JP6543521B2 - 自動車用ドアのシール材の取付構造 - Google Patents
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Description
自動車用ドアから突出するドアフランジに長尺状のシール材を取り付ける自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記ドアフランジは、車室外側へ延びる基部と、該基部の先端から上下方向に延びる先端板部とを有し、
上記シール材は、弾性材からなる部分と、該弾性材よりも硬い芯材とを有しており、
上記シール材には、上記ドアフランジが挿入される挿入溝が該シール材の長手方向に延びるように形成され、該挿入溝は、上記シール材の長手方向の端部に開口しており、該挿入溝は、上記ドアフランジの上記基部が挿入される基部挿入部と、上記先端板部が挿入される先端板部挿入部とで構成され、
上記シール材の上記挿入溝の端部の開口から上記ドアフランジが該挿入溝に挿入されて上記シール材が上記ドアフランジに取り付けられていることを特徴とする。
自動車用ドアから突出するドアフランジに長尺状のシール材を取り付ける自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材は、弾性材からなる部分と、該弾性材よりも硬い芯材とを有しており、該芯材には、軟質樹脂材からなる部分と、硬質樹脂材からなる部分とが該芯材の長手方向に交互に設けられ、
上記シール材には、上記ドアフランジが挿入される挿入溝が該シール材の長手方向に延びるように形成され、該挿入溝は、上記シール材の長手方向の端部に開口しており、
上記シール材の上記挿入溝の端部の開口から上記ドアフランジが該挿入溝に挿入されて上記シール材が上記ドアフランジに取り付けられていることを特徴とする。
上記シール材の上記挿入溝の内面と、上記ドアフランジとの少なくとも一方には、上記シール材と上記ドアフランジとの摺動抵抗を低減させるための摺動抵抗低減材が設けられていることを特徴とする。
上記シール材の上記挿入溝の内面と、上記ドアフランジとの間には隙間が形成されていることを特徴とする。
上記シール材には、弾性材からなる凸部が上記挿入溝内で上記ドアフランジに当接するように形成されていることを特徴とする。
上記シール材の上記芯材には、上記シール材の長手方向と交差する方向に延びる複数のスリットが、該シール材の長手方向に互いに間隔をあけて形成されていることを特徴とする。
(ドアの構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る自動車用ドアのシール材30を備えた自動車用フロントドア1を車室外側から見た側面図であり、また、図2は、本発明の実施形態1に係る自動車用ドアのシール材50を備えた自動車用リヤドア2を車室外側から見た側面図である。フロントドア1及びリヤドア2は、自動車(図示せず)の側部に配設されるものであり、フロントドア1は、自動車の側部において前側に形成された開口部(図示せず)を開閉し、また、リヤドア2は、自動車の側部において後側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。
シール材30は、上側ドアフランジ11dを車室外側から覆い隠す、いわゆるヒドンタイプである。シール材30は、上側ドアフランジ11dの上面及び下面を覆い隠すように形成されたものであり、ウインドフレーム11の周縁部と車体の開口部の周縁部との間をシールするとともに、ウインドフレーム11の周縁部とウインドガラス13の周縁部との間もシールする。シール材30は、例えばEPDM(エチレンプロピレンゴム)やTPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等のように、弾性を有し、かつ、止水性も有する弾性材からなる部分と、弾性材とは異なる材料からなる芯材45とを有している。
次に、シール材30の取付方法について説明する。シール材30をウインドフレーム11に取り付ける際には、図5に示すように、ウインドフレーム11の上側ドアフランジ11dを、シール材30のドアフランジ挿入溝38の端部の開口から該ドアフランジ挿入溝38に挿入する。この図5では、ドアフランジ挿入溝38の前端部の開口に、上側ドアフランジ11dの後端部を挿入するようにしている。この場合、ドアフランジ挿入溝38の後端部は閉塞しているのが好ましい。
以上説明したように、この実施形態に係る自動車用ドアのシール材30の取付構造によれば、ウインドフレーム11の長手方向に延びるように上側ドアフランジ11dを形成し、シール材30にドアフランジ挿入溝38を形成し、該ドアフランジ挿入溝38がシール材30の長手方向の一端部に開口している。そして、シール材30のドアフランジ挿入溝38の開口から上側ドアフランジ11dをドアフランジ挿入溝38に挿入して取り付けるようにしたので、上側ドアフランジ11dをガイドにしてシール材30をウインドフレーム11に容易に取り付けることができる。
図11は、本発明の実施形態2に係るものである。この実施形態2は、実施形態1のものに対し、ウインドフレーム11の下側ドアフランジ11eの形状と、シール材30の下部に設けられている突出部44cの構造が異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分について詳細に説明する。
11 ウインドフレーム
11d 上側ドアフランジ
11e 下側ドアフランジ
11f 基部
11g 先端板部
30 シール材
38 ドアフランジ挿入溝
44d 挿入溝
45 芯材
45e 第1スリット
45f 第2スリット
47 凸部
48、49 摺動抵抗低減材
Claims (6)
- 自動車用ドアから突出するドアフランジに長尺状のシール材を取り付ける自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記ドアフランジは、車室外側へ延びる基部と、該基部の先端から上下方向に延びる先端板部とを有し、
上記シール材は、弾性材からなる部分と、該弾性材よりも硬い芯材とを有しており、
上記シール材には、上記ドアフランジが挿入される挿入溝が該シール材の長手方向に延びるように形成され、該挿入溝は、上記シール材の長手方向の端部に開口しており、該挿入溝は、上記ドアフランジの上記基部が挿入される基部挿入部と、上記先端板部が挿入される先端板部挿入部とで構成され、
上記シール材の上記挿入溝の端部の開口から上記ドアフランジが該挿入溝に挿入されて上記シール材が上記ドアフランジに取り付けられていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。 - 自動車用ドアから突出するドアフランジに長尺状のシール材を取り付ける自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材は、弾性材からなる部分と、該弾性材よりも硬い芯材とを有しており、該芯材には、軟質樹脂材からなる部分と、硬質樹脂材からなる部分とが該芯材の長手方向に交互に設けられ、
上記シール材には、上記ドアフランジが挿入される挿入溝が該シール材の長手方向に延びるように形成され、該挿入溝は、上記シール材の長手方向の端部に開口しており、
上記シール材の上記挿入溝の端部の開口から上記ドアフランジが該挿入溝に挿入されて上記シール材が上記ドアフランジに取り付けられていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。 - 請求項1または2に記載の自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材の上記挿入溝の内面と、上記ドアフランジとの少なくとも一方には、上記シール材と上記ドアフランジとの摺動抵抗を低減させるための摺動抵抗低減材が設けられていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材の上記挿入溝の内面と、上記ドアフランジとの間には隙間が形成されていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材には、弾性材からなる凸部が上記挿入溝内で上記ドアフランジに当接するように形成されていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。 - 請求項1に記載の自動車用ドアのシール材の取付構造において、
上記シール材の上記芯材には、上記シール材の長手方向と交差する方向に延びる複数のスリットが、該シール材の長手方向に互いに間隔をあけて形成されていることを特徴とする自動車用ドアのシール材の取付構造。
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