JP6537180B2 - 再生装置、再生方法およびプログラム - Google Patents

再生装置、再生方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、再生装置、再生方法およびプログラムに関する。
再生装置には、録画された映像の一部をスキップし、所望の区間を再生するスキップ機能を有するものがある。商品、サービスの宣伝を主目的とする広告番組(CM:Commercial Message)が、主にスキップの対象となることがある。通例、CMは、番組の本編に間欠的に挿入されるため、視聴者による番組の本編を集中して視聴することを妨げ、煩わしい印象を与えることがある。
他方、放送事業者や番組提供者として、視聴者にCMを視聴してもらいたいという要請がある。そのため、CMのスキップを制限することについて規格化の動きがある。特許文献1には、蓄積した放送データの再生を制御するルールを放送データと関連づけて蓄積し、ルールを適用するタイミングを検出し、検出したルールを実行して放送データの再生を制御するデジタル放送用受信方法について記載されている。
特許文献2には、録画する番組からCM部分を検出し、録画した番組を再生する際に付随するCM部分を視聴したかどうかを管理し、録画した番組の再生時に番組の本編とCM部分とを分離して再生する録画再生装置について記載されている。当該録画再生装置は、録画した番組の再生時に番組の本編とCM部分とを分離して再生し、CM部分を視聴するまで録画装置から削除処理を禁止する。
特開2001−128130号公報 特開2006−252651号公報
しかしながら、CMのスキップが制限されると、CMが視聴されていないと番組の本編が再生されないことや、早送りがなされないなど、ユーザの意図とは異なる動作がなされることがある。かかる動作は、ユーザに不具合もしくは煩雑と認識されるおそれがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、広告区間の視聴状態に応じてユーザの意図に沿った操作を容易にする録画再生装置、録画再生方法およびプログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理部と、前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御部と、前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ、再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる再生装置である。
本発明によれば、広告区間の視聴状態に応じてユーザの意図に沿った操作を容易にする録画再生装置、録画再生方法およびプログラムを提供する。
第1の実施形態に係る放送システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る送信装置の構成を示すブロック図である。 MH−EITのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る再生装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る録画処理を示すフローチャートである。 再生管理データの例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 再生状態表示画面の例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示制御処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示制御処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示制御処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る再生必要CM情報の例を示す概念図である。 第2の実施形態に係る再生処理の例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る放送システム1の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。
放送システム1は、送信装置10と再生装置30とを含んで構成される。
送信装置10は、放送番組の内容(コンテンツ)を表す番組データと当該番組の提供形態、構成など放送サービスの提供を制御するための制御データを取得する。1つの番組に係る番組データには、広告区間と番組本編の区間の組を1個又は複数個含まれる。それらの組が連接して番組データが形成される。広告区間は、各種の商品、サービスその他の事物を広告、宣伝又は報知することを目的とする広告番組の内容を表すデータ又は区間である。一般に商品又はサービスの広告を目的とする広告番組は、CM(Commercial Message)と呼ばれるが、以下の説明では、広告番組をCMと呼ぶことがある。また、広告区間をCM区間と呼ぶことがある。CMは、番組提供者が自己の業務により提供する商品やサービスの宣伝を目的に用いられることがある。放送事業者は、番組提供者からの対価の支払いに応じてCMと番組本編を放送する。番組本編とは、制作者が制作した放送番組の主たる内容、つまり、番組提供者が各種の事物の広告、宣伝又は報知を主目的としないものを意味する。番組本編には、例えば、ドラマ番組、ドキュメンタリ番組、スポーツ番組、ニュース番組、などがある。送信装置10は、番組データと制御データを再生装置30に放送伝送路20を介して送信する。送信装置10は、例えば、放送事業者が管理する送信装置である。
放送伝送路20は、送信装置10から送信される各種のデータを不特定多数の再生装置30に一方的かつ一斉に送信する伝送路である。放送伝送路20は、例えば、所定の周波数帯域を有する放送波である。放送伝送路20は、放送波を中継する放送衛星BSを含んで構成されてもよい。放送伝送路20には、その一部にネットワーク、例えば、専用回線、VPN(Virtual Private Network)、LAN(Local Area Network)などが含まれてもよい。
再生装置30は、放送伝送路20を介して伝送された番組データと制御データを受信し、ユーザの操作により指示された番組データを蓄積する。再生装置30は、指示された番組データに含まれるCM区間が再生されたか否かを管理し、CM区間が再生されるまで当該CM区間に対応する本編区間の再生を制限する。ここで、CM区間が再生されたとは、CM区間内の番組データが示す映像、音声等が再生されたことを意味する。同様に、本編区間が再生されたとは、本編区間内の番組データが示す映像、音声等が再生されたことを意味する。再生装置30は、当該CM区間を再生した後、当該本編区間の再生を許可する。再生装置30は、表示部318(後述)にCM区間と本編区間を表示する際、本編区間の表示態様を、CM区間が再生されたとき当該CM区間が再生されるまでの表示態様とは異なる表示態様に変更する。再生装置30は、放送波で伝送された番組データと制御データを記憶し、番組データに基づく映像や音声を再生することができる機器である。再生装置30は、例えば、光ディスクレコーダである。
放送システム1において、送信装置10、再生装置30の数は、一般には複数であるが、以下では、それぞれの数が1個であると仮定して説明する。また、放送システム1は、多重化・伝送方式としてMMT(MPEG Media Transport)・TLV(Type Value Length)方式を用いる場合を例にする。
(送信装置の構成)
次に、本実施形態に係る送信装置10の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る送信装置10の構成を示すブロック図である。
送信装置10は、番組データ取得部11、制御データ取得部12、多重化部13、変調部14及び送信部15を含んで構成される。
番組データ取得部11は、送信装置10の外部から番組データを取得する。番組データは、放送番組の内容(コンテンツ)を表すデータである。番組データは、例えば、放送番組を構成する映像データ、音声データ、テキストデータなどが含まれる。番組データ取得部11は、取得した番組データを多重化部13に出力する。
制御データ取得部12は、送信装置10の外部から制御情報を取得する。制御データは、例えば、MMT方式におけるMMT−SI(Service Information)である。MMT−SIには、例えば、MPT(MMT Package Table;MMTパッケージテーブル)、MH−EIT(MH−イベント情報テーブル、MH−Event Information Table)が含まれる。MPTは、放送番組の構成要素であるアセット、つまり映像、音声のリストや、それらの提供条件を示す情報を含むテーブルである。MH−EITは、その時点から所定期間内に放送もしくは放送予定の番組に関する情報、例えば、番組の名称、放送時間、放送内容の説明などを示す情報を含むテーブルである。そのため、MH−EITは、番組の進行に応じて更新される。番組がCMである場合には、番組に関する情報としてCM関連情報が含まれる。これにより、放送される番組にCMが含まれるか否かが判別される。CM関連情報として、1又は複数のCMのそれぞれの放送時間の情報が含まれる。これにより、各番組においてCM区間と、番組の本編区間とが判別される。制御データ取得部12は、取得した制御データ情報を多重化部13に出力する。
多重化部13には、番組データ取得部11から入力された番組データと、制御データ取得部12から入力された制御データを多重化して多重化データを生成する。多重化部13は、生成した多重化データを変調部14に出力する。
変調部14は、多重化部13から入力された多重化データを所定の変調方式(例えば、QPSK:Quadrature Phase−shift Keying)を用いて変調して基底周波数帯域の放送信号を生成し、生成した放送信号を送信部15に出力する。
送信部15は、変調部14から入力された基底周波数帯域の放送信号に基づいて、所定の周波数の搬送波を変調して放送周波数帯域の放送信号を生成し、生成した放送信号を放送波として放射する。これにより、制御データと番組データを多重化した多重化データを搬送する放送信号が放送伝送路20を介して伝送される。
(MH−EIT)
次に、MH−EITのデータ構造について説明する。
図3は、MH−EITのデータ構造の一例を示す図である。
MH−EITは、個々の番組を識別するイベント識別(event_id)、開始時刻(start_time)、継続時間(duration)及び記述子領域(descriptor)を含んで構成される。記述子領域にCM関連情報を表す記述子が記述される。CM関連情報を記述する記述子として、例えば、MH−拡張形式イベント記述子(MH−Extended_Event_Descriptor())が用いられる。CM関連情報として、放送時間の他、CM番号、CM情報、CM情報表示優先、CM視聴ルールが含まれてもよい。CM番号は、個々のCMを識別する識別番号である。CM情報は、CMならびに番組本編の提供者や広告対象の商品やサービスの情報を含む。CM情報表示優先とは、1つのCMに複数のCM情報が設定される場合において、他のCM情報よりも優先して表示するCM情報を示す情報である。CM視聴ルールとは、番組本編の表示を許可するために要するCMの表示条件である。CM視聴ルールとして、例えば、トリック再生(早送り再生、逆方向再生、コマ送り再生、等の特殊再生)の可否、などが設定される。
(再生装置)
次に、本実施形態に係る再生装置30の構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る再生装置30の構成を示すブロック図である。
再生装置30は、受信部311、復調部312、分離部313、音声復号部314、拡声部315、映像復号部316、映像合成部317、表示部318、記憶部322、入力部323及び制御部331を含んで構成される。
受信部311は、放送伝送路20を介して送信装置10から放送波として伝送された放送信号のうち、制御部331の選局部332からの選局信号で指定されるチャンネルで伝送された放送信号を受信する。受信部311は、例えば、放送波を受信するチューナーを含んで構成される。チューナーは、選局信号で指定されたチャンネルに対応した搬送周波数で放送信号をダウンコンバートして基底周波数帯域の放送信号を生成する。受信部311は、生成した基底周波数帯域の放送信号を復調部312に出力する。
復調部312は、受信部311から入力された放送信号を復調して、多重化データを生成する。復調部312で用いられる復調方式は、変調部14(図2)で用いられる変調方式に対応する復調方式である。復調部312は、生成した多重化データを分離部313に出力する。
分離部313は、復調部312から入力された多重化データから番組データと制御データに分離する。また、分離部313は、番組データから音声データと、映像データとを分離する。分離部313は、分離した音声データ、映像データ及び制御データを制御部331に出力する。
音声復号部314は、制御部331の再生制御部335から入力された音声データ(符号化されている)について復号処理を行い、復号した音声データを生成する。音声復号部314が用いる音声復号方式は、音声データの符号化に用いられた符号化方式に対応する音声復号方式(例えば、MPEG−4オーディオ)である。音声復号部314は、復号により生成された音声データを拡声部315に出力する。
拡声部315は、音声復号部314から入力された音声データに基づく音声を再生する。拡声部315は、例えば、スピーカーを含んで構成される。
映像復号部316は、制御部331の再生制御部335から入力された映像データ(符号化されている)について復号処理を行い、復号した映像データを生成する。映像復号部316が用いる映像復号方式は、映像データの符号化に用いられた符号化方式に対応する映像復号方式(例えば、HEVC:High Efficiency Video Coding)である。映像復号部316は、生成した映像データを映像合成部317に出力する。
映像合成部317には、制御部331の表示制御部336から画面データが入力されることがある。画面データには、各種のグラフィック画面、例えば、メニュー画面、案内画面、警告画面などがある。映像合成部317は、映像復号部316から入力される映像データが示す映像に画面データが示す画面を重畳して表示映像を合成する。映像合成部317は、合成した表示映像を示す映像データを表示部318に出力する。
表示部318は、映像合成部317から入力された映像データに基づく映像を再生する。表示部318は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)である。
記憶部322は、受信した番組データ(映像データ、音声データ)を蓄積する。また、記憶部322には、それらの映像データに含まれるCMデータに関するCM関連情報など、受信した制御データに基づくデータが記憶される。記憶部322には、制御部331で行われる処理に用いる各種のデータ、制御部331が生成したデータが記憶される。記憶部322は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read−only Memory)などの各種の記憶媒体を含んで構成される。また、記憶部322は、光ディスクを着脱可能に固定するホルダを含んで構成されてもよい。光ディスクには、番組データ及びCM関連情報など、番組データに基づく映像や音声の再生に用いる各種のデータが対応付けて記憶される。
入力部323には、ユーザの操作によって生成された操作信号が入力される。入力部323は、例えば、制御装置(リモコン)RCからの操作信号を赤外線で受信する赤外線インターフェースを含んで構成される。操作信号は、例えば、電源のオン/オフ、放送波を受信するチャンネル、時間帯もしくは番組、再生する番組、再生位置(時間)、記録・再生の開始/停止、再生態様(通常再生、特殊再生、等)、などの情報を指定する。入力部323は、操作信号を制御部331に出力する。なお、入力部323は、ユーザの操作を受け付けるための物理的な部材、例えば、各種のボタン、つまみなどを含んで構成され、操作に応じた操作信号を生成してもよい。
制御部331は、再生装置30の動作に係る各種の処理を行う。制御部331は、図5に示すように選局部332、制御情報解析部333、データ蓄積部334、再生制御部335、表示制御部336及び再生管理部337を含んで構成される。制御部331は、CPU(Central Processing Unit)等の制御回路を含んで構成される。制御部331は、記憶部322から読み取った制御プログラムが表す命令で指示された処理を実行することにより、選局部332、制御情報解析部333、データ蓄積部334、再生制御部335、表示制御部336及び再生管理部337などの機能を実現してもよい。
選局部332は、入力部323から入力される操作信号で指定されるチャンネルを判定し、判定したチャンネルを示す選局信号を生成する。選局部332は、生成した選局信号を受信部311に出力する。
制御情報解析部333は、分離部313から入力される制御データのうちMH−EITを抽出し、その時点で受信している番組データに関するCM関連情報がMH−EITに含まれているか否かを判定する。含まれていると判定するとき、制御情報解析部333は、MH−EITからCM関連情報を抽出し、抽出したCM関連情報をデータ蓄積部334に出力する。
データ蓄積部334は、入力部323から入力される操作信号で録画が指示されるとき、分離部313から入力される番組データ(映像データ、音声データ)を記憶部322に順次記憶する。制御情報解析部333からCM関連情報が入力されるとき、データ蓄積部334は、当該CM関連情報をその時点で(現在)受信している番組データと対応付けて記憶部322に記憶することにより再生管理データを形成する。また、データ蓄積部334は、当該番組の制御データを記憶部322に記憶する。制御データに含まれるMPT、MH−EITも番組データに基づく映像や音声の再生に用いられる。再生管理データの例について後述する。
再生制御部335は、入力部323から入力される操作信号で再生が指示されるとき、指示される番組の番組データを記憶部322から順次読み出し、読み出した番組データのうち映像データを映像復号部316に出力し、音声データを音声復号部314に出力する。これにより、番組の映像と音声が再生される。再生制御部335は、現在番組データを読み出し、再生位置を示す再生位置データを表示制御部336と再生管理部337に出力する。再生位置とは、記憶された番組のうちその時点において再生されている位置(時刻)を意味する。再生位置は、番組の冒頭からの経過時間で表されることがある。本実施形態では、再生制御部335は、番組データがCM区間と本編区間とを含むとき、CM区間について再生が完了するまで、当該CM区間に対応する本編区間の再生を開始させない。再生制御部335は、記憶部322に記憶された再生管理データを参照することにより本編区間の再生の可否を判定することができる。
表示制御部336は、入力部323から入力される操作信号で再生が指示される番組について、記憶部322に記憶された当該番組の番組データとCM関連情報を参照して、再生状態表示画面を生成する。再生状態表示画面は、番組を構成するCM区間と当該CM区間に対応する本編区間をそれぞれ表すバーを、各区間の開始位置(時刻)の順に配列して形成されるシークバーを含む。再生状態表示画面において、CM区間と本編区間の表示態様が異なっていてもよい。また、表示制御部336は、再生が完了した区間の表示態様を、未完了の区間の表示態様とは異なる表示態様に変更する。再生状態表示画面には、現在の再生位置を示す再生ポインタ(再生指示画像)と、ユーザ所望の再生位置(シーク位置)を操作により指示するためのシークポインタ(再生位置指示画像)が含まれてもよい。現在の再生位置は、再生制御部335からの再生位置データで指示される。表示制御部336は、操作により指示される再生位置として、表示部318で表示される再生状態表示画面において、操作信号により指示される座標に対応する位置を指示する。表示制御部336は、番組構成画像上のその位置にシークポインタを重畳する。表示制御部336は、番組構成画像を示す画面データを生成し、生成した画面データを映像合成部317に出力する。
再生管理部337は、再生制御部335から逐次に入力される再生位置データに基づいて、再生が指示された番組データのうち番組の再生が完了した区間を判定する。再生管理部337は、再生が完了したCM区間について当該区間の再生の完了を示すCM視聴フラグを記憶部322に記憶された再生管理データに設定する。これにより、番組データに含まれるCM区間のそれぞれについて再生が完了したか否かが管理される。
(録画処理)
次に、本実施形態に係る録画処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る録画処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)分離部313は、受信された受信波で搬送された多重化データから制御データと番組データを抽出する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)制御情報解析部333は、制御データに含まれるMH−EITに、その時点で受信している番組データに関するCM関連情報が含まれているか否かを判定する。含まれていると判定するとき(ステップS102 YES)、ステップS103に進む。含まれていないと判定するとき(ステップS102 NO)、ステップS104に進む。
(ステップS103)データ蓄積部334は、録画が指示される番組データと対応付けて記憶部322にCM関連情報を記憶部322に順次記憶して再生管理データを形成する。その後、ステップS104に進む。
(ステップS104)データ蓄積部334は、録画が指示される番組データを記憶部322に順次蓄積する。その後、図6に示す処理を終了する。
(再生管理データ)
次に、再生管理データの例について説明する。図7は、再生管理データの例を示す図である。図7に示す例では、再生管理データは、録画タイトルID、CM番号、CM情報1、CM情報2、CM情報表示優先、開始時刻、終了時刻、CM視聴フラグ(CM視聴)及びCM視聴ルールを含んで構成される。録画タイトルIDは、個々の番組を識別する識別情報である。CM情報1として、本編番組の提供者である広告主の企業名が設定されている。CM情報2として、宣伝対象の商品又はサービスのブランド名などが設定されている。開始時刻、終了時刻は、それぞれ当該CM区間の開始位置、終了位置を示す。CM視聴ルールとして、トリック再生可又はトリック再生不可が設定される。なお、この例では、再生管理データの要素のうち、CM番号、CM情報1、CM情報2、CM情報表示優先、開始時刻、終了時刻、及びCM視聴ルールは、制御情報解析部333がMH−EITから抽出した情報である。録画タイトルIDは、データ蓄積部334が番組データと対応付けて付加した情報である。CM視聴フラグは、再生管理部337が設定した情報である。
(再生状態表示画面)
次に、表示部318に表示される再生状態表示画面の例について説明する。
図8は、再生状態表示画面の一例を示す図である。図8に示す例は、初期における3つの本編区間mp00、mp01、mp02と2つのCM区間cm01、cm02を含む番組のシークバーを示す。このシークバーは、本編区間mp00、CM区間cm01、本編区間mp01、CM区間cm02、本編区間mp02のそれぞれを示す棒状の領域が、順次水平方向に連接してなる。表示制御部336は、再生管理データを参照してCM区間cm01、cm02を特定し、記憶部322に記憶したMH−EITを参照して当該番組の継続時間を有する番組の全区間から特定されたCM区間cm01、cm02で区切られる区間を時刻の早い順に本編区間mp00、mp01、mp02として特定する。棒状の領域は、それぞれ垂直方向の幅よりも水平方向の長さの方が長い。図8において左側よりも右側の方が時間的に後の区間が配置されている。本編区間mp01、mp02は、それぞれCM区間cm01、cm02に対応付けられる。
再生制御部335は、CM区間cm01について再生が完了するまで、本編区間mp01の再生を制限し、CM区間cm02について再生が完了するまで、本編区間mp02の再生を制限する。また、再生が許可されている本編区間mp00は、本編区間mp01、mp02よりも明るい階調で表される。CM区間cm01、cm02の再生が完了したとき、表示制御部336は、再生の完了前よりも本編区間mp01、mp02を本編区間mp00と同様の明るい階調で表すことで再生可能であることを表す。
次に、再生状態表示画面の他の例を示す。図9は、再生状態表示画面の他の例を示す図である。図9(a)、(b)は、いずれも図8と同様のCM区間cm01、cm02と本編区間mp00、mp01、mp02を示すシークバーに、さらにシークポインタsb02が重畳してなる再生状態表示画面を示す。シークポインタsb02は、それぞれCM区間cm02の真上に隣接する位置に表示される。このことは、CM区間cm02内のシーク位置が操作により指示されていることを示す。表示制御部336は、再生状態表示画面のうち入力部323から入力される操作信号で指示される水平方向の座標を特定し、特定した水平方向の座標と所定の垂直方向の座標からなる2次元座標をシークポインタsb02表示する位置として定める。再生制御部335は、その水平方向の座標に対応する再生位置の候補を定める。
図9(a)に示す例では、指定されたCM区間cm02よりも前に再生が完了していないCM区間cm01がある。再生制御部335は、指定されたCM区間cm02以前のCM区間cm01について再生が完了していない場合には、CM区間cm02に対応する直後の本編区間mp02について再生を許可しない。再生制御部335は、指定されたCM区間cm02以前のCM区間cm01について、いずれも再生を完了した場合には、本編区間mp02について再生を許可する。よって、番組全体を視聴するために番組内に挿入される全てのCM区間を再生することが条件となる。
図9(b)に示す例では、再生制御部335は、指定されたCM区間cm02の再生が完了したとき、より前のCM区間cm01の再生の有無に関わらず、CM区間cm02にそれぞれ対応する本編区間cm02の再生を許可する。このような再生の制限または許可の制御は、例えば、本編区間により番組提供者が異なる場合や、内容が異なる場合でも適用可能である。
次に、再生状態表示画面のさらに他の例を示す。図10は、再生状態表示画面の他の例を示す図である。図10(a)、(b)は、いずれも図8と同様のCM区間cm01、cm02と本編区間mp00、mp01、mp02を示すシークバーに、さらに再生ポインタpbが重畳してなる再生状態表示画面を示す。図10(a)に示す例では、CM区間cm01、cm02のそれぞれの真上に隣接して閉じられた鍵の画像(鍵マーク)lk01、lk02が表示されている。また、再生ポインタpbが示す現在の再生位置は、CM区間cm01よりも前の本編区間mp00の範囲内にある。従って、画像lk01、lk02は、CM区間cm01、cm02の再生が完了していないために、それぞれの直後の本編区間mp01、mp02の再生が制限されていることを明示する。
図10(b)に示す例では、CM区間cm01の再生が完了し、本編区間mp01の再生が許可されるのに対し、CM区間cm02の再生が未完了であり、本編区間mp02の再生が制限されている。CM区間cm01の真上において、閉じられた鍵の画像lk01に代えて、開放された鍵の画像(解除マーク)rl01が隣接して表示される。また、再生ポインタpbが示す現在の再生位置は、CM区間cm01の直後の本編区間mp01の範囲内にある。そして、CM区間cm01は、再生が未完了のときよりも明るい階調で表される。これらのことは、CM区間cm01の再生が完了することにより、その直後の本編区間mp01の再生が許可されていることを明示する。また、表示制御部336は、CM区間cm01の映像や音声を再生しているとき、再生していないときとは異なる表示態様で、再生状態表示画面上にCM区間cm01を表示させてもよい。表示制御部336は、例えば、CM区間cm01の表示を点滅させる。
次に、再生状態表示画面のさらに他の例を示す。図11は、再生状態表示画面のさらに他の例を示す図である。図11は、いずれも図10(b)と同様のCM区間cm01、cm02と本編区間mp00、mp01、mp02を示すシークバーに、鍵の画像rl01、lk02、rl02−1、lk02−2と、アイコンad02−1、ad02−2をさらに表す。アイコンad02−1、ad02−2は、それぞれCM区間cm02に係る番組提供者の名称である「Kaden Inc」、宣伝対象の商品を表す。表示制御部336は、アイコンad02−1、ad02−2が押下されることに応じて、それらの詳細な情報などの関連情報、例えば、説明文、動画などを記憶部322から読み出し、表示させてもよい。ここで「押下」とは、操作により指定される座標を表示領域内に含む操作信号を取得することを意味し、必ずしも、物理的に押下されることを意味しない。これらのアイコンad02−1、ad02−2や関連情報は、MH−EITに記述される記述子又は記述子で指定されるデータファイルとして放送波により搬送され、記憶部322に記憶される。アイコンad02−1、ad02−2の左方、右方に表示された、開放された鍵の画像rl02−1、閉じた鍵の画像lk02−2は、アイコンad02−1の関連情報、アイコンad02−2の関連情報がそれぞれ表示されたこと、表示されていないことを示す。なお、再生制御部335は、さらにアイコンad02−1の関連情報、アイコンad02−2の関連情報のいずれも表示されることを、本編区間mp02の再生条件として用いてもよい。
なお、上述した例では、CM区間の再生を、当該CM区間に対応する本編区間の再生を許可するための条件として用いる場合を例にしたが、これには限られない。CM区間の再生方式(トリック再生)や、その可否が、再生を許可するための条件として用いられてもよい。その生成方式や、その可否は、再生管理データのCM視聴ルールで指示されてもよい(図7)。
次に、再生状態表示画面のまたさらに他の例を示す。図12は、再生状態表示画面のまたさらに他の例を示す図である。図12は、再生が許可された本編区間mp00、CM区間cm01、再生が制限された本編区間mp01を示すシークバーを表す。図12(a)に示す例では、再生ポインタpbが示す再生位置とシークポインタsbが示すシーク位置が、いずれも本編区間mp00の範囲内にある。図12(b)に示す例では、シークポインタsbのドラッグ操作により指示されるシーク位置が順次右方に移動し、ある時点において本編区間mp01内に含まれる場合を示す。このとき、表示制御部336は、シークポインタsbの下方に隣接する位置に禁止マークph01を再生状態表示画面上に表示させる。シーク位置が本編区間mp01の範囲外に移動されたとき、表示制御部336は、禁止マークph01の表示を停止する。これにより、CM区間cm01が再生されないと、対応する本編区間mp01が再生されないことが明示される。なお、表示制御部336は、禁止マークph01に代えて、CM区間01を視聴しなければ本編区間mp01を視聴できないことを示すポップアップ表示を表示させてもよい。
次に、再生状態表示画面のまたさらに他の例を示す。図13は、再生状態表示画面のまたさらに他の例を示す図である。図13は、本編区間mp00、mp01、mp02及びCM区間cm01、cm02を含むシークバーに対して、さらに各種のシークポインタを示す。図13(a)は、シークポインタsbのドラッグ操作により指示されるシーク位置が順次右方に移動し、ある時点においてCM区間cm01内に含まれる場合を示す。このとき、表示制御部336は、表示させるシークポインタsbを、形態が異なるシークポインタsb02に変更する。シークポインタsbの形状は、水平方向の幅が垂直方向の長さよりも短い縦長の形状であるのに対して、シークポインタsb02の形状は、頂点の位置が底辺よりも下方に向いた逆三角形の形状である。なお、本編区間mp01が未表示であるときにおいて、指示されるシーク位置がさらに後に移動される場合がある。この場合、図13(b)に示すように、表示制御部336は、シーク位置を次のCM区間cm02内の位置に移動させ、その位置にシークポインタsb02に表示させる。これにより、未表示のCM区間を表示させることが誘導される。また、CM区間に関するアイコンが表示される場合には、個々のアイコンがシーク位置の移動先として指定されてもよい。図13(b)に示す例では、シーク位置の移動先として、表示制御部336は、CM区間cm03に関するアイコンad03−1、ad03−2を順次指定する。
(表示制御処理)
次に、本実施形態に係る表示制御処理の例について説明する。
図14は、本実施形態に係る表示制御処理の例を示すフローチャートである。図14に示す処理は、表示した再生状態表示画面を再生管理データに基づいて更新する処理である。
(ステップS201)入力部323は、ユーザによる操作を検知し、ユーザ所望の番組の再生を指示するための操作信号を生成し、生成した操作信号を再生制御部335に出力する。これにより、再生状態表示画面の表示要求がなされる。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)再生制御部335は、入力部323から入力された操作信号が示す番組の番組データを記憶部322から読み出す。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)再生制御部335は、操作信号が示す番組の再生管理データと制御データを読み出し、当該番組のCM区間と本編区間を識別する。その後、ステップS204に進む。
(ステップS204)表示制御部336は、識別されたCM区間と本編区間を含んだシークバーを表す再生状態表示画面の画面データを生成し、生成した画面データを映像合成部317に出力する。これにより、形成されたシークバーが表示部318に表示される。その後、ステップS205に進む。
(ステップS205)表示制御部336は、入力部323から入力される操作信号が示す再生位置を含むCM区間を特定する。その後、ステップS206に進む。
(ステップS206)表示制御部336は、特定したCM区間について再生管理データを参照して再生が完了したか否かを判定する。完了したと判定するとき(ステップS206 YES)、ステップS207に進む。完了していないと判定するとき(ステップS206 NO)、ステップS209に進む。
(ステップS207)表示制御部336は、特定したCM区間の上方に隣接した位置に解除マークを重畳した再生状態表示画面を形成する。その後、ステップS208に進む。
(ステップS208)表示制御部336は、特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS211に進む。
(ステップS209)表示制御部336は、特定したCM区間の上方に隣接した位置に鍵マークを重畳した再生状態表示画面を形成する。その後、ステップS210に進む。
(ステップS210)表示制御部336は、特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生不可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS211に進む。
(ステップS211)表示制御部336は、番組内の全てのCM区間について表示が完了したか否かを判定する。完了したと判定する場合(ステップS211 YES)、図14に示す処理を終了する。完了していないと判定する場合(ステップS211 NO)、表示対象のCM区間を変更してステップS204に進む。
次に、本実施形態に係る表示制御処理の他の例について説明する。
図15は、本実施形態に係る表示制御処理の他の例を示すフローチャートである。図15に示す処理は、CM区間の再生に応じて再生状態管理画面を更新する処理である。
(ステップS301)再生状態管理画面が表示されているとき、入力部323は、ユーザによる操作を検知し、再生位置を指示するための操作信号を生成し、生成した操作信号を再生制御部335に出力する。これにより、シークバーの表示更新要求がなされる。その後、ステップS302に進む。
(ステップS302)再生制御部335は、操作信号で指示される再生位置を特定する。この再生位置は、再生状態管理画面上に表示されるシークポインタで指示される。その後、ステップS303に進む。
(ステップS303)再生制御部335は、映像を再生する再生位置がCM区間の範囲内であるか否かを判定する。CM区間の範囲内であると判定されるとき(ステップS303 YES)、ステップS304に進む。CM区間の範囲内ではないと判定されるとき(ステップS303 NO)、ステップS309に進む。
(ステップS304)再生管理部337は、再生中のCM区間を特定する。その後、ステップS305に進む。
(ステップS305)再生管理部337は、特定したCM区間内の映像データが示す映像について再生を完了したか否かを判定する。再生が完了したと判定するとき(ステップS305 YES)、ステップS306に進む。再生が完了していないと判定するとき(ステップS305 NO)、ステップS309に進む。
(ステップS306)再生管理部337は、記憶部322に記憶した再生管理データのCM視聴フラグが示す視聴状態(未視聴)を「視聴済」に変更する。その後、ステップS307に進む。
(ステップS307)表示制御部336は、特定したCM区間の上方に解除マークを視聴状態管理画面に重畳する。その後、ステップS308に進む。
(ステップS308)表示制御部336は、再生状態管理画面上において特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS309に進む。
(ステップS309)表示制御部336は、番組が再生される再生位置の進行に伴い、再生状態管理画面上における再生ポインタの表示位置を更新する。その後、図15に示す処理を終了する。
次に、本実施形態に係る表示制御処理のさらに他の例について説明する。
図16は、本実施形態に係る表示制御処理のさらに他の例を示すフローチャートである。図16に示す処理は、再生状態管理画面上において指示されたシーク位置に応じてシークポインタの表示形態やシーク位置を制御する処理である。
(ステップS401)再生状態管理画面が表示されているとき、表示制御部336は、入力部323から操作信号の入力を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS401 YES)、ステップS402に進む。検出していないと判定される場合(ステップS401 NO)、ステップS401の処理を繰り返す。
(ステップS402)表示制御部336は、入力部323からの操作信号で指示されるシーク位置の移動を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS402 YES)、ステップS406に進む。検出していないと判定される場合(ステップS402 NO)、ステップS403の処理に進む。
(ステップS403)表示制御部336は、入力部323からの操作信号として、番組の再生を指示する操作信号を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS403 YES)、ステップS404に進む。検出していないと判定される場合(ステップS403 NO)、ステップS405の処理に進む。
(ステップS404)再生制御部335は、指示されたシーク位置から番組データの映像と音声の再生を開始する。その後、ステップS412に進む。
(ステップS405)表示制御部336は、入力部323からの操作信号として、シークバーの消去を指示する操作信号を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS405 YES)、ステップS412の処理に進む。検出していないと判定される場合(ステップS405 NO)、ステップS401の処理に進む。
(ステップS406)表示制御部336は、シーク位置の移動方向が順方向か、逆方向かを判定する。順方向とは、時間的に前から後に経過する方向である。逆方向とは、時間的に後から前に遡る方向である。順方向であると判定されるとき(ステップS406 YES)、ステップS407に進む。逆方向であると判定されるとき(ステップS406 NO)、ステップS408に進む。
(ステップS407)表示制御部336は、再生管理データを参照して、操作信号により現在指定されているシーク位置が未再生のCM区間内にあるか否かを判定する。未再生のCM区間内にあると判定されるとき(ステップS407 YES)、ステップS409に進む。未再生のCM区間内にないと判定されるとき(ステップS407 NO)、ステップS411に進む。
(ステップS408)表示制御部336は、再生管理データを参照して、操作信号により現在指定されているシーク位置の直前のCM区間が未再生であるか否かを判定する。未再生であると判定されるとき(ステップS408 YES)、ステップS410に進む。再生が完了したと判定されるとき(ステップS408 NO)、ステップS411に進む。
(ステップS409)表示制御部336は、シーク位置を直後のCM区間内の位置(例えば、中心点)に移動し、その位置に表示態様がCM区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面の画面データを映像合成部317に出力する。これにより、直後のCM区間にCM区間用のシークポインタが表示される。その後、ステップS401に戻る。
(ステップS410)表示制御部336は、シーク位置を直前のCM区間内の位置(例えば、中心点)に移動し、その位置に表示態様がCM区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面を表す画面データを映像合成部317に出力する。これにより、直前のCM区間にCM区間用のシークポインタが表示される。その後、ステップS401に戻る。
(ステップS411)シーク位置がCM区間内の位置である場合には、表示制御部336は、表示態様がCM区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面の画面データを映像合成部317に出力する。シーク位置が本編区間内の位置である場合には、表示制御部336は、表示態様が本編区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面の画面データを映像合成部317に出力する。これにより、シーク位置がCM区間内であるか否かに応じた表示態様のシークポインタが表示される。その後、ステップS401に戻る。
(ステップS412)表示制御部336は、再生状態管理画面を示す画面データの出力を停止する。これにより、シークバーを表す再生状態管理画面が消去される。その後、図16に示す処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態に係る再生装置30は、CM区間とCM区間に対応する本編区間を含む番組データのうちCM区間の再生状態を管理する再生管理部337を備える。再生装置30は、CM区間の再生が完了するまで本編区間の再生を制限する再生制御部335を備える。再生装置30は、CM区間の再生が完了したときCM区間の表示態様を、CM区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部336を備える。
この構成により、ユーザは番組に含まれるCM区間の視聴状態として再生が完了したか否かを直ちに識別することができるので、再生が完了したか否かに応じてユーザの意図に沿ってCM区間もしくは本編区間を視聴するための操作が容易になる。
また、本実施形態に係る表示制御部336は、CM区間の再生が完了するまで表示させた本編区間の再生制限を示す画像(例えば、鍵マーク)を、CM区間の再生が完了したとき本編区間の再生許可を示す画像(例えば、解除マーク)に変更する。
この構成により、ユーザはCM区間の再生が完了したか否かに応じて、本編区間の再生が許可されているか否かを直ちに識別することができる。
また、本実施形態に係る表示制御部336は、番組を再生させるシーク位置を指示する画像(例えば、シークポインタ)の表示態様を、シーク位置がCM区間内であるか否かに基づいて定める。
この構成により、ユーザは指示しているシーク位置がCM区間内にあるか本編区間内にあるかを容易に認識することができる。
また、本実施形態に係る再生制御部335は、CM区間とCM区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示されたCM区間よりも前のCM区間の再生が完了するまで指示されたCM区間に対応する本編区間の再生を制御する。
この構成により、所望の本編区間を視聴するために、ユーザに対して前のCM区間を視聴することを促すことができる。
また、本実施形態に係る表示制御部336は、番組を再生させる時点を指示する画像(例えば、シークポインタ)の位置を、前のCM区間の表示位置に移動させる。
この構成により、所望の本編区間を視聴するために、ユーザに対して前のCM区間を視聴することを促すことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と共通の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る放送システム1(図1)において送信装置10の制御データ取得部12(図2)は、再生必要CM情報をさらに含むCM関連情報を有する制御データを取得する。CM関連情報は、CM区間毎に対応する本編区間を再生するために、再生を要するCM区間の情報(再生必要CM情報)をさらに含む。送信部15は、この制御データと番組データと多重化して生成される多重化データを搬送する放送信号を再生装置30に送信する。
再生装置30の分離部313(図4)は、受信部311が受信した放送信号で搬送される多重化データから制御データを分離し、分離した制御データを制御情報解析部333(図5)に出力する。データ蓄積部334は、制御データからCM関連情報を抽出し、CM区間毎にさらに再生必要CM情報を記憶部322に記憶することにより、CM番号(CM区間に相当)毎に再生必要CM情報を有する再生管理データを形成する。
再生管理部337は、CM区間毎に再生必要CM情報が示すCM区間について再生が完了したか否かを示すCM視聴フラグを生成し、生成したCM視聴フラグをもって再生管理データを更新する。
再生制御部335は、記憶部322に記憶した再生管理データを参照して、再生必要CM情報が示すCM区間のいずれも再生が完了したことを示すCM視聴フラグに係るCM区間に対応する本編区間の再生を許可する。他方、再生制御部335は、再生必要CM情報が示すCM区間のいずれも再生が完了していないことを示すCM視聴フラグに係るCM区間については、対応する本編区間の再生を制限する。
(再生必要CM情報)
図17は、本実施形態に係る再生必要CM情報の例を示す概念図である。図17の上段は、CM区間cm01、cm02、cm03と、それぞれに対応する本編区間mp01、mp02、mp03とが連節されてなるシークバーを示す。図17の下段は、左から右へ順に、CM区間cm01、cm02、cm03のそれぞれに係る再生必要CM情報を示す。例えば、シークポインタsb02で指示されているCM区間cm03に係る再生必要CM情報は、再生を要するCM区間としてcm01とcm03を含む。再生制御部335は、CM区間cm01、cm03のいずれも再生が完了した場合、CM区間cm03に対応する本編区間mp03の再生を許可する。他方、再生制御部335は、CM区間cm01、cm03の少なくともいずれかが再生が完了していない場合、CM区間cm03に対応する本編区間mp03の再生を制限する。
(再生処理)
次に、本実施形態に係る再生処理の例について説明する。
図18は、本実施形態に係る再生処理の例を示すフローチャートである。図18に示す処理は、シーク位置で指定されたCM区間に対応する本編区間の映像と音声を再生するための処理である。次に説明する処理は、シーク位置に基づくCM区間の指定が、順次なされることを前提としている場合を例にする。
(ステップS501)再生状態管理画面が表示されているとき、再生制御部335は、入力部323からシーク位置を示す操作信号の入力(シーク再生操作)を検出する。その後、ステップS502に進む。
(ステップS502)再生制御部335は、操作信号が示すシーク位置が未再生のCM区間内であるか否かを判定する。再生が完了していないCM区間内であると判定されるとき(ステップS502 YES)、ステップS503に進む。再生が完了したCM区間もしくは再生が許可された本編区間内であると判定されるとき(ステップS502 NO)、ステップS507に進む。
(ステップS503)再生制御部335は、再生が完了していないCM区間内の番組データをCM再生スタックに追加する。CM再生スタックとは、再生対象の候補となるCM区間内の番組データを一時的に記憶する記憶領域である。その後、ステップS504に進む。
(ステップS504)再生制御部335は、当該CM区間に係る再生必要CM情報を参照して、それ以外の再生を要するCM区間の有無を判定する。あると判定される場合(ステップS504 YES)、ステップS505に進む。ないと判定される場合(ステップS504 NO)、ステップS506に進む。
(ステップS505)再生制御部335は、CM視聴フラグを参照して再生を要するCM区間のうち、再生が完了していないCM区間の有無を判定する。再生が完了していないCM区間があると判定されるとき(ステップS505 YES)、ステップS503にもどる。再生が完了していないCM区間がないと判定されるとき(ステップS505 NO)、ステップS506に進む。
(ステップS506)再生制御部335は、CM再生スタックに記憶されたCM区間の番組データについて再生を行う。再生管理部337は、再生が完了したCM区間について、その旨を示すCM視聴フラグを生成し、生成したCM視聴フラグをもって再生管理データを更新する。なお、CM再生スタックに記憶されたCM区間のいずれも再生が完了した後、再生制御部335は、操作信号で指示されるシーク位置を含むCM区間(ステップS502)に対応する本編区間の先頭にシーク位置を移動する。その後、ステップS507に進む。
(ステップS507)再生制御部335は、番組データにおいて指示されたシーク位置から再生を開始する。その後、図18に示す処理を終了する。
なお、再生必要CM情報が設定されていないCM区間については、再生制御部335は、当該CM区間について再生が完了したことをもって、当該CM区間に対応する本編区間の再生を許可してもよい。また、再生必要CM情報に当該CM区間が含まれない場合がある。かかる場合には、例えば、CM区間cm01に係る再生必要CM情報において、再生を要するCM区間cm01が指示されない場合である。その場合、再生制御部335は、CM区間cm01について再生が完了していない場合であっても、CM区間cm01に対応する本編区間の再生を許可してもよい。また、再生必要CM情報は、再生の要否の制御対象となる本編区間毎に設定されてもよい。この再生必要CM情報を参照することによって、再生制御部335は、本編区間の再生に要するCM区間を判定する。
以上に説明したように、本実施形態に係る再生装置30において、再生制御部335は、本編区間の再生のために再生を要する1又は複数のCM区間を示す再生必要CM情報に基づいて、それらのCM区間の再生がいずれも完了するまで本編区間の再生を制限する。
この構成により、番組を構成する本編区間について、放送事業者や番組提供者は、視聴者に視聴させるCMの種類や数をより柔軟に設定することができる。
以上、この発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。上述の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせることができる。
例えば、上述では、再生装置30が拡声部315、表示部318及び入力部323を含んだ単一の再生装置30として構成されている場合を例にしたが、これには限られない。
拡声部315、表示部318及び入力部323のいずれか又はそれらの組は、再生装置30とは別体であってもよい。
また、上述では本編区間の再生を許可する条件が、当該本編区間に対応するCM区間が通常の再生方式で再生が完了したことであることを例にしたが、これには限られない。その条件が、当該CM区間が特殊再生で再生が完了したことであってもよい。再生管理部337は、その条件として再生管理データのCM区間毎に設定されたCM視聴ルールに示す条件を利用可能である。また、本編区間の再生を許可する条件は、当該CM区間の最低再生時間であってもよい。最低再生時間は、その時間よりも長く再生された場合に、対応する本編区間の再生を許可する時間の閾値である。
なお、上述した実施形態では、放送システム1が放送信号を伝送する際、主にMMT・TLV方式を用いる例について説明したが、これには限られない。放送システム1は、例えば、MPEG−2 TS方式やRTP(Real−time Transport Protocol)方式などのメディアトランスポート方式が用いられてもよい。
なお、上述した発明は、次の態様でも実施することができる。
(1)広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理部と、前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御部と、前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部と、を備える再生装置。
(2)前記表示制御部は、前記広告区間の再生が完了するまで表示させた前記本編区間の再生制限を示す画像を、前記広告区間の再生が完了したとき前記本編区間の再生許可を示す画像に変更する(1)の再生装置。
(3)前記表示制御部は、番組を再生させる時点を指示する画像の表示態様を、前記時点が前記広告区間内であるか否かに基づいて定める(1)または(2)の再生装置。
(4)前記再生制御部は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示された広告区間よりも前の広告区間の再生が完了するまで前記指示された広告区間に対応する本編区間の再生を制御する(1)から(3)のいずれかの再生装置。
(5)前記表示制御部は、番組を再生させる時点を指示する画像の位置を、前記前の広告区間の表示位置に移動させる(4)の再生装置。
(6)前記再生制御部は、前記本編区間の再生のために再生が必要な1又は複数の広告区間を示す再生必要広告情報に基づいて、前記1又は複数の広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する(1)から(5)のいずれかの再生装置。
(7)再生装置における再生方法であって、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理過程と、前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御過程と、前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御過程と、を有する再生方法。
(8)再生装置のコンピュータに、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理手順、前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御手順、前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御手順、を実行させるためのプログラム。
また、上述の送信装置10、再生装置30の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより送信装置10、再生装置30を実現してもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。
なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で一体化する構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…放送システム、10…送信装置、11…番組データ取得部、12…制御データ取得部、13…多重化部、14…変調部、15…送信部、20…放送伝送路、30…再生装置、311…受信部、312…復調部、313…分離部、314…音声復号部、315…拡声部、316…映像復号部、317…映像合成部、318…表示部、322…記憶部、323…入力部、331…制御部、332…選局部、333…制御情報解析部、334…データ蓄積部、335…再生制御部、336…表示制御部、337…再生管理部

Claims (8)

  1. 広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理部と、
    前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御部と、
    前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
    前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ
    再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
    再生装置。
  2. 前記表示制御部は、前記広告区間の再生が完了するまで表示させた前記本編区間の再生制限を示す画像を、前記広告区間の再生が完了したとき前記本編区間の再生許可を示す画像に変更する請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記番組データを多重化して受信した放送信号から得られた制御データから前記広告区間での宣伝対象の商品に関する関連情報を抽出する制御情報解析部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記広告区間の領域に前記関連情報に係るアイコンを表示させ、
    前記アイコンが押下されるとき、前記関連情報を表示させ、
    前記再生制御部は、
    前記関連情報が表示されるとき、前記広告区間に対応する本編区間の再生を許可する
    請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記再生制御部は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示された広告区間よりも前の広告区間の再生が完了するまで前記指示された広告区間に対応する本編区間の再生を制御する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の再生装置。
  5. 前記再生制御部は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示された広告区間よりも前の広告区間の再生が完了するまで前記指示された広告区間に対応する本編区間の再生を制御し、
    前記表示制御部は、番組を再生させる時点を指示する画像の位置を、前記前の広告区間の表示位置に移動させる請求項4に記載の再生装置。
  6. 前記再生制御部は、前記本編区間の再生のために再生が必要な1又は複数の広告区間を示す再生必要広告情報に基づいて、前記1又は複数の広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の再生装置。
  7. 再生装置における再生方法であって、
    広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理過程と、
    前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御過程と、
    前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
    前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御過程と、
    を有し、
    前記表示制御過程において、
    操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ
    再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
    再生方法。
  8. 再生装置のコンピュータに、
    広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理手順、
    前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御手順、
    前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
    前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御手順、
    を実行させ、
    前記表示制御手順において、
    操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ
    再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
    ためのプログラム。
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