JP6532339B2 - ワーク装着装置およびワーク装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、Oリングが装着されたワークをホルダに装着するためのワーク装着装置、およびワーク装着方法に関するものである。
レンズ等のワークを保持する際、ゴム製の吸盤(ワーク保持機構)で保持する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、レンズ等のワークを保持する際、ワークの外周端部に吸着ヘッド(ワーク保持機構)を当接させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−271203号公報 特開2014−89381号公報
レンズ等のワークをOリングを介してホルダに装着してホルダの開口を塞ぐ場合、Oリングの反発力に抗する大きな力でワークをホルダに押し込む必要がある。しかしながら、特許文献1、2に記載のワーク保持機構では、かかる大きな力をワークに加えることができないため、ワークをOリングを介してホルダ内の所定位置に装着するのが困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、レンズ等のワークをOリングを介してホルダに装着してホルダの開口を塞ぐのに適したワーク装着装置、およびワーク装着方法を提供することにある。
上記課題を解消するため、本発明に係るワーク装着装置は、外周側にOリングが装着されたワークを保持するワーク保持機構と、筒状のホルダを保持するホルダ保持具と、前記ワーク保持機構が前記ワークを前記Oリングを介して前記ホルダの内側に装着して前記ホルダの開口を塞ぐ際に、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引する真空吸引機構と、を有し、前記ワーク保持機構は、前記ワークの前記Oリングが装着されている側とは反対側の面の外周端部を真空吸着する吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドの周りで軸線方向に移動可能な筒状のガイドと、を有し、前記ガイドは、前記吸着ヘッドが前記ワークを真空吸着する際に、前記ガイドの内周面が前記ワークの外周縁に当接することで前記吸着ヘッドと前記ワークとの位置決めを行い、前記ワークを前記ホルダ内に装着する際、前記ガイドの端部が前記ホルダの端部に当接することで前記ワークと前記ホルダとの位置決めを行うことを特徴とする。
また、本発明に係るワーク装着方法は、外周側にOリングが装着されたワークを保持するワーク保持機構と、筒状のホルダを保持するホルダ保持具と、を設け、前記ワーク保持機構は、前記ワークの前記Oリングが装着されている側とは反対側の面の外周端部を真空吸着する吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドの周りで軸線方向に移動可能な筒状のガイドと、を有し、前記ワークを真空吸着する際に、前記ガイドの内周面が前記ワークの外周縁に当接することで、前記吸着ヘッドと前記ワークとの位置決めを行い、前記ワークを前記ホルダ内に装着する際、前記ガイドの端部が前記ホルダの端部に当接することで前記ワークと
前記ホルダとの位置決めを行い、前記Oリングを介して前記ホルダの開口を塞ぐように前記ワークを前記ホルダの内側に装着する際には、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引することを特徴とする。
本発明では、Oリングが装着されたワークをワーク保持機構によって保持し、ワーク保持機構によってワークをホルダ内に装着する際、ホルダ保持具の内側を介してホルダの内側を真空吸引する。このため、ワーク保持機構によってワークを確実にホルダ内に押し込むことができない場合でも、ホルダ内を真空吸引した際の吸引力でワークをホルダ内に引き込むことができる。このため、レンズ等のワークをOリングを介してホルダ内の所定位置に装着することができる。また、ワーク、ホルダおよびOリングに囲まれた空間内で空気が圧縮された状態になりにくいため、ホルダに対してOリングおよびワークが位置ずれしにくい。
本発明において、前記ワークを前記ホルダに装着した後、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引している間に、前記ワーク保持機構が前記ワークを解放することが好ましい。
本発明において、前記Oリングは、前記ホルダに対する前記ワークの装着方向と直交する方向で前記ホルダと前記ワークとに挟まれる場合に適用すると効果的である。かかる構成の場合には特に、ホルダに対してワークおよびOリングがワークの装着方向に位置ずれしやすいが、かかる構成であっても、本発明によれば、ホルダに対するワークやOリングの上記の位置ずれを抑制することができる。
本発明において、前記ワーク保持機構は、前記ワークを解放した後、前記真空吸引機構が前記ホルダの内側を真空吸引している間に、前記ワークを前記ホルダに対する前記ワークの装着方向に向けて押圧することが好ましい。かかる構成によれば、ワークをホルダ内の適正な位置まで押し込むことができる。
本発明において、前記ホルダ保持具には、前記ホルダに当接する環状のシール部材が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、ホルダ保持具を介してホルダ内を確実に真空吸引することができる。
本発明において、前記ワークは、例えば、レンズである。
本発明では、Oリングが装着されたワークをワーク保持機構によって保持し、ワーク保持機構によってワークをホルダ内に装着する際、ホルダ保持具の内側を介してホルダの内側を真空吸引する。このため、ワーク保持機構によってワークを確実にホルダ内に押し込むことができない場合でも、ホルダ内を真空吸引した際の吸引力でワークをホルダ内に引き込むことができる。このため、レンズ等のワークをOリングを介してホルダ内の所定位置に装着することができる。また、ワーク、ホルダおよびOリングに囲まれた空間内で空気が圧縮された状態になりにくいため、ホルダに対してOリングおよびワークが位置ずれしにくい。
本発明が適用されるレンズユニットの一形態を示す説明図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置を第1方向の一方側からみた斜視図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置の要部のXZ断面図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置のレンズ保持機構およびOリング押圧機構を第1方向の他方側からみた斜視図である。 図4に示すレンズ保持機構がレンズを保持した状態のXZ断面図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置のレンズ配置部、Oリング配置部およびホルダ配置部を第1方向の一方側からみた分解斜視図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置のOリング配置部の説明図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置のOリング装着装置を用いたOリング装着方法を示す説明図である。 本発明を適用したレンズユニット製造装置のレンズ装着装置を用いたレンズ装着方法を示す説明図である。
図面を参照して、第1レンズ(ワーク)がOリングを介してホルダに装着されたレンズユニットを製造するレンズユニット製造装置、およびレンズユニットの製造方法に本発明を適用した場合を中心に説明する。なお、以下の説明において、互いに交差する3方向をX方向、Y方向およびZ方向として説明する。ここで、Z方向は本発明における第1方向に相当し、X方向は本発明における第2方向に相当し、Y方向は本発明における第3方向に相当する。本形態において、Z方向(第1方向)は上下方向に相当し、X方向(第1方向)およびY方向(第3方向)は水平方向に相当する。また、Z方向(第1方向)の一方側(上側)にはZ1を付し、Z方向(第1方向)の他方側(下側)にはZ2を付し、X方向(第2方向)の一方側にはX1を付し、X方向(第2方向)の他方側にはX2を付して説明する。
(レンズユニットの構成)
図1は、本発明が適用されるレンズユニットの一形態を示す説明図である。図1に示すレンズユニット1000は、光軸Lに沿って物体側L1から像側L2に向かって、レンズ1(第1レンズ)、レンズ2(第2レンズ)、絞り4およびレンズ3(第3レンズ)が配置され、レンズ1、レンズ2、絞り4およびレンズ3は、筒状のホルダ5の内側に装着されている。
最も物体側L1に配置されたレンズ1は、レンズ2、3より外径が大きく、物体側L1の大径部1aと、大径部1aから像側L2に突出した小径部1bとを有している。従って、大径部1aと小径部1bとの間には、像側L2に向いた段部1cが形成されている。大径部1aの物体側L1の面には凸状のレンズ面101が形成され、小径部1bの像側L2の面には凹状のレンズ面102が形成されている。レンズ1において、大径部1aの像側L2の面から小径部1bの像側L2の面には、いわゆる墨と称せられる遮光性の塗膜7が連続して形成されており、迷光の発生が抑制されている。また、レンズ1のレンズ面101は、外周端部が面取り部101aになっている。
レンズ2は、物体側L1の面に凸状のレンズ面201が形成され、像側L2の面には凹状のレンズ面202が形成されている。レンズ3は、物体側L1の面に凸状のレンズ面301が形成され、像側L2の面には凸状のレンズ面302が形成されている。レンズ2とレンズ3とは、外径が等しい。
かかる構成に対応して、ホルダ5は、物体側L1でレンズ1を内側に保持する筒状の大径部5bと、大径部5bから像側L2に突出した筒状の小径部5cとを有している。従って、大径部5bと小径部5cとの間には、物体側L1に向いた段部5dが形成されている。また、大径部5bは、レンズ1の大径部1aが内側に位置する第1部分5fと、レンズ1の小径部1bが内側に位置する第2部分5gとからなり、第2部分5gの内径は、第1部分5fの内径より小である。このため、第1部分5fと第2部分5gとの間には物体側L1に向いた段部5hが形成され、かかる段部5hにレンズ1の大径部1aが物体側L1から当接している。
小径部5cの像側L2の端部には、径方向内側に突出した凸部5eを有しており、小径部5cの内側では、レンズ1と凸部5eの間に物体側L1から像側L2に向かってレンズ
2、絞り4およびレンズ3が順に配置されている。また、大径部5bの物体側L1の端部は加締め等の方法によりレンズ1を保持している。レンズ2およびレンズ3の周方向の一部には直線部分2d、3d(Dカット部)が形成されており、直線部分2d、3dでは、レンズ2と小径部5cの内周面との間やレンズ3と小径部5cの内周面との間に隙間が空いている。
レンズ1の小径部1bは、外周側にOリング6が装着された被装着部1eになっており、Oリング6は、光軸L方向(レンズ1の装着方向)と直交する方向において、被装着部1eの外周面とホルダ5の大径部5bの内周面との間で弾性変形した状態で、被装着部1eの外周面とホルダ5の大径部5bの内周面とに接している。この状態で、ホルダ5の物体側L1の開口5aは、レンズ1によって塞がれ、物体側L1からホルダ5の内部への塵や水等の異物の侵入は、レンズ1およびOリング6によって防止される。
(レンズユニット製造装置100の全体構成)
図2は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100を第1方向Zの一方側Z1からみた斜視図である。図3は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100の要部のXZ断面図である。
図1、図2および図3において、本形態のレンズユニット製造装置100は、レンズ1の被装着部1eにOリング6を装着した後、レンズ1をホルダ5に装着する装置である。このため、レンズユニット製造装置100は、レンズ配置部10と、レンズ配置部10に対して第1方向Zと交差する方向に離間する位置に設けられたOリング配置部20と、レンズ配置部10およびOリング配置部20に対して第1方向Zと交差する方向に離間する位置に設けられたホルダ配置部30とを有している。レンズ配置部10では、第1方向Zの一方側Z1の端部に第1方向Zの一方側Z1に向けてレンズ1が配置され、Oリング配置部20では、第1方向Zの一方側Z1の端部に第1方向Zの一方側Z1に向けてOリング6が配置され、ホルダ配置部30では、第1方向Zの一方側Z1の端部に第1方向Zの一方側Z1に向けてホルダ5が配置される。本形態において、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30は、第2方向Xの一方側X1から他方側X2に向けて順に直線的に配置されている。
レンズユニット製造装置100は、レンズ1を保持するレンズ保持機構40と、レンズ保持機構40に対して第1方向Zと交差する方向に離間する位置に設けられたOリング押圧機構50とを有している。レンズ保持機構40は、第1方向Zの他方側Z2の端部で、レンズ1の被装着部1eを第1方向Zの他方側Z2に向けてレンズ1を保持する吸着ヘッド41を有している。Oリング押圧機構50は、第1方向Zの他方側Z2の端部に、第1方向Zの他方側Z2に向けてOリング6を押圧する押圧ヘッド51を有している。かかる押圧ヘッド51は、後述するように、Oリング配置部20の第1保持部211に装着されたOリング6を第1方向Zの他方側Z2に押圧して第1保持部211より外径が大きな第2保持部221に移動させてOリング6を拡径させる。本形態において、レンズ保持機構40およびOリング押圧機構50は、第2方向Xの一方側X1から他方側X2に向けて順に配置されている。
レンズユニット製造装置100は、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側をレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50に対して第1方向Zと交差する方向に一体に相対移動させる駆動機構60を有している。本形態において、駆動機構60は、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側をレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50に対して第2方向Xに直線的に一体に相対移動させる。
より具体的には、まず、レンズユニット製造装置100は、第1方向Zの他方側Z2で第2方向Xに延在するベース71と、ベース71から第1方向Zの一方側Z1に延在する複数の支柱72と、支柱72の第1方向Zの一方側Z1に端部に固定された固定板73とを有している。固定板73には、レンズ保持機構40の吸着ヘッド41を第1方向Zの一方側Z1および他方側Z2に駆動するアクチュエータ48と、Oリング押圧機構50の押圧ヘッド51を第1方向Zの一方側Z1および他方側Z2に駆動するアクチュエータ58とが固定されている。このため、レンズ保持機構40およびOリング押圧機構50は、第2方向Xおよび第3方向Yには移動不能である。
レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30は共通の支持板64に搭載されており、支持板64はスライダ69を介してベース71上のガイドレール66に支持されている。駆動機構60は、モータ等の駆動源61と、駆動源61から延在する回転軸67と、回転軸67と送りねじ機構を構成するナット68とを有しており、ナット68は、支持板64と連結されている。従って、駆動機構60は、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側をレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50に対して第2方向Xに一体に移動させる。
ここで、レンズ保持機構40とOリング押圧機構50との第2方向Xにおける距離と、レンズ配置部10とOリング配置部20との第2方向Xにおける距離とが等しい。より具体的には、レンズ保持機構40の吸着ヘッド41とOリング押圧機構50の押圧ヘッド51との第2方向Xにおける距離と、レンズ配置部10とOリング配置部20との第2方向Xにおける距離とが等しい。
(レンズユニット製造装置100全体での作用および効果)
図1、図2および図3を参照して、レンズユニット製造装置100全体での動作(レンズユニット1000の製造方法)を説明する。
本発明のレンズユニット製造装置100では、駆動機構60によって、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側をレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50に対して第1方向Zと交差する第2方向Xに一体に相対移動させて、以下に説明するレンズ受け渡し工程、Oリング拡径工程、Oリング装着工程、およびレンズ装着工程を行う。
より具体的には、まず、図2および図3に示す状態で、被装着部1eを第1方向Zの他方側Z2に向けてレンズ1をレンズ配置部10に配置する。また、Oリング6をOリング配置部20の第1保持部211の外周側に装着する。また、レンズ2、絞り4およびレンズ3が内側に装着されたホルダ5を、大径部5bを第1方向Zの一方側Z1に向けてホルダ配置部30に配置する。
次に、レンズ受け渡し工程およびOリング拡径工程では、駆動機構60によって、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側を第2方向Xに移動させて、レンズ配置部10とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41とを第1方向Zで対向させる。その結果、Oリング配置部20とOリング押圧機構50の押圧ヘッド51とが第1方向Zで対向する。
次に、レンズ受け渡し工程では、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に向けて駆動し、レンズ配置部10に配置されたレンズ1を吸着ヘッド41によって吸着した後、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの一方側Z1に向けて駆動する。
同時に、Oリング拡径工程では、アクチュエータ58によって押圧ヘッド51を第1方向Zの他方側Z2に向けて駆動し、Oリング配置部20の第1保持部211の外周側に装着されていたOリング6を第1方向Zの他方側Z2に向けて押圧し、Oリング配置部20の第2保持部221の外周側に移動させる。その結果、Oリング6が拡径する。
次に、Oリング装着工程では、駆動機構60によって、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側を第2方向Xの一方側X1に移動させて、Oリング配置部20とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41とを第1方向Zで対向させる。次に、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に向けて駆動し、レンズ配置部10のOリング配置部20の第2保持部221の外周側に装着されていたOリング6を第1方向Zの一方側Z1に移動させ、Oリング6をレンズ1の被装着部1eの外周側に移動させる。次に、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの一方側Z1に向けて駆動する。
次に、レンズ装着工程では、駆動機構60によって、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側を第2方向Xの一方側X1に移動させて、ホルダ配置部30とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41とを第1方向Zで対向させる。次に、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に向けて駆動し、レンズ1をホルダ5の大径部5bの内側にレンズ1を装着する。その結果、レンズ1がOリング6を介してホルダ5の内側に装着された状態となる。次に、吸着ヘッド41からレンズ1を解放した後、アクチュエータ48によって吸着ヘッド41を第1方向Zの一方側Z1に向けて駆動する。
次に、レンズ1がOリング6を介して装着されたホルダ5をホルダ配置部30から回収する。次に、被装着部1eを第1方向Zの他方側Z2に向けてレンズ1をレンズ配置部10に再び配置する。また、Oリング6をOリング配置部20の第1保持部211の外周側に再び装着する。また、レンズ2、絞り4およびレンズ3が内側に装着されたホルダ5を、大径部5bを第1方向Zの一方側Z1に向けてホルダ配置部30に再び配置する。そして、上記の工程を繰り返し行い、レンズ1がOリング6を介して装着されたホルダ5を得る。
このように本形態では、第1方向Zの一方側Z1に向けてレンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30を設け、第1方向Zの他方側Z2に向けてレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50を設けてある。このため、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側をレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50に対して第1方向Zと交差する方向に一体に相対移動させれば、レンズ受け渡し工程、Oリング拡径工程、Oリング装着工程、およびレンズ装着工程を順に行うことができる。従って、レンズ1がOリング6を介してホルダ5に装着されたレンズユニット1000を効率よく製造することができる。また、Oリング装着工程およびレンズ装着工程を共通のレンズ保持機構40を利用して行うので、レンズユニット製造装置100の構成を簡素化することができる。さらに、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30の側を一体に相対移動させるため、レンズユニット製造装置100の駆動系の構成を簡素化することができる。
また、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30を第2方向Xで順に直線的に設けたため、駆動機構60は、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30を第2方向Xに直線的に一体に相対移動させることにより、レンズ受け渡し工程、Oリング装着工程、およびレンズ装着工程を行うことができる。従って、レンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30を各々、独立して第2方向Xに移動させる場合より、レンズユニット製造装置100の構成を簡素化することができ
る。
また、Oリング押圧機構50が設けられているため、Oリング6の拡張を容易に行うことができる。ここで、レンズ保持機構40とOリング押圧機構50との第2方向Xにおける距離と、レンズ配置部10とOリング配置部20との第2方向Xにおける距離とが等しいため、レンズ配置部10の吸着ヘッド41とレンズ保持機構40とを第1方向Zで対向させると、Oリング配置部20とOリング押圧機構50の押圧ヘッド51とが第1方向Zが自動的に対向する。従って、レンズ受け渡し工程およびOリング拡径工程を効率よく行うことができる。
また、本形態では、駆動機構60がレンズ配置部10、Oリング配置部20、およびホルダ配置部30の側を一体に移動させているため、レンズ保持機構40およびOリング押圧機構50については、X方向に移動させる必要がない。また、レンズ保持機構40に吸着ヘッド41を第1方向Zに駆動するアクチュエータ48を設け、Oリング押圧機構50に押圧ヘッド51を第1方向Zに駆動するアクチュエータ58を設けてあるため、レンズ配置部10、Oリング配置部20、およびホルダ配置部30には第1方向Zのアクチュエータ58を設ける必要がない。それ故、レンズユニット製造装置100の駆動系の構成を簡素化することができる。
(レンズ保持機構40の詳細構成)
図4は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100のレンズ保持機構40およびOリング押圧機構50を第1方向Zの他方側Z2からみた斜視図である。図5は、図4に示すレンズ保持機構40がレンズ1を保持した状態のXZ断面図である。
図3および図4に示すように、レンズ保持機構40は、固定板73に固定されたアクチュエータ48と、アクチュエータ48の出力軸481に筒状のケース45を介して連結された円筒状の吸着ヘッド41とを有している。本形態において、アクチュエータ48はエアーシリンダ装置であり、吸着ヘッド41を第1方向Zの一方側Z1および他方側Z2に駆動する。ケース45には、真空吸引装置(図示せず)に接続された配管49がジョイント491を介して接続されている。
ここで、吸着ヘッド41の第1方向Zの他方側Z2の端部がレンズ1に当接する当接部410になっている。本形態においては、図5に示すように、吸着ヘッド41の第1方向Zの他方側Z2の端部では、内面がテーパ面411になっており、テーパ面411の先端部が当接部410になっている。このため、吸着ヘッド41の当接部410は、幅寸法が吸着ヘッド41の厚さ(肉厚)に比して狭い。従って、吸着ヘッド41は、図1に示すレンズ1の大径部1aのうち、外周端部の面取り部101aのみに当接部410が接触し、レンズ1の有効部分には接触しない。
本形態のレンズ保持機構40では、吸着ヘッド41の周りに円筒状のガイド42が設けられている。図4に示すように、ガイド42の側面には第1方向Zに延在する長穴状の開口部422が形成され、かかる開口部422には、ガイド42を吸着ヘッド41に固定する軸421が貫通している。従って、アクチュエータ48が吸着ヘッド41を第1方向Zに駆動した際、ガイド42も第1方向Zに移動する。また、ガイド42は、軸421が開口部422の第1方向Zの一方側Z1の端部に位置するまで吸着ヘッド41に対して第1方向Zの他方側Z2に自重により移動している。この状態で、吸着ヘッド41は、ガイド42の内部で第1方向Zの一方側Z1に引っ込んだ状態にあり、吸着ヘッド41の当接部410は、ガイド42の第1方向Zの他方側Z2の端部より第1方向Zの一方側Z1に位置する。
これに対して、ガイド42の第1方向Zの他方側Z2の端部420に他の部材が第1方向Zの他方側Z2から当接した際、図5に示すように、ガイド42は、吸着ヘッド41に対して第1方向Zの一方側Z1に移動し、吸着ヘッド41の当接部410は、ガイド42の端部420と第1方向Zの略同一の位置となる。
(Oリング押圧機構50の詳細構成)
図3および図4に示すように、Oリング押圧機構50は、固定板73に固定されたアクチュエータ58と、アクチュエータ58の出力軸581に連結された筒状の連結部材53と、連結部材53の内側の調節ねじ52によって連結部材53に支持された押圧ヘッド51とを有している。このため、押圧ヘッド51は、調節ねじ52によって連結部材53に対する第1方向Zの位置を調節することができる。本形態において、アクチュエータ58はエアーシリンダ装置であり、押圧ヘッド51を第1方向Zの一方側Z1および他方側Z2に駆動する。
押圧ヘッド51において第1方向Zの他方側Z2の端部は、周方向に並ぶ複数の板状部515からなる。このため、押圧ヘッド51の端部では、周方向において板状部515と空隙部516とが交互に形成されている。また、板状部515の径方向外側にはテーパが形成されている。従って、押圧ヘッド51において第1方向Zの他方側Z2の端部は、第1方向Zの他方側Z2に向けて連続的に外径が小さくなっている。
(レンズ配置部10の詳細構成)
図6は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100のレンズ配置部10、Oリング配置部20およびホルダ配置部30を第1方向Zの一方側Z1からみた分解斜視図である。
図3および図6に示すように、レンズ配置部10は、第1方向Zの一方側Z1に向けて開口する円筒状の固定部材11と、固定部材11の内側に同軸状に配置された可動部材12と、固定部材11の内底部と可動部材12の底部との間に配置されたコイルバネ13とを有している。固定部材11は、支持板64に固定されている。可動部材12は、コイルバネ13によって固定部材11に弾性をもって支持されており、固定部材11の内側で第1方向Zに移動可能である。可動部材12は、第1方向Zの一方側Z1の端部がレンズ1の受け部120になっており、受け部120は、レンズ1の像側L2の形状に沿った形状になっている。従って、受け部120は、物体側L1の面を第1方向Zの一方側Z1に向けた状態でレンズ1を受ける。
このように構成したレンズ配置部10では、レンズ受け渡し工程の際、レンズ配置部10の中心軸線L10とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41の中心軸線L40が同軸となるように、受け部120と吸着ヘッド41とが対向する。この状態で、吸着ヘッド41が第1方向Zの他方側Z2に移動すると、レンズ配置部10から吸着ヘッド41へのレンズ1の受け渡しが行われる。その際、ガイド42の第1方向Zの他方側Z2の端部の内周面がレンズ1の外周縁に接し、吸着ヘッド41とレンズ1との位置合わせが行われる。
(Oリング配置部20の構成)
図7は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100のOリング配置部20の説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は、Oリング配置部20のXZ断面図、Oリング押圧機構50によってOリング6を第1方向Zの他方側Z2に押圧する様子を第1方向Zの一方側Z1からみた斜視図、およびOリング6を第1方向Zの他方側Z2に押圧した後の様子を示すXZ断面図である。
図4、図6および図7に示すように、Oリング配置部20は、第1方向に延在する第1
部材21と、第1部材21が内側に配置される第2部材22と、第2部材22が内側に配置される第3部材23とを有している。第2部材22および第3部材23は、第1部材21と同軸状に配置された有底の円筒状部材であり、第1方向Zの一方側Z1に向けて開口している。第3部材23は、支持板64に固定されている。第1部材21は、外径が第2部材22の内径よりわずかに小さく、第2部材22をガイドとして第1方向Zに移動可能である。第2部材22は、外径が第3部材23の内径よりわずかに小さく、第3部材23をガイドとして第1方向Zに移動可能である。本形態において、第2部材22および第3部材23は金属製であり、第1部材21は樹脂製である。
第3部材23の側面には、第1方向Zに延在する開口部237が形成されており、開口部237には、第2部材22の底部229に止められたピン25が位置する。このため、第2部材22は、第3部材23の内側で軸線L20周りの回転が阻止されているとともに、第2部材22の第1方向Zの可動範囲が制限されている。また、第3部材23の内側には、第2部材22が第1方向Zの他方側Z2に後退した際に第2部材22に当接して、第2部材22の第1方向Zの他方側Z2への可動範囲を制限するストッパ231が形成されている。
第2部材22の側面および第3部材23の側面には、第1方向Zに延在する開口部226、236が形成されており、開口部226、236には、第1部材21を貫通するピン24が位置する。このため、第1部材21は、第2部材22の内側で軸線L20周りの回転が阻止されているとともに、第1部材21の第1方向Zの可動範囲が制限されている。
第1部材21の第1方向Zの端部は、外周側でOリング6を保持する円筒状の第1保持部211になっており、本形態において、第1保持部211の外径は、レンズ1の被装着部1eに装着する前のOリング6の内径と等しいか、小さい。従って、第1保持部211の外周側にOリング6を容易に装着することができる。図7(b)に示すように、第1部材21の第1方向Zの一方側Z1の端部は、周方向の複数個所に押圧ヘッド51の板状部525が進入可能なスリット215が形成されている。
第2部材22の第1方向Zの一方側Z1の端部は、外周側でOリング6を保持する円筒状の第2保持部221になっている。第2保持部221の外径は、レンズ1の被装着部1eに装着した後のOリング6の内径(被装着部1eの外径)より大きい。また、図7(b)に示すように、第2部材22の第1方向Zの端部は、周方向の複数個所に押圧ヘッド51の板状部525が進入可能なスリット225が形成されている。また、第3部材23の第1方向Zの一方側Z1の端部は、第2保持部221に保持された状態におけるOリング6の外径より内径が小さい押し出し部230になっている。
このように構成したOリング配置部20において、第1部材21と第2部材22との間には、第1部材21の第1保持部211を第2部材22の先端部220(第1方向Zの一方側Z1の端部)から突出させる付勢力を第1部材21に印加する第1バネ26が配置されている。本形態において、第1バネ26は、第1部材21の底部219と第2部材22の底部229との間に配置されたコイルバネである。
第2部材22と第3部材23との間には、第2部材22をレンズ1が位置する側(第1方向Zの一方側Z1)に向けて付勢する第2バネ27が配置されている。本形態において、第2バネ27は、第2部材22の底部229と第3部材23の底部239との間に配置されたコイルバネである。
第1部材21と第2部材22との間には、第1部材21がレンズ1とは反対側(第1方向Zの他方側Z2)に後退した際に、第2部材22をレンズ1とは反対側(第1方向Zの
他方側Z2)に後退させる付勢力を発生させる第3バネ28が配置されている。本形態において、第2部材22の底部229には、第1方向Zに延在する軸29が軸線L20方向に移動可能に支持されている。軸29の第1方向Zの一方側Z1の端部にはフランジ部291が形成されており、第3バネ28は、フランジ部291と第2部材22の底部229との間に配置されたコイルバネである。従って、第3バネ28は、第1部材21が第1方向Zの他方側Z2に後退して軸29に当接した際、第2部材22を第1方向Zの他方側Z2に移動させ、第2バネ27を圧縮させる。
なお、軸29には、第2部材22の底部229に第1方向Zの他方側Z2から当接しようとする大径部292が形成されているので、第3バネ28がフランジ部291を介して軸29を第1方向Zの一方側Z1に付勢していても、軸29の第1方向Zの一方側Z1への移動が阻止されている。従って、第1部材21が第1方向Zの他方側Z2に後退しない限り、第1部材21が軸29に当接しないので、第3バネ28は、第1部材21を第1方向Zの一方側Z1に付勢することはない。
このように構成した第1バネ26のバネ圧をPaとし、第2バネ27のバネ圧をPbとし、第3バネ28のバネ圧をPcとしたとき、
バネ圧をPa、Pb、Pcは、以下の条件式
Pa<Pb<Pc
Pa+Pb<Pc
のいずれをも満たしている。
(Oリング装着装置100aの作用、効果)
図8は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100のOリング装着装置100aを用いたOリング装着方法を示す説明図である。
本形態のレンズユニット製造装置100では、Oリング配置部20、Oリング押圧機構50およびレンズ保持機構40によって、Oリング装着装置100aが構成されている。かかるOリング装着装置100aにおいて、Oリング6をレンズ1の被装着部1eに装着するには、まず、図7(a)に示すように、第1部材21の第1保持部211の周りにOリング6を装着する(第1工程)。
次に、Oリング拡径工程(第2工程)では、Oリング配置部20の中心軸線L20とOリング押圧機構50の押圧ヘッド51の中心軸線L50とが同軸となるように、Oリング配置部20とOリング押圧機構50とを第1方向Zで対向させる。この状態で、押圧ヘッド51が第1方向Zの他方側Z2に移動すると、図7(b)、(c)に示すように、押圧ヘッド51の板状部515が第1部材21のスリット215および第2部材22のスリット225に侵入し、押圧ヘッド51は、Oリング6を第1方向Zの他方側Z2に向けて押圧する。その結果、Oリング6は、第1部材21の第1保持部211から第2部材22の第2保持部221の外周側に移動する。その結果、Oリング6が拡径する。
次に、Oリング装着工程では、図8(a)に示すように、Oリング配置部20の中心軸線L20とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41の中心軸線L40とが同軸となるように、Oリング配置部20とレンズ保持機構40を第1方向Zで対向させた後、吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に移動させる。その結果、図8(b)に示すように、レンズ1の被装着部1eの先端部(第1方向Zの他方側Z2の端部)が第1部材21の先端部(第1方向Zの一方側Z1の端部)を第1方向Zの他方側Z2に押圧する。その結果、第1部材21が第2部材22の内側に引っ込む。その際、第1バネ26が圧縮される。
そして、第1部材21の底部219が軸29に当接し、軸29が第1方向Zの他方側Z
2に押圧される。その結果、第2部材22が第3バネ28に押圧されて第1方向Zの他方側Z2に後退する。その際、第2バネ27が圧縮される。そして、図8(c)に示すように、第2部材22が第3部材23のストッパ231に当接するまで後退すると、第3部材23の先端部(第1方向Zの一方側Z1の端部)がOリング6を第1方向Zの一方側Z1に押圧し、Oリング6は、被装着部1eの外周側に装着される(第3工程)。
次に、図8(d)に示すように、第3バネ28が圧縮されて吸着ヘッド41がさらに第1方向Zの他方側Z2に移動すると、Oリング6は、第2部材22の先端部(第1方向Zの一方側Z1の端部)によって第1方向Zの一方側Z1の側(被装着部1eの根元側)の段部1cに接触するように押圧される。その結果、Oリング6は、被装着部1eの所定位置に装着される(第4工程)。なお、吸着ヘッド41の第1方向Zの他方側Z2への移動は、複数回行われてOリング6が第1方向Zの他方側Z2に複数回押圧される構成としてもよい。
しかる後に、吸着ヘッド41は、レンズ1を保持した状態で第1方向Zの一方側Z1に移動する。その結果、第2部材22は、第3バネ28の付勢力によって、図7(a)に示す位置に戻る。また、第1部材21は、第1バネ26の付勢力によって、図7(a)に示す位置に戻る。
このように本形態では、レンズ1の被装着部1eの先端部によって第1部材21の先端部を押圧して第1部材21および第2部材22をレンズ1とは反対側に後退させると、Oリング6が第3部材23の先端部で押圧されて第2部材22の第2保持部221からレンズ1の被装着部1eに移動する。ここで、第2保持部221の外径は、被装着部1eの外径より大きいため、Oリング6を第1部材21の第1保持部211から第2部材22の第2保持部221に移動させて拡径した際、捩れが発生しても、かかる捩れは、被装着部1eに装着された際に緩和される。また、レンズ1の被装着部1eにOリング6を装着した後、レンズ1の被装着部で第1部材21の先端部をさらに押圧して第1部材21をさらに後退させると、第2部材22の先端部がOリング6を被装着部1eの根元側に押圧する。このため、レンズ1の被装着部1eにOリング6を装着した後、Oリング6が被装着部1eの先端部に向けて位置ずれしようとした場合でも、Oリング6を被装着部1eの所定個所に装着することができる。また、上記の工程は、Oリング6の軸線方向の相対移動やレンズ1の軸線方向の相対移動によって実現することができるので、駆動機構等の構成を簡素化することができる。
特に本形態では、被装着部1eは、根元側から先端側に向かって、外径が同一あるいは外径が縮小しているため、Oリング6が被装着部1eの先端部に向けて位置ずれしやすいが、本形態によれば、かかるOリング6の位置ずれを抑制することができる。
また、本形態では、第1バネ26のバネ圧Pa、第2バネ27のバネ圧Pb、および第3バネ28のバネ圧Pcが上記の条件を満たしているため、レンズ1の被装着部1eで第1部材21の先端部を押圧するだけで、Oリング6に対する被装着部1eの根元への押圧等を自動的に行うことができる。
また、被装着部1eのうち、第1部材21の先端部と当接する部分には塗膜7が設けられているが、第1部材21は、樹脂製であるため、第1部材21の端部と当接する部分で塗膜7の剥がれ等が発生しにくい。
また、本形態では、Oリング押圧機構50が設けられているため、Oリング6を第1部材21の第1保持部211から第2部材22の第2保持部221に容易に移動させ、拡径することができる。
(ホルダ配置部30の詳細構成)
図3および図6に示すように、ホルダ配置部30は、支持板64に固定された筒状の固定部材31と、固定部材31の開口を塞ぐように固定部材31の第1方向Zの一方側Z1の端部に固定されたホルダ保持具32とを有している。ホルダ保持具32の第1方向Zの一方側Z1の端面には周溝232が形成され、周溝232には円環状のシール部材33が配置されている。ホルダ保持具32は、有底筒状であり、ホルダ保持具32の中空部321の内径は、ホルダ5の小径部5cの外径よりわずかに大きい。このため、ホルダ保持具32の第1方向Zの一方側Z1の端部にホルダ5を配置すると、大径部5bの像側L2の面がシール部材33に当接し、ホルダ保持具32の中空部321は密閉状態となる。
ホルダ保持具32の中空部321には、真空吸引装置(図示せず)の管39がジョイント391を介して接続されており、真空吸引装置は、中空部321の内部を真空吸引可能である。
(レンズ装着装置100bの作用、効果)
図9は、本発明を適用したレンズユニット製造装置100のレンズ装着装置100bを用いたレンズ装着方法を示す説明図である。
本形態のレンズユニット製造装置100では、ホルダ配置部30およびレンズ保持機構40によって、レンズ装着装置100bが構成されている。かかるレンズ装着装置100bにおいて、Oリング6を装着したレンズ1をホルダ5に装着するには、まず、図(a)に示すように、ホルダ配置部30のホルダ保持具32にホルダ5を装着する。この時点で、ホルダ5の内側にはレンズ2、絞り4およびレンズ3が装着されている。
次に、レンズ装着工程では、ホルダ配置部30の中心軸線L30とレンズ保持機構40の吸着ヘッド41の中心軸線L40とが同軸となるように、ホルダ配置部30とレンズ保持機構40を第1方向Zで対向させる。その際、吸着ヘッド41では、矢印A1で示すように、真空吸引され、レンズ1を真空吸着している。また、真空吸引装置によって、矢印A2で示すように、ホルダ保持具32の中空部321内を真空吸引し、中空部321を介してホルダ5の内側を真空吸引する。
次に、図9(b)に示すように、吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に移動させ、ホルダ5の大径部5bの内側にレンズ1を装着する。その際、ガイド42の内周面の第1方向Zの他方側Z2の端部420がホルダ5の大径部5bの第1方向Zの一方側Z1の端部5iに当接する。ここで、ガイド42の端部420は、ホルダ5の端部5iの形状に沿うように形成されている。このため、ガイド42の端部420とホルダ5の端部5iとが位置決めされる。従って、ホルダ5がホルダ保持具32の中空部321に保持された際、ホルダ5の中心軸線がホルダ配置部30の中心軸線L30からずれていることがあっても、ホルダ5の中心軸線と吸着ヘッド41の中心軸線L40と同軸となるように調整される。従って、レンズ1とホルダ5との位置合わせが行われる。
そして、ホルダ保持具32の中空部321内を介してホルダ5の内側を真空吸引している間に、吸着ヘッド41において真空吸引が停止され、吸着ヘッド41は、レンズ1を解放する。また、レンズ保持機構40がレンズ1を解放した後、ホルダ保持具32の中空部321を介してホルダ5の内側を真空吸引している間に、レンズ保持機構40は、吸着ヘッド41を第1方向Zの他方側Z2に移動させ、レンズ1をホルダ5の内側に向けて押圧する。かかるレンズ1の押圧は複数回行われる。
このように本形態では、Oリング6が装着されたレンズ1を、Oリング6とは反対側か
らレンズ保持機構40によって保持し、Oリング6を介して開口を塞ぐように筒状のホルダ5にレンズ1を装着する際には、ホルダ5の内側を真空吸引し、レンズ保持機構40がレンズ1を解放した後、ホルダ5の内側を真空吸引する。このため、レンズ保持機構40によってレンズ1を確実にホルダ5内に押し込むことができない場合でも、ホルダ5内を真空吸引した際の吸引力でレンズ1をホルダ5内に引き込むことができるので、ホルダ5の所定位置にレンズ1を装着することができる。
また、レンズ1をホルダ5に装着する際、レンズ1、ホルダ5およびOリング6に囲まれた空間内で空気が圧縮されると、その空気圧で、ホルダ5に対してOリング6およびレンズ1が位置ずれするおそれがあるが、本形態では、ホルダ5内を真空吸引するため、かかる位置ずれが発生しにくい。
また、吸着ヘッド41は、レンズ1を解放した後も、ホルダ保持具32では、中空部321を介してホルダ5の内側が真空吸引される。また、レンズ保持機構40は、レンズ1を解放した後、ホルダ保持具32の中空部321を介してホルダ5の内側を真空吸引している間に、第1方向Zの他方側Z2への移動を行い、レンズ1をホルダ5の内側に向けて押圧する。このため、ホルダ5の所定位置にレンズ1を装着することができる。
また、レンズ保持機構40は、吸着ヘッド41の周りで軸線方向に移動可能な筒状のガイド42を有し、ガイド42は、吸着ヘッド41がレンズ1を真空吸着する際に吸着ヘッド41とレンズ1との位置決めを行い、レンズ1をホルダ5内に装着する際、レンズ1とホルダ5との位置決めを行う。このため、レンズ1を正確な位置に保持することができるので、レンズ1へのOリング6の装着やホルダ5へのレンズ1の装着を確実に行うことができる。
また、ホルダ保持具32には、ホルダ5に当接する環状のシール部材33が設けられているため、ホルダ保持具32を介してホルダ5内を確実に真空吸引することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、Oリング装着装置100aにおいて、Oリング6をレンズ1に装着したが、本形態のOリング装着装置100aは、レンズ1以外のワークにOリング6を装着する場合に用いてもよい。
上記実施の形態では、レンズ装着装置100bにおいて、レンズ1をホルダ5に装着したが、本形態のレンズ装着装置100bの構成は、レンズ1以外のワークをホルダに装着するワーク装着装置に採用してもよい。
上記実施の形態では、第1方向Zの一方側Z1を上側とし、第1方向Zの他方側Z2を下側としたが、第1方向Zの一方側Z1を下側とし、第1方向Zの他方側Z2を上側としてもよい。また、上記実施の形態では、第1方向Zが上下方向であったが、第1方向Zを水平方向としてもよい。
上記実施の形態では、レンズ配置部10、Oリング配置部20、およびホルダ配置部30を第2方向Xで直線的に配置したが、直線的に配置しないレイアウトを採用してもよい。また、上記実施の形態では、レンズ配置部10、Oリング配置部20、およびホルダ配置部30の側を移動させたが、レンズ保持機構40やOリング押圧機構50の側を移動させてもよい。
1・・レンズ、1a・・レンズの大径部、1b・・レンズの小径部、1e・・レンズの被
装着部、5・・ホルダ、5a・・開口、6・・Oリング、7・・塗膜、10・・レンズ配置部、20・・Oリング配置部、21・・第1部材、22・・第2部材、23・・第3部材、26・・第1バネ、27・・第2バネ、28・・第3バネ、30・・ホルダ配置部、32・・ホルダ保持具、33・・シール部材、40・・レンズ保持機構、41・・吸着ヘッド、42・・ガイド、48、58・・アクチュエータ、50・・Oリング押圧機構、51・・押圧ヘッド、60・・駆動機構、100・・レンズユニット製造装置、100a・・Oリング装着装置、100b・・レンズ装着装置、1000・・レンズユニット、211・・第1保持部、221・・第2保持部、X・・第2方向、Z・・第1方向、Z1・・第1方向の一方側、Z2・・第1方向の他方側

Claims (8)

  1. 外周側にOリングが装着されたワークを保持するワーク保持機構と、
    筒状のホルダを保持するホルダ保持具と、
    前記ワーク保持機構が前記ワークを前記Oリングを介して前記ホルダの内側に装着して前記ホルダの開口を塞ぐ際に、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引する真空吸引機構と、
    を有し
    前記ワーク保持機構は、前記ワークの前記Oリングが装着されている側とは反対側の面の外周端部を真空吸着する吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドの周りで軸線方向に移動可能な筒状のガイドと、を有し、
    前記ガイドは、前記吸着ヘッドが前記ワークを真空吸着する際に、前記ガイドの内周面が前記ワークの外周縁に当接することで前記吸着ヘッドと前記ワークとの位置決めを行い、前記ワークを前記ホルダ内に装着する際、前記ガイドの端部が前記ホルダの端部に当接することで前記ワークと前記ホルダとの位置決めを行うことを特徴とするワーク装着装置。
  2. 前記ワークを前記ホルダに装着した後、前記真空吸引機構が前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引している間に、前記ワーク保持機構が前記ワークを解放することを特徴とする請求項1に記載のワーク装着装置。
  3. 前記Oリングは、前記ホルダに対する前記ワークの装着方向と直交する方向で前記ホルダと前記ワークとに挟まれることを特徴とする請求項1または2に記載のワーク装着装置。
  4. 前記ワーク保持機構は、前記ワークを解放した後、前記真空吸引機構が前記ホルダの内側を真空吸引している間に、前記ワークを前記ホルダに対する前記ワークの装着方向に向けて押圧することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のワーク装着装置。
  5. 前記ホルダ保持具には、前記ホルダに当接する環状のシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のワーク装着装置。
  6. 前記ワークはレンズであることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のワーク装着装置。
  7. 外周側にOリングが装着されたワークを保持するワーク保持機構と、
    筒状のホルダを保持するホルダ保持具と、
    を設け、
    前記ワーク保持機構は、前記ワークの前記Oリングが装着されている側とは反対側の面の外周端部を真空吸着する吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドの周りで軸線方向に移動可能な筒状のガイドと、を有し、
    前記ワークを真空吸着する際に、前記ガイドの内周面が前記ワークの外周縁に当接することで、前記吸着ヘッドと前記ワークとの位置決めを行い、
    前記ワークを前記ホルダ内に装着する際、前記ガイドの端部が前記ホルダの端部に当接することで前記ワークと前記ホルダとの位置決めを行い、
    前記Oリングを介して前記ホルダの開口を塞ぐように前記ワークを前記ホルダの内側に装着する際には、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引することを特徴とするワーク装着方法。
  8. 前記ワークを前記ホルダに装着した後、前記ホルダ保持具の内側を介して前記ホルダの内側を真空吸引している間に、前記ワーク保持機構が前記ワークを解放することを特徴とする請求項に記載のワーク装着方法。
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