用紙のサイズと、大型印刷物を構成するための出力用紙の配列パターンをユーザが指定できるようにしたものがある。指定された出力用紙サイズを、指定された配列パターンで配列することで、大型印刷物の形状及びサイズが決まる。この機能では、大型印刷物の形状・サイズからはみ出ない範囲で編集文書の画像を相似拡大し、得られた拡大画像を出力用紙単位に分割して印刷する。
この従来技術は、編集用紙サイズとは別に出力用紙サイズとその配列パターンをユーザが指定できるので、大型印刷物の形状の自由度が高いという利点がある。しかしながら、この従来技術では、出力用紙サイズとその配列パターンで決まる大型印刷物の形状が、文書編集ソフトウエアでの編集用紙の形状と相似形でない場合、印刷物の端部に余白ができ、紙の無駄が生じるという問題がある。このような余白の発生を避けようとすれば、大型印刷物の形状が編集用紙の形状と相似形となるように、出力用紙サイズとその配列パターンを設定しなければならない。この場合、ユーザは、編集用紙の形状を念頭に置きながら、それと相似形となるように出力用紙サイズと配列パターンを決める必要があり、このような作業は編集用紙を縦横同倍率に拡大した大型印刷物を作成するといった単純な場合以外は、非常に困難である。また、例えばA4用紙に印刷した結果を貼り合わせて垂れ幕や横断幕のような長尺の大型印刷物を作成するなど、標準的な用紙形状と異なった形状の大型印刷物を作成することも考えられるが、このような場合、文書編集ソフトウエアに対し、非標準形状の画像のサイズ(又はこれを相似縮小したサイズ)を編集用紙サイズとしてユーザが設定する必要があり、ユーザの負担が大きかった。
また、特許文献1には、ポスター印刷のために、ユーザが印刷用紙のサイズや画像の分割部数、及び画像の縦方向及び横方向の拡大率をユーザが設定すると、その設定に応じて印刷対象の画像を分割して拡大し、拡大された分割画像ごとに印刷を行う装置が開示されている。
この特許文献1には、作成される大型印刷物における余白についての解決策をしめしているどころか、そのような余白ができる可能性があるという課題の認識すら示していない。余白のない大型印刷物を作成しようとすれば、印刷対象の画像と大型印刷物との形状が相似形になるようにする必要があるが、印刷用紙サイズや分割部数、拡大率をユーザが設定するという仕組みの場合、そのような相似関係を確保するにはユーザがそれら設定項目を注意して設定しなければならず、煩雑である。例えば、特許文献1に示される実施例では、A0の印刷物を作成するには、印刷装置が取り扱える用紙幅でA0サイズを分割する場合の分割数をユーザが設定する必要があり、この指定のためにユーザは煩雑な計算を行う必要があった。
また、特許文献1の装置では、標準的な用紙形状以外の形状の大型印刷物を作成しようとする場合、上述の他の従来技術と同様、文書編集ソフトウエアにその非標準形状を登録すると共に、ポスター印刷の設定でもその非標準形状の印刷用紙サイズを設定する必要がある。
特開平4−340653号公報
本発明は、上記従来技術の問題点の少なくとも1つを解決することを目的とする。
本発明では、作成したい大型印刷物を構成するために用いる用紙のサイズとその配列パターンとの組合せをユーザに指定させる。大型印刷物のサイズは、その指定の組合せから求めることができる。本発明では、この指定の組合せに対応する大型印刷物のサイズを、大型印刷物の画像内容を編集するためのアプリケーションプログラム乃至編集手段に対し、ページサイズの設定値として設定する。
本発明のある側面は、アプリケーションプログラムが作成した文書の文書データに基づき、印刷装置を制御して前記文書を印刷させる印刷制御装置であって、用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための前記用紙の配列パターンと、についての指定を受け付けるユーザインタフェース手段と、指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンの組合せに対応する前記大型印刷物のサイズを示す情報を、前記アプリケーションプログラムに通知する通知手段と、前記アプリケーションプログラムから受け取った文書データが、大型印刷物の形成のための分割印刷の対象に該当する場合、その文書データが示す画像を複数に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる分割印刷制御手段と、を備える印刷制御装置である。
ここで、「大型印刷物のサイズを示す情報」としては、指定された用紙のサイズと配列パターンの組合せから計算されるサイズの数値そのものであっても良いし、そのサイズを縦横同比で縮小した縮小サイズであっても良い。また、アプリケーションプログラムが、指定された用紙のサイズと配列パターンの組合せから、大型印刷物のサイズを計算又はテーブル引きなどで求めることができるのであれば、その組合せを示す情報を、「大型印刷物のサイズを示す情報」としてアプリケーションプログラムに通知してもよい。
アプリケーションプログラムは、本発明に係る印刷制御装置から通知された「大型印刷物のサイズを示す情報」から大型印刷物のサイズを求め、このサイズを編集対処の文書のページサイズとして設定することができる。
本発明の別の側面は、用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための用紙の配列パターンと、についての指定を受け付けるユーザインタフェース手段と、指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンに基づき、前記大型印刷物のサイズを求める画像サイズ導出手段と、求められた前記大型印刷物のサイズを編集対象の文書のページサイズとして設定し、そのページサイズの文書を編集する編集手段と、前記編集手段で編集された文書の画像を前記用紙のサイズ単位に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる分割印刷制御手段と、を備える文書処理装置である。
なお、この発明は、装置又はシステムとして実現できるだけでなく、方法やソフトウエアとして実現することも可能である。またそのようなソフトウエアをコンピュータに実行させるためのソフトウエア製品もこの発明の技術的範囲に含まれる。
本発明では、アプリケーション乃至編集手段で作成される文書のページサイズは、用紙のサイズ及びその配列パターンの指定に基づいているので、編集された文書を分割印刷した場合でも、ページサイズと実際の大型印刷物のサイズとの食い違いに起因する無駄な余白はできない。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と呼ぶ)を説明する。
図1は、本実施形態における文書印刷システムの概略構成を示す機能ブロック図である。図に示すように、文書印刷システムは、アプリケーション10,プリンタドライバ20,及び印刷装置30から構成される。アプリケーション10及びプリンタドライバ20はプログラムであり、典型的には同一のコンピュータ上で実行されることにより、当該コンピュータ上で所定の機能を実現する。
アプリケーション10は、印刷物の原稿となる文書を編集するための応用プログラムである。アプリケーション10の具体例としては、ワードプロセッサソフトウエア、デスクトップパブリッシングソフトウエア、グラフィックソフトウエアなどがある。印刷装置30は、用紙に対して画像を印刷する装置である。印刷装置30としては、インクジェットプリンタやレーザープリンタなど様々な形式の印刷装置を用いることができる。これらアプリケーション10及び印刷装置30は、既存のものでよい。
プリンタドライバ20は、アプリケーション10が作成した文書を印刷するために、印刷装置30を制御する制御プログラムである。プリンタドライバ20は、アプリケーション10が作成した文書データを、印刷装置30が解釈可能なページ記述言語データ(又は画像データ)に変換し、印刷装置30に送信する。プリンタドライバ20は、このような基本機能のほかに、出力用紙設定部22,原稿サイズ判定部24,及び印刷データ分割処理部26の各機能モジュールを有する。
出力用紙設定部22は、ユーザから出力用紙についての設定(例えばサイズや向き)を受けるユーザインタフェース手段である。出力用紙設定部22は、単純な出力用紙設定のほかに、ポスター等の大型印刷物の作成のための分割印刷の設定を受けることができる。分割印刷とは、1つの画像を分割して複数回に分けて(すなわち複数枚の用紙に分けて)印刷する処理である。分割印刷の設定では、出力用紙のサイズ(及び必要に応じてその向き)と、出力用紙の配列パターンについての設定をユーザから受ける。配列パターンは、複数の出力用紙を並べて大型印刷物を構成する場合の、それら複数の出力用紙の配列の仕方である。配列パターンには、例えば、用紙を縦横にそれぞれ2枚ずつ(合計4枚)並べるパターンや、用紙を縦に3枚並べるパターンなど、様々なパターンがあり得る。
また、出力用紙設定部22は、このように設定された出力用紙サイズや配列パターンから、大型印刷物のサイズ(縦長さ×横長さ)を計算し、このサイズの情報を出力用紙サイズとしてアプリケーション10に通知する機能を備える。
原稿サイズ判定部24は、アプリケーション10から渡された文書データが示す画像のサイズ(縦長さ×横長さ)から、その文書データが分割印刷対象のものであるか否かを判定する手段である。
印刷データ分割処理部26は、印刷装置30へ供給する印刷データ(ページ記述言語データや画像データなど)を分割するか否かを制御する手段である。印刷対象の文書データが原稿サイズ判定部24で分割印刷対象であると判定された場合、印刷データ分割処理部26は、その文書データに対応する印刷データを、出力用紙サイズ単位に分割して印刷装置30に供給する。ページ記述言語で記述した印刷データを印刷装置30に供給する構成の場合、この印刷データの分割処理では、文書データが示すビットマップ画像を出力用紙サイズごとに分割した個々の分割画像をそれぞれページ記述言語で記述する分割印刷データを作成し、各分割印刷データを印刷装置30に供給する。
なお、出力用紙サイズ単位の分割における「出力用紙サイズ」としては、特許文献1に示したように「のりしろ」などを考慮する(のりしろ分を差し引く)ことも可能である。この場合、出力用紙設定部22での大型印刷物のサイズの計算でも、のりしろのサイズが考慮される。
以上、本実施形態に係る印刷システムの機能モジュール構成を説明した。次に図2を参照して、このシステムにおける印刷処理の手順を説明する。
ユーザは、アプリケーション10及びプリンタドライバ20がインストールされたコンピュータで大判印刷物を作成しようとする場合、まずアプリケーション10を起動し、アプリケーション10の操作メニューから「印刷条件設定」操作を選ぶなどの操作により、プリンタドライバ20を起動する。そして、このプリンタドライバ20の「出力用紙設定」画面を呼び出し、出力用紙に関する条件設定を行う(S10)。
図3は、プリンタドライバ20が提供する出力用紙設定画面100の一例を示す図である。この出力用紙設定画面100は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を用いて構成されている。以下に説明する出力用紙設定画面100を用いた用紙設定機能は、プリンタドライバ20の出力用紙設定部22から提供される。
本実施形態のプリンタドライバ20は、出力用紙設定画面100にて分割(拡大)印刷を指定可能となっている。「分割拡大印刷」は、上述した「分割印刷」の際に、印刷する画像を拡大して用紙に印刷する処理である。このような「拡大」をしない分割印刷は倍率が1倍のケースと考えることで、「分割拡大印刷」の概念に含めて捉えることが可能である。出力用紙設定画面100での分割(拡大)印刷の指定は、用紙サイズ設定欄102で出力用紙のサイズを指定し、印刷レイアウト指定欄104において「分割拡大印刷」機能を選択することにより、行うことができる。
図3の例では、指定欄102には、出力用紙サイズとして「推奨長尺紙A」を3枚、長辺同士を貼り合わせるように配列したサイズが指定されている。これは、用紙単体のサイズではなく、3枚の用紙を配列した印刷物全体のサイズを指定するものであり、このようなサイズが指定されると、印刷レイアウト指定欄104は自動的に「分割拡大印刷」が選択される。用紙サイズ指定欄102のプルダウンメニューには、A4縦やA4横などのような一枚の用紙のサイズの他に、例示の「推奨長尺紙A×3」のように複数用紙を配列した印刷物のサイズが登録されており、ユーザはこのプルダウンメニューから所望の用紙サイズ(或いは複数用紙からなる印刷物のサイズ)を選択することができる。複数用紙を配列した印刷物のサイズは、印刷装置30のメーカーが予め推奨サイズとしてプリンタドライバ20に登録しておく他に、ユーザが自分の要望に合わせて定義し、プリンタドライバ20に登録することもできる。後者のユーザ定義は、既存のプリンタドライバにて1枚の用紙サイズをユーザ定義できるのと同様のことであり、例えば出力用紙1枚のサイズとその配列パターンをユーザが指定し、これをユーザ定義の印刷物サイズとして登録する、等の登録方式とすればよい。
以上は、複数用紙を配列した印刷物全体のサイズを、ユーザが用紙サイズ指定欄102で選択する構成であったが、この代わりに、用紙サイズ指定欄102では出力用紙1枚のサイズ(及び向き)を指定し、印刷レイアウト設定欄104にて出力用紙の配列パターンを指定し、それら両者の組合せで印刷物全体のサイズを指定する構成も可能である。この場合、出力用紙の配列パターンは、印刷レイアウト設定欄104の「詳細」ボタン106をクリックして、図4に例示するような用紙配列設定画面120を開き、この画面上で設定操作を行う。
図4の用紙配列設定画面120において、プレビュー欄122には、現在設定されている出力用紙配列パターンの模式図と、この配列パターンでの印刷物全体のサイズが示される。図示例は、長尺紙が3枚、長辺同士が隣り合うように縦に配列されるパターンを表示したものである。このプレビュー模式図には、実際の出力用紙と相似形の図形を配列したパターンが示される。
倍率設定欄124は、用紙の配列パターンを選択するための欄である。図4の例は、プリンタドライバ20が、分割(拡大)印刷(ポスター印刷)として、複数枚の長尺紙の長辺同士を合わせて配列する「長尺紙ポスター印刷」をサポートする場合の例であり、倍率としては「1×n」(nは1以上の整数)倍が候補として挙げられ、ユーザはその中から所望のものを選択できるようになっている。nは、長尺紙を縦に並べる枚数を示している。このnの値を直接入力できるようにすることもできる。また、出力用紙を縦、横方向にそれぞれ複数枚ずつ配列する配列パターンもサポートする場合には、倍率設定欄124でm×n倍(m、nは1以上の整数)の倍率のm,nの値を選択できるようにすればよい。m,nの指定により、用紙サイズ指定欄102で指定された出力用紙を横にm枚、縦にn枚並べる配列パターンを指定できる。なお、分割印刷でない、通常の単票印刷は、m=n=1の配列パターンに該当する。
この倍率設定欄124で倍率設定値(m,n)を変更すると、それに応じてプレビュー欄122の配列パターン模式図が変化する。
印刷範囲設定欄126は、プレビュー欄122に示される各出力用紙のうち、どれに対して印刷を行うかを指定するための欄である。これは、例えば過去に行った分割印刷にて印刷が失敗した出力用紙のみを再印刷する場合などに利用できる。すなわち、例えば図4の例で、プレビュー欄122の3枚の出力用紙のうち、真ん中の出力用紙の印刷が失敗した場合は、印刷範囲設定欄126で「印刷部分指定」のラジオボタンを選択し、その下の入力欄に、今回印刷したい出力用紙に対応する印刷部分番号「2」(印刷部分番号は、プレビュー欄122の模式図に示される)を数字で入力すればよい。
分割印刷の各出力用紙に対し、画像部分と「のりしろ」部分との境界線を例えば破線等で印刷する場合は、ユーザはチェックボックス128をクリックしてチェックマークを入力すればよい。
図3及び図4に示すようなユーザインタフェース画面を介して出力用紙のサイズとその配列パターンがユーザから指定された場合、プリンタドライバ20は、その指定内容が示す印刷物のサイズ(縦長さ×横長さ)を計算する(S12)。このサイズ計算では、基本的には、出力用紙の縦長さを配列パターンの縦枚数(縦倍率)に乗算することで印刷物の縦の長さを求め、出力用紙の横長さを配列パターンの横枚数に乗算することで印刷物の横の長さを求める。出力用紙に「のりしろ」その他の目的のためのマージンを設ける場合は、その乗算結果からマージン幅の合計を引いた長さを印刷物の縦又は横の長さとする。
出力用紙設定画面100にて「OK」ボタン108や「適用」ボタン109がクリックされると、プリンタドライバ20は、現在の出力用紙サイズと配列パターンの設定から求めた印刷物のサイズに関する情報をアプリケーション10に通知する(S14)。通知する「印刷物のサイズに関する情報」は、典型的には、S12で計算した印刷物のサイズ(すなわち縦長さと横長さのペア)の数値である。また、出力用紙サイズと配列パターンの組合せの推奨設定値(例えば使用頻度が高いと考えられる組合せ。推奨設定値は複数存在し得る)に対して、プリンタドライバ20とアプリケーション10との間で一意なコードを付与しておき、プリンタドライバ20で推奨設定値が選択された場合には、具体的なサイズの数値の代わりに、その推奨設定値に対応するコードを、「印刷物のサイズに関する情報」として、アプリケーション10に通知する構成とすることも可能である。この印刷物の縦及び横の長さ情報(又は推奨設定値に対応するコード)に加え、出力用紙1枚のサイズと向き、及び配列パターン、のりしろの幅や境界線の有無などの、分割印刷に関する設定情報をアプリケーション10に送るようにすることもできる。個々に示した分割印刷に関する設定情報はあくまで一例であるとともに、それら全てを通知してもよいし、一部を通知してもよい。
アプリケーション10は、プリンタドライバ20から印刷物のサイズに関する情報を受け取ると、その情報に基づいて、当該アプリケーション10で編集する文書のページサイズを設定する(S16)。
ここでは、プリンタドライバ20から印刷物の具体的な縦及び横の長さの数値が通知された場合は、アプリケーション10は、その縦及び横の長さをページの縦及び横の長さとして設定する。これは、ユーザ定義のページサイズ(ユーザが縦及び横の長さを数値指定したもの)をプリンタドライバ20からアプリケーション10に通知して、アプリケーション10のページサイズに設定する仕組みと同様の仕組みで実現できる。
また、アプリケーション10は、推奨設定値のコードとこれに対応する縦横長さの対応表を有しており、推奨設定値のコードが通知された場合は、そのコード値に対応する縦横の長さを対応表から求め、ページサイズとして設定する。ここで、アプリケーション10が、このように設定されたページサイズの他に、その分割印刷に関する設定情報を記憶する構成とすることもできる(ただし必須ではない)。分割印刷に関する設定情報としては、分割印刷か通常印刷(ページ画像を用紙1ページに印刷)かを示すコード、そして分割印刷の場合は、出力用紙1枚のサイズ(及び向き)及びその配列パターン及び必要に応じてのりしろの幅や境界線の有無などの情報などを挙げることができる。プリンタドライバ20からS14で通知されたのが出力用紙サイズ及び配列パターンの組合せの推奨設定値のコードだった場合は、アプリケーション10は「分割印刷に関する設定情報」として単にそのコードを記憶しておけばよい。一方、S14でコードではなくサイズの数値や出力用紙サイズその他の分割印刷に関する情報がプリンタドライバ20から通知される場合は、アプリケーション10はその情報を記憶すればよい。
このようにアプリケーション10でページサイズが設定されると、アプリケーション10は、ユーザの編集操作に応じ、そのページサイズで文書の編集処理を実行する(S18)。ユーザは、そのページサイズの描画領域内に文字や図形、写真画像などを配置する操作を行って、文書を編集する。なお、S16のページサイズ設定後に、アプリケーション10のページ設定画面を呼び出すと、例えば図5に示すようなページ設定画面140がディスプレイに表示される。このページ設定画面140には、ページのプレビュー画像142と、ページサイズ情報144が表示される。このページサイズ情報144は、プリンタドライバ20から通知された印刷物全体のサイズである。
アプリケーション10を用いた文書編集が完了すると、ユーザはアプリケーション10に対して印刷開始の指示を行う(S20)。このとき、プリンタドライバ20の設定画面を呼び出して、印刷部数等の印刷条件を設定することもできる。ユーザが印刷開始の指示を行うと、ユーザが印刷対象に指定したページの文書データと、ページサイズ設定値(及び分割印刷に関する設定情報をアプリケーション10が記憶している場合は当該設定情報も)とがプリンタドライバ20に通知される。
この通知を受けたプリンタドライバ20では、原稿サイズ判定部24が、印刷指示対象の文書のページサイズ設定値(及び分割印刷に関する設定情報があればこの設定情報も)に基づき、その文書を分割印刷するか否かを判定する(S22)。
ここで、アプリケーション10から分割印刷に関する設定情報(例えば出力用紙サイズや配列パターン、或いは上述の推奨設定値のコード)が通知される場合は、原稿サイズ判定部24は、この情報から分割印刷であるかどうか、及び分割印刷の場合は印刷データの分割の仕方を判定することができる。
なお、A4やB4などの標準的な用紙サイズに対して分割印刷でない通常の印刷を行う場合は、アプリケーション10からプリンタドライバ20にその用紙サイズを示す既定のコードが通知されることで、プリンタドライバ20は、通常印刷を実行すべき旨と用紙サイズを認識できる。
アプリケーション10からプリンタドライバ20に対し、出力用紙を示すコード(分割印刷の推奨設定値のコードも含む)ではなく、ページサイズが通知される場合で、かつ分割印刷に関する設定情報が通知されない場合には、分割印刷の場合と、ユーザがアプリケーション10で自由に定義したページサイズ(ユーザ定義サイズ)の文書を通常印刷する場合とがある。この場合、原稿サイズ判定部24は、図6に示すような判定手順で分割印刷の要否を判定する。この手順は、プリンタドライバ20が、ポスター印刷(分割印刷)として、所定サイズの長尺紙の長辺同士を貼り合わせる方式のみをサポートしている場合の手順である。
図6の手順では、原稿サイズ判定部24は、まずアプリケーション10から通知されたページサイズの縦又は横の長さを、その所定サイズの長尺紙の長辺の長さと比較する(S30)。この比較で、ページサイズの縦及び横のどちらも、長尺紙の長辺の長さと異なる場合、原稿サイズ判定部24は、当該文書データについての印刷指示は、分割印刷でない通常印刷(すなわちユーザ定義サイズのページの印刷)の指示であると判定する(S36)。一方、S30の判定でページサイズの縦又は横の一方が長尺紙の長辺と同じ長さであった場合は、原稿サイズ判定部24は、更に、他辺(すなわちページサイズの縦辺又は横辺のうちの長尺紙長辺と同長ではない方の辺)の長さが、長尺紙の短辺の長さで割り切れるか(すなわち短辺の長さの整数倍か)否かを判定する(S32)。S32で「割り切れない」と判定した場合、原稿サイズ判定部24は、当該文書データについての印刷指示は、分割印刷でない通常印刷の指示であると判定する(S36)。なお、「のりしろ」が設定される場合を考慮するならば、S32では、ユーザが選択可能な全てののりしろ幅で長尺紙を貼り合わせたときの印刷物の長さ(長尺紙の短辺方向)を、貼り合わせる長尺紙の枚数を1枚ずつ増やしながら計算し、その印刷物の長さと、長尺紙長辺と同長ではない方の辺の長さとを比較すればよい。両者が一致する場合がなければ、通常印刷指示と判断できる(S36)。S32で、ページサイズの上記他辺の長さが、長尺紙の短辺の長さで割り切れる(又は長尺紙を貼り合わせた結果物の、長尺紙短辺方向についての長さに等しい)と判定した場合は、原稿サイズ判定部24は、アプリケーション10からの印刷指示は分割印刷の指示であると判定し、そのときの割り算結果の整数値(又は長さが一致した時の長尺紙の枚数)を印刷データの分割数と判断する(S34)。
以上は、所定の長尺紙の長辺同士を貼り合わせて大型印刷物を形成するという分割印刷だけがサポートされる場合の例であったため、上述のごとく、長尺紙の短辺の延長方向についてのみ、S32で長尺紙の貼り合わせ枚数を考慮した判定を行った。これに対し、プリンタドライバ20でもっと多様な分割印刷をサポートする場合も考えられる。このような場合、出力用紙サイズが複数の種類になることと、出力用紙の貼り合わせが縦及び横の両方向に行われる可能性があることを考慮する必要がある。すなわち、多様な分割印刷をサポートする場合は、図6のようにページサイズ情報のみから分割印刷か否かを判定する処理手順では、例えば、出力用紙のサイズ(プリンタドライバ20に登録されている用紙サイズ)と配列パターン(縦及び横の配列枚数)と組合せを順に変えていき、各組合せを選んだ時の印刷物のサイズの中に、アプリケーション10から通知されたページサイズに一致するものがあれば、当該ページは分割印刷対象であると判定する。
再び図2を参照すると、上記のようにして原稿サイズ判定部24での判定処理が完了すると、原稿サイズ判定部24はその判定結果に従って印刷データ分割処理部26に対して通常印刷又は分割印刷の指示を行う。この指示を受けた印刷データ分割処理部26は、通常印刷の場合は、アプリケーション10からの文書データのページに含まれるオブジェクト(文字や図形、写真画像など)をページ記述言語で記述することでそのページの印刷データを作成し(S24)、印刷装置30に送信して印刷させる(S26)。一方、分割印刷の場合は、印刷データ分割処理部26は、アプリケーション10からの文書データのページを上述の分割数で分割し、この結果できる各分割部分ごとに、当該部分に含まれるオブジェクト(文字や図形、写真画像など)をページ記述言語で記述して印刷データを作成し(S24)、順に印刷装置30に送信して印刷させる(S26)。これによりページの各分割部分の印刷データが、それぞれ1枚の出力用紙に印刷される。なお、のりしろがある場合は、のりしろ幅を考慮して分割を行う。
分割印刷を行う場合のS24での印刷データ分割処理部26の処理内容を、図7を参照して説明する。これはページを長尺紙サイズの3つの部分に分割する場合の例を示している。この場合、印刷データ分割処理部26は、長尺紙の1枚目310,2枚目312、及び3枚目314の順に、対応する分割部分の印刷データ(ページ記述言語データ)を作成していく。ここで、分割しない場合の印刷データ(あるいはその元になる文書データ)は描画原点302を基準としており、1枚目310に対する印刷データはこの描画原点302を基準としたものでよい。これに対し、2枚目312及び3枚目314については、印刷データにおける描画原点位置をずらす必要がある。3枚目314を代表に説明すると、印刷データは、元データの描画原点302から縦方向にYオフセットの長さ分だけずれた位置を描画原点として作成すればよい。Yオフセットは、1枚目310及び2枚目312の縦方向(短辺方向)の長さの和であり、のりしろがある場合はのりしろ幅分を差し引いたものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態を説明した。以上説明した最良の形態では、プリンタドライバ20に対してユーザが出力用紙のサイズと出力用紙の配列パターンを設定すると、プリンタドライバ20とアプリケーション10との通信により、その設定に対応する印刷物のサイズが、アプリケーション10における編集対象のページのサイズとして設定される。したがって、この仕組みを用いてアプリケーション10で編集される文書は、その出力用紙をその配列パターンで並べた時の印刷物のサイズと同じページサイズになるので、出力用紙に無駄な余白ができることはない。ポスター等を作成するという目的では、ユーザがポスター等のおおよそのサイズを想定している場合が多いので、その想定に適合するようにプリンタドライバ20で出力用紙のサイズ及び配列パターンを設定すれば、アプリケーション10により無駄な余白のないポスター画像を作成することができる。
なお、仮に同様のことを従来技術で実現しようとすれば、作成したいポスター等の大型印刷物のサイズをアプリケーションのページサイズとして設定(ユーザ定義)すると共に、印刷を行うときなどに、プリンタドライバにて別途出力用紙のサイズと配列パターンを設定しなければならない。このような作業は、いわば二度手間であり、しかもユーザ定義したアプリケーションのページサイズと、プリンタドライバに設定した用紙サイズ及び配列パターンから決まる印刷物のサイズとが一致する保証はない。これに対し、本発明の最良の形態では、ユーザのページサイズの設定作業が一度で済み、しかも設定したページサイズの文書は原理上、無駄な余白なく分割印刷することができる。
なお以上に説明した最良の形態はあくまで一例に過ぎず、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形や改良が可能である。
例えば、印刷装置30が長尺紙に対して縁なし印刷ができない場合、S12(図2参照)での印刷物サイズの計算では、印刷に必要な縁部のマージン(空白区間)幅を考慮した計算を行う。この計算を、図8を参照して説明する。図8の例は、長尺紙の短辺長さがH、長辺長さがW、印刷装置30のマージン幅がKであり、長尺紙を3枚貼り合わせて印刷物を作成する場合の例である。この場合、3枚の長尺紙310〜314を貼り合わせることで、長尺紙の1枚目310はマージン幅K1つ分、2枚目312はマージン幅K2つ分、3枚目314はマージン幅K1つ分だけ、それぞれ短辺方向の長さが短くなる。したがって、それら3枚から作られる印刷物サイズ320の縦方向の長さは(3H−4K)となる。以上は、3枚の長尺紙を貼り合わせる場合であったが、N枚の長尺紙を貼り合わせる場合に一般化すると、印刷物サイズ320の縦方向(長尺紙の短辺方向)の長さは、
H×N+2×(N−1)×K
となる。
また、上記実施形態では、プリンタドライバ20での設定から決まる印刷物のサイズそのものをアプリケーション10のページサイズとして設定したが、これではページサイズが大きくなりすぎ、編集操作のために画面スクロールが頻繁に必要となってユーザの負担が増加したり、文書の画像サイズが大きくなってアプリケーション10やオペレーティングシステムに負荷がかかり過ぎたりする場合も考えられる。このような不具合を改善する方式としては、アプリケーション10に設定するページサイズとして、出力用紙サイズ及び配列パターンから決まる印刷物のサイズの縮小サイズを設定する方式を挙げることができる。縮小サイズは、印刷物のサイズを縦横同比率で縮小したサイズである。この方式では、アプリケーション10のページサイズとして好適な範囲をあらかじめ定めておき、印刷物のサイズがこの好適な範囲に収まる比率(縮小率)で、印刷物のサイズを縮小することで、縮小サイズを計算すればよい。例えば、長尺物の印刷物を作成する場合があることを想定すると、ページサイズとして好適な範囲は、印刷物の短辺の長さの範囲として定めておけばよい。
縮小サイズの計算は、プリンタドライバ20で行う構成としてもよいし、アプリケーション10で行う構成としてもよい。前者の場合は、プリンタドライバ20は、サイズとして縮小サイズを示す情報をアプリケーション10に通知し、アプリケーション10はその通知された縮小サイズをページサイズに設定する。このとき、縮小の比率を、分割印刷に関する情報の1つとしてプリンタドライバ20からアプリケーション10に通知し、アプリケーション10がこれを設定情報の一つとして記憶する構成も好適である。一方、後者の場合は、プリンタドライバ20から印刷物のサイズそのもの、又はそのサイズを示すコード(推奨設定値)をアプリケーション10に通知し、アプリケーション10がその通知情報から求められる印刷物のサイズを縮小してページサイズを求める。ここで、出力用紙サイズ及び配列パターンの組合せの推奨設定値に対しては、アプリケーション10での適切なページサイズ(縮小サイズ)はあらかじめ定めておくことができるので、推奨設定値のコードと縮小サイズとの対応表をアプリケーション10に持たせ、この対応表からページサイズを求める構成とすることもできる。
このようにアプリケーション10のページサイズとして、印刷物サイズの縮小サイズを設定した場合は、アプリケーション10で作成された文書を印刷を実行する際に、プリンタドライバ20又はアプリケーション10でその文書の画像サイズを印刷物のサイズまで拡大する。
プリンタドライバ20で拡大する構成の場合は、アプリケーション10からプリンタドライバ20へ縮小比率の情報を通知することが好適である。ただし、長尺紙を用いて垂れ幕や横断幕を作成するような用途では、縮小比率が不明でも、プリンタドライバ20は、アプリケーション10から渡された文書の画像サイズを、該画像サイズの短辺が長尺紙の長辺と同じ長さになるように縦横同倍率で拡大し、そのときの文書画像サイズの長辺が長尺紙の短辺の整数倍の長さ(のりしろの存在の可能性がある場合はのりしろ分を減算した長さ)になれば、当該文書が分割印刷対象であることが分かり、且つその時の拡大倍率で文書を拡大すればよいことが分かる。
アプリケーション10で拡大する場合は、プリンタドライバ20から通知された縮小率に対応した拡大率で、文書を拡大すればよい。
また、以上の例では、大型印刷物作成のための出力用紙のサイズ及び配列パターンをプリンタドライバ20に対して設定し、この設定に応じた印刷物サイズをアプリケーション10に設定したが、この代わりに、出力用紙のサイズ及び配列パターンをアプリケーション10のユーザ設定項目として設定できるようにし、設定された情報をアプリケーション10からプリンタドライバ20に自動的に設定するようなシステム構成も可能である。
本発明に係る文書印刷システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る文書印刷システムでの印刷処理の流れを示す図である。 プリンタドライバが提供する出力用紙設定画面の一例を示す図である。 用紙配列設定のための詳細画面の一例を示す図である。 アプリケーションのページ設定画面の一例を示す図である。 原稿サイズ判定部の処理手順を示す図である。 印刷データ分割処理部による印刷データ分割処理を説明するための図である。 縁なし印刷ができない印刷装置における印刷物サイズ計算を説明するための図である。
符号の説明
10 アプリケーション、20 プリンタドライバ、22 出力用紙設定部、24 原稿サイズ判定部、26 印刷データ分割処理部、30 印刷装置。

Claims (7)

  1. アプリケーションプログラムが作成した文書の文書データに基づき、印刷装置を制御して前記文書を印刷させる印刷制御装置であって、
    用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための前記用紙の配列パターンと、についての指定を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンの組合せに対応する前記大型印刷物のサイズを示す情報を、前記アプリケーションプログラムに通知する通知手段と、
    前記アプリケーションプログラムから受け取った文書データが、大型印刷物の形成のための分割印刷の対象に該当する場合、その文書データが示す画像を複数に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる分割印刷制御手段と、
    を備える印刷制御装置。
  2. 請求項1記載の印刷制御装置であって、
    前記通知手段は、前記大型印刷物のサイズを示す情報として、該大型印刷物のサイズそのものを通知することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項1記載の印刷制御装置であって、
    前記通知手段は、前記大型印刷物のサイズを示す情報として、該大型印刷物のサイズと同じ縦横比で、かつ該サイズよりも小さい縮小サイズを通知し、
    前記分割印刷制御手段は、分割印刷対象の文書データから生成した画像を前記大型印刷物のサイズまで拡大した上で複数に分割する、
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  4. 請求項2又は3記載の印刷制御装置であって、
    前記分割印刷制御手段は、前記アプリケーションプログラムから入力された前記文書データの画像サイズと、前記印刷装置にセットされている用紙を複数枚配列してできる用紙配列のサイズと、の比較に基づき、前記入力された文書データが分割印刷対象のものか否かを判定することを特徴とする印刷制御装置。
  5. 用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための用紙の配列パターンと、についての指定を受け付けるユーザインタフェース手段と、
    指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンに基づき、前記大型印刷物のサイズを求める画像サイズ導出手段と、
    求められた前記大型印刷物のサイズを編集対象の文書のページサイズとして設定し、そのページサイズの文書を編集する編集手段と、
    前記編集手段で編集された文書の画像を前記用紙のサイズ単位に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる分割印刷制御手段と、
    を備える文書処理装置。
  6. アプリケーションプログラムが作成した文書の文書データに基づき、印刷装置を制御して前記文書を印刷させる印刷制御装置における、大型印刷物作成のための分割印刷制御方法であって、
    用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための前記用紙の配列パターンと、についての指定を受け付け、
    指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンのくみあわせに対応する前記大型印刷物のサイズを示す情報を前記アプリケーションプログラムに通知し、
    前記アプリケーションプログラムから受け取った文書データが、大型印刷物の形成のための分割印刷の対象に該当する場合、その文書データが示す画像を複数に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる、
    分割印刷制御方法。
  7. コンピュータシステムを、
    用紙のサイズと、大型印刷物を形成するための前記用紙の配列パターンと、についての指定を受け付けるユーザインタフェース手段、
    指定された前記用紙のサイズ及び配列パターンの組合せに対応する前記大型印刷物のサイズを示す情報を、前記アプリケーションプログラムに通知する通知手段、
    前記アプリケーションプログラムから受け取った文書データが、大型印刷物の形成のための分割印刷の対象に該当する場合、その文書データが示す画像を複数に分割し、分割された画像部分毎に印刷装置に印刷させる分割印刷制御手段、
    として動作させるためのプリンタドライバプログラム。
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