JP6540549B2 - X線透視撮影装置 - Google Patents

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Description

この発明は、透視または撮影を行うX線透視撮影装置に係り、特に、本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台を備えた場合において、可動式天板を傾斜(以下、「ティルト動作」と呼ぶ)させる技術に関する。
従来、この種の装置では、天板の短手方向の軸心周りに回転させることで、天板をティルト動作させる(例えば、特許文献1〜7参照)。なお、特許文献2:特開2004−159815号公報は、特許文献7:米国特許第7000271号明細書の日本のパテントファミリーである。この種の装置では、ティルト動作により天板に載置された被検体(患者)を傾斜させた際には、関心領域(ROI: Region of Interest)がずれる,X線管・被検体間の距離(SOD: Source Object Distance)が変わる,X線通過角度が変わることになる。そのために、各特許文献のようにティルト動作に合わせて関心領域を自動で支持することが求められている。
特開2004−121604号公報 特開2004−159815号公報 米国特許第5930328号明細書 米国特許第6416219号明細書 米国特許第7028356号明細書 米国特許第7125167号明細書 米国特許第7000271号明細書
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、各特許文献のように天板を上下方向に移動(昇降移動)させることも考えられるが、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することが望まれる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することができるX線透視撮影装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、この発明に係るX線透視撮影装置は、透視または撮影を行うX線透視撮影装置であって、X線管およびX線検出器を互いに対向して支持する支持手段と、本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台とを備え、傾斜前の前記可動式天板に対する垂直方向の位置に、傾斜に伴って変化した傾斜後の前記可動式天板に対する垂直方向の位置が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度を保った状態で前記可動式天板を長手方向に移動させて、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、前記支持手段を平行移動させる制御を行う制御手段を備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]この発明に係るX線透視撮影装置によれば、X線管およびX線検出器を互いに対向して支持する支持手段と、本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台とを備えた場合において、制御手段は下記のような制御を行う。すなわち、可動式天板を傾斜(ティルト動作)させると、可動式天板に対する垂直方向の位置がティルト動作により変わる。そこで、傾斜前の可動式天板に対する垂直方向の位置に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板に対する垂直方向の位置が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度を保った状態で可動式天板を長手方向に移動させる制御を行う。この制御により、関心領域のうち高さは一致するが、水平方向に関する位置がずれる。そこで、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、支持手段を平行移動させる制御を行う。これら2つの制御(可動式天板の長手方向の移動に関する制御および支持手段の平行移動に関する制御)により、関心領域が設定される。その結果、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することができる。
上述した発明において、支持手段を可動式天板の傾斜角度に合わせて傾斜可能に構成してもよい。支持手段を可動式天板の傾斜角度に合わせて傾斜させているので、傾斜前後においてX線通過角度も変わらずに透視あるいは撮影を行うことができる。なお、支持手段の傾斜に関する回転中心に関心領域が一致するように設定した場合には、支持手段を可動式天板の傾斜角度に合わせて傾斜するべく当該傾斜角度で回転させるのみで済む。しかし、各構成の設置の制約における事情もしくは設計による事情により、支持手段の傾斜に関する回転中心に関心領域を一致させることができない場合がある。
この場合において、支持手段を可動式天板の傾斜角度に合わせて傾斜させると、関心領域の位置が水平方向および鉛直方向にずれる。そこで、制御手段は、さらに、支持手段の傾斜により水平面に平行に移動した距離分、傾斜後の支持手段を平行移動させる制御を行うとともに、支持手段の傾斜により鉛直方向に移動した高さの分、傾斜後の支持手段を平行移動させる制御を行うようにする。これら2つの制御(支持手段の水平方向の平行移動に関する制御および支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御)により、関心領域が傾斜前後で一致する。
なお、これら2つの制御(支持手段の水平方向の平行移動に関する制御および支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御)を行う順番については、特に限定されない。支持手段の水平方向の平行移動に関する制御の後に、支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御を行ってもよいし、支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御の後に、支持手段の水平方向の平行移動に関する制御を行ってもよい。
この発明に係るX線透視撮影装置によれば、X線管およびX線検出器を互いに対向して支持する支持手段と、本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台とを備えた場合において、制御手段は下記のような制御を行う。すなわち、傾斜前の可動式天板に対する垂直方向の位置に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板に対する垂直方向の位置が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度を保った状態で可動式天板を長手方向に移動させて、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、支持手段を平行移動させる制御を行う。その結果、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することができる。
各実施例に係るCアームを備えたX線透視撮影装置の側面図である。 各実施例に係るX線透視撮影装置のブロック図である。 可動式天板を傾斜させたときに変化する座標の説明に供する概略図である。 傾斜後の可動式天板を長手方向に移動させたときに変化する座標の説明に供する概略図である。 傾斜および傾斜後の可動式天板の長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、Cアームを平行移動させるときの説明に供する概略図である。 (a)〜(d)は実施例1に係る可動式天板およびCアームの動作に関する概略図である。 Cアームの傾斜に関する回転中心に関心領域が一致しない場合におけるCアームを傾斜にさせたときに変化する座標の説明に供する概略図である。 図7の場合におけるCアームの傾斜により水平面/鉛直方向に移動した距離分/高さ分、傾斜後のCアームをそれぞれ平行移動させるときの説明に供する概略図である。 変形例に係る検診台の側面図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、各実施例に係るCアームを備えたX線透視撮影装置の側面図であり、図2は、各実施例に係るX線透視撮影装置のブロック図である。
後述する実施例2も含めて、本実施例1に係るX線透視撮影装置は、図1に示すように、被検体Mを載置し、本体1bに対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板1aを有した検診台1と、基台2とCアーム3とを備えるとともに、図2に示すように、画像処理部51とコントローラ52とを備えている。検診台1の本体1bからは可動式天板1aの底面を支えるジャッキ1cを備え、当該ジャッキ1cは、図中の矢印の方向に伸縮可能に構成されている。ジャッキ1cの伸縮により、可動式天板1aの短手方向の軸(図中のy軸)心周りに回転させることで、可動式天板1aをティルト動作させる。なお、ジャッキ1cの種類については、機械式や液体作動式や空気式などに例示されるように、特に限定されない。また、ジャッキは斜め方向に伸縮せずに鉛直方向に伸縮することで可動式天板をティルト動作させる構成であってもよい。Cアーム3は、この発明における支持手段に相当し、コントローラ52は、この発明における制御手段に相当する。
基台2は、床面(図中のxy平面)に設置された第1基台部21と、第1基台部21に支持された第2基台部22と、第2基台部22に支持された第3基台部23と、第3基台部23に支持されたCアーム支持部24とを備えている。Cアーム3は、Cアーム支持部24に支持され、Cアーム3の一端にX線管41を支持するとともに、Cアーム3の他端にフラットパネル型X線検出器(FPD: Flat Panel Detector)42を支持している。このようにして、Cアーム3はX線管41およびフラットパネル型X線検出器(FPD)42を互いに対向して支持する。
また、床面に対して第1基台部21を鉛直軸(図中のz軸)心周りに回転移動させる第1基台移動部25を備えている。第1基台移動部25は、モータ25aと、モータ25aの回転を伝達するベルト25bと、ベルト25bに伝達された回転を鉛直軸心周りの回転に変換するギヤボックス25cと、ギヤボックス25cからの鉛直軸心周りの回転を伝達するギヤ25dと、このギヤ25dに噛合されたギヤ25eとを備えている。ギヤ25eは、図示を省略するベアリングが介在された状態で、床面に固定されている。モータ25aが回転駆動することで、ベルト25b,ギヤボックス25cおよびギヤ25dを介して、ギヤ25eが鉛直軸心周りに回転して、このギヤ25eの回転によって、床面に対して第1基台部21が鉛直軸心周りに回転移動する。
また、第1基台移動部25によって第1基台部21が鉛直軸心周りに回転移動することで、第1基台部21に支持された第2基台部22も鉛直軸心周りに回転移動し、第2基台部22に支持された第3基台部23も鉛直軸心周りに回転移動し、第3基台部23に支持されたCアーム支持部24も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム支持部24に支持されたCアーム3も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム3に支持されたX線管41およびFPD42も鉛直軸心周りに回転移動する。以上のように、第1基台移動部25は、X線管41およびFPD42を鉛直軸心周りに回転移動させる。
また、第1基台部21に対して第2基台部22を鉛直軸心周りに回転移動させる第2基台移動部26を備えている。第2基台移動部26は、モータ26aと、モータ26aの回転を伝達するベルト26bと、ベルト26bに伝達された回転を鉛直軸心周りの回転に変換するギヤボックス26cと、ギヤボックス26cからの鉛直軸心周りの回転を伝達するギヤ26dと、このギヤ26dに噛合されたギヤ26eとを備えている。ギヤ26eは、図示を省略するベアリングが介在された状態で、第1基台部21に固定されている。モータ26aが回転駆動することで、ベルト26b,ギヤボックス26cおよびギヤ26dを介して、ギヤ26eが鉛直軸心周りに回転して、このギヤ26eの回転によって、第1基台部21に対して第2基台部22が鉛直軸心周りに回転移動する。
また、第2基台移動部26によって第2基台部22が鉛直軸心周りに回転移動することで、第2基台部22に支持された第3基台部23も鉛直軸心周りに回転移動し、第3基台部23に支持されたCアーム支持部24も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム支持部24に支持されたCアーム3も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム3に支持されたX線管41およびFPD42も鉛直軸心周りに回転移動する。以上のように、第2基台移動部26は、X線管41およびFPD42を鉛直軸心周りに回転移動させる。
また、第2基台部22に対して第3基台部23を鉛直軸心周りに回転移動させる第3基台移動部27を備えている。第3基台移動部27は、モータ27aと、モータ27aの回転を伝達するベルト27bと、ベルト27bに伝達された回転を鉛直軸心周りの回転に変換するギヤボックス27cと、ギヤボックス27cからの鉛直軸心周りの回転を伝達するギヤ27dと、このギヤ27dに噛合されたギヤ27eとを備えている。ギヤ27eは、図示を省略するベアリングが介在された状態で、第2基台部22に固定されている。モータ27aが回転駆動することで、ベルト27b,ギヤボックス27cおよびギヤ27dを介して、ギヤ27eが鉛直軸心周りに回転して、このギヤ27eの回転によって、第2基台部22に対して第3基台部23が鉛直軸心周りに回転移動する。
また、第3基台移動部27によって第3基台部23が鉛直軸心周りに回転移動することで、第3基台部23に支持されたCアーム支持部24も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム支持部24に支持されたCアーム3も鉛直軸心周りに回転移動し、Cアーム3に支持されたX線管41およびFPD42も鉛直軸心周りに回転移動する。以上のように、第3基台移動部27は、X線管41およびFPD42を鉛直軸心周りに回転移動させる。
このように、第1基台移動部25,第2基台移動部26および第3基台移動部27を備えることにより、3つの異なる鉛直軸からなる回転軸を有している。それぞれを鉛直軸心周りに回転移動させることで、X線管41およびFPD42とともにCアーム3を水平面(図中のxy平面)に平行移動させる。
また、第3基台部23に対してCアーム支持部24を、可動式天板1aが傾斜せずに床面に平行なときの可動式天板1aの長手方向に平行な軸(図中のx軸)心周りに回転移動させるCアーム支持移動部28を備えている。Cアーム支持移動部28は、モータ28aと、モータ28aの回転を伝達するベルト28bと、ベルト28bに伝達された回転をx軸心周りの回転に変換するギヤボックス28cと、ギヤボックス28cからのx軸心周りの回転を伝達するギヤ28dと、このギヤ28dに噛合されたギヤ28eとを備えている。ギヤ28eは、図示を省略するベアリングが介在された状態で、第3基台部23に固定されている。モータ28aが回転駆動することで、ベルト28b,ギヤボックス28cおよびギヤ28dを介して、ギヤ28eがx軸心周りに回転して、このギヤ28eの回転によって、第3基台部23に対してCアーム支持部24がx軸心周りに回転移動する。
また、Cアーム支持移動部28によってCアーム支持部24がx軸心周りに回転移動することで、Cアーム支持部24に支持されたCアーム3もx軸心周りに回転移動し、Cアーム3に支持されたX線管41およびFPD42もx軸心周りに回転移動する。以上のように、Cアーム支持移動部28は、X線管41およびFPD42をx軸心周りに回転移動させる。
また、Cアーム3を可動式天板1aの短手方向に平行な軸(図中のy軸)心周りに回転移動させるCアーム移動部31を備えている。Cアーム3はレール形状で形成されており、Cアーム移動部31は、Cアーム3の溝部に嵌合した2つのベアリング31aと、Cアーム3の外周面に沿って付設されたベルト31bと、ベルト31bの一部を巻き取るモータ31cとを備えている。モータ31cが回転駆動することで、ベルト31bが周回し、それに伴ってベアリング31aに対してCアーム3が摺動する。この摺動によりCアーム3が、y軸心周りに回転移動する。また、Cアーム3に支持されたX線管41およびFPD42もy軸心周りに回転移動する。以上のように、Cアーム移動部31は、X線管41およびFPD42をy軸心周りに回転移動させる。
このように、X線管41を支持しFPD42を支持するCアーム3は、Cアーム移動部31によるy軸心周りの回転移動の方向に沿って「C」の字で湾曲されて形成されており、Cアーム3の湾曲方向に沿ってX線管41およびFPD42がy軸心周りに回転移動するとも言える。また、Cアーム支持移動部28は、Cアーム3のy軸心周りの回転移動とは別の方向であるx軸心周りの回転移動の方向にCアーム3を回転移動させることで、X線管41およびFPD42をx軸心周りに回転移動させるとも言える。
なお、第1基台部21,第2基台部22,第3基台部23,Cアーム支持部24あるいはCアーム3を水平方向(例えば図中のx方向またはy方向)に平行移動させることで、X線管41およびFPD42を水平方向に平行移動させるCアーム平行移動部(図示省略)や、Cアーム3やFPD42を支持する支持軸心周りに回転移動させるFPD移動部(図示省略)などを備えてもよい。また、Cアーム3自体、またはCアーム3に支持されたX線管41やFPD42の自重によるたわみ(位置ズレ)を調整するために、たわみ方向に回転移動させる調整部(図示省略)を備えてもよい。また、Cアーム支持部24またはCアーム3を鉛直軸に沿って昇降移動させることで、X線管41およびFPD42を鉛直軸に沿って平行移動させるCアーム昇降移動部(図示省略)を備えてもよい。
なお、Cアーム3がFPD42を支持する支持軸方向に沿って、FPD42を平行移動させるFPD移動部(図示省略)を備えてもよい。この場合には、Cアーム3がFPD42を支持する支持軸が、X線管41からFPD42に下ろした垂線(すなわち照射中心軸)方向に平行であるので、当該FPD移動部が支持軸方向に沿ってFPD42を平行移動させることで、FPD42を垂線方向に沿って平行移動させることになる。すなわち、X線管41からFPD42に垂線を下ろした距離(すなわちSID(Source Image Distance))を当該FPD移動部が可変にして、X線管41およびFPD42を垂線方向に沿って平行移動させる。
可動式天板1aや基台2やCアーム3を上述のように移動させて、X線管41から照射されたX線をFPD42が検出して得られたX線検出信号を、画像処理部51(図2を参照)で処理することで被検体MのX線画像を得る。透視を行う場合には、撮影よりも弱い線量のX線をX線管41から照射して複数のX線画像を逐次に得て、各X線画像をモニタ(図示省略)にリアルタイムに表示する。撮影を行う場合には、X線管41からX線を照射して1枚のX線画像をモニタに出力表示またはプリンタ(図示省略)に出力印刷する。
コントローラ52(図2を参照)はX線透視撮影装置の各構成を統括制御する。特に、コントローラ52は、ジャッキ1c,移動部25〜28,31を制御する。本実施例1では、傾斜前の可動式天板1aに対する垂直方向の位置に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板1aに対する垂直方向の位置が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度を保った状態で可動式天板1aを長手方向に移動させて、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、Cアーム3を平行移動させる制御を行う。本実施例1での具体的な制御については後述する。なお、図2では、図示の便宜上、コントローラ52から、コントローラ52が制御する構成を結ぶ結線については、図示を省略する。
画像処理部51やコントローラ52は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されている。なお、画像処理部51については、GPU(Graphics Processing Unit) などで構成されてもよい。
次に、本実施例1での具体的な制御について、図3〜図6を参照して説明する。図3は、可動式天板を傾斜させたときに変化する座標の説明に供する概略図であり、図4は、傾斜後の可動式天板を長手方向に移動させたときに変化する座標の説明に供する概略図であり、図5は、傾斜および傾斜後の可動式天板の長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、Cアームを平行移動させるときの説明に供する概略図であり、図6(a)〜図6(d)は、実施例1に係る可動式天板およびCアームの動作に関する概略図である。なお、図3〜図5では、検診台1や可動式天板1aや基台2やCアーム3やX線管41やFPD42などの図示を省略する。
図3に示すように、傾斜前の可動式天板1a(図1および図2を参照)に対する垂直方向の位置として、関心領域の位置(x,z)を代表として説明する。傾斜における回転中心の座標を(a,b)として、傾斜角度をθとして、傾斜に伴って変化した位置を(x,z)とする。したがって、関心領域の位置(x,z)はティルト動作により位置(x,z)に変わる。回転行列を用いると、回転中心の座標(a,b)を考慮して、各々の位置は下記(1),(2)式のような関係式で表される。
−a=(x−a)cosθ−(z−b)sinθ …(1)
−b=(x−a)sinθ+(z−b)cosθ …(2)
図4に示すように、傾斜前の可動式天板1a(図1および図2を参照)に平行な線分を「<<」で図示し(図5も参照)、傾斜後の可動式天板1aに平行な線分を「>>」で図示する(図5も参照)。傾斜角度θを保った状態で可動式天板1aを長手方向に移動させると、位置(x,z)は「<<」で図示された線分に沿って変化する。関心領域の位置(x,z)のうち鉛直方向の高さzが同じで、かつ位置(x,z)から「<<」で図示された線分に沿って変化した位置を(x,z)とする。
つまり、傾斜前の可動式天板1aに対する垂直方向の位置を代表した関心領域の位置(x,z)に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板1aに対する垂直方向の位置を代表した位置(x,z)が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度θを保った状態で可動式天板1aを長手方向に移動させると位置(x,z)となる。したがって、未知の座標xは、下記(3)式のように表される。
(x−x)tanθ=z−z … (3)
図5に示すように、図4と同様に傾斜前の可動式天板1a(図1および図2を参照)に平行な線分を「<<」で図示し、傾斜後の可動式天板1aに平行な線分を「>>」で図示する。傾斜および傾斜後の可動式天板1aの長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離をd(ただし、距離d>0)とすると、下記(4)式のようにxおよびxの差分の絶対値で距離dは表される。そして、X線管41(図1および図2を参照)およびFPD42(図1および図2を参照)とともにCアーム3(図1および図2を参照)を水平面に距離d分平行移動させる。
d=|x−x| … (4)
上記(1)式〜(4)式にしたがって、コントローラ52(図2を参照)は、図6(a)〜図6(d)に示すような動作の制御を行う。また、図6では、関心領域を黒丸で図示するとともに、傾斜を含む各移動に伴って変化した位置を白丸で図示する。
図6(a)〜図6(c)中の黒丸の位置は、図3〜図5中の関心領域の位置(x,z)である。先ず、図6(a)に示す傾斜前の可動式天板1aを、図6(b)に示すようにティルト動作させる。図6(b)中の白丸の位置は、図3〜図5中の位置(x,z)である。
続いて、図6(b)に示す傾斜後の可動式天板1aを、図6(c)に示すように傾斜角度を保った状態で長手方向に移動させる。この長手方向の移動を、関心領域の位置(x,z)のうちの鉛直方向の高さに一致する位置(x,z)に位置するまで行う。図6(c)中の白丸の位置は、図4および図5中の位置(x,z)である。
続いて、図6(c)に示すCアーム3を、図6(d)に示すように距離d(図5を参照)分水平面に平行移動させる。このようにして、図6(d)の黒丸を示す関心領域は、図4および図5中の位置(x,z)に位置して設定される。
本実施例1に係るX線透視撮影装置によれば、X線管41およびX線検出器(各実施例ではフラットパネル型X線検出器(FPD)42)を互いに対向して支持する支持手段(各実施例ではCアーム3)と、本体1bに対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板1aを有した検診台1とを備えた場合において、制御手段(各実施例ではコントローラ52)は下記のような制御を行う。すなわち、可動式天板1aを傾斜(ティルト動作)させると、可動式天板1aに対する垂直方向の位置(例えば関心領域)がティルト動作により変わる。そこで、傾斜前の可動式天板1aに対する垂直方向の位置(例えば関心領域の位置(x,z))に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板1aに対する垂直方向の位置(例えば位置(x,z))が鉛直方向の高さ(例えば高さz)に関して一致するまで傾斜角度θを保った状態で可動式天板1aを長手方向に(例えば位置(x,z)に)移動させる制御を行う。この制御により、関心領域のうち高さzは一致するが、水平方向に関する位置がずれる。そこで、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離(各実施例では距離d)分、支持手段(Cアーム3)を平行移動させる制御を行う。これら2つの制御(可動式天板1aの長手方向の移動に関する制御および支持手段であるCアーム3の平行移動に関する制御)により、関心領域が(例えば位置(x,z)に)設定される。その結果、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することができる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図7は、Cアームの傾斜に関する回転中心に関心領域が一致しない場合におけるCアームを傾斜にさせたときに変化する座標の説明に供する概略図であり、図8は、図7の場合におけるCアームの傾斜により水平面/鉛直方向に移動した距離分/高さ分、傾斜後のCアームをそれぞれ平行移動させるときの説明に供する概略図である。本実施例2では、図2のブロック図も含めて、上述した実施例1と同じ図1に示すX線透視撮影装置を用いている。
上述した実施例1ではCアーム3を傾斜させなかったが、本実施例2のようにCアーム3を可動式天板1aの傾斜角度θに合わせて傾斜させてもよい。Cアーム3の傾斜に関する回転(図1ではy軸心周りの回転に相当)中心に関心領域が一致するように設定した場合には、Cアーム3を可動式天板1aの傾斜角度θに合わせて傾斜するべく当該傾斜角度θで回転させる以外は、上述した実施例1の図6と同様にCアーム3を平行移動させればよい。なお、Cアーム3を傾斜させるタイミングについては、Cアーム3やX線管41やFPD42と検診台1とが衝突さえしなければ、特に限定されない。例えば、図6(a)に示す傾斜前の可動式天板1aよりも前の時点でCアーム3を傾斜させてもよいし、図6(a)〜図6(d)に示すいずれかの時点でCアーム3を傾斜させてもよいし、図6(d)に示すCアーム3の平行移動よりも後の時点でCアーム3を傾斜させてもよい。
このように、Cアーム3に代表される支持手段の傾斜に関する回転中心に関心領域が一致するように設定した場合には、Cアーム3に代表される支持手段を可動式天板1aの傾斜角度θに合わせて傾斜するべく当該傾斜角度θで回転させるのみで済む。しかし、図1のように、照射中心軸とCアーム3の傾斜に関する回転軸とが交わらない設計の場合には、Cアーム3の傾斜に関する回転中心に関心領域を一致させることができない。このように、設計による事情により、Cアーム3に代表される支持手段の傾斜に関する回転中心に関心領域を一致させることができない場合がある。
その他にも、たとえ照射中心軸とCアーム3の傾斜に関する回転軸とが交わったとしても、各構成の設置の制約(例えば、Cアーム3やX線管41やFPD42と検診台1との衝突を避けるための移動の制約)における事情により、Cアーム3に代表される支持手段の傾斜に関する回転中心に関心領域を一致させることができない場合がある。
これらの場合において、Cアーム3に代表される支持手段を可動式天板1aの傾斜角度θに合わせて傾斜させると、関心領域の位置が水平方向および鉛直方向にずれる。そこで、これらの場合において、コントローラ52(図2を参照)は、図8に示すような動作の制御を行う。図7および図8では、Cアーム3やX線管41やFPD42のみを図示して、それ以外の構成(検診台1や可動式天板1aや基台2)の図示を省略する。また、傾斜前のCアーム3やX線管41やFPD42のみを図示して、傾斜後のCアーム3やX線管41やFPD42の図示を省略する。
図7に示すように、図3〜図5と同様に関心領域の位置(x,z)を基準にして説明する。Cアーム3の傾斜に関する回転中心の座標を(α,β)として、傾斜に伴って変化した位置を(x,z)とする。したがって、関心領域の位置(x,z)はCアーム3の傾斜により位置(x,z)に変わる。回転行列を用いると、回転中心の座標(α,β)を考慮して、各々の位置は下記(5),(6)式のような関係式で表される。
−α=(x−α)cosθ−(z−β)sinθ …(5)
−β=(x−α)sinθ+(z−β)cosθ …(6)
なお、Cアーム3の傾斜に関する回転中心に関心領域が一致する場合には、x=αかつz=βであるので、上記(5),(6)式に代入することで、x=αかつz=βとなり、Cアーム3を傾斜させても関心領域の位置が回転中心から変化しないのは明らかである。
このように、Cアーム3を可動式天板1a(図1および図2を参照)の傾斜角度θに合わせて傾斜させると、関心領域の位置(x,z)が水平方向および鉛直方向に位置(x,z)にずれる。
図8に示すように、Cアーム3の傾斜により水平面に平行に移動した距離をd(ただし、距離d>0)とし、Cアーム3の傾斜により鉛直方向に移動した高さをd(ただし、高さd>0)とすると、下記(7)式のようにxおよびxの差分の絶対値で距離dは表され、下記(8)式のようにzおよびzの差分の絶対値で高さdは表される。そして、X線管41およびFPD42とともにCアーム3を距離d分平行移動させ、高さd分平行移動させる。
=|x−x| … (7)
=|z−z| … (8)
上記(7)式,(8)式にしたがって、コントローラ52(図2を参照)は制御を行うようにする。すなわち、Cアーム3の傾斜により水平面に平行に移動した距離d分、傾斜後のCアーム3を平行移動させる制御を行うとともに、Cアーム3の傾斜により鉛直方向に移動した高さdの分、傾斜後のCアーム3を平行移動させる制御を行うようにする。これら2つの制御(Cアーム3に代表される支持手段の水平方向の平行移動に関する制御およびCアームに代表される支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御)により、関心領域が傾斜前後で一致する。つまり、図7に示すようにCアーム3の傾斜により関心領域の位置(x,z)が水平方向および鉛直方向に位置(x,z)にずれたとしても、図8に示すように当該位置(x,z)から距離d分/高さd分、傾斜後のCアーム3をそれぞれ平行移動させることで、傾斜後のCアーム3における関心領域は、傾斜前のCアーム3における関心領域の位置(x,z)に位置して一致する。
なお、これら2つの制御(Cアーム3に代表される支持手段の水平方向の平行移動に関する制御およびCアーム3に代表される支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御)を行う順番については、特に限定されない。Cアーム3に代表される支持手段の水平方向の平行移動に関する制御の後に、Cアーム3に代表される支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御を行ってもよいし、Cアーム3に代表される支持手段の鉛直方向の平行移動に関する制御の後に、Cアーム3に代表される支持手段の水平方向の平行移動に関する制御を行ってもよい。
Cアーム3の傾斜に関する回転中心に関心領域を一致させることができない場合であっても、Cアーム3を傾斜させるタイミングや、傾斜後のCアーム3を距離d分/高さd分それぞれ平行移動させるタイミングについては、Cアーム3やX線管41やFPD42と検診台1とが衝突さえしなければ、特に限定されない。例えば、図6(a)に示す傾斜前の可動式天板1aよりも前の時点でCアーム3を傾斜させて、傾斜後のCアーム3を距離d分/高さd分それぞれ平行移動させてもよいし、図6(a)〜図6(d)に示すいずれかの時点でCアーム3を傾斜させて、傾斜後のCアーム3を距離d分/高さd分それぞれ平行移動させてもよいし、図6(d)に示すCアーム3の平行移動よりも後の時点でCアーム3を傾斜させて、傾斜後のCアーム3を距離d分/高さd分それぞれ平行移動させてもよい。
本実施例2に係るX線透視撮影装置によれば、上述した実施例1と同様に、X線管41およびX線検出器(各実施例ではフラットパネル型X線検出器(FPD)42)を互いに対向して支持する支持手段(各実施例ではCアーム3)と、本体1bに対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板1aを有した検診台1とを備えた場合において、制御手段(各実施例ではコントローラ52)は下記のような制御を行う。すなわち、傾斜前の可動式天板1aに対する垂直方向の位置(例えば関心領域の位置(x,z))に、傾斜に伴って変化した傾斜後の可動式天板1aに対する垂直方向の位置(例えば関心領域の位置(x,z))が鉛直方向の高さ(例えば高さz)に関して一致するまで傾斜角度θを保った状態で可動式天板1aを長手方向に(例えば位置(x,z)に)移動させて、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離(各実施例では距離d)分、支持手段(Cアーム3)を平行移動させる制御を行う。その結果、天板を昇降移動させる機構を備えない場合、あるいは天板を昇降移動させずに制御したい場合でも、関心領域を簡便に設定し、SODを維持することができる。
さらに、本実施例2の場合には、支持手段(Cアーム3)を可動式天板1aの傾斜角度θに合わせて傾斜させているので、傾斜前後においてX線通過角度も変わらずに透視あるいは撮影を行うことができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、X線検出器としてフラットパネル型X線検出器(FPD)を例に採って説明したが、イメージインテンシファイア(I.I)のように、通常において用いられるX線検出器であれば特に限定されない。
(2)上述した各実施例では、上述した各実施例では、X線管およびX線検出器を互いに対向して支持する支持手段として、図1や図2などに示すCアーム3を例に採って説明したが、Cアーム3に限定されない。例えば、「コ」の字で屈曲されて形成されたアームでもよい。また、床面に設置された構成で限定されず、天井から吊り下げられた支持手段であってもよい。
(3)本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台は、図1に示すようにジャッキ1cの伸縮により可動式天板1aをティルト動作させる構成であったが、可動式天板をティルト動作させる構成であれば、特に限定されない。例えば、図9に示すように、検診台1は、可動式天板1aを支持する支柱11の他に、基台12や扇形ラック13や支軸14やピニオン15や回転軸16やモータ(図示省略)を有した構成にも適用することができる。支柱11は、床面に設置された基台12に立設されている。扇形ラック13は、可動式天板1aの短手方向の軸心周りに回転させることで、可動式天板1aをティルト動作させる。支軸14は、支柱11および扇形ラック13に挿入されている。ピニオン15は扇形ラック13に噛合される。回転軸16の一端にピニオン15を配設する。モータが回転軸16を回転させることで、回転軸16の一端に配設されたピニオン15が回転し、ピニオン15の回転に連動して、それに噛合された扇形ラック13が支軸14を支点として支軸14周りに回転する。扇形ラック13が支軸14周りに回転することで、可動式天板1aの短手方向の軸心周りに回転させることで、可動式天板1aをティルト動作させる。この構成の場合には、支軸14が回転中心となる。
1 … 検診台
1a … 可動式天板
1b … (検診台の)本体
3 … Cアーム
41 … X線管
42 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
52 … コントローラ
θ … 傾斜角度

Claims (3)

  1. 透視または撮影を行うX線透視撮影装置であって、
    X線管およびX線検出器を互いに対向して支持する支持手段と、
    本体に対して長手方向に移動可能で傾斜可能な可動式天板を有した検診台と
    を備え、
    傾斜前の前記可動式天板に対する垂直方向の位置に、傾斜に伴って変化した傾斜後の前記可動式天板に対する垂直方向の位置が鉛直方向の高さに関して一致するまで傾斜角度を保った状態で前記可動式天板を長手方向に移動させて、傾斜および当該長手方向の移動により水平面に平行に移動した距離分、前記支持手段を平行移動させる制御を行う制御手段を備える
    ことを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視撮影装置において、
    前記支持手段を前記可動式天板の傾斜角度に合わせて傾斜可能に構成する
    ことを特徴とするX線透視撮影装置。
  3. 請求項2に記載のX線透視撮影装置において、
    前記制御手段は、さらに、
    前記支持手段の傾斜により水平面に平行に移動した距離分、傾斜後の前記支持手段を平行移動させる制御を行うとともに、
    前記支持手段の傾斜により鉛直方向に移動した高さの分、傾斜後の前記支持手段を平行移動させる制御を行う
    ことを特徴とするX線透視撮影装置。
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