JP6530349B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理室内に入れられた被調理物を加熱調理する加熱調理器に関する。
この種の加熱調理器として、例えば特許文献1には、内部に配置された被調理物の視認性を向上させるため、調理室の内部に光を照射する照明手段を備えたものが開示されている。こうした照明手段は、長寿命・省電力の観点から、光源をLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)ランプに切り換えるようになってきている。しかしながら、LEDランプは半導体素子であるため温度の影響を受け易いという問題があり、加熱調理により調理室内が温度上昇すると、LED素子に対する熱的影響(ストレス)が無視できなくなって、寿命の短命化に繋がっていた。
そこで特許文献2では、調理室内を照射するLEDに対する熱的影響を低減できるように、本体内における調理室の外側にLEDを設置し、加熱用ヒータの出力が予め定められた設定出力値より高い場合には、LEDの輝度を設定輝度よりも下げる加熱調理器が開示されている。
特開2013−148273号公報 特開2012−255616号公報
しかし、こうした加熱調理器では、加熱調理に伴い被調理物から発生する水蒸気が、調理室内の上面側に流れる特性を有するため、特許文献1,2のような照明手段を調理室の室外上側に設けた場合、照明手段にかかる水蒸気の影響により、照明手段の耐久性が低下する。また、照明手段は調理室内の底壁から離れた位置に設けられるため、被調理物を底壁に載せて加熱調理を行なう場合などに、照明手段から被調理物への照度が不足して、加熱調理の状況が十分に視認できない不満があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、調理室内で発生する水蒸気の影響を極力回避して、照明手段の耐久性向上を図り、且つ調理室内の底壁に対して十分な照度を確保できる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、本体と、前記本体内に配置されると共に、被調理物を載せる皿を収容可能とした調理室と、前記調理室内に光を出射する照明手段と、を備え、前記照明手段は、前記調理室の側壁の室外上部に第1の光源が設けられ、前記皿に光を出射する第1庫内灯と、前記調理室の側壁の室外において前記第1の光源よりも下側に第2の光源が設けられ、前記調理室の底壁に光を出射する第2庫内灯と、を有し、前記第2の光源よりも前記第1の光源を前記本体の外郭部寄りに配置したものである。
この場合、前記第1の光源および前記第2の光源はLEDであることが好ましい。
また、この場合、前記調理室と前記第1の光源との間隔は、前記調理室と前記第2の光源との間隔よりも4mm大きくするのが好ましい。
請求項1の発明によれば、照明手段を第1庫内灯と第2庫内灯で構成し、調理室に収容された皿に向けて第1庫内灯から光を照射する一方で、調理室内の底壁に向けて第2庫内灯から光を照射することで、調理室内の皿や底壁に対して十分な照度を確保できる。また、第2庫内灯の第2の光源よりも第1庫内灯の第1の光源を本体の外郭部に近付けて配置し、調理室の室外上部に設けた第1庫内灯の第1の光源を、調理室内で発生する水蒸気の熱から遠ざけることで、照明手段に対する水蒸気の影響を極力回避し、照明手段の耐久性向上を図ることが可能になる。
請求項2の発明によれば、調理室内を明るく照明しつつも、省エネを図ることが可能になる。
請求項3の発明によれば、水蒸気の影響を極力回避しつつ、調理室内の底壁の照度を確保する最適な位置に、第1庫内灯および第2庫内灯を配設することが可能になる。
本発明の第一実施形態を示すオーブンレンジの外観斜視図である。 同上、扉を開けた時の正面前方から見た図である。 同上、側面から見た縦断面図である。 同上、キャビネットやオーブン後板を外した状態の後面後方から見た図である。 同上、キャビネットを外した状態の本体の正面図である。 同上、熱風ユニットや伝達機構を示す背面図である。 同上、調理室内の照明手段を説明するために、扉を開けた時の正面前方から見た図である。 同上、照明手段とその周辺の要部縦断面図である。
以下、本発明における好ましい加熱調理器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。
図1〜図8は、本発明の加熱調理器をオーブンレンジに適用した一実施形態を示している。先ず図1〜図6に基いて、オーブンレンジの全体構成を説明すると、1は略矩形箱状に構成される本体で、この本体1は、製品となるオーブンレンジの外郭を覆う部材として、金属製のキャビネット2を備えている。また3は、本体1の前面に設けられる開閉自在な扉である。
扉3の上部には、縦開きの扉3を開閉するときに手をかける開閉操作用のハンドル4を備えており、扉3の下部には、表示や報知や操作のための操作パネル部5を備えている。操作パネル部5は、調理の設定内容や進行状況などを表示する表示手段6の他に、加熱調理に関する各種の操作入力を可能にする操作手段7が配設される。扉3の内部で操作パネル部5の後側には、図示しないが、表示手段6や操作手段7などの制御を行なうために、操作パネルPC(印刷回路)板が配置される。
本体1の下部には、本体1の前面より着脱が可能な給水カセット8と水受け9が各々配設される。給水カセット8は、蒸気発生装置(図示せず)から発生する蒸気の供給源として、液体となる水を入れる有底状の容器である。また水受け9は、本体1からの食品カスや水滴、蒸気などを受ける有底状の容器である。
本体1の左右側面と上面を形成するキャビネット2は、本体1ひいてはオーブンレンジの底面を形成するオーブン底板11を覆うように、本体1の前面を形成するオーブン前板12と、本体1の後面を形成するオーブン後板13との間に設けられる。また本体1には、加熱調理すべき被調理物Sを内部に収容する調理室14と、調理室14の温度を検出する温度検出素子たるサーミスタ15が設けられる。調理室14の前面はオーブン前板12に達していて、被調理物Sを出し入れするために開口しており、この開口を扉3で開閉する構成となっている。
調理室14の内面を形成する周壁は、天井壁14aと、底壁14bと、左側壁14cと、右側壁14dと、奥壁14eとからなる。調理室14の奥壁14eは、その中央に吸込み口16を備えており、吸込み口16の周囲には複数の熱風吹出し口17を備えている。また、調理室14の上壁面となるドーム状の天井壁14aに対向して、本体1の上部には、調理室14の上方から被調理物Sを輻射加熱するグリル用の上ヒータ18が設けられ、本体1の底部には、調理室14内に電波であるマイクロ波を供給するために、マグネトロンを含むマイクロ波発生装置19が設けられる。これにより、上ヒータ18への通電に伴う熱放射によって、調理室14内に収容した被調理物Sを上方向からグリル加熱し、またマイクロ波発生装置19への通電動作により、調理室14内に収容した被調理物Sにマイクロ波を放射して、被調理物Sをレンジ加熱する構成となっている。
調理室14の左側壁14cと右側壁14dには、調理室14の内部に金属製の角皿21を吊設状態で収納保持するために、左右一対の棚支え22を上下二段に備えている。ここで使用する角皿21は、上面を開口した有底凹状で、その他は無孔に形成される収容部21Aと、収容部21Aの上端より外側水平方向に延設するフランジ部21Bとにより構成される。またフランジ部21Bには、角皿21を通して熱風の流通を可能にする通気孔21Cが開口形成される。図2では、調理室14の内部で下段の棚支え22に角皿21のフランジ部21Bを載せて、収容部21Aに被調理物Sを載せた状態を示しているが、調理に応じて角皿21を上段の棚支え22にだけ載せたり、2枚の角皿21を上段と下段の棚支え22に各々載せたりしてもよく、角皿21に代えて別な焼き網(図示せず)などの付属品の皿を収納保持することもできる。
24は、本体1の内部において、調理室14の室外後方から下方にかけて具備されるオーブン加熱用の熱風ユニットである。この熱風ユニット24は、奥壁14eに取付けられる凸状のケーシング26と、空気を加熱する熱風ヒータ27と、調理室14内に加熱した空気を送り込んで循環させる熱風ファン28と、熱風ファン28を所定方向に回転させる電動の熱風モータ29と、熱風モータ29からの駆動力を熱風ファン28に伝達する伝達機構30と、により概ね構成される。奥壁14eとケーシング26との間の内部空間として、調理室14の室外後方に形成された加熱室31には、熱風ヒータ27と熱風ファン28がそれぞれ配設される一方で、本体1の内部に形成された調理室14とオーブン底板11との間の下部空間32には、熱風モータ29が配設される。そして、熱風ユニット24全体を後側外方から覆うように、本体1の後部にオーブン後板13が配設される。
本実施形態の熱風ファン28は、軸方向に取り入れた空気を、回転時の遠心力によって、軸方向と直角な放射方向に吐き出すいわゆる遠心ファンとして設けられており、管状の熱風ヒータ27は熱風ファン28の放射方向を取り囲んで配置される。発熱部でもある熱風ヒータ27は、例えばシーズヒータ、マイカヒータ、石英管ヒータやハロゲンヒータなどを用いる。前述した吸込み口16や熱風吹出し口17は、調理室14と加熱室31との間を連通する通風部として機能するものである。
そして本実施形態では、熱風モータ29への通電に伴い熱風ファン28が回転駆動すると、調理室14の内部から吸込み口16を通して吸引された空気が、熱風ファン28の放射方向に吹出して、通電した熱風ヒータ27により加熱され、熱風吹出し口17を通過して、調理室14内に熱風が供給される。これにより、調理室14の内外で熱風を循環させる経路が形成され、調理室14内の被調理物Sを熱風コンベクション加熱する。さらに、調理室14の左側壁14cには、蒸気発生装置に連通する蒸気噴出孔33が設けられる。図示しないが、本体1の内部に設けられる蒸気発生装置は、金属製で中空の蒸発容器や、蒸発容器に装着されるシーズヒータなどの蒸発用ヒータや、給水カセット8からの水を蒸発容器内に導く給水ポンプなどを備え、蒸発容器内に連通して複数の蒸気噴出孔33を有している。これにより蒸気発生装置の動作中には、給水カセット8からの水を蒸発容器内に送り込んで所定の温度にまで加熱することで、蒸気噴出口33から調理室14の内部に飽和蒸気や過熱蒸気が供給され、調理室14内に入れられた被調理物Sのスチーム加熱を行なう構成となっている。
熱風ファン28は、その回転軸となるシャフト34を中心として、シャフト34の周囲に複数枚のブレード35を放射状に配置して構成される。シャフト34の基端は、本体1の後方に向けて加熱室31の外方へ突出しており、ここに従動側のプーリー36Bが取付け固定される。また熱風モータ29には、本体1の後方に向けて突出する回動可能なモータ軸37に、主動側のプーリー36Aが取付け固定される。これらのプーリー36A,36Bの間には無端状のベルト38が懸架され、プーリー36A,36Bとベルト38からなる伝達機構30が、熱風ファン28と熱風モータ29とを連結する構成となっている。図示しないが、ベルト38の断面は例えば矩形状や台形状の他、様々な形状とすることができる。
伝達機構30はその他に、熱風ファン28のシャフト34を所定の位置で軸支するための支持体41を備えている。支持体41は、ベルト38の側部を取り囲んでケーシング26の後外面に取付け固定され、熱風ファン28のシャフト34や熱風モータ29のモータ軸37が挿通するケース部材42と、シャフト34を回動可能に支持するのに、プーリー36Bを部分的に覆ってケース部材42に取付け固定されたホルダー部材43と、により構成される。特に本実施形態のケース部材42は、調理室14の底壁14bより下方に延びた脚部44を一体的に形成しており、脚部44の底面を本体1のオーブン底板11上に載せて、調理庫14の後部を脚部44で支えることで、熱風モータ29を収容し得る程の大きさの下部空間32が、調理室14とオーブン底板11との間に形成される。またケース部材42には、熱風ファン28の回転速度を検出するために、プーリー36Aに近接配置された非接触の検出センサ45が配設される。
図4に示すように、熱風ファン28のシャフト34は、伝達機構30により調理室14の奥壁14eのほぼ中央に配置される一方で、熱風モータ29とそのモータ軸37は、調理室14の底壁面となる底壁14bよりも下方位置側に偏って配置され、ケース部材42はシャフト34とモータ軸37とを結ぶ直線上に沿って設けられる。このように、熱風ファン28と熱風モータ29は、本体1の内部で離れた位置に設けられているが、プーリー36A,36Bとベルト38とを組み合わせた伝達機構30によって、熱風モータ29からの回転駆動力を熱風ファン28に円滑に伝えることができる。また、熱風モータ29を調理室14より十分に離すことで、調理室14からの熱的影響を防ぐことができる。
次に、オーブンレンジの細部構成について詳しく説明する。図7および図8は、調理室14内の照明手段に関する好ましい例を示したものである。これらの各図において、51は調理室14内に光を出射する照明手段であり、ここでの照明手段51は、調理室14の室外側方に配設され、点灯時に調理室14の内部に向けて各々放射状に光La,Lbを出射する上下2段の庫内灯51a,51bで構成される。上段の第1庫内灯51aは、光源60aと透光部材61aとを含み、調理室14の右側壁14dに設けられた出射孔62aから、上段の棚支え22に載せた角皿21に向けて光Laを出射する位置に設けられる。また下段の第2庫内灯51bも、同様の構成で光源60bと透光部材61bとを含み、調理室14の右側壁14dに設けられた出射孔62bから、下段の棚支え22に載せた角皿21、若しくはその角皿21が調理室14に収容されていない場合は、調理室14の内底面をなす底壁14bに向けて、光Lbを出射する位置に設けられる。
図8に示すように、透光部材61aは、開口した出射孔62a全体を塞ぐように、調理室14の外側に設けられる。同様に透光部材61bは、開口した出射孔62b全体を塞ぐように、調理室14の外側に設けられる。光源60aは、透光部材61aを通して調理室14内に光を照射する位置に設けられ、光源60bは、透光部材61bを通して調理室14内に光を照射する位置に設けられる。本実施形態では、上段の光源60aが下段の光源6bよりも、本体1の外郭をなすキャビネット2に近付いて、すなわち調理室14の右側壁14dから離れて、本体1の内部に設けられている。
この例では、調理室14の右側壁14dに設けた上下2か所の出射孔62a,62bに臨んで、第1庫内灯51aと第2庫内灯51bを設け、加熱調理中にこれらの庫内灯51a,51bを点灯させることで、2枚の角皿21を上段と下段の棚支え22に各々載せて調理を行なう2段調理でも、各角皿21に収容した被調理物Sが光La,Lbによる照明で見やすくなる。また、調理室14内に角皿21を収容せずに、被調理物Sを底壁14bに置いて加熱調理を行なう場合でも、第2庫内灯51bからの光Lbが底壁14bを明るく照らして、被調理物Sが光Lbによる照明で見やすくなる。ここでは、上段の光源60aよりも下段の光源60bを調理室14の右側壁14dに近付けて配設することで、光源60aから離れた下段の角皿21や底壁14bに対しても、より近傍に位置する別な光源60bから光Lbを明るく照らして、十分な照度の確保を図っている。
また、調理室14内に被調理物Sを入れて、上述したグリル加熱や、レンジ加熱や、熱風コンベクション加熱や、スチーム加熱などの加熱調理を行なうと、被調理物Sが加熱されるのに伴い水蒸気が発生する。この水蒸気は調理室14内の上面側に流れて行くが、調理室14の上側に設けた第1庫内灯51aは、水蒸気の影響を極力避けるために、その光源60aが調理室14の下段に設けた第2庫内灯51bの光源60bよりも右側壁14dから離れて、キャビネット2寄りに配設される。このように、調理室14内で発生する水蒸気から第1庫内灯51aの光源60aを遠ざけることで、第1庫内灯51aひいては照明手段51の耐久性を向上させることができる。
本実施形態では、垂直で略直線状の右側壁14dに直交して、第1庫内灯51aの光源60aと第2庫内灯51bの光源60bとの間隔Dは4mm程度であることが望ましい。つまりこの場合、調理室14の右側壁14dと第1庫内灯51aの光源60aとの間隔が、調理室14の右側壁14dと第2庫内灯51bの光源60bとの間隔よりも4mm大きくなるように、光源60a,60bを配置する。なお、間隔Dが4mmよりも狭くなると、第1庫内灯51aの光源60aは水蒸気の影響を受けやすくなり、間隔Dが4mmよりも広くなると、限られた本体1の内部に光源60a,60bを配置するのが困難になる。
さらに本実施形態では、光源60a,60bをLEDとすることで、調理室14内を明るく照明しつつも、LEDの特徴として省エネを図ることができる。ここで通常のLEDは、温度補償の上限値が100℃近傍であり熱に弱いため、光La,Lbを出射するための出射孔62a,62bを塞ぐように透光部材61a,61bを設け、水蒸気に伴う熱が調理室14の外部に直接伝わるのを防止している。ここで、透光部材201a,200bは、耐熱性を有する例えばガラスやプラスチックなどの可視光透過材料で構成されることが望ましい。
なお本実施形態では、操作手段7からの操作を受けて加熱調理が開始すると、庫内灯51a,51bを自動的に点灯させ、加熱調理が終了すると庫内灯51a,51bを自動的に点灯させる構成としているが、扉3の開閉を検出する扉開閉検出手段(図示せず)により、扉3が開いたのを検出した時に庫内灯51a,51bを点灯させ、扉3が閉じたのを検出したとき庫内灯51a,51bを消灯させるように構成してもよい。また本実施形態では、加熱調理中に操作手段7からの操作を受けて、庫内灯51a,51bの点灯または消灯を選択できるように構成してもよい。この選択により、庫内灯51a,51bを同時に点灯または消灯させたり、庫内灯51a,51bを個々に点灯または消灯させたりすることが可能になる。
以上のように、本実施形態の加熱調理器としてのオーブンレンジは、本体1と、本体1内に配置されると共に、被調理物Sを載せる皿として、例えば角皿21を収容可能とした調理室14と、調理室14内に光を出射する照明手段51と、を備えており、特に照明手段51は、調理室14の右側壁14dの室外上部に光源60aが設けられ、上段の角皿21に向けて光を出射する第1庫内灯51aと、調理室14の右側壁14dの室外において第1庫内灯51aの光源60aよりも下側に光源60bが設けられ、調理室14の底壁14bに向けて光を出射する第2庫内灯51bと、を有し、第2庫内灯51bの光源60bよりも第1庫内灯51aの光源60aを、本体1の外郭部であるキャビネット2寄りに配置している。
この場合、照明手段51を第1庫内灯51aと第2庫内灯51bで構成し、調理室14に収容された上段の角皿21に向けて、第1庫内灯51aから光を照射する一方で、調理室14内の底壁14bに向けて、第1庫内灯51aとは別な第2庫内灯51bから光を照射することで、調理室14内に収容した上段の角皿21や底壁14bに対して十分な照度を確保できる。また、第2庫内灯51bの光源60bよりも第1庫内灯51aの光源60aを本体1のキャビネット2に近付けて配置し、調理室14の室外上部、すなわち第2庫内灯51bの光源60bよりもキャビネット2上面側に設けた第1庫内灯51aの光源60aを、調理室14内で発生する水蒸気の熱から遠ざけることで、照明手段51に対する水蒸気の影響を極力回避し、照明手段51の耐久性向上を図ることが可能になる。
また本実施形態では、第1庫内灯51aの光源60aおよび第2庫内灯51bの光源60bは、何れもLEDで構成される。これにより、調理室14内を第1庫内灯51aと第2庫内灯51bで明るく照明しつつも、LEDの特徴として省エネを図ることが可能になる。
また本実施形態では、調理室14の右側壁14dと第1庫内灯51aの光源60aとの間隔が、調理室14の右側壁14dと第2庫内灯51bの光源60bとの間隔よりも4mm大きくなるように、光源60a,60bが配置される。
これにより、光源60aの熱的影響を低減しつつ、下段の角皿の照度の確保をする最適な位置に、光源60aおよび60bを配設することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば本実施形態では、庫内灯51a,51bはいずれも右側壁14dに配設されているが、庫内灯51a,51bの一方を左側壁14cに配設してもよい。また角皿21以外に、底面に凹凸部を設けた棚板や、棒状体を組み合わせた焼き網などを、本発明でいう皿として適用させてもよい。さらに、光源60a,60bなどは、本実施形態のものに限定されず、適宜変更が可能である。
1 本体
2 キャビネット(外郭部)
14 調理室
14d 右側壁(側壁)
21 角皿(皿)
51 照明手段
51a 第1庫内灯
51b 第2庫内灯
60a 光源
60b 光源
S 被調理物
La,Lb 光

Claims (3)

  1. 本体と、
    前記本体内に配置されると共に、被調理物を載せる皿を収容可能とした調理室と、
    前記調理室内に光を出射する照明手段と、を備え、
    前記照明手段は、
    前記調理室の側壁の室外上部に第1の光源が設けられ、前記皿に光を出射する第1庫内灯と、
    前記調理室の側壁の室外において前記第1の光源よりも下側に第2の光源が設けられ、前記調理室の底壁に光を出射する第2庫内灯と、を有し、
    前記第2の光源よりも前記第1の光源を前記本体の外郭部寄りに配置したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記第1の光源および前記第2の光源はLEDであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記調理室と前記第1の光源との間隔は、前記調理室と前記第2の光源との間隔よりも4mm大きいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の加熱調理器。
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