JP6528533B2 - 注文処理システム、注文処理方法 - Google Patents

注文処理システム、注文処理方法 Download PDF

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本発明は、注文処理システムおよび注文処理方法に関する。
利用客から食品等の注文を注文書にて受付け、注文された商品をトラック等の配送車両で利用客の元へと配送するサービスがある(特許文献1等参照)。このようなサービスでは、商品の配送時に注文書を利用客から回収するとともに、商品カタログと新たな注文書を手渡す。回収した注文書は店舗へと持ち帰って店舗側でOCR(optical character recognition)などの文字認識技術によって読取り、利用客の注文を確定している。
特許文献1には利用客が携帯端末等からネットワークを介して注文を行うことが記載されており、これにより低コスト化および作業負荷の軽減を実現できる。ただし、現状では紙の注文書によって注文が行われることが多く、デジタル端末に馴染みのない高齢者などでも利用しやすい利点がある。
特開2014-056504号公報
このようなサービスでは、利用客の注文書への誤記入、店舗側での注文書の誤読取などが誤注文の原因となる。注文書は店舗に持ち帰った後利用客不在のなか読取りを行うため、これらの原因による誤注文が、誤注文された商品を配送して始めて判明するといったことがあり、利用客と店舗の双方にとってトラブルの元となっていた。
その他、利用客にとっては、請求金額を早い段階で知ることができないという不便さもあり、また注文の控えが残らないため、注文済みの商品を、注文済みであることを忘れて新たな注文書で余計に注文してしまうこともある。
また、店舗側にとっては、複数の利用客の注文書を店舗で一度にまとめて読取るため、注文された商品の総数が確定するまで時間が掛かっていた。さらに、注文書は店舗側で予め印刷しておくので、利用客の要望等に応じにくく、また注文書が決まった紙面、レイアウトになるため、これにより商品カタログに掲載する取扱商品点数が制約されるという課題もある。
本発明は、誤注文などによるトラブルを防ぎ、顧客と店舗双方にとって好適な注文処理システム等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、注文された商品を配送する車両に備えられる注文処理システムであって、新しい商品の注文についての注文書を読取る読取装置と、前記注文書を読取って得た画像データから新しい商品の注文に関する注文情報を作成する情報処理装置と、前記注文情報を含む注文明細書と、新たな注文書とを印刷する印刷装置と、を備えることを特徴とする注文処理システムである。
本発明では、商品の配送車両に備えた注文処理システムにより、注文書の読取と注文明細書の出力をその場で行うことができる。これにより、注文書を受取ったその場で注文結果を確認することが可能となり、請求金額などもその場で判る。これにより、注文書の誤記入や注文書の誤読取による誤注文がその場で判明し、トラブルを防ぐことができる。さらに、利用客の手元に注文明細書等が残るため、これを参照し、注文済みの商品の余計な注文も防止できる。
また店舗側にとっても、誤注文による金品の損失を減らしてリカバリー時の業務負荷を軽減でき、また店舗側で注文書を読取る等の手間が無く、注文された商品のピッキングを直ちに開始することも可能である。また注文書の読取のための施設、設備、人員も削減でき、メンテナンスも軽減できる。加えて、利用客の注文を従来よりも早く確定させ、注文状況を早期に把握することができ、これにより効果的な商品開発や販促企画を期待できる。
さらに、本発明では新たな注文書もその場で印刷して出力するので、利用客の要望に応じて、部数や枚数、紙面のサイズ、文字の大きさなどの変更、記入欄の変更や記入項目の増減などのレイアウトの変更にも柔軟且つスピーディーに対応でき、紙面のサイズ等やレイアウトも限定されないので商品カタログに掲載する取扱商品点数を増やすことも可能である。
前記情報処理装置は、注文情報表示画面にて前記注文情報を表示することが望ましい。また、前記情報処理装置は、前記注文情報表示画面にて前記注文情報の変更を受付けることが望ましい。さらに、前記情報処理装置は、複数の利用客のうち、どの利用客の前記注文情報について前記注文情報表示画面を表示するかを選択可能な利用客選択画面を表示することが望ましい。
これにより、注文情報表示画面上で利用客の注文の内容が確認でき、注文の修正がシステム上で即時にできるようになる。また、複数の利用客の注文書を読取っている場合、利用客選択画面により、どの利用客の注文情報表示画面を表示させるかを選択することができる。
前記新たな注文書の表示内容が、前記注文情報に応じて異なることが望ましい。例えば、前記新たな注文書には、前記注文書にて注文された商品を再度注文するための前回注文品記入欄が設けられる。
注文書を読取って得た注文情報を、新たな注文書の前回注文品記入欄などに即時に反映させることで、よりユーザーフレンドリーな注文書を提供できる。
第2の発明は、注文された商品を配送する車両に備えられ、読取装置と、情報処理装置と、印刷装置とを含む注文処理システムによる注文処理方法であって、前記読取装置が、新しい商品の注文についての注文書を読取るステップと、前記情報処理装置が、前記注文書を読取って得た画像データから新しい商品の注文に関する注文情報を作成するステップと、前記印刷装置が、前記注文情報を含む注文明細書と、新たな注文書とを印刷するステップと、を含むことを特徴とする注文処理方法である。
本発明により、誤注文などによるトラブルを防ぎ、顧客と店舗双方にとって好適な注文処理システム等を提供することができる。
注文処理システム1について説明する図 情報処理装置3のハードウェア構成の例を示す図 注文情報300、300’の例 注文処理システム1の処理について示すフローチャート 注文書400の例 利用客選択画面500と注文情報表示画面600の例 注文明細書700の例 新たな注文書400’の例
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.注文処理システム1)
図1は本発明の実施形態に係る注文処理システム1について説明する図である。本実施形態の注文処理システム1は、注文書によって注文を行った利用客100の元に、注文された商品11をトラックなどの配送車両10で店舗20から配送するサービスにおいて用いられる。
利用客100は、注文した商品11を受け取るとともに、新しい商品11の注文について記入済みの注文書400を配送員200に手渡す。また利用客100には、注文した商品11の他、注文明細書700、新たな注文書400’、商品カタログなども手渡される。
なお、本実施形態では複数の利用客100によるグループの元に、各利用客100が注文した商品11を一括して配送するが、これに限ることはなく、個々の利用客100の元へ商品11を個別に配送するケースもある。
本実施形態の注文処理システム1は、上記の配送車両10に備えられるものであり、情報処理装置3、読取装置5、印刷装置7等を有する。
情報処理装置3は、読取装置5や印刷装置7と有線もしくはWi-Fi(Wireless
Fidelity)等の無線にて通信可能に接続し、これらの装置との間でデータや制御信号の送受信を行い、後述する処理を実行する。情報処理装置3は、例えばノートパソコンやタブレット端末などである。
図2は情報処理装置3のハードウェア構成の例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置3は、例えば制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信部35等をバス36により接続して構成されたコンピュータにより実現できる。ただし、情報処理装置3は、これに限ることなく適宜様々な構成をとることができる。例えば制御用のコントローラなどでもよい。
制御部31は、CPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、記憶部32、ROMなどの記録媒体に格納された情報処理装置3の処理に係るプログラム等をRAM上のワークエリアに呼び出して実行する。ROMは不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部32、ROMなどからロードしたプログラム等を一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部32は例えばハードディスクドライブであり、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OSなどが格納される。これらのプログラム等は、制御部31により必要に応じて読み出され、RAMに移して実行される。
入力部33はデータの入力を行うものであり、例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどの入力装置である。
表示部34は、液晶パネルなどのディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示機能を実現するための論理回路(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部35は、ネットワーク等を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、他の装置との間で通信を行う。
バス36は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図1の説明に戻る。読取装置5は、注文書400の読取りを行うものであり、例えばスキャナやカメラなどが用いられるが、これに限ることはない。
印刷装置7は、注文明細書700や新たな注文書400’等の印刷を行うものであり、例えばプリンタが用いられるが、これに限ることはない。
また本実施形態では、店舗20にサーバ9が設けられる。サーバ9は図2で説明したものと同様の制御部、記憶部、入力部、表示部、通信部、バス等を有するコンピュータで実現できる。
サーバ9の記憶部には、利用客100の注文情報が記録され、管理が行われる。注文情報は、利用客100の商品11の注文に関する情報である。図3(a)は注文情報300の例である。この例では注文情報300として注文時301、品名302、注文番号303、カテゴリ304、数量305、単価306、金額307等が含まれる。
注文時301は、利用客100が注文を行った時であり、例えば、「1月3週」「1月4週」「2月1週」などである。本実施形態では、後述する注文書400にて「2月1週」の注文を行うものとし、サーバ9には、それ以前すなわち「1月4週」までの注文情報300が記録されているものとする。
品名302は、各注文時301に注文した商品11の品名を記録したものであり、例えば「牛乳1L」や「食パン」などである。
注文番号303は、上記商品11に対応する識別情報である。
カテゴリ304は、上記商品11に対応するカテゴリであり、例えば「牛乳1L」であれば「畜産」、「食パン」であれば「パン」などである。
数量305は、上記商品11を注文した数量である。
単価306は、上記商品11の単価である。
金額307は、上記商品11について、単価306と数量305を掛けて算出された金額である。
また、本実施形態では、注文情報300に加え、取扱商品についての商品情報(不図示)や利用客100についての利用客情報(不図示)もサーバ9に記録されているものとする。商品情報は、例えば、商品11の品名302、注文番号303、カテゴリ304、単価306、その他商品画像等の紐付けを行ったデータである。利用客情報は、例えば、利用客100の識別情報、氏名などを紐付けたデータである。
(2.注文処理システム1の処理)
次に注文処理システム1の処理について説明する。図4は注文処理システム1の処理について示すフローチャートである。なお、本実施形態では、商品配送先の利用客100の注文情報300や前記した利用客情報、また取扱商品についての商品情報等が予め情報処理装置3に入力され、記憶部32等に記憶されているものとする。
前記した通り、本実施形態では配送員200が配送車両10により店舗20から利用客100の元へ商品11を配送する。利用客100は、注文した商品11を受取るとともに、予め自宅等で必要事項を記入しておいた新しい商品11の注文についての注文書400を配送員200に手渡す。配送員200は注文書400を受取り、読取装置5によって注文書400を読取る(S1)。
図5は注文書400の例であり、未記入の状態を示したものである。図に示すように、注文書400では、利用客情報記入欄401、注文する商品11(注文品)を記入する注文品記入欄402、前回注文した商品11(前回注文品)を再度注文するための前回注文品記入欄403、利用客100の注文頻度の高い商品11(繰り返し注文品)を注文するための繰り返し注文品記入欄404、およびマーク405等が表示(印刷)されている。
利用客情報記入欄401では、利用客100の識別情報であるIDや番号、利用客100の氏名など、利用客100に関する利用客情報が記入される。
注文品記入欄402には、注文する商品11の注文番号303や数量305が記入される。注文番号303は、例えば商品カタログに商品画像や単価306などとともに掲載されている。
前回注文品記入欄403には、前回注文した商品11の注文番号303と品名302が表示されており、数量305を記入するだけで注文ができるようになっている。
繰り返し注文品記入欄404には、利用客100の注文頻度の高い商品11の注文番号303と品名302、現行数量(例えば直前の注文時の数量305)が表示されており、変更数量(数量305)を記入するだけで注文ができるようになっている。
なお、注文頻度の高い商品11は、例えば「直近10回の注文時のうち5回以上で注文されている商品」など、注文頻度の基準を予め定めておき、利用客100の注文情報から各商品11の注文頻度を算出し上記基準に基づいて抽出することができる。
マーク405は、注文書400の読取時の注文書400の配置状態を得るためのもので、図5の例では矩形状の注文書400の3つの角部に付される。マーク405を検知することで、注文書400の読取時の注文書400の配置状態を得ることができ、OCR等による文字認識精度が向上する。
情報処理装置3は、読取装置5で読取った注文書400の画像データを取得する(S2)。なお、読取った注文書400は利用客100に返却するが、配送員200が回収してもよい。また本実施形態では、前記した複数の利用客100の注文書400を読取るものとする。
情報処理装置3は、OCR等による既知の文字認識技術を用いて注文書400の画像データから注文する商品11の注文番号303、数量305等を抽出し、利用客100の新しい商品11の注文についての注文情報を作成し(S3)、記憶部32等に記録する。
図3(b)はS3で作成した新しい商品11の注文についての注文情報300’の例である。前記した通り、本実施形態では注文書400にて「2月1週」の注文を行うので、注文時301としては「2月1週」が記録される。また注文情報300’のうち、品名302、カテゴリ304、単価306は、商品情報を参照して上記抽出した注文番号303に対応するものを記録することができる。金額307は単価306に数量305を掛けて得られる。
情報処理装置3は、配送員200等の操作に応じて、S3で作成した注文情報300’を表示部34に表示し、当該注文情報300’の変更を受付ける(S4)。
この際の表示画面の例が図6(a)(b)である。本実施形態では、まず図6(a)に示す利用客選択画面500が情報処理装置3の表示部34に表示される。利用客選択画面500上の複数の利用客100の選択ボタン(選択領域)501のうちいずれかを選択することで、図6(b)に示す、選択された利用客100の注文情報300’を表示する注文情報表示画面600へ移行する。
注文情報表示画面600では、利用客情報表示領域601にて利用客100の氏名やID、番号等の利用客情報が表示される。また注文情報表示領域602では、注文情報300’として商品11のカテゴリ304、注文番号303、品名302、数量305、単価306、金額307等が表示される。
この例では、「2月1週」の注文として、利用客100が「いちご」を1つ、「ぶどう」を1つ、「さわら」を2つ、「牛乳1L」を1つ、「卵10個入り」を1つ注文している。また、注文情報表示領域602には、注文した商品11の合計金額やそれに掛かる税金額、合計金額と税金額を合わせた請求金額なども表示される。
さらに、注文情報表示画面600では、数量変更ボタン603、削除ボタン604、品目追加ボタン605、出力ボタン606なども表示される。
数量変更ボタン603、削除ボタン604は、注文情報表示領域602の各商品11に対応して表示される。数量変更ボタン603は、対応する商品11の数量305の変更を行うためのものであり、削除ボタン604は、対応する商品11の注文の取り下げを行うためのものである。
品目追加ボタン605は、注文する商品11を追加するためのものであり、品目追加ボタン605を選択することで、新たな商品11の注文番号303や数量305等を入力し、注文する商品11を追加することができる。
これら数量変更ボタン603や削除ボタン604、品目追加ボタン605により、S3で作成した注文情報300’を変更することができる。変更後の注文情報300’は注文情報表示領域602に再度表示することができる。
出力ボタン606は注文明細書700等の印刷を行うためのものであり、配送員200や利用客100の確認により、注文情報表示領域602に表示された注文情報300’でOKであれば、出力ボタン606を選択する。
情報処理装置3は、出力ボタン606の選択により注文明細書700等の印刷指示を受付け(S5)、注文情報300’等を含む注文明細書700の印刷データを印刷装置7に転送する。印刷装置7は注文明細書700を印刷し出力する(S6)。
図7は注文明細書700の例である。注文明細書700は、注文情報表示画面600と同様、利用客情報が表示(印刷)された利用客情報欄701、新しい商品11の注文に係る注文情報300’が表示された注文情報欄702を有する。注文情報欄702には、注文情報300’として商品11のカテゴリ304、注文番号303、品名302、数量305、単価306、金額307等が表示され、また前記した合計金額や税金額、請求金額なども表示される。
本実施形態では、さらに、情報処理装置3が新たな注文書400’の印刷データも印刷装置7に転送し、印刷装置7によって新たな注文書400’を印刷して出力する(S7)。配送員200は印刷された注文明細書700と新たな注文書400’を利用客100に手渡す。
図8は新たな注文書400’の例である。本実施形態では、S3で作成した注文情報300’に基づき、利用客が注文書400で注文した商品11が前回注文品記入欄403に表示されており、これに合わせて記入欄の数も5つに増加している。
また、この例では、情報処理装置3が、利用客100の注文情報300とS3で新たに作成した注文情報300’とを合わせて商品11の注文頻度を再度算出しており、その結果「刺身盛り合わせ」の商品11の注文頻度が前記した繰り返し注文品の基準に満たなくなり、繰り返し注文品記入欄404から無くなって記入欄が3つに減少している。
なお、注文書400で商品11の注文を行った結果、その商品11が前記した繰り返し注文品の基準を満たすこととなった場合、その商品11が新たな注文書400’において前回注文品記入欄403と繰り返し注文品記入欄404の両方に表示されうるが、本実施形態では、この場合前回注文品記入欄403のみに表示するようにしている。ただし、繰り返し注文品記入欄404のみに表示するようにしてもよい。
このように、新たな注文書400’では、注文書400から得られた注文情報300’を前回注文品記入欄403や繰り返し注文品記入欄404などに即反映させ、表示内容を前回の注文書400とは異なったものとできる。例えば前回注文品記入欄403には注文書400にて注文された商品11が即反映され、当該商品11を再度注文することが可能となる。
商品11の配送を終えた後、配送員200は店舗20へ帰着し、S3で作成された注文情報300’をサーバ9に入力する。入力された注文情報300’に基づき、すぐに新しい商品11をピッキングして梱包することもできる。
以上説明したように、本実施形態では、商品11の配送車両10に備えた注文処理システム1により、注文書400を受取ってその場で読取り、注文情報300’を作成して注文明細書700の出力を行うことができる。これにより、注文書400を受取ったその場で注文結果を確認することが可能となり、請求金額などもその場で判る。これにより、注文書400の誤記入や注文書400の誤読取による誤注文がその場で判明し、トラブルを防ぐことができる。さらに、利用客100の手元に注文明細書700等が残るので、これを参照し、注文済みの商品11の余計な注文も防止できる。
また店舗側にとっても、誤注文による金品の損失を減らしてリカバリー時の業務負荷も軽減でき、また店舗20側で注文書400を読取る等の手間が無く、注文された商品11のピッキングを直ちに開始することも可能である。また注文書400の読取のための施設、設備、人員が削減でき、メンテナンスも軽減できる。加えて、利用客100の注文を従来よりも早く確定させ、注文状況を早期に把握することができ、これにより効果的な商品開発や販促企画を期待できる。
さらに、本実施形態では、新たな注文書400’もその場で印刷して出力するので、利用客100の要望に応じて、部数や枚数、紙面のサイズ、文字の大きさなどの変更、記入欄の変更や記入項目の増減などのレイアウトの変更についても柔軟且つスピーディーに対応でき、紙面のサイズ等やレイアウトも限定されないので商品カタログに掲載する取扱商品点数を増やすことも可能である。
また情報処理装置3は、注文情報表示画面600にて注文情報300’を表示し、その変更を受付けるので、注文情報表示画面600上で利用客100の注文結果を確認でき、注文情報300’の修正がシステム上で即時にでき、修正後の注文明細書700等の出力が可能である。また、本実施形態では複数の利用客100の注文書400を読取っているので、利用客選択画面500によってどの利用客100の注文情報表示画面600を表示させるかを選択することができる。
また、本実施形態では、注文書400を読取って得た注文情報300’を、新たな注文書400’の前回注文品記入欄403等に即時に反映させることで、よりユーザーフレンドリーな注文書を提供できる。
しかしながら、本発明はこれに限ることはない。例えば、本実施形態では、店舗20への帰着後に情報処理装置3に記録された注文情報300’をサーバ9に入力するが、携帯電話網などの無線ネットワークを利用し、帰着前に情報処理装置3から注文情報300’をサーバ9に送信してもよい。これにより、利用客100の注文状況がさらに早期に把握できるようになり、注文状況をよりタイムリーに生かした販促企画への迅速な展開が可能となる。
また、情報処理装置3の操作開始時や図6(a)の利用客選択画面500での利用客選択時などに、利用客100や配送員200の指紋等による認証を経てもよく、これにより個人情報保護を配慮することもできる。
また、印刷装置7では、注文明細書700や新たな注文書400’に限らず、その他の印刷物を出力してもよい。例えば、利用客100の注文情報300、300’に基づいて選択された推奨商品(例えばお勧め商品や注目商品など)の情報を印刷することもでき、これにより効果的なプロモーションを実現できる。こうして利用客100に提案したい商品11の情報を販促チラシとして別紙で印刷し出力できる。
また、利用客100の注文情報300、300’に基づいて、利用客100が注文した商品11を使用した料理のレシピを印刷して出力することも可能である。これにより、足りない食材等の追加購買に繋げるなどプロモーション効果、顧客満足度向上効果が期待できる。
また、利用客100の注文情報300、300’を用いて、所定期間(例えば月単位)の商品11の購入金額の累計等を簡易な家計簿として印刷して出力することもできる。購入金額の累計は商品11のカテゴリ304別に算出することも可能である。その他、商品11の配達予定日、特売日、イベントなどを盛り込んだカレンダーなどを印刷して出力することもでき、本実施形態では直前に決定した事項も盛り込むことができる。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1;注文処理システム
3;情報処理装置
5;読取装置
7;印刷装置
10;配送車両
11;商品
20;店舗
100;利用客
200;配送員
300、300’;注文情報
400、400’;注文書
500;利用客選択画面
600;注文情報表示画面
700;注文明細書

Claims (7)

  1. 注文された商品を配送する車両に備えられる注文処理システムであって、
    新しい商品の注文についての注文書を読取る読取装置と、
    前記注文書を読取って得た画像データから新しい商品の注文に関する注文情報を作成する情報処理装置と、
    前記注文情報を含む注文明細書と、新たな注文書とを印刷する印刷装置と、
    を備えることを特徴とする注文処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、注文情報表示画面にて前記注文情報を表示することを特徴とする請求項1記載の注文処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記注文情報表示画面にて前記注文情報の変更を受付けることを特徴とする請求項2記載の注文処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、複数の利用客のうち、どの利用客の前記注文情報について前記注文情報表示画面を表示するかを選択可能な利用客選択画面を表示することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の注文処理システム。
  5. 前記新たな注文書の表示内容が、前記注文情報に応じて異なることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の注文処理システム。
  6. 前記新たな注文書には、前記注文書にて注文された商品を再度注文するための前回注文品記入欄が設けられることを特徴とする請求項5記載の注文処理システム。
  7. 注文された商品を配送する車両に備えられ、読取装置と、情報処理装置と、印刷装置とを含む注文処理システムによる注文処理方法であって、
    前記読取装置が、新しい商品の注文についての注文書を読取るステップと、
    前記情報処理装置が、前記注文書を読取って得た画像データから新しい商品の注文に関する注文情報を作成するステップと、
    前記印刷装置が、前記注文情報を含む注文明細書と、新たな注文書とを印刷するステップと、
    を含むことを特徴とする注文処理方法。
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