JP6540944B2 - 植物体の害虫抑制方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態に係る植物体の害虫防除方法について説明する。図1は、前記植物体の害虫防除方法を採用した温室10の概略斜視図である。図1においては、左側にて栽培土壌11にメロンの種を播いて苗状態にあるメロン株20Aを高密度で育てている状態を示し、右側にて栽培土壌11に苗状態にあるメロン株20Aを定植して定植後のメロン株20Bをある程度大きな間隔をもって生育させている状態を示している。なお、苗状態にあるメロン株20Aは20〜30cm程度の高さまでの状態をさし、定植後のメロン株20Bは20〜30cmよりも大きく成長した状態をさす。なお、定植後のメロン株20Bは、2m程度の高さまで成長すると、上部がカットされる。
次に、苗状態にあるメロン株20A及び定植後のメロン株20Bに対する害虫(アザミウマ類等の微小害虫)の除去に関し、本発明者が行った第1乃至第10試験について説明する。
アザミウマ類等の微小害虫(ミナミキイロアザミウマ)の赤色光に対する忌避についての第1試験を行った。試験装置としては、塩化ビニール製のパイプで25cm×25cm×1.2mの骨組みを作り、上面及び側面を紫外線が透過する農業用ポリ塩化ビニールシートで覆い、底面に光反射シート31を敷いたものを採用した。そして、図3に示すように、光反射シート31の上面において、その延設方向の中央位置(図示X位置)から両側50cmの位置にシャーレをそれぞれ置くとともに、各シャーレの上面に湿らせたろ紙を敷き、シャーレの大きさに合わせて切断したインゲンの一枚の葉32a,32bを各ろ紙の上にそれぞれ載せて、25℃に保たれた室内にて、光反射シート31の全面に照度1000ルクスの蛍光灯の光(白色光)を照射した。なお、前記蛍光灯の1000ルクスの照度とは、一般的な室内の照明程度の明るさである。この条件下で、インゲンの葉32aの20cm上方の位置から、光源33からの赤色光及び青色光をインゲンの葉32aにそれぞれ照射した。この試験で用いた光源33は、赤色光の場合には「CCS社製ISL−150×150H4RR(LED光源)」であり、青色光の場合には「CCS社製ISL−150×150BB(LED光源)」である。
次に、定植後のメロン株におけるアザミウマ類の害虫の赤色光に対する忌避についての第2試験を行った。この試験においては、温室内でメロン株の苗を定植し、定植後のメロン株に対して、太陽光の照射(日中のみの白色光の照射)に加えて、赤色光、青色光及び白色光を14日間それぞれ照射し続けた。また、赤色光、青色光及び白色光を全く照射しない場合の前記試験も行った。なお、この場合には、赤色光、青色光及び白色光を照射せず、温室内で日中の太陽光のもとで育てた育苗苗を定植苗として用いた。そして、定植から7日後及び14日後のメロン株に寄生するミナミキイロアザミウマの1株当たりの幼虫及び成虫の数を調べた。すなわち、赤色光、青色光及び白色光の24時間の連続照射と、赤色光、青色光及び白色光の無照射との4試験区によるミナミキイロアザミウマの定着の差を調べた。なお、この試験においては、1株のメロン株について2反復で行った。
次に、赤色光の直接照射によるミナミキイロアザミウマの孵化抑制効果についての第3試験を行った。この試験においては、恒温室内において、プラスチックシャーレに、湿らせたろ紙と、約2cm四方に切断したインゲンの葉と、メロン温室で捕獲した10頭のミナミキイロアザミウマの雌成虫とを入れ、赤色光及び青色光をそれぞれ上面から24時間に渡って照射するとともに、赤色光及び青色光を照射しない試験(無照射の試験)も行った。すなわち、この試験では、赤色光24時間照射、青色光24時間照射及び無照射の3試験区に分けた。この場合、赤色光光源としては「CCS社製の商品名ISL−150×150H4RR:660nm(LED光源)」を用いるとともに、青色光光源としては「CCS社製の商品名ISL−150×150BB:470nm(LED光源)」を用い、これらの赤色光光源及び青色光光源をプラスチックシャーレの上方20cmの位置にそれぞれ位置させて、ろ紙及びインゲンの葉の赤色光及び青色光の照射面(インゲンの葉の表面)における赤色光及び青色光の光強度がそれぞれ1×1018photons/m2・secになるように、赤色光及び青色光の強度を設定した。また、全ての試験区において、プラスチックシャーレは、16時間点灯かつ8時間消灯の約1000ルクスの蛍光灯下に置かれた。すなわち、無照射区においても、プラスチックシャーレは16時間点灯かつ8時間消灯の約1000ルクスの蛍光灯下に置かれた。
次に、メロン育苗期間における赤色光の照射によるミナミキイロアザミウマの密度抑制効果及び植物体への影響についての第4試験を行った。この試験においては、メロン(品種:アールス雅春秋系)の種を2日間に渡って水に浸漬し、発根が確認できた種をプラスチックポットに播種し、赤色光光源からの赤色光を播種した種(育苗苗)に育苗期間中照射した。赤色光光源としては、「鍋清株式会社製の商品名DPDL−R−9W:波長620−630nm(LED光源)」を用いた。この試験では、24時間照射、12時間昼間照射、12時間夜間照射及び無照射の4試験区に分けて、赤色光を照射した。この場合、ポットを温室内に配置し、1つの赤色光光源で5ポットを同時に照射した。また、赤色光光源の高さはポットの上面から110cmの高さであり、ポット上面の赤色光の照射面における赤色光の光強度が1×1018photons/m2・secになるように、赤色光の強度を設定した。そして、照射開始から7日後、14日後及び21日後のミナミキイロアザミウマの幼虫数、成虫数及び本葉数を調べた。また、21日後の育苗苗を温室内に定植し、定植から雌花開花までの日数も併せて調べた。なお、本葉数とは、種から発芽した双葉を除く葉の数である。試験は、1区5株とし、6反復で行った。この試験結果を下記表5に示す。なお、下記表5においては、本葉数を省略している。
次に、メロンの定植後における赤色光の照射によるミナミキイロアザミウマの密度抑制効果及び天敵の植物体上の定着への影響についての第5試験を行った。この試験においては、メロン(品種:アールス雅春秋系)を温室内に定植し、メロン株の定植直後(赤色光の照射開始直後)、メロン株の定植から14日後、28日後、42日後及び56日後における、1葉当たりのミナミキイロアザミウマの幼虫数及び成虫数を調べた。また、前記14日後、28日後及び42日後における本葉数を調べるとともに、定植から雌花開花までの日数も合わせて調べた。前記56日後の本葉数を調べない理由は、42日間のメロン株の成長のために、メロン株の上部をカットしたためである。さらに、メロン株の定植から14日後、28日後、42日後及び56日後における、ミナミキイロアザミウマの天敵であるスワルスキーカブリダニの数も調べた。なお、定植前のメロン株の苗は、ミナミキイロアザミウマがほとんど侵入しない閉鎖空間で育てられており、定植直後のミナミキイロアザミウマの幼虫数及び成虫数は極めて少ない。また、スワルスキーカブリダニは、メロン株の定植時に、農業使用登録上の使用量(1アール当たり250mlの容器に入った量のスワルスキーカブリダニの量)に準じて放飼された。
次に、赤色光の照射が、アザミウマ類に属するミカンキイロアザミウマの産卵、孵化及び次世代幼虫数に与える影響についての第6試験を行った。試験装置としては、直径25mm及び高さ25mmのガラス管の両面に、粘着性かつ伸長性を有するポリエチレン・ブタジエン・ラバーフィルム(東京硝子器械株式会社製・商品名ノビックス)を貼り付けたものを用いた。以下、このポリエチレン・ブタジエン・ラバーフィルムを単にラバーフィルムという。
次に、赤色光の照射が、アザミウマ類に属するヒラズハナアザミウマの産卵、孵化及び次世代幼虫数に与える影響についての第7試験を行った。試験装置に関しては、上記第6試験の場合と同様な装置を用いる。
次に、赤色光の照射が、アザミウマ類に属するミカンキイロアザミウマ及びヒラズハナアザミウマ、並びにアザミウマ類に属さないオンシツコナジラミ及びワタアブラムシの移動分散に与える影響についての第8試験を行った。試験装置としては、図4に示すように、縦40cm、横40cm及び高さ40cmを有する立方体状の3つの透明のプラスチック製の容器41,42,43を蛍光灯下に横1列に並べ、赤色光光源44として「CCS社製の商品名ISL−150×150H4RR(LED光源)」を容器41の上方に位置させた。図4において、容器41の左面、上面及び下面は閉止され、容器41の右面は解放され、かつ容器41の前面及び後面には細かな網が設けられている。容器42の上面及び下面は閉止され、容器42の左面及び右面は解放され、かつ容器42の前面及び後面には細かな網が設けられている。容器43の右面、上面及び下面は閉止され、容器43の左面は解放され、かつ容器43の前面及び後面には細かな網が設けられている。これにより、容器41,42,43により、外部からは遮断され、かつ内部に直方体状の連続した空間が形成されている。また、前記内部の空間は前後面から通気される。
次に、光反射シートとの併用による赤色光の照射が、ミナミキイロアザミウマの密度抑制に与える影響についての第9試験を行った。試験装置としては、図7(A)の断面図で示すように、ビニールハウス内に設置され、上方を解放させて方形状に形成されたベンチ51内に土により畝52を形成し、12本のメロン53x(531〜5312)を畝52に沿って等間隔で順に一列に定植した。メロン531〜5312は、5月14日に播種したメロン株を6月4日に定植した。そして、後述する第1及び第3試験区において、白色に光る光反射シート54(デュポン社製の商品名タイベック400WP)を、メロン531〜5312の両側にてベンチ51の全体を覆うように配置した。また、後述する全ての試験区において、定植時にベストガード粒剤を1株当たり2gずつ散布した。
次に、メロン以外の植物であるナス及びキュウリに対する光反射シートとの併用による赤色光の照射が、アザミウマの発生密度抑制に与える影響についての第10試験を行った。試験場所としては、面積41m2(間口4.5m及び奥行9m)かつ高さ2,5mのハウス内に、図9に示すように、幅130cmの3本の畝61を設ける。ハウス開口部は1mm目合いの防虫ネットを転張し、サイドビニルは自動巻上げ装置により25℃以下で閉じるようにした。そして、ナス及びキュウリを、株間55cmの間隔でそれぞれ一条植して、1ハウス当たり39株ずつそれぞれ定植した。ナスは5月13日に定植し、キュウリは8月28日に定植した。
さらに、前記第1乃至第10試験によれば、微小害虫であるアザミウマ類のメロン株上での密度抑制及び産卵抑制を確認した。特に、アザミウマ類に属するミナミキイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ及びネギアザミウマなどについて確認した。そして、前記各種アザミウマと同類であるアザミウマ類に属する他害虫も、前記各種アザミウマと類似した性質を有するので、本発明は、前記アザミウマ類に属する他害虫の植物体への定着及び産卵の抑制にも適用され得る。
Claims (4)
- 太陽光が照射される日中に、赤色光光源からの600〜700nmの波長帯域を有する赤色光であって、対象植物体の照射面における光強度が1×10 18 photons/m 2 ・sec以上である赤色光を対象植物体に照射して、ミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ、ヒラズハナアザミウマ及びネギアザミウマを含むアザミウマ類に属する害虫の前記対象植物体への定着及び産卵を抑制する植物体の害虫抑制方法。
- 前記対象植物体は、メロン、ナス又はキュウリである請求項1に記載した植物体の害虫抑制方法。
- 前記対象植物体は、温室内で育成される請求項1又は2に記載した植物体の害虫抑制方法。
- 前記対象植物体が植えられた場所に光反射シートを敷いたことを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一つに記載した植物体の害虫抑制方法。
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