JP6529262B2 - 被覆工具 - Google Patents
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Description
AlとCrを主体とする窒化物または炭窒化物をベースに第三元素の添加や様々な皮膜構造が検討されているが、通常、AlとCrを主体とする窒化物または炭窒化物は、Alの含有量を高くすると皮膜中に脆弱なZnS型の六方最密充墳(hcp;以下、単に「hcp」と省略する)構造が増加して被覆工具の耐久性が低下する傾向にある。そのため、実際の被覆工具においては、AlとCrを主体とする窒化物または炭窒化物は、Alの含有比率を金属(半金属を含む)元素の原子比率(原子%)で70%未満の範囲で適用されている。
本発明は上記のような事情に鑑み行われたものであり、耐久性に優れる被覆工具を提供することを目的とする。
前記交互積層皮膜は、金属元素(半金属を含む。以下同様である)の総量に対し、Alの含有比率(原子%)が75%以上95%以下、Crの含有比率(原子%)が5%以上25%以下、を含有する窒化物または炭窒化物からなるa1層と、金属元素の総量に対し、Alの含有比率(原子%)が65%以上85%以下、Tiの含有比率(原子%)が15%以上35%以下、を含有する窒化物または炭窒化物からなるa2層とが交互に形成されたものであり、前記交互積層皮膜の金属元素の原子比率(原子%)をA、窒素元素の原子比率(原子%)をBとした場合、1.02≦B/A≦1.07である被覆工具である。
本発明者は、皮膜のAl含有量を高めることを検討し、AlとCrを主体とする窒化物または炭窒化物からなるa1層と、AlとTiを主体とする窒化物または炭窒化物からなるa2層との交互積層皮膜を適用し、その交互積層皮膜における金属元素に対する窒素元素の含有比率を高めることで、交互積層皮膜が一定量のhcp構造のAlNを含有する場合でも被覆工具の耐久性が低下し難くなることを見出し、発明に到達した。以下、本発明の構成要件について説明をする。
a1層のAlの含有比率が小さくなり過ぎれば、交互積層皮膜の全体でAlの含有量が低下して耐熱性が低下するとともに、加工中の切削抵抗も増加する傾向にある。一方、a1層のAlの含有比率が大きくなり過ぎれば、脆弱なhcp構造のAlNの含有量が増大するため被覆工具の耐久性が低下する傾向にある。よって、a1層は、金属元素の総量に対し、Alの含有比率(原子%)が75%以上95%以下とする。
交互積層皮膜に含まれるhcp構造のAlNをより低減するには、a1層のAlの含有比率(原子%)は85%以下とすることが好ましい。交互積層皮膜の耐熱性をより高め、切削抵抗をより低減するには、a1層のAlの含有比率(原子%)は、80%以上とすることが好ましい。
また、a1層のCrの含有比率が小さくなり過ぎれば、脆弱なhcp構造のAlNの含有量が増大するため被覆工具の耐久性が低下する。一方、a1層のCrの含有比率が大きくなり過ぎれば、相対的にAlの含有量が低下して、皮膜全体の耐熱性が低下するとともに、加工中の切削抵抗も増加する傾向にある。よって、a1層は、金属元素の総量に対し、Crの含有比率(原子%)を5%以上25%以下とする。
交互積層皮膜に含まれるhcp構造のAlNをより低減するには、a1層のCrの含有比率は、15%以上とすることが好ましい。a1層のCrの含有比率(原子%)は、20%以下とすることが好ましい。
a2層のAlの含有比率が小さくなり過ぎれば、皮膜全体の耐熱性が低下するとともに、加工中の切削抵抗も増加する傾向にある。一方、a2層のAlの含有比率が大きくなり過ぎれば、脆弱なhcp構造のAlNの含有量が増大するため被覆工具の耐久性が低下する傾向にある。よって、a2層は、金属元素の総量に対し、Alの含有比率(原子%)を65%以上85%以下とする。
交互積層皮膜に含まれるhcp構造のAlNをより低減するには、a2層のAlの含有比率(原子%)は、80%以下とすることが好ましい。交互積層皮膜の耐熱性をより高め、切削抵抗をより低減するには、a2層のAlの含有比率(原子%)は、70%以上とすることが好ましい。
また、a2層のTiの含有比率が小さくなり過ぎれば、被覆工具の耐久性が低下する傾向にある。一方、a2層のTiの含有比率が大きくなり過ぎれば、皮膜全体の耐熱性が低下するとともに、加工中の切削抵抗も増加する傾向にある。よって、a2層は、金属元素の総量に対し、Tiの含有比率(原子%)を15%以上35%以下とする。
交互積層皮膜に含まれるhcp構造のAlNをより低減するには、a2層のTiの含有比率(原子%)は、20%以上とすることが好ましい。a2層のTiの含有比率(原子%)は、30%以下とすることが好ましい。
本発明では、交互積層皮膜の個々の組成を制御することに加えて、交互積層皮膜における金属元素の原子比率(原子%)に対して窒素元素の原子比率(原子%)を一定範囲に制御することが重要である。交互積層皮膜に含まれる窒素元素の原子比率(原子%)を高めて、B/Aを1.02以上とすることで、交互積層皮膜の結晶性および耐熱性が向上し、一定量のhcp構造のAlNを含有しても、優れた耐久性を再現できることを確認した。更には、B/Aは、1.04以上とすることが好ましい。
一方、窒素元素の原子比率(原子%)が大きくなり過ぎ、B/Aが1.07よりも大きくなると、皮膜の残留圧縮応力が大きくなりすぎて被覆工具の耐久性が低下する。そのため、B/Aは1.07以下とする。
a1層とa2層に他の金属元素を含有する場合、a1層とa2層のそれぞれに含有する他の金属元素の含有比率(原子%)を10%以下にすることで、皮膜特性を低下させることなく、被覆工具が優れた耐久性を発揮することができ好ましい。a1層とa2層に添加する金属元素は、周期律表の4a族、5a族、6a族の金属元素およびSi、Bから選択される1種または2種以上の元素であることが好ましい。
a1層とa2層は、窒化物または炭窒化物であれば、皮膜の一部に酸素等の非金属元素を含有してもよい。a1層とa2層は、耐熱性が優れる皮膜種である窒化物であることがより好ましい。
一方、交互積層皮膜の全体組成のAlの含有比率が大きくなり過ぎると、hcp構造のAlNが増大する傾向を示す。そのため、より高い耐久性を確保するには、交互積層皮膜の全体組成でAlの含有比率(原子%)を85%以下とすることが好ましい。
本発明の交互積層皮膜は、fcc構造のピーク強度のうち、fcc構造の(200)面または(111)面の何れかが最大強度を示すものである。fcc構造の(200)面または(111)面の何れかが最大強度を示すことで、より高い耐久性を発揮する傾向にある。本発明の交互積層皮膜は、fcc構造に対応するピーク強度が最大であれば、hcp構造に起因するピークが確認されてもよい。
本発明においては、交互積層皮膜の上層に金属、窒化物、炭窒化物、炭化物、硼化物からなる別層を設けてもよい。また、基材と交互積層皮膜の間に金属、窒化物、炭窒化物、炭化物からなる中間皮膜を設けてもよい。
本発明者の検討によると、Alの含有量が多いAlとCrの窒化物または炭窒化物の被覆において、カソード電圧を高めることが皮膜中のhcp構造を低減して、皮膜中の窒素含有比率を高めるのに有効であることを知見した。
AlとTiの窒化物または炭窒化物であるa2層の被覆では、カソード電圧は20V以上35V以下とすることが好ましい。
硬質皮膜の成膜にはアークイオンプレーティング成膜装置を用いた。真空容器内に設置した基材にはバイアス電源が接続されおり、基材に負のDCバイアス電圧を印加して硬質皮膜を被覆した。
表1に成膜に用いたカソードおよびバイアス条件について示す。本発明のa1層とa2層の被覆には、ターゲットの外周および背面に永久磁石を配備し、15mTの平均磁束密度のカソード(以下、C1、C2と記載する)を用いた。
本発明例1〜3、比較例1の被覆では、基材にバイアス電圧を印加し、C1とC2のそれぞれにアーク電流を投入し、a1層とa2層の個々の膜厚が約20nmになるように成膜し、約2.5μmの交互積層皮膜を被覆した。
比較例2は、単層皮膜からなるAlCrNの窒化物を約2.5μm被覆して作製した。
B/Aの値は、金属元素(半金属を含む)と、窒素元素、酸素元素、炭素元素の合計を100%として求めた。
バックグラウンドを除去し、hcp構造の(100)面に起因するピーク強度をIh、fcc構造の(111)面、fcc構造の(200)面、fcc構造の(220)面に起因するピーク強度の合計をIfとし、Ih/(If+Ih)を測定した。
図1〜3に本発明例1〜3のX線回折結果を示す。図4、5に比較例1、2のX線回折結果を示す。fcc構造の(111)面のピーク強度は37.7°付近、fcc構造の(200)面のピーク強度は43.7°付近、fcc構造の(220)面のピーク強度は63°付近、hcp構造の(100)面のピーク強度は33°付近から求められる。これらのX線回折結果からバックグラウンド強度を除去して、Ih/(If+Ih)を求めたところ、本発明例の中でも、本発明例1、2は、Ih/(If+Ih)がより小さく、hcp構造のAlNがより少ないことが確認された。
<切削試験 条件1>
工具:ソリッドエンドミル
φ10×2枚刃(日立ツール株式会社製 HES2100)
基材:WC(bal.)−Co(11質量%)−TaC(0.4質量%)−Cr3C2(0.9質量%)、WC平均粒径0.6μm、硬度92.4HRAの超硬合金
切削方法:側面切削
被削材:質量%で、Ni−19%Cr−18.7%Fe−3.0%Mo−5.0%(Nd+Ta)−0.8%Ti−0.5%Al−0.03%Cの組成を有するNi基合金(時効硬化処理済み)
切込み:軸方向6mm、径方向0.3mm
切削速度:40m/min
一刃送り量:0.04mm/tooth
切削油:水溶性切削油
切削距離:0.2m
工具:ボールノーズエンドミル
φ1×R0.5×2枚刃(日立ツール株式会社製)
基材:組成が、WC(bal.)−Co(8質量%)−TaC(0.25質量%)−Cr3C2(0.9質量%)であり、WC平均粒径0.6μm、硬度93.4HRAの超硬合金
切削方法:底面切削
被削材:HPM(登録商標)38 (52HRC)日立金属株式会社製
切込み:軸方向0.04mm、径方向0.04mm
切削速度:78.5m/min
一刃送り量:0.02mm/tooth
切削油:エアーブロー
切削距離:1m
比較例1は、特に条件1において最大摩耗幅が大きくなり、本発明例よりも耐久性が低下することが確認された。
比較例2は、何れの加工条件においても最大摩耗幅が大きくなった。特に加工条件2においては、不安定な摩耗形態を示し、継続して切削加工することが困難であった。
Claims (2)
- 基材と、前記基材の上に配置される交互積層皮膜と、を有し、
前記交互積層皮膜は、金属元素(半金属を含む)の総量に対し、Alの含有比率(原子
%)が75%以上95%以下、Crの含有比率(原子%)が5%以上25%以下、を含有
する窒化物または炭窒化物からなるa1層と、
Alの含有比率(原子%)が65%以上85%以下、Tiの含有比率(原子%)が15
%以上35%以下、を含有する窒化物または炭窒化物からなるa2層とが交互に形成され
たものであり、
前記交互積層皮膜の全体組成で金属元素の総量に対し、Alの含有比率(原子%)が70%以上85%以下であり、
前記a1層と前記a2層の個々の膜厚は70nm以下であり、
前記交互積層皮膜の金属(半金属を含む)元素の原子比率(原子%)をA、窒素元素の
原子比率(原子%)をBとした場合、1.02≦B/A≦1.07である被覆工具。 - 前記a1層は、Alの含有比率(原子%)が85%以下である請求項1に記載の被覆工
具。
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