JP6530466B2 - ハンガー用フック及びハンガー - Google Patents

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この発明は、ハンガーのフック状の部分を構成するように、ハンガー本体に抜け止めされた状態に装着されるハンガー用フック及びハンガーに関する。
このハンガー用フックについて、ハンガー本体に装着されて脱落しないように抜け止めの機能を持たせる従来の構成としては、図6に示すように、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの根元部を構成する直線部の端部に、その端部の一部分が径方向に潰されるようにカシメ40が施され、ワッシャー41を介在させてハンガー本体の装着用の貫通孔を保護しつつ、その装着用の貫通孔からのハンガー用フックの脱落を防止するものが、一般的である。
また、ハンガー用フックに抜け止めの機能を持たせる他の構成としては、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの根元部を構成する直線部の端部を、雄ネジとし、ナットを螺合させて、必要によってはワッシャーを介在させてハンガー本体の装着用の貫通孔を保護しつつ、その装着用の貫通孔からのハンガー用フックの脱落を防止する止め具としてのネジによる抜け止め形態を用いることができる。
これに対して、従来の止め具としては、例えば、中空鋲とリベットとで構成されている止め具であって、基本形態として、前記中空鋲は、先端部に中空穴を有する軸部と、軸部の基端に一体形成される頭部とから成り、前記リベットは、軸部と、軸部の基端に一体形成される頭部とから成ると共に、前記リベットの軸部は、前記中空鋲の中空穴の穴径よりやや大きい外径に設定され、該軸部の長さは、該中空穴の深さよりやや短く設定されているものが開示されている(特許文献1参照)。
この従来の止め具に係る固定の形態は、包丁や鞄の把手などの抜け止め作用を発揮する機能を兼ねた固着手段として、一般的に用いられているものであり、ハンガー用フックの抜け止め形態として応用することも可能であると考えられる。
しかしながら、前記従来の止め具の形態を、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの抜け止め形態として応用することは、一般的に、その金属棒線状材が長く細いことから、リベットを中空穴へ強く圧入するために強く打ち込むことが容易でなく、実質的に困難である。すなわち、ハンガー用フックでは、それをハンガー本体に組み付けた後に抜け止めの加工を行う必要があり、その金属棒線状材が細く長いことに起因する加工上の制約があるため、前記従来の止め具の形態を採用することは難しい。また、前記従来の止め具におけるリベットの頭は小さいため、ワッシャーを介在させてハンガー本体の装着用の貫通孔を保護することが必要となるなど、ハンガー用フックの抜け止めの構成としては適しない形態になっている。
特開平8−200334号公報([0003]〜[0004])
ハンガー用フック及びハンガーに関して解決しようとする問題点は、上記従来の中空鋲とリベットとで構成される止め具の形態を利用することは難しく、ハンガー用フックを構成する金属棒線状材の端部の一部分が径方向に潰されるようにカシメが施される形態や、ネジによる止め具の形態では、ワッシャーを介在させることになり易く、ワッシャーやナットは金属棒線状材とは分離して動くことが可能な部品であることを含め、スッキリした外観とすることができないため、見た目が悪く、より高級感のあるハンガーを提供できない点にある。また、以上の構成においては、抜け止めのための組み立て作業工程を、より簡単にすることが難しい。さらに、前述の従来のカシメを施した形態の場合、カシメ部がハンガー本体から突出するため、潰しによって鋭角部、バリ等が発生し、使用時の被傷の恐れが生じる。すなわち、従来のカシメ部では、衣服の布地に引っ掛かったり、使用者を傷つける恐れがあった。
そこで本発明の目的は、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの抜け止め形態について、組み立て易い簡単な構成であり、スッキリした外観にできることで、見た目が良く、より高級感のあるハンガーを構成できると共に、鋭角部やバリ等が生じるようなカシメ部を形成しないハンガー用フック及びハンガーを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかるハンガー用フックの一形態によれば、ハンガーのフック状の部分を構成するように設けられ、樹脂製のハンガー本体に抜け止めされた状態に装着されるハンガー用フックにおいて、断面円形の金属棒線状材の一方側が曲げられることによって形成されたフック部、及び該フック部から連続した根元に相当する部分に直線状に設けられた直線部から構成され、該直線部の端面から軸心に該金属棒線状材の少なくとも直径の長さよりも深く穿設された被挿入穴が形成された被挿入部を備えるフック本体と、笠状に形成された笠部の凹底部から軸部が立設された形態に設けられ、該軸部が前記被挿入穴に挿入され、前記被挿入部が前記直線部の軸心線に交差する方向から圧力が加えられてカシメられることによって、前記フック本体の直線部の端面部に固定される抜け止め部材とを備え、該抜け止め部材は、飾り鋲の釘状の先が尖った部分をカットした形態であって、前記笠部は、飾り鋲の頭部形状に設けられ、該笠部の凹底部を形成する凹球面の外周部が、前記樹脂製のハンガー本体の外面に当接されるように設けられている。
本発明にかかるハンガー用フックの一形態によれば、前記被挿入穴の穴径が、前記軸部の直径に同等か小さく設けられ、該被挿入穴に該軸部が圧入状態で挿入されるように構成されていることを特徴とすることができる。
本発明にかかるハンガー用フックの一形態によれば、前記軸部の外周に溝状部が設けられていることを特徴とすることができる。
本発明にかかるハンガー用フックの一形態によれば、前記ハンガー本体がブロー成型によって中空に形成され、該ハンガー本体の上側に設けられた上側の取り付け孔に、ブッシュを介して、前記フック本体の直線部が挿通されることで装着されることを特徴とすることができる。
本発明にかかるハンガーの一形態によれば、上記のハンガー用フックが、前記ハンガー本体に装着されたことを特徴とする。
本発明のハンガー用フック及びハンガーによれば、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの抜け止め形態について、加工し易い簡単な構成であり、スッキリした外観にできることで、見た目が良く、より高級感のあるハンガーを構成できると共に、鋭角部やバリ等が生じるようなカシメ部を形成しないという特別有利な効果を奏する。
本発明に係るハンガー用フックの形態例の構成であるフック本体と抜け止め部材を示す一部断面を含む正面図である。 図1の形態例のフック本体に対する抜け止め部材の取り付け状態を示す要部拡大断面図である。 図1の形態例の使用状況を示す正面図である。 図1の形態例の使用状況を示す要部拡大断面図である。 本発明のハンガー用フックに係る適用形態例を示す要部断面図である。 従来技術を示す要部断面図である。 本発明のハンガー用フックに係る他の適用形態例を示す要部断面図である。 本発明に用いられるブッシュの形態例を示す斜視図である。
以下、本発明に係るハンガー用フック及びハンガーの形態例を、添付図面(図1、2)に基づいて詳細に説明する。このハンガー用フック2は、ハンガーのフック状の部分を構成するように設けられ、ハンガー本体1に抜け止めされた状態に装着されるものであり、図1に示すように、フック本体20と抜け止め部材30とによって構成されている。
フック本体20は、断面円形の金属棒線状材の一方側が曲げられることによって形成されたフック部21、及びそのフック部21から連続した根元に相当する部分に直線状に設けられた直線部22から構成され、その直線部22の端面から軸心に該金属棒線状材の少なくとも直径の長さよりも深く穿設された被挿入穴23が形成された被挿入部24を備える。なお、本形態例では、図2に示すように、被挿入部24の深さが金属棒線状材の直径の2倍程度の長さになっている。
抜け止め部材30は、笠状に形成された笠部31の凹底部32から軸部33が立設された形態に設けられ、その軸部33が被挿入穴23に挿入され、被挿入部24が直線部22の軸心線に交差する方向(本形態例では軸心線に直交する方向(図2の矢印を参照))から圧力が加えられてカシメられることによって、フック本体20の直線部22の端面部に固定されるように設けられている。なお、カシメ作業は、カシメ用の金型を作り、プレス装置によって効率良く行うことができる。また、梃子の原理による工具、例えば大型のペンチによって、手作業で行うことも可能である。
これによれば、金属棒線状材で設けられているハンガー用フックの抜け止め形態について、組み立て易い簡単な構成であり、スッキリした外観にできることで、見た目が良く、より高級感のあるハンガーを構成できると共に、鋭角部やバリ等が生じるようなカシメ部を形成しないという特別有利な効果を奏する。すなわち、本発明によれば、被挿入部24は、カシメられた形状が、肉眼では判別できない程度の変形で、フック本体20の直線部22に抜け止め部材30を、抜け出ないように十分に強く固定できる。また、本形態例のように、頭部(笠部31)の大きな抜け止め部材30を用いることができるため、ワッシャーを介在させることを要しない形態とすることができる。このため、外観を綺麗に維持することができ、高級感を創出できる。そして、笠部31が球面形状の丸みのある形態であるため、衣服の布地に引っ掛かることがなく、使用者を傷つけることもない。
この抜け止め部材30は、大きな頭部である笠部31と軸部33とを備え、太鼓釘、又は椅子張り鋲と称されて広く利用されているいわゆる飾り鋲の構成を利用できる。すなわち、この抜け止め部材30としては、飾り鋲の釘状の先が尖った部分をカットした形態に、軸部33の長さが、通常の飾り鋲の軸部よりも短く形成されたものを利用すればよい。このような抜け止め部材30の形態は、飾り鋲として既に安価に大量に生産されているもので、その製造手段を簡単に応用できるため、安価に生産でき、容易に入手できる利点がある。
また、本形態例では、図2に示すように、軸部33の外周の表面と裏面(図示せず)に数条の溝34が形成されており、被挿入部24が、そのカシメ時に軸部33の外周の溝に接合補完する構造になっている。なお、被挿入部24と軸部33との接合を補完する形態としては、単なる溝34が構成されることに加えて、溝34が形成されることによる反射としての意味もあるが、軸部33の外周に凸部が形成され、凹凸が形成されても良いのは勿論である。
また、本形態例では、被挿入穴23の穴径が、軸部33の直径と同等か小さく設けられ、被挿入穴23に軸部33が圧入状態で挿入されるように構成されている。なお、前述したように、被挿入部24が直線部22の軸心線に交差する方向から外部圧力が加えられてカシメられることによって、被挿入部24に軸部33が最終的に固着されるため、この被挿入穴23に軸部33が圧入されて固定される強度は、その固着を補完できる程度に十分であればよく、一定以上に強固にすることを必要としない。従って、被挿入穴23の穴径と、軸部33の直径との関係は、被挿入穴23の穴径が、軸部33の直径に対して同等かわずかに小さく設けられていればよく、軸部33の外周に適度に被挿入穴23の穴径よりも大きな外径の部分となるような凸部が形成されてもよい。
さらに、具体的には、被挿入穴23の少なくとも奥側の一部分が軸部33の直径に対して同等かわずかに小さく設けられ、被挿入穴23の入口からの大部分は軸部33の直径に対して容易に挿入できる程度に大きく設けられている構成とすればよい。これによれば、軸部33の被挿入穴23への挿入開始時には圧力を加える必要なく簡単に挿入でき、挿入する最後の段階で圧入状態に固定できるため、その圧入状態を適切に維持できることになる。
これによれば、抜け止め部材30を、被挿入穴23に軽く又は一定以下の圧力で押し込むことによって、簡単に、フック本体20の直線部22に一定の強度以上となるように固着することができる。そして、被挿入部24(側周壁)がカシメられることによって、前述の軸部33の圧入による固着と共に、より確実に、抜け止め部材30をフック本体20に固定できる。なお、本形態例では、被挿入部24の深さが、軸部33の長さよりも長く形成されており、直線部22の端面が笠部31の凹底面32の底面まで突き当るまで、軸部33が被挿入部24に挿入される。
具体的な形態としては、断面円形の金属棒線状材の直径の倍程度の長さの被挿入穴23を形成する。例えば、金属棒線状材の直径が4mmであれば、被挿入穴23及び軸部33の直径が2mm程度で、その被挿入穴23の深さが9mm程度になる。そして、軸部33の笠部31の凹底部32から立設された長さが、その被挿入穴23の深さよりも短く設定されると良く、例えば、8mm程度に設定される。また、例えば、笠部31の凹底部32の深さが、3mm程度になっており、笠部31のお椀状の膨らみの外形高さは5mm程度で、笠部31の殻状の厚みは1mm程度に設定される。
これによれば、フック本体20の直線部22の先端が、笠部31の凹底部32の底まで入り込むように、抜け止め部材30の軸部33が、その直線部22の被挿入穴23に挿入されて固着されることになる。従って、フック本体20の直線部22に抜け止め部材30が固着された状態で、これを真横から見ると、笠部31の殻状の外郭に隠れて、抜け止め部材30の軸部33は見えない状態となる。なお、本形態例では、笠部31の凹底部32の底における軸部33の根元部には、その軸部33の根元を補強するように厚く設けられた根元部が形成されており、その根元部によって設けられる底面まで直線部22の先端面が当接するように、軸部33が被挿入穴23に挿入されるとよい。
このように、フック本体20の直線部22に抜け止め部材30が固着されるため、確実に抜け止め部材30が固定されると共に、笠部31の外周部が、ハンガー本体1の外面に当接されること(図4参照)で、好適に抜け止めがなされることになる。この際に、図3及び図4に示すように、ハンガー本体1の取り付け孔1aを構成する内周縁の全面に、フック本体20の直線部22の外周面で全面的に接することになり、ハンガー用フック2が、ハンガー本体1に安定的に装着された状態となる。本形態例では、ハンガー本体1が、ブロー成型によって形成されたもので、中空となるように外殻状に樹脂成型されており(図4参照)、その外殻状の厚みに対応して構成される取り付け孔1aの内周縁の全面に、前述のように直線部22の外周面が接する構成となっており、ハンガー用フック2が安定的に装着される形態になっている。すなわち、これによれば、取り付け孔1aが変形することを防止でき、ハンガー用フックの装着状態が緩むことを防止できる。
また、本発明では、図2に示すように、軸部33の外周に溝状部が設けられていてもよい。これによれば、被挿入部24の内周面に、軸部33の外周に設けられた溝状部がカシメによって圧接・密着されるため、抜け止め効果を高めることができる。
本形態例では、図2に示すように、軸部33の外周の表面と裏面(裏面は図示せず)に各数条の溝34を形成することで、その軸部33の回転止めと抜け止めを図っている。すなわち、被挿入部24の内周面が、軸部33の外周面の表裏の溝34に圧着接合して効果を高めることができる。
さらに、図5に示すように、ハンガー本体1に装着されたハンガー用フック2が下側にずれることを防止するストッパ部26が、カシメなどによって設けられてもよい。なお、27はワッシャーであり、ハンガー本体1の上面とストッパ部26との間に配され、ストッパ部26によってハンガー本体1の取り付け孔1aを損傷しないように介在している。
そして、ハンガー本体1に装着されたハンガー用フック2が下側にずれることを防止する他の手段としては、図7に示すように、ブッシュ10を用いるとよい。これによれば、ハンガー本体1がブロー成型によって中空に形成され、そのハンガー本体1の上側に設けられた上側の取り付け孔1aに、ブッシュ10を介して、フック本体20の直線部22が挿通されることで装着されている。このブッシュ10は、図8に示すように、装着の際に挿入される先端部11と、その先端部11がすぼまるように形成された複数のスリット12と、上側の取り付け孔1aの段部1b(図7参照)に嵌る外周溝13と、外部に露出するフランジ部14と、ブッシュ中心孔15とを備えるもので、このブッシュ10が、上側の取り付け孔1aに装着された際にフック本体20の直線部22が圧入状態に挿入される関係となるように設けられている。また、本形態例のブッシュ10は、樹脂製であり、ハンガー本体1と質感を同等にするように設けられている。また、ブッシュ中心孔15とフック本体20の直線部22の圧入関係は、適度の力で、その直線部22がスライドできる程度の圧入度合いになっているとよい。すなわち、常時はハンガー本体1に対してフック本体20が固定された状態で保持されており、所要の大きな力を加えるとフック本体20がスライドできる程度の関係になっているとよい。従って、服を掛けるときは笠部31がハンガー本体1に当接してフック本体20が上方へ最大に突き出た状態にでき、ハンガー自体を収納するときはフック本体20を下側へ押し込んだ状態にできる形態になっている。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
1 ハンガー本体
1a 取り付け孔
1b 段部
2 ハンガー用フック
10 ブッシュ
11 先端部
12 スリット
13 外周溝
14 フランジ部
15 ブッシュ中心孔
20 フック本体
21 フック部
22 直線部
23 被挿入穴
24 被挿入部
26 ストッパ部
27 ワッシャー
30 抜け止め部材
31 笠部
32 凹底部
33 軸部
34 溝

Claims (5)

  1. ハンガーのフック状の部分を構成するように設けられ、樹脂製のハンガー本体に抜け止めされた状態に装着されるハンガー用フックにおいて、
    断面円形の金属棒線状材の一方側が曲げられることによって形成されたフック部、及び該フック部から連続した根元に相当する部分に直線状に設けられた直線部から構成され、該直線部の端面から軸心に該金属棒線状材の少なくとも直径の長さよりも深く穿設された被挿入穴が形成された被挿入部を備えるフック本体と、
    笠状に形成された笠部の凹底部から軸部が立設された形態に設けられ、該軸部が前記被挿入穴に挿入され、前記被挿入部が前記直線部の軸心線に交差する方向から圧力が加えられてカシメられることによって、前記フック本体の直線部の端面部に固定される抜け止め部材とを備え
    該抜け止め部材は、飾り鋲の釘状の先が尖った部分をカットした形態であって、前記笠部は、飾り鋲の頭部形状に設けられ、該笠部の凹底部を形成する凹球面の外周部が、前記樹脂製のハンガー本体の外面に当接されるように設けられていることを特徴とするハンガー用フック。
  2. 前記被挿入穴の少なくとも奥側の一部分の穴径が、前記軸部の直径と同等か小さく設けられ、該被挿入穴に該軸部が圧入状態で挿入されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のハンガー用フック。
  3. 前記軸部の外周に溝状部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のハンガー用フック。
  4. 前記ハンガー本体がブロー成型によって中空に形成され、該ハンガー本体の上側に設けられた上側の取り付け孔に、ブッシュを介して、前記フック本体の直線部が挿通されることで装着されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハンガー用フック。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のハンガー用フックが、前記ハンガー本体に装着されたことを特徴とするハンガー。
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