JP6531002B2 - 外容器を減容変形させた状態で廃棄できる二重容器 - Google Patents
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Description
このような二重容器では、外容器を径方向の内側に向けて押圧すると、吐出弁が開かれて吐出孔と容器本体内とが連通し、内容物が吐出孔から吐出される。そして、内容物の吐出に伴って内容器が減容変形すると、内容器と外容器との間が負圧になることにより、外気が吸気孔を通して内容器と外容器との間に導入される。
例えば二重容器の廃棄時などには、蓋部材を容器本体に対して開位置とした状態で外容器を径方向の内側に向けて押圧すると、外容器と内容器との間に存在する空気は、吸気孔を通じて、外部に排出される。外容器を減容変形させた後に蓋部材を容器本体に対して閉位置まで移動させると、吸気孔の外部に対する連通が遮断されるため、吸気孔を通じて、外容器と内容器との間に外気の導入を規制する。
このように、外容器の減容変形させることで、二重容器を嵩張ることなく廃棄でき、処理コストや廃棄作業の作業効率を向上させることができる。
この場合では、キャップ本体に空気弁によって開閉される外気導入孔とは別に形成された排気孔が蓋部材の移動に伴って外部に対して連通、遮断されるので、例えば空気弁による外気導入孔のシール性を阻害するなど、内容物を吐出孔から吐出させる通常使用時に影響を及ぼすことなく、上述の作用効果を奏することができる。
ここで、容器本体4及び吐出キャップ5は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置する状態で配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oと称し、図1において容器軸Oに沿って容器本体4の底部から吐出キャップ5に向かう方向を上方、その逆方向を下方とする。また、容器軸Oから見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向、容器軸O回りに周回する方向を周方向とする。さらに、径方向のうち図1における左側を前方、その逆方向を後方とする。
ブロー成形としては、例えば押出成形などによって二重(内外)に組み合わされた積層パリソンを形成し、この積層パリソンをブロー成形することで容器本体4を形成しても良い(押出ブロー成形)。また、射出成形などによって外容器用のプリフォーム、及び内容器用のプリフォームを形成し、これらを二重(内外)に組み合わせた後、二軸延伸ブロー成形することで容器本体4を形成しても構わない。
なお、外容器用のプリフォームを先に二軸延伸ブロー成形して外容器3を形成した後、内容器用のプリフォームを内部に配置し、その後、内容器用のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することで容器本体4を形成しても構わない。
外容器3の口部3Aは、上側に位置する円筒状の上筒部11と、上筒部11の下端に連設され、内径及び外径が上筒部11よりも拡径された円筒状の下筒部12と、を有する。上筒部11及び下筒部12は、容器軸Oと同軸に配設されている。
内容器2の口部2Aの上端部には、径方向外側に突出する平面視で円環状の折返部13が形成されており、この折返部13は、外容器3の口部3Aの上端開口縁を上方側から塞いでいる。
ベース部31は、容器本体4の口部4Aの上端開口部上に位置する有頂円筒状の中央部41と、中央部41の下端から径方向外側に向けて延在する平面視で円環状の環状外周部42と、を有する。
環状外周部42には、径方向に間隔をあけて円筒状の第1及び第2立上筒部43、44が上方に向けて立設されている。
第1立上筒部43は、環状外周部42の外周縁に形成されており、第1立上筒部43には、第1立上筒部43を径方向に貫通しかつ下方に向けて開口する複数の第2通気溝部43Aが周方向に間隔をあけて形成されている。なお、第2通気溝部43Aは、少なくとも1つ形成されていればよい。
第2立上筒部44は、第1立上筒部43よりも径方向内側に形成されており、中央部41の周壁部を径方向外側から囲んでいる。
さらに、環状外周部42には、容器本体4の口部4A内に嵌合され、下方に向けて延在する円筒状のシール筒部45が設けられている。
天板部51のうち容器軸Oに対して前方にずらした位置には、天板部51を上下方向に貫通する吐出孔51Aが形成されている。また、天板部51のうち吐出孔51Aの開口周縁部には、円筒状の吐出筒部53が上方に向けて立設されている。吐出筒部53の内径及び外径は、上方に向かうにしたがって漸次拡径している。
また、天板部51のうち吐出孔51Aの開口周縁部には、円筒状の規制筒部54が下方に向けて突設されている。規制筒部54は、容器本体4を口部4Aが下方を向く吐出姿勢にした状態で内容物を吐出させるときに後述する連絡空間S内に残留する残留空気が容器本体4を正立姿勢に戻したときに天板部51の下面を伝って吐出孔51Aに到達することを規制する。
また、天板部51のうち外気導入孔51Bよりも径方向内側には、径方向で間隔をあけて第1及び第2垂下筒部55、56が下方に向けて突設されている。
上側部分57の上端部には、上側部分57を径方向で貫通する排気孔57Aが形成されている。上側部分57のうち排気孔57Aよりも下側の部分は、内径が同等でありかつ外径が拡径された肩部57Bとなっている。さらに、上側部分57の下端部の外周面には、雄ネジ部57Cが形成されている。雄ネジ部57Cには、周方向で間隔をあけて複数の第3通気溝部57Dが形成されている。なお、第3通気溝部57Dは、少なくとも1つ形成されていればよい。
下側部分58の下端部は、口部4Aの下筒部12の外周面に気密に外嵌されている。これにより、吸気孔11Aが装着筒22の外筒部52の下方から二重容器1の外部と連通することが防止される。
区画筒部61は、中栓体21と装着筒22との間の空間を区画筒部61よりも径方向内側に位置して吐出孔51Aに連通する連絡空間Sと、区画筒部61よりも径方向外側に位置して外気導入孔51Bに連通する外側通路と、に区画する。区画筒部61の下端部は、中央部41の周壁部と第2立上筒部44との間に配設されており、区画筒部61の上端部は、天板部51の第1及び第2垂下筒部55、56間に配設されている。
なお、弾性アーム64の数は3つに限定されるものではない。また、吐出弁23は、外容器3のスクイズ変形時に流通孔41Aを開放させることができればよく、三点弁以外の他の構成を有してもよい。
キャップ本体71は、円筒状の上側筒部74と、上側筒部74に連設され、内径が上側筒部74よりも拡径されかつ外径が同等である円筒状の下側筒部75と、を有する。これら上側筒部74及び下側筒部75は、容器軸Oと同軸に配設されている。
下側筒部75の内周面には、外筒部52に形成された雄ネジ部57Cと螺合する雌ネジ部75Aが形成されている。
天壁部76のうち容器軸Oよりも前方にずらした位置には、下方に向けて突出する円筒状のシール筒部78が設けられている。シール筒部78は、吐出筒部53の内側に上方から挿入されている。
筒壁部77の後側部分の下端は、ヒンジ72を介してキャップ本体71の後側部分の上端に連結されている。また、筒壁部77の前側部分の上端部には、操作突片77Aが径方向外側に向けて突設されている。
まず、内容物を吐出させる場合には、蓋体73の操作突片77Aを操作し、蓋体73をヒンジ72回りに回動させて吐出孔51Aを開放させる。吐出孔51Aを開放させた後、例えば容器本体4を傾倒または上下反転させた吐出姿勢とした状態で、外容器3の上記胴部を径方向内側にスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器2は、外容器3と共に径方向内側に変形して減容し、内容器2の内圧は、上昇する。ここで、容器本体4の傾倒または上下反転に伴って、弁体部33は、収容筒部32内を上方へ移動する。弁体部33の上方への移動は、規制突部32Bによって規制される。
また、容器本体4のスクイズ変形の停止または解除により、外容器3が復元変形し始めるので、外容器3と内容器2との間には、負圧が生じる。この負圧によって、空気弁63の先端部は、装着筒22の天板部51の下面から離間し、外気導入孔51Bを開放させる。これにより、外気は、外気導入孔51B、第2通気溝部43A、第1通気溝部11C及び吸気孔11Aを通じて、外容器3と内容器2との間に流入する。その結果、外容器3が復元変形しても、内容器2を外容器3の内面から離間させ、内容器2を減容変形させたままの状態となる。
なお、弁体部33は、その自重だけではなく内容器2の復元力によって生じる内容器2内の負圧化によっても、縮径部32Aに向けて下方移動して縮径部32Aに着座してもよい。
なお、内容器2の内圧上昇を利用して、弁体部33を規制突部32B側へ上方移動させることも可能であるため、内容物を吐出させる際に必ずしも容器本体4を傾倒または上下反転させる必要はない。
ここで、外気導入孔51Bとは別に形成された排気孔57Aが蓋部材24の回転移動に伴って外部に対して連通、遮断されるので、例えば空気弁63による外気導入孔51Bのシール性を阻害するなど、内容物を吐出孔51Aから吐出させる通常使用時に影響を及ぼすことを回避できる。
吐出キャップ101は、有頂円筒状の装着筒102と、装着筒102に装着された有頂円筒状の蓋部材103と、装着筒102と蓋部材103との間に配設された円筒状の吐出弁23と、を有する。これら装着筒102、蓋部材103及び吐出弁23は、容器軸O’と同軸に配設されている。
ベース部111は、第1立上筒部113の形状が第1実施形態にかかる第1立上筒部43と異なり、第1立上筒部113の下端部には、第1立上筒部113を貫通しかつ径方向内側及び下方双方に向けて開口する通気孔113Aが形成されている。
キャップ本体121は、平面視で円形板状の天板部51と、天板部51の外周縁から下方に向けて延在する円筒状の外周筒部122と、を有する。
天板部51の外周縁よりも径方向内側には、第1立上筒部113を径方向外側から囲む第3垂下筒部123が下方に向けて突設されている。
第1実施形態と同様に、容器本体4のスクイズ変形を停止または解除させて内容器2の内圧が低下すると、空気弁63の先端部は、キャップ本体121の天板部51の下面から離間し、外気導入孔51Bを開放させる。これにより、外気は、外気導入孔51B、通気孔113A、第1通気溝部11C及び吸気孔11Aを通じて、外容器3と内容器2との間に流入する。外容器3と内容器2との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁63が復元変形し、外気導入孔51Bと外部とを遮断する。その結果、外容器3が復元変形しても、内容器2を外容器3の内面から離間させ、内容器2を減容変形させたままの状態となる。
外容器3と内容器2との間の空気の排気後、蓋部材103を装着筒102に対して閉位置まで回転させて外気導入孔51Bの外部に対する連通を遮断することにより、外容器3は、減容変形した状態で維持される。
ここで、空気弁63によって開閉される外気導入孔51Bを介して、吸気孔11Aが蓋部材103の回転移動に伴って外部に対して連通、遮断されており、内容物を吐出させるときに減容変形した外容器3を復元変形させる際と、外容器3と内容器2との間の空気を排気させる際と、で空気の流路を共通させている。これにより、第1実施形態にかかる二重容器1と比較して二重容器100の構成を簡略化できる。
また、本実施形態にかかる二重容器100によれば、部品点数を従来の二重容器から増大させることなく形成することができる。
外容器202の口部202Aは、上側に位置する円筒状の上筒部211と、上筒部211の下端に連設されて、内径及び外径が上筒部211よりも拡径された円筒状の下筒部212と、を有する。
上筒部211には、上筒部211を径方向に貫通する吸気孔211Aが形成されている。さらに、上筒部211のうち吸気孔211Aよりも上方に位置する部分には、雄ネジ部211Bが全周にわたって形成されている。上下方向に延在する複数の第1通気溝部211Cが周方向に間隔をあけて形成されており、外容器202と内容器201との間には、この第1通気溝部211C及び吸気孔211Aを通して外気が導入可能となる。なお、第1通気溝部11Cは、少なくとも1つ形成されていればよい。
装着筒221は、容器本体203の口部203Aの上端開口部上に配置された平面視で円形のベース部231と、ベース部231の外周縁から下方に向けて延在する円筒状の外筒部232と、ベース部231から下方に向けて延在する円筒状の収容筒部233と、収容筒部233内に収容された球状の弁体部234と、を有する。これらベース部231及び外筒部232は、容器軸O”と同軸に配設されている。
中央部241の中心部分には、内容物を流通させる流通孔241Aが形成されている。
環状外周部242には、径方向に間隔をあけて円筒状の第1及び第2立上筒部243、244が上方に向けて突設されている。
第2立上筒部244は、第1立上筒部243よりも径方向内側に形成されており、中央部241の周壁部を径方向外側から囲んでいる。
中間部分246の外周面には、図8に示すように、蓋部材222の後述するキャップ本体251が容器軸O”回りに回転自在に装着される装着突部246Aが径方向外側に向けて突設されている。
下側部分247の内周面には、雄ネジ部211Bと螺合する雌ネジ部247Aが形成されている。また、下側部分247の外周面には、図11に示すように、蓋部材222が装着筒221に対して、吸気孔211Aを外部に対して開放させる開位置と吸気孔211Aの外部に対する連通が遮断された閉位置との何れかに位置しているかを表示するための第1表示部247Bが設けられている。
キャップ本体251は、平面視で円形板状の天板部261と、天板部261の外周縁から下方に向けて延在する円筒状の筒壁部262と、を有する。これら天板部261及び筒壁部262は、容器軸O”と同軸に配設されている。
天板部261は、中央部分がこの中央部分から径方向外側に延在する外周部分よりも上方に位置するように段差をつけて形成されている。そして、上記中央部分と上記外周部分との間の接続部分には、この接続部分を上下方向に貫通する外気導入孔261Bが形成されている。外気導入孔261Bは、平面視で例えば上記接続部分に沿う円弧状をなしている。
また、天板部261のうち外気導入孔261Bよりも径方向内側には、径方向で間隔をあけて第1及び第2垂下筒部264、265が下方に向けて突設されている。
上側筒部266の内周面は、第1立上筒部243の外周面に対して容器軸O”回りで回転可能に摺接している。そして、上側部分266の内周面には、図8から図11に示すように、径方向外側に向けて陥没し、第1及び第2通気溝部243A、243Bと周方向で位置合わせされた複数の第3通気溝部266Aが周方向に間隔をあけて形成されている。そのため、第1及び第2通気溝部243A、243Bは、第3通気溝部266Aを通して連通している。なお、第3通気溝部266Aは、第1及び第2通気溝部243A、243Bと同様に、少なくとも1つ形成されていればよい。
さらに、下側部分267の下端部の内周面には、図8に示すように、径方向外側に向けて陥没し、中間部分246に対してアンダーカット嵌合によりキャップ本体251を外筒部232に装着させる装着溝部267Dが形成されている。
天壁部271のうち容器軸O”よりも前方にずらした位置には、下方に向けて突出する円筒状のシール筒部273が設けられている。シール筒部273は、吐出筒部263の内側に上方から挿入されている。
筒壁部272の後側部分の下端は、ヒンジ252を介してキャップ本体251の後側部分の上端に連結されている。また、筒壁部272の前側部分の上端部には、操作突片272Aが径方向外側に向けて突設されている。
区画筒部281は、装着筒221のベース部231とキャップ本体251との間の空間を区画筒部281よりも径方向内側に位置して吐出孔261Aに連通する連絡空間Sと、区画筒部281よりも径方向内側に位置して外気導入孔261Bに連通する外側通路と、に区画する。区画筒部281の下端部は、中央部241の周壁部と第2立上筒部244との間に配設されており、区画筒部281の上端部は、天板部261の第1及び第2垂下筒部264、265間に配設されている。
なお、弾性アーム283の数は3つに限定されるものではなく、吐出弁223としては、外容器202のスクイズ変形時に第1通気溝部243Aを開放させることができればよく、他の構成を有してもよい。
まず、内容物を吐出させる場合には、蓋体253をヒンジ252回りに回動させて吐出孔261Aを開放させた後、例えば容器本体203を傾倒または上下反転させた状態で、外容器202の上記胴部を径方向内側にスクイズ変形(弾性変形)させる。
外容器202のスクイズ変形によって内容器201の内圧が上昇すると、流通孔241Aが開放され、内容器201内に収容された内容物は、流通孔241A及び吐出孔261Aを通じて、吐出筒部263の先端から外部に吐出される。この際、吸気孔211Aから第1通気溝部243A、第3通気溝部266A及び第2通気溝部243Bを通して外気導入孔261Bへ向かう流通抵抗によって、外容器202と内容器201との間の空気が外部に排気されることが抑えられる。
また、本実施形態にかかる二重容器200によれば、部品点数を従来の二重容器から増大させることなく形成することができる。
例えば、二重容器として、内容器が外容器の内面に剥離可能に積層された積層剥離型容器としたが、これに限定されるものではなく、内容器と外容器との間に隙間が確保された二重容器としても構わない。ただし、積層剥離型容器とした場合には、汎用性を高めることができるので好ましい。
蓋部材は、容器本体に対して容器軸回りに回転移動することによって開位置と閉位置との間で移動しているが、例えば第1及び第2実施形態では蓋部材を装着筒に対して回転移動を伴わずに上下方向に移動させることによって開位置と閉位置との間で移動自在に構成するなど、他の態様で開位置と閉位置との間で移動自在とされてもよい。
収容筒部及び弁体部によってサックバック効果を得ているが、収容筒部及び弁体部が設けられていなくてもよい。
蓋体は、キャップ本体にヒンジ接続されているが、キャップ本体に対して装着可能であれば、ヒンジ接続されていなくてもよい。
Claims (2)
- 内容物が収容されると共に前記内容物の減少に伴って減容変形する内容器、及び、前記内容器が内装される外容器を備える容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、かつ前記内容物の吐出孔が形成された吐出キャップと、
を備え、
前記吐出キャップが、前記吐出孔と前記容器本体内との連通、遮断を切り替える吐出弁と、前記吐出孔を開閉する蓋部材と、を備える二重容器であって、
前記外容器には、前記内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成され、
前記蓋部材が、前記吸気孔を通して前記内容器と前記外容器との間の空気を外部に排気可能な開位置と、前記吸気孔を通した前記内容器と前記外容器との間の空気を外部に排気不能とする閉位置と、の間で、前記容器本体に対して移動自在に配設されていることを特徴とする二重容器。 - 前記吐出キャップが、前記外部と前記吸気孔とを連通可能な外気導入孔が形成されたキャップ本体と、前記キャップ本体の内側に配設され、前記外気導入孔を開閉する空気弁と、を有し、
前記キャップ本体には、前記吸気孔と連通しかつ前記空気弁により前記外気導入孔との連通が遮断された排気孔が形成され、
前記排気孔が、前記蓋部材が前記開位置にあるときに外部と連通し、前記蓋部材が前記閉位置にあるときに外部との連通を遮断されることを特徴とする請求項1に記載の二重容器。
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