JP2019077440A - 自動車ドア用グラスラン及びその組立方法 - Google Patents
自動車ドア用グラスラン及びその組立方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019077440A JP2019077440A JP2018197136A JP2018197136A JP2019077440A JP 2019077440 A JP2019077440 A JP 2019077440A JP 2018197136 A JP2018197136 A JP 2018197136A JP 2018197136 A JP2018197136 A JP 2018197136A JP 2019077440 A JP2019077440 A JP 2019077440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass run
- molding
- main body
- vehicle
- automobile door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
Description
図1は、本発明の実施形態1に係る左側フロントドア用グラスラン(自動車ドア用グラスラン)10を備えた左側フロントドア(自動車ドア)1を車室外側(左側)から見た側面図である。この左側フロントドア1は、自動車(図示せず)の左側において前側に配設され、自動車の左側において前側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。右側フロントドアは図示しないが左側フロントドアと対称に設けられている。また、図示しないが、左右のリヤドアにも本発明に係る自動車ドア用グラスランを設けることができる。
図1に示すように、左側フロントドア1は、該左側フロントドア1の略下半部を構成するドア本体2と、略上半部を構成するウインドフレーム3とを有している。ドア本体2の前端部は、図示しないが、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジを介して車体のピラーに取り付けられている。ドア本体2は、鋼板等からなるインナパネル(図示せず)とアウタパネル2aとで構成されており、内部には、昇降動作するウインドガラス4や、ウインドガラス4を昇降動作させるための昇降装置(図示せず)等が収容可能になっている。
左側フロントドア用グラスラン10は、ウインドフレーム3の少なくとも車室外側を覆い隠す、いわゆるヒドンタイプであり、詳細は後述するが、ウインドフレーム3のフレーム上辺部3aに対して車室外側から組み付けられ、ウインドフレーム3とウインドガラス4との間をシールするためのシール材として機能する。左側フロントドア用グラスラン10は、ウインドフレーム3の車室外側部分であるグラスラン取付板部8も覆うように形成されている。
この実施形態では、モール30をグラスラン本体20に対して一方の端部から、長手方向にスライドさせて組み付けるようにしており、この組付の際に、組付作業を作業者が手作業で行えるようにするために、モール30の摺動抵抗を低減することが可能な構成を備えている。
次に、上記のように構成された左側フロントドア用グラスラン10を組み立てる方法について説明する。グラスラン本体20は、ウインドフレーム3に取り付けられる前において、フレーム上辺部3aに沿って延びる部分(グラスラン上辺部11)が直線状に形成されている。一方、モール30は、ウインドフレーム3のフレーム上辺部3aに沿うようにあらかじめ湾曲形成されている。
左側フロントドア1に左側フロントドア用グラスラン10を取り付ける際には、ウインドフレーム3のグラスラン取付板部8に対して左側フロントドア用グラスラン10を取り付けると同時に、上板部21の下側係合突起21aと、下板部22の上側係合突起22aが、それぞれ、グラスラン取付板部分8の上面側と下面側に接触する。このようにして左側フロントドア用グラスラン10が取り付けられた状態では、上板部21、下板部22及び車室外側板部23の曲げ弾性率が2000MPa以上5000MPa以下とされているので、グラスラン取付板部8に対するグラスラン本体20の固定強度が高まる。
図5及び図6は、本発明の実施形態2に係るものであり、この実施形態2では、モール30の組付構造が実施形態1のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施形態1とは異なる部分について詳細に説明する。
図7は、本発明の実施形態3に係るものであり、この実施形態3では、モール30の組付構造が実施形態1のものとは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、実施形態1とは異なる部分について詳細に説明する。
3 ウインドフレーム
4 ウインドガラス
7 ウインド開口
10 グラスラン
14 挿入溝
20 グラスラン本体
21 上板部
22 下板部
23 車室外側板部
23a 上側本体側嵌合部
23b 下側本体側嵌合部
23d 突起
30 モール
31 上部モール側嵌合部
32 下部モール側嵌合部
40 上側接触部
40a 上側被膜
41 下側接触部
41a 下側被膜
Claims (10)
- 自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレームに車室外側から組み付けられ、該ウインドフレームとウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、
上記自動車ドア用グラスランは、上記ウインドフレームの上部から車室外側へ延びるグラスラン取付板部に対して取り付けられる挿入溝を有するグラスラン本体と、該グラスラン本体の車室外側に組み付けられ、車両前後方向に延びるモールとを備え、
上記モールの上部及び下部には、上記グラスラン本体の車室外側に嵌合する上部及び下部モール側嵌合部が車両前後方向に延びるように形成され、
上記グラスラン本体の車室外側には、上記上部及び下部モール側嵌合部が嵌合する本体側嵌合部が車両前後方向に延びるように形成されるとともに、上記モールにおける車室外面の上部モール側嵌合部に接触する弾性材からなる上側接触部が形成され、
上記上側接触部における上記モールに接触する部分は被膜を有しており、該被膜は、上記モールに対する動摩擦係数が該上側接触部における該被膜によって覆われた部分を構成する弾性材よりも低く設定されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記グラスラン本体の車室外側の上部には、自動車の車体に接触することによって車室外側の斜め下方に向けて撓む上側シールリップが上方へ突出するように設けられ、
上記上側シールリップの基端部における車室外側に上記上側接触部が車室外側へ突出するように設けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1または2に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記グラスラン本体の車室外側には、上記上側接触部から下方に離れた部分に、上記モールにおける車室外面の下部モール側嵌合部に接触する弾性材からなる下側接触部が形成され、
上記下側接触部における上記モールに接触する部分は被膜を有しており、該被膜は、上記モールに対する動摩擦係数が該下側接触部における該被膜によって覆われた部分を構成する弾性材よりも低く設定されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記被膜の厚さは、0.005mm以上0.5mm以下に設定されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記グラスラン本体は、上記グラスラン取付板部の上面に沿って延びる上板部と、上記グラスラン取付板部の下面に沿って延びる下板部と、上記上板部の車室外側の端部から上記下板部の車室外側の端部まで延びる車室外側板部とを有し、上記上板部と上記下板部との間に上記挿入溝が形成され、
上記上板部、上記下板部及び上記車室外側板部は、曲げ弾性率が2000MPa以上5000MPa以下の材料で構成されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項5に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記車室外側板部に上記本体側嵌合部が一体成形されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1から6のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記被膜の上記モールに対する動摩擦係数は、0.5以下に設定されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 請求項1から7のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
上記グラスラン本体の車室外側には、上記モールの車室内面に接触する突起が車室外側に向けて突設されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。 - 自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレームに車室外側から組み付けられ、該ウインドフレームとウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランの組立方法において、
上記ウインドフレームの上部から車室外側へ延びるグラスラン取付板部に対して取り付けられる挿入溝を有するグラスラン本体と、該グラスラン本体の車室外側に組み付けられ、車両前後方向に延びるモールとを用意し、
上記モールの上部及び下部には、上記グラスラン本体の車室外側に嵌合する上部及び下部モール側嵌合部が車両前後方向に延びるように形成しておき、
上記グラスラン本体の車室外側には、上記上部及び下部モール側嵌合部が嵌合する本体側嵌合部を車両前後方向に延びるように形成するとともに、上記モールにおける車室外面の上部モール側嵌合部に接触する弾性材からなる上側接触部を形成するとともに、該上側接触部における上記モールに接触する部分が被膜を有するように構成しておき、
上記被膜の上記モールに対する動摩擦係数を、該上側接触部における該被膜によって覆われた部分を構成する弾性材よりも低くしておき、
上記モールの上部及び下部モール側嵌合部を、その長手方向一端部から、上記グラスラン本体の本体側嵌合部の長手方向一端部に嵌合させた後、上記モールを上記グラスラン本体に対して長手方向にスライドさせて上記グラスラン本体に対して組み付けるスライド組付工程を備えていることを特徴とする自動車ドア用グラスランの組立方法。 - 請求項9に記載の自動車ドア用グラスランの組立方法において、
上記モールは、上記ウインドフレームの上部の形状に沿うようにあらかじめ湾曲させておき、上記グラスラン本体は、直線形状としておき、
その後、上記スライド組付工程を行うことを特徴とする自動車ドア用グラスランの組立方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16/167,694 US10766433B2 (en) | 2017-10-25 | 2018-10-23 | Vehicle door glass run and method for assembling the same |
CN201811247840.2A CN109702684A (zh) | 2017-10-25 | 2018-10-24 | 汽车车门用玻璃导槽及其组装方法 |
CN201821730388.0U CN209304475U (zh) | 2017-10-25 | 2018-10-24 | 汽车车门用玻璃导槽 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206105 | 2017-10-25 | ||
JP2017206105 | 2017-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019077440A true JP2019077440A (ja) | 2019-05-23 |
JP7215869B2 JP7215869B2 (ja) | 2023-01-31 |
Family
ID=66627248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018197136A Active JP7215869B2 (ja) | 2017-10-25 | 2018-10-19 | 自動車ドア用グラスラン及びその組立方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7215869B2 (ja) |
CN (1) | CN209304475U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10766433B2 (en) * | 2017-10-25 | 2020-09-08 | Nishikawa Rubber Co., Ltd. | Vehicle door glass run and method for assembling the same |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334830A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Nishikawa Rubber Co Ltd | グラスランチャンネル |
FR2897563A1 (fr) * | 2006-02-22 | 2007-08-24 | Hutchinson Sa | Module d'etancheite comprenant un profile d'etancheite et un enjoliveur, et procede d'assemblage dudit enjoliveur et dudit profile |
DE102013108304A1 (de) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Fahrzeugtür |
DE102014202802A1 (de) * | 2014-02-17 | 2015-08-20 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Dichtungsprofil mit einer Zierleiste, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
JP2016172478A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 豊田合成株式会社 | ガラスラン |
US20170036619A1 (en) * | 2014-04-17 | 2017-02-09 | Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. | Vehicle body seal with trim strip |
-
2018
- 2018-10-19 JP JP2018197136A patent/JP7215869B2/ja active Active
- 2018-10-24 CN CN201821730388.0U patent/CN209304475U/zh active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334830A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Nishikawa Rubber Co Ltd | グラスランチャンネル |
FR2897563A1 (fr) * | 2006-02-22 | 2007-08-24 | Hutchinson Sa | Module d'etancheite comprenant un profile d'etancheite et un enjoliveur, et procede d'assemblage dudit enjoliveur et dudit profile |
DE102013108304A1 (de) * | 2013-08-01 | 2015-02-05 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Fahrzeugtür |
DE102014202802A1 (de) * | 2014-02-17 | 2015-08-20 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Dichtungsprofil mit einer Zierleiste, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
US20170036619A1 (en) * | 2014-04-17 | 2017-02-09 | Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. | Vehicle body seal with trim strip |
JP2016172478A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 豊田合成株式会社 | ガラスラン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN209304475U (zh) | 2019-08-27 |
JP7215869B2 (ja) | 2023-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7018758B2 (ja) | 自動車ドア用シール構造 | |
JP7053251B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6585952B2 (ja) | 自動車ドア用モールの取付構造 | |
JP7137409B2 (ja) | 自動車ドア用シール構造 | |
JP6910182B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
US10766433B2 (en) | Vehicle door glass run and method for assembling the same | |
JP6715016B2 (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
US10611223B2 (en) | Glass run for automobile door | |
JP2017213973A (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2017013600A (ja) | 自動車用ドアのシール材 | |
JP6760741B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2018203058A (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2019077440A (ja) | 自動車ドア用グラスラン及びその組立方法 | |
US11872872B2 (en) | Automotive door sealing member | |
JP2017210048A (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP4853352B2 (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 | |
JP7403399B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP7437224B2 (ja) | 自動車用シール材 | |
JP7321107B2 (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
JP5246485B2 (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP2007314143A (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP2018111388A (ja) | ガーニッシュ固定構造 | |
JP6543521B2 (ja) | 自動車用ドアのシール材の取付構造 | |
JP2020040609A (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
JP2021094996A (ja) | グラスラン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7215869 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |