JP6533417B2 - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

紙葉類取扱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6533417B2
JP6533417B2 JP2015113525A JP2015113525A JP6533417B2 JP 6533417 B2 JP6533417 B2 JP 6533417B2 JP 2015113525 A JP2015113525 A JP 2015113525A JP 2015113525 A JP2015113525 A JP 2015113525A JP 6533417 B2 JP6533417 B2 JP 6533417B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
handling apparatus
sheet handling
receiver
light shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015113525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016224877A (ja
Inventor
木下 康
康 木下
英介 塩見
英介 塩見
祐宣 寺尾
祐宣 寺尾
准司 藤田
准司 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Omron Terminal Solutions Corp filed Critical Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority to JP2015113525A priority Critical patent/JP6533417B2/ja
Priority to CN201610266475.4A priority patent/CN106251506B/zh
Priority to US15/141,212 priority patent/US9704326B2/en
Priority to EP16167613.5A priority patent/EP3101630B1/en
Publication of JP2016224877A publication Critical patent/JP2016224877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6533417B2 publication Critical patent/JP6533417B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/22Means for sensing or detection
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/30Tracking or tracing valuable papers or cassettes
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • G07D7/121Apparatus characterised by sensor details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

この発明は、紙幣等の紙葉類の取扱いに適した紙葉類取扱装置に関するものである。
紙葉類(例えば、紙幣)を取り扱う紙葉類取扱装置は、例えば、金融機関等に設置される現金自動預払機(ATM)に搭載され、利用者が紙葉類を出し入れする入出金口と、金庫内の紙葉類収納庫との間で紙葉類の搬送を行なう搬送部と、を備えている。紙葉類取扱装置の入出金口には紙葉類および利用者の手指の挿抜を検知する受光器が設けられており、紙葉類取扱装置は、この受光器からの検出情報を基に、入出金口に設けられた扉の開閉動作を制御することによって、入出金のために、紙葉類の取扱いを可能にしている。
現金自動預払機は、建屋の壁に嵌め込まれた外壁タイプや、店舗内に設置されるものであるが、外部光(特に、太陽光)が紙葉類取扱装置の入出金口に影響することがある。即ち、入出金口の扉が開放されている際に、入出金口の深部まで外部光が到達すると、受光器が外部光を誤って検知して誤作動し、紙葉類取扱装置は扉を不用意に閉じることがあった。
そこで、外部光の誤検知を防止する対策として、受光器に遮光筒を連結して、受光器は遮光筒を介して投光器からの出射光を検知できるようにしながら、遮光筒によって受光器を外部光から保護する例が知られている(例えば、特許文献1、及び、特許文献2)。
実開昭63−44125号公報 特開平5−319683号公報
しかしながら、従来の紙葉類取扱装置では、受光器を外部光から遮光するための対策が不十分であったために、外部光によって受光器が誤作動するおそれがあった。本願は、外部光によって受光器が誤作動するのを効果的に抑制可能な紙葉類取扱装置を提供することを目的とする。
紙葉類取扱装置の第1の態様は、紙葉類取扱口と、当該紙葉類取扱口内で、光を出射する投光器と、当該投光器からの出射光を受光する受光器と、前記投光器から前記受光器に向けた光路に沿って形成され、前記受光器を外部光から遮蔽する遮光体と、を備え、前記遮光体の前記投光器側端部が、前記外部光の入射方向から前記受光器側に後退するように形成されている。
紙葉類取扱装置の第2の態様は、紙葉類取扱口と、当該紙葉類取扱口内で、光を出射する投光器と、当該投光器からの出射光を受光する受光器と、前記投光器から前記受光器に向けた光路に沿って形成され、前記受光器を外部光から遮蔽する遮光体と、を備え、前記遮光体の内面に前記外部光を反射させる溝が形成されている。
紙葉類取扱装置の第3の態様は、紙葉類取扱口と、当該紙葉類取扱口内で、光を出射する投光器と、当該投光器からの出射光を受光する受光器と、前記投光器から前記受光器に向けた光路に沿って形成され、前記受光器を外部光から遮蔽する遮光体と、を備え、前記受光器の側面が遮光部材によって被覆されている。
外部光によって受光器が誤作動するのを効果的に抑制可能な紙葉類取扱装置が提供される。
実施形態に係る紙葉類取扱装置を搭載した現金自動預払機の全体斜視図である。 紙葉類取扱装置の内部構成を説明するために、当該紙葉類取扱装置をその側面から描いた図である。 紙葉類取扱装置の計数動作を説明するために、紙葉類取扱装置の内部構成をその側面から描いた図である。 紙葉類取扱装置の収納動作を説明するために、紙葉類取扱装置の内部構成をその側面から描いた図である。 紙葉類取扱装置の出金動作を説明するために、紙葉類取扱装置の内部構成をその側面から描いた図である。 紙葉類取扱装置の入出金口の装置構成を拡大して示す図である。 遮光筒と受光器からなる連結体の拡大斜視図である。 投光器、受光器、シャッタの制御ブロック図である。 第1の実施の形態の入出金口周辺の構成を示す図である。 遮光筒の投光器側端部を外部光の遮光筒内への進入を抑制する形態に形成したことを示す前記連結体の拡大斜視図である。 遮光筒の他の形態を示す、当該遮光筒の斜視図である。 図11に係る遮光筒の内壁に形成された溝の拡大図である。 遮光筒のさらに他の形態を示す、当該遮光筒の斜視図である。 遮光筒のさらに他の形態を示す、当該遮光筒の斜視図である。 遮光筒のさらに他の形態を示す、当該遮光筒の斜視図である。 遮光筒のさらに他の形態を示す、当該遮光筒の斜視図である。
次に、実施形態を説明する。実施形態に係る紙葉類取扱装置は、例えば、現金(紙幣:紙葉類)自動預払機に搭載されている。図1に示すように、現金自動預払機1は、紙葉類取扱装置2と、通帳取扱装置3と、カード取扱装置4と、操作装置5と、表示装置6とを備えている。紙葉類取扱装置2は、紙幣や金券など紙葉類の取り扱いを可能にするために、現金自動預払機1の前面に入出金口21を備えている。そして、入出金口21と金庫内の紙葉類収納部(図2に示す収納庫26a〜26e)との間での紙葉類の自動搬送を行なう。
通帳取扱装置3は、通帳挿入口に挿入した通帳を装置内に取り込み、預金残高などの情報を印刷した後、通帳を通帳挿入口に戻して利用者に返却する処理を行なう。カード取扱装置4は、磁気ストライプカードやICカードを取扱う。操作装置5は、暗証番号入力や取引に必要な情報を入力するなどの操作を可能にしている。表示装置6は、利用者へ取引内容や操作案内を表示するために、タッチパネルを備えている。
現金自動預払機1は、入金、出金、振込、振替など様々なサービスを提供する。入出金取引は概ね次の順で進行する。表示装置6は各種サービスのメニューを表示する。利用者が入金もしくは出金を選択すると、通帳およびカードの提示を求めるメッセージが表示される。通帳取扱装置3およびカード取扱装置4は、通帳およびカードの挿入を催促して入出金動作が開始される。入金の場合は、入出金口が開いて紙葉類の投入待ちになる。利用者が入出金口に紙葉類を投入すると、投入された紙葉類を検出して入出金口が閉鎖され、表示装置6により取引内容を確認するメッセージが表示される。利用者が確認操作を行うと、紙葉類が金庫内に収納される。出金の場合も、利用者が取引内容を入力すると、金庫内から紙葉類が取り出され、入出金口が開放されて紙葉類の抜取が可能になる。入出金口からの紙葉類の抜き取りが検出されると入出金口が自動的閉鎖される。紙葉類取扱装置2の一連の動作が終了すると、紙葉類の取扱い結果が表示され、通帳に取扱結果が印字され、通帳とカードが返却される。
図2に示すように、紙葉類取扱装置2は、入出金口21と、鑑別装置22と、一時保管庫23と、返却用一時保管庫24と、リジェクト庫25と、収納庫26a〜26eと、搬送路27と、を備えている。入出金口21は、既述のとおり、利用者との間で紙葉類の受け渡しを行なうための凹状の空間を備えた構造体である。入出金口21には、前記凹状空間の端部を開閉する扉としてのシャッタ211と、紙葉類を分離部に押し付ける押板213と、紙葉類を分離する分離ローラ214と、紙葉類の搬送を行なうフィードローラ215と、が設置されている。
鑑別装置22は、紙幣の金種および真偽判別を行なうために、イメージセンサを有し、イメージセンサに搬送された紙葉類の画像をイメージセンサで読み取り、当該画像に基づいて紙葉類の種別や真偽の判別を行なう。一時保管庫23は、鑑別装置22での鑑別を通過した紙葉類を一時的に保管する。一時保管庫23は、搬送路27から搬送されてくる紙幣の集積と、集積された紙葉類を1枚ずつ分離して搬送路27へ受け渡す繰出を行なう。
返却用一時保管庫24は、鑑別装置22での鑑別が出来なかった紙葉類を返却するまでの間、紙葉類を一時的に保管する。返却用一時保管庫24は、一時保管庫23と同様に紙葉類の集積と繰出を行なう。リジェクト庫25は、鑑別装置22において、紙葉類の種別が判定出来なかった当該紙葉類や、偽札、特殊な金券に判別された紙葉類を収納する。収納庫26a〜26eは、紙葉類を金種別に収納する。収納庫26a〜26eは、紙葉類の収納時には搬送路27から受け取った紙葉類を集積して収納する。また、紙葉類の搬出時に、集積された紙葉類を1枚毎に分離して搬送路27へ繰り出す。収納庫26a〜26eは、紙葉類取扱装置2から外に運び出され、紙葉類の回収や補充などの運用に活用される。収納庫26a〜26eのうち1つを偽札の回収や、利用者が取り忘れた紙葉類の収納に充当させることも可能である。
搬送路27は、紙葉類を搬送するために、搬送ローラ、搬送ベルト、ガイド板によって構成され、分岐点には搬送方向を切り替えるゲートが存在する。搬送ローラ、搬送ベルトはモータによって駆動され、任意の速度、任意の方向へ紙葉類を搬送できるように構成され、搬送路27の途中にはセンサが存在し、紙葉類の搬送状況の監視や、紙葉類の詰まりの検出が可能となる。
鑑別装置22、一時保管庫23、返却用一時保管庫24、リジェクト庫25、収納庫26a〜26eは、図示しない金庫に収納される。金庫は、盗難防止用の厚い金属板から構成され、鍵付きの扉を有し、収納庫26a〜26eの運用時や、紙葉類取扱装置2の保守管理時には開放されて、収納庫26a〜26eないし紙葉類取扱装置2の一部を引き出せるように構成されている。
次に、紙葉類取扱装置2の動作について説明する。紙葉類取扱装置2は、入金取引時に、紙葉類の枚数を計数する動作と、金庫内の収納庫へ紙葉類を搬送する動作の2段階の動作を実現する。図3は、紙葉類取扱装置2の計数動作を説明する。紙葉類取扱装置2は、入出金口21のシャッタ211を開放し、入出金口21への紙葉類の投入待機状態を形成する。入出金口21に紙葉類が投入されると、紙葉類取扱装置2はシャッタ211を閉じ、押板213を動作させて入出金口21内の紙葉類を揃える。その後、分離ローラ214を回転させて紙葉類を1枚ずつ分離し、フィードローラ215によって搬送路27へ紙葉類を順番に送り出す。搬送路27では、紙葉類を搬送路27上の搬送ローラおよび搬送ベルトによって、Fで示される経路に沿って紙葉類が搬送され、一時保管庫23もしくは返却用一時保管庫24に紙葉類が保管される。搬送路27の途中には鑑別装置22が存在して、紙葉類の計数、種別判定、及び、真偽判定が行なわれる。
図4は、紙葉類取扱装置2の収納動作を説明する図である。利用者からの投入金額の確認によって、取引が成立すると、一時保管庫23は、集積した紙葉類を1枚づつ搬送路27に繰り出す。搬送路27は、受け取った紙葉類を再び鑑別装置22に通し、収納庫26a〜26eまで搬送する。紙葉類は、鑑別装置22により再び紙葉類の金種と真偽判別が行なわれ、金種別に収納庫26a〜26eへ振り分けられて収納される。このとき、たとえば収納庫26a〜26eの1つを真偽判定で偽と判定された紙葉類の回収専用に充当することができる。
図5は、紙葉類取扱装置2の出金動作を説明する。利用者によって、出金取引の確認がされると、紙葉類取扱装置2は、収納庫26a〜26eに集積した紙葉類を1枚毎搬送路27に繰り出して紙葉類を入出金口21まで搬送する。紙葉類取扱装置2は、フィードローラ215により搬送路27から紙葉類を入出金口21に引き込ませ、紙葉類を揃えて集積させ、次いで、シャッタ211を開放して、利用者に紙葉類を露出させる。
図6に示すように、入出金口21には、シャッタ211と、スタックガイド212と、押板213と、分離ローラ214と、フィードローラ215と、シートローラ216と、投光器217と、受光器218と、遮光筒219とが設けられている。遮光筒219は、後述するように、外部光(太陽光及び/又は照明光)から受光器218を保護するものであって、外部光によって受光器218が誤動作させることを抑制する。
シャッタ211は板状の部品として構成され、凹部の開閉方向にスライドされることによって、入出金口21へのアクセスを制御する。スタックガイド212は、下端を支点として前後に傾斜する板状の部材である。押板213は、前後方向にスライドする板状の部材である。分離ローラ214は、周上の一部にゴムなどの高摩擦の部材を備える。フィードローラ215はゴムローラとして構成されている。シートローラ216は、ゴムやフィルム状の部材でできた羽根を表面に複数備える。羽根は柔軟性があり、スタックガイド212や押板213、底面等に触れても撓むように構成されている。
投光器217は、LEDとレンズキャップとが一体化された構成を有し、受光器218(受光センサ)に直線状に光を出射する。図8に示される如く、投光器217は、発光ドライバ50を介してコントローラ52に接続されている。コントローラ52は、発光ドライバ50を制御して、投光器217のLEDの発光・非発光を制御する。受光器218は、フォトトランジスタとレンズキャップとが一体化された構成を有し、投光器217からの光を検出すると、検出信号をコントローラ52に出力する。コントローラ52は、受光器218からの検出信号に基づいてシャッタ駆動制御信号を形成し、これをシャッタドライバ56に供給する。シャッタドライバ56は、シャッタの駆動部58(モータ又はソレノイド)を制御して、シャッタ211の開閉動作を実現する。
図6に係る遮光筒219と受光器218とを拡大して図7に示す。図7(a)は、遮光筒219と受光器218との連結構造の斜視図であり、(b)はその断面図である。遮光筒219は遮光材料から構成された中空の円筒からなり、投光器217から受光器218への光路に沿って、その基端が受光器218の投光器217側端部に固定されている。投光器217から出力された光は遮光筒219の投光器217側端部から遮光筒219内を進み、遮光筒219の基端の受光器218に到達する。紙葉類取扱装置2は、入出金口21内の状況を、投光器217から出力された光が受光器218によって検出されることに基づいて、監視している。図6に示すように、入出金口21内に紙葉類Pが存在する場合では、投光器217からの出力光は紙葉類Pによって受光器218に到達できず、反対に、紙葉類Pが存在しない場合では、投光器217からの出力光は遮光筒219内を受光器218に向けて進行して受光器218で検出される。入出金口21内での利用者の指又は掌の有無も紙葉類Pと同様に判定される。紙葉類取扱装置2は、入出金口21内に紙葉類や指が存在する場合には、受光器218が投光器217からの出力光を検出できないことによって、シャッタを開放状態に維持している。
図6に示すように、遮光筒219によって受光器218は外部光600から遮蔽されるものの、入出金口21は、正面の利用者側に傾斜しているために、入出金口21内に進入した外部光600は、その入射角度の程度によっては、外部光600が遮光筒219の投光器217側端部で反射して、反射光602が遮光筒219内を、反射を繰り返しながら伝播して受光器218に至り、受光器218を誤作動させてしまうことがある。したがって、入出金口21内に紙葉類や指が存在するにも拘わらず、シャッタが閉じられるおそれがあった。
そこで、図9及び図10に示すように、遮光筒219の投光器217側端部が外部光の遮光筒内への進入を抑制する形態に形成されている。即ち、遮光筒219の前記投光器217側端部が、外部光の入射方向600から受光器218側に後退、或いは、オフセットすることによって、遮光筒219の径方向において、外部光の入射方向の基端側端部610よりも、外部光の入射方向の先端側端部612が、受光器218側に後退するようにした。換言すると、例えば、テーパ状、或いは、略テーパ状の開放端219Aが遮光筒219の投光器217側端部に形成され、当該開放端219Aが外部光の進行方向600外、例えば、重力方向、又は、略重力方向に向くことにした。したがって、遮光筒219の投光器217側端部における外部光の反射可能端(図6参照)を外部光の入射方向600から隠すことが出来るため、外部光が遮光筒219の投光器217側端部で反射し、遮光筒219内を伝播することが抑制される。遮光筒219の投光器217側端部に形成される角度θ(図9)は、外部光の反射を抑制できるように、適宜、例えば、鋭角に設定されればよく、より詳しくは、遮光筒219の長手方向が水平方向と成す角度より小さい値であることが好ましい。
遮光筒219は、遮光材料である、ポリアセタール樹脂(POM)に、カーボンブラック等の黒色の粉末を混合して、例えば、形成される。カーボンブラック等の配合成分の配合比を変えたり、遮光筒219の肉厚を変えるなどにより、外部光が遮光筒219を透過することをより抑制することできる。なお、遮光筒219の径方向の断面は、既述のように円の態様の他、三角形、四角形等多角形でもよい。また、例えば、遮光筒が長手方向に沿って分割されたフランジを、遮光筒に代えて受光器218に接続して、外部光から受光器218を保護してもよい。この構成によれば、遮光筒のように、筒内に紙粉や塵埃などが溜まることを避けることができる。
図11は、遮光筒219の他の例を示す。遮光筒219の内壁(内面)に、円環状の溝Bが形成されている。溝部Bを、例えば、ねじ溝で形成すれば樹脂成型やタッピングによって、遮光筒219を成形することができる。遮光筒内に、溝Bを持った他部材を嵌入してもよい。図12は溝Bを拡大して示す。溝Bは、例えば、三角状のV溝であり、投光器217からの出射光の光路を妨げない範囲で、溝の山と溝の高低差が大きいほど好ましい。遮光筒219の投光器217側端部で外部光600が反射して、外部光600が遮光筒219内に至っても、遮光筒219内の外部光は、溝Bによって、受光器218側とは異なる方向に反射されて減衰される。円環状の溝Bが三角状であると、溝Bの入射側の斜面は受光器218から見て溝B自身の陰に隠れて見えないため、この斜面の深部に向かって外部光は反射を繰り返すため、受光器218に到達されることなく減衰される。仮に、外部光が受光器218に到達しても、十分に減衰されているために、受光器218に対する影響は小さい。
図13は、遮光筒219のさらに他の形態を示す。遮光筒219の投光器217側端部は、既述のように、外部光の入射方向と交わらないように構成され、かつ、遮光筒219内には既述の円環状の溝Bが形成されている。したがって、この遮光筒219によれば、外部光の直接光ではなく、その反射光が、遮光筒219の投光器217側端部から遮光筒219内に進入しても、受光器218に外部光が到達することをさらに抑制することができる。
図14は、遮光筒219のさらに他の形態を示す。遮光筒219内には透光部材Cが充填されている。透光部材Cは、投光器217からの出力光を透過可能な、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂の射出成型によって形成される。遮光筒219は遮光性のある樹脂の成型、或いは、投光性樹脂の成型体を金属膜等遮光性材料で被覆することによって得られる。遮光筒219内を中実にすることによって、紙粉や塵埃等が遮光筒内にたまることを防ぐことができる。透明部材Cの外周面に既述の円環状溝Bを形成し、その外周面を金属膜等の遮光性材料でコーティングすることにより、円環状溝Bによる外部光の減衰を実現することができる。
さらには、遮光筒219の投光器217側端部の角度θ(図9)を、空気と透光部材Cの臨界角を考慮して、外部光の入射角では全面反射に、投光器217から光は入射できるように設定することによって、角度θを図9よりも鈍角側に緩和して、遮光筒219の全長を短縮することが可能になる。
図15は、遮光筒219のさらに他の形態を示す。遮光筒219は、受光器218側端部の側面にフランジDを備えている。このフランジDが、受光器218の側面に位置決めされて装着できるように構成されることにより、遮光筒219の投光器217側先端219Aが重力方向になるように、遮光筒219を受光器218に連結することができる。例えば、フランジDの一部にフックを形成して、当該フックが受光器218の側壁の特定位置に固定できるようにすればよい。
図16に受光器218の他の形態を示す。受光器218の受光部218Aの周囲に遮光部材Eが追加されている。遮光部材Eは、受光器218の側面を被覆し、遮光筒219と同材料から形成される。受光器218の側面は、受光部218Aのレンズと一体で成型されるため、外部光が受光器218の側面に至ると、外部光が受光器218の側面を通過して、受光部218Aを誤作動させることがある。そこで、遮光部材Eを受光器218の受光部218A側面を覆うように設けることによって、受光部218Aを外部光から保護することができる。
217…投光器、218…受光器、219…遮光筒、219A…テーパ面

Claims (8)

  1. 紙葉類取扱口と、
    当該紙葉類取扱口内で、光を出射する投光器と、当該投光器からの出射光を受光する受光器と、
    前記投光器から前記受光器に向けた光路に沿って形成され、前記受光器を外部光から遮蔽する遮光体と、
    を備え、
    前記遮光体の前記投光器端部が、前記外部光の入射方向から前記受光器側に後退するように形成されている紙葉類取扱装置。
  2. 前記投光器側端部の前記外部光の進行方向の基端側よりも、当該外部光の進行側方向の先端側端部が、前記受光器側に後退している請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  3. 前記投光器側端部が略重力方向に向いたテーパ面を備える請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  4. 前記投光器側端部の角度が、前記遮光体が水平方向と成す角度より小さい請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  5. 前記遮光体の内面に前記外光を反射するための溝が形成されている請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  6. 前記遮光体内に透光部材が充填されている請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  7. 前記受光器の側面が遮光部材によって被覆されている請求項1記載の紙葉類取扱装置。
  8. 前記受光器の側面が遮光部材によって被覆されている請求項5記載の紙葉類取扱装置。
JP2015113525A 2015-06-03 2015-06-03 紙葉類取扱装置 Active JP6533417B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113525A JP6533417B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 紙葉類取扱装置
CN201610266475.4A CN106251506B (zh) 2015-06-03 2016-04-26 纸张类处理装置
US15/141,212 US9704326B2 (en) 2015-06-03 2016-04-28 Paper sheet handling apparatus
EP16167613.5A EP3101630B1 (en) 2015-06-03 2016-04-29 Paper sheet handling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015113525A JP6533417B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 紙葉類取扱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016224877A JP2016224877A (ja) 2016-12-28
JP6533417B2 true JP6533417B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=55862617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015113525A Active JP6533417B2 (ja) 2015-06-03 2015-06-03 紙葉類取扱装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9704326B2 (ja)
EP (1) EP3101630B1 (ja)
JP (1) JP6533417B2 (ja)
CN (1) CN106251506B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7327113B2 (ja) * 2019-11-26 2023-08-16 沖電気工業株式会社 接客ユニットおよび自動取引装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327541Y2 (ja) * 1973-10-04 1978-07-12
JPS56154762A (en) * 1980-04-30 1981-11-30 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Slit exposure optical system of electrophotographic copier
DE3672401D1 (de) * 1985-05-23 1990-08-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Verfahren und walzgeruest zum streckwalzen von band.
JPS6344125U (ja) 1986-09-09 1988-03-24
JPH0641976B2 (ja) * 1989-02-07 1994-06-01 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器の収納装置
JP3689434B2 (ja) * 1992-05-14 2005-08-31 東洋通信機株式会社 紙葉類自動払い出し装置
JPH0618670A (ja) * 1992-06-30 1994-01-28 Hitachi Medical Corp 放射線検出器
US5574790A (en) * 1993-09-27 1996-11-12 Angstrom Technologies, Inc. Fluorescence authentication reader with coaxial optics
JP3212485B2 (ja) * 1995-06-02 2001-09-25 沖電気工業株式会社 媒体検出装置
GB2309299B (en) * 1996-01-16 2000-06-07 Mars Inc Sensing device
JP4596690B2 (ja) * 2001-06-25 2010-12-08 日本電産コパル株式会社 紙葉類蛍光検出センサ
JP2003333396A (ja) * 2002-05-17 2003-11-21 Toshiba Corp フード付きカメラケースおよびフード制御方法
US7903134B2 (en) * 2007-02-28 2011-03-08 Ricoh Company, Ltd. Laser scanning apparatus having a photodetector having first and second light receiving units
JP2010020181A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sony Corp レンズ鏡筒
JP5660336B2 (ja) * 2011-04-08 2015-01-28 株式会社ニコン レンズ鏡筒および撮影装置
JP5536150B2 (ja) * 2011-08-09 2014-07-02 キヤノン・コンポーネンツ株式会社 イメージセンサユニット及び画像読取装置
JP5928109B2 (ja) * 2012-04-09 2016-06-01 沖電気工業株式会社 現金処理装置、及び、当該現金処理装置に用いるユニットロック機構
HUE030979T2 (en) * 2013-01-23 2017-06-28 Int Currency Tech Corp Banknote accepting device with light pollution solution for banknote passage
US8684156B1 (en) 2013-01-28 2014-04-01 International Currency Technologies Corporation Bill acceptor with bill passage anti-light pollution arrangement
WO2014130644A1 (en) 2013-02-25 2014-08-28 Mei, Inc. System to process a valuable document
JP5914422B2 (ja) * 2013-07-08 2016-05-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN106251506A (zh) 2016-12-21
US9704326B2 (en) 2017-07-11
EP3101630B1 (en) 2018-03-14
EP3101630A1 (en) 2016-12-07
US20160358402A1 (en) 2016-12-08
CN106251506B (zh) 2019-04-26
JP2016224877A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101413893B1 (ko) 지폐 입출금기
JP5795990B2 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP6127752B2 (ja) 媒体保護装置及び媒体分離集積装置
JP5193608B2 (ja) 硬貨処理機
JP2008021113A (ja) 紙葉類集積装置
JP5130060B2 (ja) 硬貨処理機
JP6162393B2 (ja) 紙幣処理装置
WO2014155645A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP5859945B2 (ja) 紙幣取扱装置および紙幣検出方法
JP6533417B2 (ja) 紙葉類取扱装置
JP2015225622A (ja) 紙幣取扱装置
WO2014155644A1 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
JP4341679B2 (ja) 硬貨処理装置
JP5789562B2 (ja) 紙葉類取扱装置及び自動取引装置
KR101016499B1 (ko) 금융 자동화 기기의 잔량소 감지 시스템
JP2010015336A (ja) 紙幣処理装置
JP2007334787A (ja) 自動取引装置
JP2015036933A (ja) 媒体集積装置及び媒体取引装置
JP2018184289A (ja) 媒体処理装置及び自動取引装置
KR101587689B1 (ko) 금융기기
JP2018101358A (ja) 紙幣識別収納装置
WO2019159433A1 (ja) 自動取引装置
KR100980437B1 (ko) 종방향 지폐 방출기 및 그 방법
KR20210104237A (ko) 지폐 임시 보관 장치 및 이를 구비한 지폐 처리 장치
JPH07160928A (ja) 紙幣処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6533417

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350