JP6531244B2 - レゾルバステータ構造及びその組立て方法 - Google Patents
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Description
前記保護カバー80は、図8で示されるように、前記レゾルバステータ40の一面側のみに設けられ、前記レゾルバステータ40には3ヶ所の係合孔64が形成されている。
また、第3従来例としては、図示していないが、一方の保護カバーに設けられた突出部材を輪状ステータのスロットに貫通させ、その先端の爪部を他方の保護カバーの裏面に形成され一方の保護カバー側に突出する受け孔内にスナップフィットによって結合された構成が採用されていた。
すなわち、前述の第1従来例の場合、スナップフィットの構造を採用しているが、弾性爪81の相手方の係合孔64はレゾルバステータ40に形成されているため、レゾルバの両面に保護カバー80を設けることは極めて困難で、モータ側からの塵等がレゾルバ側に侵入していた。
また、前述の第2従来例においては、一方の保護カバーの弾性爪を他方の保護カバーの裏面に超音波溶着しているため、条件設定が難しく、割れやバリが発生していた。
また、前述の第3従来例においては、他方の保護カバーの裏面に受け孔を設けなければならず、この受け孔を形成することによって保護カバーの厚さが厚くなり、レゾルバの薄形化に対して逆行することになっていた。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出すると共にスロットと交互に位置する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記各突出磁極に巻回されたステータ巻線と、前記輪状ステータの両端面に設けられ前記ステータ巻線を覆うための第1、第2輪状巻線保護カバーと、を備えたレゾルバステータ構造において、前記第1輪状巻線保護カバーの第1輪状平坦面に形成された複数の貫通孔と、前記各貫通孔の内面に形成された段部と、前記第2輪状巻線保護カバーの第2輪状平坦面から一体に立上がり、前記スロットを貫通して形成された複数の突出部材と、前記突出部材の先端部に形成され、かつ、前記段部に係合する爪部と、を備え、前記突出部材が前記貫通孔内に介挿され、かつ、前記爪部が前記段部に係合することにより、前記第1、第2輪状巻線保護カバーが前記輪状ステータを挟持し、かつ、互いに結合し、前記各突出部材の先端面は前記貫通孔内で外部に露出していることにより、各輪状巻線保護カバーに何らの傷を付けることなく装着が可能で、かつ、爪部を段部に係合させることが容易で生産性を向上することができる。
また、前記貫通孔の内面は、断面でみて直線状をなす直線部と前記段部とから形成されていることにより、突出部材を貫通孔内に挿入する時に、段部に係合する爪部は1ヶ所であるため、貫通孔内への突出部材の挿入抵抗が小さく、挿入が極めて容易である。
また、前記突出部材の先端部は、溝を介して形成された前記爪部及び非爪部からなり、前記非爪部の外面は先端部用直線部が形成され、前記先端部用直線部は前記貫通孔の内面において前記段部に対向して形成された前記直線部と摺動自在に構成されていることにより、先端部の爪部のみが曲折しつつ貫通孔に挿入されるため、小さい挿入力で爪部と段部の係合を行うことができ、レゾルバの組立てがより簡単となる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号40で示されるものは、全体形状が輪状をなす輪状ステータであり、この輪状ステータ40の内面には、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出磁極51が形成されており、前記各突出磁極51間にはスロット41が形成されていることにより、前記突出磁極51とスロット41とが円周方向において交互に配設されている。
前記各突出磁極51には、ステータ巻線53が巻回されている。
前記貫通孔64は、図3と図5及び図6に示されているように、前記各スロット41に対して1個飛びの状態、すなわち、2個のスロット41に対して1個のスロット41に対応して、形成されていることにより、少なくとも6個は設けられている。
前記非爪部95は、その外側面が先端部用直線部95aとして形成され、この先端部用直線部95aが貫通孔64内の直線部102と摺動するため、前記貫通孔64内への前記先端部92の挿入が容易にできるように構成されている。
尚、図2の構成は、図1の各輪状巻線保護カバー80,80Aのみを断面図として示し、各輪状巻線保護カバー80,80Aの構成が明確となるように示されている。
尚、図5における端子ピン保持部用カバー110は、前記第1輪状巻線保護カバー80の一部に一体状に形成されている。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出すると共にスロット41と交互に位置する複数の突出磁極51を有する輪状ステータ40と、前記各突出磁極51に巻回されたステータ巻線53と、前記輪状ステータ40の両端面40A,40Bに設けられ前記ステータ巻線53を覆うための第1、第2輪状巻線保護カバー80,80Aと、を備えたレゾルバステータ構造において、前記第1輪状巻線保護カバー80の第1輪状平坦面90に形成された複数の貫通孔64と、前記各貫通孔64の内面101に形成された段部100と、前記第2輪状巻線保護カバー80Aの第2輪状平坦面91から一体に立上がり、前記スロット41を貫通して形成された複数の突出部材81と、前記突出部材81の先端部92に形成され、かつ、前記段部100に係合する爪部94と、を備え、前記突出部材81が前記貫通孔64内に介挿され、かつ、前記爪部94が前記段部100に係合することにより、前記第1、第2輪状巻線保護カバー80,80Aが前記輪状ステータ40を挟持し、かつ、互いに結合し、前記各突出部材81の先端面96は前記貫通孔64内で外部に露出している構成と方法であり、また、前記貫通孔64の内面101は、断面でみて直線状をなす直線部102と前記段部100とから形成されている構成と方法であり、また、前記突出部材81の先端部92は、溝93を介して形成された前記爪部94及び非爪部95からなり、前記非爪部95の外面には先端部用直線部95aが形成され、前記先端部用直線部95aは前記貫通孔64の内面101において前記段部100に対向して形成された直線部102と摺動自在に構成されている構成と方法である。
40A 第1端面
40B 第2端面
41 スロット
51 突出磁極
53 ステータ巻線
64 貫通孔
80 第1輪状巻線保護カバー
80A 第2輪状巻線保護カバー
81 突出部材
90 第1輪状平坦面
91 第2輪状平坦面
92 先端部
93 溝
94 爪部
95 非爪部
95a 先端部用直線部
96 先端面
100 段部
101 内面
102 直線部
110 端子ピン保持部用カバー
Claims (4)
- 所定角度間隔で内方へ向けて突出すると共にスロット(41)と交互に位置する複数の突出磁極(51)を有する輪状ステータ(40)と、前記各突出磁極(51)に巻回されたステータ巻線(53)と、前記輪状ステータ(40)の両端面(40A,40B)に設けられ前記ステータ巻線(53)を覆うための第1、第2輪状巻線保護カバー(80,80A)と、を備えたレゾルバステータ構造において、
前記第1輪状巻線保護カバー(80)の第1輪状平坦面(90)に形成された複数の貫通孔(64)と、前記各貫通孔(64)の内面(101)に形成された段部(100)と、前記第2輪状巻線保護カバー(80A)の第2輪状平坦面(91)から一体に立上がり、前記スロット(41)を貫通して形成された複数の突出部材(81)と、前記突出部材(81)の先端部(92)に形成され、かつ、前記段部(100)に係合する爪部(94)と、を備え、
前記突出部材(81)が前記貫通孔(64)内に介挿され、かつ、前記爪部(94)が前記段部(100)に係合することにより、前記第1、第2輪状巻線保護カバー(80,80A)が前記輪状ステータ(40)を挟持し、かつ、互いに結合し、前記各突出部材(81)の先端面(96)は前記貫通孔(64)内で外部に露出しているレゾルバステータ構造において、
前記貫通孔(64)の内面(101)は、断面でみて直線状をなす直線部(102)と前記段部(100)とから形成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造。 - 前記突出部材(81)の先端部(92)は、溝(93)を介して形成された前記爪部(94)及び非爪部(95)からなり、前記非爪部(95)の外面には先端部用直線部(95a)が形成され、前記先端部用直線部(95a)は前記貫通孔(64)の内面(101)において前記段部(100)に対向して形成された直線部(102)と摺動自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
- 所定角度間隔で内方へ向けて突出すると共にスロット(41)と交互に位置する複数の突出磁極(51)を有する輪状ステータ(40)と、前記各突出磁極(51)に巻回されたステータ巻線(53)と、前記輪状ステータ(40)の両端面(40A,40B)に設けられ前記ステータ巻線(53)を覆うための第1、第2輪状巻線保護カバー(80,80A)と、を備えたレゾルバステータ構造を用い、
前記第1輪状巻線保護カバー(80)の第1輪状平坦面(90)に形成された複数の貫通孔(64)と、前記各貫通孔(64)の内面(101)に形成された段部(100)と、前記第2輪状巻線保護カバー(80A)の第2輪状平坦面(91)から一体に立上がり、前記スロット(41)を貫通して形成された複数の突出部材(81)と、前記突出部材(81)の先端部(92)に形成され、かつ、前記段部(100)に係合する爪部(94)と、を備え、
前記突出部材(81)が前記貫通孔(64)内に介挿され、かつ、前記爪部(94)が前記段部(100)に係合することにより、前記第1、第2輪状巻線保護カバー(80,80A)が前記輪状ステータ(40)を挟持し、かつ、互いに結合し、前記各突出部材(81)の先端面(96)は前記貫通孔(64)内で外部に露出していることを特徴とするレゾルバステータ構造の組立て方法において、
前記貫通孔(64)の内面(101)は、断面でみて直線状をなす直線部(102)と前記段部(100)とから形成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造の組立て方法。 - 前記突出部材(81)の先端部(92)は、溝(93)を介して形成された前記爪部(94)及び非爪部(95)からなり、前記非爪部(95)の外面には先端部用直線部(95a)が形成され、前記先端部用直線部(95a)は前記貫通孔(64)の内面(101)において前記段部(100)に対向して形成された直線部(102)と摺動自在に構成されていることを特徴とする請求項3記載のレゾルバステータ構造の組立て方法。
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