JP6537167B2 - 家庭用薄葉紙及び家庭用薄葉紙の製造方法 - Google Patents

家庭用薄葉紙及び家庭用薄葉紙の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ティシュペーパーやトイレットペーパー等の家庭用薄葉紙及びその製造方法に関し、特に、複数枚の紙シートが積層された状態でエンボスによりプライ接合された複数プライの家庭用薄葉紙及びその家庭用薄葉紙の製造方法に関する。
複数プライの家庭用薄葉紙では、プライ剥離を防止するためにエンボスが付与されているものがある。このエンボスは、コンタクトエンボス、ナーリング、エッジエンボスなどとも呼ばれ(本発明及び本明細書では「コンタクトエンボス」という)、家庭用薄葉紙の紙シートを複数枚積層した状態で、周面に多数の凸部が形成された凸エンボスロールと受けロールの間を通し、前記家庭用薄葉紙の両側縁部に対応する部分に前記多数の凸部によって形成される凸エンボスパターンに対応するパターンのエンボスを付与することで形成される。
従来、このコンタクトエンボスのパターンは、図9(A)に示すように正方形の単位エンボス200が紙面の幅方向(CD方向)及びこれに直行する方向(MD方向)に一定ピッチで配列するパターン、図10(A)に示すように、菱形の単位エンボス200が幅方向(CD方向)及びこれに直行する方向(MD方向)に各頂点200Eが位置するようにして格子状に並ぶアヤメ(綾目)パターンが一般的である。前者は、トイレットペーパーによく見られ、後者はティシュペーパーにおいてよく見られる。
そして、前者の正方形のエンボスのものは、コンタクトエンボスが凸エンボスロールによって搬送方向に沿って付与されることから、その付与の際に、図9(B)に示すように、付与時に紙シートが有するクレープによって一旦伸ばされ、その後に収縮することに起因して、幅方向に直行する方向(MD方向)において単位エンボス200,200の間に皺が発生しやすいという問題がある。他方、後者の菱形のエンボス200のものは、図10(B)に図10(A)の一点斜線で囲まれる部分を付与する凸エンボスロールの一部拡大図を示すように、各凸部201が原紙の紙面に対して、頂点201Eから接するため一点に力が加わりやすいため、その一点に穴あきが発生しやすく、また、付与時に菱形の各辺201Xに沿って原紙が伸ばされて(図中伸ばされる方向を符号Zで示す)、幅方向に隣接する単位エンボス間に皺が発生しやすいという問題がある。
特許第5331530号 特許第4450421号 特許第5331503号 特許第5573594号 特許第5175625号
そこで、本発明の主たる課題は、このようなエンボス付与時における皺の発生が防止され、コンタクトエンボス部分に皺がなく見栄えのよい家庭用薄葉紙、さらに、そのような家庭用薄葉紙の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
〔請求項1記載の発明〕
クレープが形成された複数枚の紙シートが重ね合わされてコンタクトエンボスによってプライ接合された家庭用薄葉紙であって、
前記コンタクトエンボスは、単位エンボスがMD方向に沿って並ぶエンボス列を有し、
その単位エンボスが、MD方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線によってCD方向に二つの部分に分断され、その平行な二つの線の間が未圧着部とされ、
分断された各部の形状が、CD方向に平行な一つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる三角形、
CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる四角形、
CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な二つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形の何れかである、
ことを特徴とする家庭用薄葉紙。
〔請求項2記載の発明〕
複数のエンボス列を有し、その複数のエンボス列のうちのあるエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線の延長線上に、隣に位置するエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線が位置している、請求項1記載の家庭用薄葉紙。
〔請求項3記載の発明〕
分断された各部の形状が、CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な二つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形であり、かつ、分断された各部がMD方向にずれた位置にある、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙。
〔請求項記載の発明〕
クレープが形成された複数枚の紙シートが重ね合わされてコンタクトエンボスによってプライ接合された家庭用薄葉紙の製造方法であって、
周面に複数の凸部を有する凸エンボスロールを回転させつつ、搬送される複数の連続する紙シートが積層された積層連続シートの前記家庭用薄葉紙の側部相当部に押接して、前記積層連続シートに対して前記複数の凸部で形成される凸エンボスパターンに対応するパターンのコンタクトエンボスを形成することで、前記複数枚の連続する紙シートを積層した状態で接合するプライ接合工程を有し、
その凸エンボスロールとして、周面に、単位凸エンボスが回転方向に沿って間隔を空けて並ぶエンボス列を有し、その単位凸エンボスが、回転方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線によって回転軸方向に二つの凸部に分断され、その平行な二つ線の間が凹部であって未圧着部とされ、
分断された各部の形状が、回転軸方向に平行な一つの軸方向辺と、回転方向に平行な一つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる三角形、
回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な一つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる四角形、
回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な二つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形の何れかである、ものを用い、
その凸エンボスロールを、前記平行な二つの線が、前記家庭用薄葉紙の幅方向中心部相当部との間が広がる方向で回転させつつ、コンタクトエンボスを付与する、
ことを特徴とする家庭用薄葉紙の製造方法。
〔請求項記載の発明〕
凸エンボスロールが、複数の凸エンボス列を有し、その複数の凸エンボス列のうちのある凸エンボス列の単位凸エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線の延長線上に、隣に位置する凸エンボス列の単位凸エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線が位置しているものである、請求項記載の家庭用薄葉紙の製造方法。
〔請求項記載の発明〕
分断された各部の形状が、回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な二つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形であり、かつ、分断された各部が回転方向にずれた位置にある、請求項4又は5に記載の家庭用薄葉紙の製造方法。
以上の本発明によれば、エンボス付与時における皺の発生が防止され、コンタクトエンボス部分に皺がなく見栄えのよい家庭用薄葉紙、さらに、そのような家庭用薄葉紙の製造方法が提供される。
本発明に係るコンタクトエンボスの付与態様を説明するための概略図である。 本発明に係るコンタクトエンボスの付与態様を説明するための他の概略図である。 本発明に係るコンタクトエンボスロールを説明するための図である。 本発明に係るコンタクトエンボスロールの第一の凸エンボスパターンを説明するための図である。 本発明に係るコンタクトエンボスロールの第二の凸エンボスパターンを説明するための図である。 本発明に係るコンタクトエンボスロールの第三の凸エンボスパターンを説明するための図である。 本発明に係るコンタクトエンボスロールの第四の凸エンボスパターンを説明するための図である。 本発明に係るコンタクトエンボスが付与された家庭用薄葉紙の平面図である。 従来のコンタクトエンボスロールの凸エンボスパターンの例を説明するための図である。 従来のコンタクトエンボスロールの凸エンボスパターンの別の例を説明するための図である。 プライ剥離防止性の試験方法を説明するための図である。
本発明の実施の形態を図1〜8を参照しながら詳述する。まず、家庭用薄葉紙の製造方法について説明し、次いで、その家庭用薄葉紙について説明する。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙の製造方法は、図1及び図2に示すように、周面にコンタクトエンボスに対応する所定のパターンで配された複数の凸部を有する凸エンボスロール10と受けロール20とを回転させつつ、それらのロール10,20の間に、搬送される複数の連続する紙シート1,1が積層された積層連続シート2を挟み通して、前記凸エンボスロール10の周面を積層連続シート2における家庭用薄葉紙の側部相当部2Aに押接させ、前記積層連続シート2に対して前記複数の凸部で形成される凸エンボスパターンに対応するパターンのコンタクトエンボスを形成することで、前記複数枚の連続する紙シート1,1を積層した状態で接合するプライ接合工程を有する。
図1に示す例は、複数の原反ロール1A,1Aから単層の連続する紙シート1,1を繰り出し、各紙シート1,1を重ねて積層状態として、その積層状態の積層連続シート2を再度巻き取って二次原反ロール1Bを製造するプライ設備内で、プライ接合工程を行なう形態を示している。但し、プライ接合工程は、必ずしもこのようなプライ設備内で行なう必要はなく、製造する家庭用薄葉紙の種類、例えば、ティシュペーパーであるか、トイレットペーパーであるか等に応じて、適宜の製造設備・製造工程内で行なうことができる。すなわち、家庭用薄葉紙がティシュペーパーである場合には、その製造方法は、所謂マルチスタンド式インターフォルダを用いる形態と、ロータリー式インターフォルダを用いる形態とに大別され、マルチスタンド式インターフォルダを用いる製造方法では、プライ接合工程は、上記のプライ設備内で行なわれるのが一般的であり、ロータリー式インターフォルダを用いる製造方法では、プライ接合工程は、そのロータリー式インターフォルダ内で行なうが一般的である。また、家庭用薄葉紙が、トイレットペーパーである場合には、プライ接合工程は、製品となるトイレットロールと同径で幅がトイレットロールの複数倍幅であるログと称される中間製品を製造するログ形成工程でプライ接合が行なわれるのが一般的である。本発明に係るプライ接合工程は、家庭用薄葉紙の種類に応じた製造工程・製造設備内の一般的箇所において行なうことができる。
他方、本実施形態に係る家庭用薄葉紙の製造方法においては、図3〜図7に示すように上記プライ接合に用いる凸エンボスロール10が、回転方向に沿って単位凸エンボス11が間隔を空けて並ぶ凸エンボス列12を有し、その単位凸エンボス11が、回転方向に対して20〜60°で延在し、前記単位凸エンボス11を回転方向に貫く平行な二つの線X1,X2によって回転軸方向に二つの凸部11A,11B、特に好ましくは二つの同形状の凸部に分断され、その平行な二つの線X1,X2の間が凹部であって未圧着部13とされている特徴的なものとなっており(図中、平行な二つの線と回転方向との間の角度の位置を符号∠Aで示す)、この凸エンボスロール10を、前記平行な二つの線X1,X2が、積層連続シートの幅方向中心部相当部2Bとの間が徐々に広がる方向で回転させつつコンタクトエンボスを付与する。ここで、回転方向とは、凸エンボスロール10の周面を正面から見た際に凸エンボスロール10が回転する方向であり、周面移動方向である。
特に、図示の形態は好ましい例であり、凸エンボス列12を回転軸方向に複数列(図示例では二列)有しており、その複数の凸エンボス列12のうちの一方の凸エンボス列の単位凸エンボス11の未圧着部分13を構成する平行な二つの線X1,X2の延長線上に、隣に位置する他方の凸エンボス列12の単位凸エンボス11の未圧着部分13を構成する平行な二つの線X1,X2が位置しているものとなっている。なお、本発明は、凸エンボス列12が二列である必要はなく、一列でもよくまた三列以上であってもよい。三列以上の場合は、複数の凸エンボス列12のうちのある凸エンボス列の単位凸エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線X1,X2の延長線上に、回転方向で両隣に位置するエンボス列12の単位凸エンボス11の未圧着部分13,13を構成する平行な二つの線X1,X2が位置するものとなる。また、このように複数の凸エンボス列12を有する場合には、隣あう凸エンボス列12を構成する単位凸エンボス11が回転軸方向に重なって回転方向に間隔を空けて交互に配されるのが特に望ましい。
本実施形態に係る凸エンボスロール10は、上記構成とすることにより、積層連続シート2に皺が発生しがたくなる。これについて説明すると、家庭用薄葉紙を構成することになる連続する紙シート1,1は、抄紙設備においてドクターブレードなどで掻き取られることによって、連続方向(MD方向)に山谷が連続するクレープが形成されているため、そのMD方向に伸びやすく、前記連続方向に直行する方向(CD方向)には、伸びにくいという性質を有している。そして、この性質により、凸エンボスロール10によってコンタクトエンボスを付与すると、積層連続シート2が平面であるのに対して凸エンボスロール10の周面が平面ではない面(円弧面)であるがゆえ、特に、図9(B)を参照しながら背景技術で述べたように、先行する単位凸エンボスと後行の単位凸エンボスとが積層連続シート(紙シート)に時間差で接触することによって、積層連続シート(紙シート)が一旦MD方向に伸びた後に若干縮み、これによって付与された単位エンボス200,200の間に弛み・歪みが生じて皺発生の原因となる。しかし、本実施形態に係る凸エンボスロールでは、単位凸エンボス11が、回転方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線X1,X2によって回転軸方向に二つの凸部11A,11Bに分断され、その間が未圧着部13となっていることにより、積層連続シート2においてMD方向に離間する単位エンボス間に生ずる歪み・弛みがその未圧着部分によって分散吸収されるように解消される。この未圧着部分による歪み・弛みの分散解消は、必ずしも定かではないが、各凸部11A、11Bがほぼ同時に積層連続シート2の紙面に接触するためこの未圧着部分では、付与時に積層連続シート(紙シート)2の伸縮がさほど生じず、また、積層連続シート2において各凸部11A,11Bで押された凹部が互いに分断されて自由となるため、単位凸エンボス11,11の間(図中符号Pで示す部分に対応する部分)に対応する部分の弛み・歪みが積層連続シートの当該未圧着部分対応位置、さらに位置を介して積層連続シート2の側縁や広範な中央部方向へと分散されて解消されるものと推測される。
他方で、本実施形態に係る各単位凸エンボス11を構成する各凸部11A,11Bの形状は、好ましくは、各凸部11A,11Bが同形状であり、特に、図4に示すような、回転軸方向に平行な一つの軸方向辺E1と、回転方向に平行な一つの回転方向辺E2と前記平行な二つの線X1,X2のうちの一つの一部E3とで囲まれる三角形、図5に示すような、回転軸方向に平行な二つの軸方向辺E1,E4と、回転方向に平行な一つの回転方向辺E2と前記平行な二つの線の一つの一部E3とで囲まれる四角形、図6及び図7に示すような、回転軸方向に平行な二つの軸方向辺E1,E4と、回転方向に平行な二つの回転方向辺E2,E5と前記平行な二つの線の一つの一部E3とで囲まれる五角形であるのが望ましい。これらの形状は、上記の皺の発生の防止性が顕著である。特に、図7に示す形態は、分断された各凸部11A,11Bが回転方向にずれた位置にあるものとなっているが、この形態では、顕著に積層連続シート2の皺の発生が防止される。理由は定かではないが、付与後に単位凸エンボス間の位置に生ずる弛み・歪みを伸ばす方向が未圧着部分13に対応する位置へ向かいやすいと推測される。
さらに、特に図4〜図7に示す好適な形態では、各単位凸エンボス11は、回転軸方向に平行な辺E1,E4と、回転方向に平行な辺E2,E5と、二つの平行な線E3を構成する辺しか有さないため、凸エンボスロール10の接触時に積層連続シート2(紙シート1)が、各単位凸エンボス11の各辺に沿って若干伸ばされてもその伸びが一点に至らず、皺が発生し難い。そのうえ、本実施形態に係るプライ接合は、凸エンボスロール10を、平行な二つの線X1,X2が、前記家庭用薄葉紙の幅方向中心部相当部2Bとの間が広がる方向で回転させるようにするため、積層連続シート2(紙シート1)の紙面のうねりなどのマクロ的な弛み、弛みは、家庭用薄葉紙の側縁部相当部2Aの方向へと向かって均されやすく、この観点からも皺が発生しがたい。
他方、特に図5〜7に示す形態は、回転方向に沿う二辺E2,E5が全て回転方向と平行となっている。このため、各凸部11A,11B(各単位エンボス11)の耐摩耗性に優れ、その加工速度を速めることが可能となる。すなわち、図9に示す従来の単位凸エンボス201の形状のように菱形であったり、その他、四角形或いは三角形であってその頂点から紙面に接する形状であったり、円形であったりすると、単位凸エンボスが紙面に接し始めた際に、その接し始めの頂点や一点に力が加わるため、単位凸エンボスの摩耗が特にその頂点等において進行しやすく、紙面への安定的な接触が確保し難くなるとともに、その一点に過度の力が加わり積層連続シートに破れが生じやすくなる。対して、図示5〜7の形態の凸エンボスロール10では、各凸部11A,11B(単位凸エンボス11)の軸方向辺E1,E4が、回転軸方向に平行となっているため、凸エンボスロール10が回転して積層連続シート2に接する際には、各凸部11A,11Bが積層連続シート2の紙面に対して、辺E1で接触しはじめ辺E4で抜けていくようになり、紙面に対して一点で接触するということがなく、紙面への接触安定性が高く、単位凸エンボス11,11…が摩耗がし難い。そして、これにより積層連続シート2の破れも生じがたい。このため、操業速度を速めることが可能となる。特に、図6及び図7に示す五角形の形態では、凸部11A,11Bが鋭角を有さず幅狭部分がないため、特に、凸部11A,11B(単位凸エンボス11)の耐摩耗性、穴あきや避けの防止性に優れる。
ここで、本実施形態に係る凸エンボスロール10における単位凸エンボス11の大きさや間隔は、必ずしも限定されないが、特に、数値範囲を示せば、凸エンボス列12が配列される範囲(軸方向幅)L1は、2.5〜8.5mmであり、凸エンボス列12における単位凸エンボス11の間隔(ピッチ)L2は、0.25〜1.45mmである。また、単位凸エンボスの回転方向の長さL3は0.3〜1.2mm、単位凸エンボスの軸方向の長さL4は、0.55〜4.2mm、平行な二つの線X1,X2の間の間隔L5は0.25〜3.9mm、図6及び図7に示す五角形の凸部とする場合における回転方向辺E5の長さL6は0.1〜1.0mm程度である。また、図7に示すように各凸部11A,11Bを回転方向にずれた位置とする場合には、そのずれ幅L7は、0.1〜1.0mmである。これらの範囲であれば、上記詳述の各効果が十分に発揮される。なお、単位凸エンボス11の高さは、特に限定されないが、0.4〜1.2mm程度である。これらの範囲で、家庭用薄葉紙の組成や物性に応じて適宜に設計できる。
次いで、本実施形態の家庭用薄葉紙について説明する。この家庭用薄葉紙100は、例えば、図8に示すように、クレープが形成された複数枚の紙シート50,50が重ね合わされ、そのCD方向側縁部51においてMD方向の一方縁から他方縁に延在するコンタクトエンボス60によってプライ接合されたティシュペーパー等である。
そして、本実施形態の家庭用薄葉紙100は、その特徴として、コンタクトエンボス60が、単位エンボスがMD方向に沿って並ぶエンボス列を有し、その単位エンボスが、MD方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線によってCD方向に二つの部分に分断され、その平行な二つ線の間が未圧着部とされている。また、好ましくは、複数のエンボス列を有し、その複数のエンボス列のうちのあるエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線の延長線上に、隣に位置するエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線が位置しているものである。
この家庭用薄葉紙は、上記説明の家庭用薄葉紙の製造方法によって製造することができる。つまり、上記説明の凸エンボスロール10の周面に形成された凸部のパターンが転写されたパターンのコンタクトエンボス60を有しているのである。したがって、コンタクトエンボスのパターンは、平面視において、図4〜図7に示す凸エンボスロール10の周面における凸部11A,11Bの配列パターンと一致する。各部や方向の対応関係は、凸エンボスロール10の回転軸方向がCD方向、回転方向がMD方向に対応し、また、単位凸エンボス11が単位エンボス、凸エンボス列12がエンボス列に対応する。
より具体的には、図4に対応するコンタクトエンボスのパターンは、前記単位エンボスを構成する各部の形状が、CD方向に平行な一つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる三角形、図5に対応するコンタクトエンボスのパターンでは、前記単位エンボスを構成する各部の形状が、CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる四角形、図6に対応するコンタクトエンボスのパターンでは、前記単位エンボスを構成する各部の形状が、CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な二つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形であり、また、図7に対応するコンタクトエンボスのパターンでは、前記五角形で、特に分断された各部がMD方向にずれた位置にあるものとなる。
この家庭用薄葉紙100は、上記家庭用薄葉紙の製造方法によって製造できることから、その製造方法上の多くの利点を有している。つまり、本実施形態に係るコンタクトエンボス60のパターンを有する家庭用薄葉紙100は、製造時に凸エンボスロール10の単位凸エンボス11が摩耗がし難く、積層連続シート2の破れも生じがたく、操業速度を速めることが可能な家庭用薄葉紙100である。そして、製造時に皺が発生しがたいため、意匠性にも優れるものである。
ここで、本実施形態に係る家庭用薄葉紙100は、ティシュペーパー、トイレットペーパー等であり、その具体的な米坪としては、1プライ当たり11.0〜25.0g/m2、積層状態での紙厚が100〜350μmである。なお、ここでの米坪とは、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法によるものであり、紙厚は、JIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて異なる任意の五箇所を測定し、この五箇所の測定値の平均値をいう。
以下、さらに本発明に係る実施例1〜5に係る凸エンボスロール、比較例1(従来例1)及び比較例2(従来例2)の凸エンボスロールを用いて家庭用薄葉紙を製造し、プライ剥離の防止性、製造時における凸エンボスロールの耐摩耗性、積層連続シートの皺の発生について評価を行なった。特に、本実施例においては、プライ接合工程の際の操業速度を、比較例2(従来例2)で行なわれていた速度よりも140%速めた速度で行い、主に操業速度を高速過した際の評価となっている。結果は、下記の表1に示す。
用いた積層連続シートは、実施例1〜5及び比較例1(従来例1)では、米坪が10.7g/m2のティシュペーパー原紙である紙シートを2枚重ねにした2プライ構造のもの、比較例2(従来例2)は、米坪が16.5g/m2のティシュペーパー原紙である紙シートを2枚重ねにした2プライ構造のものを用いた。紙厚は前者が2プライで110μm、後者が2プライで210μmである。
実施例1は、図4に示される単位凸エンボス(凸部)の配列パターンであり、平行な二つの線の角度が回転方向に対して45°のものとした。
実施例2は、図4に示される単位凸エンボス(凸部)の配列パターンであり、平行な二つの線の角度が回転方向に対して60°のものとした。
実施例3は、図5に示される単位凸エンボス(凸部)の配列パターンであり、平行な二つの線の角度が回転方向に対して20°のものとした。
実施例4は、図6に示される単位凸エンボス(凸部)の配列パターンであり、平行な二つの線の角度が回転方向に対して30°のものとした。
実施例5は、図7に示される単位凸エンボス(凸部)の配列パターンであり、平行な二つの線の角度が回転方向に対して30°のものとした。
比較例1(従来例1)は、図10に示すティシュペーパーによく見られる従来の凸部の配列パターンであり、菱形の各頂点が、回転軸方向、回転方向にそれぞれ向いているものである。その凸エンボスロールは、所謂綾目ローレット加工が施されたものである。
比較例2(従来例2)は、図9に示すトイレットペーパーによく見られる従来の凸部の配列パターンであり、凸部の頂面の形状が正方形であり、各辺はそれぞれ回転軸方向、回転方向に沿っているものである。
なお、皺の発生の評価は、プライ接合工程を経た積層連続シートを目視にて確認し、皺が殆ど発生していないものを◎、従来例1よりも発生が減少しているものを○、従来例1と同等かそれ以下のものを△と評価した。
凸エンボスロールの耐摩耗性については、約18,000,000mの積層連続シートに対してコンタクトエンボスの付与をおこなった後、凸エンボスロールの摩耗の具合を目視にて確認し、摩耗の進行や偏摩耗の発生具合が従来例1以下又は従来例1と同等であったものを△、摩耗の進行や偏摩耗の発生具合が従来例よりもやや改善が看られるものを○、摩耗の進行や偏摩耗の発生具合よりも明らかに改善されているものを◎と評価することとした。
プライ剥離の防止性については、図11に(1)正面視、(2)側面視を示したように、積層連続シートのコンタクトエンボスが付与された部分を含むようにして幅方向(CD方向)に20mm、連続方向(MD方向)に100mm裁断した試料を用意し、その試料を連続方向の一方端から30mm剥離してその分離端25mmを引張り試験機の各チャックに固定してセットして、一方のチャックを100mm/minの速度で、50mm引張った際の、プライ剥離の強度を測定し、その測定値から評価した。評価は、この試験において4.5cN以上の測定値であれば、プライ剥離のおそれがほとんどないと判断できるため、測定値が4.5cN以上であるものを○と評価した。
Figure 0006537167
表1に示す結果のとおり、プライ剥離の防止性については各例とも問題がなかったが、特に、本発明の実施例では、製造時における凸エンボスロールの耐摩耗性、積層連続シートの皺の発生について顕著な改善が見られた。特に、本実施例は試験的に、操業速度(加工速度)を速めて試験を行なっており、本発明に係る凸エンボスロールを採用した家庭用薄葉紙の製造方法とすることで、加工速度を速めることが可能であることも知見された。また、特に、図5に示す形態及び図7に示す形態において、皺の発生において良好な結果が得られた。
以上の各試験の結果からして、本発明に係るコンタクトエンボスのパターンとすることにより、プライ剥離の防止性、製造時における凸エンボスロールの耐摩耗性、積層連続シートの皺の発生の防止性が改善され、さらに操業速度も速められる。
10…凸エンボスロール、20…受けロール、1…連続する紙シート、2…積層連続シート、2A…積層連続シートにおける家庭用薄葉紙の側部相当部、2B…積層連続シートにおける家庭用薄葉紙の中央部相当部、1A…原反ロール、1B…二次原反ロール、11…単位凸エンボス、X1,X2…単位凸エンボスを回転方向に貫く平行な線、11A,11B…凸部、12…凸エンボス列、13…未圧着部、200…従来の単位エンボス、E1,E4…軸方向辺、E2,E5…回転方向辺、E3…平行な二つの線の一部を構成する辺、L1…凸エンボス列の幅方向範囲、L2…凸エンボス列における単位凸エンボス間の間隔(ピッチ)、L3…単位凸エンボスの回転方向の長さ、L4…単位凸エンボスの回転軸方向の長さ、L5…平行な二つの線の間の間隔、L6…回転方向辺E5の長さ、L7…凸部のずれ幅、∠A…平行な二つの線と回転方向との間の角度、50…紙シート、51…家庭用薄葉紙のCD方向側縁部、60…コンタクトエンボス、100…家庭用薄葉紙、200…従来の単位エンボス、200E…従来の単位エンボスの頂点、201…従来の単位エンボスを付与する凸部、201E…従来の単位エンボスを付与する凸部の頂点、201X…従来の単位エンボスを付与する凸部の辺、600…従来のコンタクトエンボスの例。

Claims (6)

  1. クレープが形成された複数枚の紙シートが重ね合わされてコンタクトエンボスによってプライ接合された家庭用薄葉紙であって、
    前記コンタクトエンボスは、単位エンボスがMD方向に沿って並ぶエンボス列を有し、
    その単位エンボスが、MD方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線によってCD方向に二つの部分に分断され、その平行な二つの線の間が未圧着部とされ、
    分断された各部の形状が、CD方向に平行な一つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる三角形、
    CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な一つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる四角形、
    CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な二つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形の何れかである、
    ことを特徴とする家庭用薄葉紙。
  2. 複数のエンボス列を有し、その複数のエンボス列のうちのあるエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線の延長線上に、隣に位置するエンボス列の単位エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線が位置している、請求項1記載の家庭用薄葉紙。
  3. 分断された各部の形状が、CD方向に平行な二つのCD方向辺と、MD方向に平行な二つのMD方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形であり、かつ、分断された各部がMD方向にずれた位置にある、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙。
  4. クレープが形成された複数枚の紙シートが重ね合わされてコンタクトエンボスによってプライ接合された家庭用薄葉紙の製造方法であって、
    周面に複数の凸部を有する凸エンボスロールを回転させつつ、搬送される複数の連続する紙シートが積層された積層連続シートの前記家庭用薄葉紙の側部相当部に押接して、前記積層連続シートに対して前記複数の凸部で形成される凸エンボスパターンに対応するパターンのコンタクトエンボスを形成することで、前記複数枚の連続する紙シートを積層した状態で接合するプライ接合工程を有し、
    その凸エンボスロールとして、周面に、単位凸エンボスが回転方向に沿って間隔を空けて並ぶエンボス列を有し、その単位凸エンボスが、回転方向に対して20〜60°で延在する平行な二つの線によって回転軸方向に二つの凸部に分断され、その平行な二つ線の間が凹部であって未圧着部とされ、
    分断された各部の形状が、回転軸方向に平行な一つの軸方向辺と、回転方向に平行な一つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる三角形、
    回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な一つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる四角形、
    回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な二つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形の何れかである、ものを用い、
    その凸エンボスロールを、前記平行な二つの線が、前記家庭用薄葉紙の幅方向中心部相当部との間が広がる方向で回転させつつ、コンタクトエンボスを付与する、
    ことを特徴とする家庭用薄葉紙の製造方法。
  5. 凸エンボスロールが、複数の凸エンボス列を有し、その複数の凸エンボス列のうちのある凸エンボス列の単位凸エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線の延長線上に、隣に位置する凸エンボス列の単位凸エンボスの未圧着部分を構成する平行な二つの線が位置しているものである、請求項4記載の家庭用薄葉紙の製造方法。
  6. 分断された各部の形状が、回転軸方向に平行な二つの軸方向辺と、回転方向に平行な二つの回転方向辺と前記平行な二つの線の一つの一部とで囲まれる五角形であり、かつ、分断された各部が回転方向にずれた位置にある、請求項4又は5に記載の家庭用薄葉紙の製造方法。
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