JP6530824B2 - 内燃機関用、特に自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャ - Google Patents

内燃機関用、特に自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャ Download PDF

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Description

本発明は、特許請求の範囲における請求項1のプリアンブルに記載の、内燃機関用、特に、例えば、乗用車のような自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャに関する。
内燃機関用、特に自動車の内燃機関用のそのような排気ガスターボチャージャは、例えば、特許文献1から既に公知であると見なすことができる。排気ガスターボチャージャは、ロータを支承するために軸受ハウジングを含む。そのようなロータは、通常はシャフトと、例えば、タービンホイール及び/又はコンプレッサホイールのような少なくとも1つのインペラと、を備え、シャフトは、インペラと回転不能に接続されている。排気ガスターボチャージャの完成状態では、ロータは、通常はシャフトを介して軸受ハウジングに支承され、その際、回転軸周りに軸受ハウジングに対して回転可能である。
タービンホイールは、内燃機関の排気ガスにより駆動可能である。タービンホイール及びコンプレッサホイールは、シャフトと回転不能に接続されているため、コンプレッサホイールは、シャフトを介してタービンホイールにより駆動できる。コンプレッサホイールは、空気を圧縮するために使用され、その結果、排気ガス中に含まれるエネルギは、空気の圧縮のために利用できる。その際、軸受ハウジングは、ロータ用の少なくとも1つの貫通開口部を備える。言い換えると、ロータは、排気ガスターボチャージャの完成状態で軸受ハウジングの貫通開口部を貫通している。
排気ガスターボチャージャは、軸受ハウジングと接続された少なくとも1つのハウジングカバーを更に含み、そのハウジングカバーを使用して、貫通開口部は、排気ガスターボチャージャの軸方向で少なくとも部分的に覆われている、つまり閉鎖されている。排気ガスターボチャージャの軸方向は、ロータの軸方向と一致し、ロータの回転軸の方向に延びる。特許文献1では、貫通開口部及びハウジングカバーが、コンプレッサホイールの側に、すなわち、コンプレッサ側に配置されている。
ハウジングカバーが斜めにずらされる、かつ/又はわずかな非対称の力、特に押付け力により軸受ハウジングに取り付けられるというリスクが生じるため、ハウジングカバーの取付には手間がかかることが明らかとなった。斜めずれしないハウジングカバーの正確な取付は、過剰な漏れ、例えば、潤滑油の漏れ、及び排気ガスターボチャージャの過剰なブローバイを回避するために、やはり重要である。
独国特許第11 2011 103 096 T5号明細書
したがって、本発明の課題は、冒頭に記載の種類の排気ガスターボチャージャを、ハウジングカバーが特に容易な方法で取付可能であり、過剰な漏れ及び過剰なブローバイを回避できるように更に発展させることである。
本課題は、特許請求の範囲における請求項1の特徴を有する排気ガスターボチャージャにより解決される。目的にかなった本発明の発展形態を伴う有利な態様は、従属請求項に提示される。
特許請求の範囲における請求項1のプリアンブルで提示された種類の排気ガスターボチャージャを、ハウジングカバーの特に容易かつ正確な取付が実現でき、過剰な漏れ及び排気ガスターボチャージャの過剰なブローバイを回避できるように更に開発するために、本発明により、雄ねじ山が備えられたちょうど1つのねじ山部材を使用してハウジングカバーが軸受ハウジングと接続されており、そのねじ山部材は、その雄ねじ山及び軸受ハウジングの対応する雌ねじ山を介して軸受ハウジングにねじ締めされていることが提供されている。本発明の背景技術は、従来の排気ガスターボチャージャでは通常、ハウジングカバーがそれぞれの止め輪により軸受ハウジングに固定されることである。そのような止め輪の使用により、ハウジングカバーの取付は、複雑になっている。なぜならば、ハウジングカバーを軸受ハウジングで保持する押付け力及びハウジングカバーに及ぼされる止め輪の押付け力が通常は非常に不正確かつ非対称であるというリスクが生じるためである。これは、ハウジングカバーの斜めずれをもたらし、それに起因して場合により、漏れ、特に潤滑油の漏れ、及び排気ガスターボチャージャのブローバイという結果を生じる恐れがある。これは、排気ガスターボチャージャの運転においてロータの不安定性をもたらす。その上極端な場合には、全く押付けないハウジングカバーの取付は、従来の排気ガスターボチャージャでは、特に、止め輪が組立誤差に基づいてそれに対応する切り欠き部に不正確にはまり込んでいるときに起こる可能性があることが明らかとなっている。そのような誤差の大きい組立が生じるリスクは、特に、徹底的な、つまり時間と費用をかけた組立の監視が実現していない場合に高い。
本発明による排気ガスターボチャージャではそれとは反対に、ハウジングカバー自体が、あるいはねじ山部材が、特に簡便な、つまり時間と費用を節約する方法で軸受ハウジングに固定できるため、ハウジングカバーの取付は、特に簡便な、したがって時間と費用を節約する方法で実現できる。更に、ねじ山部材及びハウジングカバーが斜めにずらされる、つまり誤差が大きく取り付けられるリスクを特に低く保つことができ、その結果、取付を監視するための時間と費用をつぎ込む監視措置を回避できる。ちょうど1つのねじ山部材を使用してハウジングカバーを固定することにより、ハウジングカバーは、更に特に正確に取り付けることができる。これは、ねじ山部材を使用して、力、特に接触圧を作用させることができ、その接触圧を使用して、ハウジングカバーは、軸受ハウジングに固定可能、あるいは固定されており、この接触圧は、少なくとも実質的に対称的に作用することであると理解されたい。それにより、過剰な漏れ及び過剰なブローバイは、回避できる。
上述したブローバイとは、特に軸受ハウジングとハウジングカバーとの間を通過する所望しない気体流であり、漏れ流れであるそのような所望しない気体流は、特に、ハウジングカバーが非対称に取り付けられ、その際、斜めにずれている場合に生じる恐れがあることを理解されたい。そのような非対称の取付及びハウジングカバーの斜めずれのリスクは、本発明による排気ガスターボチャージャでは特に低く保つことができ、その結果、漏れ及びブローバイのリスクもまた低く保つことができる。
本発明による排気ガスターボチャージャでは、ハウジングカバーは、コンプレッサホイールの側に、つまりコンプレッサ側に配置できる。したがって、漏れ及びブローバイにより過剰量のオイル、詳しく言えばロータの潤滑用の潤滑油が排気ガスターボチャージャのコンプレッサに到達すること、つまりコンプレッサを使用して圧縮されることとなる空気に到達することを回避できる。更に、ハウジングカバーがロータのタービンホイールの側に、つまりタービン側に配置されていることが可能である。それにより、過剰量の潤滑油が内燃機関の排気ガスにより駆動可能な排気ガスターボチャージャのタービンに到達する恐れを回避できる。
ハウジングカバーの特に簡便な組立を実現し、過剰の漏れ及び過剰のブローバイを回避するために、本発明の有利な実施形態では、ねじ山部材がハウジングカバーと一体成型で形成されている。言い換えると、雄ねじ山あるいはねじ山部材は、ハウジングカバー自体により形成されている。これは、雄ねじ山がハウジングカバー内に一体化されていることを意味し、その結果、ハウジングカバー自体は、軸受ハウジングとその雌ねじ山を介してねじ締めできる、あるいはねじ締めされている。それにより、ハウジングカバーの特に正確及び/又は対称的な、あるいは均等な軸受ハウジングへの固定が実現でき、その結果、ハウジングカバーの斜めずれが回避される。
更なる実施形態は、ねじ山部材及びハウジングカバーが互いに別個に形成された部品として形成されていることを特徴とする。これは、ねじ山部材及びハウジングカバーが、例えば、一体成型で一緒に形成されているのではなく、その代わりにそれぞれ、それ自体別個の単一部品であることと理解されたい。その際、ねじ山部材は、軸受ハウジングにハウジングカバーを保持しながら、軸方向で少なくとも間接的にハウジングカバーで支持されている。その場合、ねじ山部材は、例えば、雄ねじ山及び雌ねじ山を介した軸受ハウジングとのねじ山部材のねじ締めにより、軸方向でハウジングカバーを仲介して軸受ハウジングに対して固定されており、ハウジングカバーは、軸方向で軸受ハウジングとねじ山部材との間に配置されている。ハウジングカバーは、例えば、軸方向で一方では少なくとも間接的に軸受ハウジングで支持され、軸方向で他方では少なくとも間接的にねじ山部材で支持されており、その結果、ハウジングカバーは、ねじ山部材を使用して軸方向で軸受ハウジングに対して圧縮されている、あるいは圧迫されている。それによりねじ山部材を使用して、特に均等及び/又は対称的な、ハウジングカバーに作用する圧縮力を実現でき、その圧縮力を使用して、ハウジングカバーは、軸受ハウジングに対して均等に固定されている。それにより、所望しない漏れ及び所望しないブローバイのリスクは、特に低く保つことができる。同時に、ハウジングカバー及びねじ山部材の特に容易な取付は、実現できる。
更なる実施形態は、ハウジングカバーが少なくとも部分的にねじ山部材内に収容されていることを特徴とする。その特徴とは特に、ハウジングカバーが排気ガスターボチャージャの半径方向で外側に向かって少なくとも部分的にねじ山部材により覆われていることであると理解されたい。第一にそれにより、排気ガスターボチャージャの設置空間要求は、特に軸方向で、特に少なく保つことができる。次に、特に良好な封止性が実現でき、その結果、所望しない漏れ及び所望しないブローバイのリスクを、特に低く保つことができる。
本発明の特に有利な実施形態では、ねじ山部材は、ハウジングカバーよりも大きな外径を有し、それにより、斜めずれのリクスを、特に低く保つことができる。したがって、ねじ山部材は、ハウジングカバーの対応する、例えば、貫通開口部として形成されたねじ開口部を通して挿入されるねじとして形成されているのではなく、例えば、特に少なくとも実質的にリング形状のハウジングカバーとして形成されており、そのねじ山部材を使用して、ハウジングカバーは、軸受ハウジングにハウジングカバーを保持しながら、特に大きな直径で、また特にハウジングカバーの周辺方向で完全に取り囲んで力、特に圧縮力を付与できる、あるいはその圧縮力を使用して、軸受ハウジングに保持される。この有利な力付与により、ハウジングカバーの斜めずれは、ハウジングカバーの組立時に回避できる。
漏れ及びブローバイのリスクを特に低く保つために、軸受ハウジングで回転軸周りに軸受ハウジングに対して回転可能に支承されたロータの少なくとも1つのインペラが設けられている。このインペラは、上述のタービンホイール又はコンプレッサホイールである。インペラは、少なくとも1つの平坦なホイール後部領域を伴う軸受ハウジングに対向するホイール後部を備える。平坦なホイール後部領域とは、ホイール後部領域が、例えば、少なくとも実質的に軸方向あるいは回転軸方向に対して垂直に延びている、言い換えると、少なくとも実質的に軸方向に対して垂直に、つまり回転軸に対して垂直に延在する平面に配置されていることと理解されたい。その際、ホイール後部領域は、ハウジングカバー及び/又はねじ山部材の、平坦なホイール後部領域から軸方向に離れて隆起した領域を備えた少なくとも部分的な重複部に配置されている。これは、ハウジングカバーの、平坦なホイール後部領域から軸方向に離れて隆起した領域が軸方向で外側に向かってインペラのホイール後部の平坦なホイール後部領域により覆われていることを意味する。少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域と、ホイール後部領域と比べて凸状のハウジングカバーの領域との組み合わせにより、有利な間隔をホイール後部あるいはホイール後部ジオメトリとハウジングカバーあるいはねじ山カバーとの間に作り出すことができ、それにより、漏れ、特にオイル漏れ、及びブローバイを、特に低く保つことができる。
本発明の更なる実施形態では、排気ガスターボチャージャの特に有利な封止性を作り出すために、ハウジングカバーが、軸受ハウジングに対するハウジングカバーの封止のための封止部材用の少なくとも1つの収容部を備える。封止部材は、例えば、リング、特にOリングであり、封止部材は、好適には、ゴムから形成されている。その際、収容部は、例えば、封止部材を少なくとも部分的に収容する切り欠き部である。したがって、封止部材は、特に確実にハウジングカバーに保持されており、その結果、ハウジングカバーは、封止部材を使用して特に良好に軸受ハウジングに対して封止できる。
本発明の更なる実施形態では、排気ガスターボチャージャの特に容易な取付及び特に有利な封止を実現するために、ねじ山部材の雄ねじ山が収容部よりも大きな外径で配置されている。言い換えると、雄ねじ山は、排気ガスターボチャージャの半径方向で収容部よりも更に外側に配置されている。
最終的に、少なくとも1つのアキシャル軸受がロータの軸方向支承のために設けられ、そのアキシャル軸受がねじ山部材を使用して軸受ハウジングに保持されているとき、特に有利であることが明らかとなった。それにより、排気ガスターボチャージャの特に容易な取付が実現できる。なぜならば、ねじ山部材は、ハウジングカバーの軸受ハウジングでの保持のためだけではなく、アキシャル軸受の保持、特に固定のために利用されるからである。
本発明には、本発明による少なくとも1つの排気ガスターボチャージャを備えた、特に自動車用の内燃機関もまた含まれる。本発明による排気ガスターボチャージャの有利な態様は、本発明による内燃機関の有利な態様と見なされ、かつその逆も同様に見なされる。
本発明のその他の利点、特徴、及び詳細は、図面を参照した好適な実施形態の以下の説明により明らかになる。前述の説明で記載した特徴、及び特徴の組み合わせ、及び以下の図の説明で記載し、及び/又は図面のみで示す特徴、及び特徴の組み合わせは、本発明の範囲を逸脱せずに、それぞれ示す組み合わせだけではなく、他の組み合わせで、又は単独でもまた使用してもよい。
排気ガスターボチャージャの縦方向概略部分断面図であり、は、ハウジングカバーと一体成型で形成されている、ちょうど1つのねじ山部材を使用してハウジングカバーが軸受ハウジングと接続されている、第1の実施形態に係る内燃機関用の排気ガスターボチャージャの縦方向概略部分断面図である。 第1の実施形態に係る排気ガスターボチャージャの前面概略部分図である。 ハウジングカバー及びねじ山部材が互いに別個に形成された単一部品として形成されている、第2の実施形態に係る排気ガスターボチャージャの縦方向概略部分断面図である。 第2の実施形態に係る排気ガスターボチャージャの前面概略部分図である。
図面において、同じ又は機能的に同じ要素は、同じ参照符号が付されている。
図1は、例えば、第1の実施形態に係る、乗用車などの特に自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャの縦方向概略部分断面図を示す。内燃機関は、例えば、往復動内燃機関として形成され、自動車の駆動に用いられる。内燃機関は、空気により貫流可能な少なくとも1つの吸気導管を備える。内燃機関の運転中、内燃機関は、空気を周囲から吸気導管を通して吸引し、その吸気導管を使用して、空気が、特に内燃機関のシリンダの形状の少なくとも1つの燃焼室に向かってかつ中へ誘導される。空気及び燃料、特に液体燃料は、シリンダに添加され、これに由来して、燃料空気混合物がシリンダ(燃焼室)内で生じる。燃料空気混合物は、点火かつ燃焼され、それにより排気ガスの生成を伴う。その際、内燃機関は、排気ガスにより貫流可能な排気導管を更に含み、その排気導管を使用して、排気ガスがシリンダから導出される。
その際、排気ガスターボチャージャは、図1では認められないタービンを含み、そのタービンは、タービンハウジング及びタービンホイールの形状の第1のインペラを含む。タービン、すなわちタービンハウジング及びタービンホイールは、排気導管内に配置されており、その結果、タービン、詳しく言えばタービンホイールは、排気ガスにより駆動可能である。
タービンホイールあるいは第1のインペラは、全体で符号10にて示された排気ガスターボチャージャのロータの構成部品である。ロータ10は、タービンホイールを回転不能に接続しているシャフト12を含む。更に、ロータ10は、排気ガスターボチャージャのコンプレッサのコンプレッサホイール14の形状の第2のインペラを含む。コンプレッサは、コンプレッサホイール14(第2のインペラ)が配置されているコンプレッサハウジング(図1に図示せず)を更に含む。コンプレッサホイール14は、同様にシャフト12と回転不能に接続され、その結果、コンプレッサホイール14は、シャフト12を介してタービンホイールにより駆動できる。コンプレッサ、すなわちコンプレッサハウジング及びコンプレッサホイール14は、吸気導管内に配置されており、その結果、吸気導管を貫流する空気を、コンプレッサを使用して、特にコンプレッサホイール14を使用して、圧縮できる。そのために、コンプレッサホイール14は、タービンホイールにより駆動され、その結果、排気ガス中に含まれるエネルギは、空気の圧縮のために利用できる。タービンホイール及びコンプレッサホイール14、つまりロータ10は、全体として、回転軸周りにタービンハウジング及びコンプレッサハウジングに対して回転可能である。
排気ガスターボチャージャは、コンプレッサハウジング及びタービンハウジングを接続している軸受ハウジング16を更に含む。軸受ハウジング16にあるロータ10は、軸受ハウジング16に対して回転軸周りに回転可能に支承されている。ロータ10は、例えば、軸受装置を介して軸受ハウジング16で回転可能に支承されており、軸受装置を使用して半径方向かつ軸方向に軸受ハウジング16で支承されている。
図1から、軸受ハウジング16がコンプレッサあるいはコンプレッサホイール14の側、つまりコンプレッサ側にロータ10用の貫通開口部18を備えることが認められる。これは、図1から認められるように、ロータ10及び特にシャフト12が貫通開口部18を貫通していることを意味する。
排気ガスターボチャージャは、コンプレッサ側で軸受ハウジング16と接続されたハウジングカバー20を更に含み、そのハウジングカバーを使用して、貫通開口部18は、排気ガスターボチャージャの軸方向で少なくとも部分的に、本明細書では少なくとも大部分が閉鎖されている。排気ガスターボチャージャの軸方向は、ロータ10の軸方向と一致し、回転軸に対して平行の軸方向に延びる。
コンプレッサ側の貫通開口部18及びコンプレッサ側のハウジングカバー20に関する上述かつ後述の実施形態は、タービンの側にも更に突出することなく可能であり、その結果、排気ガスターボチャージャは、例えば、代替的又は追加的に、タービンの側、つまりタービン側に配置された貫通開口部及びそれに対応するタービン側のハウジングカバーを備える。
ハウジングカバー20自体は、貫通開口部22を同様に備え、その貫通開口部内に、封止ブッシュ24が少なくとも部分的に収容されている。封止ブッシュ24は、貫通開口部22に少なくとも部分的に、本実施形態では完全に貫通し、例えば、シャフト12と回転可能に接続され、その際、シャフト12上に配置されている。封止ブッシュ24は、切り欠き部26の形状の外周側収容部を備え、その切り欠き部内に、特に放射状シャフト封止リングの形状のそれぞれの封止部材を収容可能である。切り欠き部26内に収容可能な封止部材は、好適には、それぞれゴムから形成されており、その結果、封止ブッシュ24は、封止部材を使用して特に有利にハウジングカバー20に対して封止できる。それにより特に、半径方向で封止ブッシュ24とハウジングカバー20との間に形成された間隙は、封止部材を使用して封止できる。それにより、過剰量のオイル、詳しく言えば潤滑油、及び過剰量のブローバイがコンプレッサ内に、つまりコンプレッサを使用して圧縮されることとなる空気に到達する恐れを回避できる。上述の潤滑油は、ロータ10の潤滑、あるいはロータ10が軸受ハウジング16に回転可能に支承されているそれぞれの支承位置の潤滑用に特に用いられる。
上述のブローバイとは、潤滑油を含む恐れがある気体あるいは気体流と理解されたい。ブローバイは、防止されないときに封止ブッシュ24とハウジングカバー20との間及び/又はハウジングカバー20と軸受ハウジング16との間を通過する、つまりコンプレッサ内を所望しない方法で流れる恐れがある所望しない漏れ流れである。
ここで特に容易かつ正確な、時間と費用を節約するハウジングカバー20の組立を、過剰の漏れ及び過剰のブローバイを同時に回避して実現するために、排気ガスターボチャージャでは、ハウジングカバー20が雄ねじ山28を備えたちょうど1つのねじ山部材30を使用して軸受ハウジング16と接続され、そのねじ山部材30は、その雄ねじ山28及び軸受ハウジング16の対応する雌ねじ山32を介して軸受ハウジング16とねじ締めされている。言い換えると、ハウジングカバー20は、例えば、複数のねじを使用して又は止め輪を使用してではなく、ちょうど1つのねじ山部材30を使用して軸受ハウジング16で保持されている。
第1の実施形態では、ねじ山部材30は、ハウジングカバー20と一体成型で形成されている。これは、ねじ山部材30がハウジングカバー20により形成されていること、あるいは雄ねじ山28がハウジングカバー20に一体化されていること、つまりハウジングカバー20自体が雄ねじ山28を備えていることを意味し、雄ねじ山28は、ねじ山部材30あるいはハウジングカバー20を軸受ハウジング16とねじ締めしながら、対応する雌ねじ山32にねじ込まれている。
図1から、ハウジングカバー20及びねじ山部材30が軸方向で少なくとも部分的に、特に少なくとも大部分が、本実施形態では完全に対応する貫通開口部18に収容されていることが認識できる。雄ねじ山28が対応する雌ねじ山32にねじ込まれ、ねじ山部材30及びそれと共にハウジングカバー20が軸受ハウジング16に対して回転軸周りに回転される場合には、ねじ山部材30及びハウジングカバー20のこの回転は、雄ねじ山28及び雌ねじ山32により回転軸に沿ったねじ山部材30及びハウジングカバー20の並進運動に転換される。それにより、ねじ山部材30及び特にハウジングカバー20は、均等かつ対称的に軸受ハウジング16の方向へ動き、その結果、ハウジングカバー20は、軸方向で軸受ハウジング16に対して特に均等かつ対称的に支持でき、かつ固定できる。言い換えると、少なくとも実質的に対称的かつ均等にハウジングカバー20に作用する圧縮力が実現でき、その圧縮力を利用してハウジングカバー20が特に軸方向で軸受ハウジング16に対して保持されることが可能である。ハウジングカバー20の斜めずれ及び非対称な圧縮力は回避でき、その結果、漏れ、特に潤滑油漏れ、及びブローバイのリスクは、特に低く保つことができる。更に、ねじ山部材30がハウジングカバー20と一緒に取り付けられるため、特に容易な取付が実現できる。軸受ハウジング16にハウジングカバー20を固定するために多数のねじを使用することとは異なり、このねじは、斜めずれのリスクを回避するために同時に堅く締める必要があるが、ハウジングカバー20の斜めずれのリスクは、容易な取付を同時に実現して特に低く保つことができる。なぜならば、ちょうど1つのねじ山部材30のみをねじ締めする、あるいは堅く締める必要があるためである。
更に図1から、ハウジングカバー20、特にその外周側の外側面34が本実施形態では切り欠き部36の形状の少なくとも1つの収容部を備え、その切り欠き部内に本実施形態ではOリング38の形状の封止部材が少なくとも部分的に収容されている。Oリング38を使用して、ハウジングカバー20は、軸受ハウジング16に対して封止されており、その結果、漏れ及びブローバイのリスクを、特に低く保つことができる。言い換えると、本発明に係る第1の実施形態では、雄ねじ山28及び切り欠き部36、つまりOリング38をハウジングカバー20内に一体化することが提供されており、その結果、特に容易かつ時間と費用を節約する組立が実現可能であるだけではなく、部品数、したがって排気ガスターボチャージャの重量もまた特に低く保つことができる。更に図1から、雄ねじ山28が切り欠き部36よりも大きな外径で配置されていることが特に良好に認識できる。言い換えると、雄ねじ山28は、半径方向で切り欠き部36よりも更に外側に配置されている。
貫通開口部18は、段付き開口部として形成され、第1のストッパとして機能できるフランジ39を備える。ねじ山部材30及びハウジングカバー20は、外周側で段付きリングとして形成され、同様に第2のストッパとして機能するフランジ40を備える。ねじ山部材30及びハウジングカバー20は、フランジ40が軸方向で支持器具内でフランジ39と接触するまでの長さで軸受ハウジング16とねじ締めされる。この支持器具により、ねじ山部材30、つまりハウジングカバー20は、雄ねじ山28及び雌ねじ山32を使用して軸受ハウジング16に対して固定でき、したがって、軸受ハウジング16に固定できる、あるいは軸受ハウジング16と接続できる。更にそれにより、ハウジングカバー20がその外周側外側面34を介して半径方向で外側に向かって軸受ハウジング16で支持できるため、特に有利な封止が実現可能である。
図1から、コンプレッサホイール14が軸受ハウジング16及びねじ山部材30あるいはハウジングカバー20に対向するホイール後部42を備えることが更に認識できる。その際、ホイール後部42は、少なくとも1つの少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44を備える。言い換えると、ホイール後部領域44は、排気ガスターボチャージャの回転軸あるいは軸方向に対して少なくとも実質的に垂直に広がる平面に配置されている。その際、ホイール後部領域44は、図1に符号46にて示されたねじ山部材30あるいはハウジングカバー20の領域と少なくとも部分的に重複して配置されている。これは、領域46が軸方向で外側へと向かって少なくとも部分的に、少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44により覆われていることを意味する。その際、ねじ山部材30あるいはハウジングカバー20の領域46は、少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44から離れて隆起している。言い換えると、領域46は、ホイール後部領域44と比べて凸状に形成されている。それにより、コンプレッサホイール14、特にホイール後部領域44とねじ山部材30あるいはハウジングカバー20との間の特に有利な軸方向に延びる間隔を作り出すことができ、それにより、所望しないブローバイ及び所望しない漏れ、特にオイル漏れは、少なくとも少なく保つことができるか又は回避できる。なぜならば、その間隔により、コンプレッサホイール14とねじ山部材30あるいはハウジングカバー20との間の流れは、最適化できるからである。図2は、第1の実施形態に係る排気ガスターボチャージャを前面概略図で示す。
図3及び図4は、第2の実施形態に係る排気ガスターボチャージャを示し、図3では、排気ガスターボチャージャは、縦方向概略断面図で、図4では、前面概略図で見ることができる。
第2の実施形態は、特に、ハウジングカバー20がねじ山部材30と一体成形で形成されておらず、ねじ山部材30及びハウジングカバー20が互いに別個に形成された部品として、すなわち、それ自体が別個の、軸方向で少なくとも間接的に、本実施形態では直接相互に支持されている単一部品として形成されていることにより、第1の実施形態とは異なる。図3から、ハウジングカバー20の少なくとも部分領域が軸方向でねじ山部材30と軸受ハウジング16との間に配置されており、その結果、例えば、軸受ハウジング16とのねじ山部材30のねじ止めあるいはねじ込みにより、ハウジングカバー20は、軸方向で軸受ハウジング16に対して固定される。すなわち、ハウジングカバー20は、軸方向で一方では少なくとも間接的に、本実施形態では直接軸受ハウジング16で支持されており、ハウジングカバー20は、軸方向で他方では少なくとも間接的に、本実施形態では直接ねじ山部材30で支持されている。それにより、ハウジングカバー20は、ねじ山部材30が軸受ハウジング16とねじ締めされかつ堅く締められるとき、軸方向で軸受ハウジング16に対して押し付けられる。
図3から、ハウジングカバー20が少なくとも部分的にねじ山部材30内に収容されてており、その結果、ハウジングカバー20の少なくとも部分が半径方向で外側に向かってねじ山部材30により覆われていることが更に認識できる。図3から、ねじ山部材30もハウジングカバー20も、軸方向で外側に向かってそれぞれ少なくとも部分的に少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44により覆われているそれぞれの領域46を備えることが更に認識できる。その際、領域46は、第1の実施形態における領域46のように、少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44と比べて凸状に形成されている、すなわち、少なくとも実質的に平坦なホイール後部領域44から離れて隆起し、それにより、第1の実施形態と関連して説明された、ホイール後部42あるいはそのジオメトリとねじ山部材30あるいはハウジングカバー20との間の有利な間隔が作り出されている。
第2の実施形態ではしたがって、ねじ山部材30は、軸受ハウジング16と雄ねじ山28及び対応する雌ねじ山32を介してねじ締めされているねじ山カバーとして形成されている。このねじ山カバーを使用して、ハウジングカバー20は、軸受ハウジング16で保持されている。ハウジングカバー20とは別個に形成されたそのようなねじ山カバーの使用は、特に容易な取付の実現だけではなく同一部品原則の実現もまた可能にし、その結果、同一のねじ山カバーを使用して、異なるあるいは異なる大きさのハウジングカバーを排気ガスターボチャージャのそれぞれの軸受ハウジングに固定するために、同一の又は同じねじ山カバーは、異なる大きさのハウジングカバー20用に、すなわち、異なるハウジングカバーサイズ用に使用できる。
10 ロータ
12 シャフト
14 コンプレッサホイール
16 軸受ハウジング
18 貫通開口部
20 ハウジングカバー
22 貫通開口部
24 封止ブッシュ
26 切り欠き部
28 雄ねじ山
30 ねじ山部材
32 雌ねじ山
34 外周側外側面
36 切り欠き部
38 Oリング
39 フランジ
40 フランジ
42 ホイール後部
44 ホイール後部領域
46 領域

Claims (8)

  1. 内燃機関用、特に自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャであって、該排気ガスターボチャージャのロータ(10)用の少なくとも1つの貫通開口部(18)を備える軸受ハウジング(16)を該ロータ(10)の支承のために有すると共に、該軸受ハウジング(16)と接続された少なくとも1つのハウジングカバー(20)を有し、該ハウジングカバーを使用して、該貫通開口部(18)が、該排気ガスターボチャージャの軸方向で少なくとも部分的に閉鎖されている、排気ガスターボチャージャであって、
    前記ハウジングカバー(20)は、雄ねじ山(28)を備えるちょうど1つのねじ山部材(30)を使用して前記軸受ハウジング(16)と接続され、
    前記ねじ山部材(30)は、その雄ねじ山(28)及び前記軸受ハウジング(16)の対応する雌ねじ山(32)を介して該軸受ハウジング(16)にねじ締めされ、
    前記ねじ山部材(30)及び前記ハウジングカバー(20)は、互いに別個に形成された部品として形成されており、
    前記ねじ山部材(30)は、前記ハウジングカバー(20)を前記軸受ハウジング(16)で保持しながら軸方向で少なくとも間接的に該ハウジングカバー(20)で支持され
    前記ハウジングカバー(20)は、少なくとも部分的に前記ねじ山部材(30)内に収容されていることを特徴とする、排気ガスターボチャージャ。
  2. 前記ねじ山部材(30)は、前記ハウジングカバー(20)よりも大きな外径を有することを特徴とする、請求項1記載の排気ガスターボチャージャ。
  3. 内燃機関用、特に自動車の内燃機関用の排気ガスターボチャージャであって、該排気ガスターボチャージャのロータ(10)用の少なくとも1つの貫通開口部(18)を備える軸受ハウジング(16)を該ロータ(10)の支承のために有すると共に、該軸受ハウジング(16)と接続された少なくとも1つのハウジングカバー(20)を有し、該ハウジングカバーを使用して、該貫通開口部(18)が、該排気ガスターボチャージャの軸方向で少なくとも部分的に閉鎖されている、排気ガスターボチャージャであって、
    前記ハウジングカバー(20)は、雄ねじ山(28)を備えるちょうど1つのねじ山部材(30)を使用して前記軸受ハウジング(16)と接続され、
    前記ねじ山部材(30)は、その雄ねじ山(28)及び前記軸受ハウジング(16)の対応する雌ねじ山(32)を介して該軸受ハウジング(16)にねじ締めされ、
    前記ねじ山部材(30)及び前記ハウジングカバー(20)は、互いに別個に形成された部品として形成されており、
    前記ねじ山部材(30)は、前記ハウジングカバー(20)を前記軸受ハウジング(16)で保持しながら軸方向で少なくとも間接的に該ハウジングカバー(20)で支持され、
    前記ロータ(10)の少なくとも1つのインペラ(14)が前記軸受ハウジング(16)に対して回転軸周りに回転するように前記軸受ハウジング(16)に設けられ、
    前記インペラ(14)は、少なくとも1つの平坦なホイール後部領域(44)を有する前記軸受ハウジング(16)に対向するホイール後部(42)を備え、
    前記ホイール後部領域(44)は、前記ホイール後部(42)から軸後方向にかけて絞られる椀状空間を有し、該椀状空間に前記ハウジングカバー(20)及び前記ねじ山部材(30)の少なくとも一部が臨んでいることを特徴とする、排気ガスターボチャージャ。
  4. 前記ロータ(10)の少なくとも1つのインペラ(14)が前記軸受ハウジング(16)に対して回転軸周りに回転するように前記軸受ハウジング(16)に設けられ、
    前記インペラ(14)は、少なくとも1つの平坦なホイール後部領域(44)を有する前記軸受ハウジング(16)に対向するホイール後部(42)を備え、
    前記ホイール後部領域(44)は、前記ホイール後部(42)から軸後方向にかけて絞られる椀状空間を有し、該椀状空間に前記ハウジングカバー(20)及び前記ねじ山部材(30)の少なくとも一部が臨んでいることを特徴とする請求項1または請求項記載の排気ガスターボチャージャ。
  5. 前記ハウジングカバー(20)は、前記軸受ハウジング(16)に対して前記ハウジングカバー(20)を封止するための封止部材(38)用の少なくとも1つの収容部(36)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の排気ガスターボチャージャ。
  6. 前記ねじ山部材(30)の前記雄ねじ山(28)は、前記収容部(36)よりも大きな外径で配置されていることを特徴とする、請求項5記載の排気ガスターボチャージャ。
  7. 少なくとも1つのアキシャル軸受が、前記ロータ(10)の軸方向支承のために設けられており、該アキシャル軸受は、前記ねじ山部材(30)を使用して前記軸受ハウジング(16)で保持されていることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の排気ガスターボチャージャ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の少なくとも1つの排気ガスターボチャージャを備える、特に自動車用の内燃機関。
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