JP6531710B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、トナー画像が形成された記録紙を冷却する技術に関する。
画像形成装置には、熱圧着によりトナー像を記録紙に定着させるものがあり、定着処理が施された記録紙は排出トレイに排出される。記録紙が連続して排出されると、排出トレイに記録紙が積み重ねられ、記録紙に形成されたトナー像が他の記録紙に付着する場合がある。これを防止するために、冷却ファンからの冷却空気を定着処理が施された記録紙に吹き付けることが種々提案され、実用化されている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特開2008−268643号公報
定着処理が施された記録紙の冷却においては、排出トレイに排出された記録紙に冷却空気を直接吹き付けるのが効果的である。また、それを実現する構成としては、記録紙が排出される記録紙排出口の上方に冷却空気を排出する冷却空気排出口を配置する構成が考えられる。
また、記録紙が記録紙排出口から排出される際、記録紙の後端部が、記録紙排出口に設けられた排出ローラー対のローラー上に載ったままになる、いわゆる後端残りが生じる場合がある。この問題を解決するために、排出ローラー対から記録紙後端を落とす特別な部材を設ける策があるが、この場合、当該部材分のコストアップを生じることになる。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、定着後に排出された記録紙を冷却するとともに、特別な部材を設けなくても後端残りを防止可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、トナー像を記録紙に定着させる定着部と、前記定着部よりも前記記録紙の搬送方向下流側にあって前記記録紙を排出するための記録紙排出口と、前記記録紙排出口に設けられた排出ローラー対と、冷却ファンと、前記冷却ファンから送られてくる冷却空気を、前記冷却空気を排出するための冷却空気排出口に向けて誘導するダクトと、を有する冷却部と、記憶部と、前記冷却部の動作を制御する制御部と、を備え、前記冷却空気排出口が、前記記録紙排出口よりも前記搬送方向下流側で上方となる位置に、前記冷却空気を排出する方向を下向きにして配置され、前記排出ローラー対により形成されるニップ部よりも前記搬送方向の下流側に向けて前記冷却空気を吹き出し、前記ダクトは、前記冷却空気が送り込まれるように前記冷却ファンと連結されている本体部と、前記本体部から分岐され、前記冷却空気排出口がそれぞれ形成されている複数の分岐路と、前記本体部に設けられ、前記複数の分岐路の少なくとも1つを閉鎖して、前記複数の分岐路の少なくとも1つに対する前記冷却空気通過を遮断する可動式の閉鎖板と、を含み、前記記憶部は、前記記録紙排出口から排出される前記記録紙の大きさに応じた前記閉鎖板の開閉動作を示す情報を予め記憶し、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記情報にしたがって、前記記録紙排出口から排出される前記記録紙の大きさに応じて前記閉鎖板の開閉動作を制御することによって、前記閉鎖板によって閉鎖されていない前記分岐路に形成されている前記冷却空気排出口に向けて前記冷却空気を誘導し、前記制御部はさらに、前記閉鎖板によって閉鎖されている前記分岐路が存在する場合には、前記冷却ファンの回転力を低下させるように、前記冷却ファンの動作を制御する、ものである。
本発明では、冷却空気排出口が、記録紙排出口の搬送方向下流側で上方に下向きに配置されるので、定着処理が施された記録紙に冷却空気が直接吹き掛かるが、更に、記録紙排出口から排出される際に後端部が排出ローラー対のローラー上に載ったままになっている記録紙に対して、排出ローラー対のニップ部よりも排出方向の下流側の位置で、冷却空気排出口からの冷却空気を当該記録紙の上方から当てることが可能なので、当該冷却空気による記録紙の下方への押圧により、当該記録紙の後端を排出ローラー対のローラー上から落とすことができ、いわゆる後端残りを回避することができる。従って、定着後に排出された記録紙を冷却するとともに、特別な部材を設けなくても後端残りが防止可能になる。
また、水分を多く含んだ記録紙が定着部で加熱されて記録紙排出口から排出されたときに発生する湯気を、冷却ファンからの冷却空気により低減することも可能である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 冷却部及びその周辺部を示す拡大斜視図である。 画像形成装置の断面側面図である。 記録紙排出口及びその周辺部を示した断面側面図である。 排出ローラー対及びその周辺部を示した拡大断面側面図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の冷却部及びその周辺部を示した平面図である。 第2実施形態に係る画像形成装置において、冷却部及びその周辺部を示した平面図である。 画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。画像形成装置1は、プリンターであり、後述する画像形成部12等を収容する装置本体11を備えるとともに、装置本体11の上部に設けられた操作部47及び表示部473と、記録紙排出口157と、排出トレイ151と、記録紙押さえ部材158と、上カバー171とを備える。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示等の指示を受け付けるものであり、表示部473は画像形成装置1の状態を示す情報を表示する。
記録紙排出口157は、後述する定着部13の用紙搬送方向の下流側にあって記録紙を排出するものである。記録紙排出口157の上方には、排出方向に対して水平方向に直交する幅方向に互いに間隔を空けて並ぶ複数の記録紙押さえ部材158が形成され、排出される記録紙の浮き上がり防止等が行われる。
排出トレイ151は、記録紙排出口157から排出された記録紙が載置される。排出トレイ151は、前方部分から後方部分にかけて下方に傾斜する載置面152と、載置面152の後端部から鉛直方向上方に延び、記録紙排出口157の下縁部近くまで延びている縦壁153とを備える。載置面152には、排出方向に延びるとともに、排出方向と直交する幅方向に互いに間隔を空けて並ぶ複数のリブ154が設けられている。
図2は、上カバー171を取り外し、その周辺部を示した拡大斜視図である。装置本体11には、記録紙排出口157から排出される記録紙に冷却空気を吹き付ける冷却部51が収容されている。冷却部51は上カバー171(図1)によって塞がれている。
冷却部51は、冷却ファン52と、冷却ファン52からの冷却空気を排出する複数の冷却空気排出口53と、冷却空気排出口53へ冷却ファン52からの冷却空気を誘導するダクト54とを備える。なお、冷却空気排出口53は、ダクト54の一部である。
ダクト54は、複数に分岐された分岐路55と、冷却ファン52と分岐路55とを連結する連結部56とを備える。ダクト54は、分岐先それぞれに冷却空気排出口53が形成され、冷却ファン52により生成される冷却空気を冷却空気排出口53まで案内する。冷却空気排出口53は、記録紙排出口157と上下方向に並ぶように記録紙排出口157の上方に下向きに配置されている。
図3は、画像形成装置1の断面側面図である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47(図1)、表示部473(図1)、画像形成部12、定着部13、給紙部14、及び冷却部51を含んで構成されている。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部12は、ブラック(Bk)用の画像形成ユニット12Bk、イエロー(Y)用の画像形成ユニット12Y、シアン(C)用の画像形成ユニット12C、及びマゼンタ(M)用の画像形成ユニット12Mを含んで構成され、これら画像形成ユニット12Bk,12Y,12C,12Mはそれぞれドラム型の感光体121を備え、感光体121は、図中の反時計回りに回転駆動するようになっている。
転写ユニット120は、その外周面にトナー像が転写される中間転写ベルト125、駆動ローラー125a、従動ローラー125b、及び一次転写ローラー126を含んで構成されている。
中間転写ベルト125は、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間に張架され、感光体121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動され、感光体121と同期しながら、無端走行する。
カラー印刷が行われる場合について説明する。感光体の周囲が一様に帯電され(帯電工程)、電荷を帯びた感光体121の表面に、画像データに基づいて、レーザー光が照射されて潜像が形成され(露光工程)、潜像がトナーで可視像化され(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像が一次転写ローラー126によって中間転写ベルト125上に転写されるようになっている。
中間転写ベルト125上に転写される各色(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。
二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んだ、駆動ローラー125aとのニップ部N1において、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させるものである。なお、ここまで説明したのはカラー印刷の場合であり、モノクロ印刷の場合には、イエロー用、シアン用、及びマゼンタ用の感光体121は使用されず、ブラック用の感光体121だけが使用されることになる。
定着部13は、熱圧着によりトナー像を記録紙Pに定着させるものであり、記録紙P上のトナーを溶融させる加熱ローラーと、記録紙Pを加熱ローラーに密着させる圧力ローラーとを備える。
定着処理が施されたカラー画像形成済みの記録紙Pは、上方搬送ローラー対191によって搬送方向下流側に送り出され、記録紙排出口157から排出トレイ151に排出される。記録紙排出口157から排出された記録紙Pは、冷却空気排出口53から排出される冷却空気が吹き付けられる。
給紙部14は、給紙カセットを備え、給紙カセットに収容された記録紙Pをピックアップするためのピックアップローラーを含んで構成され、ピックアップローラーによりピックアップされた記録紙Pは、下方搬送ローラー対192によって、ニップ部N1に搬送される。
図4は、記録紙排出口157及びその周辺部を示した断面側面図である。
記録紙排出口157に、記録紙Pを排出する排出ローラー対181が設けられ、排出ローラー対181は、駆動ローラー182と従動ローラー183とを備えている。駆動ローラー182がローラー軸182aを中心にして例えば図中の反時計回りに回転駆動するようになっている。従動ローラー183は駆動ローラー182に従って例えば図中の時計回りに回転する。
定着部13によって定着処理が施された記録紙Pは、上方搬送ローラー対191によって搬送方向下流側に送り出され、排出ローラー対181を構成する駆動ローラー182,従動ローラー183の間に形成されるニップ部N2を通過し、駆動ローラー182,従動ローラー183により記録紙排出口157から排出トレイ151に排出される。また、図中のAは、記録紙Pの排出方向を示している。
冷却空気排出口53は、記録紙排出口157の搬送方向下流側で上方となる位置に、冷却空気を排出する方向を下向きに配置されている。さらに、冷却空気排出口53は、排出ローラー対181よりも排出方向の下流側に配置されている。または、冷却空気排出口53は、排出ローラー対181で形成されるニップ部N2よりも排出方向の下流側に配置されている。図5は、排出ローラー対181及びその周辺部を示した拡大断面側面図であり、図中の破線B1は駆動ローラー182の位置を示し、破線B2は従動ローラー183の位置を示している。
記録紙排出口157から排出された記録紙Pは、記録紙押さえ部材158によってカール矯正が行われるとともに、浮き上がりが防止される。また、記録紙押さえ部材158は、排出トレイ151の載置面152にストックされた記録紙Pの積載量(満杯)を検知する機能を備えている。また、記録紙押さえ部材158は、その上方に配置されている支持部材159によって、図4に示す矢印方向に回動自在に、装置本体11に支持されている。
この第1実施形態では、冷却空気排出口53が、記録紙排出口157の上方に下向きに配置されるので、定着処理が施された記録紙Pに冷却空気を直接吹き付けることができる。これにより、排出トレイ151の載置面152にストックされている記録紙Pを冷却することができる。
更に、記録紙排出口157から排出される際に後端部が排出ローラー対181のローラー上に載ったままになっている記録紙Pに対して、排出ローラー対181のニップ部よりも排出方向の下流側の位置で、冷却空気排出口53からの冷却空気を当該記録紙Pの上方から当てるので、当該冷却空気による記録紙Pに対する下方への押圧により、当該記録紙Pの後端を排出ローラー対181の上から載置面152へ向けて確実に落とすことができ、いわゆる後端残りを回避することができる。従って、第1実施形態によれば、定着後に排出された記録紙Pを冷却するとともに、特別な部材を設けなくても後端残りが防止可能になる。
また、水分を多く含んだ記録紙Pが定着部13で加熱されることによって発生する水蒸気が湯気となって記録紙排出口157から排出された場合、冷却ファン52からの冷却空気でこの湯気を散らすこともできる。これにより、記録紙排出口157の結露を防止する。また、冷却ファン52を逆回転させることで、記録紙排出口157から排出された湯気を冷却空気排出口53から引き込むこともできる。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1を説明する。図6は、第2実施形態に係る画像形成装置1の冷却部51及びその周辺部を示した平面図である。冷却部51は冷却ファン52と、冷却ファン52からの冷却空気を排出する複数の冷却空気排出口53a〜53eと、冷却空気排出口53a〜53eへ冷却ファン52からの冷却空気を誘導するダクト54とを備える。冷却空気排出口53c,53dは、記録紙排出口157(図5)の搬送方向と交差する幅方向の中央部の上方に配置され、冷却空気排出口53a,53b,53eは、上記幅方向の両側部の上方に配置されている。なお、冷却空気排出口53a〜53eは、ダクト54の一部をなす。
ダクト54は、複数に分岐された分岐路55a〜55eと、冷却ファン52と分岐路55a〜55eとを連結する連結部56とを備え、分岐先それぞれに冷却空気排出口53a〜53eが形成され、冷却ファン52からの冷却空気が冷却空気排出口53a〜53eから排出される。なお、連結部56は、特許請求の範囲における本体部の一例である。
また、分岐路55a,55b,55eに対しては空気の流れ(空気通過)を遮断するための可動式の閉鎖板57a,57b,57eが設けられ(すなわち、後述する制御部100(図8)による制御の下、閉鎖板57a,57b,57eは、冷却空気排出口53a,53b,53eへの空気を遮断する)、閉鎖板57a,57b,57eは回転軸58a,58b,58eを中心にそれぞれ矢印C1〜C3の方向に回動する構成とされている。図7に、第2実施形態に係る画像形成装置1において、閉鎖板57a,57b,57cによって分岐路55a,55b,55eへの冷却空気の流れが閉鎖された状態を示す。なお、本実施形態では、分岐路55a,55b,55eに対して閉鎖板57a,57b,57eが設けられる例を示すが、本発明はこれに限られない。例えば、分岐路55a〜55eの少なくとも1つに閉鎖板が設けられていれば、冷却空気排出口53a〜53eから排出される冷却空気の量を制御可能である。
図8は、画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10、画像形成部12、画像メモリー32、HDD(Hard Disk Drive)92、定着部13、給紙部14、冷却部51、操作部47、表示部473、及び、外部装置20と種々のデータの送受信を行うネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。制御ユニット10は、制御部100と、ファン稼動部101とを備えている。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされている制御プログラムに従った動作により、制御部100及びファン稼動部101として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部100は、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、冷却部51、操作部47、表示部473、及びネットワークインターフェイス部91等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
ファン稼動部101は、画像形成部12による画像形成処理が開始すると、冷却部51を構成する冷却ファン52を稼動し、冷却ファン52からの冷却空気を冷却空気排出口53a〜53eから排出し、画像形成部12による画像形成処理が終了すると、冷却ファン52の稼動を停止する。また、ファン稼動部101は、制御部100からの指示に従って、冷却ファン52を逆回転させることも可能とされている。
また、制御部100は、画像形成部12による画像形成に用いる記録紙Pの大きさ(すなわち、記録紙排出口157から排出される記録紙Pの大きさ)を、操作部47を介して操作者から入力された当該画像形成の実行指示に基づいて検出し、当該記録紙Pの大きさに応じて予め記憶している閉鎖板の開閉動作を制御する。閉鎖板57a,57b,57eの回転軸58a,58b,58eのそれぞれには、回転軸に回転駆動力を付与するためのソレノイド(図示せず)が設けられている。制御部100は、各ソレノイドを個別に制御することで、閉鎖板57a,57b,57eの回転動作を制御する。なお、回転軸に回転駆動力を付与するための駆動源として、ソレノイドに代えて、ステッピングモーターを用いてもよい。
例えば、制御部100は、画像形成に用いられる記録紙Pの大きさB5サイズに対して、閉鎖板57aを閉、閉鎖板57bを開、閉鎖板57cを閉と記憶している。この場合、制御部100は、各ソレノイドを個別に駆動制御して、閉鎖板57aが閉、閉鎖板57bが開、閉鎖板57cが閉の状態になるまで各閉鎖板を回動させる。これにより、冷却部51を構成する分岐路55a,55eへの冷却ファン52からの冷却空気の進入を止め、冷却空気が分岐路55b,55c,55dにのみ進入する。
第2実施形態では、記録紙排出口157から排出される記録紙Pの大きさに応じて、分岐路55a,55b,55eへの冷却空気の進入が規制されるので、記録紙Pの大きさに応じて必要となる分の冷却空気を効率良く記録紙Pに当てることができる。
また、第2実施形態では、分岐路55a,55b,55eを閉鎖し、開放する冷却空気排出口53の数を少なくする場合に、ファン稼動部101が、冷却ファン52の回転力を低下させる駆動制御を行い、風圧を調整するようにしてもよい。これにより、消費電力を低減することができる。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてプリンターを用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能を有した他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図8を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
13 定着部
51 冷却部
52 冷却ファン
53,53a〜53e 冷却空気排出口
54 ダクト
55,55a〜55e 分岐路
56 連結部
57a,57b,57c 閉鎖板
101 ファン稼動部
157 記録紙排出口
181 排出ローラー対
P 記録紙

Claims (3)

  1. トナー像を記録紙に定着させる定着部と、
    前記定着部よりも前記記録紙の搬送方向下流側にあって前記記録紙を排出するための記録紙排出口と、
    前記記録紙排出口に設けられた排出ローラー対と、
    冷却ファンと、前記冷却ファンから送られてくる冷却空気を、前記冷却空気を排出するための冷却空気排出口に向けて誘導するダクトと、を有する冷却部と、
    記憶部と、
    前記冷却部の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記冷却空気排出口が、前記記録紙排出口よりも前記搬送方向下流側で上方となる位置に、前記冷却空気を排出する方向を下向きにして配置され、前記排出ローラー対により形成されるニップ部よりも前記搬送方向の下流側に向けて前記冷却空気を吹き出し、
    前記ダクトは、前記冷却空気が送り込まれるように前記冷却ファンと連結されている本体部と、前記本体部から分岐され、前記冷却空気排出口がそれぞれ形成されている複数の分岐路と、前記本体部に設けられ、前記複数の分岐路の少なくとも1つを閉鎖して、前記複数の分岐路の少なくとも1つに対する前記冷却空気通過を遮断する可動式の閉鎖板と、を含み、
    前記記憶部は、前記記録紙排出口から排出される前記記録紙の大きさに応じた前記閉鎖板の開閉動作を示す情報を予め記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記情報にしたがって、前記記録紙排出口から排出される前記記録紙の大きさに応じて前記閉鎖板の開閉動作を制御することによって、前記閉鎖板によって閉鎖されていない前記分岐路に形成されている前記冷却空気排出口に向けて前記冷却空気を誘導し、
    前記制御部はさらに、前記閉鎖板によって閉鎖されている前記分岐路が存在する場合には、前記冷却ファンの回転力を低下させるように、前記冷却ファンの動作を制御する、画像形成装置。
  2. 前記冷却空気排出口は、前記記録紙排出口の前記搬送方向と交差する幅方向の中央部の上方と両側部の上方となる位置にそれぞれ配置されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記閉鎖板に、前記中央部ではなく、前記両側部の上方となる位置に配置されている前記冷却空気排出口への前記冷却空気を遮断させる請求項2に記載の画像形成装置。
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