JP6540759B2 - 電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻表示できる都市を追加可能な電子時計の技術に関する。
近年、電子時計の多機能化が進み、例えば、世界の各都市の時刻を表示することのできるワールドタイム機能を備えた電子時計が知られている。ワールドタイム機能とは、例えば、電子時計が、標準電波が受信できる所定のタイムゾーン(例えば日本)の時刻をホームタイムとして時計内部で計時させておき、ユーザ操作によって世界の各都市が選択されることで、記憶部に記憶されている選択都市の時差情報とホームタイムの計時時刻とから選択都市の時刻を算出し、それを表示出力する機能である。
さらに、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線を介して、電子時計と、スマートフォン等の外部装置とを接続し、外部装置から受信した時刻情報に従って時刻修正をする電子時計が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、外部装置からプリセットされている都市以外の都市(追加都市と称する)を追加する機能を有する電子時計が知られている。
特開2009−118403号公報
ところで、ワールドタイム機能を有している電子時計では、ホームタイムと、ワールドタイムとを入れ替えることができるものがある。このような電子時計において、ホームタイムあるいはワールドタイムが、追加都市が選択されている状態から、プリセットされている都市に変更されると、追加都市が記憶領域に残ってしまい、無駄な記憶容量となる。
また、ホームタイムと、ワールドタイムとの都市の入れ替えは、電子時計の文字盤上に設置されている小さな表示窓をみて行われるため、追加都市が増えると、入れ替えの処理に大きな手間が生じてしまう。
さらに、例えば、追加都市をホームタイムとして設定していたときに、ホームタイムからワールドタイムに都市入れ替えを行うと、ホームタイムとして追加した都市が、ワールドタイムの都市となってしまう。ここで、都市入れ替えとは、主時刻表示部と、副時刻表示部とで表示されている都市が入れ替わることである。
ユーザからみると、ホームタイムとして追加された都市が、ワールドタイムとして設定されてしまうため、ホームタイムとして追加した都市がどうなったのか不明であり、混乱が生じてしまう。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、記憶領域を有効に使用できる電子時計を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
時刻を計時する計時部と、
表示部と、
外部装置から取得した時差情報を記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報以外の時差情報を記憶する第2の記憶領域と、が含まれる記憶部と、
前記計時部が計時する時刻と、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報又は前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報のうちから選択された時差情報と、から前記表示部に表示される時刻を算出する処理部と、
を備え、
前記処理部は、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されている状態から、前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されると、前記第1の記憶領域に記憶されている都市データをすべて削除し、
前記都市データには少なくとも前記時差情報が含まれている
ことを特徴とする電子時計である。
本発明によれば、記憶領域を有効に使用できる電子時計を提供することができる。
本実施形態に係る電子時計の構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る電子時計システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る都市設定データの例を示す図である。 ホームタイム内における都市変更処理の手順を示すフローチャートである。 ワールドタイム内における都市変更処理の手順を示すフローチャートである。 第2ホームタイムから第1ホームタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。 第3ワールドタイムから第1ワールドタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。 第3ワールドタイムから第2ワールドタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。 都市入れ替え処理において、ホームタイムで選択表示されている都市を、ワールドタイムで選択表示する際の処理である。 都市入れ替え処理において、ワールドタイムで選択表示されている都市を、ホームタイムで選択表示する際の処理である。 第1ホームタイムと、第3ワールドタイムとを入れ替える処理におけるデータ例を示す図である。 第2ホームタイムと、第1ワールドタイムとを入れ替える処理におけうデータ例を示す図である。 本実施形態に係る都市名の表示例を示す図である。 都市入れ替え処理において、ホームタイムで選択表示されている都市を、ワールドタイムで選択表示する際の処理である。 都市入れ替え処理において、ワールドタイムで選択表示されている都市を、ホームタイムで選択表示する際の処理である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
《電子時計の構成》
図1は、本実施形態に係る電子時計の構成を示す機能ブロック図である。
電子時計1は、RAM(Random Access Memory)101と、ROM(Read Only Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、表示装置105と、入力装置104とを有している。
CPU103に作業用のメモリ空間を提供するRAM101には、ROM102に格納されているプログラム(不図示)が展開され、CPU103によって実行されることで、処理部120、及び、処理部120を構成しているホームタイム設定処理部121と、ワールドタイム設定処理部122とが具現化している。
ホームタイム設定処理部121は、ホームタイムの設定に関する処理を行う。ここで、ホームタイムとは、電子時計1の主時刻表示部11(図2)に表示されている時刻である。
ワールドタイム設定処理部122は、ワールドタイムの設定に関する処理を行う。ここで、ワールドタイムとは、ユーザ操作等によって設定された、ホームタイムとは別の都市の時刻である。
さらに、RAM101には、都市設定データ131が格納(登録)されている。都市設定データ131は、ホームタイム及びワールドタイムとして設定されている都市に関するデータである。都市設定データ131については、後記して説明する。
CPU103が実行する制御プログラムや制御データを格納しているROM102には、プリセット都市データ132が格納されている。プリセット都市データ132とは、予め(例えば、工場出荷時に)ROM102に格納されるデータであり、ホームタイム及びワールドタイムとして選択できる都市である。後記するように、ユーザは、ホームタイム及びワールドタイムのとして、プリセット都市データ132に格納されている都市を設定する他に、外部装置2(図2)から送られた追加都市を設定することもできる。
本実施形態では、水晶振動子109の温度補正値を保持するテーブル等が、ROM102内に格納されているが、ここでは、図示及び説明を省略する。また、ROM102とは別のメモリ(例えばEEPROM等)にテーブルが格納されるようにしてもよい。
表示装置105は、文字盤上に設置される液晶パネルであり、ホームタイムや、ワールドタイムとして設定されている都市名等が表示される。
入力装置104は、ホームタイムや、ワールドタイムの設定に関する情報が入力され、処理部120は、入力装置104から入力された情報に従ってホームタイム及びワールドタイムの設定を行う。
また、電子時計1は、水晶振動子109を備え、現在時刻を計時するためのクロックを生成する発振回路108及び分周回路107を備えている。さらに、電子時計1は、発振回路108及び分周回路107からの信号に従って計時を行う計時回路106を備えている。
さらに、電子時計1は、アンテナ112と、受信回路111とを有する。
アンテナ112は、GPS(衛星測位システム)信号を受信したり、外部装置2から送信されたデータを受信したりする。そして、受信回路111はフィルタや検波回路等である。
ここで、計時回路106には、日付を含む時刻を計時する時刻カウンタが設けられ、この時刻カウンタが分周回路107からのクロックによりカウントアップされて現在日時の計時が行われていく。受信回路111により受信したGPS信号には時刻情報が含まれており、この時刻情報の値と計時回路106内の時刻カウンタの値とが一致していない場合にはカウンタの値(現在時刻)を修正するようになっている。これにより、正確な時刻の表示が可能となる。
《電子時計システムの構成》
図2は、本実施形態に係る電子時計システムの構成例を示す図である。
電子時計システム10は、電子時計1と、外部装置2とを有している。ここで、外部装置2は、スマートフォン、携帯電話、PC(Personal Computer)等である。
電子時計1と、外部装置2とは、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線によって、接続されている。電子時計1は、この近距離無線を介して、外部装置2からプリセット都市データ132(図1)以外の都市データを追加される。追加された都市を「追加都市」と称し、追加都市に関するデータを「追加都市データ」と称する。
電子時計1は、ホームタイムの時刻を表示する主時刻表示部11と、ワールドタイムの
時刻を表示する副時刻表示部12とを有している。また、電子時計1は、文字盤上に表示装置105を備えている。さらに、電子時計1は、外周部に入力装置104としてのプッシュボタン13を有している。
《都市設定データ》
図3は、本実施形態に係る都市設定データの例を示す図である。適宜、図1、図2を参照する。
都市設定データ131は、ホームタイム記憶領域201と、ワールドタイム記憶領域301とからなる。そして、ホームタイム記憶領域201は、第1ホームタイム記憶領域202(第2の記憶領域)及び第2ホームタイム記憶領域(第1の記憶領域、第3の記憶領域)203を有している。さらに、ワールドタイム記憶領域301は、第1ワールドタイム記憶領域(第2の記憶領域)302、第2ワールドタイム記憶領域303及び第3ワールドタイム記憶領域(第1の記憶領域、第3の記憶領域)304を有している。
第1ホームタイム記憶領域202は、プリセット都市データ132の中から選択設定された都市データが格納される。第1ホームタイム記憶領域202に格納される都市データは、主に外部装置2との通信が接続されていないときに、ユーザによって設定されるものである。
第2ホームタイム記憶領域203は、追加都市データが格納される。第2ホームタイム記憶領域203に格納される追加都市データは、以下のような手順で格納される。
(A1)電子時計1が外部装置2と接続すると、外部装置2はGPS等により現在位置を検知する。そして、外部装置2は、現在位置に関する追加都市データを電子時計1へ送信する。電子時計1のホームタイム設定処理部121は、受信した追加都市データを第2ホームタイム記憶領域203として格納するとともに、第2ホームタイム記憶領域203に格納された追加都市データの時刻を主時刻表示部11に表示する。
(A2)ユーザが手動で、外部装置2から追加都市データを送信する。追加都市データの送信後は(A1)の場合と同様である。
第1ワールドタイム記憶領域302は、プリセット都市データ132の中から選択設定された都市データが格納される。
第2ワールドタイム記憶領域303及び第3ワールドタイム記憶領域304は、追加都市データが格納される。なお、第2ワールドタイム記憶領域303に格納された追加都市データは、後記する第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データと異なり、変更・更新は可能であるが、削除はされないことが望ましい。このようにすることで、ワールドタイムの設定選択肢を維持することができる。ホームタイムは、ユーザの現在地の時刻であることが多く、過去に追加された都市データは、原則として不要であり、過去に追加された都市データが残っていると混乱が生じる可能性がある。これに対し、ワールドタイムは、ユーザの現在地の時刻ではないことが多く、過去に追加された都市データが残っていても問題はない。
また、第2ワールドタイム記憶領域303には、電子時計1の初期状態において、既に追加都市データが格納されていてもよい。このようにすることで、第2ワールドタイム記憶領域303が「Null」になるのを避けることができ、第2ワールドタイム記憶領域303にプリセット都市データ132以外の都市データが格納されることを明示することができる。
第3ワールドタイム記憶領域304は、都市入れ替え処理前に第2ホームタイム記憶領域203に格納されていた追加都市データが格納される。
ここで、都市入れ替えとは、前記したように、主時刻表示部11と、副時刻表示部12とで表示されている都市が入れ替わることである。
また、各都市データは、都市番号、都市コード、時差、サマータイムルール、オートによるサマータイムの切り換えのON・OFFの設定、サマータイム適用の有無に関するデータ等が格納されていることが望ましいが、このデータ内容に限らない。
《都市変更》
次に、図4〜図8を参照して、都市変更について説明する。適宜、図1〜図3を参照する。
都市変更とは、ホームタイム内、ワールドタイム内で都市を変更することである。
[フローチャート]
(ホームタイム変更処理)
図4は、ホームタイム内における都市変更処理の手順を示すフローチャートである。
なお、図4、図5、図9、図10、図14、図15のフローチャート内において、ホームタイムは「HT」、ワールドタイムは「WT」とそれぞれ適宜記載する。
電子時計1が外部装置との接続を検知したり、ユーザが入力装置104を介してホームタイムの変更を指示したりすると、図4の処理が開始される。「ユーザが入力装置104を介してホームタイムの変更を指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、ホームタイムの変更を指示することである。
まず、ホームタイム設定処理部121は、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイム(第1HT)であるか否かを判定する(S101)。ここで、「選択表示」とは、都市設定データ131で設定されている都市のうち、主時刻表示部11や、副時刻表示部12で時刻表示されるデータである。例えば、主時刻表示部11に、第2ホームタイムである「都市C」の時刻が表示されている場合、「ホームタイムとして第2ホームタイムが選択表示されている」と称する。同様に、副時刻表示部12に、第3ワールドタイムである「都市C」の時刻が表示されている場合、「ワールドタイムとして第3ワールドタイムが選択表示されている」と称する。
ステップS101の結果、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムである場合(S101→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、主時刻表示部11における選択表示が第2ホームタイム(第2HT)に変更されるのか否かを判定する(S111)。
ステップS111の結果、主時刻表示部11における選択表示が第2ホームタイムに変更される場合(S111→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203に追加都市データを追加格納する(S112)。追加都市データの追加格納は、外部装置2から追加都市データが電子時計1に送信されることで行われる。なお、ステップS111で「Yes」が判定される場合とは、例えば、電子時計1が外部装置2との接続を検知した時である。
そして、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203に追加格納された追加都市データを選択表示する(第2HT選択表示:S113)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第2ホームタイム記憶領域203に格納された追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
このとき、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム記憶領域202を「不定」、即ち「空値」状態としてもよい。
このように選択表示されていない第1ホームタイム記憶領域202を「不定」状態とすることで、記憶容量の節約を行うことができる。
また、ステップS111の結果、主時刻表示部11における選択表示が第2ホームタイムに変更されない場合(S111→No)、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム設定処理を行う(S114)。
第1ホームタイム設定処理は、以下の処理等を含む。
(B1)ホームタイム設定処理部121が、第1ホームタイム記憶領域202の都市データを更新する。その後、ホームタイム設定処理部121が第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データにおける都市の時刻を主時刻表示部11に選択表示する。このとき、第1ホームタイム記憶領域202が「不定」であれば、ユーザは入力装置104を介して(プッシュボタン13を操作して)、第1ホームタイムの都市を選択する。
(B2)ホームタイム設定処理部121が、現在の第1ホームタイム記憶領域202の都市データを保持したまま、都市変更処理を終了する。この場合、主時刻表示部11に選択表示されている時刻は変わらない。
ステップS101の結果、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムではない場合(S101→No)、すなわち、主時刻表示部11における選択表示が第2ホームタイムである場合、ホームタイム設定処理部121は、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムに変更されるのか否かを判定する(S121)。
ステップS121の結果、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムに変更される場合(S121→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データを選択表示する(第1HT選択表示:S122)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。なお、ステップS122の時点において、第1ホームタイム記憶領域202における都市データが「不定」であれば、ホームタイム設定処理部121は、現在位置等を基に第1ホームタイムの都市を選択する。
その後、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データをクリアする(第2HTクリア:S123)。なお、「クリア」とは、RAM101(図1)において、該当する記憶領域が開放されることを意味する。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じるのを防止することが可能となる。また、ワールドタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
ステップS121の結果、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムに変更されない場合(S121→No)、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム設定処理を行う(S124)。
第2ホームタイム設定処理には、以下の処理が含まれる。
(C1)ホームタイム設定処理部121が、第2ホームタイム記憶領域203の追加都市データを更新する。その後、ホームタイム設定処理部121が第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻を主時刻表示部11に選択表示する。このとき、第2ホームタイム記憶領域203が「Null」であれば、外部装置2から追加都市データが電子時計1へ送信される。
(C2)ホームタイム設定処理部121が、現在の第2ホームタイム記憶領域203の追加都市データを保持したまま、都市変更処理を終了する。この場合、主時刻表示部11に選択表示されている時刻は変わらない。
(ワールドタイム変更処理)
図5は、ワールドタイム内における都市変更処理の手順を示すフローチャートである。
電子時計1が外部装置との接続を検知したり、ユーザが入力装置104を介してワールドタイムの変更を指示したりすると、図5の処理が開始される。「ユーザが入力装置104を介してワールドタイムの変更を指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、ワールドタイムの変更を指示することである。
まず、ワールドタイム設定処理部122は、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム(第1WT)、又は第2ワールドタイム(第2WT)であるか否かを判定する(S201)。
ステップS201の結果、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムである場合(S201→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第1ワールドタイム・第2ワールドタイム設定処理を行う(S211)。
第1ワールドタイム・第2ワールドタイム設定処理は、以下の処理等を含む。
(D1)ワールドタイム設定処理部122が、第1ワールドタイム記憶領域302の都市データを更新する。その後、ワールドタイム設定処理部122が第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻を副時刻表示部12に選択表示する。このとき、第1ワールドタイム記憶領域302における都市データが「不定」であれば、ワールドタイム設定処理部122は、現在位置等を基に第1ワールドタイムの都市を選択する。
(D2)ワールドタイム設定処理部122が、第2ワールドタイム記憶領域303に追加都市データを追加格納する。その後、ワールドタイム設定処理部122が第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻を副時刻表示部12に選択表示する。このとき、第2ワールドタイム記憶領域303が「Null」であれば、外部装置2から追加都市データが電子時計1へ送信される。
(D3)ワールドタイム設定処理部122が、現在の第1ワールドタイム記憶領域302の都市データを保持したまま、都市変更処理を終了する。
(D4)ワールドタイム設定処理部122が、現在の第2ワールドタイム記憶領域303の追加都市データを保持したまま、都市変更処理を終了する。
(D5)ワールドタイム設定処理部122が、副時刻表示部12における選択表示を第1ワールドタイムから第2ワールドタイムに変更する。即ち、ワールドタイム設定処理部122が、副時刻表示部12における時刻を第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻から、第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻に変更する。このとき、ホームタイム設定処理部121は、第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態としてもよい。このように選択表示されていない第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態とすることで、記憶容量の節約を行うことができる。このとき、第2ワールドタイム記憶領域303が「Null」であれば、外部装置2から追加都市データが電子時計1へ送信される。
(D6)ワールドタイム設定処理部122が、第2ワールドタイム記憶領域303に、送信された追加都市データを追加格納し、副時刻表示部12における選択表示を第1ワールドタイムから第2ワールドタイムに変更する。即ち、ワールドタイム設定処理部122が、副時刻表示部12における時刻を第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻から、第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻に変更する。このとき、ホームタイム設定処理部121は、第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態としてもよい。このように選択表示されていない第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態とすることで、記憶容量の節約を行うことができる。このとき、第2ワールドタイム記憶領域303が「Null」であれば、外部装置2が追加都市データを電子時計1に送信する。
(D7)ワールドタイム設定処理部122が、副時刻表示部12における選択表示を第2ワールドタイムから第1ワールドタイムに変更する。即ち、ワールドタイム設定処理部122が、副時刻表示部12おける時刻を第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻から、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻に変更する。このとき、第1ワールドタイム記憶領域302における都市データが「不定」であれば、ワールドタイム設定処理部122は、現在位置等を基に第1ワールドタイムの都市を選択する。
ステップS201の結果、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム及び第2ワールドタイムではない場合(S201→No)、副時刻表示部12における選択表示が第3ワールドタイムである。そして、ワールドタイム設定処理部122は、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムに変更されるのか否かを判定する(S221)。
ステップS221の結果、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムに変更される場合(S221→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データ又は第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データを選択表示する(第1WT or 第2WT選択表示:S222)。即ち、副時刻表示部12における時刻が、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻又は第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。なお、ステップS222で第1ワールドタイムを選択表示する場合、第1ワールドタイム記憶領域302における都市データが不定であれば、ユーザは入力装置104を介して(プッシュボタン13を操作して)、第1ワールドタイムの都市を選択する。同様に、ステップS222で第2ワールドタイムを選択表示する場合、第2ワールドタイム記憶領域303が「Null」であれば、外部装置2かは追加都市データを電子時計1に送信する。そして、ワールドタイム設定処理部122は、第2ワールドタイム記憶領域303に送信された追加都市データを追加格納する。
その後、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データをクリアする(第3WTクリア:S223)。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じるのを防止することが可能となる。また、ワールドタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
ステップS221の結果、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムに変更されない場合(S221→No)、第3ワールドタイム設定処理を行う(S224)。
第3ワールドタイム設定処理は、以下の処理等を含む
(E1)ワールドタイム設定処理部122が、第3ワールドタイム記憶領域304の追加都市データを更新する。その後、ワールドタイム設定処理部122が第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻を副時刻表示部12に選択表示する。このとき、第3ワールドタイム記憶領域304が「Null」であれば、外部装置2から追加都市データが電子時計1へ送信される。
(E2)ワールドタイム設定処理部122が、現在の第3ワールドタイム記憶領域304の追加都市データを保持したまま、都市変更処理を終了する。この場合、副時刻表示部12に選択表示されている時刻は変わらない。
[都市データ変更の具体例]
次に、図6〜図8を参照して、都市変更処理におけるデータの具体例を説明する。なお、ここでは、本実施形態の特徴である第2ホームタイム記憶領域203及び第3ワールドタイム記憶領域304における追加都市データが削除される場合について記載し、その他の例は省略する。
図6〜図8において、斜線で示されているデータは、選択表示されているデータである。
さらに、空欄となっているデータは、データが「Null」であることを示している。また、「(不定)」は選択されていないこと、即ち「空値」を示している。ここで、「不定」とは、第1ホームタイムや、第1ワールドタイムにおいて、プリセット都市データ132が選択されていない状態である。「不定」は「Null」と同様の状態であるが、第1ホームタイム記憶領域202や、第1ワールドタイム記憶領域302では、既に記憶されているプリセット都市データ132が入ることを強調するため「不定」の文言を用いることとする。対して、第2ホームタイム記憶領域203、第2ワールドタイム記憶領域303、第3ワールドタイム記憶領域304に格納される追加都市データは、必ずしも電子時計1に格納されているわけではないので、「Null」の文言を用いることとする。
図6は、第2ホームタイムから第1ホームタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。
まず、入れ替え前において、都市設定状態は、図6(a)のようになっている。すなわち、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている「都市C」が選択表示されており、第1ホームタイム記憶領域202は「不定」状態である。なお、「都市C」の前の「◆」は、この都市データが追加都市データであることを示している。
ここで、図6(a)は、図4のステップS101「No」→ステップS121「Yes」が判定された状態におけるホームタイム記憶領域201である。
ここで、第1ホームタイムとして、「都市A」が選択表示されると、図6(b)に示されるようなデータとなる。
ここで、図6(b)は、図4のステップS101「No」→ステップS121「Yes」→ステップS122→ステップS123が完了した状態におけるホームタイム記憶領域201である。
図6(b)で、第1ホームタイム記憶領域202には「都市A」の都市データが格納され、第1ホームタイムが選択表示される。そして、第2ホームタイム記憶領域203における「都市C」の追加都市データが削除(クリア)される。なお、「削除(クリア)」とは、RAM101(図1)において該当する記憶領域が開放されることを意味する。
図7は、第3ワールドタイムから第1ワールドタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。
まず、入れ替え前において、都市設定状態は、図7(a)のようになっている。すなわち、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている「都市C」が選択表示されており、第1ワールドタイム記憶領域302は「不定」状態である。また、第2ワールドタイム記憶領域303には、追加都市データとして「都市B」が格納されている。
ここで、図7(a)は、図5のステップS201「No」→ステップS221「Yes」(第1ワールドタイムに変更)と判定された状態におけるワールドタイム記憶領域301である。
ここで、第1ワールドタイムとして、「都市A」が選択表示されると、図7(b)に示されるようなデータとなる。
ここで、図7(b)は、図5のステップS201「No」→ステップS221「Yes」(第1ワールドタイムに変更)→ステップS222→ステップS223が完了した状態におけるワールドタイム記憶領域301である。
図7(b)で、第1ワールドタイム記憶領域302には「都市A」の都市データが格納され、第1ワールドタイムが選択表示される。そして、第3ワールドタイム記憶領域304における「都市C」の追加都市データが削除(クリア)される。
図8は、第3ワールドタイムから第2ワールドタイムへ選択表示が変更される場合におけるデータ例を示す図である。
まず、入れ替え前において、都市設定状態は、図8(a)のようになっている。すなわち、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている「都市C」が選択表示されており、第1ワールドタイム記憶領域302は「不定」状態である。また、第2ワールドタイム記憶領域303には、追加都市データとして「都市B」が格納されている。
ここで、図8(a)は、図5のステップS201「No」→ステップS221「Yes」(第2ワールドタイムに変更)と判定された状態におけるワールドタイム記憶領域301である。
ここで、図8(b)は、図5のステップS201「No」→ステップS221「Yes」(第2ワールドタイムに変更)→ステップS222→ステップS223が完了した状態におけるワールドタイム記憶領域301である。
図8(a)で、第2ワールドタイムとして、「都市B」が選択表示されると、図8(b)に示されるようなデータとなる。
つまり、第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている「都市B」が選択表示状態となり、第3ワールドタイム記憶領域304における「都市C」の追加都市データが削除(クリア)される。
《都市入れ替え》
[フローチャート]
次に、図9及び図10を参照して、本実施形態に係る都市入れ替え処理の手順を説明する。なお、本実施形態では、図9で示す処理と、図10で示す処理とを分けて説明するが、図9で示す処理と、図10で示す処理とは、テンポラリファイル等を用いて同期して行われる処理である。適宜、図1、図3を参照する。
(ホームタイム→ワールドタイム)
図9は、都市入れ替え処理において、ホームタイムで選択表示されている都市を、ワールドタイムで選択表示する際の処理である。
ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示すると、図9の処理が開始される。ここで、「ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、都市入れ替えを指示することである。
まず、ホームタイム設定処理部121が、現在、主時刻表示部11において選択表示されているホームタイムが第1ホームタイム(第1HT)であるか否かを判定する(S301)。
ステップS301の結果、現在、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムである場合(S301→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム記憶領域202(第1HT)に格納されている都市データを、第1ワールドタイム記憶領域302(第1WT)に格納する(第1HT→第1WT:S311)。このとき、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム記憶領域202を「不定」状態としてもよい。
このように選択表示されていない第1ホームタイム記憶領域202を「不定」状態とすることで、記憶容量の節約を行うことができる。「不定」については後記する。
その後、ワールドタイム設定処理部122が、ワールドタイムとして、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データを選択表示する(第1WT選択表示:S312)。即ち、副時刻表示部12における時刻が、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。
また、ステップS301の結果、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムでない場合(S301→No)、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203(第2HT)に格納されている追加都市データを、第3ワールドタイム記憶領域304(第3WT)に格納する(第2HT→第3WT:S321)。その後、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データをクリアする(第2HTクリア:S322)。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じるのを防止することが可能となる。また、ワールドタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
そして、ワールドタイム設定処理部122が、ワールドタイムとして、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データを選択表示する(第3WT選択表示:S323)。即ち、副時刻表示部12における時刻が、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
(ワールドタイム→ホームタイム)
図10は、都市入れ替え処理において、ワールドタイムで選択表示されている都市を、ホームタイムで選択表示する際の処理である。
ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示すると、図10の処理が開始される。「ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、都市入れ替えを指示することである。
まず、ワールドタイム設定処理部122が、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイム(第1WT)であるか否かを判定する(S401)。
ステップS401の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイムである場合(S401→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第1ワールドタイム記憶領域302(第1WT)に格納されている都市データを、第1ホームタイム記憶領域202(第1HT)に格納する(第1WT→第1HT:S411)。このとき、ワールドタイム設定処理部122は、第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態としてもよい。
このように選択表示されていない第1ワールドタイム記憶領域302を「不定」状態とすることで、記憶容量の節約を行うことができる。
その後、ホームタイム設定処理部121が、ホームタイムとして、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データを選択表示する(第1HT選択表示:S412)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。
また、ステップS401の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイムでない場合(S401→No)、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイム(第2WT)であるか否かを判定する(S421)。
ステップS421の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイムである場合(S421→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第2ワールドタイム記憶領域303(第2WT)に格納されている追加都市データを、第2ホームタイム記憶領域203(第2HT)に格納する(第2WT→第2HT:S422)。
その後、ホームタイム設定処理部121が、ホームタイムとして、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データを選択表示する(第2HT選択表示:S423)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
ステップS421の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイムでない場合(S421→No)、現在選択表示されているワールドタイムは、第3ワールドタイムである。従って、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイム記憶領域304(第3WT)に格納されている追加都市データを、第2ホームタイム記憶領域203(第2HT)に格納する(第3WT→第2HT:S431)。
そして、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データをクリアする(第3WTクリア:S432)。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じるのを防止することが可能となる。また、ワールドタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
その後、ホームタイム設定処理部121が、ホームタイムとして、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データを選択表示する(第2HT選択表示:S423)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
[都市入れ替えにおけるデータの具体例]
図11、図12は、都市入れ替え処理におけるデータの具体例を示す図である。なお、ここでは、本実施形態の特徴である第2ホームタイム記憶領域203及び第3ワールドタイム記憶領域304における追加都市データが削除される場合について記載し、その他の例は省略する。
なお、図11、図12において、斜線で示されているデータは選択表示されているデータを示す。また、図11、図12において、符号は図3と同様のものであるので、説明を省略する。
図11は、第1ホームタイムと、第3ワールドタイムとを入れ替える処理におけるデータ例を示す図である。
まず、入れ替え前において、都市設定状態は、図11(a)のようになっている。
ここで、図11(a)は、図10のステップS401「No」→ステップS421「No」と判定された状態におけるホームタイム記憶領域201及びワールドタイム記憶領域301である。
ここで、斜線で示されているデータは、選択表示されているデータである。すなわち、電子時計1にて、表示されている時刻は、ホームタイムとしては「都市A」であり、ワールドタイムとしては「都市C」である。また、都市名の前に表示されている「◆」は追加都市であることを示すマークである。
さらに、空欄となっているデータは、データが「Null」であることを示している。
また、「(不定)」は選択されていないことを示している。
ここで、ホームタイムと、ワールドタイムとの入れ替えが行われると、都市設定データ131は図11(b)に示すものになる。
ここで、図11(b)は、図10のステップS401「No」→ステップS421「No」→ステップS431→ステップS432→ステップS423が完了した状態におけるホームタイム記憶領域201及びワールドタイム記憶領域301である。
つまり、図11(a)において、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている「都市A」の都市データが第1ワールドタイム記憶領域302に格納される。これは、「都市A」がプリセット都市であるためである。
また、図11(a)において、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている「都市C」は追加都市であるので、「都市C」の追加都市データが第2ホームタイム記憶領域203に格納される。
そして、都市入れ替え前(図11(a))において、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されていた追加都市データは削除(クリア)される。
図12は、第2ホームタイムと、第1ワールドタイムとを入れ替える処理におけるデータ例を示す図である。
まず、入れ替え前において、都市設定状態は、図12(a)のようになっている。
ここで、図12(a)は、図9のステップS301「No」と判定された状態におけるホームタイム記憶領域201及びワールドタイム記憶領域301である。
そして、電子時計1にて表示されている時刻は、ホームタイムとしては「都市D」であり、ワールドタイムとして「都市A」である。
ここで、ホームタイムと、ワールドタイムとの入れ替えが行われると、都市設定データ131は図12(b)に示すものになる。
ここで、図12(b)は、図9のステップS301「No」→ステップS321→ステップS322→ステップS323が完了した状態におけるホームタイム記憶領域201及びワールドタイム記憶領域301である。
つまり、図12(a)において、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている「都市D」の追加都市データが、第3ワールドタイム記憶領域304に格納される。
また、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている「都市A」はプリセット都市であるので、「都市A」の都市データが第1ホームタイム記憶領域202に格納される。
そして、都市入れ替え前(図12(a))において、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データは削除(クリア)される。
[表示例]
図13は、本実施形態に係る都市名の表示例を示す図である。
図13に示すように、表示装置105には、「H」又は「W」のいずれか一方が表示されている。図13(a)において示されている「H」はホームタイムを示し、現在表示窓に表示されている都市がホームタイムとして設定されている都市であることを示す。
同様に、図13(b)において示されている「W」はワールドタイムを示し、現在表示窓に表示されている都市がワールドタイムとして設定されている都市であることを示す。
そして、図13(b)に示すように、都市名の前に「◆」が表示されている場合、その都市は追加都市であることを示している。
《別の実施形態》
次に、図14及び図15を参照して、都市入れ替え処理の別の実施形態を説明する。適宜、図1、図3を参照する。なお、図14及び図15の処理は、別のフローチャートとしているが、実際には、同期して行われることが望ましい。
(ホームタイム→ワールドタイム)
図14は、都市入れ替え処理において、ホームタイムで選択表示されている都市を、ワールドタイムで選択表示する際の処理である。
ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示すると、図14の処理が開始される。「ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、都市入れ替えを指示することである。
まず、ホームタイム設定処理部121は、現在、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムであるか否かを判定する(S501)。
ステップS501の結果、現在、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムである場合(S501→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データを、第1ワールドタイム記憶領域302に格納する(第1HT→第1WT:S502)。その後、処理部120はステップS511へ処理を進める。
また、ステップS501の結果、現在、主時刻表示部11における選択表示が第1ホームタイムではない場合(S501→No)、現在選択表示されているホームタイムは第2ホームタイムである。従って、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データを、第3ワールドタイム記憶領域304に格納する(第2HT→第3WT:S503)。その後、処理部120はステップS511へ処理を進める。
そして、ワールドタイム設定処理部122は、入力装置104を介して、副時刻表示部12に選択表示されるよう指定された都市が、第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムとして設定されているか否かを判定する(S511)。即ち、ワールドタイム設定処理部122は、副時刻表示部12に選択表示されるよう指定された都市の都市データが、第1ワールドタイム記憶領域302又は第2ワールドタイム記憶領域303に格納されているか否かを判定する。
ステップS511の結果、第1ワールドタイム及び第2ワールドタイムとして設定されていない場合(S511→No)、選択表示されるよう指定された都市は、第3ワールドタイムに設定されている都市である。従って、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイムに設定されている都市を選択表示させる(第3WT選択表示:S512)。即ち、副時刻表示部12における時刻が、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
そして、ステップS511の結果、第1ワールドタイム又は第2ワールドタイムとして設定されている場合(S511→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、都市入れ替えを指示される前のワールドタイムが第3ワールドタイムであったか否かを判定する(S513)。即ち、ワールドタイム設定処理部122は、都市入れ替えを指示される前における副時刻表示部12の選択表示が第3ワールドタイムであったか否かを判定する
ステップS513の結果、都市入れ替えを指示される前のワールドタイムが第3ワールドタイムではない場合(S513→No)、ワールドタイム設定処理部122は、ステップS502又はステップS503で設定されたワールドタイムを選択表示する(S515)。即ち、ステップS502が実行された場合、副時刻表示部12における時刻が、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。また、ステップS503が実行された場合、副時刻表示部12における時刻が、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
ステップS513の結果、都市入れ替えを指示される前のワールドタイムが第3ワールドタイムである場合(S513→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイム記憶領域304をクリアする(第3WTクリア:S514)。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じるのを防止することが可能となる。また、ワールドタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
そして、ワールドタイム設定処理部122は、ステップS502又はステップS503で設定されたワールドタイムを選択表示する(S515)。即ち、ステップS502が実行された場合、副時刻表示部12における時刻が、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。また、ステップS503が実行された場合、副時刻表示部12における時刻が、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
(ホームタイム→ワールドタイム)
図15は、都市入れ替え処理において、ワールドタイムで選択表示されている都市を、ホームタイムで選択表示する際の処理である。
ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示すると、図15の処理が開始される。「ユーザが入力装置104を介して都市入れ替えを指示」とは、ユーザがプッシュボタン13を操作することで、都市入れ替えを指示することである。
まず、ワールドタイム設定処理部122は、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイムであるか否かを判定する(S601)。
ステップS601の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイムである場合(S601→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、現在、第1ワールドタイム記憶領域302に格納されている都市データを、第1ホームタイム記憶領域202に格納する(第1WT→第1HT:S602)。その後、処理部120はステップS611へ処理を進める。
また、ステップS601の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第1ワールドタイムではない場合(S601→No)、ワールドタイム設定処理部122は、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイムであるか否かを判定する(S603)。
ステップS603の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイムである場合(S603→Yes)、ワールドタイム設定処理部122は、第2ワールドタイム記憶領域303に格納されている追加都市データを、第2ホームタイム記憶領域203に格納する(第2WT→第2HT:S604)。その後、処理部120はステップS611へ処理を進める。
ステップS603の結果、現在、副時刻表示部12における選択表示が第2ワールドタイムではない場合(S603→No)、現在選択表示されているワールドタイムは第3ワールドタイムである。従って、ワールドタイム設定処理部122は、第3ワールドタイム記憶領域304に格納されている追加都市データを、第2ホームタイム記憶領域203に格納する(第3WT→第2HT:S605)。その後、処理部120はステップS611へ処理を進める。
そして、ホームタイム設定処理部121は、入力装置104を介して、ホームタイムとして主時刻表示部11に選択表示されるよう指定された都市が、第1ホームタイムとして設定されているか否かを判定する(S611)。即ち、ホームタイム設定処理部121は、入力装置104を介して、ホームタイムとして主時刻表示部11に選択表示されるよう指定された都市の都市データが、第1ホームタイム記憶領域202に格納されているか否かを判定する。なお、「入力装置104を介して」とは、例えば、「ユーザが、プッシュボタン13を操作して」である。
ステップS611の結果、第1ホームタイムとして設定されていない場合(S611→No)、選択表示されるよう指定された都市は、第2ホームタイムに設定されている都市である。従って、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイムに設定されている都市を選択表示させる(第2HT選択表示:S612)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第2ホームタイム記憶領域203に格納されている追加都市データにおける追加都市の時刻となる。
そして、ステップS611の結果、第1ホームタイムとして設定されている場合(S611→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、都市入れ替えを指示される前に選択表示されているホームタイムが第2ホームタイムであったか否かを判定する(S613)。即ち、ホームタイム設定処理部121は、入力装置104を介して、ホームタイムとして主時刻表示部11に選択表示されるよう指定された都市の都市データが、第2ホームタイム記憶領域203に格納されているか否かを判定する。なお、「入力装置104を介して」とは、例えば、「ユーザが、プッシュボタン13を操作して」である。
ステップS613の結果、都市入れ替えを指示される前のホームタイムが第2ホームタイムではない場合(S613→No)、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイムに設定されているホームタイムを選択表示する(第1HT選択表示:S614)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。
ステップS613の結果、都市入れ替えを指示される前のホームタイムが第2ホームタイムである場合(S613→Yes)、ホームタイム設定処理部121は、第2ホームタイム記憶領域203をクリアする(第2HTクリア:S615)。
このようにすることで、無駄な記憶領域が生じることを防止することが可能となる。また、ホームタイムの選択範囲を狭めることができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
そして、ホームタイム設定処理部121は、第1ホームタイムとして設定されている都市を選択表示する(第1HT選択表示:S616)。即ち、主時刻表示部11における時刻が、第1ホームタイム記憶領域202に格納されている都市データにおける都市の時刻となる。
本実施形態によれば、第2ホームタイム記憶領域203又は第3ワールドタイム記憶領域304が選択表示されている状態から、他の記憶領域に選択表示が移ったときに、選択表示されていた第2ホームタイム記憶領域203又は第3ワールドタイム記憶領域304がクリアされることで、無駄な記憶領域が生じることを防止することが可能となる。また、ホームタイムの選択範囲を狭めることができるので、小さな表示装置105を用いて、都市を確認する際におけるユーザの利便性を向上させることができる。
なお、追加都市データは、外部装置2を介さなくてもよい。例えば、企業のサーバ等から電話回線等を経由して、直接送信されるようにしてもよい。
そして、電子時計1と、外部装置2との通信はBluetooth(登録商標)等の近距離無線に限らず、USB(Universal Serial Bus)等の有線接続や、無線LAN(Local Area Network)で接続されてもよい。
また、第2ワールドタイム記憶領域303が省略されてもよい。
逆に、第2ワールドタイム記憶領域303が複数備えられていてもよい。
さらに、本実施形態では、第2ワールドタイムとして設定されている都市は、更新はされても削除されないものとしているが、第2ホームタイムと同様の機能を有してもよい。つまり、第2ワールドタイム記憶領域303には、外部装置2から送られて追加都市データ以外に、都市入れ替えの際に第2ホームタイムで設定されていた追加都市が格納されてもよい。
電子時計1は、ホームタイムのみが表示されるものでもよい。この場合、図4に示される処理のみが行われる。
また、処理部120は、外部装置2との接続が遮断されると、直ちにホームタイムを第1ホームタイムに、ワールドタイムを第1ワールドタイムとして選択表示させ、第2ホームタイム記憶領域203、第3ワールドタイム記憶領域304をクリアするようにしてもよい。このようにすることで、外部装置2との接続が遮断されている状態では、選択可能な都市データを、プリセット都市データ132の範囲とすることができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
都市の時刻に関するデータである都市データを基に、時刻表示する電子時計であって、
前記都市データのうち、外部装置から送られた追加都市の時刻に関するデータである追加都市データを格納する第1の記憶領域と、
前記第1の記憶領域以外の記憶領域であって、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データ以外の都市データを格納する第2の記憶領域と、
を有し、
前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データが選択されている状態から、前記第2の記憶領域に格納されている都市データが選択されている状態となると、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを削除する処理部を
有することを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記処理部は、前記電子時計自身が存在しているエリアにおける時刻であるホームタイムに関する前記追加都市データ及び前記都市データを制御するホームタイム設定処理部を有しており、
前記第1の記憶領域には、前記ホームタイムに関する追加都市データが格納され、前記第2の記憶領域には、前記ホームタイムに関する前記都市データが格納され、
前記ホームタイム設定処理部は、
前記第1の記憶領域に格納されている前記追加都市データが選択されている状態から、前記第2の記憶領域に格納されている都市データが選択されている状態となると、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを削除する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
<請求項3>
前記処理部は、前記電子時計自身が存在しているエリア外における時刻であるワールドタイムに関する前記追加都市データ及び前記都市データを制御するワールドタイム設定処理部を有しており、
前記第1の記憶領域には、前記ワールドタイムに関する前記追加都市データが格納され、前記第2の記憶領域には、前記ワールドタイムに関する前記都市データが格納され、
前記ワールドタイム設定処理部は、
前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データが選択されている状態から、前記第2の記憶領域に格納されている都市データが選択されている状態となると、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを削除する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子時計。
<請求項4>
前記ワールドタイムにおいては、追加の都市の時刻に関するデータである追加都市データが前記外部装置から送られることで当該追加都市データが格納される第3の記憶領域が構成され、
前記第1の記憶領域は、前記電子時計自身が存在しているエリアにおける時刻であるホームタイムに関するものであり、
前記処理部は、
前記ホームタイムにおける前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを、前記ワールドタイムにおける前記第3の記憶領域に移動させるとともに、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを削除する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子時計。
<請求項5>
前記ホームタイムにおいては、追加された追加の都市の時刻に関するデータである追加都市データが前記外部装置から送られることで当該追加都市データが格納される第3の記憶領域が構成され、
前記第1の記憶領域は、前記電子時計自身が存在しているエリア外における時刻であるワールドタイムに関するものであり、
前記処理部は、
前記ホームタイムにおける前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを、前記ワールドタイムにおける前記第3の記憶領域に移動させるとともに、前記第1の記憶領域に格納されている追加都市データを削除する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子時計。
1 電子時計
2 外部装置
10 電子時計システム
11 ホームタイム時刻表示部
12 ワールドタイム時刻表示部
105 表示装置
120 処理部
121 ホームタイム設定処理部
122 ワールドタイム設定処理部
131 都市設定データ
201 ホームタイム記憶領域
203 第1ホームタイム記憶領域(第2の記憶領域)
204 第2ホームタイム記憶領域(第1の記憶領域、第3の記憶領域)
301 ワールドタイム記憶領域
302 第1ワールドタイム記憶領域(第2の記憶領域)
303 第2ワールドタイム記憶領域
304 第3ワールドタイム記憶領域(第1の記憶領域、第3の記憶領域)

Claims (6)

  1. 時刻を計時する計時部と、
    表示部と、
    外部装置から取得した時差情報を記憶する第1の記憶領域と、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報以外の時差情報を記憶する第2の記憶領域と、が含まれる記憶部と、
    前記計時部が計時する時刻と、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報又は前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報のうちから選択された時差情報と、から前記表示部に表示される時刻を算出する処理部と、
    を備え、
    前記処理部は、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されている状態から、前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されると、前記第1の記憶領域に記憶されている都市データをすべて削除し、
    前記都市データには少なくとも前記時差情報が含まれている
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 前記処理部は、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されている状態から、前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報が選択されると、前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報が選択される直前に選択されていた前記第1の記憶領域に記憶されている都市データをすべて削除することを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記記憶部の前記第1の記憶領域には、さらに、地域情報が含まれ、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報と関連付けられ、
    前記記憶部の前記第2の記憶領域には、さらに、前記第1の記憶領域に記憶されている地域情報以外の地域情報が含まれ、前記第2の記憶領域に記憶されている時差情報と関連付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子時計。
  4. 前記記憶部の前記第1の記憶領域には、さらに、サマータイム情報が含まれ、前記第1の記憶領域に記憶されている地域情報と関連付けられ、
    前記記憶部の前記第2の記憶領域には、さらに、サマータイム情報が含まれ、前記第2の記憶領域に記憶されている地域情報と関連付けられていることを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
  5. 前記処理部は、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報を削除する際に、前記第1の記憶領域に記憶されている地域情報も削除することを特徴とする請求項3又は4に記載の電子時計。
  6. 前記処理部は、前記第1の記憶領域に記憶されている時差情報を削除する際に、前記第1の記憶領域に記憶されているサマータイム情報も削除することを特徴とする請求項4に記載の電子時計。
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