JP6537180B2 - 再生装置、再生方法およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1の実施形態に係る放送システム1の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。
放送システム1は、送信装置10と再生装置30とを含んで構成される。
送信装置10は、放送番組の内容(コンテンツ)を表す番組データと当該番組の提供形態、構成など放送サービスの提供を制御するための制御データを取得する。1つの番組に係る番組データには、広告区間と番組本編の区間の組を1個又は複数個含まれる。それらの組が連接して番組データが形成される。広告区間は、各種の商品、サービスその他の事物を広告、宣伝又は報知することを目的とする広告番組の内容を表すデータ又は区間である。一般に商品又はサービスの広告を目的とする広告番組は、CM(Commercial Message)と呼ばれるが、以下の説明では、広告番組をCMと呼ぶことがある。また、広告区間をCM区間と呼ぶことがある。CMは、番組提供者が自己の業務により提供する商品やサービスの宣伝を目的に用いられることがある。放送事業者は、番組提供者からの対価の支払いに応じてCMと番組本編を放送する。番組本編とは、制作者が制作した放送番組の主たる内容、つまり、番組提供者が各種の事物の広告、宣伝又は報知を主目的としないものを意味する。番組本編には、例えば、ドラマ番組、ドキュメンタリ番組、スポーツ番組、ニュース番組、などがある。送信装置10は、番組データと制御データを再生装置30に放送伝送路20を介して送信する。送信装置10は、例えば、放送事業者が管理する送信装置である。
次に、本実施形態に係る送信装置10の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る送信装置10の構成を示すブロック図である。
送信装置10は、番組データ取得部11、制御データ取得部12、多重化部13、変調部14及び送信部15を含んで構成される。
変調部14は、多重化部13から入力された多重化データを所定の変調方式(例えば、QPSK:Quadrature Phase−shift Keying)を用いて変調して基底周波数帯域の放送信号を生成し、生成した放送信号を送信部15に出力する。
送信部15は、変調部14から入力された基底周波数帯域の放送信号に基づいて、所定の周波数の搬送波を変調して放送周波数帯域の放送信号を生成し、生成した放送信号を放送波として放射する。これにより、制御データと番組データを多重化した多重化データを搬送する放送信号が放送伝送路20を介して伝送される。
次に、MH−EITのデータ構造について説明する。
図3は、MH−EITのデータ構造の一例を示す図である。
MH−EITは、個々の番組を識別するイベント識別(event_id)、開始時刻(start_time)、継続時間(duration)及び記述子領域(descriptor)を含んで構成される。記述子領域にCM関連情報を表す記述子が記述される。CM関連情報を記述する記述子として、例えば、MH−拡張形式イベント記述子(MH−Extended_Event_Descriptor())が用いられる。CM関連情報として、放送時間の他、CM番号、CM情報、CM情報表示優先、CM視聴ルールが含まれてもよい。CM番号は、個々のCMを識別する識別番号である。CM情報は、CMならびに番組本編の提供者や広告対象の商品やサービスの情報を含む。CM情報表示優先とは、1つのCMに複数のCM情報が設定される場合において、他のCM情報よりも優先して表示するCM情報を示す情報である。CM視聴ルールとは、番組本編の表示を許可するために要するCMの表示条件である。CM視聴ルールとして、例えば、トリック再生(早送り再生、逆方向再生、コマ送り再生、等の特殊再生)の可否、などが設定される。
次に、本実施形態に係る再生装置30の構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る再生装置30の構成を示すブロック図である。
再生装置30は、受信部311、復調部312、分離部313、音声復号部314、拡声部315、映像復号部316、映像合成部317、表示部318、記憶部322、入力部323及び制御部331を含んで構成される。
拡声部315は、音声復号部314から入力された音声データに基づく音声を再生する。拡声部315は、例えば、スピーカーを含んで構成される。
表示部318は、映像合成部317から入力された映像データに基づく映像を再生する。表示部318は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)である。
次に、本実施形態に係る録画処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る録画処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)分離部313は、受信された受信波で搬送された多重化データから制御データと番組データを抽出する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)制御情報解析部333は、制御データに含まれるMH−EITに、その時点で受信している番組データに関するCM関連情報が含まれているか否かを判定する。含まれていると判定するとき(ステップS102 YES)、ステップS103に進む。含まれていないと判定するとき(ステップS102 NO)、ステップS104に進む。
(ステップS104)データ蓄積部334は、録画が指示される番組データを記憶部322に順次蓄積する。その後、図6に示す処理を終了する。
次に、再生管理データの例について説明する。図7は、再生管理データの例を示す図である。図7に示す例では、再生管理データは、録画タイトルID、CM番号、CM情報1、CM情報2、CM情報表示優先、開始時刻、終了時刻、CM視聴フラグ(CM視聴)及びCM視聴ルールを含んで構成される。録画タイトルIDは、個々の番組を識別する識別情報である。CM情報1として、本編番組の提供者である広告主の企業名が設定されている。CM情報2として、宣伝対象の商品又はサービスのブランド名などが設定されている。開始時刻、終了時刻は、それぞれ当該CM区間の開始位置、終了位置を示す。CM視聴ルールとして、トリック再生可又はトリック再生不可が設定される。なお、この例では、再生管理データの要素のうち、CM番号、CM情報1、CM情報2、CM情報表示優先、開始時刻、終了時刻、及びCM視聴ルールは、制御情報解析部333がMH−EITから抽出した情報である。録画タイトルIDは、データ蓄積部334が番組データと対応付けて付加した情報である。CM視聴フラグは、再生管理部337が設定した情報である。
次に、表示部318に表示される再生状態表示画面の例について説明する。
図8は、再生状態表示画面の一例を示す図である。図8に示す例は、初期における3つの本編区間mp00、mp01、mp02と2つのCM区間cm01、cm02を含む番組のシークバーを示す。このシークバーは、本編区間mp00、CM区間cm01、本編区間mp01、CM区間cm02、本編区間mp02のそれぞれを示す棒状の領域が、順次水平方向に連接してなる。表示制御部336は、再生管理データを参照してCM区間cm01、cm02を特定し、記憶部322に記憶したMH−EITを参照して当該番組の継続時間を有する番組の全区間から特定されたCM区間cm01、cm02で区切られる区間を時刻の早い順に本編区間mp00、mp01、mp02として特定する。棒状の領域は、それぞれ垂直方向の幅よりも水平方向の長さの方が長い。図8において左側よりも右側の方が時間的に後の区間が配置されている。本編区間mp01、mp02は、それぞれCM区間cm01、cm02に対応付けられる。
次に、本実施形態に係る表示制御処理の例について説明する。
図14は、本実施形態に係る表示制御処理の例を示すフローチャートである。図14に示す処理は、表示した再生状態表示画面を再生管理データに基づいて更新する処理である。
(ステップS201)入力部323は、ユーザによる操作を検知し、ユーザ所望の番組の再生を指示するための操作信号を生成し、生成した操作信号を再生制御部335に出力する。これにより、再生状態表示画面の表示要求がなされる。その後、ステップS202に進む。
(ステップS202)再生制御部335は、入力部323から入力された操作信号が示す番組の番組データを記憶部322から読み出す。その後、ステップS203に進む。
(ステップS203)再生制御部335は、操作信号が示す番組の再生管理データと制御データを読み出し、当該番組のCM区間と本編区間を識別する。その後、ステップS204に進む。
(ステップS205)表示制御部336は、入力部323から入力される操作信号が示す再生位置を含むCM区間を特定する。その後、ステップS206に進む。
(ステップS207)表示制御部336は、特定したCM区間の上方に隣接した位置に解除マークを重畳した再生状態表示画面を形成する。その後、ステップS208に進む。
(ステップS208)表示制御部336は、特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS211に進む。
(ステップS210)表示制御部336は、特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生不可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS211に進む。
図15は、本実施形態に係る表示制御処理の他の例を示すフローチャートである。図15に示す処理は、CM区間の再生に応じて再生状態管理画面を更新する処理である。
(ステップS301)再生状態管理画面が表示されているとき、入力部323は、ユーザによる操作を検知し、再生位置を指示するための操作信号を生成し、生成した操作信号を再生制御部335に出力する。これにより、シークバーの表示更新要求がなされる。その後、ステップS302に進む。
(ステップS302)再生制御部335は、操作信号で指示される再生位置を特定する。この再生位置は、再生状態管理画面上に表示されるシークポインタで指示される。その後、ステップS303に進む。
(ステップS304)再生管理部337は、再生中のCM区間を特定する。その後、ステップS305に進む。
(ステップS306)再生管理部337は、記憶部322に記憶した再生管理データのCM視聴フラグが示す視聴状態(未視聴)を「視聴済」に変更する。その後、ステップS307に進む。
(ステップS307)表示制御部336は、特定したCM区間の上方に解除マークを視聴状態管理画面に重畳する。その後、ステップS308に進む。
(ステップS308)表示制御部336は、再生状態管理画面上において特定したCM区間の直後の本編区間を示すバーの色を、当該本編区間が再生可であることを示す所定の色に設定する。その後、ステップS309に進む。
(ステップS309)表示制御部336は、番組が再生される再生位置の進行に伴い、再生状態管理画面上における再生ポインタの表示位置を更新する。その後、図15に示す処理を終了する。
図16は、本実施形態に係る表示制御処理のさらに他の例を示すフローチャートである。図16に示す処理は、再生状態管理画面上において指示されたシーク位置に応じてシークポインタの表示形態やシーク位置を制御する処理である。
(ステップS401)再生状態管理画面が表示されているとき、表示制御部336は、入力部323から操作信号の入力を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS401 YES)、ステップS402に進む。検出していないと判定される場合(ステップS401 NO)、ステップS401の処理を繰り返す。
(ステップS402)表示制御部336は、入力部323からの操作信号で指示されるシーク位置の移動を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS402 YES)、ステップS406に進む。検出していないと判定される場合(ステップS402 NO)、ステップS403の処理に進む。
(ステップS404)再生制御部335は、指示されたシーク位置から番組データの映像と音声の再生を開始する。その後、ステップS412に進む。
(ステップS405)表示制御部336は、入力部323からの操作信号として、シークバーの消去を指示する操作信号を検出したか否かを判定する。検出したと判定される場合(ステップS405 YES)、ステップS412の処理に進む。検出していないと判定される場合(ステップS405 NO)、ステップS401の処理に進む。
(ステップS408)表示制御部336は、再生管理データを参照して、操作信号により現在指定されているシーク位置の直前のCM区間が未再生であるか否かを判定する。未再生であると判定されるとき(ステップS408 YES)、ステップS410に進む。再生が完了したと判定されるとき(ステップS408 NO)、ステップS411に進む。
(ステップS410)表示制御部336は、シーク位置を直前のCM区間内の位置(例えば、中心点)に移動し、その位置に表示態様がCM区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面を表す画面データを映像合成部317に出力する。これにより、直前のCM区間にCM区間用のシークポインタが表示される。その後、ステップS401に戻る。
(ステップS411)シーク位置がCM区間内の位置である場合には、表示制御部336は、表示態様がCM区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面の画面データを映像合成部317に出力する。シーク位置が本編区間内の位置である場合には、表示制御部336は、表示態様が本編区間用のシークポインタを表す再生状態管理画面の画面データを映像合成部317に出力する。これにより、シーク位置がCM区間内であるか否かに応じた表示態様のシークポインタが表示される。その後、ステップS401に戻る。
この構成により、ユーザは番組に含まれるCM区間の視聴状態として再生が完了したか否かを直ちに識別することができるので、再生が完了したか否かに応じてユーザの意図に沿ってCM区間もしくは本編区間を視聴するための操作が容易になる。
この構成により、ユーザはCM区間の再生が完了したか否かに応じて、本編区間の再生が許可されているか否かを直ちに識別することができる。
この構成により、ユーザは指示しているシーク位置がCM区間内にあるか本編区間内にあるかを容易に認識することができる。
この構成により、所望の本編区間を視聴するために、ユーザに対して前のCM区間を視聴することを促すことができる。
この構成により、所望の本編区間を視聴するために、ユーザに対して前のCM区間を視聴することを促すことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と共通の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。
本実施形態に係る放送システム1(図1)において送信装置10の制御データ取得部12(図2)は、再生必要CM情報をさらに含むCM関連情報を有する制御データを取得する。CM関連情報は、CM区間毎に対応する本編区間を再生するために、再生を要するCM区間の情報(再生必要CM情報)をさらに含む。送信部15は、この制御データと番組データと多重化して生成される多重化データを搬送する放送信号を再生装置30に送信する。
再生制御部335は、記憶部322に記憶した再生管理データを参照して、再生必要CM情報が示すCM区間のいずれも再生が完了したことを示すCM視聴フラグに係るCM区間に対応する本編区間の再生を許可する。他方、再生制御部335は、再生必要CM情報が示すCM区間のいずれも再生が完了していないことを示すCM視聴フラグに係るCM区間については、対応する本編区間の再生を制限する。
図17は、本実施形態に係る再生必要CM情報の例を示す概念図である。図17の上段は、CM区間cm01、cm02、cm03と、それぞれに対応する本編区間mp01、mp02、mp03とが連節されてなるシークバーを示す。図17の下段は、左から右へ順に、CM区間cm01、cm02、cm03のそれぞれに係る再生必要CM情報を示す。例えば、シークポインタsb02で指示されているCM区間cm03に係る再生必要CM情報は、再生を要するCM区間としてcm01とcm03を含む。再生制御部335は、CM区間cm01、cm03のいずれも再生が完了した場合、CM区間cm03に対応する本編区間mp03の再生を許可する。他方、再生制御部335は、CM区間cm01、cm03の少なくともいずれかが再生が完了していない場合、CM区間cm03に対応する本編区間mp03の再生を制限する。
次に、本実施形態に係る再生処理の例について説明する。
図18は、本実施形態に係る再生処理の例を示すフローチャートである。図18に示す処理は、シーク位置で指定されたCM区間に対応する本編区間の映像と音声を再生するための処理である。次に説明する処理は、シーク位置に基づくCM区間の指定が、順次なされることを前提としている場合を例にする。
(ステップS502)再生制御部335は、操作信号が示すシーク位置が未再生のCM区間内であるか否かを判定する。再生が完了していないCM区間内であると判定されるとき(ステップS502 YES)、ステップS503に進む。再生が完了したCM区間もしくは再生が許可された本編区間内であると判定されるとき(ステップS502 NO)、ステップS507に進む。
(ステップS504)再生制御部335は、当該CM区間に係る再生必要CM情報を参照して、それ以外の再生を要するCM区間の有無を判定する。あると判定される場合(ステップS504 YES)、ステップS505に進む。ないと判定される場合(ステップS504 NO)、ステップS506に進む。
(ステップS507)再生制御部335は、番組データにおいて指示されたシーク位置から再生を開始する。その後、図18に示す処理を終了する。
この構成により、番組を構成する本編区間について、放送事業者や番組提供者は、視聴者に視聴させるCMの種類や数をより柔軟に設定することができる。
例えば、上述では、再生装置30が拡声部315、表示部318及び入力部323を含んだ単一の再生装置30として構成されている場合を例にしたが、これには限られない。
拡声部315、表示部318及び入力部323のいずれか又はそれらの組は、再生装置30とは別体であってもよい。
また、上述では本編区間の再生を許可する条件が、当該本編区間に対応するCM区間が通常の再生方式で再生が完了したことであることを例にしたが、これには限られない。その条件が、当該CM区間が特殊再生で再生が完了したことであってもよい。再生管理部337は、その条件として再生管理データのCM区間毎に設定されたCM視聴ルールに示す条件を利用可能である。また、本編区間の再生を許可する条件は、当該CM区間の最低再生時間であってもよい。最低再生時間は、その時間よりも長く再生された場合に、対応する本編区間の再生を許可する時間の閾値である。
(1)広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理部と、前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御部と、前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部と、を備える再生装置。
Claims (8)
- 広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理部と、
前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御部と、
前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ、
再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
再生装置。 - 前記表示制御部は、前記広告区間の再生が完了するまで表示させた前記本編区間の再生制限を示す画像を、前記広告区間の再生が完了したとき前記本編区間の再生許可を示す画像に変更する請求項1に記載の再生装置。
- 前記番組データを多重化して受信した放送信号から得られた制御データから前記広告区間での宣伝対象の商品に関する関連情報を抽出する制御情報解析部を備え、
前記表示制御部は、
前記広告区間の領域に前記関連情報に係るアイコンを表示させ、
前記アイコンが押下されるとき、前記関連情報を表示させ、
前記再生制御部は、
前記関連情報が表示されるとき、前記広告区間に対応する本編区間の再生を許可する
請求項2に記載の再生装置。 - 前記再生制御部は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示された広告区間よりも前の広告区間の再生が完了するまで前記指示された広告区間に対応する本編区間の再生を制御する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の再生装置。
- 前記再生制御部は、広告区間と前記広告区間に対応する本編区間の組を複数個含む番組データにおいて、指示された広告区間よりも前の広告区間の再生が完了するまで前記指示された広告区間に対応する本編区間の再生を制御し、
前記表示制御部は、番組を再生させる時点を指示する画像の位置を、前記前の広告区間の表示位置に移動させる請求項4に記載の再生装置。 - 前記再生制御部は、前記本編区間の再生のために再生が必要な1又は複数の広告区間を示す再生必要広告情報に基づいて、前記1又は複数の広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の再生装置。
- 再生装置における再生方法であって、
広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理過程と、
前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御過程と、
前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御過程と、
を有し、
前記表示制御過程において、
操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ、
再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
再生方法。 - 再生装置のコンピュータに、
広告区間と前記広告区間に対応する本編区間を含む番組データのうち前記広告区間の再生状態を管理する再生管理手順、
前記広告区間の再生が完了するまで前記本編区間の再生を制限する再生制御手順、
前記広告区間と前記本編区間をそれぞれ示す領域を、前記広告区間と前記本編区間それぞれの時刻順に配列してなるシークバーを含む再生状態表示画面を表示部に表示させ、
前記広告区間の再生が完了したとき前記広告区間の表示態様を、前記広告区間の再生が完了するまでとは異なる表示態様に変更する表示制御手順、
を実行させ、
前記表示制御手順において、
操作により番組を再生させる時点を指示する図形を前記シークバーに表示させ、
再生位置が前記広告区間内である場合、前記再生位置が前記本編区間内である場合と異なる形状で前記図形を表示させる
ためのプログラム。
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