JP6537922B2 - 風路切換装置 - Google Patents

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本発明は、通風路を切り換える風路切換装置に関する。
近年、浴室暖房乾燥機においては、温風を浴室内に送るために設けられている送風ファンを換気用のファンとしても利用することが行われている。この場合、浴室暖房乾燥機には、ファンからの空気流を暖房用通風路と換気用通風路との一方に選択的に案内する風路切換装置が設けられる(例えば特許文献1参照)。
この種の風路切換装置は、暖房用通風路と換気用通風路とに分岐する分岐位置に備えるダンパにより風路の切り換えを行うようになっている。ダンパは、浴室暖房を行う場合には換気用通風路を閉じ、浴室からの換気を行う場合には暖房用通風路を閉じるように作動する。
特開2007−107848号
ところで、暖房用通風路と換気用通風路とは互いに異なる方向に延び、例えば、ファンからの空気の流動方向と換気用通風路の空気の流動方向とが略同一方向となっている場合には、暖房用通風路の空気の流動方向は、ファンからの空気の流動方向に対して交差方向となる。
このため、従来、ダンパには、換気用通風路を閉塞したときにファンからの空気流を案内するために湾曲する形状の案内面が設けられる。案内面が湾曲形状であることにより、ファンからの空気流を暖房用通風路に向かって滑らかに屈曲させることができる。
しかし、ダンパが換気用通風路を閉塞したとき、ファンからの空気流の上流側を向くダンパの端縁(以下先端縁という)に交差して当該空気流が通過すると、通風路内面に形成されるダンパの先端縁による僅かな段差により、この時の空気流の一部が案内面の裏側(換気用通風路の内部に面する側)に入り込もうとする。これによってダンパが小刻みに振動し、この振動に伴う騒音が発生する不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、一方の通風路を閉塞したダンパによる騒音の発生を低減することができる風路切換装置を提案することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、2つの通風路を選択的に切り換えて空気流を案内する風路切換装置において、一方の通風路を閉塞したとき、他方の通風路に空気流を案内する案内面を有するダンパと、該ダンパの前記案内面が空気流を案内する方向の下流側部分を支持して前記2つの通風路間で該ダンパを回動させる回動軸とを備え、前記ダンパは、一方の通風路を閉塞したときに他方の通風路に向かう空気流が突き当たる風受け面を備え、前記風受け面は、前記案内面の上流側の端縁から前記ダンパの回動軌跡の径方向における外側に向かって張り出して設けられ、前記一方の通風路には、当該通風路を閉塞した前記ダンパの前記風受け面を収容する凹部が設けられ、前記ダンパが一方の通風路を閉じた状態のときの前記風受け面は、一方の通風路における前記風受け面が対向する位置と反対側に設けられた規制部に前記ダンパが規制されることにより、一方の通風路に当接することなく対向して該風受け面側の前記ダンパと一方の通風路との間に隙間を形成し、前記ダンパが他方の通風路を閉じた状態のときの前記風受け面は、他方の通風路における前記風受け面が対向する位置と反対側に設けられた規制部に前記ダンパが規制されることにより、他方の通風路に当接することなく対向して該風受け面側の前記ダンパと他方の通風路との間に隙間を形成することを特徴とする。
本発明によれば、ダンパに風受け面を設けたことにより、一方の通風路を閉塞したときに他方の通風路に向かう空気流が風受け面に突き当る。風受け面はダンパの回動軌跡の外側に張り出して設けられていることにより、風受け面に空気流が突き当ったときの風圧により風受け面を介してダンパが一方の通風路を閉塞する方向に押さえつけられる。
これによって、空気流が風受け面の裏側に回り込んでも、風受け面に突き当る空気流の風圧が対抗してダンパの振動は生じ難くなり、騒音の発生を低減することができる。
また、前記凹部を設けたことにより、凹部に収容された状態の風受け面の裏側への空気流の回り込みを防止することができる。従って、ダンパの振動を防止して騒音の発生を一層確実に低減することができる。
本発明の実施形態の風路切換装置を備える浴室暖房乾燥機の概略構成図。 ダンパの形状を示す斜視図。 暖房時のダンパ位置における要部の拡大断面図。 換気時のダンパ位置における要部の拡大断面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明による風路切換装置1は浴室暖房乾燥機2に組み込まれている。
浴室暖房乾燥機2の構成を説明する。図1に示すように、浴室暖房乾燥機2は、浴室の天井3に埋め込むようにして取り付けられた機体4と、天井3に形成した開口を通して浴室に臨む機体4の下面を天井3の下側から覆うパネル5とを備えている。
パネル5には、吸込み口6と吹出し口7とが共に下向きに形成されている。吹出し口7は横長矩形状に形成されており、吹出し口7には吹出し口7に対応する形状のルーバー8が設けられている。
機体4内には、暖房用通風路9(本発明における他方の通風路に相当する)と換気用通風路10(本発明における一方の通風路に相当する)とが画成されている。暖房用通風路9は、上流端が吸込み口6となっており、下流端が吹出し口7となっている。換気用通風路10は、上流端が吸込み口6となっており、下流端が排出口11となっている。排出口11は、屋外で開放する図外のダクトに接続される。
暖房用通風路9の吹出し口7の上流側の近傍には、加熱手段12が設けられている。加熱手段12は、図外の熱源機から供給される温水を流す放熱器で構成されている。換気用通風路10は、吸込み口6を暖房用通風路9と共有し、加熱手段12の上流側で暖房用通風路9から分岐する。吸込み口6の下流側近傍には、ファン13が設けられており、浴室内の空気を吸込み口6から強制的に吸込んで暖房用通風路9や換気用通風路10に向かう気流を生成する。
暖房用通風路9と換気用通風路10との分岐位置には、本発明による風路切換装置1が設けられている。
風路切換装置1の構成を説明する。図1に示すように、風路切換装置1は、ダンパ14と、暖房用通風路9と換気用通風路10との分岐位置でダンパ14を回動自在に支持するダンパ室15と、ダンパ14の回動を駆動する駆動手段としてのモータ16とを備えている。
ダンパ14は、ファン13からの空気流を暖房用通風路9に送るときに換気用通風路10を閉じ(図3参照)、ファン13からの空気流を換気用通風路10に送るときには暖房用通風路9を閉じる(図4参照)。
図2に示すように、ダンパ14は、案内板17と、案内板17の両端から延びる脚片18と、脚片18に一体に形成されて外側に突出する回動軸19とを備えている。案内板17は、暖房用通風路9に向かう気流を案内する第1の案内面17a(本発明における案内面に相当する)と、第1の案内面17aの裏面であって換気用通風路10に向かう気流を案内する第2の案内面17bと、案内板17の先端(回動軸19と反対側の端縁)に沿って形成された風受け面20とを備えている。
風受け面20は、ダンパ14の回動軌跡の外側方向に張り出しており、ダンパ14により換気用通風路10を閉じたとき、ファン13からの空気流が突き当る角度に設けられている。
ダンパ室15は、図1に示すように、両脚片18の外側に対向する一対の側壁21と、暖房用通風路9側に位置する暖房側開口22と、換気用通風路10側に位置する換気側開口23と、仕切り壁24とを備えてダンパ14を内包している。ダンパ14の回動軸19はダンパ室15の両側壁21に回転自在に支持される。そして、ダンパ室15の一方の側壁21の外側には、回動軸19を介してダンパ14を回動させるモータ16が取り付けられている。
暖房側開口22は、ダンパ14の案内板17によって暖房用通風路9を閉塞可能な形状となっている。同様に、換気側開口23は、ダンパ14の案内板17によって換気用通風路10を閉塞可能な形状となっている。更に、換気側開口23である換気用通風路10の上流端の上壁には、ダンパ14の風受け面20を収容するための凹部23aが形成されている。
仕切り壁24は、暖房側開口22と換気側開口23との間を仕切っており、仕切り壁24の先端には、ダンパ14の案内板17に当接してダンパ14の回動を規制する規制部25が一体に設けられている。
ダンパ14は、案内板17が換気側開口23に位置して換気用通風路10を閉じる方向に回動すると、換気用通風路10を閉じたところで、図3に示すように、規制部25が案内板17に当接してその回動を停止させる。
規制部25は、回動軸19に近い位置の案内板17に当接する。規制部25に当接するときの案内板17の回動速度は、回動軸19から遠い位置にある案内板17の先端よりも遅い。よって、規制部25に案内板17が当接したときの衝突音は小さい。
更に、案内板17の風受け面20は換気側開口23の凹部23aに当接せず、幅狭の空隙を存して対向する。これにより、規制部25が案内板17に当接して小さな衝突音が生じるだけで、回動軸19から離れた位置にある案内板17の先端から衝突音が発生することはなく、通風路9,10の切り換え時の衝突音による不快な騒音の発生を抑制することができる。
ところで、ダンパ14が換気用通風路10を閉じたとき、案内板17の先端側から裏側に空気流の一部が流れ込み、更に、ダンパ14と換気用通風路10の上壁との隙間を抜ける空気流が生じると、ダンパ14を換気用通風路10の上壁から離反させる力が発生する。このときダンパ14が振動した場合には、騒音が発生するおそれがある。
そこで、本実施形態においては、ダンパ14に風受け面20を設けて、ダンパ14が換気用通風路10を閉じたときにファン13からの空気流が風受け面20に突き当たるようにした。これにより、風受け面20に突き当たった空気流がダンパ14を換気用通風路10の上壁方向に押さえつけるように作用し、ダンパ14と換気用通風路10の上壁との隙間を空気流が抜けても、ダンパ14が換気用通風路10の上壁から離反できない状態となる。よって、ダンパ14の振動の発生を抑制して騒音を低減させることができる。
更に、ダンパ14が換気用通風路10を閉じたときに換気側開口23の凹部23aに風受け面20が収容されるようにしたことにより、空気流が風受け面20の裏側に侵入し難くなるので、ダンパ14の振動の発生を一層抑制することができると共に、風受け面20が暖房用通風路9へ向かう空気流の邪魔になることがなくスムーズな空気流を形成することができる。
また、ダンパ14は、案内板17が暖房側開口22に位置して暖房用通風路9を閉じる方向に回動すると、暖房用通風路9を閉じたところで、図4に示すように、規制部25が案内板17の後端(回動軸19の近く)の近傍に当接してその回動を停止させる。一方、案内板17の先端及び風受け面20の裏面は暖房側開口22に当接せず、幅狭の空隙を存して対向する。これにより、換気用通風路10を閉じる場合と同様に、通風路9,10の切り換え時の衝突音による不快な騒音の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態として浴室暖房乾燥機2に組み込まれた風路切換装置1について説明したが、上記構成の風路切換装置1は、浴室暖房乾燥機2以外の機器類にも組み込むことが可能であり、同様の効果を得ることができる。
1…風路切換装置、9…暖房用通風路(他方の通風路)、10…換気用通風路(一方の通風路)、14…ダンパ、17a…第1の案内面(案内面)、19…回動軸、20…風受け面、23a…凹部。

Claims (1)

  1. 2つの通風路を選択的に切り換えて空気流を案内する風路切換装置において、
    一方の通風路を閉塞したとき、他方の通風路に空気流を案内する案内面を有するダンパと、該ダンパの前記案内面が空気流を案内する方向の下流側部分を支持して前記2つの通風路間で該ダンパを回動させる回動軸とを備え、
    前記ダンパは、一方の通風路を閉塞したときに他方の通風路に向かう空気流が突き当たる風受け面を備え、
    前記風受け面は、前記案内面の上流側の端縁から前記ダンパの回動軌跡の径方向における外側に向かって張り出して設けられ、
    前記一方の通風路には、当該通風路を閉塞した前記ダンパの前記風受け面を収容する凹部が設けられ、
    前記ダンパが一方の通風路を閉じた状態のときの前記風受け面は、一方の通風路における前記風受け面が対向する位置と反対側に設けられた規制部に前記ダンパが規制されることにより、一方の通風路に当接することなく対向して該風受け面側の前記ダンパと一方の通風路との間に隙間を形成し
    前記ダンパが他方の通風路を閉じた状態のときの前記風受け面は、他方の通風路における前記風受け面が対向する位置と反対側に設けられた規制部に前記ダンパが規制されることにより、他方の通風路に当接することなく対向して該風受け面側の前記ダンパと他方の通風路との間に隙間を形成することを特徴とする風路切換装置。
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