JP6530643B2 - スタッド、及び、タイヤ - Google Patents
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Description
この場合、タイヤ周方向において、フランジ部の長手方向の長さ(長径寸法)とボディ部の短手方向の長さ(短径寸法)との差(径差)が大きくなる。このように、タイヤ周方向においてフランジ部とボディ部との径差が大きくなると、ボディ部のアッパー部(厚い部分)と取付穴の内壁面(タイヤゴム)との接触面積が小さくなるとともに、ボディ部のアッパー部と取付穴の内壁面との間にできる隙間が大きくなってボディ部のローアー部(首部分)と取付穴の内壁面との接触面積が小さくなるため、スタッドが取付穴から抜けやすくなるという耐スタッド抜け性能面での課題があった。
また、タイヤ周方向においてフランジ部とボディ部との径差を小さくするために、フランジ部とボディ部との全周に渡って径差が小さい構成とすることも考えられるが、スタッドの重量には重量規制があり、このスタッドの重量規制を達成するためには、フランジ部とボディ部との全周に渡って径差が小さい構成とすることは困難であるという課題があった。
本発明は、スタッド総重量を維持又は軽量化させることができてスタッドの重量規制を達成できるとともに、耐スタッド抜け性能を向上させることができるスタッド、及び、当該スタッドが取付けられたタイヤを提供する。
本発明のタイヤは、前記スタッドがトレッドの表面側に形成された取付穴に取付けられて構成されたタイヤであって、スタッドのピン部の短手方向がタイヤ周方向と同じ方向を向き、スタッドのピン部の長手方向がタイヤ巾方向と同じ方向を向くように構成されたことを特徴とするので、耐スタッド抜け性能が向上したタイヤを提供できる。
実施形態によるスタッド1は、ボディ部2の中心軸とピン部3の中心軸とフランジ部4の中心軸とが一致している。以下、スタッド1の中心軸、ボディ部2の中心軸、ピン部3の中心軸、フランジ部4の中心軸を、すべて中心軸1Cと呼んで説明する。
尚、中心軸1Cとは、スタッド1のタイヤに埋め込まれる方向であるスタッド1の延長方向と直交するスタッド1の断面における重心に位置してスタッド1の延長方向に沿って延長する中心線のことをいう。
即ち、当該アッパー部2Uは、一端面21側以外は、中心軸1Cと直交する断面形状が、中心軸1Cに沿った全長に亘って等しい柱体に形成される。
即ち、ローアー部2Lは、他端側以外は、中心軸1Cと直交する断面形状が中心軸1Cに沿った全長に亘って等しい柱体に形成される。
即ち、ボディ部2のアッパー部2Uは、中心軸1Cと直交する断面形状、及び、中心軸1Cに沿った方向の一端面21の形状が、例えば図2(a)に示すように、長方形の角を円弧状に丸めたような形状に形成される。
同様に、ボディ部2のミドル部2M及びローアー部2Lは、中心軸1Cと直交する断面形状が、長方形の角を円弧状に丸めたような形状に形成される。
即ち、ボディ部2は、中心軸1Cと直交する形状が、例えば図2(a)に示すように、長方形の長軸2Aを対称軸として線対称な一対の長辺27,27と長方形の短軸2Bを対称軸として線対称な一対の短辺28,28とを備えた外形線で囲まれた形状に形成される。
ピン部3は、中心軸1Cと直交する形状が、例えばピン部3の中心軸1Cと直交する長手方向及び短手方向を備えた形状に形成される。
ピン部3は、中心軸1Cと直交する断面形状、及び、中心軸1Cに沿った方向の一端面31の形状が、例えば図2(a)に示すように、長軸3Aの両端側に短軸3Bと平行な直線部33,33を有した形状、即ち、楕円と長方形との特徴を兼ね合わせた形状、具体的には、俵を側面から見たような形状(オーバル形状)に形成される。
即ち、ピン部3は、中心軸1Cと直交する形状が、例えば図2(a)に示すように、長軸3Aを対称軸として線対称な一対の長円弧32,32と、短軸3Bを対称軸として線対称な一対の直線部33,33と、長円弧32の端と直線部33の端とを繋ぐ短円弧34,…とを備えた外形線で囲まれた形状に形成される。尚、短円弧34の曲率>長円弧32の曲率を満たすように構成されている。
ピン部3における中心軸1Cと直交する断面、及び、中心軸1Cに沿った方向の一端面31の断面積は、ボディ部2の一端面21の面積よりも小さくなるように形成されている。
また、ピン部3の一端面31と周面35との境界を形成する一対の長円弧32,32、一対の直線部33,33、長円弧32と直線部33との境界部を形成する4つの短円弧34,…(図2(a)参照)がピン部3のエッジを形成する。
フランジ部4は、中心軸1Cと直交する形状が、フランジ部4の中心軸1Cと直交する長手方向及び短手方向を備えた形状に形成される。
フランジ部4は、中心軸1Cと直交する断面形状、中心軸1Cに沿った方向の一端面41及び他端面(底面)42の形状が、例えば図2(a)に示すように、運動場のトラックのような形状(オーバル形状)に形成される。
即ち、フランジ部4は、中心軸1Cと直交する形状が、例えば図2(a)に示すように、長軸4Aを対称軸として線対称な一対の直線43,43と短軸4Bを対称軸として線対称な一対の円弧44,44とを備えた外形線で囲まれた形状に形成される。
フランジ部4は、中心軸1Cに沿った方向の一端側に位置される一端面41の面積及び一端面41側の断面積(中心軸1Cと直交する最大断面積)が、アッパー部2Uの最大断面積よりも大きくなるように形成され、かつ、中心軸1Cに沿った方向の他端面42である底面の面積が、例えば、ローアー部2Lの断面積とほぼ同じ面積に形成される。
尚、フランジ部4の最大断面形状における長軸4Aの長さ寸法と短軸4Bの長さ寸法とで定義されるフランジ部4の最大断面形状の扁平率が、0.1以上0.25以下であることが好ましい。
但し、扁平率=1−(b/a)
a;長軸4Aの長さ寸法
b;短軸4Bの長さ寸法
である。
また、ピン部3及びフランジ部4の長手方向とボディ部2の長手方向とが異なる方向を向くとは、フランジ部4の長手方向とボディ部2の長手方向との交差角度が90°となるように構成される状態の他、フランジ部4の長手方向とボディ部2の長手方向との交差角度が90°よりも小さくて20°よりも大きい状態であることを言う。当該交差角度は、70°以上であることが好ましく、90°(直交)がさらに好ましい。
具体的には、投影面積差SMは、図3(a)に示すように、ピン部3の短手方向(第1の径方向)に延長する直線1aの延長方向一端側において当該直線1aとアッパー部2Uの最大外径位置2dとの交差点1dを通過してフランジ部4の長軸4A(第2の径方向(ピン部3の長手方向))と平行な一端側区画線41aとフランジ部4の外形線41bとで囲まれた一端側面積部分40Aと、直線1aの延長方向他端側において当該直線1aとアッパー部2Uの外形線2eとの交差点1eを通過してフランジ部4の長軸4Aと平行な他端側区画線42aとフランジ部4の外形線42bとで囲まれた他端側面積部分40Bとを合計したフランジ部4の投影面積部分40,40である。
具体的には、投影面積差HMは、図3(b)に示すように、ピン部3の長手方向(第2の径方向)に延長する直線1bの延長方向一端側において当該直線1bとアッパー部2Uの外形線2fとの交差点1fを通過してフランジ部4の短軸4B(第1の径方向(ピン部3の短手方向))と平行な一端側区画線51aとフランジ部4の外形線51bとで囲まれた一端側面積部分50Aと、直線1bの延長方向他端側において当該直線1bとアッパー部2Uの外形線2gとの交差点1gを通過してフランジ部4の短軸4Bと平行な他端側区画線52aとフランジ部4の外形線52bとで囲まれた他端側面積部分50Bとを合計したフランジ部4の投影面積部分50,50である。
0<(HM−SM)/FM<0.7
を満たすように構成されている。
0≦(SM/HM)<1.0、かつ、0<(HM−SM)/FM<0.7
を満たすように構成されている。
タイヤ10は、ビード部11、ビードコア11C、カーカス層12、ベルト層13a,13b、ベルト保護層13c、トレッド14、サイドトレッド15、スタッド1を備える。
カーカス層12は、ビード部11に配置された1対のビードコア11Cにトロイド状をなして跨るように設けられた、当該タイヤ10の骨格を成す部材で、このカーカス層12のクラウン部のタイヤ径方向外側に、例えば、内側のベルト層13a及び外側のベルト層13bが配置されている。当該ベルト層13a,13bは、それぞれ、スチールコードもしくは有機繊維を撚ったコードを、タイヤの赤道線10C(図5参照)に対して例えば20°〜70°の角度で交錯するように配置されている。
トレッド14は、ベルト層13bのタイヤ径方向外側に配置されたゴム部材(トレッドゴム)で、このトレッド14の表面14aには、複数の溝16が形成されており、これら複数の溝16により陸部(ブロック)17が区画される。溝16は、例えば図5に示すようにタイヤのショルダー部側からタイヤの赤道線10C側に延長するように形成された複数の主溝(幹溝)16A、及び、主溝16Aから延長するように形成された副溝(枝溝)16Bを備えた構成である。
サイドトレッド15はトレッド14の端部からタイヤのサイド部に延長してカーカス層12を覆うゴム部材である。
トレッド14と外側のベルト層13bとの間には、ベルト保護層13cが設けられる。ベルト保護層13cは、有機繊維等から成るコードを備えた構成である。
トレッド14の表面14a側の陸部17には取付穴14bが形成され、この取付穴14b内にスタッド1が嵌め込まれて取付けられている。
取付穴14bは、例えば、入口部、底部、入口部と底部とを繋ぐ中間部を備える。
入口部、底部、中間部は、取付穴14bの中心軸が同一である同軸状に形成される。
中間部は、例えば径が一定の円筒状穴部である。
入口部は、中間部の円形状の入口側端からトレッド14の表面14aに向けて拡径する円錐状面(取付穴14bの穴の中心線を中心線とする円錐状面)で囲まれた漏斗状の筒状取付穴部である。
底部は、中間部の円形状の底側端からタイヤの円の中心に向けて拡径した後に縮径して底面を形成する面で囲まれた有底取付穴部である。
尚、耐スタッド抜け性能を向上させるため、底部における底面側の形状は、スタッド1のフランジ部4の形状に対応した形状とすることが好ましい。
スタッド1の高さ寸法は取付穴14bの深さ寸法よりも長く形成され、スタッド1は、ピン部3がトレッド14の表面14aより突出するように取付けられる。
即ち、スタッド1が取付けられた実施形態のタイヤ10は、図5,図6に示すように、スタッド1の中心軸1Cに沿った方向の一方側から当該スタッド1のピン部3、ボディ部2、フランジ部4を見た場合の当該ピン部3、ボディ部2、フランジ部4の正投影図において、タイヤ周方向両側でのフランジ部4の投影面積とアッパー部2Uの投影面積との投影面積差をSMとするとともに、タイヤ巾方向両側でのフランジ部4の投影面積とアッパー部2Uの投影面積との投影面積差をHMとし、さらに、スタッド1の中心軸1Cと直交するフランジ部4の最大断面積をFMとした場合に、0≦(SM/HM)<1.0、かつ、0<(HM−SM)/FM<0.7を満たすように構成した。
図6に示すように、形状の異なるスタッド1を製作して当該スタッド1を取付けた複数のタイヤ10を製作し、各タイヤ10における耐スタッド抜け性能を検証した。
尚、図6に示す実施例、比較例においては、スタッド1のピン部3の長手方向とタイヤ巾方向10Xとが一致し、スタット1のピン部3の短手方向とタイヤ周方向10Yとが一致するように、当該スタッド1が取付穴14bに取付けられたタイヤ10を製作し、これら各タイヤ10での耐スタッド抜け性能を検証した。
即ち、各タイヤ10におけるスタッド1のSM(タイヤ周方向投影面積差)/HM(タイヤ巾方向投影面積差)、(HM−SM)/FMの違いによる耐スタッド抜け性能への影響を検証する実験を行った。
・タイヤサイズ:205/55R16、内圧230KPa
・耐スタッド抜け性能:
氷雪及び乾燥路面の一般道を新品タイヤ時から約30,000km走行させて、走行後に脱落したスタッド1の本数を計測した。脱落したスタッドの本数(A)と当初のスタッドの本数(B)より割合(B/A)を算出して、タイヤ10の耐スタッド抜け性能を評価した。
尚、図6に示した耐スタッド抜け性能は、従来例のタイヤ10の性能評価結果を100とした場合の相対評価となる指数を比較例1乃至比較例5のタイヤ10及び実施1乃至実施例6のタイヤ10の各々で算出したものであり、指数が大きいほど耐スタッド抜け性能が良好であることを示す。
つまり、SM/HMが1よりも大きくなるということは、SMがHMよりも大きくなる場合である。これは、フランジ部4の断面積がアッパー部2Uの断面積よりもタイヤ周方向10Yにおいて十分に大きい場合であり、この場合、スタッド1とタイヤゴムとの接触面積のタイヤ周方向成分が、タイヤ巾方向成分に対し相対的に小さくなり、その結果、タイヤ周方向にスタッド1が倒れ易くなり、耐スタッド抜け性能の悪化に繋がったと考えられる。
また、(HM−SM)/FMが0よりも小さくなるということは、SMがHMよりも大きくなる場合である。従って、この場合も、前述したように、耐スタッド抜け性能の悪化に繋がったと考えられる。
つまり、比較例1のように、(HM−SM)/FMが0.7以上であるということは、フランジ部4の断面積がアッパー部の断面積よりもタイヤ巾方向において非常に大きい場合であり、アッパー部2Uの断面がタイヤ周方向に細長い(=タイヤ巾方向の長さが非常に狭巾な)形状となるため、僅かなタイヤ横方向(=タイヤ巾方向)への入力に対してもスタッド1がタイヤ巾方向に倒れ易くなり、耐スタッド抜け性能の悪化に繋がったと考えられる。
さらに、比較例1の場合、アッパー部2Uのタイヤ巾方向の長さが短くなることから、おのずとピン部3のタイヤ巾方向の長さも短くせざるを得なくなるため、制動性能が悪化する。
また、耐スタッド抜け性能を向上させるためには、アッパー部2Uとフランジ部4とのタイヤ周方向10Yの径差が小さい方が好ましい。タイヤ周方向10Yにおいてフランジ部4とアッパー部2Uとの径差が大きくなると、アッパー部2Uとタイヤゴムとの接触面積が小さくなるとともに、アッパー部2Uと取付穴14bの内壁面との間にできる隙間が大きくなってローアー部2Lと取付穴14bの内壁面との接触面積が小さくなるため、スタッド1が取付穴14bから抜けやすくなるからである。
一方、スタッドの重量規制を達成するためには、アッパー部2Uとフランジ部4とを全周に渡って径差が小さい構成とすることが困難である。
以上に鑑み、実施形態によれば、0≦(SM/HM)<1.0、かつ、0<(HM−SM)/FM<0.7を満たすスタッド1及びタイヤ10を構成したことによって、前述したスタッドの重量規制を達成できるとともに、フランジ部4のタイヤ巾方向10Xに沿った長さを長くし、かつ、アッパー部2Uとフランジ部4とのタイヤ周方向10Yの径差を小さくするという条件を満たすスタッド1及びタイヤ10が得られた。
即ち、実施形態によれば、スタッド総重量を維持又は軽量化させることができてスタッド1の重量規制を達成できるとともに、耐スタッド抜け性能を向上させることができるスタッド1、及び、当該スタッド1が取付けられた耐スタッド抜け性能に優れたタイヤ10を得ることができるようになった。
1C スタッドの中心軸、2 ボディ部、
2d,2e,2f,2g アッパー部(ボディ部)の最大外径位置、
3 ピン部、4 フランジ部、10 タイヤ、10X タイヤ巾方向、14 トレッド、
14a トレッドの表面、14b 取付穴、
40,40、50,50 フランジ部の投影面積部分、
40A,50A 一端側面積部分、41a,51a 一端側区画線、
41b,42b,51b,52b フランジ部の外径線、
42a,52a 他端側区画線、40B,50B 他端側面積部分。
Claims (2)
- タイヤのトレッドの表面側に形成された取付穴に取付けられるスタッドであって、
柱状のボディ部と、ボディ部の一端に設けられたピン部と、ボディ部の他端に設けられたフランジ部とを備え、
ピン部の形状がスタッドの中心軸と直交する長手方向及び短手方向を備えた形状に形成され、
スタッドの中心軸に沿った方向の一方側から当該スタッドのピン部、ボディ部、フランジ部を見た場合の当該ピン部、ボディ部、フランジ部の正投影図において、スタッドのピン部の短手方向でのフランジ部の投影面積とボディ部の投影面積との投影面積差をSMとするとともに、ピン部の短手方向と直交するスタッドのピン部の長手方向でのフランジ部の投影面積とボディ部の投影面積との投影面積差をHMとし、かつ、スタッドの中心軸と直交するフランジ部の最大断面積をFMとした場合に、
0≦(SM/HM)<1.0、かつ、0<(HM−SM)/FM<0.7を満たすように構成され、
投影面積差SMは、ピン部の短手方向に延長する直線の延長方向一端側において当該直線とボディ部の最大外径位置との交差点を通過してピン部の長手方向と平行な一端側区画線とフランジ部の外形線とで囲まれた一端側面積部分と、ピン部の短手方向に延長する直線の延長方向他端側において当該直線とボディ部の最大外径位置との交差点を通過してピン部の長手方向と平行な他端側区画線とフランジ部の外形線とで囲まれた他端側面積部分とを合計したフランジ部の投影面積部分であり、
投影面積差HMは、ピン部の長手方向に延長する直線の延長方向一端側において当該直線とボディ部の最大外径位置との交差点を通過してピン部の短手方向と平行な一端側区画線とフランジ部の外形線とで囲まれた一端側面積部分と、ピン部の長手方向に延長する直線の延長方向他端側において当該直線とボディ部の最大外径位置との交差点を通過してピン部の短手方向と平行な他端側区画線とフランジ部の外形線とで囲まれた他端側面積部分とを合計したフランジ部の投影面積部分であり、
ボディ部の形状及びフランジ部の形状が、それぞれ、スタッドの中心軸と直交する長手方向及び短手方向を備えた形状に形成され、
ボディ部の長手方向とフランジ部の長手方向とが異なる方向を向くように構成されたことを特徴とするスタッド。 - 請求項1に記載のスタッドがトレッドの表面側に形成された取付穴に取付けられて構成されたタイヤであって、
スタッドのピン部の短手方向がタイヤ周方向と同じ方向を向き、スタッドのピン部の長手方向がタイヤ巾方向と同じ方向を向くように構成されたことを特徴とするタイヤ。
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