JP6538134B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、相手側コネクタと嵌合可能なコネクタに関する。
図16及び図17を参照すると、特許文献1には、嵌合方向(X方向)に沿って相手側コネクタ950と嵌合可能なコネクタ900が開示されている。コネクタ900は、複数のコンタクト910と、保持部材920と、シェル930とを備えている。保持部材920は、複数のコンタクト910を保持している。保持部材920は、主部922と、平板状の舌部926とを有している。主部922には、4つの凹部(位置決め部)923が設けられている。舌部926は、主部922から嵌合方向(X方向)に延びている。シェル930は、嵌合方向(X方向)と直交する平面内において、保持部材920を囲んでいる。シェル930には、4つの位置決め突起932が形成されている。位置決め突起932の夫々は、シェル930の内側に向かって突出している。嵌合方向(X方向)において、位置決め突起932が占める範囲は、互いに重複している。位置決め突起932は、凹部923に夫々収容されている。
特開2009−64676号公報
特許文献1のコネクタ900においては、位置決め突起932の嵌合方向(X方向)における配置が互いにズレている場合、シェル930に保持部材920を組み合わせた際に、保持部材920の舌部926の先端が上方又は下方に向いてしまう可能性がある。
よって本発明は、位置決め突起の嵌合方向における配置のズレを確認することができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
嵌合方向に沿って相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、複数のコンタクトと、保持部材と、シェルとを備えており、
前記保持部材は、前記複数のコンタクトを保持しており、
前記保持部材は、主部と、平板状の舌部とを有しており、
前記主部には、3つ以上の位置決め部が設けられており、
前記舌部は、前記主部から前記嵌合方向に延びており、
前記シェルは、前記嵌合方向と直交する平面内において、前記保持部材を少なくとも部分的に囲んでおり、
前記シェルには、1つの孔と、3つ以上の位置決め突起とが形成されており、
前記孔は、前記シェルの表面上において閉じており、且つ、前記嵌合方向と直交する第1方向において前記シェルを貫通しており、
前記位置決め突起の夫々は、前記シェルの内側に向かって突出しており、
前記嵌合方向において、前記位置決め突起が占める範囲は、互いに重複しており、
前記位置決め突起は、前記嵌合方向において前記位置決め部に夫々突き当たっており、
前記位置決め突起は、1つの第1位置決め突起と、2つの第2位置決め突起とを含んでおり、
前記第1位置決め突起は、前記孔の縁の一部を構成し、且つ、前記孔に面しており、
前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起のうちの少なくとも1つを視認することができる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記位置決め突起の前記嵌合方向における位置は、互いに一致している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記シェルは、前記第1方向の両面を構成する第1面及び第2面を有しており、
前記孔及び前記第1位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第1面に形成されており、
前記第2位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第2面に形成されており、
前記シェルの前記第2面は、継ぎ目を有しており、
前記第2位置決め突起は、前記嵌合方向及び前記第1方向の双方と直交する第2方向において前記継ぎ目を挟んで前記継ぎ目の両側に位置しており、
前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起の夫々を視認することができる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第3のコネクタであって、
前記シェルの前記第1面には、2つの前記孔が形成されており、
前記位置決め突起は、2つの前記第1位置決め突起を含んでおり、
前記第1位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第1面に形成されており、
前記第1位置決め突起は、夫々、前記孔に面しており、
前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起を夫々視認することができる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第1から第4までのいずれかのコネクタであって、
前記保持部材には、被挟持部が設けられており、
前記シェルには、保持爪が設けられており、
前記保持爪は、前記孔の前記縁から前記孔内に延びており、
前記被挟持部は、前記嵌合方向において前記保持爪と前記第1位置決め突起とに挟まれている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第1から第5までのいずれかのコネクタであって、
前記嵌合方向は、前後方向であり、
前記第1方向は、上下方向であり、
前記第1面は、上面であり、
前記第2面は、下面である
コネクタを提供する。
本発明のコネクタにおいては、シェルには、1つの孔と、1つの第1位置決め突起と2つの第2位置決め突起とを含む3つ以上の位置決め突起とが形成されており、シェルを単体で見た場合、縁の一部を第1位置決め突起で構成した孔を通して、第2位置決め突起のうちの少なくとも1つを視認することができるように構成されている。これにより、位置決め突起の嵌合方向における配置のズレを、シェルの孔を通して確認することができる。
従って、本発明のコネクタの製造において、シェル単体を試作した際に位置決め突起が嵌合方向において互いにズレていた場合、この位置決め突起のズレをシェルの孔を通して確認したうえで、ズレを補正するように金型の調整を行うことができる。加えて、この調整後の金型でシェルをプレス成型することにより、位置決め突起の嵌合方向における配置のズレを抑制することができる。これにより、シェルに保持部材を組み合わせた際にシェル内における保持部材の舌部の姿勢が正しく位置決めされる。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタを示す正面図である。 図1のコネクタを示す上面図である。 図3のコネクタをA−A線に沿って示す断面図である。 図3のコネクタをB−B線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタを示す底面図である。 図1のコネクタを示す分解斜視図である。 図7のコネクタを示す正面図である。 図1のコネクタに含まれる、保持部材、コンタクト及びミッドプレートからなる構造体を示す斜視図である。 図9の構造体を示す上面図である。 図9の構造体を示す底面図である。 図1のコネクタの変形例を示す斜視図である。 図12のコネクタを示す正面図である。 図12のコネクタを示す上面図である。 図12のコネクタを示す底面図である。 特許文献1のコネクタ及び相手側コネクタを示す断面図である。 図16のコネクタを示す分解斜視図である。
図1から図6までを参照して、本発明の実施の形態によるコネクタ100は、嵌合方向に沿って相手側コネクタ(図示せず)と嵌合可能なものである。本実施の形態において、嵌合方向はX方向である。また、嵌合方向は前後方向でもある。加えて、前方を+X方向とし、後方を−X方向とする。
図1から図6までに示されるように、本実施の形態のコネクタ100は、保持部材300と、複数のコンタクト200と、ミッドプレート250と、シェル400とを備えている。
図4及び図5に示されるように、本実施の形態の保持部材300は、シェル400に取り付けられ固定されている。保持部材300のシェル400への取付方法については後述する。
図9から図11までを参照して、本実施の形態の保持部材300は、絶縁体からなるものであり、主部320と、平板状の舌部370と、2つの脚部380とを有している。
図2に示されるように、本実施の形態の主部320は、前方から見た場合、前後方向と直交する第1方向において対向する2つの直線辺と、前後方向及び第1方向の双方と直交する第2方向において対向する2つの円弧辺とを有する角丸長方形形状を有している。本実施の形態において、第1方向はZ方向であり、第2方向はY方向である。また、第1方向は上下方向でもある。ここで、上方を+Z方向とし、下方を−Z方向とする。図9から図11までに示されるように、本実施の形態の主部320は、第2方向に長手を有するブロック状の形状を有している。
図9から図11までを参照して、本実施の形態の主部320には、4つの凹部325と、2つの被挟持部340と、2つの保持爪収容部350とが設けられている。
図9から図11までに示されるように、本実施の形態の凹部325の夫々は、前後方向において後方に凹んでいる。凹部325の夫々は、前後方向と直交する後壁を有しており、この後壁は位置決め部330として機能する。即ち、本実施の形態の主部320には、4つの位置決め部330が設けられている。4つの位置決め部330の嵌合方向、即ち前後方向における位置は、互いに一致している。4つの位置決め部330は、前後方向と直交する基準面を形成している。なお、本発明はこれに限定されず、3つ以上の位置決め部330が主部320に設けられていればよい。
図9から図11までに示されるように、本実施の形態の凹部325は、第1凹部326と、第2凹部327とを含んでいる。第1凹部326の夫々は、主部320の前端の上端に設けられている。第2凹部327の夫々は、主部320の前端の下端に設けられている。
図9から図11までに示されるように、本実施の形態の第1凹部326の夫々は、第1位置決め部332を有している。また、本実施の形態の第2凹部327の夫々は、第2位置決め部336を有している。即ち、本実施の形態の位置決め部330は、2つの第1位置決め部332と、2つの第2位置決め部336とを含んでいる。第1位置決め部332は、第2位置決め部336と夫々対応している。図2を参照して、第1位置決め部332の夫々は、上下方向において、対応する第2位置決め部336の上方に位置している。第1位置決め部332の夫々は、第2方向において、対応する第2位置決め部336と同じ位置に位置している。
図9及び図10に示されるように、本実施の形態の被挟持部340の夫々は、上下方向に延びる平板形状を有している。即ち、被挟持部340の夫々は、前後方向において前面及び後面を有している。被挟持部340の前面は、第1位置決め部332として夫々機能する。
図9及び図10に示されるように、本実施の形態の保持爪収容部350の夫々は、上下方向において下方に凹んでおり、主部320の第2方向内側に向かって下方に延びる斜面352を有している。保持爪収容部350は、被挟持部340と夫々対応している。保持爪収容部350の夫々は、前後方向において、対応する被挟持部340の後方に位置している。
図9から図11までに示されるように、本実施の形態の舌部370は、主部320から嵌合方向、即ち前後方向に延びている。より詳しくは、本実施の形態の舌部370は、主部320の前端から前方に延びている。舌部370は、4つの位置決め部330により形成される基準面と直交している。
図9から図11までに示されるように、本実施の形態の舌部370は、接点露出部372と、接続部374とを有している。接点露出部372は、上下方向と直交する平板形状を有している。即ち、接点露出部372は、上下方向において上面及び下面を有している。本実施の形態において、上下方向と直交する平面は、XY平面である。接点露出部372は、前後方向において接続部374の前方に位置している。即ち、接点露出部372の後端は、前後方向において接続部374の前端と接続されている。接続部374は、第2方向に延びる概略直方体形状を有している。図2を参照して、接続部374は、前方から見た場合、上下方向において対向する2つの直線辺と、第2方向において対向する2つの円弧辺とを有する角丸長方形形状を有している。上下方向において、接続部374のサイズは接点露出部372のサイズよりも大きい。より詳しくは、接続部374の上端は、上下方向において、接点露出部372の上端よりも上方に位置しており、接続部374の下端は、接点露出部372の下端よりも下方に位置している。接続部374は、前後方向において主部320の前方に位置している。即ち、接続部374の後端は、前後方向において主部320の前端と接続されている。接続部374の上端は、上下方向において主部320の第1凹部326の下端よりも下方に位置している。接続部374の下端は、上下方向において主部320の第2凹部327の上端よりも上方に位置している。第2方向において、接続部374の両端は、主部320の両端の内側に位置している。
図2、図9及び図11に示されるように、本実施の形態の脚部380は、主部320の第2方向両端付近に夫々位置している。本実施の形態の脚部380の夫々は、主部320の下端から下方に延びている。
本実施の形態のコンタクト200は、金属製であり、図4、図5及び図9から図11までから理解されるように、インサート成型により保持部材300に埋め込まれて保持されている。即ち、保持部材300は、複数のコンタクト200を保持している。本実施の形態のコンタクト200は、第2方向と直交する平面内において略L字形状の断面を有している。本実施の形態において、第2方向と直交する平面は、XZ平面である。
図4、図5、図10及び図11に示されるように、本実施の形態のコンタクト200は、複数の第1コンタクト210と、複数の第2コンタクト220とを含んでいる。
図5に示されるように、本実施の形態の第1コンタクト210は、板状の第1接点部212と、第1被固定部214とを有している。第1接点部212は、第1コンタクト210の前端付近に位置している。第1被固定部214は、第1コンタクト210の後端に位置している。第1コンタクト210の夫々の第1接点部212は、保持部材300の舌部370の接点露出部372の上面上に露出している。第1コンタクト210の夫々の第1被固定部214は、コネクタ100の下方であって後端付近に位置している。
図4に示されるように、本実施の形態の第2コンタクト220は、板状の第2接点部222と、第2被固定部224とを有している。第2接点部222は、第2コンタクト220の前端付近に位置している。第2被固定部224は、第2コンタクト220の後端に位置している。第2コンタクト220の夫々の第2接点部222は、保持部材300の舌部370の接点露出部372の下面上に露出している。第2コンタクト220の夫々の第2被固定部224は、第1コンタクト210の夫々の第1被固定部214よりも前方に位置している。第2コンタクト220の夫々の第2被固定部224は、保持部材300の主部320の保持爪収容部350の後端よりも後方に位置している。第1コンタクト210の第1被固定部214と、第2コンタクト220の第2被固定部224とは、上下方向において同一のXY平面上に位置している。
図4及び図5を参照して、第1コンタクト210の第1接点部212と、第2コンタクト220の第2接点部222とは、コネクタ100と相手側コネクタ(図示せず)とが嵌合した際に、相手側コネクタ(図示せず)の相手側コンタクト(図示せず)と夫々接触するものである。また、第1コンタクト210の第1被固定部214と、第2コンタクト220の第2被固定部224とは、コネクタ100を回路基板(図示せず)上に設置した際に、回路基板(図示せず)の配線パターン(図示せず)に半田付けされる部分である。
本実施の形態のミッドプレート250は、金属製であり、図4、図5及び図9から図11までから理解されるように、インサート成型により保持部材300に埋め込まれて保持されている。より詳しくは、本実施の形態のミッドプレート250は、上下方向と直交する略平板形状を有しており、上下方向において第1コンタクト210と第2コンタクト220との間に位置するように、保持部材300に保持されている。
本実施の形態のシェル400は、金属製であり、図1から図6までから理解されるように、嵌合方向、即ち前後方向と直交する平面内において、保持部材300を囲んでいる。本実施の形態において、前後方向と直交する平面は、YZ平面である。なお、本発明はこれに限定されず、シェル400は、嵌合方向と直交する平面内において、保持部材300を少なくとも部分的に囲んでいればよい。
図1から図6までに示されるように、本実施の形態のシェル400は、上下方向の両面を構成する第1面410及び第2面420を有している。即ち、第1面410は、シェル400の上面410であり、第2面420は、シェル400の下面420である。第1面410及び第2面420の夫々は、上下方向と直交している。また、本実施の形態のシェル400の前端は、開口している。即ち、コネクタ100は、前端に開口部150を有している。
図1から図6までに示されるように、本実施の形態のシェル400には、2つの孔412と、4つの位置決め突起450とが形成されている。また、本実施の形態のシェル400には、継ぎ目422と、2つの保持爪470と、後壁部480とが設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、シェル400には、1つの孔412と、3つ以上の位置決め突起450とが形成されていればよい。
図1、図3、図4及び図5まで示されるように、本実施の形態の孔412は、シェル400の第1面410に形成されている。即ち、シェル400の第1面410には、2つの孔412が形成されている。孔412の夫々は、シェル400の表面上において閉じており、且つ、第1方向、即ち上下方向においてシェル400を貫通している。より詳しくは、孔412の夫々は、シェル400の第1面410の表面上において閉じており、且つ、上下方向においてシェル400の第1面410を貫通している。また、孔412の第2方向内側の縁は、前後方向に延びる略直線形状を有している。
図2、図4及び図5を参照して、本実施の形態の位置決め突起450の夫々は、シェル400の内側に向かって突出している。より詳しくは、本実施の形態の位置決め突起450は、上下方向においてシェル400の内側に向かって突出している。嵌合方向、即ち前後方向において、位置決め突起450が占める範囲は、互いに重複している。より詳しくは、位置決め突起450の嵌合方向、即ち前後方向における位置は、互いに一致している。
図2、図4及び図5を参照すると、本実施の形態の位置決め突起450は、嵌合方向、即ち前後方向において保持部材300の主部320の凹部325の位置決め部330に夫々突き当たっている。より詳しくは、4つの位置決め突起450の後端と、4つの位置決め部330とは、前後方向において略同一のYZ平面上に位置している。前述のように、舌部370は、4つの位置決め部330により形成される基準面と直交しているため、シェル400内における保持部材300の舌部370の姿勢は正しく位置決めされている。
図2、図4及び図5を参照すると、本実施の形態の位置決め突起450は、2つの第1位置決め突起452と、2つの第2位置決め突起456とを含んでいる。なお、本発明はこれに限定されず、位置決め突起450は、1つの第1位置決め突起452と、2つの第2位置決め突起456とを含んでいればよい。即ち、シェル400は、1つの第1位置決め突起452と、2つの第2位置決め突起456とを有していればよい。
図1から図5までに示されるように、本実施の形態の第1位置決め突起452の夫々は、シェル400の第1面410に形成されている。第1位置決め突起452は、夫々、孔412の縁の一部を構成している。第1位置決め突起452の夫々は、対応する孔412に面している。より詳しくは、第1位置決め突起452の夫々の後側の縁は、対応する孔412の前側の縁の一部を構成しており、且つ、対応する孔412に面している。本実施の形態の第1位置決め突起452の夫々は、上下方向において下方に突出している。
図4及び図5を参照して、本実施の形態の第1位置決め突起452は、前後方向において第1位置決め部332に夫々突き当たっている。より具体的には、第1位置決め突起452の夫々の後端は、前後方向において対応する第1位置決め部332に突き当たっている。
図2、図4、図5及び図6に示されるように、本実施の形態の第2位置決め突起456の夫々は、シェル400の第2面420に形成されている。本実施の形態の第2位置決め突起456の夫々は、上下方向において上方に突出している。第2位置決め突起456は、第1位置決め突起452と夫々対応している。第2位置決め突起456の夫々は、上下方向において対応する第1位置決め突起452の下方に位置している。また、第2位置決め突起456の夫々は、第2方向において、対応する第1位置決め突起452と同じ位置に位置している。
図4及び図5を参照して、本実施の形態の第2位置決め突起456は、前後方向において第2位置決め部336に夫々突き当たっている。より具体的には、第2位置決め突起456の夫々の後端は、前後方向において対応する第2位置決め部336に突き当たっている。
図2、図4及び図5を参照すると、本実施の形態のコネクタ100において、シェル400を単体で見た場合、孔412を通して、第2位置決め突起456を夫々視認することができる。即ち、シェル400を単体で見た場合、孔412の夫々を通して、対応する第2位置決め突起456を視認することができる。即ち、シェル400を単体で見た場合、孔412の夫々を通して、孔412に面している第1位置決め突起452に対応する第2位置決め突起456を視認することができる。これにより、位置決め突起450の嵌合方向、即ち前後方向における配置のズレを、シェル400の孔412を通して確認することができるようになっている。より具体的には、本実施の形態のコネクタ100においては、シェル400を単体で見た場合、孔412を通して、第2位置決め突起456を夫々斜め後上方から視認することができ、位置決め突起450の前後方向における配置のズレを、シェル400の孔412を通して確認することができるようになっている。なお、本発明はこれに限定されず、シェル400を単体で見た場合、孔412を通して、第2位置決め突起456のうちの少なくとも1つを視認することができればよい。
図6に示されるように、本実施の形態の継ぎ目422は、シェル400の第2面420に設けられている。即ち、シェル400の第2面420は、継ぎ目422を有している。継ぎ目422は、シェル400の第2面420の第2方向中央付近に位置しており、蛇行しながら前後方向に延びている。継ぎ目422は、第2方向において、シェル400の第2面420の+Y側部分と−Y側部分とを連結している。第2位置決め突起456は、第2方向において継ぎ目422を挟んで継ぎ目422の両側に位置している。
図1、図3、図4及び図5を参照すると、本実施の形態の保持爪470は、孔412と夫々対応している。本実施の形態の保持爪470の夫々は、対応する孔412の縁から対応する孔412内に延びている。より詳しくは、本実施の形態の保持爪470の夫々は、対応する孔412の第2方向外側の縁から、対応する孔412内において第2方向内側に延びている。保持爪470の第2方向内端は、自由端である。保持爪470の夫々は、前後方向において対応する孔412に面する第1位置決め突起452の後方に位置している。保持爪470は、保持部材300の主部320の保持爪収容部350と夫々対応している。保持爪470の夫々は、上下方向において対応する保持爪収容部350の斜面352と隙間を空けて対向しており、保持爪470の第2方向内端は、対応する保持爪収容部350内に収容されている。
図3、図4及び図5に示されるように、保持部材300の被挟持部340は、嵌合方向、即ち前後方向において保持爪470と第1位置決め突起452とに挟まれている。より詳しくは、保持部材300の被挟持部340の前面は、前後方向においてシェル400の第1位置決め突起452の後端と夫々接触しており、保持部材300の被挟持部340の後面は、前後方向においてシェル400の保持爪470の前端と夫々接触している。これにより、シェル400は保持部材300に対して、嵌合方向、即ち前後方向に相対移動しないように固定されている。
図3から図5までに示されるように、本実施の形態の後壁部480は、前後方向と直交する略平板形状を有しており、シェル400の第1面410の後端から下方に延びている。後壁部480は、前後方向において保持部材300の主部320の後方に位置している。
保持部材300のシェル400への取付方法を以下に詳述する。
図7及び図8を参照して、まず初めに、後壁部480B及び保持爪470Bが折り曲げられていない点を除いてシェル400と同じ構造を有している中間体400Bを準備する。次に、保持部材300の位置決め部330が、中間体400Bの位置決め突起450と、嵌合方向、即ち前後方向において夫々対向するように、保持部材300を中間体400Bの後方に配置する。この後、保持部材300を前後方向に沿って前方に移動させると、保持部材300の舌部370は中間体400Bの内部に収容されて、保持部材300の位置決め部330と中間体400Bの位置決め突起450の後端とが前後方向において夫々突き当る。
この状態で、中間体400Bの保持爪470Bの夫々の第2方向内端を下方に押し下げて保持爪470を形成する。これにより、中間体400Bの保持爪470は、保持爪収容部350の斜面352と隙間を空けて対向し、中間体400Bの保持爪470の第2方向内端は、保持部材300の保持爪収容部350内に収容される。
このとき、保持部材300の被挟持部340は、嵌合方向、即ち前後方向において保持爪470と第1位置決め突起452とに挟まれている。即ち、中間体400Bは保持部材300に対して前後方向に相対移動しないように固定されることとなる。この状態で、中間体400Bの後壁部480Bを下方に折り曲げて後壁部480を形成することによりシェル400を形成すると、保持部材300の主部320の上部の後端はシェル400の後壁部480と前後方向において対向することとなる。これにより、保持部材300がシェル400から後方に引き抜かれるのを更に規制することができる。
コネクタ100の構成は、上述したものには限定されず、例えば、以下のような変形が可能である。
図12から図15までを参照すると、本実施の形態の変形例によるコネクタ100Aは、保持部材300Aと、複数のコンタクト200と、ミッドプレート250と、シェル400Aとを備えている。ここで、コンタクト200及びミッドプレート250は、上述した実施の形態のコンタクト200及びミッドプレート250と同一形状であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明を省略することとする。
図12から図15までを参照して、本変形例の保持部材300Aは、シェル400Aに取り付けられ固定されている。保持部材300Aのシェル400Aへの取付方法については、上述した実施の形態の保持部材300のシェル400への取付と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図12から図15までを参照して、本実施の形態の保持部材300Aは、絶縁体からなるものであり、主部320Aと、平板状の舌部370と、2つの脚部380とを有している。ここで、主部320A以外の構成要素は、上述の実施の形態と同じである。従って、同様の構成要素については同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
図12から図15までを参照して、本実施の形態の主部320Aは、前方から見た場合、上下方向において対向する2つの直線辺と、第2方向において対向する2つの円弧辺とを有する角丸長方形形状を有している。また、本実施の形態の主部320Aは、第2方向に延びる長手を有するブロック形状を有している。
図13及び図14を参照して、本実施の形態の主部320Aには、3つの凹部325Aと、1つの被挟持部340Aと、2つの保持爪収容部350Aとが設けられている。
図13を参照して、本実施の形態の凹部325Aの夫々は、前後方向において後方に凹んでいる。凹部325Aの夫々は、前後方向と直交する後壁を有しており、この後壁は位置決め部330Aとして機能する。即ち、本実施の形態の主部320Aには、3つの位置決め部330Aが設けられている。3つの位置決め部330Aの嵌合方向、即ち前後方向における位置は、互いに一致している。3つの位置決め部330Aは、前後方向と直交する基準面を形成している。本実施の形態の舌部370は、3つの位置決め部330Aにより形成される基準面と直交している。
図13に示されるように、本実施の形態の凹部325Aは、1つの第1凹部326Aと、2つの第2凹部327とを含んでいる。ここで、本変形例の第2凹部327は、上述の実施の形態の保持部材300の主部320の第2凹部327と同様であるので、詳細な説明は省略する。第1凹部326Aは、主部320Aの第2方向中央付近であって、主部320Aの前端の上端に設けられている。
図13に示されるように、本実施の形態の第1凹部326Aは、第1位置決め部332Aを有している。即ち、本実施の形態の位置決め部330Aは、1つの第1位置決め部332Aと、2つの第2位置決め部336とを含んでいる。第1位置決め部332Aは、上下方向において、第2位置決め部336の夫々の上方に位置している。第1位置決め部332Aは、第2方向において、第2位置決め部336の間に位置している。
図14に示されるように、本実施の形態の被挟持部340Aは、上下方向に延びる略平板形状を有している。即ち、被挟持部340Aは、前後方向において前面及び後面を有している。被挟持部340Aの前面の一部は、第1位置決め部332Aとして機能する。
図14を参照して、本実施の形態の保持爪収容部350Aの夫々は、上下方向において下方に凹んでおり、主部320Aの第2方向内側に向かって下方に延びる斜面352Aを有している。保持爪収容部350Aの夫々は、前後方向において被挟持部340Aの後方に位置している。
本実施の形態のシェル400Aは、金属製であり、図12から図15までから理解されるように、前後方向と直交する平面内において、保持部材300Aを囲んでいる。
図12から図15までに示されるように、本実施の形態のシェル400Aは、上下方向の両面を構成する第1面410A及び第2面420を有している。即ち、第1面410Aは、シェル400Aの上面410Aであり、第2面420は、シェル400Aの下面420である。第1面410A及び第2面420の夫々は、上下方向と直交している。また、本実施の形態のシェル400Aの前端は、開口している。即ち、コネクタ100Aは、前端に開口部150を有している。
図12から図15までに示されるように、本実施の形態のシェル400Aには、1つの孔412Aと、3つの位置決め突起450Aとが形成されている。また、シェル400Aには、継ぎ目422と、2つの保持爪470Aと、後壁部480とが設けられている。ここで、孔412A、位置決め突起450A及び保持爪470A以外の構成要素は、上述の実施の形態と同じである。従って、同一の構成要素については同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
図12及び図14から理解されるように、本実施の形態の孔412Aは、シェル400Aの第1面410Aに形成されている。即ち、シェル400Aの第1面410Aには、1つの孔412Aが形成されている。孔412Aは、シェル400Aの表面上において閉じており、且つ、第1方向、即ち上下方向においてシェル400Aを貫通している。より詳しくは、孔412Aは、シェル400Aの第1面410Aの表面上において閉じており、且つ、上下方向においてシェル400Aの第1面410Aを貫通している。また、孔412Aの前後方向内側の縁は、第2方向に延びる略直線形状を有している。
図13から理解されるように、本実施の形態の位置決め突起450Aの夫々は、シェル400Aの内側に向かって突出している。より詳しくは、本実施の形態の位置決め突起450Aは、上下方向においてシェル400Aの内側に向かって突出している。嵌合方向、即ち前後方向において、位置決め突起450Aが占める範囲は、互いに重複している。より詳しくは、位置決め突起450Aの嵌合方向、即ち前後方向における位置は、互いに一致している。
図13及び図14を参照すると、本実施の形態の位置決め突起450Aは、嵌合方向、即ち前後方向において保持部材300Aの主部320Aの凹部325Aの位置決め部330Aに夫々突き当たっている。より詳しくは、3つの位置決め突起450Aの後端と、3つの位置決め部330Aとは、前後方向において同一のYZ平面上に位置している。前述のように、舌部370は、3つの位置決め部330Aにより形成される基準面と直交しているため、シェル400A内における保持部材300Aの舌部370の姿勢は正しく位置決めされている。
図13を参照すると、本実施の形態の位置決め突起450Aは、1つの第1位置決め突起452Aと、2つの第2位置決め突起456とを含んでいる。ここで、本変形例の第2位置決め突起456は、上述の実施の形態のシェル400の第2位置決め突起456と同様であるので、詳細な説明は省略する。
図12及び図14を参照すると、本実施の形態の第1位置決め突起452Aは、シェル400Aの第1面410Aに形成されている。第1位置決め突起452Aは、孔412Aの縁の一部を構成し、且つ、孔412Aに面している。より詳しくは、第1位置決め突起452Aの後側の縁は、孔412Aの前側の縁の一部を構成しており、且つ、孔412Aに面している。本実施の形態の第1位置決め突起452Aは、上下方向において下方に突出している。
図13及び図14を参照して、本実施の形態の第1位置決め突起452Aは、前後方向において第1位置決め部332Aに突き当たっている。より具体的には、第1位置決め突起452Aの後端は、前後方向において第1位置決め部332Aに突き当たっている。
図12から図15までを参照すると、本実施の形態のコネクタ100Aにおいて、シェル400Aを単体で見た場合、孔412Aを通して、第2位置決め突起456を夫々視認することができる。これにより、位置決め突起450Aの嵌合方向、即ち前後方向における配置のズレを、シェル400Aの孔412Aを通して確認することができるようになっている。なお、本発明はこれに限定されず、シェル400Aを単体で見た場合、孔412Aを通して、第2位置決め突起456のうちの少なくとも1つを視認することができればよい。
図12及び図14を参照すると、本実施の形態の保持爪470Aの夫々は、孔412Aの縁から孔412A内に延びている。より詳しくは、本実施の形態の保持爪470Aの夫々は、孔412Aの第2方向外側の縁から、孔412A内において第2方向内側に延びている。保持爪470Aの第2方向内端は、自由端となっている。保持爪470Aの夫々は、前後方向において第1位置決め突起452Aの後方に位置している。保持爪470Aは、保持部材300Aの主部320Aの保持爪収容部350Aと夫々対応している。保持爪470Aの夫々は、上下方向において対応する保持爪収容部350Aの斜面352Aと隙間を空けて対向しており、保持爪470Aの第2方向内端は、対応する保持爪収容部350A内に収容されている。
図14に示されるように、保持部材300Aの被挟持部340Aは、嵌合方向、即ち前後方向において保持爪470Aと第1位置決め突起452Aとに挟まれている。より詳しくは、保持部材300Aの被挟持部340Aの前面の一部は、前後方向においてシェル400Aの第1位置決め突起452Aの後端と接触しており、保持部材300Aの被挟持部340Aの後面の一部は、前後方向においてシェル400Aの保持爪470Aの夫々の前端と接触している。これにより、シェル400Aは保持部材300Aに対して、嵌合方向、即ち前後方向に相対移動しないように固定されている。
以上、本発明について、複数の実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、種々の変形が可能である。
本実施の形態のコネクタ100,100Aにおいては、嵌合方向を前後方向とし、第1方向を上下方向としていたが、本発明はこれに限定されない。即ち、嵌合方向を上下方向としてもよく、また、第1方向は嵌合方向と直交していればよい。
本実施の形態のコネクタ100,100Aのシェル400,400Aには、2つの保持爪470,470Aが設けられていたが、本発明はこれに限定されない。即ち、シェルが保持部材に強固に固定されるのであれば、保持爪は一つであってもよい。
本実施の形態のコネクタ100,100Aのシェル400,400Aの保持爪470,470Aは、第1位置決め突起452,452Aが面する孔412,412A内に延びていたが、本発明はこれに限定されない。即ち、第1位置決め突起が面する孔と、保持爪が延びる孔とが、別個独立の孔であってもよい。
本実施の形態のコネクタ100,100Aのコンタクト200の第1コンタクト210及び第2コンタクト220は、板状の第1接点部212及び第2接点部222を有していたが、本発明はこれに限定されない。即ち、第1接点部及び第2接点部は、バネ接点であってもよい。
本変形例のコネクタ100Aのシェル400Aの第1面410Aには、1つの孔412Aと、1つの第1位置決め突起452Aが設けられていたが、本発明はこれに限定されない。即ち、シェルの第1面に、1つの孔と2つの第1位置決め突起が設けられていてもよい。
100,100A コネクタ
150 開口部
200 コンタクト
210 第1コンタクト
212 第1接点部
214 第1被固定部
220 第2コンタクト
222 第2接点部
224 第2被固定部
250 ミッドプレート
300,300A 保持部材
320,320A 主部
325,325A 凹部
326,326A 第1凹部
327 第2凹部
330,330A 位置決め部
332,332A 第1位置決め部
336 第2位置決め部
340,340A 被挟持部
350,350A 保持爪収容部
352,352A 斜面
370 舌部
372 接点露出部
374 接続部
380 脚部
400,400A シェル
400B 中間体
410,410A 第1面(上面)
412,412A 孔
420 第2面(下面)
422 継ぎ目
450,450A 位置決め突起
452,452A 第1位置決め突起
456 第2位置決め突起
470,470A,470B 保持爪
480,480B 後壁部

Claims (5)

  1. 嵌合方向に沿って相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
    前記コネクタは、複数のコンタクトと、保持部材と、シェルとを備えており、
    前記保持部材は、前記複数のコンタクトを保持しており、
    前記保持部材は、主部と、平板状の舌部とを有しており、
    前記主部には、3つ以上の位置決め部が設けられており、
    前記舌部は、前記主部から前記嵌合方向に延びており、
    前記シェルは、前記嵌合方向と直交する平面内において、前記保持部材を少なくとも部分的に囲んでおり、
    前記シェルには、1つの孔と、3つ以上の位置決め突起とが形成されており、
    前記孔は、前記シェルの表面上において閉じており、且つ、前記嵌合方向と直交する第1方向において前記シェルを貫通しており、
    前記位置決め突起の夫々は、前記シェルの内側に向かって突出しており、
    前記嵌合方向において、前記位置決め突起が占める範囲は、互いに重複しており、
    前記位置決め突起は、前記嵌合方向において前記位置決め部に夫々突き当たっており、
    前記位置決め突起は、1つの第1位置決め突起と、2つの第2位置決め突起とを含んでおり、
    前記第1位置決め突起は、前記孔の縁の一部を構成し、且つ、前記孔に面しており、
    前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起のうちの少なくとも1つを視認することができ、
    前記保持部材には、被挟持部が設けられており、
    前記シェルには、保持爪が設けられており、
    前記保持爪は、前記孔の前記縁から前記孔内に延びており、
    前記被挟持部は、前記嵌合方向において前記保持爪と前記第1位置決め突起とに挟まれている
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記位置決め突起の前記嵌合方向における位置は、互いに一致している
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のコネクタであって、
    前記シェルは、前記第1方向の両面を構成する第1面及び第2面を有しており、
    前記孔及び前記第1位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第1面に形成されており、
    前記第2位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第2面に形成されており、
    前記シェルの前記第2面は、継ぎ目を有しており、
    前記第2位置決め突起は、前記嵌合方向及び前記第1方向の双方と直交する第2方向において前記継ぎ目を挟んで前記継ぎ目の両側に位置しており、
    前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起の夫々を視認することができる
    コネクタ。
  4. 請求項3記載のコネクタであって、
    前記シェルの前記第1面には、2つの前記孔が形成されており、
    前記位置決め突起は、2つの前記第1位置決め突起を含んでおり、
    前記第1位置決め突起の夫々は、前記シェルの前記第1面に形成されており、
    前記第1位置決め突起は、夫々、前記孔に面しており、
    前記シェルを単体で見た場合、前記孔を通して、前記第2位置決め突起を夫々視認することができる
    コネクタ。
  5. 請求項1から請求項までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記嵌合方向は、前後方向であり、
    前記第1方向は、上下方向であり、
    前記第1面は、上面であり、
    前記第2面は、下面である
    コネクタ。
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